JP6391214B2 - 非接触給電システム - Google Patents

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Description

本発明は、電力によって走行可能な車両(電気車両)に対して非接触で給電を行う非接触給電システムに関する。
車両に対して非接触で給電を行う非接触給電システムとして、例えば、特許文献1に記載された移動車両給電システムが知られている。この移動車両給電システムでは、交通信号機が赤信号となり、走行経路に設けられた給電エリアの給電ポイントに移動車両が停車したときに、当該移動車両に対して給電が行われるようになっている。
特開2010−193657号公報
しかし、特許文献1には、どのようにすれば交通信号機が赤信号のときに移動車両に対する給電を行えるか等に関する記載は全くない。
また、特許文献1に記載の前記移動車両給電システムは、複数の異なる車両に対する給電が可能であり、車両ごとに給電を管理する必要性が生じることも考えられるが、この点についての配慮が何らなされていない。
さらに、前記給電ポイントには電気車両以外の車両も停車する場合があるところ、特許文献1には、電気車両とその他の車両との区別を行った上で実際のどのような手順で前記移動車両に対する給電を実施するのかについても全く記載されていない。
そこで、本発明は、車両信号装置の停止表示によって停車した電気車両に対する非接触給電を安定して行うことのできる非接触給電システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、車両ごとの給電状況等の管理を可能とする非接触給電システムを提供することを目的とする。
本発明の一側面による非接触給電システムは、車両用信号装置が停止表示であることを示す状態信号を制御情報として用いて車両走行路に設置された送電装置を制御することにより、前記車両用信号装置が停止表示のときに当該停止表示によって前記車両走行路上で停車した電気車両に対して非接触で給電を行う非接触給電システムであって、前記送電装置から前記電気車両への送電効率が閾値以上であり、かつ、前記停止表示の開始から前記車両用信号装置の停止表示時間よりも短い所定時間が経過していない場合に前記電気車両に対して給電を行うように構成されている。
本発明の他の側面による非接触給電システムは、車両用信号装置の停止表示によって車両走行路上で停車した電気車両に対して非接触で給電を行うものであって、前記車両走行路に設置され、前記車両走行路上で停車した電気車両の受電装置に対して非接触で電力を送信可能な送電装置と、前記車両用信号装置の状態信号を入力し、入力した状態信号が前記停止表示を示す場合に前記送電装置を作動させる制御装置と、を有する。前記制御装置は、前記送電装置を作動させて前記送電装置から前記受電装置への送電効率を求め、求めた送電効率が閾値以上であり、かつ、前記停止表示の開始から前記車両用信号装置の停止表示時間よりも短い所定時間が経過していない場合に前記電気車両に対して給電を行うように前記送電装置を作動させるように構成されている。
前記非接触給電システムによると、車両用信号装置が停止表示であることを示す状態信号を制御情報として用いて車両走行路に設置された送電装置を制御する。これにより、前記停止表示によって車両走行路上で停車した電気車両に対して、前記車両用信号装置の前記停止表示と連動した非接触給電を安定して行うことができる。
実施形態における非接触給電システムの概略構成を示す図である。 電気車両の要部構成を説明するための図である。 送電装置と電気車両の受電装置の構成を示す図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 前記制御装置が実施する処理の一例を示すフローチャートである。 前記制御装置が実施する処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
本発明による非接触給電システムは、車両用信号装置が停止表示のときに、当該停止表示によって車両走行路上に停止(停車)した電気車両に対する非接触給電を可能とする。具体的には、前記非接触給電システムは、前記車両用信号装置の近傍の車両用走行路に設置された送電装置を有する。そして、前記非接触給電システムは、前記車両用信号装置が停止表示であることを示す状態信号を制御情報として用いて前記送電装置を制御し、これにより、前記停止表示によって停車した電気車両に対して非接触で給電(送電)を行う。
なお、以下の説明においては、前記車両用信号装置が、交差点に設置された交通信号機である場合について説明するが、これに限るものではない。前記車両用信号装置は、停止表示を行うことによって車両を車両走行路上で停止(停車)させるものであればよく、踏切道に設置された踏切信号機や踏切警報機なども含む。
図1は、本発明の一実施形態における非接触給電システムの概略構成を示している。
この非接触給電システム1は、交通信号機10a〜10dが設置された交差点に適用されたものである。交通信号機10a〜10dは、それぞれ信号機制御部11a〜11dによる制御の下で、進行可能である旨の進行表示(例えば青信号)、進行禁止である旨の停止表示(例えば赤信号)、及び進行表示から停止表示に切り替わる間の注意表示(例えば黄信号)を行う。前記注意表示を行わないものであってもよい。
図1に示すように、本実施形態における非接触給電システム1は、交通信号機10aによって通行が規制される車両通行路12aに設けられており、送電装置2と、無線通信機3と、送電装置2を制御する制御装置4と、記録装置5と、を含む。なお、ここでは、非接触給電システム1が車両通行路12aに設けられているが、これに限るものではなく、非接触給電システム1は、他の交通信号機10b〜10dによって通行が規制される車両通行路12b〜12dに設けられてもよい。
送電装置2は、電気車両13に対して非接触で電力を送信可能な装置である。送電装置2は、車両進行方向(矢印A)で見て、車両走行路12aの交差点手前の所定位置に設置される。本実施形態においては、二台の送電装置2が所定の間隔をあけて車両走行路12aに埋設されており、各送電装置2は、自身の上に停車した電気車両13に対して非接触で電力を送信する。なお、ここでは、車両走行路12aの有する複数の車線のうちの路肩側車線に二台の送電装置2が設置(埋設)されているが、送電装置2が設置される車線や送電装置2の設置台数などは、任意に設定することができ、各車線に送電装置2が設置されてもよい。また、ここでは、送電装置2が車両走行路12aに埋設されているが、送電装置2は、車両走行路12a上に停車した電気車両13に対して非接触で送電できるように配置されていればよく、例えば、車両走行路12aの上方又は側方に設置されて下方又は横方向に送電するように構成されてもよい。
送電装置2の構成については後述する(図3を参照)。
ここで、図2を参照して電気車両13の要部構成について説明する。
図2に示すように、電気車両13は、車載通信機131と、受電装置132と、蓄電装置133と、を有する。
車載通信機131は、例えば無線通信機3からの信号に応答して無線通信機3との間で無線通信を行う。本実施形態において、車載通信機131は、事前に登録された電気車両13に対して付与されたものである。
受電装置132は、送電装置2から送信された電力を受信する装置であり、電気車両13の底部に設置されている。受電装置132の構成については後述する(図3を参照)。
蓄電装置133は、例えば、二次電池であり、受電装置132からの電力を充電により蓄える一方、蓄えた電力を放電して図示省略したモータ等に供給可能に構成されている。
図1に戻って、無線通信機3は、車両通行路12aの側方に立設されたポール31などを介して各送電装置2の上方に下向きに設置される。各無線通信機3は、例えば光ビーコンであり、主として、対応する送電装置2上に停車した電気車両13の車載通信機131との間で無線通信を行う。各無線通信機3は、前記無線通信を介して、対応する送電装置2上に停車した電気車両13の車載通信機131から、当該電気車両13の車両識別情報(ID情報)を含む各種情報を取得する。
制御装置4は、信号機制御部11aから交通信号機10aの状態信号を入力すると共に無線通信機3から各送電装置2の上に停車した電気車両13の車両識別情報を入力する。また、制御装置4は、停車した電気車両13が給電可能な位置にあるか否かを判断する。そして、制御装置4は、入力した交通信号機10の状態信号、電気車両13の車両識別情報、及び、停車した電気車両13が給電可能な位置にあるか否かの判断結果などに基づいて送電装置2を制御する。前記状態信号は、交通信号機10aが前記進行表示、前記注意表示及び前記停止表示のいずれを行っているかを示す信号であり、信号機制御部11aが交通信号機10aに出力する駆動信号を含む。
制御装置4の構成及び制御装置4が実施する処理については後述する。
記録装置5は、送電装置2が電気車両13に対して電力を送信した場合、すなわち、電気車両13に対して非接触給電を行った場合に、その給電実績を車両ごとに記録する。具体的には、記録装置5は、制御装置4が送電装置2を作動させて電気車両13に対して非接触で電力を送信すると、当該電気車両13の車両識別情報と共に、非接触給電システム1の設置場所(すなわち、給電場所)、送電装置2の作動時間(すなわち、給電時間)や日時情報(すなわち、給電日時)などを記録する。記録装置5に記録された情報は、図示省略したデータ読み出し装置を用いて非接触給電システム1の管理者等が任意に読み出すことができる。なお、複数の非接触給電システム1と、中央管理センターとでネットワークで結び、各非接触給電システム1から、その記録装置5に記録された情報が前記中央管理センターに送信されるように構成してもよい。
図3は、送電装置2及び受電装置132の構成を示している。
電気車両13の受電装置132が送電装置2に対向する位置にあるときに、送電装置2は受電装置132へと非接触で電力を送信することができる。
送電装置2は、送電回路21と、図示省略の送電コアに巻回された送電コイル22と、送電側通信部23と、送電コイル22の位置を調整可能な位置調整装置24と、を含む。また、受電装置132は、受電コイル1321と、受電回路1322と、受電側通信部1323と、を含む。
送電回路21は、外部電源又は蓄電設備(図示省略)などから得た電力を高周波数に変換し、この高周波電力を送電コイル22に供給する。送電コイル22は、送電回路21から供給された電力を、磁気的な結合を利用して受電コイル1321へと(非接触)送信する。前記外部電源としては、例えば、商用電源や太陽光発電電源を利用できる。そして、受電回路1322は、受電コイル1321が受信した交流電力を直流に変換して蓄電装置133に供給する。これにより、蓄電装置133が充電される。
送電側通信部23及び受電側通信部1323は、例えば、近距離無線通信を行って互いに所定の情報を送受信するものであり、例えば、通信用コイルとすることができる。本実施形態において、送電側通信部23からの通信要求に対して受電側通信部1323が応答することによって、送電側通信部23と受電側通信部1321との間に通信が確立され、受電側通信部132は、送電要求や受電コイル1321が受信した受信電力量などを送信側通信部23に送信するように構成されている。前記送電要求は、例えば、蓄電装置133の残容量が少なくなった場合に、図示省略した電気車両13の車両制御装置によって生成されて受信側通信部132を介して出力される。また、受電コイル1321が受信した受信電力量は、例えば、図示省略した受電電力検出装置(回路)によって検出される。
送信側通信部23によって受信された情報は、制御装置4に出力される。
位置調整装置24は、送電コイル22を保持する保持部241と、この保持部241を前後方向、左右方向及び上下方向に移動させる駆動機構242と、を有する。駆動機構242は、モータ等のアクチュエータ及びギヤ等(いずれも図示省略)を含む。そして、位置調整装置24は、制御装置4による制御の下で前記アクチュエータを作動させて保持部241を移動させることによって送電コイル22の位置を調整する。なお、位置調整装置24は、保持部241(送電コイル22)を前後方向、左右方向及び上下方向の少なくとも一つの方向に移動させることができるものであればよく、その構成等は問わない。
図4は、制御装置4の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、制御装置4は、ID照合部41と、送電制御部42と、送電効率算出部43と、停車位置判断部44と、コイル位置制御部45と、を含む。
ID照合部41は、登録済み電気車両の車両識別情報のリスト(図示省略)を有している。そして、ID照合部141は、無線通信機3を介して取得した車両識別情報を入力し、入力した車両識別情報と前記リストとを比較して(すなわち、ID照合を行って)、各送電装置2の上に停車した電気車両13が登録済み電気車両であるか否かを判断する。このID照合により、交通信号機10aの前記停止表示によって車両走行路12aに設置(埋設)された各送電装置2上に停車した車両が、電気車両であること及び登録済み車両であることが判断される。
ID照合部41の判断結果(ID照合結果)は、送電制御部42に出力される。
送電制御部42は、交通信号機10aの状態信号、ID照合部41の判断結果及び前記送電要求を入力する。そして、送電制御部42は、交通信号機10aの状態信号が前記停止表示であり、送電装置2の上に停車した電気車両13が登録済み車両であり、かつ、当該電気車両13からの前記送電要求が入力された場合に、対応する送電装置2を作動させてプレ送電を行う。すなわち、送電回路21を制御し、前記電源又は前記蓄電設備から得た電力を高周波数に変換して送電コイル22に供給する。かかるプレ送電は、主に送電装置2上に停車した電気車両13が給電可能な位置にあるか否かを判断するために行われるものであり、電気車両13に対する給電を行うためのメイン送電に先立って行われる。好ましくは、前記プレ送電による送電電力量は、前記メイン送電による送電電力量よりも小さく設定される。なお、前記メイン送電については後述する。
送電効率算出部43は、前記プレ送電によって送電コイル22が送信する送電電力量を送電制御部42から入力すると共に、前記プレ送電によって受電コイル1321が受信した受電電力量を送信側通信部23から入力する。そして、送電効率算出部43は、前記送電電力量と前記受電電力量とに基づいて送電効率を算出する。前記送電効率は、例えば、前記受電電力量を前記送電電力量で除算した値とすることができる。算出された送電効率は、停止位置判断部44及びコイル位置調整部45に出力される。
停車位置判断部44は、前記送電効率に基づいて、各送電装置2の上に停車した電気車両13が給電可能な位置にある否かを判断する。
本実施形態において、停車位置判断部44は、前記送電効率が第1閾値未満である場合には、電気車両13が給電不可の位置にあると判断し、前記送電効率が前記第1閾値以上である場合には、電気車両13が給電可能な位置にあると判断する。さらに、前記送電効率が第2閾値(>第1閾値)以上である場合には、停車位置判断部44は、電気車両13が給電に適した位置に停車していると判断し、前記メイン送電を許可する許可信号を送電制御部42に出力する。一方、前記送電効率が前記第1閾値以上かつ前記第2閾値未満の場合には、停車位置判断部44は、送電コイル22の位置を調整する必要があると判断し、送電コイル22の位置調整を要求する要求信号をコイル位置制御部44に出力する。
コイル位置制御部45は、停車位置判断部44から前記要求信号を入力すると、前記送電効率に基づいて、換言すれば、電気車両13の受電装置132(受電コイル1321)の位置に応じて位置調整装置24の作動を制御し、これにより、送電コイル22の位置を調整する。例えば、コイル位置制御部44は、まず、前記送電効率をモニタしつつ、予め定められた手順にしたがって送電コイル22を前後方向、左右方向、上下方向のそれぞれに移動させて前記送電効率が上昇する方向を探索する。次に、コイル位置制御部44は、探索された方向に送電コイル22を所定量ずつ移動させる。すなわち、前記送電効率を高めるように送電コイル22の位置を調整する。そして、コイル位置制御部44は、前記送電効率が前記第2閾値となると、位置調整装置24の作動を停止させる。これにより、送電装置2(送電コイル22)と受電装置132(受電コイル1321)との位置ずれによる送電効率(給電効率)の低下が抑制される。
次に、送電制御部42が行う前記メイン送電について説明する。
送電制御部42は、停車位置判断部44から前記許可信号が入力されると、すなわち、前記プレ送電での前記送電効率が前記第2閾値以上である場合に、電気車両13に給電を行うための前記メイン送電を行う。具体的には、送電制御部42は、停車位置判断部44によって電気車両13が給電に適した位置に停車していると判断されたとき又はコイル位置制御部45による送電コイル22の位置調整によって前記送電効率が前記第2閾値以上となったときに、前記メイン送電を行う。そして、送電制御部42は、交通信号機10aの前記停止表示が終了し又は交通信号機10aが前記停止表示から前記進行表示に切り替わると、前記メイン送電を終了する。
つまり、送電制御部42は、交通信号機10aが前記停止表示のときであり、当該停止表示によって車両走行路12a上に停車した車両が登録済みの電気車両であり、かつ、当該登録済みの電気車両が給電可能な位置に停車している場合に、対応する送電装置2を作動させて当該電気車両13に対する給電を行う。
図5、図6は、制御装置4が実施する処理の一例を示すフローチャートである。
この処理は、送電装置2毎に実施される。
ステップS1では、交通信号機10aが前記停止表示であるか否かを判断する。かかる判断は、信号機制御部11aから入力される交通信号機10aの前記状態信号に基づいて行う。そして、交通信号機10aが前記停止表示であればステップS2に進み、前記停止表示でなければ本フローを終了する。
ステップS2では、前記停止表示によって車両走行路12aの送電装置2上で停車した車両(停車車両)が登録済みの電気車両であるか否かを判断する。かかる判断は、無線通信機3を介して取得した車両識別情報に基づいて行う。そして、前記停止表示によって停車した車両が登録済みの電気車両であればステップS3に進み、登録済みの電気車両でなければ本フローを終了する。
ステップS3では、前記停車車両(電気車両)が給電可能な位置にあるか否かを判断するためのプレ送電を実施する。
ステップS4では、前記プレ送電における送電効率を算出する。かかる送電効率の算出は、送電コイル22が送信する送電電力量と受電コイル1321が受信した受電電力量とに基づいて行う。
ステップS5では、ステップS4で算出された前記送電効率が前記第1閾値以上であるか否かを判断する。そして、前記送電効率が前記第1閾値TH1未満であれば、前記停車車両が給電不可の位置にあると判断し、ステップS6で前記プレ送電を終了して本フローを終了する。一方、前記送電効率が前記第1閾値TH1以上であれば、前記停車車両(電気車両)が給電可能な位置にあると判断してステップS7に進む。
ステップS7では、前記送電効率が前記第2閾値TH2(>TH1)以上であるか否かを判断する。前記送電効率が前記第2閾値TH2以上であればステップS8に進み、前記送電効率が前記第2閾値TH2未満であればステップS12に進む。
ステップS8では、前記停車車両(電気車両)に対する給電を行うためのメイン送電を実施(開始)する。すなわち、前記プレ送電から前記メイン送電へと切り替える。
ステップS9では、交通信号機10aが前記停止表示を終了したか(又は交通信号機10aが前記進行表示に切り替わったか)否かを判断し、交通信号機10aが前記停止表示を終了すると(前記進行表示となると)ステップS10に進む。
ステップS10では、前記メイン送電を終了する。すなわち、送電装置2の作動を停止させて前記停車車両に対する給電を終了する。
ステップS11では、前記停車車両に対する給電実績を記録装置5に出力する。具体的には、前記給電場所、前記給電時間及/又は前記給電日時を前記停車車両の車両識別情報に関連付けて記録装置5に出力する。
ステップS12では、位置調整装置24(の駆動機構242)の作動を制御することによって送電装置2(送電コイル22)の位置を調整する。
ステップS13では、交通信号機10aが前記停止表示となってから、すなわち、前記停止表示の開始から所定時間(<交通信号機10が前記停止表示を行う時間)が経過したか否かを判断する。前記所定時間が経過していればステップS6に進んで前記プレ送電を終了して本フローを終了する。前記停止表示の残り時間、すなわち、給電(メイン送電)を行える時間がほとんどないためである。一方、前記所定時間が経過していなければステップS14に進む。
ステップS14では、前記送電効率が前記第2閾値以上となったか否かを判定する。そして、前記送電効率が前記第2閾値以上となればステップS8に進んで前記メイン送電を行い、前記送電効率が前記第2閾値未満であればステップS12に戻って送電装置2(送電コイル22)の位置の調整を継続する。
以上説明したように、本実施形態による非接触給電システム1は、交通信号機10aが停止表示であるときに、当該停止表示によって車両走行路12a上で停車した電気車両13に対して非接触で給電を行う。これにより、電気車両13は、交通信号機10aの前記停止表示によって車両走行路12a上で停車した際に、その蓄電装置133への充電が行われることとなる。このため、電気車両13は、車両走行路を外れて給電設備のある場所に立ち寄る必要がないので、非常に便宜である。
ここで、非接触給電システム1では、交通信号機10aが停止表示であることを示す状態信号を制御情報として用いている。これにより、交通信号機10aの停止表示と連動した非接触給電を安定して行うことができる。
また、非接触給電システム1は、交通信号機10aの停止表示によって車両走行路12aに停車した車両が、登録済みの電気車両であるか否かを判断した上で当該電気車両に対する非接触給電を行い、また、その給電実績も記録するので、車両ごとの給電管理等が容易である。これは、特に給電料金を徴収する際に便宜である。
また、非接触給電システム1では、プレ送電を行って送電効率を算出し、算出した送電効率が所定値(第1閾値)未満である場合には、電気車両が給電不可の位置に停車していると判断して当該電気車両に対する送電(メイン送電)を行わない。一方、算出した送電効率が前記所定値(第1閾値)以上である場合には、電気車両が給電可能な位置に停車していると判断し、必要に応じて、前記送電効率を高めるように送電装置2(送電コイル22)の位置を調整した上で当該電気車両に対する送電(メイン送電)を行う。
これにより、前記送電効率の低い状態で電気車両に対する非接触給電が行われることが抑制され、電気車両に対する非接触給電を効率的に行うことができる。また、送電装置2と電気車両の受電装置との間に位置ずれ等が発生しているような場合には、受電装置の位置に応じて送電装置2の位置がより好ましい位置に調整される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形や変更が可能である。以下に本実施形態の変形例としていくつか記載しておく。
上述の実施形態においては、前記送電効率が前記第1閾値以上かつ前記第2閾値未満の場合には、送信装置2(送信コイル22)の位置を調整するようにしている。しかし、交通信号機10aが前記停止表示を行う時間が短い場合などにおいては、送電装置2(送電コイル22)の位置調整を省略するように構成してもよい。例えば、交通信号機10aが前記停止表示を行う時間が、時間帯(時刻)や曜日によって異なる場合には、前記停止表示を行う時間が比較的短い時間帯や曜日においては、送電装置2(送電コイル22)の位置調整を行わないようにすることができる。この場合、送電制御部42は、前記プレ送電における前記送電効率が前記第1閾値以上である場合に前記メイン送電を行うようにすればよく、図5、図6におけるステップS7、S12〜S14の処理が省略される。
また、上述の実施形態においては、前記メイン送電を開始した後に、交通信号機10aの前記停止表示が終了し又は交通信号機10aが前記停止表示から前記進行表示へと切り替わると前記メイン送電を終了するようにしている。しかし、これに限るものではなく、前記停止表示の開始から所定時間(<交通信号機10が前記停止表示を行う時間)が経過すると前記メイン送電を終了するように構成してもよい。なお、この場合の所定時間は、ステップS13で用いる前記所定時間とほぼ同じ時間か、あるいは、それよりも僅かに長い時間とすることができる。
また、上述の実施形態においては、前記プレ送電での前記送電効率を高めるように送電装置2(送電コイル22)の位置を調整し、これにより、送電装置2(送電コイル22)と受電装置132(受電コイル1321)との位置ずれによる送電効率(給電効率)の低下を抑制している。しかし、送電装置2(送電コイル22)と受電装置132(受電コイル1321)との位置ずれを低減できればよく、上述の構成及び上述の方法に限るものではない。例えば、送電コイル22と受電コイル1321との磁気的な結合度合いを検出又は算出した上で当該結合度合いを高めるように送電装置2(送電コイル22)の位置を調整したり、送電装置2及び受電装置132にそれぞれ通信用コイルを設け、これらの通信感度を高めるように送電装置2(送電コイル22)の位置を調整したりするように構成してもよい。
また、上述の実施形態においては、送電装置2(送電コイル22)の位置を調整しているが、受電装置132側に位置調整装置24に相当する構成を設け、送電装置2(送電コイル22)の位置を調整することに代えて又は加えて、受電装置132(受電コイル1321)の位置を調整するようにしてもよい。
さらに、受電装置132(受電コイル1321)の位置を調整する代わりに、電気車両の運転者に当該電気車両の停車位置を変更させるようにしてもよい。例えば、電気車両がモニタを有している場合には、送電装置2が当該モニタの制御部と通信することにより、当該モニタに電気車両の停車位置を誘導する案内情報を表示させるようにする。この場合においては、例えば、送電装置2にカメラ等の撮像手段を設け、当該撮像手段によって電気車両の底部を撮像し、撮像画像に基づいて送電装置2(固定位置)と受電装置132との相対的な位置ずれを算出する。そして、前記相対的な位置ずれを示す画像や当該位置ずれを解消するために電気車両が移動すべき方向の画像などを前記モニタに表示させるようにする。
1…非接触給電システム、2…送電装置、3…無線通信機、4…制御装置、10a〜10d…交通信号機、11a〜11d…信号機制御部、12a〜12d…車両走行路、13…電気車両、21…送電回路、22…送電コイル、23…送電側通信部、24…コイル位置調整装置、41…ID照合部、42…送電制御部、43…送電効率算出部、44…停車位置判断部、45…コイル位置制御部、131…車載通信機、132…受電装置、133…蓄電装置、1321…受電コイル、1322…受電回路、1323…受電側通信部

Claims (15)

  1. 車両用信号装置が停止表示であることを示す状態信号を制御情報として用いて車両走行路に設置された送電装置を制御することにより、前記車両用信号装置が停止表示のときに当該停止表示によって前記車両走行路上で停車した電気車両に対して非接触で給電を行う非接触給電システムであって、
    前記送電装置から前記電気車両への送電効率が閾値以上であり、かつ、前記停止表示の開始から前記車両用信号装置の停止表示時間よりも短い所定時間が経過していない場合に前記電気車両に対して給電を行う、非接触給電システム。
  2. 前記送電効率は、前記電気車両に対して給電を行うためのメイン送電に先立って行われるプレ送電における送電効率である、請求項1に記載の非接触給電システム。
  3. 前記送電効率が前記閾値未満である場合に、前記送電効率を上昇させるように前記電気車両の停車位置を誘導する案内情報を前記電気車両に送信する、請求項2に記載の非接触給電システム。
  4. 前記車両走行路上で停車した車両が電気車両であるか否かを判断し、その判断結果に基づいて前記送電装置を制御する、請求項1〜3のいずれか一つに記載の非接触給電システム。
  5. 前記車両走行路上で停車した車両が給電可能な位置にあるか否かを判断し、その判断結果に基づいて前記送電装置を制御する、請求項1〜4のいずれか一つに記載の非接触給電システム。
  6. 前記給電を行った場合に、その給電実績を車両ごとに記録する、請求項1〜5のいずれか一つに記載の非接触給電システム。
  7. 前記給電実績は、給電場所、給電時間及び給電日時の少なくとも一つを含む、請求項6に記載の非接触給電システム。
  8. 車両との間で無線通信によるID照合を行って当該車両が登録済み電気車両であるか否かを判断し、その判断結果に基づいて前記送電装置を制御する、請求項1〜7のいずれか一つに記載の非接触給電システム。
  9. 前記送電装置は、前記車両走行路に埋設されている、請求項1〜8のいずれか一つに記載の非接触給電システム。
  10. 前記送電装置は、複数の車線を有する車両走行路の路肩側車線に埋設されている、請求項9に記載の非接触給電システム。
  11. 前記送電装置は、複数の車線を有する車両走行路の各車線に埋設されている、請求項9に記載の非接触給電システム。
  12. 前記送電装置は、前記受電装置の位置に応じて、前後方向、左右方向及び上下方向の少なくとも一つの方向についての位置調整が可能に構成されている、請求項1〜11のいずれか一つに記載の非接触給電システム。
  13. 車両用信号装置の停止表示によって車両走行路上で停車した電気車両に対して非接触で給電を行う非接触給電システムであって、
    前記車両走行路に設置され、前記車両走行路上で停車した電気車両の受電装置に対して非接触で電力を送信可能な送電装置と、
    前記車両用信号装置の状態信号を入力し、入力した状態信号が前記停止表示を示す場合に前記送電装置を作動させる制御装置と、
    を有し、
    前記制御装置は、前記送電装置を作動させて前記送電装置から前記受電装置への送電効率を求め、求めた送電効率が閾値以上であり、かつ、前記停止表示の開始から前記車両用信号装置の停止表示時間よりも短い所定時間が経過していない場合に前記電気車両に対して給電を行うように前記送電装置を作動させる、非接触給電システム。
  14. 前記電気車両との間で無線通信が可能な無線通信機をさらに有し、
    前記制御装置は、前記無線通信機を介して前記電気車両から取得した情報に基づいて前記送電装置を作動させる、請求項13に記載の非接触給電システム。
  15. 前記送電装置を作動させて前記電気車両に対する給電を行った場合に、その給電実績を記録する記録装置をさらに有する、請求項13又は14に記載の非接触給電システム。
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