JP6412087B2 - 数値制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は数値制御装置に関し、特にテーブル軸の移動量が小さい場合にプレス軸の動作を高速化することが可能な数値制御装置に関する。
パンチプレス加工では、数値制御装置が、テーブル軸(X軸及びY軸)の動作完了とプレス軸の動作開始、及びプレス軸の動作完了とテーブル軸の動作開始を、それぞれ時間的に重複して動作させることで、全体の加工時間を短縮している。以下、このような動作制御手法をオーバラップという。
図1は、オーバラップ制御の一例を示す図である。図1の左図では、ブロック1において、X軸及びY軸の動作完了時点よりも指定時間先行した時刻(A)で、パンチヘッドの動作が開始されている。また、ブロック1のパンチヘッドの動作完了を待たずに、パンチヘッドがワークから離れた時点(B)で、ブロック2のX軸及びY軸の動作が開始されている。
このようなオーバラップ制御を行うと、図1の右図のようにX軸及びY軸の移動量が小さい場合は、ブロック1のパンチヘッドの動作完了よりも、ブロック2のX軸及びY軸の動作完了のほうが早く到来してしまうことがある。この場合、次のパンチヘッドの動作は、ブロック1のパンチヘッドの動作完了(C)を待ってから開始することになる。
すなわち、テーブル軸の移動量が小さいと、テーブル軸の移動が完了していても、前ブロックのパンチヘッドの動作が完了しておらず、次のパンチヘッドの動作開始までの待ち時間、換言すれば無駄時間(E)が発生することがある(図2参照)。これにより、ヒットレートすなわち1分あたりのプレス回数が頭打ちになるという問題が生じる。
ここで、プレス軸の動作同士をオーバラップさせれば、加工時間を短縮できる可能性がある。しかし、テーブル軸との同期や、クリアランスを確保できないという問題が生ずる。クリアランスとは、プレス開始位置とワークの上面との間隔をいう。クリアランスは、ワークの板厚や材質、使用する工具等によって最適な値が定められる。クリアランスは、大きすぎても小さすぎても加工不良の要因となり、例えば、望ましくないバリを発生させることがある。
また、ワーク厚等の条件毎にクリアランスの設定値を切り替えることにより、加工時間を短縮できる可能性がある。しかしながら、当該条件毎にプレスの動作パターンを用意する必要があるため、運用上の負担が大きい。
特許文献1には、クランク機構を有するプレス機構が一定方向に回転する場合において、プレス間の加減速を調整することにより、無駄時間を削減する構成が記載されている。
特開2001−198632号公報
しかしながら、特許文献1においても、プレス軸の動作をオーバラップさせる手法はなお開示されていない。また、特許文献1記載の構成は、プレス軸の機構によりプレスのストローク(上下動の幅)が制限を受けるという問題を有している。
本発明は、このような様々な問題点を解決するためになされたものであり、テーブル軸の移動量が小さい場合にプレス軸の動作をオーバラップさせることにより、高速なプレス加工を実現する数値制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施の形態にかかる数値制御装置は、加工プログラムに従ってテーブル軸及びプレス軸の動作を制御する軸動作制御部を有する数値制御装置であって、前記軸動作制御部は、第1のブロックにかかる前記プレス軸の動作を第1の上死点から開始し、前記テーブル軸の状態が第2のブロックにかかる前記プレス軸の動作を開始できる条件を満たしており、かつ前記第1のブロックにかかる前記プレス軸の動作が完了していない場合には、前記第2のブロックにかかるプレス軸の動作を、前記第1の上死点よりも低い第2の上死点から開始することにより、前記第1のブロック及び前記第2のブロックにかかる前記プレス軸の動作同士をオーバラップさせることを特徴とする。
他の実施の形態にかかる数値制御装置では、前記テーブル軸の状態が前記第2のブロックにかかる前記プレス軸の動作を開始できる条件を満たしている状態、及び、前記第1のブロックにかかる前記プレス軸の動作が完了していない状態にあるときに、前記第1のブロックにかかる前記プレス軸の動作の残り時間に基づいて、現時点において前記オーバラップを開始した場合の予測上死点を計算し、前記予測上死点の高さが、予め定められたしきい値以上である場合に、前記軸動作制御部に前記オーバラップを開始させる判定部をさらに有することを特徴とする。
本発明によれば、テーブル軸の移動量が小さい場合にプレス軸の動作をオーバラップさせることにより、高速なプレス加工を実現する数値制御装置を提供することができる。
従来のオーバラップ制御の一例を示す図である。 従来のオーバラップ制御の一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる数値制御装置100の動作を示す図である。 プレス軸同士をオーバラップさせる方法を示す図である。 クリアランス(予測上死点)の計算方法を示す図である。 クリアランス(予測上死点)の計算方法を示す図である。 クリアランス(予測上死点)の計算方法を示す図である。 クリアランス(予測上死点)の計算方法を示す図である。 数値制御装置100の動作を示すフローチャートである。 プレス動作の一例を示す図である。 プレス軸がクランクである場合の数値制御装置100の動作を示す図である。 数値制御装置100の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図12は、本発明の実施の形態にかかる数値制御装置100の構成を示すブロック図である。数値制御装置100は、判定部110、軸動作制御部120を有する。数値制御装置100は、典型的には中央処理装置(CPU)、記憶装置及び入出力装置を備えた情報処理装置であり、CPUが所定のプログラムを実行することにより判定部110及び軸動作制御部120を論理的に実現する。
判定部110は、テーブル軸(X軸及びY軸)及びプレス軸の動作を監視し、プレス軸の動作をオーバラップできるかどうかを判定する処理を行う。
軸動作制御部120は、加工プログラムに従ってテーブル軸(X軸及びY軸)及びプレス軸の動作を制御するとともに、判定部110からの指令に従って、プレス軸の動作をオーバラップさせる制御を行う。
図3を用いて、数値制御装置100の動作の概要を説明する。まず、判定部110は、テーブル軸の状態がプレス動作を開始できる条件を満たしており、かつ前のブロックのプレス動作が完了していない状態を検出する。テーブル軸の状態がプレス動作を開始できる条件を満たしているとは、換言すれば、テーブル軸とプレス軸とのオーバラップを開始させることが可能な時間的条件が整っているということである。より具体的には、テーブル軸の動作完了予定時刻から、パンチヘッドが上死点から動作を開始してワーク上面に達するのに要する時間だけ過去に遡った時点を経過したことをいう。
軸動作制御部120は、判定部110が上述の状態を検出したとき、前ブロックのプレス動作にオーバラップさせて、次ブロックのプレス動作を開始させることができる。但し、この際、パンチヘッドの位置とワーク上面との距離(クリアランス)が小さすぎると加工不良が発生しやすい。そこで本実施の形態では、プレス動作同士のオーバラップを開始させるためのもうひとつの条件として、最低限確保すべきクリアランスの値(以下、最小クリアランス)を定義する。判定部110は、上述の状態を検出し、かつパンチヘッドの位置が最小クリアランスを満たしたときに、軸動作制御部120に対し、プレス動作同士のオーバラップ制御を開始するよう指令する。これにより、数値制御装置100は、加工品質を保ちつつヒットレートを向上させることができる。図3の中図及び下図において、実線はプレス動作同士のオーバラップを行った場合のパンチヘッドの位置及び速度を、破線はオーバラップを行わない場合のパンチヘッドの位置及び速度を示している。プレス動作同士のオーバラップ制御により、(F)及び(G)の位置で動作が変化していることが分かる。
ここでいう最小クリアランス(第2の上死点ともいう)は、従来より用いられてきたクリアランス(第1の上死点ともいう)と別個のパラメータであり、両者は併存可能である。従来のクリアランスは、ワーク厚等の条件毎に設定される値であり、プレスの動作パターンも当該条件毎に用意される。一方、本実施の形態で導入された最小クリアランスというパラメータは、動作パターンとは独立にユーザが任意に設定し得るものである。したがって、ユーザは動作パターンを変更することなく、最小クリアランスを設定及び変更することができる。なお、言うまでもなく、クリアランス>最小クリアランスの関係が成立する。
また、従来のクリアランスは、ワークの反りやうねりなどを考慮して余裕を持って設定されることがある。しかし、テーブルの移動量が小さければ、ワークの反りやうねりの影響が少ないため、第1の上死点である従来のクリアランスよりも小さい、第2の上死点すなわち最小クリアランスを用いても、ワークと工具とが干渉することなく加工を実施できる。
判定部110又は軸動作制御部120は、Mコードや入力信号等に応じて、プレス動作同士のオーバラップの実施の有無を切り替えることとしても良い。これにより、高速加工が必要でない場合にはプレス動作同士のオーバラップを行わず、より良い加工品質を追求することができる。
図4を用いて、軸動作制御部120がプレス軸の動作をオーバラップさせる方法をより詳しく説明する。軸動作制御部120は、オーバラップ開始時点で、前ブロック(第1のブロックともいう)のプレス動作のパルスに、次ブロック(第2のブロックともいう)のプレス動作のパルスを加算する。これにより、パンチヘッド速度は図4の中図に示すように変化し、オーバラップされた速度で動作するようになる。また、パンチヘッド位置は図4の下図に示すように時間経過とともに変化する。
図5を用いて、判定部110が、最小クリアランスが確保できたことを検知する方法について説明する。ブロック開始(パンチヘッドがワークから抜けた時点)から現時点までのパンチヘッドの移動量の積算値をAとする。また、現時点でオーバラップを開始させた場合に、パンチヘッドの速度が0になるはずの時点におけるパンチヘッドとワーク上面の距離をクリアランスCとする。すなわち、クリアランスCは、ブロック開始からパンチヘッドの速度が0になるまでのパンチヘッドの移動量である。判定部110は、一定時間毎に、その時点において予測されるクリアランスC(予測上死点ともいう)の値を計算し、クリアランスC≧最小クリアランスとなった時点でオーバラップを開始させる。
ここで、前ブロックのプレス動作の残移動時間Tを、以下のように定義する。
・分配パルスPが残っている場合: T=P/F+τ
・分配パルスPが残っていない場合: T=τf/F
分配パルスPが残っている場合とは、換言すれば、パンチヘッドが指令速度で動いている状態にある場合をいう。分配パルスPが残っていない場合とは、換言すれば、パンチヘッドが減速中である場合をいう。τはプレスの時定数、すなわち指令速度に達するまでに要する時間を、Fはプレスの指令速度を示している。
クリアランスCは、前ブロックのプレス動作の残移動時間Tに応じて、以下の式で求められる。
・2τ≧T>τの場合(図6参照)
C=A+(T−τ)(F+Fτ/T)/2+Fτ/T×(τ−T/2)/2
=A+(2FT−Fτ)/4 ・・・(1)
・τ≧Tの場合(図7参照)
C=A+(FT/τ×T/2)/2
=A+FT/4τ ・・・(2)
なお、T≧2τの場合は、T=2τとなるようにオーバラップして、プレスを開始するタイミングをクランプする(図8参照)。これは、図10に示すように、ストローク及びクリアランスを大きくとってプレスを行っている状態である。例えばプレス軸の発熱が大きい場合等にこのようなプレスが行われる。通常、このような場合には高速加工は要求されることはない。クリアランスの計算式は(1)、(2)のいずれかとなる。
図9のフローチャートを用いて、数値制御装置100の動作を整理しつつ説明する。
S1:軸動作制御部120は、プレス軸の移動指令を作成する。判定部110は、ブロック開始(パンチヘッドがワークから抜けた)後より、一定時間毎に、プレス軸の移動量積算値Aの計算を行う。
S2:判定部110は、テーブル軸が次ブロックのプレス動作を実施可能な位置に到達したか否かを判定する。到達していればS3に遷移する。到達していなければS1に遷移する。
S3:判定部110は、前ブロックのプレス動作が完了しているか否かを判定する。完了していなければS4に遷移する。完了していればS9に遷移する。
S4:判定部110は、高速加工モードがONであるか否かを判定する。ONであればS5に遷移する。その他の場合はS1に遷移する。
S5:判定部110は、前ブロックのプレスの残移動時間Tを計算する。
S6:判定部110は、T>2τであるか否かを判定する。NOであればS7に遷移する。YESであればS1に遷移する。
S7:判定部110は、TとAを用いて、式(1)、(2)によりクリアランスCを計算する。
S8:判定部110は、C≧最小クリアランスであるか否かを判定する。YESであればS9に遷移する。YESであればS1に遷移する。
S9:判定部110は、軸動作制御部120にプレス軸同士のオーバラップ制御の開始を指示する。軸動作制御部120は、前ブロックのプレス動作にオーバラップする形で、次ブロックのプレス動作を開始させる。
本実施の形態によれば、数値制御装置100は、従来のクリアランスよりも小さい最小クリアランスの設定を受け付ける。そして、パンチヘッドが最小クリアランスに達した時点でパンチヘッドの速度が0となるよう、ブロック間でプレス動作同士をオーバラップさせる。これにより、テーブル軸の移動量が小さい場合にも、高速なプレス加工を実現することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
例えば、上述の実施の形態はプレス軸が直線軸上を動く場合を前提としているが、図11に示すようにプレス軸がクランクになっている場合にも本発明は適用可能である。この構成では、クランク軸が回転を開始し、プレス動作が完了した後に、パンチヘッドが上死点に達し、クランク軸の回転速度が0となる。その後、クランク軸の回転方向が切り替わり、次のプレス動作が開始される。数値制御装置100は、このような複数のプレス動作間でクランク軸の回転動作をオーバラップさせることで、パンチヘッドの上死点を変化させることができる。すなわち、上述の実施の形態と同様に、パンチヘッドが最小クリアランスに達した時点でパンチヘッドの速度が0となるよう、ブロック間でプレス動作同士をオーバラップさせることができる。
また、上述の実施の形態では、判定部110は、高速加工モードがONである場合にのみプレス動作のオーバラップを実施したが(ステップS4)、必ずしもこの判定ステップを備える必要はなく、適宜省略して良い。
100 数値制御装置
110 判定部
120 軸動作制御部

Claims (2)

  1. 加工プログラムに従ってテーブル軸及びプレス軸の動作を制御する軸動作制御部を有する数値制御装置であって、
    前記軸動作制御部は、
    第1のブロックにかかる前記プレス軸の動作を第1の上死点から開始し、
    前記テーブル軸の状態が第2のブロックにかかる前記プレス軸の動作を開始できる条件を満たしており、かつ前記第1のブロックにかかる前記プレス軸の動作が完了していない場合には、前記第2のブロックにかかるプレス軸の動作を、前記第1の上死点よりも低い第2の上死点から開始することにより、
    前記第1のブロック及び前記第2のブロックにかかる前記プレス軸の動作同士をオーバラップさせることを特徴とする
    数値制御装置。
  2. 前記テーブル軸の状態が前記第2のブロックにかかる前記プレス軸の動作を開始できる条件を満たしている状態、及び、前記第1のブロックにかかる前記プレス軸の動作が完了していない状態にあるときに、
    前記第1のブロックにかかる前記プレス軸の動作の残り時間に基づいて、現時点において前記オーバラップを開始した場合の予測上死点を計算し、
    前記予測上死点の高さが、予め定められたしきい値以上である場合に、前記軸動作制御部に前記オーバラップを開始させる判定部をさらに有することを特徴とする
    請求項1記載の数値制御装置。
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