JP6405947B2 - 複写機および記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は,複写機および複写機用のプログラムを記憶する記憶媒体に関する。さらに詳細には,原稿の画像を拡大あるいは縮小して印刷する変倍機能を有する複写機に関するものである。
従来から,原稿の画像を拡大ないし縮小して印刷する変倍機能を有する複写機が実用化されている。また,変倍機能の設定に関する技術として,定型サイズから定型サイズへの倍率を選択させる技術や,ユーザに倍率を設定させる際の目安として,定型サイズから定型サイズへの倍率を表示する技術が知られている。
変倍機能の設定に関する技術を開示した文献としては,例えば,特許文献1がある。特許文献1では,変倍機能を有する複写機であって,倍率を設定させる画面に,原稿のサイズと出力シートのサイズとの大小関係が判別できるアイコンを表示する構成が開示されている。
特開平11−177741号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題があった。すなわち,多くの定型サイズに対応するために倍率の選択肢を多くすると,ユーザにとって所望の倍率を探し当てるのに時間がかかる。一方で,表示される選択肢を一般的に使用頻度が高い倍率に限定すると,ユーザによっては所望の倍率を選択できない可能性があり,不便を強いる。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,変倍機能を有する複写機であって,倍率の設定の容易化が期待できる技術を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた複写機は,原稿の画像を読み取る読取部と,シートに画像を印刷する印刷部と,前記印刷部に印刷させるシートを収容するトレイと,表示部と,制御部と,を備え,前記制御部は,前記トレイに収容されるシートのサイズを取得する取得処理と,倍率を選択させる画面である倍率選択画面であって,前記取得処理にて取得されたシートのサイズを利用し,当該取得されたシートのサイズと原稿の定型サイズとの組合せから求められる倍率である特定シート倍率を選択肢として表示する前記倍率選択画面を,前記表示部に表示させる表示処理と,前記読取部にて読み取られた原稿の画像を,前記倍率選択画面を介して選択された倍率に基づいて拡大ないし縮小して,前記印刷部に印刷させる変倍コピー処理と,を実行することを特徴としている。
本明細書に開示される複写機は,変倍機能を利用するにあたり,倍率選択画面にて倍率の設定を受け付ける。複写機は,あらかじめトレイに収容されるシートのサイズを取得しておき,その倍率選択画面において,その取得したシートのサイズと,原稿のサイズとなり得る定型サイズと,の組合せから求められる倍率である特定シート倍率を,選択肢として表示する。つまり,複写機は,トレイに収容されるシートのサイズに適合しない倍率を選択肢としない。これにより,例えば定型サイズの全ての組合せの倍率を選択肢とする場合と比較して,選択肢の数を少なくできる。また,選択肢の数を少なくしても,トレイに収容されたシートのサイズを印刷対象のシートのサイズとする倍率を選択肢としていることから,ユーザが希望する倍率が選択肢となる可能性が高く,使い勝手がよい。
また,前記制御部は,前記表示処理では,前記特定シート倍率の数が所定数よりも少ない場合,全ての前記特定シート倍率が選択肢に含まれ,前記特定シート倍率の数が所定数よりも少なくない場合には,拡大か縮小かを選択させる分類選択画面を前記表示部に表示させ,前記分類選択画面での選択結果を利用して,拡大か縮小かの一方に対応する全ての前記特定シート倍率が選択肢に含まれるとよい。特定シート倍率の数が多いほど,倍率選択画面にて選択可能な選択肢が多くなり,ユーザにとって所望の倍率を探し当てるのに時間がかかる。そこで,特定シート倍率の数が多い場合,さらに拡大か縮小かを選択させ,選択結果に応じていずれか一方に対応する特定シート倍率を選択肢として表示することで,目的の倍率が探し易くなる。
また,本明細書に開示される複写機は,前記トレイに収容されたシートのサイズに応じて異なる信号を出力するサイズセンサを備え,前記制御部は,前記取得処理では,前記サイズセンサからの出力信号に基づいて,前記トレイに収容されたシートのサイズを取得するとよい。シートのサイズを実測することで,ユーザ入力によって得られたサイズよりも,信頼性が高いサイズが得られる。
また,本明細書に開示される複写機は,前記トレイを複数備え,前記制御部は,前記取得処理では,トレイごとにシートのサイズを取得し,前記表示処理では,前記取得処理にて複数のサイズを取得した場合,それらのサイズの中から印刷対象のサイズを選択させるサイズ選択画面を前記表示部に表示させ,原稿の定型サイズと前記サイズ選択画面を介して選択されたサイズとの組合せから求められる倍率を,前記特定シート倍率とするとよい。複数のサイズを取得した場合,取得されたサイズ全てに対応する倍率を特定シート倍率とすると,選択肢が多くなり過ぎて所望の倍率を探し難くなる。そのため,ユーザにシートのサイズを選択させ,選択されたシートのサイズに適合する倍率を特定シート倍率とすることで,選択肢の増大の抑制が期待できる。
また,前記制御部は,前記取得処理では,シートが収容されていないトレイに基づくシートのサイズを,前記サイズ選択画面にて選択されるシートのサイズの候補から除外するとよい。シートが収容されていないトレイに対応するシートサイズを選択肢としても,選択される可能性は低い。そのため,選択肢から除外する方が好ましい。
また,本明細書に開示される複写機は,記憶部を備え,前記制御部は,前記倍率選択画面を介して倍率が選択された場合に,当該倍率に基づく原稿のサイズに関する情報である原稿情報を,前記記憶部に記憶させる記憶処理と,印刷対象のシートのサイズが変更されたか否かを判断する判断処理と,前記判断処理にて印刷対象のシートのサイズが変更されたと判断した場合に,前記記憶部に記憶される前記原稿情報によって特定されるサイズとシートの定型サイズとの組合せから求められる倍率である特定原稿倍率を選択肢として表示する前記倍率選択画面を,前記表示部に表示させる変更表示処理と,を実行するとよい。原稿情報は,原稿のサイズそのものであってもよいし,倍率とシートのサイズとの組合せであってもよい。複写機は,シートのサイズを取得していることから,倍率が選択されることで原稿のサイズを推測できる。そのため,複写機は,倍率が選択された後,原稿のサイズに関する原稿情報を記憶し,その後にシートのサイズが変更された場合には,原稿情報から得られるサイズからシートの各種の定型サイズとなる各種の倍率を選択肢として倍率選択画面に表示することで,原稿に適合した倍率が選択肢として表示される可能性が高く,使い勝手がよい。
また,本明細書に開示される複写機は,前記トレイが装置にセットされているか否かによって異なる信号を出力するトレイセンサを備え,前記制御部は,前記判断処理では,前記トレイセンサにて前記トレイのセット状態が変化したと判断した場合,印刷対象のシートのサイズが変更されたと判断するとよい。トレイのセット状態が変化した場合,すなわちトレイが開放された場合,ユーザによってシートが交換された可能性が高まる。そのため,印刷対象のシートのサイズが変更されたと判断する方が好ましい。
また,本明細書に開示される複写機は,前記トレイを複数備え,前記制御部は,前記判断処理では,使用するトレイの変更を受け付けた場合に,印刷対象のシートのサイズが変更されたと判断するとよい。トレイごとに異なる種類のシートが収容されている可能性があり,使用するトレイが変更された場合には,シートのサイズが変更された可能性が高まる。そのため,印刷対象のシートのサイズが変更されたと判断する方が好ましい。
また,前記制御部は,前記特定原稿倍率のうち,印刷対象のシートのサイズが変更された後に前記取得処理にて取得されたサイズに対応する倍率を,他の倍率よりも優先して表示するとよい。シートのサイズが得られた場合には,そのサイズに適合する倍率が選択される可能性が最も高い。そのため,当該倍率を他の倍率よりも優先して表示する方が好ましい。
上記複写機の機能を実現するための制御方法,コンピュータプログラム,および当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能な記憶媒体も,新規で有用である。
本発明によれば,変倍機能を有する複写機であって,倍率の設定の容易化が期待できる技術が実現される。
実施の形態にかかる複合機(MFP)の外観を示す図である。 実施の形態にかかるMFPの電気的構成を示すブロック図である。 コピー選択時の表示部の画面遷移を示す図である。 実施の形態にかかるコピー設定処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態にかかる倍率設定処理の手順を示すフローチャートである。 定型サイズの寸法と,定型サイズから定型サイズへの拡大ないし縮小を行う際の倍率と,を記憶するデータベースの構成を示す図である。 実施の形態にかかるシート変更処理の手順を示すフローチャートである。
以下,本発明にかかる複写機を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,画像読取機能および画像形成機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral )に本発明を適用したものである。
[MFPの構成]
本形態のMFP100は,図1に示すように,シートに画像を印刷する画像形成部1と,原稿の画像を読み取る画像読取部2とを備えている。画像形成部1の画像形成方式は,電子写真方式であっても,インクジェット方式であってもよい。また,カラー画像の形成が可能であっても,モノクロ画像専用であってもよい。画像読取部2も,カラー画像の読み取りが可能であっても,モノクロ読取専用であってもよい。画像形成部1は,印刷部の一例である。
画像読取部2は,画像の読み取りを行う本体部10と,原稿の自動搬送を行う自動原稿供給装置(ADF:Auto Document Feeder)20とを備えている。ADF20は,本体部10よりも上方に位置するとともに一辺が本体部10と連結し,本体部10に対して回動自在に設けられている。そのため,画像読取部2は,ADF20によって本体部10の上面を開閉することができる。つまり,ADF20は,本体部10の上面を覆うカバーを兼ねる。なお,図1は,ADF20を閉じた状態を示している。画像読取部2の本体部10は,読取部の一例である。
また,画像形成部1は,画像形成部1によって画像が印刷される前のシートを収容する給紙トレイ91,92と,画像形成部1によって画像が印刷された後のシートを収容する排紙トレイ95と,を備えている。各給紙トレイ91,92は,画像形成部1から取り外し可能である。本形態では,給紙トレイが画像形成部1に装着された状態を給紙トレイがセットされた状態とし,給紙トレイが画像形成部1から取り外された状態を給紙トレイがセットされていない状態とする。また,給紙トレイは,少なくとも1台備えていればよく,図1に示したような2台に限るものではない。給紙トレイ91,92は,トレイの一例である。
また,MFP100は,その前面側に,スタートキー,ストップキー,テンキーの各ボタン等,各種のボタンによって構成されるボタン群41と,タッチパネルからなる表示部42と,を備えた操作パネル40を備えている。このボタン群41や表示部42により,動作状況の表示やユーザによる操作の入力が可能になっている。なお,本形態の表示部42は,入力機能と表示機能とを兼ねるタッチパネルであるが,例えば入力機能を有しない液晶パネルであってもよい。表示部42は,表示部の一例である。
続いて,本形態のMFP100の電気的構成について説明する。本形態のMFP100は,図2に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(Non Volatile RAM)34と,を有するコントローラ30を備えている。また,MFP100は,画像形成部1と,画像読取部2と,操作パネル40と,サイズセンサ61,62と,トレイセンサ71,72と,通信インターフェース37とを備え,これらがCPU31によって制御される。なお,図2中のコントローラ30は,CPU31等,MFP100の制御に利用されるハードウェアを纏めた総称であって,実際にMFP100に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
ROM32には,MFP100を制御するための制御プログラムであるファームウェアや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは画像データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。NVRAM34も,MFP100にて用いられる各種の情報を記憶する記憶領域として利用される。RAM33あるいはNVRAM34は,記憶部の一例である。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムや各種センサから送られる信号に従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,MFP100の各構成要素を制御する。CPU31は,制御部の一例である。なお,コントローラ30が制御部であってもよい。
サイズセンサ61は,給紙トレイ91に収容されたシートのサイズに応じて異なる信号を出力するセンサである。MFP100は,サイズセンサ61の出力信号を利用して,給紙トレイ91に収容されているシートのサイズを特定する。サイズセンサ61は,例えば,給紙トレイ91内に配置されるガイドの位置によって異なる信号を出力するセンサであってもよいし,シートの有無によって異なる信号を出力するシートセンサを給紙トレイ91内に複数備え,各シートセンサの出力信号から得られるシートの有無の組合せによって異なる信号を出力するセンサであってもよい。サイズセンサ62は,給紙トレイ92に収容されたシートのサイズに応じて異なる信号を出力するセンサであり,サイズセンサ61と同様の構成であればよい。
トレイセンサ71は,給紙トレイ91がMFP100にセットされているか否かによって異なる信号を出力するセンサである。MFP100は,トレイセンサ71の出力信号を利用して,CPU31にて給紙トレイ91がMFP100にセットされている状態か否かを特定する。トレイセンサ72は,給紙トレイ92がMFP100にセットされている状態か否かによって異なる信号を出力するセンサであり,トレイセンサ71と同様の構成であればよい。
通信インターフェース37は,外部デバイスとの通信を可能にするハードウェアである。具体的な通信インターフェース37としては,例えば,有線LANインターフェース,無線LANインターフェース,シリアル通信インターフェースが該当する。また,ファクシミリ通信を可能にするための電話回線インターフェースであってもよい。MFP100は,画像読取部2にて読み取られた原稿の画像データを,通信インターフェース37を介して外部デバイスに送信できる。また,MFP100は,画像形成部1に画像を形成させる印刷ジョブ,あるいは画像読取部2に画像を読み取らせる読取ジョブ,あるいはその両方を行わせるコピージョブを,通信インターフェース37を介して外部デバイスから受信できる。
[MFPの制御]
続いて,MFP100の制御について説明する。MFP100は,印刷機能,読取機能,ファクシミリ送受信機能を有し,操作パネル40を介して,ファクシミリ送信,コピー,およびスキャンの各種の処理の実行指示を受け付ける。
図3に,操作パネル40の表示部42に表示される画面の遷移を示す。図3(A)に示される初期画面81は,実行対象となる処理の選択を受け付ける画面である。具体的に本形態の初期画面81には,ファクシミリ送信に対応するボタン811と,コピーに対応するボタン812と,スキャンに対応するボタン813と,が表示される。MFP100は,電源投入後,表示部42に初期画面81を表示させる。
[コピー設定処理]
以下,コピーの設定および実行指示を行うコピー設定処理について,図4のフローチャートを参照しつつ説明する。コピー設定処理は,図3(A)に示した初期画面81にてコピーが選択されたことを契機に,CPU31によって実行される。コピーの選択は,例えば,ボタン812がタッチされたことによって判断できる。
コピー設定処理では,MFP100は先ず,図3(B)に示すコピー画面82を,表示部42に表示させる(S101)。コピー画面82には,コピー設定の変更に対応するボタン821と,コピーの開始に対応するボタン822と,コピーの部数を設定するボックス823と,が表示される。また,コピー画面82内には,コピー設定の各項目の設定内容が項目表示領域824に表示される。そして,MFP100は,ユーザによる入力を受け付ける。
ユーザによる入力を受け付けた後,MFP100は,コピー設定が選択されたか否かを判断する(S111)。コピー設定の選択は,例えば,ボタン821がタッチされたことによって判断できる。
コピー設定が選択された場合(S111:YES),MFP100は,図3(C)に示すコピー設定画面83を,表示部42に表示させる(S112)。コピー設定画面83には,品質設定に対応するボタン831と,シートの種類に対応するボタン832と,倍率設定に対応するするボタン833と,コピー設定の終了に対応するボタン834と,が表示される。この他,画面をスクロールすることによって,コピー設定の他の項目に対応するボタンも表示される。そして,MFP100は,ユーザによる入力を受け付ける。
ユーザによる入力を受け付けた後,MFP100は,倍率設定が選択されたか否かを判断する(S113)。倍率設定の選択は,例えば,ボタン833がタッチされたことによって判断できる。
倍率設定が選択された場合(S113:YES),MFP100は,倍率設定を受け付ける倍率設定処理を実行する(S114)。ここで,S114の倍率設定処理について,図5のフローチャートを参照しつつ説明する。
倍率設定処理では,MFP100は先ず,給紙トレイ91に収容されているシートのサイズと,給紙トレイ92に収容されているシートのサイズと,をそれぞれ取得する(S151)。具体的に本形態では,サイズセンサ61,62の出力信号を利用して,各給紙トレイ91,92のシートサイズを取得する。S151は,取得処理の一例である。
S151の後,MFP100は,給紙トレイ91および給紙トレイ92にそれぞれシートが有るか否かを判断し,シートが無い給紙トレイから得られたシートサイズを,選択対象から除外する(S152)。シートが収容されていない給紙トレイに対応するシートサイズを,後述するサイズ選択画面84での選択肢としても,選択される可能性は低い。そのため,MFP100は,当該シートサイズを選択肢から除外し,サイズ選択画面84にて当該シートサイズを選択させない。
給紙トレイ91内のシートの有無は,例えば,給紙トレイ91内に少なくとも1つのシートセンサを配置し,MFP100は,給紙トレイ91内に配置された全てのシートセンサがシート無に対応する信号を出力している場合に,シートが無いと判断すればよい。また,サイズセンサによるシートサイズの取得に失敗した場合に,シートが無いと判断してもよい。また,MFP100は,RAM33にフラグを記憶し,シートのピックに失敗した場合に,当該フラグをセットするものとし,S152では,当該フラグがセットされている場合に,シートが無いと判断してもよい。この場合,MFP100は,当該フラグを,給紙トレイの開放,電源オフ等,シートが補充される可能性がある動作を検知した場合にクリアすればよい。
S152の後,MFP100は,図3(D)に示す,シートサイズを選択させるサイズ選択画面84を,表示部42に表示させる(S153)。例えば,本形態のサイズ選択画面84には,給紙トレイ91に収容されているシートサイズに対応するボタン841と,給紙トレイ92に収容されているシートサイズに対応するボタン842と,が表示される。そして,MFP100は,ユーザによるシートサイズの選択を受け付ける。
なお,MFP100は,S151にて取得されたシートサイズのうち,S152にて除外されなかったシートサイズを,サイズ選択画面84での選択肢とする。また,選択肢となるシートサイズが1つしかない場合,MFP100は,S153を省略して,S154に移行する。また,選択肢となるシートサイズが1つもない場合,MFP100は,シートを補充する旨のメッセージを表示部42に表示させ,倍率設定処理を終了する。
シートサイズの選択を受け付けた後,MFP100は,選択されたシートサイズに応じた倍率を取得する(S154)。MFP100は,図6に示すような,定型サイズの寸法と,定型サイズから定型サイズへの拡大ないし縮小を行う場合の倍率と,を記憶するデータベース(以下,「倍率DB321」とする)を,ROM32に記憶している。S154では,MFP100は,倍率DB321を参照し,選択されたシートサイズに対応する倍率の一覧を読み出す。例えば,シートサイズとしてA3が選択された場合には,図6の点線枠Xで囲まれたシートサイズがA3に対応する倍率の一覧が読み出される。すなわち,S154では,拡大後ないし縮小後のサイズを選択されたシートサイズとする倍率を取得する。そして,MFP100は,取得された複数の倍率をそれぞれ倍率の選択肢とする。
S154の後,MFP100は,倍率の選択肢の数が所定値より多いか否かを判断する(S155)。所定値は,表示部42に表示される文字のサイズと,表示部42の表示領域のサイズとに基づいて決定される値であり,あらかじめROM32に記憶されている。
選択肢の数が多過ぎると,ユーザは目的の倍率を探し難い。そこで,倍率の選択肢の数が所定値より多い場合(S155:YES),MFP100は,選択肢を,縮小の倍率あるいは拡大の倍率に限定するため,取得された倍率が縮小と拡大との混在であるか否かを判断する(S156)。
取得された倍率が縮小と拡大との混在でない場合(S156:YES),縮小の倍率や拡大の倍率に限定しても選択肢の数が変わらない。また,倍率の選択肢の数が所定値より多くない場合(S155:NO),全ての選択肢を選択可能にしても,目的の倍率を探し易い。そのため,MFP100は,図3(E)に示す倍率選択画面85であって,S154で取得した全ての選択肢を表示する倍率選択画面85を,表示部42に表示させる(S161)。倍率選択画面85には,各選択肢,すなわち各倍率に対応するボタン851が表示される。なお,倍率選択画面85では,表示すべき倍率のうち表示部42に表示サイズに応じて表示可能な数のボタン851を表示し,画面をスクロールすることによって,表示しきれない他の倍率に対応するボタン851も表示される。また,各倍率の表示を,降順ないし昇順に並べ替えることで,目的の倍率を探し易くできる。S161は,表示処理の一例である。
一方,取得された倍率が縮小と拡大との混在である場合(S156:NO),MFP100は,図3(F)に示す分類選択画面86を,表示部42に表示させる(S171)。分類選択画面86内には,縮小に対応するボタン861と,等倍に対応するボタン862と,拡大に対応するボタン863と,が表示される。そして,MFP100は,ユーザによる分類の選択を受け付ける。
分類の選択を受け付けた後,MFP100は,等倍が選択されたか否かを判断する(S172)。さらに,等倍が選択されていなければ(S172:NO),拡大が選択されたか否かを判断する(S173)。
拡大が選択された場合(S173:YES),MFP100は,S154にて取得した倍率のうち拡大に対応する倍率のみを選択肢とする倍率選択画面85を,表示部42に表示させる(S174)。一方,拡大が選択されていなければ(S173:NO),縮小が選択されたことになるため,MFP100は,S154にて取得した倍率のうち縮小に対応する倍率のみを選択肢とする倍率選択画面85を,表示部42に表示させる(S175)。S174およびS175は,表示処理の一例である。
S161,S174,あるいはS175にて倍率選択画面85を表示させた後,MFP100は,ユーザによる倍率の選択を受け付ける。そして,倍率の選択を受け付けた後,MFP100は,選択された倍率を設定する(S162)。また,分類選択画面86にて等倍が選択された場合(S172:YES),MFP100は,倍率として100%を設定する。
S162の後,MFP100は,S162にて設定された倍率に基づく原稿のサイズに関する情報である原稿情報を,RAM33に記憶する(S163)。原稿情報は,原稿のサイズが取得できる情報であればよく,例えば,原稿のサイズそのものであってもよいし,原稿の定型サイズ名であってもよいし,倍率とシートのサイズとの組合せであってもよい。原稿情報の利用は後述する。S163は,記憶処理の一例である。S163の後は,倍率設定処理を終了する。
図4の説明に戻り,S114での倍率設定処理が完了した後は,S112に戻る。また,倍率設定が選択されていない場合(S113:NO),MFP100は,コピー設定の他の項目が選択されたか否かを判断する(S121)。他の項目が選択された場合には(S121:YES),MFP100は,選択された項目の設定を行う画面を表示部42に表示させ,当該選択された項目の設定を受け付ける(S122)。他の項目の設定の詳細については省略する。S122での設定が完了した後は,S112に戻る。
他の項目も選択されていない場合(S121:NO),設定変更の終了が選択されたことになる。そのため,S101に戻り,MFP100は,変更を反映させたコピー画面82を表示させる。
また,コピー設定が選択されていない場合(S111:NO),MFP100は,コピーの開始が選択されたか否かを判断する(S131)。コピーの開始の選択は,例えば,コピー画面82のボタン822がタッチされたことによって判断できる。
コピーの開始が選択された場合(S131:YES),MFP100は,コピー設定の内容に従って,コピー動作を開始する(S132)。すなわち,MFP100は,画像読取部2に原稿の読み取りを開始させ,画像形成部1にその読み取った原稿の画像の印刷を開始させる。S132は,変倍コピー処理の一例である。S132の後は,コピー設定処理を終了する。
コピーの開始が選択されていない場合(S131:NO),コピー画面82にて部数が入力されたことになる。そのため,MFP100は,部数を設定する(S141)。その後,S101に戻り,部数の変更を反映させたコピー画面82を表示させる。
なお,コピーが選択された後,操作パネル40のボタン群41に含まれるキャンセルボタンを押下すると,MFP100は初期画面81に戻す。この場合,コピー設定処理も終了する。
本形態のコピー設定処理によれば,MFP100は,コピーの倍率を設定する際,選択されたシートサイズ,すなわち給紙トレイに収容されたシートのサイズに適合する各種の倍率を,倍率選択画面85に表示する。そのため,例えば倍率DB321に含まれる定型サイズの全ての組合せの倍率を選択肢とする場合と比較して,選択肢の数を少なくできる。また,選択肢の数を少なくしても,給紙トレイに収容されたシートのサイズを印刷対象のシートのサイズとする倍率を選択肢としていることから,ユーザが希望する倍率が選択肢となる可能性が高く,使い勝手がよい。
[シート変更処理]
続いて,コピーが選択された状態でシートの種類が変更された場合の動作であるシート変更処理について,図7のフローチャートを参照しつつ説明する。シート変更処理は,コピーが選択された状態,すなわち初期画面81にてコピーが選択された後,コピー画面82にてコピー開始が指示されるあるいはキャンセルされるまでの間で,シートの種類が変更されたことを契機に,CPU31によって実行される。なお,MFP100は,例えば,トレイセンサからの出力信号を利用して給紙トレイのセット状態が変化したことを検知した場合,あるいは使用する給紙トレイの変更を受け付けた場合に,シートの種類が変更されたと判断する。
シート変更処理では,MFP100は先ず,変更されたシートのシートサイズを取得する(S201)。MFP100は,S151と同様に,サイズセンサ61あるいは62の出力信号に基づいて,変更されたシートサイズを取得する。
S201の後,MFP100は,取得したシートサイズと,シートが変更された給紙トレイから前回給紙されたシートのシートサイズとが同じか否かを判断する(S202)。S202は,判断処理の一例である。シートサイズが同じであれば(S202:NO),シートの種類が変更されていないと判断できる。そのため,MFP100は,シート変更処理を終了する。
シートのサイズが同じでなければ(S202:NO),原稿情報が記憶されているか否かを判断する(S203)。原稿情報は,コピー設定のうちの倍率が設定される度に上書きされる情報であり,図5のS163にてRAM33に記憶される。原稿情報が記憶されていなければ(S203:NO),原稿のサイズを特定できない。そのため,MFP100は,シート変更処理を終了する。
原稿情報が記憶されていれば(S203:YES),MFP100は,倍率を設定するか否かを問い合わせるメッセージを,表示部42に表示させる(S204)。その後,MFP100は,倍率を設定するか否かの選択を受け付ける。倍率を設定しないことが選択された場合(S204:NO),ユーザが倍率の変更の望んでいないことから,MFP100は,シート変更処理を終了する。
倍率を設定することが選択された場合(S204:YES),MFP100は,RAM33から原稿情報を読み出し,原稿サイズを特定する(S211)。そして,MFP100は,特定された原稿サイズに応じた倍率を取得する(S212)。S212では,倍率DB321を参照し,特定された原稿サイズに対応する倍率の一覧を読み出す。例えば,原稿サイズがA5に特定された場合には,図6の点線枠Yで囲まれたシートサイズがA5に対応する倍率の一覧が読み出される。すなわち,S212では,拡大前ないし縮小前のサイズを特定された原稿サイズとする複数の倍率を取得する。そして,MFP100は,取得された複数の倍率をそれぞれ倍率の選択肢とする。
また,MFP100は,取得された複数の倍率のうち,S201にて取得したシートサイズに適合する倍率を,既定の選択肢(デフォルト)に決定する(S213)。すなわち,ユーザは,シートサイズを想定して倍率を選択する傾向にあり,シートを変更した場合であっても,変更後のシートに合わせた倍率を希望する可能性が高い。そこで,原稿サイズは変わらないことから,当該原稿サイズと変更後のシートサイズとの組合せから得られる倍率を既定の選択肢とすることで,当該倍率が他の選択肢よりも優先的に表示されることになり,ユーザが倍率をより選択し易くなる。
なお,原稿サイズと変更後のシートサイズとの組合せから得られる倍率を他の倍率よりも優先的に表示する方法としては,既定の選択肢とする他,例えば,倍率選択画面85内の上側に表示する,フォントを大きくする,文字色を変える,が該当する。
S213の後,MFP100は,S212で取得した全ての選択肢を選択可能にする倍率選択画面85を,表示部42に表示させる(S214)。S214では,S213で決定された選択肢が始めに選択された状態で,倍率選択画面85を表示する。S214は,変更表示処理の一例である。
S214にて倍率選択画面85を表示させた後,MFP100は,倍率選択画面85でのユーザによる倍率の選択を受け付ける。そして,倍率が選択された後,MPF100は,選択された倍率を設定する(S215)。そして,MFP100は,表示部42の表示を,S214にて画面を切り換える前の状態に戻す(S216)。S216の後は,シート変更処理を終了する。
本形態のMFP100は,コピー倍率が選択されると,原稿のサイズに関する情報である原稿情報を記憶している。前述のシート変更処理によれば,MFP100は,原稿情報が記憶された後にシートのサイズが変更された場合に,原稿情報から得られる原稿サイズからシートの各種の定型サイズとなる各種の倍率を選択肢として倍率選択画面85に表示する。
上述のようにシートが変更された後の選択肢を原稿サイズを基準に変更することで,例えば,原稿のサイズが不明あるいは不定型サイズであって,高価なシートに印刷する場合に有効である。この場合,先ず,安価なシートを用いて試し刷りを行い,安価なシートに適合する倍率を選択し,その際の原稿情報をMFP100に記憶させる。その後,高価なシートに変更することで,原稿サイズに適合する倍率が選択可能になる。この中からユーザが所望する倍率を選択することで,高価なシートを無駄にすることなく,サイズが不明あるいは不定型サイズの原稿のコピーを行うことができる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,MFPに限らず,複写機能を備えるものであれば適用可能である。
また,実施の形態では,複数の給紙トレイを備えるMFP100に本発明を適用しているが,給紙トレイを1つのみ備える装置に本発明を適用してもよい。この場合,S153は,不要である。
また,実施の形態では,倍率DB321にて,定型サイズの寸法と定型サイズの組合せの倍率とを記憶しているが,いずれか一方のみを記憶してもよい。例えば,定型サイズの寸法のみを記憶したとしても,MFP100は,倍率を定型サイズの寸法から計算すればよい。
また,実施の形態では,サイズセンサによってシートサイズを取得しているが,取得方法はこれに限るものではない。例えば,ユーザによって各給紙トレイに収容されるシートのシートサイズを設定でき,MFP100が,ユーザによって入力された各給紙トレイのシートサイズをNVRAM34に記憶する構成であれば,設定されたシートサイズをNVRAM34から読み出して取得してもよい。
また,実施の形態では,倍率の選択肢が所定値よりも多い場合に,縮小か,等倍か,拡大か,の分類を選択させ,表示する選択肢を限定しているが,限定しなくてもよい。また,実施の形態では,シートサイズを複数取得した場合に,シートサイズを選択させ,表示する選択肢を限定しているが,限定しなくてもよい。すなわち,S154にて倍率の選択肢をシートサイズに応じた倍率に限定していることから,全ての倍率を選択肢とするものと比較して,選択肢の数は少ない。そのため,S155を省略し,S154の後,S161に移行する構成であったとしても,S153を省略し,S154にて各シートサイズに対応する倍率をそれぞれ取得しても,少なからず選択肢を削減する効果はある。
また,実施の形態では,給紙トレイにシートが収容されていない場合に当該給紙トレイに対応するシートサイズを選択対象から除外しているが,除外しなくてもよい。すなわち,シートを後から補充してもよいことから,S152は省いてもよい。
また,実施の形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 画像形成部
2 画像読取部
31 CPU
42 表示部
61,62 サイズセンサ
71,72 トレイセンサ
91,92 給紙トレイ
100 MFP

Claims (9)

  1. 原稿の画像を読み取る読取部と,
    シートに画像を印刷する印刷部と,
    前記印刷部に印刷させるシートを収容するトレイと,
    表示部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    前記トレイに収容されるシートのサイズを取得する取得処理と,
    倍率を選択させる画面である倍率選択画面であって,前記取得処理にて取得されたシートのサイズを利用し,当該取得されたシートのサイズと原稿の定型サイズとの組合せから求められる倍率である特定シート倍率を選択肢として表示する前記倍率選択画面を,前記表示部に表示させる表示処理と,
    前記読取部にて読み取られた原稿の画像を,前記倍率選択画面を介して選択された倍率に基づいて拡大ないし縮小して,前記印刷部に印刷させる変倍コピー処理と,
    を実行し,
    さらに前記制御部は,
    前記表示処理では,
    前記特定シート倍率の数が所定数よりも少ない場合,全ての前記特定シート倍率が選択肢に含まれ,
    前記特定シート倍率の数が所定数よりも少なくない場合には,拡大か縮小かを選択させる分類選択画面を前記表示部に表示させ,前記分類選択画面での選択結果を利用して,拡大か縮小かの一方に対応する全ての前記特定シート倍率が選択肢に含まれる,
    ことを特徴とする複写機。
  2. 原稿の画像を読み取る読取部と,
    シートに画像を印刷する印刷部と,
    前記印刷部に印刷させるシートを収容する複数のトレイと,
    表示部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    前記トレイに収容されるシートのサイズを取得する取得処理と,
    倍率を選択させる画面である倍率選択画面であって,前記取得処理にて取得されたシートのサイズを利用し,当該取得されたシートのサイズと原稿の定型サイズとの組合せから求められる倍率である特定シート倍率を選択肢として表示する前記倍率選択画面を,前記表示部に表示させる表示処理と,
    前記読取部にて読み取られた原稿の画像を,前記倍率選択画面を介して選択された倍率に基づいて拡大ないし縮小して,前記印刷部に印刷させる変倍コピー処理と,
    を実行し,
    さらに前記制御部は,
    前記取得処理では,トレイごとにシートのサイズを取得し,
    前記表示処理では,前記取得処理にて複数のサイズを取得した場合,それらのサイズの中から印刷対象のサイズを選択させるサイズ選択画面を前記表示部に表示させ,原稿の定型サイズと前記サイズ選択画面を介して選択されたサイズとの組合せから求められる倍率を,前記特定シート倍率とする,
    ことを特徴とする複写機。
  3. 請求項に記載する複写機において,
    前記制御部は,
    前記取得処理では,シートが収容されていないトレイに基づくシートのサイズを,前記サイズ選択画面にて選択されるシートのサイズの候補から除外することを特徴とする複写機。
  4. 原稿の画像を読み取る読取部と,
    シートに画像を印刷する印刷部と,
    前記印刷部に印刷させるシートを収容するトレイと,
    表示部と,
    記憶部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    前記トレイに収容されるシートのサイズを取得する取得処理と,
    倍率を選択させる画面である倍率選択画面であって,前記取得処理にて取得されたシートのサイズを利用し,当該取得されたシートのサイズと原稿の定型サイズとの組合せから求められる倍率である特定シート倍率を選択肢として表示する前記倍率選択画面を,前記表示部に表示させる表示処理と,
    前記読取部にて読み取られた原稿の画像を,前記倍率選択画面を介して選択された倍率に基づいて拡大ないし縮小して,前記印刷部に印刷させる変倍コピー処理と,
    を実行し,
    さらに前記制御部は,
    前記倍率選択画面を介して倍率が選択された場合に,当該倍率に基づく原稿のサイズに関する情報である原稿情報を,前記記憶部に記憶させる記憶処理と,
    印刷対象のシートのサイズが変更されたか否かを判断する判断処理と,
    前記判断処理にて印刷対象のシートのサイズが変更されたと判断した場合に,前記記憶部に記憶される前記原稿情報によって特定されるサイズとシートの定型サイズとの組合せから求められる倍率である特定原稿倍率を選択肢として表示する前記倍率選択画面を,前記表示部に表示させる変更表示処理と,
    を実行する,
    ことを特徴とする複写機。
  5. 請求項に記載する複写機において,
    前記トレイが装置にセットされているか否かによって異なる信号を出力するトレイセンサを備え,
    前記制御部は,
    前記判断処理では,前記トレイセンサにて前記トレイのセット状態が変化したと判断した場合,印刷対象のシートのサイズが変更されたと判断することを特徴とする複写機。
  6. 請求項または請求項に記載する複写機において,
    前記トレイを複数備え,
    前記制御部は,
    前記判断処理では,使用するトレイの変更を受け付けた場合に,印刷対象のシートのサイズが変更されたと判断することを特徴とする複写機。
  7. 請求項から請求項6のいずれか1つに記載する複写機において,
    前記制御部は,
    前記特定原稿倍率のうち,印刷対象のシートのサイズが変更された後に前記取得処理にて取得されたサイズに対応する倍率を,他の倍率よりも優先して表示することを特徴とする複写機。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載する複写機において,
    前記トレイに収容されたシートのサイズに応じて異なる信号を出力するサイズセンサを備え,
    前記制御部は,
    前記取得処理では,前記サイズセンサからの出力信号に基づいて,前記トレイに収容されたシートのサイズを取得することを特徴とする複写機。
  9. 複写機に,
    前記複写機のトレイに収容されるシートのサイズを取得する取得処理と,
    倍率を選択させる画面である倍率選択画面であって,前記取得処理にて取得されたシートのサイズを利用し,当該取得されたシートのサイズと原稿の定型サイズとの組合せから求められる倍率である特定シート倍率を選択肢として表示する前記倍率選択画面を,表示する表示処理と,
    原稿の画像を,前記倍率選択画面を介して選択された倍率に基づいて拡大ないし縮小して,印刷する変倍コピー処理と,
    を実行させ,さらに,
    前記表示処理では,
    前記特定シート倍率の数が所定数よりも少ない場合,全ての前記特定シート倍率が選択肢に含まれ,
    前記特定シート倍率の数が所定数よりも少なくない場合には,拡大か縮小かを選択させる分類選択画面を表示し,前記分類選択画面での選択結果を利用して,拡大か縮小かの一方に対応する全ての前記特定シート倍率が選択肢に含まれる,
    ことを特徴とするプログラムを記憶する記憶媒体。
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