JP6414381B2 - 断熱材、断熱材の製造方法、及び物品と断熱材の組合体 - Google Patents

断熱材、断熱材の製造方法、及び物品と断熱材の組合体 Download PDF

Info

Publication number
JP6414381B2
JP6414381B2 JP2013262707A JP2013262707A JP6414381B2 JP 6414381 B2 JP6414381 B2 JP 6414381B2 JP 2013262707 A JP2013262707 A JP 2013262707A JP 2013262707 A JP2013262707 A JP 2013262707A JP 6414381 B2 JP6414381 B2 JP 6414381B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
insulating material
article
exterior
transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013262707A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015117801A (ja
Inventor
井 将 博 今
井 将 博 今
野 修 弘 吉
野 修 弘 吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2013262707A priority Critical patent/JP6414381B2/ja
Publication of JP2015117801A publication Critical patent/JP2015117801A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6414381B2 publication Critical patent/JP6414381B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Thermal Insulation (AREA)

Description

本発明は、断熱材、断熱材の製造方法、及び物品と断熱材の組合体に関する。
近年、地球温暖化防止のため温室効果ガスの削減が推進されており、容器、乗り物、建物、設備機器、及び電気製品などの様々な物品に対して省エネルギー化が求められている。そこで、これらの物品の内部の保冷又は保温のために、断熱材が広く用いられている。例えば、省エネルギー化や省スペース大容量化の要請に対して特に有効な断熱材の一つとして、代表的な断熱材であるウレタンフォームと同等の断熱性能をより薄い形状で達成することができる、内部が減圧された断熱材が知られている。
この断熱材の一例は、グラスウールなどの芯材と、その芯材を収納するとともに内部が減圧された袋状の外装材とを備えた構造を有している。その外装材の一例は、アルミニウム箔のガスバリア層とプラスチックの基材層とを備えた不透明な積層構造を有しており、その外装材を断熱材で用いるときは、基材層をガスバリア層よりも断熱材の外面側に配置することによって、ガスバリア層を基材層で保護する。例えば、特許文献1には、このような構成を有した断熱材が開示されている。
国際公開第2010/073762号公報
ところで、上述の断熱材は、断熱材の内部の気体の対流による伝熱を抑制するために減圧されており、断熱材の内部に気体が侵入すると断熱性能が低下する。そのため、油や樹脂ゴミなどの異物が断熱材の内部に製造工程で混入した場合には、その異物の分解や蒸発によって断熱材の内部に気体が発生して、断熱材の断熱性能が低下するおそれがある。あるいは、鋭い金属などの異物が断熱材の内部に製造工程で混入した場合には、その異物によって外装材に傷が付いて、断熱材の断熱性能が低下するおそれがある。したがって、製造工程内や製造後に断熱材の内部を外方から視認して、内部の異物の有無を検査することが望ましい。しかし、従来の断熱材の外装材は不透明であるため、このような検査をおこなうことはできなかった。
また、上述の通り、内部が減圧された断熱材に気体が侵入すると断熱性能が低下するので、気体の侵入の有無やその程度、あるいは断熱性能の状態を簡易かつ容易に確認することができれば、好ましいといえる。しかし、従来の断熱材では、専用の熱伝導率等の測定機器を使って断熱性能の状態を確認する必要があり、費用と手間がかかった。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、減圧された内部を外方から視認することができる断熱材、断熱材の製造方法、及び物品と断熱材の組合体を提供することを目的とする。
発明を解決するための手段
本発明の断熱材は、芯材と、前記芯材を収納するとともに内部が減圧された袋状の外装材とを備え、前記外装材の少なくとも一部が透明であることを特徴とする。
本発明の物品と断熱材の組合体は、物品と、この物品に設けられた断熱材とを備え、前記断熱材は、芯材と、前記芯材を収納するとともに内部が減圧された袋状の外装材とを備え、前記外装材の少なくとも一部が透明であることを特徴とする。
本発明の断熱材の製造方法は、少なくとも一部が透明な外装材を準備する第1工程と、前記外装材を袋状にするステップ、前記外装材の内部に芯材を収納するステップ、前記外装材の内部を減圧するステップ、及び前記外装材を封止するステップをおこなう第2工程と、を備え、前記第2工程の途中及び/又は前記第2工程の後に、異物の有無を外装材を通して視覚的に検査することを特徴とする。
本発明によれば、断熱材の減圧された内部を外方から視認することができる。
図1は、本発明の実施形態による断熱材を示す側断面図。 図2は、本発明の実施形態による断熱材の外装材を示す側断面図。 図3は、本発明の実施形態による断熱材を示す平面図。 図4は、本発明の実施形態による物品と断熱材の組合体を示す側面図。 図5は、本発明の実施形態による物品と断熱材の組合体の変形例を示す側面図。 図6は、本発明の実施形態による物品と断熱材の組合体の変形例を示す正面図。 図7は、本発明の実施形態による断熱材の製造方法を示す工程図。
下記に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
ここで図1〜図6は、本発明の実施形態による断熱材、及び、物品と断熱材の組合体を示す図である。なお、本明細書では、物品と断熱材の組合体の用語は、物品と断熱材の組合体、及び物品と断熱材モジュールの組合体の両方の意味で用いている。
<断熱材>
図1に示すように、本実施形態の断熱材10は、芯材12と、芯材12を収納するとともに内部が減圧された袋状の外装材11とを備えており、外装材11の少なくとも一部が透明である。
芯材12は、多孔質体が好ましく、例えば、シリカなどの粉体、ウレタンポリマーなどの発泡体、又はグラスウールなどの繊維体などが挙げられ、断熱性能に優れるグラスウールが好適である。
芯材12には、外部から浸透する微量の水分や酸素などを吸着するため、気体吸着剤が含まれていることが好ましい。気体吸着剤としては、例えば、シリカ、アルミナ、ゼオライト、又は活性炭などが挙げられる。
外装材11は、可とう性があるフィルム又はシートであり、その少なくとも一部が透明である。そのため、断熱材11の内部に収納された、異物、芯材、又は検知剤などの物体を透かして見ることが可能である。外装材11の550nmで測定された可視光透過率は20%以上であることが好ましく、50%以上であることがより好ましく、70%以上であることが特に好ましい。内部の異物の有無を検査するには、内部の隅々まで確認できるので、外装材11の全部が透明であることが好ましい。また、検知剤の変化を視認するときも、外装材11の全部が透明であれば検知剤の位置を調節しなくてもよいため、簡易である。一方で、芯材や検知剤などが外光によって影響を受けることを抑制するために、外装材11の一部を透明として、その他の部分を不透明とすることも可能である。
外装材11としては、少なくとも、基材層、ガスバリア層、及びヒートシール層が、断熱材の外面側からこの順番で積層された積層体が好適に用いられる。このとき、外装材11の少なくとも一部を透明にするためには、全ての層の少なくとも一部を透明とし、かつ各層の透明な部位の少なくとも一部が全て重なるようにすればよい。
外装材11の基材層は、他の層を保持しガスバリア層を保護する機能を有する。基材層は複数あってもよい。特性が異なる基材層を組み合わせて用いることで、保護機能を高めることができる。例えばナイロン(Ny)とポリエステル(Pes)の基材層どうしの組み合わせが好ましい。基材層の材料としては、取り扱いが容易なのでプラスチックを主成分とすることが好ましく、例えば、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリエチレンナフタレート(PEN)などのポリエステル、ポリオレフィン、アクリル、又はセルロースが挙げられる。
外装材11のガスバリア層は、水、酸素、窒素などのガスの侵入を遮断して、断熱材の減圧状態を保持する機能を有する。ガスバリア層のガスバリア性は、酸素透過率(23℃65%RH)が0.5cc・m−2・day−1・atm−1以下であることが好ましく、また、水蒸気透過率(23℃65%RH)が0.5cc・m−2・day−1・atm−1以下であることが好ましい。ガスバリア層の材料としては、金属や金属酸化物を主成分とすることが好ましく、例えば、アルミニウム、アルミナ、又はシリカが挙げられ、これらの材料を延伸、蒸着、又は塗布することで、ガスバリア層を形成することができる。ガスバリア層の透明な部位には、厚さ1nm〜1μmのアルミナ層又は/及びシリカ層を用いることが好ましい。
外装材11のヒートシール層は、対向する外装材どうしを封止する機能を有する。ヒートシール層の材料としては、ガラス転移温度又は熱溶融温度が80℃〜300℃のポリマーを主成分とすることが好ましく、例えば、ポリエチレンや未延伸ポリプロピレン(CPP)などのポリオレフィン、ウレタン、又はアクリルが好ましい。
なお、外装材11の各層は、直接接触して積層してもよいし、接着剤を介して積層してもよい。
断熱材10の内部(換言すれば、袋状の外装材11の内部)は、芯材12が収納されており、かつ断熱材の内部の気体の対流による伝熱を抑制するために減圧されている。5Pa以下の真空状態まで減圧することが好ましい。断熱材10の好ましい熱伝導率(23℃65%RH)は10×10−3W・m−1・K−1以下である。
断熱材10は、芯材12を減圧して収納するために、芯材12の外縁部に沿って縁部13が形成されている。縁部13では、芯材12の外周縁をヒートシールすることで対向する2枚の外装材11を互いに溶着させている。外装材11と芯材12との間にはわずかな空間14が形成されている。
断熱材を使用する際に、断熱材10の縁部13は、断熱材の中央に向かって折り返した状態にしてもよいし、また、図4に示すように、断熱材10の縁部13は、隣接する他の断熱材10の縁部13と接合することもできる。
次に、図2及び図3に、断熱材10の外装材11の一例を示す。外装材11は外側から順に配置された、第1基材層としての透明なNy層11a、第2基材層としての透明なPET層11b、ガスバリア層としての透明な蒸着シリカ層11c、及びヒートシール層としての透明なCPP層11dを含む透明な積層体である(図2参照)。なお、図示しないが、Ny層11a及びPET層11b、並びに蒸着シリカ層11c及びCPP層11dの各層間には透明な接着剤が存在している。そしてCPP層11dが互いに向き合うように一対の外装材11が重ね合わされて、内部に収納された芯材の外周縁全域のCPP層11dがヒートシールされて縁部13を形成し、このようにして全辺が封止された袋状の透明な外装材11が得られる(図3参照)。なお、縁部13は、外装材11の外縁をなすヒートシール部13aを有し、ヒートシール部13aと芯材12との間にわずかな空間14が形成されている。上述のように、外装材11は透明であるため、断熱材の減圧された内部を外方から視認することができる。
外装材11の内部には、変化が視覚的に識別可能な検知剤15が配置されていることが好ましい。外装材の透明な部位から検知剤を視認することができるからである。このような検知剤15としては、気体を検知することによって視覚的に識別可能な変化が起こる検知剤や、温度を検知することによって視覚的に識別可能な変化が起こる検知剤が挙げられる。また、視覚的に識別可能な変化としては、色の変化や形状の変化が挙げられる。
例えば、市販されている酸素検知剤や水分検知剤には、酸素や水分などの気体を検知することによって、その色が変化するものがある。このような気体検知剤を断熱材の内部に配置することで、内部への気体の侵入の有無やその程度を外装材の透明な部位を通して簡単かつ容易に目視で確認することができる。さらに、このような気体検知剤が気体吸着剤を兼ねることで、気体の侵入を検知しつつ内部の減圧環境を保持することができる。
また、例えば、市販されている示温剤には、温度の変化を検知することによって、その色が変化するものがある。このような温度検知剤を断熱材の内部に配置することで、断熱材の断熱性能が劣化して異常な温度になっていないかを外装材の透明な部位を通して簡単かつ容易に目視で確認することができる。
また、例えば、市販されているシリカゲルなどの吸湿剤には、水分によって表面融解して形状が変化するものがある。このような気体検知剤を断熱材の内部に配置することで、内部への気体の侵入の有無やその程度を外装材の透明な部位を通して簡単かつ容易に目視で確認することができる。さらに、このような気体検知剤が芯材を兼ねることで、気体の侵入を検知しつつ内部の減圧環境を保持することができる。
外装材11の一部が透明である場合には、断熱材10の内部の検知剤15は、外装材11の透明な部位を通して視認可能な位置に配置される。検知剤15を外装材11または芯材12に接合して配置することによって、検知剤の位置を固定することができる。なお、外装材11の全部が透明である場合であっても、外方から見やすい位置に検知剤を配置するために、検知剤15を外装材11または芯材12に接合して配置することが好ましい。
なお、少なくともニ以上の断熱材10どうしを接合することによって、断熱材モジュールを得ることができる。断熱材10どうしは、例えば、縁部13どうしを、剥離可能な接着剤や、テープやステーブルなどの固定具を使って取り外し可能に接合することが好ましい。さらに、外装材11の内部に変化が視覚的に識別可能な検知剤15を配置することによって、少なくともいずれか一つの断熱材10の外装材11の内部に配置された検知剤15の変化を識別したときに、その断熱材を断熱材モジュールから取り外して、断熱材を交換して、断熱性能が劣化した断熱材モジュールを容易に修理することができる。なお、本明細書では、取り外し可能とは、断熱材の内部の減圧状態を維持したままで取り外り外すことができることを意味する。
<物品と断熱材の組合体>
上述の断熱材10は、例えば壁材20のような建物の建材と一緒に用いられる。
例えば図4に示すように、壁材20の表面に接着剤22を介して複数の断熱材10が上下方向及び左右方向に並んで配置されている。この場合、各断熱材10は上下方向及び左右方向に隣接する断熱材10と密接して配置され、壁材20の断熱機能を高めている。なお、各断熱材10は壁材20の表面に接着剤22を介して取外し可能に設けられ、各断熱材10は縁部13どうしが取り外し可能に接合されている。このようにして、壁材20と断熱材10とにより、物品と断熱材の組合体20Aが構成される。
あるいは、図5及び図6に示すように、壁材20の表面に取付治具23を介して複数の断熱材10を上下方向及び左右方向に並んで配置してもよい。この場合、各断熱材10は上下方向及び左右方向に隣接する断熱材10と接近して配置され、壁材20の断熱機能を高めている。図5及び図6において、壁材20の表面に、断熱材10を取付けるための取付治具23が取付けられている。そして各断熱材10はこの取付治具23内に取外し可能に設けられ、壁材20と断熱材10により、物品と断熱材の組合体20Aが構成される。
なお、壁材20を一例として説明したが、上述した内容は、容器、乗り物、建物、設備機器、及び電気製品などの様々な物品に対して同様に適用可能である。
物品と断熱材の組合体20Aでは、断熱材10は物品に取り外し可能に設けられていることが好ましい。また、断熱材11どうしも互いに取り外し可能に接合されていることが好ましい。使用中の劣化に起因して、少なくともいずれか1つの断熱材の断熱特性が低下したときに、その断熱材を取り外して交換することで、物品と断熱材の組合体を容易に修理できるからである。
また、物品と断熱材の組合体20Aでは、断熱材10の内部に、変化が視覚的に識別可能な検知剤15が配置されていることが好ましい。
例えば、断熱材10を長時間使用すると、酸素や水分などの気体が、外装材11のヒートシールされている箇所より断熱材10の内部に侵入することがある。このように、断熱材10の内部に気体が侵入すると、気体検知剤15が侵入したガスと反応し、気体検知剤15の色が変化したり、又は気体検知剤15の形状が変化する。
作業者Pは、壁材20に取付けられた断熱材10の内部を外装材11の透明な部位を通して目視により観察し、気体検知剤15の色の変化又は形状の変化に基づいて断熱材10の断熱性能が低下したと判断する。次に、作業者Pは断熱性能が低下したと判断した断熱材10を壁材20から取外し、新しい断熱材10を壁材20に取付けることができる。
このように、断熱材10の減圧された内部を外方から視認することができるため、断熱材10の断熱性能を目視にて判断することができる。
なお、断熱材10の外方から外装材11を通して気体検知剤を目視にて観察し、断熱性能の低下を判断する例を示したが、これに限らず、気体検知剤の代わりに、温度検知剤を用いてもよい。
あるいは、断熱材10の外方から外装材11の透明な部位を通して芯材12の状態を観察し、芯材12に例えばカビが発生するなどの異常が発生していないか観察することもできる。外装材11の透明な部位を通して断熱材10の内部に異物が混入していないか観察することもできる。
<製造方法>
本発明の実施形態の断熱材10の製造方法は、少なくとも一部が透明な外装材11を準備する第1工程と、外装材11を袋状にするステップ、外装材11の内部に芯材12を収納するステップ、外装材11の内部を減圧するステップ、及び外装材11を封止するステップをおこなう第2工程と、を備える。このとき、第2工程の途中及び/又は第2工程の後に、異物の有無を外装材11を通して視覚的に検査することで、品質が良い断熱材10を製造することができる。
下記に、製造方法の一例として、図7に示すように、外装材準備工程S1と、芯材収納工程S2と、真空封止工程S3とによる例を説明する。
外装材準備工程S1では、少なくとも1辺がヒートシールなどによって封止されて開口が形成された袋状の透明な外装材11を準備する。外装材11は、後述する芯材収納工程S2や真空封止工程S3での作業性を考慮すれば、3辺を封止した袋状に形成することが好適である。
芯材収納工程S2では、工程S1において準備された袋状の透明な外装材11の内部に芯材12を収納する。具体的には、芯材12は袋状の外装材11の開口から外装材11の内部に収納される。
真空封止工程S3では、工程S2において芯材12が収納された袋状の透明な外装材11の内部を減圧するとともに、外装材11の開口をヒートシールなどによって封止する。この工程によって、減圧されて真空状態の外装材11の内部に芯材12が収納される。
このようにして矩形状の全辺が封止され、内部が減圧された、透明な断熱材10が得られる。
次に、本発明の実施形態の物品と断熱材の組合体20Aの製造方法は、上述した製造方法で得られた断熱材10を、例えば接着剤22や取付治具23を介して、物品に固定するものである。
10 断熱材
11 外装材
12 芯材
13 縁部
15 検知材
20 壁材
20A 物品と断熱材の組合体
22 接着剤
23 取付治具

Claims (3)

  1. 物品と、
    前記物品に設けられた複数の断熱材とを備え、
    各断熱材は、
    芯材と、
    前記芯材を収納するとともに内部が減圧された袋状の外装材とを備え、
    前記外装材の少なくとも一部が透明であり、前記物品は壁材からなり、この壁材に格子状の取付治具が設けられ、各断熱材は前記格子状の取付治具が前記各断熱材と当接しながら、前記取付冶具内に、取り外し可能に嵌込まれることを特徴とする、物品と断熱材の組合体。
  2. 物品と、
    前記物品に設けられた複数の断熱材とを備え、
    各断熱材は、
    芯材と、
    前記芯材を収納するとともに内部が減圧された袋状の外装材とを備え、
    前記外装材の少なくとも一部が透明であり、前記物品は壁材からなり、この壁材に複数の断熱材が接着剤を介して取り外し可能に設けられ、各断熱材同士は各々の縁部を介して互いに取り外し可能に接合することを特徴とする、物品と断熱材の組合体。
  3. 請求項1または2に記載の物品と断熱材の組合体において、前記外装材の内部に変化が視覚的に識別可能な検知剤が配置され、
    少なくともいずれか一つの断熱材の外装材の内部に配置された検知剤の変化を識別したときに、その断熱材を前記壁材から取り外して交換することを特徴とする、物品と断熱材の組合体の修理方法。
JP2013262707A 2013-12-19 2013-12-19 断熱材、断熱材の製造方法、及び物品と断熱材の組合体 Active JP6414381B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013262707A JP6414381B2 (ja) 2013-12-19 2013-12-19 断熱材、断熱材の製造方法、及び物品と断熱材の組合体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013262707A JP6414381B2 (ja) 2013-12-19 2013-12-19 断熱材、断熱材の製造方法、及び物品と断熱材の組合体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015117801A JP2015117801A (ja) 2015-06-25
JP6414381B2 true JP6414381B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=53530700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013262707A Active JP6414381B2 (ja) 2013-12-19 2013-12-19 断熱材、断熱材の製造方法、及び物品と断熱材の組合体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6414381B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020157825A1 (ja) * 2019-01-29 2020-08-06 三菱電機株式会社 冷蔵庫
WO2024084774A1 (ja) * 2022-10-19 2024-04-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 真空断熱材

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2911693B2 (ja) * 1992-11-13 1999-06-23 大陽東洋酸素株式会社 真空断熱構造体
JP3455251B2 (ja) * 1993-10-15 2003-10-14 明星工業株式会社 真空断熱材
JP4852987B2 (ja) * 2005-11-10 2012-01-11 パナソニック株式会社 断熱箱体
JP5523653B2 (ja) * 2006-08-23 2014-06-18 ミサワホーム株式会社 建物の外壁構造および外壁パネル
JP2009063140A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Kurabo Ind Ltd 真空断熱材
JP2011012797A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Toppan Printing Co Ltd 真空断熱材
JP2012180904A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Honko Mfg Co Ltd 断熱センサ類

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015117801A (ja) 2015-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101301504B1 (ko) 진공단열재 및 그 제조방법
JP6439256B2 (ja) 断熱容器および断熱容器の修理方法
JP6414381B2 (ja) 断熱材、断熱材の製造方法、及び物品と断熱材の組合体
JP2015169372A (ja) 断熱容器および断熱容器の製造方法
JP2007239771A (ja) 真空断熱材とそれを用いた断熱箱体
JP2017081646A (ja) 折り畳み式保冷保温箱、組み立て式保冷保温箱
JP2007321925A (ja) 真空断熱材及びその製造方法
TWI604150B (zh) Vacuum heat insulation material and heat insulation box
JP2011089740A (ja) 袋体、および真空断熱材
JP2007155135A (ja) 真空断熱材及びその製造方法
JP6831622B2 (ja) 保冷保温用箱体
JP2011012797A (ja) 真空断熱材
JP2018059597A (ja) 保冷保温箱
KR101825776B1 (ko) 진공 단열재
TWI460111B (zh) 防塵薄膜組件收納方法
JP2012026512A (ja) 袋体および真空断熱材
KR102317718B1 (ko) 적층체 및 이를 이용한 진공단열재
EP3181980B1 (en) Method for manufacturing vacuum heat insulator and vacuum heat insulator
JP4617850B2 (ja) 真空パックを用いたガラス基板の梱包方法及びその包装体
JP2015117799A (ja) 断熱材モジュール、及び物品と断熱材モジュールの組合体
JP2017116097A (ja) 真空断熱材の製造方法および真空断熱材
JP2015197110A (ja) 断熱物品
JP2017100799A (ja) 折り畳み式保冷保温箱およびその折り畳み方法、ならびにかご車
JP6897020B2 (ja) 包装袋
JP2014109334A (ja) 真空断熱材及びそれに用いる真空断熱材用外包材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180206

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6414381

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150