JP6404588B2 - 軌道車両及びその窓枠構造 - Google Patents

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Description

本発明は、軌道車両及びその窓枠構造に関する。
従来、特別仕様の観光列車として、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載の観光列車は、車両内にカーペットを敷いたり、調度品や家具調の内装の仕様をホテルのような雰囲気に作ったりすることにより、高級感の醸成、快適な旅の演出に工夫を凝らしていた。
実願平9−1866号公報
ところで、観光列車の旅では、車窓から見る外の風景が重要な楽しみの一つになる。しかしながら、観光列車で回る沿線の全てが観賞に値する風光明媚な土地とは限らないし、風景の好みは人それぞれであるため、旅程の全てを通して車窓から見る外の風景を楽しめるとは限らない。特に、夜間や悪天候下には風景観賞の楽しみが大きく削がれる。
更に言えば、車窓は、外の風景を観賞するために必要不可欠な構成要素ではあるが、その一方で、外部の騒音、光、熱等の侵入経路となったり、室内の水蒸気の結露箇所になったりする。そして、列車での観光旅行は、旅程が数百キロにわたる場合もあり、1つの旅程中で緯度、気候や気温、天候、高度が大きく変動することもある。従って、時々刻々変化する外部環境に応じて列車外部の騒音、光、熱等の遮蔽、結露の飛散防止を最適な方法で行えるようにしておくことは、列車での快適な観光旅行を実現する上で重要である。
このような実情を考慮して列車の窓周辺に十分な工夫を行った観光列車は、従来知られていなかった。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたもので、観光列車などの軌道車両の窓周辺に様々な工夫を凝らすことにより、軌道車両での旅行における快適性を向上し、利用者の満足度を高めることを目的とする。
本発明の態様の1つは、車両の側壁に設けた矩形の窓と、前記窓の車内側に前記窓の縁に沿って設けた窓枠と、前記窓枠の矩形開口に展張して用いる投影幕と、前記窓枠の矩形開口に展張して用いる遮蔽幕と、を備え、前記遮蔽幕の展張位置が前記投影幕の展張位置よりも前記窓よりの位置であることを特徴とする軌道車両である。
このように構成された軌道車両は、窓枠に遮蔽幕と投影幕の双方を展張可能に設けてあるため、採光、遮光、外観、車内の雰囲気、断熱、保温、遮音等の各目的に合わせて、遮蔽幕と投影幕を適宜に選択して窓枠内に展張することができる。また、外部の景色を観賞しない時は、投影幕に映像を投影して楽しむことが可能であり、その際、投影幕と窓の間に遮蔽幕を展張することにより、投影幕に投影される映像品質を向上することができる。これにより、軌道車両での旅行における快適性が向上し、利用者の満足度を高めることができる。
また、本発明の選択的な態様の1つでは、前記遮蔽幕は、前記窓枠の上枠部から引き出して用いる緞帳と、前記窓枠の上枠部から引き出して用いるスダレと、前記窓枠の上枠部に設けたカーテンレールに張設して用いるカーテンと、により構成され、前記窓枠の上枠部には前記窓側から順に前記緞帳の引出口、前記スダレの引出口、前記カーテンのレールが配設されていることを特徴とする。
このように構成された軌道車両は、遮蔽効果が異なる複数の遮蔽幕及び投影幕を備えているため、採光、遮光、外観、車内の雰囲気、断熱、保温、遮音等の各目的に合わせて、最適な幕を選択して窓枠内に展張することができる。また、遮蔽効果が異なる複数の遮蔽幕を、その遮蔽効果に基づいた適切な順番で窓側から順に配設しているため、採光、遮光、外観、車内の雰囲気、断熱、保温、遮音の各効果はもちろん、窓の結露の飛散から車内を守る機能を効果的に実現できる。
また、本発明の選択的な態様の1つでは、前記緞帳の引出口と前記スダレの引出口が前記窓枠の上枠部において一体化されていることを特徴とする。
このように構成された軌道車両では、スダレ展張時の車内側の空間の広さを緞帳展張時と同程度に確保することが出来る。また、窓枠に形成する引出口の数が少なくなるため、窓枠の強度低下が抑制され、また施工工程や部品点数を減らしてコストの増加を抑制することができる。
また、本発明の選択的な態様の1つでは、前記窓枠の上枠部の上方には、前記遮蔽幕や前記投影幕の巻取機構を収容する収容空間が設けてあり、前記収容空間において、前記緞帳の巻取機構と前記スダレの巻取機構は上下にオフセットした位置関係で配設されることを特徴とする。
このように構成された軌道車両では、同じ引出口から展張する緞帳とスダレの巻取機構をコンパクトに収容することができる。
また、本発明の選択的な態様の1つでは、前記収容空間において、前記窓枠の上枠部の前記カーテンレールが配設される部位の裏面が支持部材により軌道車両の構造体と接続されていることを特徴とする。
このように構成された軌道車両では、カーテンの重みを支持部材が支持するため、窓枠の矩形開口の上側面の撓みが防止され、窓枠による窓の風景の装飾性を損なわずに済む。
また、本発明の選択的な態様の1つでは、前記窓枠は、窓を通して見える風景の周囲を囲繞する額縁状であることを特徴とする。また、本発明の選択的な態様の1つでは、前記窓枠は、前記矩形開口の縁部に沿って車内方向へ略垂直に延在する垂直部と、当該垂直部の車内型端部から略45°の角度で拡径する拡径部と、を有することを特徴とする。
このように構成された軌道車両では、このような額縁状の窓枠の中央部に形成された開口を通して外の景色が見えることになるため、軌道車両の利用者は車内から窓を通して見る景色を一幅の絵画のような心持ちで観賞することができる。これにより軌道車両での旅行における快適性が更に向上し、利用者の満足度を更に高めることができる。
また、本発明の選択的な態様の1つでは、前記窓が前記軌道車両の前後少なくとも一方の側壁と左右の側壁とで囲われた部屋に設けられており、前記部屋において、前記窓が前記前後少なくとも一方の側壁と左右の側壁とに少なくとも1つずつ設けてあることを特徴とする。
このように構成された軌道車両では、軌道車両の利用者は、軌道車両の前又は後ろ方向の風景と、左側方の風景と、右側方の風景とを、それぞれの窓枠を通して観賞することができる。すなわち、これら窓が設けられた部屋は少なくとも3枚の絵画を飾ったような一種の画廊にも似た贅沢な空間となる。これにより軌道車両での旅行における快適性が更に向上し、利用者の満足度を更に高めることができる。
また、本発明の選択的な態様の1つでは、前記窓が前記軌道車両の前後少なくとも一方の側壁に設けられており、ガラス面の途中を補強材で補強せずに、当該側壁の略全体にわたる広さの1枚の平板ガラスを当該側壁と略面一に配設して形成されていることを特徴とする。
これにより、従来に無い絵画のようなパノラマビューを実現することが可能となる。なお、従来の観光列車では、例えば先頭車両や最後尾車両に線路が視界に含まれるようなパノラマビューを実現した窓を備えたものも有ったが、車両中央部と左右とで別体の窓ガラスを補強フレームを介して継ぎ合わせることでパノラマビューを実現していた。しかも、車両先頭や車両最後尾は、いわゆる電車の顔に相当するため、左右方向中央部が突出した湾曲形状になっており、運転席から見るかのようなパノラマビューは実現されていたものの、本願発明に係るような一幅の絵画のような車窓風景を実現したものは無かった。
また、本発明の選択的な態様の1つでは、前記窓が大人の膝下から頭頂に亘る高さサイズを有することを特徴とする。
これにより、従来に無い広い視界のパノラマビューを実現することができる。すなわち、従来の観光列車で実現されていたパノラマビューの窓は、左右方向には広いものの、その下端が大人の腰程度であり、下方向の視野が制限されていた。そのため、下方の視野を広げるには窓にかなり接近する必要があった。これに対し、本発明に係る軌道車両では、窓からある程度離れた位置で、しかも椅子等に座っても下方向の視界が従来よりも広く確保される。これにより、軌道車両の利用者は、快適な状態でパノラマビューを堪能できることとなり、利用者の満足度を更に高めることができる。
本発明の他の態様は、前後少なくとも一方の側壁と左右の側壁とで囲われた部屋に設けられた窓を備え、前記窓は、窓ガラス面の途中を補強材で補強せずに、前後少なくとも一方の前記側壁の略全体にわたる広さの1枚の平板ガラスにより形成され、大人の膝下から頭頂に亘る高さサイズを有することを特徴とする軌道車両である。
このように構成した軌道車両でも、上述した通り、軌道車両の利用者は、快適な状態でパノラマビューを堪能できることとなり、利用者の満足度を更に高めることができる。
なお、上述した軌道車両は、他の軌道車両や機関車両と連結される等、各種の態様で実施することができる。また、上述した窓枠構造は、軌道車両のみならず、他の種類の車両に組み込まれた状態で実施されたり、他の方法とともに実施されたりする等、各種の態様で実施することができる。
本発明によれば、観光列車などの軌道車両の窓周辺に様々な工夫を凝らすことにより、軌道車両での旅行における快適性を向上し、利用者の満足度を高めることが可能となる。
本実施形態に係る軌道車両の車両内の概略レイアウトを示す図である。 本実施形態に係る軌道車両の窓を説明する図である。 本実施形態に係る軌道車両の窓の使用態様の一例を示す図である。 本実施形態に係る軌道車両の窓の使用態様の一例を示す図である。 本実施形態に係る軌道車両の窓の使用態様の一例を示す図である。 本実施形態に係る軌道車両の窓の使用態様の一例を示す図である。 本実施形態に係る軌道車両の窓の使用態様の一例を示す図である。 本実施形態に係る軌道車両の窓の使用態様の一例を示す図である。 本実施形態に係る軌道車両の窓の使用態様の一例を示す図である。 本実施形態に係る軌道車両の窓の使用態様の一例を示す図である。 本実施形態に係る軌道車両の窓の構造を説明する図である。
以下、図面を参照しつつ本発明を説明する。
図1は、本実施形態に係る軌道車両100の車両内の概略レイアウトを示す図であり、軌道車両100を上下方向中程で水平方向に切断した状態を模式的に示してある。図2は、窓WD3を説明する図であり、窓WD3の面と略平行に軌道車両100のリビングR4を切断した状態を模式的に示してある。
なお、以下では、車両進行方向を前方、その反対方向を後方、車両進行方向を向いて右手側を右方、左手側を左方として説明を行う。
[全体の概略]
軌道車両100は、概略、前後に長い矩形箱体状であり、その底面には、軌道上を転動する車輪や当該車輪の駆動機構が配設されている。軌道車両100の前後少なくとも一方には連結器を用いて他の軌道車両を連結することができる。なお、本実施形態では、軌道車両100が複数の軌道車両を連結した列車の最後尾に連結されている場合を例に取り説明を行う。
軌道車両100は、特定の個人利用者、又は、特定のグループ利用者(家族、友人、カップル等)のみで専用利用できる専用スペースSを有している。
本実施形態では、軌道車両100の前後方向途中位置に設けた区画壁WL1によって専用スペースSを他のスペースから分離しており、区画壁WL1並びに軌道車両の左側壁WL3、右側壁WL2及び後側壁WL4で囲まれた、特定利用者がリラックスして過ごせる快適な居住空間を実現している。
区画壁WL1には、前方(先行車両等)へ続く扉D1が設けられ、右側壁WL2に沿って区画壁WL1から後方に向かって順に、洗面室R1、浴室R2、寝室R3が設けられている。これらの部屋は、壁や扉等の区画部材で区画されている。洗面室R1、浴室R2及び寝室R3と軌道車両100の左側壁WL3との間には、当該左側壁WL3に沿って通路Pを設けてある。
[通路]
通路Pは、扉D1と後述するリビングR4との間を連通しており、通路Pの右側には洗面室R1や寝室R3への出入口が形成され、通路Pの左側(左側壁WL3)には複数の窓(図1では、窓WD1,WD2)が適宜の間隔で設けられている。なお、後述する窓枠10に係る技術の一部又は全部は、これらの窓WD1,WD2に適用しても構わない。
[洗面室]
洗面室R1は、通路Pへの出入口Gを有する壁WL5によって通路Pと区画されており、扉D2を有する区画壁WL6によって浴室R2と区画されている。なお、出入口Gにも扉を設けても構わない。
[浴室]
浴室R2と通路Pは、出入口や扉の無い区画壁WL7によって区画され、浴室R2と寝室R3も扉や出入口の無い区画壁WL8によって区画されている。このため、通路Pから浴室R2への出入りは洗面室R1を経由して行うことになる。
[寝室]
寝室R3は、通路Pとの間を複数枚の障子戸等の引き戸SD1によって区画され、後述するリビングR4との間も複数枚の障子戸等の引き戸SD2によって区画されている。なお、これら引き戸SD1,SD2を引き戸を閉めた状態で採光可能な障子(例えば雪見障子等)にて構成すれば、寝室R3及びリビングR4の開放感を向上することができる。
すなわち、寝室R3と通路Pとの間の略全体を区画する複数枚の引き戸SD1を構成する各スライド体を重ねて端に寄せて配置したり、引き戸SD1を取り外したりすることで、寝室R3とリビングR4の間を開放することができる。
また、寝室R3とリビングR4との間の略全体を区画する複数枚の引き戸SD2を構成する各スライド体を重ねて端に寄せて配置したり、引き戸SD2を取り外したりすることで、寝室R3と通路Pの間を開放することができる。
[リビング]
寝室R3と軌道車両100の後側壁WL4の間には、軌道車両100の左右方向の全幅にわたる空間であるリビングR4が形成されている。リビングR4は、軌道車両100の後部を広く占有する区画であり、軌道車両100の3つの側壁(後側壁WL4、左側壁WL3、右側壁WL2)に囲まれている。
リビングR4の各側壁には、それぞれ窓(後側壁WL4の窓WD3、左側壁WL3の窓WD5、右側壁WL2の窓WD4)が設けられており、これにより、リビングR4に開放感溢れた造りを実現可能にしている。
[窓]
窓WD3は、軌道車両100の他の窓に比べて大型であり、例えば、図2に示すようにリビングR4の後側壁WL4の略全体にわたって設ける。窓WD3は、ガラス面の途中を補強材で補強せずに、後側壁WL4の略全体にわたる広さの1枚の平板ガラスにより形成され、大人の膝下から頭頂に亘る高さサイズを有している。
すなわち、窓WD3は、軌道車両100の構造力学や設計上可能な範囲で広く形成してあり、これにより、リビングR4の開放感が更に向上し、専用スペースSの利用者は、リビングR4でくつろぎつつ外の風景を、図3に示すように、従来に無いパノラマビューで楽しむことができる。
[窓枠]
窓WD3の周囲には、窓ガラスを通して見える風景の周囲を囲繞する額縁状の窓枠10が設けてある。この窓枠10は、後側壁WL4に固設されている。窓枠10は、矩形開口の縁部に沿って車内方向へ略垂直に延在する垂直部11と、垂直部11の車内型端部から略45°の角度で拡径する拡径部12と、を有しており、上下左右の各枠部の室内側端部が外方へ徐々に拡径している。
このため、リビングR4の居住スペース側からは、この窓枠10の中央部に形成された矩形開口を通して外の景色が見えることになる。このような額縁状の窓枠10を窓WD3の周囲に設けることにより、専用スペースSの利用者は、リビングR4から窓WD3を通して見る景色を一幅の絵画のような心持ちで観賞することができる。
リビングR4には、窓WD3に面してテーブルTや椅子C1,C2等の什器が配設されている。これらリビングR4の什器を、窓WD3の風景を楽しむのに最適なレイアウトに予め配設しておけば、専用スペースSの利用者は、什器の移動等の無駄な手間を掛けることなく利用開始当初から車窓の風景をリラックスした状態で堪能することができる。
[幕構成]
窓枠10には、後で図5〜図11を参照して詳説する遮蔽幕20や投影幕としてのスクリーン30が設けてある。
遮蔽幕20を窓枠10の矩形開口内に展張すると、窓WD3と車内側のリビングR4との間が遮蔽される。また、スクリーン30を窓枠10の矩形開口内に展張すると、窓枠10に囲まれた窓WD3の矩形領域を映像投影領域として使用することができる。遮蔽幕20とスクリーン30は、採光、遮光、外観、車内の雰囲気、断熱、保温、遮音等の各目的に合わせて適宜に選択して窓枠10の中に展張する。
[遮蔽幕]
本実施形態に係る遮蔽幕20は、緞帳21、スダレ22及びカーテン23の3種類により構成され、これらを適宜に組み合わせて使用可能になっている。すなわち、本実施形態に係る窓WD3は、最大で、窓WD3の窓ガラスWG、緞帳21、スダレ22、カーテン23、スクリーン30、の5層重複構造とすることができる。
本実施形態において、各幕の展張位置は、窓枠10の矩形開口内(特に、垂直部11に囲われる部分)において、窓ガラスWGに近い側から順に緞帳21、スダレ22、カーテン23、スクリーン30としてある。なお、各幕の展張状態を図4〜図10に示してある。
遮蔽幕20を構成する各幕の展張位置をこのような順番にすることで、窓ガラスWGの結露の飛散からリビングR4を守る機能を効果的に実現できる。すなわち、結露が発生しやすい低温時の使用頻度、結露飛散防止効果、汚れの目立ちにくさが高い遮蔽幕ほど、その展張位置を窓ガラスWG寄りにしてある。
以下、各遮蔽幕の作用効果について順に説明していく。
[緞帳]
図5,図6は、緞帳21の展張状態を示す図である。
緞帳21は、他の遮蔽幕に比べて遮光性が高いため、窓WD3の緞帳21が展張された範囲は、リビングR4から見ると、緞帳21によって窓WD3がほぼ完全に遮蔽される。
従って、利用者は、緞帳21で窓WD3の全域を覆って外の風景をほぼ完全に遮断し、同時に外部からリビングR4を完全に遮蔽することができる。また、利用者は、緞帳21で窓WD3の一部を覆うことにより、外の風景の見える範囲を制限し、同時に外部からの視線を一部完全に遮蔽することができる。
また、緞帳21の展張位置を最も窓ガラスWG寄りとしてあるため、緞帳21を展張した時のリビングR4の室内空間が広くなる。これにより、緞帳21を展張したときのリビングR4の居住快適性や専用スペースSの高級感を損ない難い。
また、窓枠10の矩形開口の下側面は、緞帳21よりもリビングR4側の部位が棚状に広く残るため、窓枠10の矩形開口の下側面を、物置用の棚として使用することができる。
また、遮蔽幕20の中で最も遮光性、断熱性、保温性、遮音性が高い緞帳21を矩形開口内の最も窓ガラスWG寄りに展張することにより、遮光性、断熱性、保温性、遮音性の効果を最大化することができる。
[スダレ]
図7は、スダレ22の展張状態を示す図である。
スダレ22は、緞帳21に比べて遮光性が低いが、窓WD3のスダレ22が展張された範囲は、リビングR4が外部よりも暗い場合、リビングR4から外を見ると窓WD3の側が透視可能な状態となり、その一方で、外部からリビングR4はほぼ透視不可能な状態となる。
従って、利用者は、スダレ22で窓WD3の全域を覆って、窓WD3から見える外の風景の全域を透視し、同時に外部からリビングR4をほぼ完全に遮蔽することができる。また、利用者は、スダレ22で窓WD3の一部を覆うことにより、外の風景の一部を透視可能な状態とし、同時に外部からの視線を一部ほぼ完全に遮蔽することができる。
また、スダレ22は、その展張位置を緞帳の直ぐ内側としてあるため、スダレ22を展張したときのリビングR4の室内空間が緞帳21展張時とほぼ同じ程度の広さになる。むろん、室内空間は緞帳21の展張時よりも幾分目減りするが、スダレ22は緞帳に比べて透光性が高いため、緞帳21に比べると開放感が高くその影響は低い。
スダレ22を展張しつつ緞帳21を展張しない場合、スダレ22を通して車窓風景の移り変わりを楽しむことができる。このとき、昼間は、車外から見た専用スペースSはスダレ22の目隠し効果により視認性が低下するため、車内のプライバシーを保護しつつ、車内からは車窓風景を観賞できる。一方、夜間は、車内から窓ガラスWGへの写り込みを防止してリビングR4の居住性を改善することができる。
スダレ22と緞帳21の双方を窓枠10の矩形開口内に展張した場合、窓WD3側から入射する光は遮光され、リビングR4側の光のみでスダレ22が照明される。このため、矩形開口内にスダレ22を飾って装飾したような雰囲気を醸し出すことができる。
[スクリーン]
図9,図10は、スクリーン30の展張状態を示す図である。
スクリーン30は、そのリビングR4側の面(以下、表面とする)に映像を投影するものであり、表面側から投射されて反射する光の色再現性が良好である。ただし、表面に映像投影中、窓WD3の外から窓WD3側の面(以下、裏面とする)に光が入射したり、表面に入射した光が裏面に抜けて窓WD3で反射したりすると、表面の映像の色再現性が劣化する虞がある。また、表面に入射した光が裏面に抜けると、軌道車両100外部に映像光が漏れる可能性もある。そこで、スクリーン30と緞帳21を併用すると、映像の色再現性が良好になり、外部への映像光漏れも防止できる。
また、スクリーン30は、その展張位置を矩形開口内(特に、垂直部11に囲われる部分)において、遮蔽幕20の引出口よりもリビングR4寄りの位置に設けられている。特に、スクリーン30は、窓枠10の垂直部11において、拡径部12との境界付近に展張される。このため、スクリーン30に投影される映像の視認性が向上する。
また、スクリーン30までの奥行き(スクリーン30のリビングR4の居住空間側に残存する垂直部11の長さ)が短くなり、投影面のサイズと窓枠10(垂直部11と拡径部12との角部)から投影面までの奥行きとの比率が、一般的なテレビ画面の比率と近くなり、利用者が違和感を感じにくい画面構成を実現できる。
また、スクリーン30の展張位置を遮蔽幕20よりもリビングR4側としているため、スクリーン30へ投影する映像のコントラストや階調性等の色再現性や、映像と共に流れる音の臨場感を向上することができる。すなわち、スクリーン30の裏に遮蔽幕20の少なくとも1つを展張すると、スクリーン30の裏面に窓WD3から入射する光や窓WD3を通して車内に伝わる音が低減され、スクリーン30へ投影される映像の色再現性が損なわれにくく、映像と共に流れる音に雑音が重畳されにくくなる。
むろん、スクリーン30は映像投影専用で使用する必要は無く、上述した遮蔽幕の一つとして用いてもよい。この場合、スクリーン30の遮光性、断熱性、保温性、遮音性に応じて、適宜に選択して用いることになる。
[カーテン]
図8は、カーテン23の展張状態を示す図である。
カーテン23は、上端をカーテンレール14(図11参照)に沿ってスライド移動可能に吊り下げられている。カーテン23は、使用しないときは、窓枠10の左右側面に設けた収容凹み18にそれぞれ収容され、使用するときは、カーテンレール14に沿ってスライドさせて窓枠10の矩形開口内に展張する。
図11は、上述した窓WD3の窓枠10を説明する図であり、後側壁WL4の略中央を垂直に切断した状態を模式的に示した図である。
窓枠10の矩形開口の上側面には、窓ガラスWGの側から順に、緞帳21とスダレ22の引出口13、カーテン23のカーテンレール14、スクリーン30の引出口15が設けてある。窓枠10の矩形開口の左右側面(左側面については、図11には不図示)には、窓ガラスWGの側から順に、緞帳21を展張する際に緞帳21の左右端部を案内する案内溝16、スダレ22を展張する際にスダレ22の左右端部を案内する案内溝17、カーテン23の収容凹み18、スクリーン30を展張する際にスクリーン30の左右端部を案内する案内溝19が、設けてある。
窓枠10の矩形開口の上側面の上方には、収容空間40が設けてある。この収容空間40には、緞帳21の電動巻取装置41、スダレ22の電動巻取装置42、スクリーン30の電動巻取装置43、が配設されている。なお、電動巻取装置41〜43は、リビングR4に設けたリモコン等の操作により、その回転方向や回転速度、回転量が制御される。
収容空間40内には、図11に示すように、当該空間内の所定位置に電動巻取装置41〜43を適切な位置関係で配設するための固定支持部材45が設けてある。
固定支持部材45は、軌道車両100の後側面WL3に沿って上下方向に延在して後側面WL3に固定される第1上下配向板部45aと、当該第1上下配向板部45aの上端から前方に屈曲して前後方向に延在する第1前後配向板部45bと、当該第1前後配向板部45bの前端から下方に屈曲して上下方向に延在する第2上下配向板部45cと、当該第2上下配向板部45cの下端から前後方向に屈曲して延在する第2前後配向板部45dと、を有する。なお、第2上下配向板部45cは、第1上下配向板部45aより短く形成されている。
そして、第1上下配向板部45aの前面側に緞帳21の電動巻取装置41が取付固定され、第1前後配向板部45bの下面にスダレ22の電動巻取装置42が取付固定され、第2前後配向板部45dの下面にスクリーン30の電動巻取装置43が取付固定されている。このような位置関係で電動巻取装置41〜43を収容空間40内に配設することにより、上述したように多数の幕を窓枠10内に展張可能としつつ、狭い車内空間に確保した収容空間40を最大限に有効活用したコンパクトな三次元配置で、複数の電動巻取装置41〜43の動作に支障を与えることなく収容することができる。
また、第2上下配向板部45cと第2前後配向板部45dとの間には、その屈曲角を維持補強するための三角部45eが付設してある。これにより、片持ち支持構造で下面に電動巻取装置43が取付固定される第2前後配向板部45dがスクリーン30や電動巻取装置43の重量で下方に撓んでスクリーン30の展張設計に悪影響を及ぼす虞を可及的に防止できる。なお、この撓み防止効果は、後述する補強材44が、固定支持部材45(第2上下配向板部45cと第2前後配向板部45dの角部)と窓枠10の上側面との間隔変動を抑制する効果と相まって更に高まる。
緞帳21の電動巻取装置41とスダレ22の電動巻取装置42は、上下にオフセットした位置関係で収容空間40内に収容されており、軌道車両100の前後方向において、装置の位置の大部分を重複させつつ、装置の幕出入口41a,42aの位置が他方の装置と重複しないように、軌道車両100の前後方向に僅かにずらした位置関係としてある。
これにより、緞帳21とスダレ22の引出口13を本実施形態のように共通化することができる。なお、緞帳21とスダレ22とで引出口13を共通化してあるため、引出口13は、スクリーン30の引出口15よりも幅広である。
スクリーン30の電動巻取装置43は、緞帳21の電動巻取装置41やスダレ22の電動巻取装置42よりも、軌道車両100の前後方向において、前方側に配設されており、スクリーン30の電動巻取装置43と緞帳21の電動巻取装置41は略同じ高さに配設されている。スクリーン30の引出口15は、窓枠10の非拡径部位(垂直部11)の前方側角に寄せて形成されている。
カーテンレール14は、引出口13と引出口15の略中間位置に配設されている。また、スダレ22の案内溝17とカーテンレール14との間隔d1、及び、カーテンレール14とスクリーン30の案内溝19との間隔d2は、緞帳21の案内溝16とスダレ22の案内溝17の間隔d3に比べて幅広にしてある。むろん、スダレ22の案内溝17とスクリーン30の案内溝19との間隔d4や緞帳21の案内溝16とスクリーン30の案内溝19との間隔d5も間隔d3に比べて幅広である。
これにより、カーテン23の展張に必要な空間をスダレ22とスクリーン30の間に確保することが可能となる。また、カーテン23が有する折りひだ構造や下端が揺れ動きやすい形状にとって必要な展張空間を確保している。また、スクリーン30と緞帳21との間に十分な空間を確保できるため、例えば緞帳21をスクリーン30と一緒に展張した場合に、緞帳21の模様がスクリーン30を通してリビングR4側から視認しにくくなり、スクリーン30のスクリーン30に投影される映像の視認性が向上する。
カーテンレール14が配設される部位の収容空間40側には、軌道車両100の構造体とカーテンレール14の裏面とを接続する補強材44が配設されており、窓枠10のカーテンレール14部分の上下方向位置の変動を抑制するべく固定している。これにより、窓枠10の矩形開口の上側面のカーテン23の重みによる撓みを抑制し、窓枠10の
矩形開口を通して見る窓WD3の風景の装飾性を損なわずに済む。
なお、本発明は上述した実施形態に限られず、上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も含まれる。また,本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されず,特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
10…窓枠、11…垂直部、12…拡径部、13…引出口、14…カーテンレール、15…引出口、16…案内溝、17…案内溝、18…収容凹部、19…案内溝、20…遮蔽幕、21…緞帳、22…スダレ、23…カーテン、30…スクリーン、41…電動巻取装置、41a…幕出入口、42…電動巻取装置、42a…幕出入口、43…電動巻取装置、44…補強材、45…固定支持部材、45a…第1上下配向板部、45b…第1前後配向板部、45c…第2上下配向板部、45d…第2前後配向板部、45e…三角部、100…軌道車両、C1…椅子、C2…椅子、D1…扉、D2…扉、G…出入口、P…通路、R1…洗面室、R2…浴室、R3…寝室、R4…リビング、S…専用スペース、SD1…引き戸、SD2…引き戸、T…テーブル、WG…窓ガラス、WD1…窓、WD2…窓、WD3…窓、WD4…窓、WD5…窓、WL1…区画壁、WL2…右側壁、WL3…左側壁、WL4…後側壁、WL5…壁、WL6…区画壁、WL7…区画壁、WL8…区画壁

Claims (11)

  1. 車両の側壁に設けた矩形の窓と、
    前記窓の車内側に、前記窓の縁に沿って設けた窓枠と、
    前記窓枠の矩形開口に展張して用いる投影幕と、
    前記窓枠の矩形開口に展張して用いる遮蔽幕と、
    を備え、
    前記遮蔽幕の展張位置は、前記投影幕の展張位置よりも前記窓よりの位置であることを特徴とする軌道車両。
  2. 前記遮蔽幕は、
    前記窓枠の上枠部から引き出して用いる緞帳と、
    前記窓枠の上枠部から引き出して用いるスダレと、
    前記窓枠の上枠部に設けたカーテンレールに張設して用いるカーテンと、
    により構成され、
    各前記遮蔽幕の展張位置は、前記窓側から、前記緞帳、前記スダレ、前記カーテンの順であることを特徴とする請求項1に記載の軌道車両。
  3. 前記緞帳の引出口と前記スダレの引出口は、前記窓枠の上枠部において一体化されていることを特徴とする請求項2に記載の軌道車両。
  4. 前記窓枠の上枠部の上方には、前記遮蔽幕や前記投影幕の巻取機構を収容する収容空間が設けてあり、
    前記収容空間において、前記緞帳の巻取機構と前記スダレの巻取機構は、上下にオフセットした位置関係で配設されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の軌道車両。
  5. 前記収容空間において、前記窓枠の上枠部の前記カーテンレールが配設される部位の裏面は、支持部材により軌道車両の構造体と接続されていることを特徴とする請求項4に記載の軌道車両。
  6. 前記窓枠は、前記窓を通して見える風景の周囲を囲繞する額縁状であることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の軌道車両。
  7. 前記窓枠の矩形開口は、車内方向へ略垂直に延在する垂直部と、当該垂直部の車内側端部から略45°の角度で拡径する拡径部と、を有することを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の軌道車両。
  8. 前記窓は、前記軌道車両の前後少なくとも一方の側壁と左右の側壁とで囲われた部屋に設けられており、
    前記部屋において、前記窓は、前記前後少なくとも一方の側壁と左右の側壁とに少なくとも1つずつ設けてあることを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の軌道車両。
  9. 前記窓は、前記軌道車両の前後少なくとも一方の側壁に設けられており、ガラス面の途中を補強材で補強せずに、当該側壁の略全体にわたる広さの1枚の平板ガラスを当該側壁と略面一に配設して形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の軌道車両。
  10. 前記窓は、大人の膝下から頭頂に亘る高さサイズを有することを特徴とする請求項9に記載の軌道車両。
  11. 車両の側壁に設けた矩形の窓と、
    前記窓の車内側に、前記窓の縁に沿って設けた窓枠と、
    前記窓枠の矩形開口に展張して用いる投影幕と、
    前記窓枠の矩形開口に展張して用いる遮蔽幕と、
    を備え、
    前記遮蔽幕の展張位置は、前記投影幕の展張位置よりも前記窓よりの位置であることを特徴とする軌道車両の窓枠構造。
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