JP6415184B2 - 電子写真装置、及びプロセスカートリッジ - Google Patents

電子写真装置、及びプロセスカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP6415184B2
JP6415184B2 JP2014170999A JP2014170999A JP6415184B2 JP 6415184 B2 JP6415184 B2 JP 6415184B2 JP 2014170999 A JP2014170999 A JP 2014170999A JP 2014170999 A JP2014170999 A JP 2014170999A JP 6415184 B2 JP6415184 B2 JP 6415184B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive member
electrophotographic photosensitive
layer
charging
electrophotographic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014170999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016045432A (ja
Inventor
寛之 友野
寛之 友野
陽太 伊藤
陽太 伊藤
大祐 三浦
大祐 三浦
隆志 姉崎
隆志 姉崎
大垣 晴信
晴信 大垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014170999A priority Critical patent/JP6415184B2/ja
Priority to CN201510512104.5A priority patent/CN105388714B/zh
Priority to US14/832,834 priority patent/US9395687B2/en
Publication of JP2016045432A publication Critical patent/JP2016045432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6415184B2 publication Critical patent/JP6415184B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/18Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
    • G03G21/1803Arrangements or disposition of the complete process cartridge or parts thereof
    • G03G21/1814Details of parts of process cartridge, e.g. for charging, transfer, cleaning, developing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、電子写真装置およびプロセスカートリッジに関する。
近年、円筒状の電子写真感光体に当接するように配置した帯電部材(接触帯電部材)に電圧を印加し、電子写真感光体を帯電する接触帯電方式を採用した電子写真装置が広く普及している。また、帯電部材に印加する電圧としては、直流電圧に交流電圧を重畳した電圧を帯電部材に印加するAC/DC接触帯電方式と、直流電圧のみの電圧を帯電部材に印加するDC接触帯電方式とがある。
このような接触帯電方式では、帯電部材との接触面付近での放電の影響が電子写真感光体に強く作用し、電子写真感光体の表面が摩耗しやすい。そこで、特許文献1では、帯電手段の端部位置と現像手段の端部位置の間隔を8mm以内にすることで、電子写真感光体の局所的な表面の摩耗を抑制することが記載されている。
また、特許文献2には、有効帯電幅よりも有効転写幅を狭くした電子写真装置が記載され、転写手段のトナー付着汚染を抑制することが記載されている。
また、特許文献3には、電子写真感光体の表面層に重合により硬化された化合物を含有し、表面層の存在領域内で接触帯電部材およびクリーニング部材を当接させることが記載されている。これにより、接触帯電部材の端部が当接する電子写真感光体の局所的な表面の摩耗を抑制することが記載されている。
特開2005−300741号公報 特開平01−277269号公報 特開2005−172863号公報
しかしながら、最近、電子写真装置は、印字スピードのアップに伴う電子写真感光体の回転速度の向上と、高画質化のために用いられる球形や小径トナーを効率よくクリーニングすることが求められている。これにより、帯電手段の電子写真感光体に対する摩擦負荷が大きくなり、電子写真感光体と帯電手段との接触領域端部での電子写真感光体の局所的な表面の摩耗をより改善する必要があることが、本発明者らの検討の結果、わかった。具体的には、電子写真感光体と帯電手段との当接領域端部では、当接領域中央部と比較して放電電流が大きく、その部分のみ特異的に電流密度が高くなっている。これにより電子写真感光体の表面が化学的劣化し、帯電手段と摺擦することで摩耗しやすくなるためだと考えられる。そして、この電子写真感光体の局所的な表面の摩耗により、帯電バイアスのリークを誘引し画像不良を引き起こしやすい。
本発明の目的は、電子写真感光体の局所的な表面の摩耗を低減でき、この表面の摩耗起因の画像不良を抑制する電子写真装置、及びプロセスカートリッジを提供することにある。
本発明は、トナー像を担持する円筒状の電子写真感光体、前記電子写真感光体に当接するように配置され、前記電子写真感光体を帯電する帯電手段、及び前記トナー像を転写材に転写する転写手段を有する電子写真装置であって、前記帯電手段が、パッシェン則に基づいた放電現象を利用するものであり、前記電子写真感光体が、電荷発生層、及び電荷輸送層上に形成されている表面層を有し、前記電子写真装置が下記式(1)〜(3)に示す関係を満足することを特徴とする電子写真装置である。
L1<L3 (1)
L1>L2 (2)
L1>L4 (3)
(L1は、前記電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から帯電領域の端部までの幅(mm)を示す。
L2は、前記電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から転写領域の端部までの幅(mm)を示す。
L3は、前記電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から前記表面層が形成されている領域の端部までの幅(mm)を示す。
L4は、前記電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から前記電荷発生層が形成されている領域の端部までの幅(mm)を示す。)
また、本発明は、電子写真装置本体に着脱可能に構成されたプロセスカートリッジであって、前記プロセスカートリッジが、トナー像を担持する円筒状の電子写真感光体、及び前記電子写真感光体に当接するように配置され、前記電子写真感光体を帯電する帯電手段を有し、前記帯電手段が、パッシェン則に基づいた放電現象を利用するものであり、前記電子写真感光体が、電荷発生層、及び前記電荷発生層上に形成されている表面層を有し、かつ、前記トナー像を転写材に転写する転写手段と対向し得る転写領域を有し、前記プロセスカートリッジが上記式(1)〜(3)に示す関係を満足することを特徴とするプロセスカートリッジである。
本発明によれば、電子写真感光体の局所的な表面の摩耗を低減でき、この表面の摩耗起因の画像不良を抑制する電子写真装置、及びプロセスカートリッジを提供することができる。
本発明の実施の形態における電子写真装置の概略断面図である。 本発明の実施の形態におけるプロセスカートリッジの概略断面図である。 本発明の実施の形態における電子写真装置と電子写真感光体との長手方向の関係について示した図である。 本発明の第二の実施の形態における電子写真装置と電子写真感光体の長手方向の関係について示した図である。
本発明において、電子写真装置は、円筒状の電子写真感光体と、帯電手段と、転写手段とを有する。また、本発明において、プロセスカートリッジは、電子写真装置本体に着脱可能に構成され、円筒状の電子写真感光体と、帯電手段とを有する。電子写真感光体は、電荷発生層と、電荷発生層上に形成されている表面層を有する。また、電子写真感光体は、転写手段を対向し得る転写領域を有する。
以下、図3および4を用いて、最大の通紙幅がLTR用紙の短手幅である電子写真装置と電子写真感光体の長手方向の長さの関係について説明する。
まず、LTR用紙の幅は約216mmである。電子写真装置において、このLTR用紙の幅に対して全体に静電潜像を形成するため、画像形成のためのスキャナユニットのレーザービーム照射幅は、このLTR用紙幅よりも広くなっている。すなわち、LTR用紙の幅<レーザービームを照射する幅、という関係で設定する。この画像形成をするための露光光の照射幅(領域)を画像形成領域となる。なお、露光手段による像露光光が照射されない電子写真感光体の領域は、非画像形成領域となる。この画像露光幅(画像形成領域)は、上述したように電子写真装置が通紙できる最大の幅であるLTR幅より広ければ、画像はLTR用紙の全体に形成できる。この画像露光幅の中心位置が、画像形成領域の中心(電子写真感光体の長手方向の画像形成領域中心)である。なお、画像形成条件を制御するため、画像濃度制御用の現像剤像を電子写真感光体に形成するために露光光を照射する場合がある。しかしながら、この露光光は画像形成のためではないので、上述の本発明の画像形成領域の特定に関与するものではない。
そして、本発明は、下記式(1)〜(3)を満たすことを特徴とする。
L1<L3 (1)
L1>L2 (2)
L1>L4 (3)
L1は、電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から帯電領域の端部までの幅(mm)を示す。L2は、電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から転写領域の端部までの幅(mm)を示す。L3は、該電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から表面層が形成されている領域の端部までの幅(mm)を示す。L4は、電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から電荷発生層が形成されている領域の端部までの幅(mm)を示す。
ここで、上記L1〜L4は電子写真感光体の長手方向に2つ存在する。具体的には、電子写真装置100において一端側と他端側である。本発明においては、L1〜L4は画像形成領域の中心から同方向側の幅とする。本発明においては、一端側もしくは他端側のいずれかのL1〜L4が、上記式(1)〜(3)を満たしていれば本発明の効果を得られる。一端側と他端側の両方のL1〜L4が、上記式(1)〜(3)を満たしていれば、本発明の効果がより優れる。
本発明者らは、電子写真感光体と帯電手段との当接領域の端部において、電子写真感光体の表面(表面層)の摩耗しやすい原因を以下のように考えている。
接触帯電方式においては、帯電手段から電子写真感光体への帯電は、パッシェン則に基づいた放電現象を利用している。このとき、電子写真感光体と帯電手段との当接領域端部では、当接領域中央部より放電電流が大きく、特異的に電流密度が高くなっている。したがって、この当接領域端部の電子写真感光体の表面の劣化が進みやすく、帯電手段と電子写真感光体との摺擦により、この当接領域端部の電子写真感光体の表面が大きな機械的ストレスを受けて摩耗しやすくなっている、と考えている。帯電手段の端部が当接している感光体の表面は、パッシェン則に基づく放電が帯電手段のエッジ部分(端部)で感光体の周方向にも生じているため、感光体一回転当たりの感光体表面の放電被爆時間が長いことも原因の一つとして考えられる。そして、この当接領域端部における電子写真感光体の表面の摩耗が進んで、絶縁抵抗以下になったとき、当接領域端部に帯電手段から電子写真感光体の表面への電流が集中してしまい、画像不良が発生しやすくなる。
本発明者らは、検討の結果、上記式(1)〜(3)を満たすことで、上記当接領域端部における電子写真感光体の表面の摩耗を低減させ、摩耗起因の画像不良を抑制することが明らかとなった。本発明の構成は、帯電手段が電子写真感光体に当接する幅(L1)が、電子写真感光体の表面層が形成されている幅(L3)より短く、電子写真感光体の電荷発生層が形成されている幅(L4)が、帯電手段が電子写真感光体に当接する幅より短い。さらに、転写手段が電子写真感光体に対向する幅(L2)が、帯電手段が電子写真感光体に当接する幅より短くなるように、帯電手段および転写手段が配置されていることを特徴とする。
この特徴を有することにより、本発明の得られる理由について本発明者らは、以下のように推測している。
電子写真装置の画像形成動作において、電子写真感光体は、帯電、露光、現像、転写の工程が行われる。帯電工程では電源装置より電圧を印加され、電子写真感光体の表面が帯電され、露光工程で静電潜像が形成される。この時、帯電工程で電子写真感光体の表面電位は、Vdとなるように帯電され、露光工程で電子写真感光体の表面電位がVlとなるように露光される。次に、転写工程により、電子写真感光体に転写バイアスが印加され、電子写真感光体の表面電位はVtになる。次の工程で、電子写真感光体の表面電位をVtからVdとなるように帯電させる必要があるため、電位差が大きく放電による電子写真感光体の表面への劣化が生じやすくなる。
本発明においては、電子写真感光体の電荷発生層が形成されている幅が、帯電手段が電子写真感光体に当接する幅より短い。したがって、帯電手段の端部と当接している電子写真感光体の表面は、電荷発生層が形成されていない領域のため、その領域での電子写真感光体の表面電位は、露光によってVlにならないと考えられる。加えて、転写手段が電子写真感光体に対向する幅が、帯電手段が電子写真感光体に当接する幅より短くなる。したがって、帯電手段の端部と当接している電子写真感光体の表面は、転写手段が対向していない領域のため、その領域での電子写真感光体の表面電位は、転写によってVtにならないと考えられる。よって、帯電手段の端部と当接している電子写真感光体の表面の表面電位はVd付近のままであり、次の帯電工程で大きな放電が発生せず、帯電手段の端部と当接している電子写真感光体の表面領域の劣化が抑制されると考えられる。
また、転写から帯電までの工程に除電する工程を設けてもよい。この除電工程が露光手段であることが好ましい。この場合、帯電手段と当接している端部の電子写真感光体の表面電位は、Vd付近のままであることにより除電されないので放電の影響が小さくなり本発明の効果がより顕著になる。
また、前記L1、L2、L4が、下記式(4)または(5)に示す関係を満足することが好ましい。
L1>L4>L2 (4)
L1>L2>L4 (5)
上記式(4)または(5)の関係を満足すると、電荷発生層が形成されている幅と転写手段が電子写真感光体に対向する幅が異なり、転写手段の端部からの放電の影響を低減し、電子写真感光体の表面の摩耗をより低減することができるため好ましい。L2=L4の場合であると、電荷発生層が形成されている領域の端部と転写手段が電子写真感光体に対向する領域の端部が一致することになる。電荷発生層を浸漬塗布法で塗布した場合、支持体の軸方向途中まで浸漬塗布して電荷発生層の塗膜を形成し、電荷発生層の塗膜の下端部を剥離することになる。この場合、電荷発生層が形成されている領域の端部は、端部以外の膜厚より厚くなる場合がある。その際、転写手段が電子写真感光体に対向する領域の端部が電荷発生層の膜厚の厚い部分が一致すると、転写手段の端部から電子写真感光体の表面への放電の影響を大きく受けやすくなる。
また、L1はL4より2mm以上離れている方がより好ましい。
本発明を図面に基づいて説明する。この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、本発明をそれらのみに限定するものではない。
(電子写真装置例の全体構成)
本発明の電子写真装置の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における電子写真装置100の概略断面図である。
電子写真装置100は、複数の画像形成部として、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKを有する。図1では、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKは、鉛直方向と交差する方向に一列に配置されている。
なお、本発明の電子写真装置では、第1〜第4の画像形成部の構成及び動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。従って、以下、特に区別を要しない場合は、Y、M、C、Kは省略して、総括的に説明する。
電子写真装置100は、鉛直方向と交差する方向に並設された4個の電子写真感光体9(9Y、9M、9C、9K)を有する。電子写真感光体9は、図示矢印G方向に回転する。電子写真感光体9の周囲には帯電ローラ10(10Y、10M、10C、10K)及びスキャナユニット(露光装置)11が配置されている。
ここで、電子写真感光体9は、トナー像を担持する像担持体である。帯電ローラ10は、電子写真感光体9の表面を均一に帯電する帯電手段である。そして、スキャナユニット(露光装置)11は、画像情報に基づきレーザーを照射して電子写真感光体9上に静電潜像を形成する露光手段である。又、電子写真感光体9の周囲には、現像ユニット12及びクリーニングブレード14(14Y、14M、14C、14K)が配置されている。
ここで、現像ユニット12(12Y、12M、12C、12K)は、静電潜像をトナー像として現像する現像手段である。現像手段としては、採用される現像方式によって適切な現像手段を選択すれば良い。本発明で採用される現像方式としては、トナーのみで現像を行う一成分現像方式、トナーにキャリアを混合して現像を行う二成分現像方式、感光体とトナーが接触する接触現像方式、非接触である非接触現像方式等が挙げられる。現像ローラに印加する電圧としては、直流電圧のみ、直流電圧に交流電圧を重畳させた電圧が挙げられる。また、クリーニングブレード14は、転写後の電子写真感光体9の表面に残ったトナー(転写残トナー)を除去するクリーニング手段である。更に、4個の電子写真感光体9に対向して、電子写真感光体9上のトナー像を転写材1に転写するための中間転写体としての中間転写ベルト28が配置されている。
本発明の電子写真装置では、電子写真感光体9と、帯電ローラ10、現像ユニット12及びクリーニングブレード14とが、一体的にカートリッジ化されて、プロセスカートリッジ8(8Y、8M、8C、8K)を形成している。プロセスカートリッジ8は、電子写真装置100の本体に設けられた不図示の装着ガイド、位置決め部材などの装着手段を介して、電子写真装置100に着脱可能に構成されている。
図1では、各色用のプロセスカートリッジ8は全て同一形状を有しており、各色用のプロセスカートリッジ8内には、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーが収容されている。中間転写ベルト28は、上記4個の電子写真感光体9に当接し、図示矢印H方向に回転する。
中間転写ベルト28は、複数の支持部材(駆動ローラ51、二次転写対向ローラ52、従動ローラ53)に掛け渡されている。中間転写ベルト28の内周面側には、各電子写真感光体9に対向するように、一次転写手段としての、4個の一次転写ローラ13(13Y、13M、13C、13K)が並設されている。又、中間転写ベルト28の外周面側において二次転写対向ローラ52に対向する位置には、二次転写手段としての二次転写ローラ32が配置されている。
画像形成時には、電子写真感光体9の表面が帯電ローラ10によって一様に帯電される。次いで、スキャナユニット11から発された画像情報に応じたレーザー光によって、帯電した電子写真感光体9の表面が走査露光され、電子写真感光体9上に画像情報に対応した静電潜像が形成される。次いで、電子写真感光体9上に形成された静電潜像は、現像ユニット12によってトナー像として現像される。電子写真感光体9上に担持されたトナー像は、一次転写ローラ13によって中間転写ベルト28上に転写(一次転写)される。本発明では、一次転写ローラ13の幅は後述する長さに設定される。
フルカラー画像の形成時には、上述のプロセスが、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKにおいて順次に行われ、中間転写ベルト28上に各色のトナー像が順次に重ね合わせて一次転写される。その後、中間転写ベルト28の移動と同期して転写材1が二次転写部へと搬送される。そして、転写材1を介して中間転写ベルト28に当接している二次転写ローラ32の作用によって、中間転写ベルト28上の4色トナー像は、一括して転写材1上に二次転写される。
トナー像が転写された転写材1は、定着手段としての定着装置15に搬送される。定着装置15において転写材1に熱及び圧力を加えられることで、転写材1にトナー像が定着される。又、一次転写工程後に電子写真感光体9上に残留した一次転写残トナーは、クリーニングブレード14によって除去され、除去トナー室14c(14cY、14cM、14cC、14cK)に回収される。また、二次転写工程後に中間転写ベルト28上に残留した二次転写残トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置38によって除去される。
なお、電子写真装置100は、所望の単独又はいくつか(全てではない)の画像形成部のみを用いて、単色又はマルチカラーの画像を形成することもできるようになっている。
中間転ベルト28としては、体積抵抗値が1×10〜1×1012Ω・cmの半導電性の樹脂ベルトからなるものが好ましく用いられる。具体的には、例えば、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリビニリデンフルオライド、テトラフルオロエチレン‐エチレン共重合などの樹脂、エチレン−プロピレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ポリウレタンゴムなどのゴムに、カーボンなどの導電性フィラーが分散されてなるもの、あるいはイオン性の導電材料が含有されてなるものが用いられる。
一次転写ローラ13は、転写バイアスが印加される給電電極を兼ねた金属製の芯金の外周面に弾性部材を設けて構成されている。弾性部材の材質としては、例えば、ウレタンゴム、シリコーンゴム、EPR(エチレンプロピレンゴム)、EPDM(エチレンプロピレンジェンの3元共重合体)・IR(イソプレンゴム)等のゴムを用いることができる。ゴムに分散される導電性材料としては、カーボン、酸化亜鉛、酸化すず等が挙げられる。そして、導電性材料を分散したゴムを、SUS、アルミニウムなどの金属製の芯金に発泡あるいは型内形成により所望の肉厚に形成する。さらに必要に応じて研磨などにより所望の形に整える。
帯電ローラ10としては、導電性芯金の周りに、導電性弾性層、抵抗制御層、表面層がこの順に積層された構造になっている場合が多いが、少なくとも芯金と弾性体があればよい。弾性体の材料としては、例えば、ウレタン、SBR、EVA、SBS、SEBS、SIS、TPO、EPDM、EPM、NBR、IR、BR、シリコーンゴム、エピクロルヒドリンゴム等の樹脂やゴム類などがある。抵抗値に制御することを目的として、例えば、カーボンブラック、カーボン繊維、金属酸化物、金属粉、過塩素酸塩等の固体電解質や界面活性剤等の導電性付与材を添加してもよい。抵抗制御層の材料としては、例えば、ポリアミド、ポリウレタン、フッ素、ポリビニルアルコール、シリコン、NBR、EPDM、CR、IR、BR、ヒドリンゴム等の樹脂やゴム類などがあり、そこに、導電性フィラーまたは絶縁性フィラーや、添加剤等を混合したものがある。
現像ローラ22は、金属等の良導電体から成る軸芯体の外周上に、EPDM、シリコーンゴム、ポリウレタンゴム等の弾性ゴムやその発泡体に導電性を付与するためにカーボンブラック等の導電性材料を配合したものを弾性層として被覆したものがある。さらには、その弾性層の外周上には現像ローラ表面への現像剤付着量のコントロールを目的として、導電性材料や樹脂粒子を配合した塗膜を被覆したものがある。
〈プロセスカートリッジ〉
次に、図2を用いて、本発明の電子写真装置100に装着されるプロセスカートリッジ8の全体構成について説明する。図2は、電子写真感光体9と現像ローラ22が当接した状態におけるプロセスカートリッジ8の概略断面図である。
ここで、プロセスカートリッジ8あるいはカートリッジを構成している部材に関して長手方向とは回転軸線方向あるいはこれに並行な方向である。図3および図4に、電子写真感光体の表面層形成領域および電荷発生層形成領域、帯電領域、転写領域の関係を示している。
プロセスカートリッジ8は、電子写真感光体9などを備えたクリーニング枠体5と、現像ローラ22などを備えた現像ユニット12とを有する。クリーニング枠体5は、クリーニング枠体5内の各種要素を支持する枠体としての第一枠体(以下、クリーニング枠体)5を有する。クリーニング枠体5には、図示しない軸受を介して電子写真感光体9が図示矢印G方向に、回転可能に取り付けられている。クリーニング枠体5の電子写真感光体9には、電子写真装置本体に設けられたスキャナユニットより発せられたレーザー光Lが照射される。
また、クリーニング枠体5には、電子写真感光体9の周面上に接触するように、帯電ローラ10、クリーニングブレード14が配置されている。クリーニングブレード14によって電子写真感光体9の表面から除去された転写残トナーは、除去トナー室14c内に落下するように構成されている。また、クリーニング枠体5には、帯電ローラ軸受33が、帯電ローラ10の回転中心と電子写真感光体9の回転中心とを通る線に沿って、取り付けられている。
ここで、帯電ローラ軸受33は、図示矢印I方向に移動可能に取り付けられている。帯電ローラ10の回転軸10aは、帯電ローラ軸受33に回転可能に取り付けられている。そして、帯電ローラ軸受33は、付勢手段としての帯電ローラ加圧バネ34により電子写真感光体9に向かって付勢される。
一方、現像ユニット12は、現像ユニット12内の各種要素を支持する現像枠体18を有する。現像ユニット12には、電子写真感光体9と接触して図示矢印D方向(反時計方向)に回転する現像剤担持体としての現像ローラ22が設けられている。現像ローラ22は、その長手方向(回転軸線方向)の両端部において、現像軸受(不図示)を介して、回転可能に現像枠体18に支持されている。ここで、現像軸受は、現像枠体18の両側部にそれぞれ取り付けられている。
現像ユニット12は、現像剤収納室(以下、トナー収納室)18aと、現像ローラ22が配設された現像室18bと、を有する。トナー収納室18aと現像室18bを分離する隔壁には、開口18cが設けられている。プロセスカートリッジ8を出荷する際、開口18cの現像室18b側の面には、トナー収納室18a内のトナーがプロセスカートリッジ8の外部に飛散するのを防止する現像剤シール部材36が配設される。
現像剤シール部材36は、プロセスカートリッジ8を電子写真装置100に装着後、プロセスカートリッジ8の駆動列(不図示)を介し、長手方向に引っ張られる。そして、開口18cが開封される。現像室18bには、現像ローラ22に接触して矢印E方向に回転する現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ23と現像ローラ22のトナー層を規制するための現像剤規制部材としての現像ブレード24が配置されている。また、現像枠体18のトナー収納室18aには、収容されたトナーを撹拌するとともに前記トナー供給ローラ23へトナーを搬送するための撹拌部材24が設けられている。
そして現像ユニット12は、軸受部材19R、19Lに設けられた、穴19Ra、19Lbに嵌合する嵌合軸25(25R、25L)を中心にしてクリーニング枠体5に回動自在に結合されている。また、現像ユニット12は、加圧バネ37により付勢されている。そのため、プロセスカートリッジ8の画像形成時においては、現像ユニット12は嵌合軸25を中心に矢印F方向に回転し、電子写真感光体9と現像ローラ22は当接する。
本発明に用いる電子写真感光体は、電荷発生層、電荷発生層上に形成されている表面層を有する。電荷発生層は、支持体上に形成される。感光層は、電荷発生物質及び電荷輸送物質を単一の層に含有させた単層型感光層と、電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とを積層した積層型感光層がある。本発明では、積層型感光層が好ましい。また、必要に応じて、支持体と感光層との間に下引き層を設けてもよい。
〔支持体〕
支持体としては、導電性を有するもの(導電性支持体)が好ましい。例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレスなどの金属または合金で形成されている金属製支持体を用いることができる。アルミニウムやアルミニウム合金を用いる場合は、押し出し工程及び引き抜き工程を含む製造方法により製造されるアルミニウム管や、押し出し工程及びしごき工程を含む製造方法により製造されるアルミニウム管を用いることができる。
〔導電層〕
支持体と下引き層または感光層との間には、支持体の欠陥を被覆することを目的として導電層を形成してもよい。導電層は、導電性粒子を結着樹脂に分散させた導電層用塗布液の塗膜を支持体上に形成し、塗膜を乾燥させることで得られる。導電性粒子としては、たとえば、カーボンブラック、アセチレンブラックや、アルミニウム、ニッケル、鉄、ニクロム、銅、亜鉛、銀のような金属粒子や、導電性酸化スズ、ITOのような金属酸化物粒子が挙げられる。
また、結着樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂およびアルキッド樹脂が挙げられる。
導電層用塗布液の溶剤としては、例えば、エーテル系溶剤、アルコール系溶剤、ケトン系溶剤および芳香族炭化水素溶剤が挙げられる。導電層の膜厚は、0.2μm以上40μm以下であることが好ましく、1μm以上35μm以下であることがより好ましく、さらには5μm以上30μm以下であることがより好ましい。
〔下引き層〕
導電層と感光層との間には、導電層から感光層への電荷注入を阻止するために、電気的バリア性を有する下引き層を設けてもよい。
下引き層は、樹脂(結着樹脂)を含有する下引き層用塗布液を導電層上に塗布して塗膜を形成し、塗膜を乾燥させることによって形成することができる。
下引き層に用いられる樹脂としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリアクリル酸類、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリグルタミン酸、カゼイン、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミド酸、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリグルタミン酸エステルが挙げられる。これらの中でも、熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂の中でも、ポリアミドが好ましい。ポリアミドとしては、共重合ナイロンが好ましい。
下引き層の膜厚は、0.1μm以上2μm以下であることが好ましい。また、下引き層には、電子輸送物質(アクセプターなどの電子受容性物質)を含有させてもよい。
〔感光層〕
導電層または下引き層上には、感光層が設けられる。
感光層に用いられる電荷発生物質としては、例えば、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、インジゴ顔料、ペリレン顔料、多環キノン顔料、スクワリリウム色素、ピリリウム塩、チアピリリウム塩、トリフェニルメタン色素、キナクリドン顔料、アズレニウム塩顔料、シアニン染料、キサンテン色素、キノンイミン色素、スチリル色素が挙げられる。これらの中でも、オキシチタニウムフタロシアニン、ヒドロキシガリウムフタロシアニン、クロロガリウムフタロシアニンなどの金属フタロシアニンが好ましい。
感光層が積層型感光層である場合、電荷発生層は、電荷発生物質を結着樹脂とともに溶剤に分散させることによって得られる電荷発生層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成することができる。分散方法としては、例えば、ホモジナイザー、超音波、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミルなどを用いた方法が挙げられる。
電荷発生層に用いられる結着樹脂としては、例えば、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリアリレート(polyarylate)、ブチラール樹脂、ポリスチレン、ポリビニルアセタール、ジアリルフタレート樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ポリスルホン、スチレン−ブタジエン共重合体、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体が挙げられる。これらは、単独、混合または共重合体として1種または2種以上用いることができる。
電荷発生物質と結着樹脂との質量比(電荷発生物質:結着樹脂)は、10:1〜1:10の範囲が好ましく、5:1〜1:1の範囲がより好ましい。
電荷発生層用塗布液に用いられる溶剤としては、例えば、アルコール、スルホキシド、ケトン、エーテル、エステル、脂肪族ハロゲン化炭化水素、芳香族化合物が挙げられる。
電荷発生層の膜厚は、5μm以下であることが好ましく、0.1μm以上2μm以下であることがより好ましい。
また、電荷発生層には、種々の増感剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤を必要に応じて添加することもできる。また、電荷発生層において電荷の流れが滞らないようにするために、電荷発生層には、電子輸送物質(アクセプターなどの電子受容性物質)を含有させてもよい。電子輸送物質としては、上述の下引き層の用いられる電子輸送物質と同じものが挙げられる。
電荷発生層は、支持体、導電層または下引き層上に電荷発生層塗布液を塗布して塗膜を形成し、塗膜を乾燥させることで形成される。具体的には、支持体の軸方向の両端部には電荷発生層用の塗膜が形成されない外部に露出した領域が設けられるように電荷発生層塗布液を支持体の中央部に(支持体の軸方向の両端部以外の領域)に塗布して塗膜を形成する。または、電荷発生層塗布液の塗膜を形成し、電荷発生層の塗膜の軸方向の両端部が外部に露出した領域が設けられるように塗膜の軸方向の両端部を溶剤とブラシやスポンジ、ブレード等のふき取り部材とによってふき取る。その後、乾燥させることで形成される。
感光層に用いられる電荷輸送物質としては、例えば、トリアリールアミン化合物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合物、スチルベン化合物、ピラゾリン化合物、オキサゾール化合物、チアゾール化合物、トリアリルメタン化合物が挙げられる。
感光層が積層型感光層である場合、電荷輸送層は、電荷輸送物質及び結着樹脂を溶剤と混合して電荷輸送層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成することができる。
電荷輸送層に用いられる結着樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、スチレン樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリサルホン、ポリフェニレンオキシド、エポキシ樹脂、ポリウレタン、アルキド樹脂が挙げられる。これらは、単独、混合物または共重合体として1種または2種以上用いることができる。これらの中でも、熱可塑性樹脂を用いることが好ましく、より好ましくは、ポリカーボネート、またはポリアリレートである。
電荷輸送物質と結着樹脂との質量比(電荷輸送物質:結着樹脂)は、2:1〜1:2の範囲が好ましい。
電荷輸送層用塗布液に用いられる溶剤としては、例えば、ケトン溶剤、エステル溶剤、エーテル溶剤、芳香族炭化水素溶剤、ハロゲン原子で置換された炭化水素溶剤が挙げられる。
電荷輸送層の膜厚は、3μm以上40μm以下であることが好ましく、4μm以上30μm以下であることがより好ましい。
また、電荷輸送層には、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤を必要に応じて添加することもできる。
感光層が単層型の感光層である場合、単層型の感光層は、電荷発生物質、電荷輸送物質、結着樹脂及び溶剤を含有する単層型感光層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、塗膜を乾燥させることによって形成することができる。電荷発生物質、電荷輸送物質、結着樹脂及び溶剤は、例えば、上記の各種のものを用いることができる。
また、感光層上には、感光層を保護することを目的として、保護層を設けてもよい。
保護層は、樹脂(結着樹脂)を含有する保護層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を乾燥及び/または硬化させることによって形成することができる。本発明において、表面層とは電子写真感光体の最表面側の層であり保護層がある場合は保護層となり、保護層がない場合は電荷輸送層となる。表面層が電荷輸送層である場合が好ましい。
保護層の膜厚は、0.5μm以上10μm以下であることが好ましく、1μm以上8μm以下であることがより好ましい。
上記各層用の塗布液を塗布する際には、例えば、浸漬塗布法(浸漬コーティング法)、スプレーコーティング法、スピンナーコーティング法、ローラーコーティング法、マイヤーバーコーティング法、ブレードコーティング法を用いることができる。
以下に、具体的な実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。ただし、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例及び比較例中の「部」は「質量部」を意味する。
〔実施例1〕
押し出し工程及び引き抜き工程を含む製造方法にて製造された、長さ260.5mm、直径24mm、肉厚1.0mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)を支持体(円筒状の導電性支持体)とした。
次に、酸素欠損型酸化スズ(SnO)が被覆されている酸化チタン(TiO)粒子214部、フェノール樹脂(商品名:プライオーフェンJ−325、大日本インキ化学工業(株)製、樹脂固形分:60質量%)132部、および、
溶剤としての1−メトキシ−2−プロパノール98部を、
直径0.8mmのガラスビーズ450部を用いたサンドミルに入れ、回転数:2000rpm、分散処理時間:4.5時間、冷却水の設定温度:18℃の条件で分散処理を行い、分散液を得た。
この分散液からメッシュ(目開き:150μm)でガラスビーズを取り除いた。
ガラスビーズを取り除いた後の分散液中の上記酸化チタン粒子とフェノール樹脂の合計質量に対して10質量%になるように、シリコーン樹脂粒子(商品名:トスパール120、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ(株)製、平均粒径2μm)を分散液に添加した。さらに、分散液中の上記酸化チタン粒子とフェノール樹脂の合計質量に対して0.01質量%になるように、シリコーンオイル(商品名:SH28PA、東レ・ダウコーニング(株)製)を分散液に添加して撹拌することによって、導電層用塗布液を調製した。この導電層用塗布液を支持体上に浸漬塗布し、得られた塗膜を30分間150℃で乾燥・熱硬化させることによって、膜厚が30μmの導電層を形成した。
次に、N−メトキシメチル化ナイロン(商品名:トレジンEF−30T、帝国化学産業(株)製)4.5部及び
共重合ナイロン樹脂(商品名:アミランCM8000、東レ(株)製)1.5部を、
メタノール65部/n−ブタノール30部の混合溶剤に溶解させることによって、下引き層用塗布液を調製した。この下引き層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を6分間70℃で乾燥させることによって、膜厚が0.85μmの下引き層を形成した。
次に、CuKα特性X線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2°)の7.5°、9.9°、16.3°、18.6°、25.1°及び28.3°にピークを有する結晶形のヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶(電荷発生物質)を用意した。このヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶10部、ポリビニルブチラール(商品名:エスレックBX−1、積水化学工業(株)製)5部及びシクロヘキサノン250部を、直径1mmのガラスビーズを用いたサンドミルに入れ、分散処理時間:3時間の条件で分散処理を行った。分散後、ガラスビーズを取り除いた後、酢酸エチル250部を加えることによって、電荷発生層用塗布液を調製した。この電荷発生層用塗布液を下引き層上に浸漬塗布し、L4が115.0mmになるようにMEK(メチルエチルケトン)のついたシルボン紙で塗膜をふき取った。そして、得られた塗膜を10分間100℃で乾燥させることによって、膜厚が0.12μmの電荷発生層を形成した。
次に、下記式(CT−1)で示されるアミン化合物(正孔輸送物質)9部、および、
下記式(B1)で示される構造単位と、下記式(B2)で示される構造単位を5/5の割合で有し、重量平均分子量(Mw)が100,000であるポリアリレート樹脂10部を、
ジメトキシメタン30部およびクロロベンゼン70部の混合溶媒に溶解させることによって、電荷輸送層用塗布液を調製した。この電荷輸送層用塗布液を、上記電荷発生層上に浸漬塗布し、L3が125.0mmになるようにMEKのついたシルボン紙で塗膜をふき取り、得られた塗膜を40分間120℃で乾燥させることによって、膜厚が15μmの電荷輸送層を形成した。
Figure 0006415184
Figure 0006415184
次に評価について説明する。装置はレーザービームプリンター(Color LaserJet CP3525dn、接触一成分現像方式)の改造機を用いた。改造は、帯電ローラが電子写真感光体に当接する幅をL1=120.0mmになるようにし、帯電ローラの電子写真感光体に対する周速差を150%とした。また、電子写真感光体に対する帯電ローラの当接圧を2倍とした。帯電ローラには直流電圧を印加し、電子写真感光体を帯電した後、現像位置での画像形成領域の中心の感光体表面電位は−600Vになるように設定した。一次転写ローラが電子写真感光体に対向する幅をL2=110.0mmになるようにした。
評価は上記装置を用いて繰り返し画像形成評価を行った。画像形成評価は、温度23℃/湿度50%RH環境にて印字率1%の画像形成をレター用紙(用紙サイズ幅215.9mm)、2枚間欠で30000枚行うことにした。また、繰り返し画像形成前と繰り返し画像形成後における電子写真感光体の膜厚を測定し、帯電ローラの端部(両端側)付近の最も磨耗した部分の摩耗量をDμmとした。実施例1において、L1〜L4は、電子写真感光体の長手方向において、画像形成領域の中心から一端側のまでの各L1〜L4の長さと、画像形成領域の中心から他端側のまでの各L1〜L4の長さとが同じになるようにした。
なお、電子写真感光体の各層の膜厚の測定装置として、(株)フィッシャーインストルメンツ製のFISHERSCOPE mmsを用いた。
実施例1におけるL1〜L4、摩耗量D及び画像評価結果を表1に示す。
〔実施例2〜9〕
実施例1において、L2、L4を変更した以外は同様の方法で電子写真感光体を作製し、同様の評価機において評価を行った。その際におけるL1〜L4、摩耗量D及び画像評価結果を表1に示す。
〔実施例10〕
押し出し工程及び引き抜き工程を含む製造方法にて製造された、長さ357.5mm、直径30mm、肉厚0.7mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)を支持体(円筒状の導電性支持体)とした。
次に、酸素欠損型酸化スズ(SnO2)が被覆されている酸化チタン(TiO2)粒子214部、
フェノール樹脂(商品名:プライオーフェンJ−325)132部、および、溶剤としての1−メトキシ−2−プロパノール98部を、直径0.8mmのガラスビーズ450部を用いたサンドミルに入れ、回転数:2000rpm、分散処理時間:4.5時間、冷却水の設定温度:18℃の条件で分散処理を行い、分散液を得た。
この分散液からメッシュ(目開き:150μm)でガラスビーズを取り除いた。
ガラスビーズを取り除いた後の分散液中の上記酸化チタン粒子とフェノール樹脂の合計質量に対して2質量%になるように、シリコーン樹脂粒子(商品名:トスパール120、平均粒径2μm)を分散液に添加した。さらに、分散液中の上記酸化チタン粒子とフェノール樹脂の合計質量に対して0.01質量%になるように、シリコーンオイル(商品名:SH28PA)を分散液に添加して撹拌することによって、導電層用塗布液を調製した。この導電層用塗布液を支持体上に浸漬塗布し、得られた塗膜を30分間150℃で乾燥・熱硬化させることによって、膜厚が18μmの導電層を形成した。
次に、N−メトキシメチル化ナイロン(商品名:トレジンEF−30T)40部を、メタノール400部/n−ブタノール200部の混合溶剤に溶解させることによって、下引き層用塗布液を調製した。この下引き層用塗布液を導電層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を30分間100℃で乾燥させることによって、膜厚が0.40μmの下引き層を形成した。
次に、CuKα特性X線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2°)の7.5°、9.9°、16.3°、18.6°、25.1°及び28.3°にピークを有する結晶形のヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶(電荷発生物質)を用意した。
このヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶20部、下記式(A)で示される化合物0.2部、ポリビニルブチラール(商品名:エスレックBX−1)10部及びシクロヘキサノン800部を、
直径1mmのガラスビーズを用いたサンドミルに入れ、分散処理時間:4時間の条件で分散処理を行った。分散後、ガラスビーズを取り除いた後、酢酸エチル700部を加えることによって、電荷発生層用塗布液を調製した。この電荷発生層用塗布液を下引き層上に浸漬塗布し、L4が159.0mmになるようにMEKのついたシルボン紙で塗膜をふき取り、得られた塗膜を10分間100℃で乾燥させることによって、膜厚が0.18μmの電荷発生層を形成した。
Figure 0006415184
次に、上記式(CT−1)で示されるアミン化合物72部と、下記式(CT−2)で示されるアミン化合物(正孔輸送物質)8部、
Figure 0006415184
(CT−2)
および、下記式(B3)で示される構造単位と、下記式(B4)で示される構造単位を7/3の割合で有し、重量平均分子量(Mw)が130,000であるポリアリレート樹脂100部を、
Figure 0006415184
ジメトキシメタン300部およびクロロベンゼン600部の混合溶媒に溶解させることによって、電荷輸送層用塗布液を調製した。この電荷輸送層用塗布液を、上記電荷発生層上に浸漬塗布し、L3が175.0mmになるようにMEKのついたシルボン紙で塗膜をふき取り、得られた塗膜を40分間120℃で乾燥させることによって、膜厚が15μmの電荷輸送層を形成した。
次に評価について説明する。装置はキヤノン製の複写機(商品名:iR−ADVC5051、二成分現像方式)の改造機を用いた。改造は、帯電ローラが電子写真感光体に当接する幅L1=162.0mmになるようにし、帯電ローラの電子写真感光体に対する周速差を150%とした。また、電子写真感光体に対する帯電ローラの当接圧を2倍とした。帯電ローラには直流電圧に交流電圧を重畳印加し、ACバイアスは2.5kHz、1.7kVppとした。電子写真感光体を帯電した後、現像位置での画像形成領域の中心の感光体表面電位は−600Vになるように設定した。一次転写ローラが電子写真感光体に対向する幅をL2=156.0mmになるようにした。
評価は上記装置を用いて繰り返し画像形成評価を行った。繰り返し画像形成は温度23℃/湿度50%RH環境にて印字率1%の画像形成をレター用紙(用紙サイズ幅279.4mm)、2枚間欠で50000枚行うことにした。また、繰り返し画像形成前と繰り返し画像形成後における電子写真感光体の膜厚を測定し、帯電ローラ端部付近(両端側に5mmずつ1mm間隔、周方向に8点測定した)の最も磨耗した部分の摩耗量をDμmとした。実施例10において、L1〜L4は電子写真感光体の長手方向において、画像形成領域の中心から一端側のまでの各L1〜L4の長さと、画像形成領域の中心から他端側のまでの各L1〜L4の長さとが同じになるようにした。
〔実施例11〕
実施例1において、円筒上の導電性支持体、L1〜L4、評価機を下記のように変更した以外は同様に電子写真感光体を作成した。その際におけるL1〜L4、摩耗量D及び画像評価結果を表1に示す。
押し出し工程及び引き抜き工程を含む製造方法にて製造された、長さ260.5mm、直径30mm、肉厚1.0mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)を支持体(円筒状の導電性支持体)とした。
次に評価について説明する。装置はキヤノン製の複写機(商品名:HP LaserJet Enterprise600 M603、非接触一成分現像方式)の改造機を用いた。改造は、帯電ローラが電子写真感光体に当接する幅L1=110.0mmになるようにし、帯電ローラの電子写真感光体に対する周速差を150%とした。また、電子写真感光体に対する帯電ローラの当接圧を2倍とした。帯電ローラには直流電圧に交流電圧を重畳印加し、ACバイアスは1.6kHz、1.7kVppとした。電子写真感光体を帯電した後、現像位置での画像形成領域の中心の感光体表面電位は−600Vになるように設定した。一次転写ローラが電子写真感光体に対向する幅をL2=100.0mmになるようにした。
評価は上記装置を用いて繰り返し画像形成評価を行った。繰り返し画像形成は温度23℃/湿度50%RH環境にて印字率1%の画像形成をレター用紙(用紙サイズ幅215.9mm)、2枚間欠で30000枚行うことにした。また、繰り返し画像形成前と繰り返し画像形成後における電子写真感光体の膜厚を測定し、帯電ローラ端部付近(両端側に5mmずつ1mm間隔、周方向に8点測定した)の最も磨耗した部分の摩耗量をDμmとした。実施例11において、L1〜L4は電子写真感光体の長手方向において、画像形成領域の中心から一端側のまでの各L1〜L4の長さと、画像形成領域の中心から他端側のまでの各L1〜L4の長さとが同じになるようにした。
〔比較例1〜2〕
実施例1において、L2、L4を変更した以外は同様の方法で感光体を作製し、同様の評価機において評価を行った。その際におけるL1〜L4、摩耗量D及び画像評価結果を表1に示す。
〔比較例3〕
実施例10において、L4を変更した以外は同様の方法で感光体を作製し、同様の評価機において評価を行った。その際におけるL1〜L4、摩耗量D及び画像評価結果を表1に示す。
〔比較例4〕
実施例11において、L4を変更した以外は同様の方法で感光体を作製し、同様の評価機において評価を行った。その際におけるL1〜L4、摩耗量D及び画像評価結果を表1に示す。
Figure 0006415184
以上の結果より、本発明の実施例では帯電手段の端部に当接する電子写真感光体の局所的な摩耗が抑制され、この表面の摩耗起因の画像不良されていることがわかる。
8 プロセスカートリッジ
9 円筒状の電子写真感光体
10 帯電ローラ
11 レーザースキャナユニット
13 一次転写ローラ
14 クリーニングブレード
15 定着装置
22 現像ローラ
100 電子写真画像形成装置本体

Claims (8)

  1. トナー像を担持する円筒状の電子写真感光体、
    前記電子写真感光体に当接するように配置され、前記電子写真感光体を帯電する帯電手段、及び
    前記トナー像を転写材に転写する転写手段を有する電子写真装置であって、
    前記帯電手段が、パッシェン則に基づいた放電現象を利用するものであり、
    前記電子写真感光体が、電荷発生層、及び前記電荷発生層上に形成されている表面層を有し、
    前記電子写真装置が下記式(1)〜(3)に示す関係を満足することを特徴とする電子写真装置。
    L1<L3 (1)
    L1>L2 (2)
    L1>L4 (3)
    (L1は、前記電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から帯電領域の端部までの幅(mm)を示す。
    L2は、前記電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から転写領域の端部までの幅(mm)を示す。
    L3は、前記電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から前記表面層が形成されている領域の端部までの幅(mm)を示す。
    L4は、前記電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から前記電荷発生層が形成されている領域の端部までの幅(mm)を示す。)
  2. 前記L1、L2、L4が下記式(4)に示す関係を満足する請求項1に記載の電子写真装置。
    L1>L4>L2 (4)
  3. 前記L1、L2、L4が下記式(5)に示す関係を満足する請求項1に記載の電子写真装置。
    L1>L2>L4 (5)
  4. 前記表面層が電荷輸送層である請求項1から3のいずれか1項に記載の電子写真装置。
  5. 電子写真装置本体に着脱可能に構成されたプロセスカートリッジであって、前記プロセスカートリッジが、
    トナー像を担持する円筒状の電子写真感光体、及び
    前記電子写真感光体に当接するように配置され、前記電子写真感光体を帯電する帯電手段を有し、
    前記帯電手段が、パッシェン則に基づいた放電現象を利用するものであり、
    該電子写真感光体が、
    電荷発生層、及び前記電荷発生層上に形成されている表面層を有し、かつ、
    前記トナー像を転写材に転写する転写手段と対向し得る転写領域を有し、
    前記プロセスカートリッジが下記式(1)〜(3)に示す関係を満足することを特徴とするプロセスカートリッジ。
    L1<L3 (1)
    L1>L2 (2)
    L1>L4 (3)
    (L1は、前記電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から帯電領域の端部までの幅(mm)を示す。
    L2は、前記電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から転写領域の端部までの幅(mm)を示す。
    L3は、前記電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から前記表面層が形成されている領域の端部までの幅(mm)を示す。
    L4は、前記電子写真感光体の長手方向の画像形成領域の中心から前記電荷発生層が形成されている領域の端部までの幅(mm)を示す。)
  6. 前記L1、L2、L4が下記式(4)に示す関係を満足する請求項5に記載のプロセスカートリッジ。
    L1>L4>L2 (4)
  7. 前記L1、L2、L4が下記式(5)に示す関係を満足する請求項5に記載のプロセスカートリッジ。
    L1>L2>L4 (5)
  8. 前記表面層が電荷輸送層である請求項5から7のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
JP2014170999A 2014-08-25 2014-08-25 電子写真装置、及びプロセスカートリッジ Expired - Fee Related JP6415184B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014170999A JP6415184B2 (ja) 2014-08-25 2014-08-25 電子写真装置、及びプロセスカートリッジ
CN201510512104.5A CN105388714B (zh) 2014-08-25 2015-08-19 电子照相设备和处理盒
US14/832,834 US9395687B2 (en) 2014-08-25 2015-08-21 Electrophotographic apparatus and process cartridge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014170999A JP6415184B2 (ja) 2014-08-25 2014-08-25 電子写真装置、及びプロセスカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016045432A JP2016045432A (ja) 2016-04-04
JP6415184B2 true JP6415184B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=55348257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014170999A Expired - Fee Related JP6415184B2 (ja) 2014-08-25 2014-08-25 電子写真装置、及びプロセスカートリッジ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9395687B2 (ja)
JP (1) JP6415184B2 (ja)
CN (1) CN105388714B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6639256B2 (ja) * 2016-02-10 2020-02-05 キヤノン株式会社 電子写真装置、およびプロセスカートリッジ

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2597540B2 (ja) 1988-04-28 1997-04-09 キヤノン株式会社 画像形成装置
KR100191208B1 (ko) * 1996-03-29 1999-06-15 윤종용 감광드럼의 오염을 방지할 수 있는 전사롤러
JP3296536B2 (ja) * 1996-05-31 2002-07-02 キヤノン株式会社 帯電装置及び電子写真装置
JPH09325668A (ja) * 1996-05-31 1997-12-16 Canon Inc 電子写真用ユニット及び電子写真装置
JPH10123899A (ja) * 1996-10-21 1998-05-15 Canon Inc 画像形成装置
JP3517371B2 (ja) * 1999-02-26 2004-04-12 シャープ株式会社 画像形成装置
JP2000305341A (ja) * 2000-01-01 2000-11-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および画像形成装置用プロセスカートリッジ
JP3432218B2 (ja) * 2000-10-31 2003-08-04 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ、負荷発生部材及び電子写真画像形成装置
JP2005172863A (ja) 2003-12-05 2005-06-30 Canon Inc 画像形成装置
JP2005300741A (ja) 2004-04-08 2005-10-27 Canon Inc 電子写真装置
JP5201813B2 (ja) * 2006-09-15 2013-06-05 Hoya株式会社 マスクブランク及びマスクの製造方法
JP2008076657A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2010160185A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Canon Inc 画像形成装置及びカートリッジ
JP2011145506A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Canon Inc 電子写真装置およびプロセスカートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
CN105388714B (zh) 2019-10-08
US20160054703A1 (en) 2016-02-25
JP2016045432A (ja) 2016-04-04
US9395687B2 (en) 2016-07-19
CN105388714A (zh) 2016-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6639256B2 (ja) 電子写真装置、およびプロセスカートリッジ
JP2008116639A (ja) 帯電ローラ、電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2009063862A (ja) 帯電装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、およびクリーニング部材
JP2009058789A (ja) 電子写真装置およびプロセスカートリッジ
JP2013195962A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP4640042B2 (ja) 画像形成装置
JP6319190B2 (ja) 画像形成装置
JP6415184B2 (ja) 電子写真装置、及びプロセスカートリッジ
JP5409209B2 (ja) 電子写真装置
JP6570223B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP4467939B2 (ja) 電子写真装置
JP6132473B2 (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP2008216929A (ja) 電子写真感光体及びこの電子写真感光体を用いる電子写真装置
JP2001125299A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP2008026479A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び電子写真装置
JP7232720B2 (ja) 画像形成装置
JP7261663B2 (ja) 画像形成装置
JP7071832B2 (ja) 帯電装置およびそれを備える画像形成装置
JP4045944B2 (ja) 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP2024081436A (ja) 画像形成装置およびそれを用いる画像形成方法
JP2007017876A (ja) 電子写真装置
JP2012163863A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2007279519A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JPH1010761A (ja) 電子写真感光体、その製造方法およびそれを用いた画像形成装置
JP5531469B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181002

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6415184

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees