JP6390961B2 - 書込ヘッドユニットの組立装置および書込ヘッドユニットの組立方法 - Google Patents

書込ヘッドユニットの組立装置および書込ヘッドユニットの組立方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6390961B2
JP6390961B2 JP2014222814A JP2014222814A JP6390961B2 JP 6390961 B2 JP6390961 B2 JP 6390961B2 JP 2014222814 A JP2014222814 A JP 2014222814A JP 2014222814 A JP2014222814 A JP 2014222814A JP 6390961 B2 JP6390961 B2 JP 6390961B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
holding member
writing
head unit
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014222814A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015163463A (ja
JP2015163463A5 (ja
Inventor
吉川 浩史
浩史 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014222814A priority Critical patent/JP6390961B2/ja
Priority to US14/602,375 priority patent/US9387562B2/en
Priority to CN201510042014.4A priority patent/CN104802519B/zh
Publication of JP2015163463A publication Critical patent/JP2015163463A/ja
Publication of JP2015163463A5 publication Critical patent/JP2015163463A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6390961B2 publication Critical patent/JP6390961B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/10Aligning parts to be fitted together
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/02Framework
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • B41J29/393Devices for controlling or analysing the entire machine ; Controlling or analysing mechanical parameters involving printing of test patterns
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49401Fluid pattern dispersing device making, e.g., ink jet
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53087Means to assemble or disassemble with signal, scale, illuminator, or optical viewer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、複数の書込ヘッドを一つのヘッド保持部材に組み付けた書込ヘッドユニットの組立装置および組立方法に関するものである。
従来、書込手段の長尺化、高密度化等を図るため、複数の書込ヘッドを一つのヘッド保持部材に組み付けた書込ヘッドユニットが知られている。この書込ヘッドユニットは、一つの書込ヘッドを長尺化、高密度化した構成に比べて、製作コストを抑えやすいというメリットがある。書込ヘッドユニットの一例として、液滴を媒体に吐出する液滴吐出ヘッドを複数、ヘッド保持部材に組み付けた液滴吐出ヘッドユニットが挙げられる。この液滴吐出ヘッドでは、各液滴吐出ヘッドから吐出される液滴が狙いの着弾位置に着弾するよう、各液滴吐出ヘッドをヘッド保持部材の所定位置に精度良く位置決めして固定する必要がある。
特許文献1には、複数の液滴吐出ヘッドをヘッド保持部材としてのキャリッジに位置決めして固定する組立装置が記載されている。この組立装置は、複数の液滴吐出ヘッドを仮装着させた状態のキャリッジを搭載する移動可能なテーブルと、キャリッジおよび液滴吐出ヘッドの位置を撮像する撮像手段と、液滴吐出ヘッドを微少移動させる調整手段と、液滴吐出ヘッドをキャリッジに対して固定する固定処理を行う固定処理手段とを備えている。この組立装置では、先ず、予めキャリッジの基準位置マークおよびキャリッジに搭載される各液滴吐出ヘッドの基準位置マークをパターン形成したアライメントマスクを移動可能なテーブル上にセットする。そして、テーブルを移動させて、撮像手段により、アライメントマスクに形成されたキャリッジの基準位置マークおよび各液滴吐出ヘッドの基準位置マークを順次撮像して、マスタ位置データとして記憶しておく。
次に、組立装置のテーブル上からアライメントマスクを外し、実際に複数の液滴吐出ヘッドを仮装着させた状態のキャリッジをテーブル上にセットする。そして、テーブルを移動させ、撮像手段によりキャリッジの位置を撮像してキャリッジの位置データを取得し、マスタ位置データと比較してキャリッジを位置決めする。次いで、テーブルを移動させて、撮像手段によりキャリッジに仮装着された液滴吐出ヘッドの一つを撮像して、液滴吐出ヘッド位置データを得る。取得した液滴吐出ヘッド位置データと、マスタ位置データとに基づき、調整手段によりキャリッジに対する液滴吐出ヘッドの位置を微小移動させて調整して位置決めを行い、固定処理手段により液滴吐出ヘッドをキャリッジに固定する。キャリッジ上に仮装着された複数の液滴吐出ヘッドに対して、このような位置決め・固定を順次おこない、キャリッジの所定位置に各液滴吐出ヘッドを組み付ける。
特許文献1の組立装置のように、先ず、アライメントマスクを用いて複数の液滴吐出ヘッドのマスタ位置データ記憶し、次いで、キャリッジに仮装着した各液滴吐出ヘッドの位置決め・固定を順次していくというマスターワーク位置記憶方式では、マスタ位置データ記憶してから、すべての液滴吐出ヘッドの位置決め・固定が完了するまでの間に、かなりの時間があく。そのため、この間に、環境温度が変化して撮像手段の光軸ずれ、光軸シフト等が発生しやすく、マスタ位置データ記憶時と液滴吐出ヘッドの位置データ取得時との撮像画像に、光軸ずれ、光軸シフトなどに起因する誤差が生じる。調整手段は、このような誤差を含む撮像画像から取得した液滴吐出ヘッド位置データと、マスタ位置データとに基づき位置決めをおこなうことで位置決め精度が低下する。撮像手段の温度を極めて厳密に管理することで光軸ずれ、光軸シフト等を抑制することはできるが、非常に高価な温度制御システムを構築する必要があり、現実的ではない。
以上の課題は、液滴吐出ヘッドを書込ヘッドとして用いた書込ヘッドユニットに限られるものではない。例えば、書込ヘッドとして有機LEDヘッドを用い、有機LEDヘッドをヘッド保持部材の所定位置に組付けて、長尺化、高精細化を図る書込ヘッドユニットにおいても、同様の課題が発生する。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、書込ヘッドをヘッド保持部材の所定位置に高い位置精度で位置決めできる書込ヘッドユニットの組立装置、及び、組立方法を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ヘッド保持部材に仮装着された状態の書込ヘッドを撮像する撮像手段と、該撮像手段により該書込ヘッドを撮像した画像を用いて該ヘッド保持部材と該書込ヘッドとの相対位置を調整する調整手段とを備えた書込ヘッドユニットの組立装置において、上記書込ヘッドと、上記撮像手段に対して該書込ヘッドとは異なる方向に設けた、該書込ヘッドの基準位置を示す基準マークとを同じ視野で該撮像手段に結像させる光学手段を備え、該撮像手段で該書込ヘッドと該基準マークとを同時に撮像した画像を用いて上記調整手段が調整をおこなうことを特徴とするものである。
本発明によれば、複数の書込ヘッドをヘッド保持部材の所定位置に高い位置精度で位置決めできるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る液滴吐出ヘッドのチャンネル間方向の要部拡大断面図である。 本実施形態に係る液滴吐出ヘッドの全体の外観図であり、(a)は斜視図、(b)ノズルプレート側から見た平面図である。 本実施形態に係る液滴吐出ヘッドの要部分解斜視図である。 本実施形態に係るヘッドユニットベースの平面図である。 画像形成装置本体への液滴吐出ヘッドユニットの取付け例を示す概略図である。 本実施形態に係る液滴吐出ヘッドユニットの組立装置のヘッドユニットベース移動機構を示す斜視図である。 本実施形態に係る液滴吐出ヘッドユニットの組立装置の全体を示す斜視図である。 接合面倣い機構の構成を示す断面図である。 検出光学装置及びその光の光路上に配置される各種部材の配置を示す斜視図である。 ガラスチャートの固定部を示す斜視図である。 基準マークが設けられたガラスチャートを示す斜視図である。 検出光学装置のCCDカメラの位置を調整するための手動三軸ステージ53a,53b,53cを示す概略側面図である。 調整目標マークが設けられたマスターワークを示す斜視図である。 二つのCCDカメラでの検出画像を示す図である。 液滴吐出ヘッドの仮装着から接合処理までの流れを示すフローチャートである。 二焦点検出光学系のCCD光軸傾きの補償を示す図である。 二焦点検出光学系のCCD光軸シフトの補償を示す図である。
本発明の実施形態に係る書込ヘッドユニットの組立装置を用いて組み立てる書込ヘッドユニットの一例として、液滴吐出記録方式の画像形成装置であるインクジェット記録装置等に用いられる液滴吐出ヘッドからなる液滴吐出ヘッドユニットを用いて説明する。
まず、書込ヘッドである液滴吐出ヘッドについて説明する。なお、液滴吐出ヘッド23で吐出する液滴は、所謂インクに限るものではなく、吐出されるときに液体となるものであれば特に限定されるものではなく、例えばDNA試料、レジスト、パターン材料なども含まれる液体の総称として用いる。
図1は、本実施形態に係る液滴吐出ヘッドのチャンネル間方向の要部拡大断面図である。同図において、液滴吐出ヘッド23の吐出部は、フレーム部材1、振動板2、流路板3、ノズルプレート4、積層圧電素子5及びPZTベース6を備えている。フレーム部材1は、インク供給口16と共通液室8となる彫り込みを形成した部材である。振動板2は、凸部13、ダイヤフラム部14及びインク流入口15を有する。流路板3には、加圧液室9、流体抵抗部10となる彫り込みと、ノズル孔11に連通する連通孔12とが形成されている。ノズルプレート4には、ノズル孔11が形成されている。積層圧電素子5は、振動板2に接着層を介して接合されている。PZTベース6は、積層圧電素子5を固定している。
PZTベース6はチタン酸バリウム系セラミックからなり、積層圧電素子5を2列配置して接合している。積層圧電素子5は、厚さ10〜50[μm/1層]のチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)の圧電層(図示せず)と、厚さ数[μm/1層]の銀・パラジューム(AgPd)からなる内部電極層(図示せず)とを交互に積層している。内部電極層(図示せず)は両端で外部電極(図示せず)に接続する。積層圧電素子5はハーフカットのダイシング加工により櫛歯上に分割され、一つ毎に駆動部と支持部(非駆動部)として使用する。外部電極(図示せず)の外側はハーフカットのダイシング加工で分割されるように、切り欠き等の加工により長さを制限しており、これらは複数の個別電極(図示せず)となる。他方はダイシングでは分割されずに導通しており、共通電極となる。駆動部の個別電極(図示せず)にはFPC7が半田接合されている。また、共通電極は積層圧電素子5の端部に電極層を設けて回し込んでFPC7のGnd電極5−1に接合している。FPC7には図示しないドライバICが実装されており、これにより駆動部への駆動電圧印加を制御している。
また、振動板2は、薄膜のダイヤフラム部14と、島状凸部(アイランド部)13と、図示されていない支持部に接合する梁を含む厚膜部と、インク流入口15となる開口を電鋳工法によるNiメッキ膜を2層重ねて形成している。島状凸部13は、ダイヤフラム部14の中央部に形成した駆動部となる積層圧電素子5と接合している。ダイヤフラム部14の厚さは3[μm]、幅は35[μm](片側)である。この振動板2の島状凸部13と積層圧電素子5の可動部5−2、振動板2とフレーム部材1の結合は、後述で詳細に説明するが、ギャップ材を含んだ接着層をパターニングして接着している。
更に、流路板3はシリコン単結晶基板を用いて、加圧液室9、流体抵抗部10となる彫り込み、及びノズル孔11に対する位置に連通孔12となる貫通口をエッチング工法でパターニングした。具体的には、水酸化カリウム水溶液(KOH)などのアルカリ性エッチング液を用いて異方性エッチングすることで形成することができる。エッチングで残された部分が加圧液室9の隔壁となる。また、このヘッドではエッチング幅を狭くする部分を設けて、これを流体抵抗部10とした。
ノズルプレート4は金属材料、例えば電鋳工法によるNiメッキ膜等で形成したもので、インク滴を飛翔させるための微細な吐出口であるノズル孔11を多数形成している。このノズル孔11の内部形状(内側形状)は、ホーン形状に形成しているが、略円柱形状又は略円錘台形状でもよい。また、このノズル孔11の径はインク滴出口側の直径で約15〜30[μm]である。また、各列のノズルピッチは150または300[dpi]とした。このノズルプレート4のインク吐出面(ノズル表面側)は、図示しない撥水性の表面処理を施した図示されていない撥水処理層を設けている。PTFE−Ni共析メッキやフッ素樹脂の電着塗装、蒸発性のあるフッ素樹脂(例えばフッ化ピッチなど)を蒸着コートしたもの、シリコン系樹脂・フッ素系樹脂の溶剤塗布後の焼き付け等、インク物性に応じて選定した撥水処理膜を設けている。そして、インクの滴形状、飛翔特性を安定化し、高品位の画像品質を得られるようにしている。
インク供給口16と共通液室8となる彫り込みを形成するフレーム部材1は樹脂成形で作製している。振動板2のインク流入口15の周囲は隙間無く、フレーム部材1に塗布された接着剤によって封止されて接合される。このフレーム部材1には、各加圧液室9にインクを供給する共通液室8を形成し、共通液室8から振動板2に形成したインク流入口15、流体抵抗部10の上流側に形成した流路、および流体抵抗部10を介して加圧液室9にインク液が供給される。なお、フレーム部材1には共通液室8に外部からインク液を供給するためのインク供給口16も形成される。また、共通液室8は、加圧液室9の並び方向(ノズル並び方向)に平面形状で長方形状に形成している。
このように構成した液滴吐出ヘッド23においては、記録信号に応じて駆動部に駆動波形(10〜50[V]のパルス電圧)を印加する。駆動部に積層方向の変位が生起し、振動板2を介して加圧液室9が加圧されて圧力が上昇し、ノズル孔11からインク滴が吐出される。その後、インク滴吐出の終了に伴い、加圧液室9内のインク圧力が低減し、インクの流れの慣性と駆動パルスの放電過程によって加圧液室9内に負圧が発生してインク充填行程へ移行する。このとき、インクタンクから供給されたインクは、共通液室8に流入し、共通液室8からインク流入口15を経て流体抵抗部10を通り、加圧液室9内に充填される。流体抵抗部10は、吐出後の残留圧力振動の減衰に効果が有る反面、表面張力による再充填(リフィル)に対して抵抗になる。流体抵抗部10を適宜に選択することで、残留圧力の減衰とリフィル時間のバランスが取れ、次のインク滴吐出動作に移行するまでの時間(駆動周期)を短くできる。
本実施形態においては、液滴吐出ヘッド23のインク吐出部の液室部、流体抵抗部、振動板、及びノズル部材の少なくとも一部がシリコン及びニッケルの少なくともいずれかを含む材料から形成されることが好ましい。また、本実施形態においては、駆動アクチュエータに積層圧電素子とした場合について述べたが、薄膜ピエゾなどをアクチュエータとして用いたものでも良い。
図2は、本実施形態に係る液滴吐出ヘッド全体の外観図であり、(a)は斜視図、(b)はノズルプレート側から見た平面図である。液滴吐出ヘッド23は、図1のフレーム部材1側にヘッドケース17を組付けた構成である。液滴吐出ヘッド23の書込面であるノズルプレート4には、ノズルアライメントマーク18a,18bが設けられており、液滴吐出ヘッド23をヘッドユニットベース21上に位置決めする際に用いられる。
図3は、本実施形態の液滴吐出ヘッドの要部分解斜視図である。液滴吐出ヘッド23は、ノズルプレート4、流路板3、振動板2、積層圧電素子5、PZTベース6及びFPC7を接着剤等で接合し、これに、図2に示す、フレーム部材1とヘッドケース17を組付けた構成となっている。
具体的には、以下の工程で、液滴吐出ヘッド23が組み立てられる。第1工程では、流路板3と振動板2を接着接合する。第2工程では、積層圧電素子5とPZTベース6を接着接合する。第3工程では、流路板3と振動板2の接合品とノズルプレート4を接着接合する。第4工程では、積層圧電素子5とPZTベース6の接合品とFPC7を半田接合する。第5工程では、流路板3と振動板2とノズルプレート4の接合品と、積層圧電素子5とPZTベース6とFPC7の接合品とを接着接合する。さらに第6工程では、フレーム部材1とヘッドケース17を接合する。
インクジェット記録装置では、高速化、高精細化など要求から、上記液滴吐出ヘッドの長尺化、高密度化が望まれている。しかしながら、一つの液滴吐出ヘッドを長尺化、高密度化させようとすると、製作が困難であり、コストが大幅にアップしてしまう。これに対して、比較的小型で製作が容易な液滴吐出ヘッドを複数繋いで、所謂、集積型の液滴吐出ヘッドである液滴吐出ヘッドユニットを構成することで、コストを抑えることができる。液滴吐出ヘッドユニットの代表例としては、液滴吐出ヘッドを千鳥配置したり、ノズル列方向に繋いだりするものが知られている。
本実施形態の液滴吐出ヘッドユニットは、複数の液滴吐出ヘッド23を、ヘッド保持部材としてのヘッドユニットベース21に組み付けた構成である。
図4は、本実施形態に係るヘッドユニットベースの平面図である。ヘッドユニットベース21には、複数の液滴吐出ヘッド(書込ヘッド)23を組み付けるための複数の嵌合穴22が設けられている。このヘッドユニットベース21に、後述する組立装置を用いて、液滴吐出ヘッド23の位置決め(アライメント)、固定(接合)を順次行い、組み付ける。
組立装置にヘッドユニットベース21がセットされる段階で、ヘッドユニットベース21のそれぞれの勘合穴22に対して液滴吐出ヘッド23がフレーム部材1を介してわずかに位置を調整できる状態で挿入され、仮装着されている。具体的には、図2(a)に示すように、フレーム部材1は外側に張り出した部分(以下、ツバ部という)を有しており、液滴吐出ヘッド23はフレーム部材1のツバ部を介してヘッドユニットベース21上に乗っている。このとき、液滴吐出ヘッド23の書込面であるノズルプレート4は重力方向下向きに配置され、ノズルアライメントマーク18a,18bは下側より確認することができる。そして、後で詳細に説明する方法でアライメントされた後に、フレーム部材1のツバ部を介して液滴吐出ヘッド23がヘッドユニットベース21に接合される。
液滴吐出ヘッド23(フレーム部材1)とヘッドユニットベース21との接合方法としては、接着剤に限らず、ねじ固定方式でも、スポット溶接のようなものでも構わない。なお、後述する組立装置では、固定処理手段35としてUV照射器を用いた構成を示している(後述の図6参照)。ヘッドユニットベース21に予め塗布されていたUV接着剤により、ヘッドユニットベース21とフレーム部材1のツバ部とを非接触にUV光によって硬化させて接合させている。なお、固定処理手段35であるUV照射器は、筐体ベース45(後述の図7参照)上に固定配置されている。
複数の液滴吐出ヘッド23をヘッドユニットベース21に組み付けた構成の液滴吐出ヘッドユニットを、インクジェット記録装置等の画像形成装置本体へ取付ける。
図5は、画像形成装置本体への取付け例を示す概略図である。同図のように、画像形成装置本体に設けられる本体ベース24にある三本の基準ピン27、28、29にヘッドユニットベース21を突き当てたのち、ヘッドユニットベース21を固定ボルトにて本体ベース24に固定する。図5では、一つのヘッドユニットベース21に対して12個の液滴吐出ヘッド23を横方向(本体ベース24の長手方向)に2列で千鳥に配列した例を示している。そして、図5の上下方向に記録媒体を移動させながら、ヘッドユニットの各液滴吐出ヘッド23からインク滴を吐出することで、画像を形成することができる。また、一つのインクジェット記録装置において、ヘッドユニットベース21の数を適宜増やすことで、多色もしくは、1インチ当たりのドット数(dpi)を増やすことができる。
このような液滴吐出ヘッドユニットでは、各液滴吐出ヘッド23から吐出されるインク滴が狙いの着弾位置に着弾するよう、複数の液滴吐出ヘッド23をヘッドユニットベース21の所定位置に精度良く位置決め(アライメント)して固定(接合)する必要がある。特に、隣接する書込ヘッドの着弾間隔を所定の間隔にすることが重要である。
次に、本実施形態の液滴吐出ヘッドユニットの組立装置について説明する。
図6は、本実施形態に係る液滴吐出ヘッドユニットの組立装置のヘッドユニットベース移動機構を示す斜視図である。
ヘッドユニットベース21を、図5に示す本体ベース24と同様の構成となっている組立装置のユニットベース固定台25上に固定する。すなわち、ユニットベース固定台25上には三本の基準ピン27、28、29を設けており、ヘッドユニットベース21は、X方向(図6参照)では基準ピン27に突き当て、Y方向(図6参照)では基準ピン28,29に突き当てられた状態でユニットベース固定台25にねじ固定する。なお、X方向はヘッドユニットベース21の長手方向、Y方向はヘッドユニットベース21の短手方向にそれぞれ対応している。
ユニットベース固定台25は、CCDカメラ50の光軸方向であるY方向に対して空洞となっている台であり、保持部材移動手段としてのXYステージ30上に固定されている。XYステージ30は、公知の一般的なXYステージと同様の構成であり、例えば、リニア駆動手段30x(図12参照)によりX方向に沿って移動可能なX方向移動部と、このX方向移動部上に固定された別のリニア駆動手段30y(図12参照)によりY方向に沿って移動可能なY方向移動部とから構成されている。ユニットベース固定台25は、XYステージ30のY方向移動部上に固定され、XYステージ30によりX方向及びY方向の目標位置へユニットベース固定台25を移動させることができる。
撮像手段としてのCCDカメラ50は、CCDからなる撮像素子を備えている。撮像素子は、C−MOSなどの他の撮像素子であってもよい。CCDカメラ50の撮像レンズなどの光学系を備えたカメラ先端部は、ユニットベース固定台25内部の空洞部25aに位置するように配置され、XYステージ30のX方向可動範囲内で、カメラ先端部がユニットベース固定台25と干渉しないように、空洞部25aが開口している。
ヘッドユニットベース21はXYステージ30によって、複数の液滴吐出ヘッド23が接合される位置に正確にXY方向に設計された所定のピッチ間隔(X方向に隣接するヘッド間距離、Y方向に隣接するヘッド間距離)で移動し位置決めされる。このとき、ピッチ間隔は、XYステージ30の位置決め精度で決まり、X方向はリニアスケール26x及びこのリニアスケール26xを読み取る読取センサなどで構成される位置検出手段の情報に基づき、XYステージ30が目標位置へ正確に位置決めされるように位置フィードバック制御される。同様に、Y方向はリニアスケール26y及びこのリニアスケール26yを読み取る読取センサなどで構成される位置検出手段基づき、XYステージ30が目標位置へ正確に位置決めされるように位置フィードバック制御される。また、XYステージ30はX方向とY方向は予め正確に直交方向に移動するように組み付けられている。また、CCDカメラ光軸方向とY軸方向は正確に平行になるように予め調整して組み付けられている。
XYステージ30は調整手段としてのXYθステージ37上に配置されている。XYθステージ37は、公知の一般的なXYステージと同様の構成であり、例えば、リニア駆動手段によりX方向に沿って移動可能なX方向移動部と、このX方向移動部上に固定された別のリニア駆動手段によりY方向に沿って移動可能なY方向移動部と、このY方向移動部上固定された回転駆動手段によりX方向及びY方向のいずれにも直交するZ方向に延びるZ軸の周り(θ方向)に移動可能なθ方向移動部とから構成されている。XYステージ30は、XYθステージ37のθ方向移動部上に固定され、XYθステージ37によりX方向及びY方向の目標位置並びにθ方向の目標回転角度へXYステージ30を移動させることができる。
また、CCDカメラ50も手動三軸ステージ53a,b,c(後述の図12参照)を介してXYθステージ37上に固定されている。さらに、ガラスチャート60(後述の図10参照)も姿勢位置調整手段62、ガラスチャート連結ブロック64を介してXYθステージ37上に固定されている。
このようにXYθステージ37上にXYステージ30を配置することで、XYθステージ37を用いたアライメント動作(X方向及びY方向の目標位置並びにθ方向の目標回転角度へXYステージ30を移動させる動作)は、ヘッドユニットベース21のXYステージ30によるピッチ送り動作(所定のピッチ間隔でヘッドユニットベース21をX方向及びY方向へ移動させる動作)に対して影響を及ぼすことがない。すなわち、ヘッドユニットベース21のピッチ送り精度はXYステージの位置決め精度で決まる。また、ヘッドユニットベース21に対する液滴吐出ヘッド23の組み付けは、液滴吐出ヘッド23が加圧ステージ36(後述の図10参照)により上下動するクランプ手段34により固定把持された状態でヘッドユニットベース21がXYθステージ37によりアライメントされる。XYステージ30の位置決め精度とXYθステージ37によるアライメント精度により高い組付け精度を確保することができる。
図7は、本実施形態に係る液滴吐出ヘッドユニットの組立装置の全体を示す斜視図である。
本実施形態の組立装置は、ヘッドユニットベース21と液滴吐出ヘッド23とを接合(固定)する機能も備えている。同図のように、ヘッドユニットベース21上に仮装着されている液滴吐出ヘッド23は、液滴吐出ヘッド23に付着させてあるUV接着剤を固定処理手段35によって硬化させる接合位置にXYステージ30によって位置決めされたあと、クランプ手段34によって把持される。
加圧ステージ36は、液滴吐出ヘッド23をクランプ手段34により保持した状態で、クランプ手段34を上下動させることができる。加圧ステージ36は、筐体ベース45上に固定されている。加圧ステージ36は荷重制御できる加圧アクチュエータ39とガイド機構40と加圧テーブル41とから構成されている。加圧アクチュエータ39として、具体的には、電空アクチュエータを用いることで位置と荷重の制御を行うことができる。この加圧ステージ36を用いてヘッドユニットベース21から液滴吐出ヘッド23を僅かに離間した状態にして、XYθステージ37により、液滴吐出ヘッド23に対するヘッドユニットベース21を所定位置にアライメントさせる。アライメントが終了したら、加圧ステージ36を用いて、ヘッドユニットベース21に液滴吐出ヘッド23を押し付けるように加圧し、固定処理手段35によってUV接着剤を硬化させて接合を行う。このとき、荷重制御により任意の荷重設定ができるが、本実施形態においては、例えば15[N]の荷重設定をしている。
加圧テーブル41下面には接合面倣い機構38が配置されており、接合面倣い機構38の下面にはクランプ手段34が取付けられており、このクランプ手段34に液滴吐出ヘッド23が固定保持される。
図8は接合面倣い機構の構成を示す断面図である。
同図に示す接合面倣い機構38は、クランプ手段34の上面側に固定された、凸球面75を有する球面部材76と、球面部材76を受ける凹球面77を有する受け軸受部材79と、軸受部材79を受ける凹球面を有する受け部材78とを備えている。球面部材76は、エアフローティング機構を備える軸受部材79を介して、その凸球面75が軸受部材79の凹球面77に沿って自在に動くことができるようになっている。この動きによって、ヘッドユニットベース21に液滴吐出ヘッド23が当接された際に、両者間の平行度が自動的にほぼ完全に合うようになっている。軸受部材79の凹球面77への給気は、給気ポート74からの圧縮空気によって行われエアフローティング機構を構成している。
また、接合面倣い機構38におけるロック機構は次のように構成されている。すなわち、球面部材76と軸受部材79と受け部材78にわたって、シリンダ70とその中に収容されたピストン71が設けられている。そして、このエアシリンダ機構のロックポート72にエアを供給することにより、ピストン71が上方に移動されて、ピストン71を介し受け部材78に対して球面部材76の位置、姿勢がロックされるようになっている。フリーポート73にエアを供給することによりピストン71が下方に移動されてロックが解除され球面部材76が受け部材78に対して自由に倣わされるようになっている。このとき、フレーム部材1は真空ポート82によって真空ポンプ(不図示)によって真空吸引されて真空吸着保持されている。
同様に、液滴吐出ヘッド23は真空ポート83によって真空ポンプ(不図示)によって真空吸引されて真空吸着保持されている。真空ポート81は真空ポンプ(不図示)によって、球面部材76の凸球面75と軸受部材79の凹球面77を真空吸着によって保持することができる。前述のロック機構より弱い保持力でロックすることができる。接合面倣い機構38によるロック機構は、前述したエアシリンダ機構による場合と真空吸着機構による場合とどちらも使用する場合のうち、どちらの場合を適用しても良い。
次に、倣いと保持機構の動作について説明するが、先ず、ヘッドユニットベース21と液滴吐出ヘッド23を保持するクランプ手段34の平行度を調整する動作について説明する。図8に示すように、接合面倣い機構38におけるフリーポート73にエアを供給して球面部材76を受け部材78に対して自由状態とし、この状態にて第2保持手段を上昇させて第2部品を第1部品に押し付ける。そして、接合面倣い機構38により液滴吐出ヘッド23がヘッドユニットベース21に倣うように、つまり、液滴吐出ヘッド23とヘッドユニットベース21との間の平行度がほぼ完全に合うように倣わせられる。上記倣い動作後に、ロックポート72にエアが供給され、上記平行度が調整された状態にて、球面部材76が軸受部材79に対して一旦ロックすることができる。球面部材76はクランプ手段34にて液滴吐出ヘッド23を吸着保持されているから、球面部材76のロックにより、ヘッドユニットベース21と液滴吐出ヘッド23との間の平行度が調整された状態で維持されることになる。
図9は、本実施形態における光学検出装置100、200及びその光の光路上に配置される各種部材の配置を示す斜視図である。
光学検出装置100、200には、それぞれCCDカメラ50が設けられている。CCDカメラ50が受光する光の光路上には、ビームスプリッタであるハーフミラー43a、43bやガラスチャート60などが配置されている。ガラスチャート60には、液滴吐出ヘッド23の基準位置を示す基準マークが設けられている。液滴吐出ヘッド23の基準位置は、液滴吐出ヘッド23のノズルプレート4に形成されたノズルアライメントマーク18a,18bによって示される。ハーフミラー43a、43bは、液滴吐出ヘッド23のノズルプレート4に設けられたノズルアライメントマーク18a,18bを映し出す光と、ガラスチャート60に設けられた基準マークを映し出す光との両方をCCDカメラ50へ導くための光学手段である。
図10は、ガラスチャート60の固定部を示す斜視図である。
ガラスチャート60は、ガラスチャート固定ベース44上に固定される。このガラスチャート固定ベース44は、ガラスチャート連結ブロック64を介してXYθステージ37の上面ベース(θ方向移動部)と連結されており、図6に示すXYθステージ37により移動する。二つのハーフミラー43a、43bも、ガラスチャート固定ベース44に固定されており、XYθステージ37により移動する。
図11は、基準マークが設けられたガラスチャートを示す斜視図である。
SUS基材に石英ガラスを貼り合わせた構成であり、石英ガラスにマスクパターンを露光、転写してできる反射用クロム膜で作製されている。図11に示す基準マーク61の一例では、外径500[μm]、内径490[μm]のリング状の形状と線幅は5[μm]の十字線からなる二つの基準マーク61a、61bであり、それぞれの間隔は±1[μm]以内の精度で配置されている。ガラスチャート60の配置、及び、姿勢位置の調整は、図10に示す姿勢位置調整手段62を使って行う。図10に示すようにガラスチャート60の位置は、姿勢位置調整手段62によって、6箇所のクランプボルト63により左右、上下、前後の位置が調整されて固定される。
2つの検出光学装置100、200は、それぞれ、ノズルプレート4の長手方向(X方向)の両端に設けたノズルアライメントマーク18a、18bと、ノズルアライメンマーク18の調整基準となるガラスチャート60長手方向の両端に設けた基準マーク61a、61bを検出する。すなわち、第1検出光学装置100は、ノズルアライメントマーク18aと基準マーク61aをCCDカメラ50aによって同時に撮像し、第2検出光学装置200は、ノズルアライメントマーク18bと基準マーク61bをCCDカメラ50bによって同時に撮像する。また、検出光学装置100、200は、CCDカメラ50a、50bのほか、同軸落射照明51a、51bも備えている。
ここで、検出光学装置100、200のCCDカメラ50に受光される光の光路について説明する。
図12は、第1検出光学装置100のCCDカメラの位置を調整するための手動三軸ステージ53a,53b,53cを示す概略側面図である。ここでは、第1検出光学装置100について説明するが、第2検出光学装置200も全く同じである。
CCDカメラ50の位置は、手動三軸ステージ53a,53b,53cを用いて調整することができる。図12に示すように、手動三軸ステージ53cの調整方向としてX方向はノズルアライメントマークのピッチ方向である。また、手動三軸ステージ53aの調整方向としてY方向はカメラの深度方向であり、手動三軸ステージ53bの調整方向としてZ方向はカメラ高さを上下方向に調整する方向である。
第1検出光学装置100の同軸落射照明51からの照明光は、CCDカメラ50aの光軸に沿って射出され、ハーフミラー43により二つの光路L1、L2に分岐される。光路L1は、ハーフミラー43をそのまま直進し、基準マーク61を設けられたガラスチャート60に進み反射して、再びハーフミラー43を通り、CCDカメラ50に戻る光路である。光路L2は、ハーフミラー43で90度折り曲げられ、ヘッドユニットベース21上に置かれた液滴吐出ヘッド23のノズルアライメントマーク18a,18bに進み反射して、再びハーフミラー43を通り、CCDカメラ50に戻る光路である。光路L2は、後述する光軸調整時には、マスターワーク46の調整目標マーク47の検出にも用いられる。このような光路L1、L2の光がCCDカメラ50にて合焦するように、ハーフミラー43が配置されており、一種の二焦点検出光学系を構成している。また、CCDカメラ50には高倍率(×6倍)のマシンビジョンレンズが取付けられており、基準マーク61、及び,ノズルアライメントマーク18,及び,調整目標マーク47をそれぞれ拡大して検出することができる。
<事前調整処理>
次に、本実施形態に係る組立装置を用いてヘッドユニットベース21に各液滴吐出ヘッド23の位置決めを行うアライメント処理の前に行う事前調整処理について説明する。
組立装置の事前調整処理は、図13に示すマスターワーク46をヘッドユニットベース21上に固定し、ハーフミラー43とガラスチャート60の位置を調整して固定することで行われる。マスターワーク46には、ノズルアライメントマーク18a、18bの調整目標位置となる調整目標マーク47a、47bが設けられている。マスターワーク46は、SUS基材に石英ガラスを貼り合わせた構成であり、石英ガラスにマスクパターンを露光、転写してできる反射用クロム膜で調整目標マーク47a、47bが作製されている。図13に示す調整目標マーク47の一例では、直径80[μm]で中実形状と十字線からなり、十字線の線幅は5[μm]の二つの調整目標マーク47a、47bであり、それぞれの間隔は±1[μm]以内の精度で配置されている。この間隔は、基準マーク61a、61bの間のピッチと同一の寸法である。
組立装置の事前調整処理では、ハーフミラー43とガラスチャート60の位置を、マスターワーク46の調整目標マーク47とガラスチャート60の基準マーク61とがCCDカメラ50で取得する画像で位置が合うように調整する。これにより、ガラスチャート60の基準マーク61の位置がヘッドユニットベース21上のマスターワーク46の調整目標マーク47に対応する位置に調整される。マスターワーク46の調整目標マーク47は、ノズル孔11にあるノズルアライメントマーク18においてヘッドユニットベース21の外形基準からの接合理想位置を示すものであるため、ガラスチャート60の基準マーク61の位置は、その後の液滴吐出ヘッド23のアライメント時の基準位置として適切に調整される。
以下、組立装置の事前調整処理において、マスターワーク46の調整目標マーク47の位置とガラスチャート60の基準マークの位置とを合わせる手順について、詳しく説明する。
図14(a)〜(c)は二つのCCDカメラでの検出画像を示す図である。
はじめに、ガラスチャート60を予め決められた設計位置に配置する。そして、CCDカメラ50a、50bの位置を手動三軸ステージ53a(Y方向調整用),53b(Z方向調整用),53c(X方向調整用)を使って、ガラスチャート60の基準マーク61a、61bの光路L1による検出画像がそれぞれの画像中央で合焦するように調整する。その結果、CCDカメラ50a、50bにより撮像される検出画像は、例えば、図14(a)のようなるように行う。
次に、ヘッドユニットベース21上の予め決められた設計位置にマスターワーク46を固定する。次いで、このヘッドユニットベース21を、組立装置の位置決め部材としての基準ピン27,28,29に突き当てながら組立装置のユニットベース固定台25に固定する。そして、マスターワーク46の調整目標マーク47a、47bのY方向位置が、それぞれガラスチャート60の基準マーク61a、61bのY方向位置と一致するように、ガラスチャート固定ベース44へのガラスチャート60の取付け高さと姿勢を調整する。さらに、ガラスチャート固定ベース44に対するハーフミラー43a、43bも、Y方向の位置を調整しながらガラスチャート固定ベース44に固定する。
このとき、調整目標マーク47a、47bの検出画像をCCDカメラ50に合焦させるためには、CCDカメラ50a、50bの深度方向であるカメラY軸の位置を手動三軸ステージ53aを使って移動させる。このように、CCDカメラ50a、50bの深度方向であるY軸方向へのCCDカメラ50a、50bの位置調整を行うと、光路L1による検出画像であるガラスチャート60の基準マーク61a、61bの合焦がずれる。このため、ガラスチャート60の前後方向(ガラスチャート60に入射する光の光軸方向)の位置を位置姿勢位置調整手段62を用いて微調整する。その結果、CCDカメラ50a、50bにより撮像される検出画像は、例えば、図14(b)のようになるように行う。
次に、光路L2による検出画像であるマスターワーク46の調整目標マーク47a、47bの位置が検出画像の中央になるように、手動三軸ステージ53b(Z方向調整用),53c(X方向調整用)を使って調整する。
さらに,光路L1による検出画像であるガラスチャート60の基準マーク61a、61bの画像の位置が,中心位置になるように、ガラスチャート60のX方向の位置を位置姿勢調整手段62を用いて微調整して固定する。これにより、CCDカメラ50a、50bにより撮像される検出画像は、例えば、図14(c)のように,調整目標マーク47a、47bの画像の位置と,ガラスチャート60の基準マーク61a、61bの画像の位置が,それぞれ中心になるように行う。
<アライメント処理>
次に、このように事前調整処理がなされた組立装置を用いて、ヘッドユニットベース21に各液滴吐出ヘッド23の位置決めを行うアライメント処理について説明する。
なお、以下の説明では、アライメント処理に続いて行われる接合処理についても併せて説明する説明する。
加圧ステージ36は、加圧ポジション(下降位置)と逃げポジション(上昇位置)とクランプポジション(クランプ位置)がある。逃げポジションの位置は、XYステージ30により、液滴吐出ヘッド23が仮装着されたヘッドユニットベース21を移動させるときに、加圧ステージ36のクランプ手段34が液滴吐出ヘッドに干渉しない位置まで加圧ステージ36を上昇させた位置である。クランプポジションの位置は、アライメント処理時に、ヘッドユニットベース21に対して液滴吐出ヘッド23を位置決めする際に液滴吐出ヘッド23をクランプして保持する位置である。クランプポジションでは、液滴吐出ヘッド23がヘッドユニットベース21から僅かに離間した状態で保持されるようにクランプ手段34が位置する。加圧ポジションの位置は、接合処理時に液滴吐出ヘッド23とヘッドユニットベース21との間に所定の接合加圧力を作用させる位置である。
また、XYθステージ37は、図12に示すように、検出光学装置100、200から取得した撮像結果をもとに画像処理部300で計算した移動指令に基づき、アライメント動作するステージである。詳しくは、画像処理部300は、検出光学装置100、200が検出した検出画像に映し出される液滴吐出ヘッド23のノズルアライメントマーク18a,18bと、その検出画像に映し出されているガラスチャート60の基準マーク61との位置ずれ量に基づき、その位置ずれ量がなくなるようにXYθステージ37をX方向、Y方向、θ方向へ移動させる移動指令を出力する。移動指令は、XYθステージ37の図示しない駆動制御部に送られ、その駆動制御部が移動指令に従ってXYθステージ37を移動させる。本実施形態では、クランプ手段34及びXYθステージ37等によって調整手段が構成される。
図15は、本実施形態における液滴吐出ヘッドの仮装着から接合処理までの流れを示すフローチャートである。
先ず、液滴吐出ヘッド23をヘッドユニットベース21の貫通穴にゆるい嵌め合いのもと挿入して仮装着した状態にし、そのヘッドユニットベース21を組立装置のユニットベース固定台25上の所定位置にねじ固定してセットする(ステップS101)。このとき、加圧ステージ36は、逃げポジションまで上昇している。
次に、アライメント処理及び接合処理を行う処理対象の液滴吐出ヘッド23が接合位置に位置するように、XYステージ30を用いて、ヘッドユニットベース21を移動させる(ステップS102)。
そして、加圧ステージ36をクランプ位置まで下降させる。この位置でクランプ手段34を用いて液滴吐出ヘッド23をクランプし保持する。その後、画像処理部300は、ノズルアライメントマーク18a、18bがCCDカメラ50a、50bの画角内に捉えられているかの確認を行う(ステップS103)。画角内にあれば、次のステップS104に移行する。
次に、接合面倣い機構38のロックを解除させたのち、加圧ステージ36を所定荷重が生じるように荷重制御させながら加圧ポジションまで下降させ、ヘッドユニットベース21と液滴吐出ヘッド23との接合面を倣わせる(S104)。
その後、接合面倣い状態で接合面倣い機構38をロックさせた後、ガラスチャート60の基準マーク61a、61bとノズルアライメントマーク18a、18bとがCCDカメラ50a、50bにより同一視野で撮像し、検出画像を得る。そして、この検出画像をもとに、画像処理部300は、位置ずれ量を算出し、位置調整量としてXYθステージ37への移動指令を行う。このようにしてXYθステージ37のアライメント動作が実行される結果、ガラスチャート60の基準マーク61a、61bの位置とノズルアライメントマーク18a、18bの位置が検出画像上で一致するように、クランプ手段34に保持された液滴吐出ヘッド23に対してヘッドユニットベース21がアライメントされる(S105)。
アライメント処理の終了後、加圧ステージ36を所定荷重が生じるように荷重制御させながら加圧ポジションまで下降させる。そして、液滴吐出ヘッド23に付着させてあるUV接着剤を固定処理手段35のUV光によって硬化させて、液滴吐出ヘッド23をヘッドユニットベース21に接合(固定)する(S106)。
ここで、全ての液滴吐出ヘッド23の接合が完了していれば、加圧ステージ36を逃げポジションまで移動させた後、XYステージ30によってヘッドユニットベース21を着脱位置まで移動させ、ヘッドユニットベース21を取り外し完了する。
また、液滴吐出ヘッド23の接合が全て完了していない場合は、加圧ステージ36を逃げポジションまで上昇させたあと、次の液滴吐出ヘッド23の接合位置までヘッドユニットベース21をXYステージ30を使って移動させる。次の液滴吐出ヘッド23の接合位置まで移動したら、前述のステップS103〜S106を繰り返して、全ての液滴吐出ヘッド23の接合が完了するまで順次行う。
次に、本実施形態におけるアライメント処理による効果について説明する。
図16は、本実施形態における二焦点検出光学系のCCDカメラの光軸傾きの補償を示す説明図である。
同図のように環境温度の変化などに伴い、CCDカメラ50の光軸が本来(図中破線)よりも上方に傾いた場合(図中実線)、ノズルアライメントマーク18が映し出される位置は、検出画像上において、本来の位置(図中破線)よりも下方にずれた位置(図中実線)となる。なお、ここでは、マークの向きがわかりやすくするために文字Aを使ってノズルアライメントマーク18と基準マーク61を模式的に示している。
従来のマスターワーク位置記憶方式では、環境温度の変化などの影響で光軸が上方に傾くと、ノズルアライメントマーク18は、検出画像上において本来の位置よりも下方にずれた位置となる。このとき、アライメントマスクを用いて記憶しておいたマスタ位置データが示す検出画像上の位置は、本来の位置のままである。そのため、検出画像上のノズルアライメントマーク18をマスタ位置データが示す検出画像上の位置に合わせるようにアライメント処理を行うと、ノズルアライメントマーク18が本来の位置よりも下方にずれた分だけ、アライメント誤差が生じることになる。
これに対し、本実施形態によれば、予め事前調整処理によりマスターワークの調整目標位置に調整されたガラスチャート60の基準マーク61と、ノズルアライメントマーク18とが同時に撮像されて、検出画像が得られる。この場合、環境温度の変化などの影響で光軸が上方に傾いた場合、ノズルアライメントマーク18と同じく、基準マーク61の位置も、検出画像上において本来の位置(図16中破線)よりも下方にずれた位置(図16中実線)となる。したがって、環境温度の変化などの影響で光軸が上方に傾いても、ノズルアライメントマーク18と基準マーク61との間で、検出画像上における相対的な位置関係は変わらない。したがって、検出画像上のノズルアライメントマーク18を基準マーク61の位置に合うようにアライメント処理しても、従来のマスターワーク位置記憶方式のようなアライメント誤差は生じない。
図17は、本実施形態における二焦点検出光学系のCCDカメラの光軸シフトの補償を示す説明図である。
同図のように環境温度の変化などに伴い、CCDカメラ50の光軸が本来(図中破線)よりも上方にシフトした場合(図中実線)も、ノズルアライメントマーク18が映し出される位置は、検出画像上において、本来の位置(図中破線)よりも下方にずれた位置(図中実線)となる。
従来のマスターワーク位置記憶方式では、環境温度の変化などの影響で光軸シフトが生じた場合も、光軸の傾きが生じた場合と同様に、ノズルアライメントマーク18が本来の位置よりも下方にずれた分だけ、アライメント誤差が生じることになる。
これに対し、本実施形態によれば、環境温度の変化などの影響で光軸シフトが生じた場合も、光軸の傾きが生じた場合と同様に、ノズルアライメントマーク18と同じく、基準マーク61の位置も、検出画像上において本来の位置(図16中破線)よりも下方にずれた位置(図16中実線)となる。したがって、従来のマスターワーク位置記憶方式ようなアライメント誤差は生じない。
このように、本実施形態によれば、環境温度の変化などの影響で光軸の傾きや光軸シフト等が生じても、これに起因したアライメント誤差が生じない。よって、ヘッドユニットベース21上に複数の液滴吐出ヘッド23を高精度に位置決め(アライメント)して接合することができる。そして、各液滴吐出ヘッド23のノズルプレート4において、ノズル孔11とノズルアライメントマーク18との位置関係は、加工機の精度で高精度に加工することができる。よって、ノズルアライメントマーク18を基準にして上述したアライメント処理を実行することにより、ノズル孔11の位置を高精度に位置決めした複数の書込ヘッドユニットを整列してできる液滴吐出ヘッドユニットを組み立てることができ、高い着弾位置精度を確保することができる。
なお、本実施形態の組立装置では、液滴吐出ヘッド23の位置決めのマスタ位置を示す部材として、液滴吐出ヘッド23と略同じ大きさのガラスチャート60に設けた基準マーク61を用いている。そして、位置調整をおこなう液滴吐出ヘッド23の液滴吐出ヘッドのノズルプレート4に設けたノズルアライメントマーク18を、順次、ガラスチャート60に設けた基準マーク61と重なるように位置合わせして位置調整を行っている。これに対し、特許文献1の組立装置では、液滴吐出ヘッド23の位置決めのマスタ位置を示す部材として、キャリッジの位置と各液滴吐出ヘッドのマスタ位置をパターン形成したアライメントマスクを用いている。アライメントマスクはキャリッジの大きさに合わせて製作されており、液滴吐出ヘッド23の大きさに比べて大きなものとなるため高価なものとなる。さらに、キャリッジの大きさや搭載する書込ヘッドの数が異なる種類のものに対しては、組立を行うことができない。
また、XYステージ30は、ユニットベース固定台25を介して固定されたヘッドユニットベース21をXY軸方向に移動させる機構として、各軸の駆動手段としてリニアモータ(不図示)と高精度なガイド部材(不図示)を有するように構成してもよい。また、各軸の位置検出手段としてガラス製のリニアスケール26x,26yを用いている。高精度なリニアモータを駆動源とし、高精度なガイド部材により高精度にガイドすることで、ヘッドユニットベース21を高精度に移動させることができる。さらに、移動方向への移動量を高精度なガラス製のリニアスケール26x,26yで測定することで、ヘッドユニットベース21を高精度に再現性良く位置決めすることができる。
さらに、ガラス製のリニアスケール26x,26yをもとに位置決めされたXYステージ30の位置決め精度結果を予め、別のレーザ測長器などの高精度な計測器を用いて絶対精度を計測比較しておく。位置決め誤差データを補正テーブル上に記憶保存させておくことで、サブミクロンの精度にまで繰返し位置決め精度を達成することができる。これにより、複数の液滴吐出ヘッド23をヘッドユニットベース21に配置して固定することで、液滴吐出ヘッドの繋ぎ合わせによる集積型の液滴吐出ヘッドユニットを組み立てることができる。
以上、本実施形態においては、液滴吐出記録方式の画像形成装置であるインクジェット記録装置に用いられる、複数の液滴吐出ヘッド23を2列の千鳥配置で、ヘッドユニットベース21に組み付けた集積型の液滴吐出ヘッドユニットを用いて、本発明を説明した。しかし、これに限られるものではない。これ以外でも、ラインヘッド、シリアルヘッドを問わず、多色化、長尺化、高密度化などのために、複数の液滴吐出ヘッド23を、ヘッド保持部材の所定位置に取付けるものでは、本発明は適用可能であり、同様の効果が得られる。さらに、液滴吐出ヘッドに限らず、有機LEDヘッドなどの書込ヘッドをヘッド保持部材の所定位置に組み付ける書込ヘッドユニットであれば、本発明は適用可能であり、同様の効果が得られる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様ごとに特有の効果を奏する。
(態様A)
ヘッドユニットベース21などのヘッド保持部材に仮装着された複数の液滴吐出ヘッド23等の書込ヘッドを撮像するCCDカメラ50などの撮像手段と、撮像手段により書込ヘッドを撮像した撮像画像を用いてヘッド保持部材と書込ヘッドとの相対位置を調整する調整手段とを備えた書込ヘッドユニットの組立装置において、撮像手段に対して書込ヘッドとは異なる方向に設けた書込ヘッドの基準位置を示す基準マーク61と書込ヘッドとを同じ視野で撮像手段に結像させるハーフミラー43などの光学手段を備え、撮像手段で書込ヘッドと基準マークとを同時に撮像した画像を用いて調整手段が調整をおこなう。
態様Aにおいては、光学手段により、位置調整を行うよう書込ヘッドと、書込ヘッドとは異なる方向に設けられ基準位置を示す基準マークとを同じ視野で撮像手段に結像させ、撮像手段により同時に撮像する。このため、書込ヘッドの撮像時と基準マークとの撮像時とで環境温度が変化などによる撮像手段の光軸ずれ、光軸シフト等に起因するアライメント誤差が発生する虞がない。すなわち、例えば環境温度変化があったとしても、書込ヘッドの撮像画像と、基準マークの撮像画像とは、撮像時の環境温度における光軸で同時に撮像されたものである。したがって、書込ヘッドの撮像画像も基準マークの撮像画像も、撮像時の環境温度による影響を同じように受けたものとなる。本態様では、このように撮像された画像を用いて調整を行うので、撮像時の環境温度による影響が相殺されて、調整誤差は生じない。よって、上記実施形態で説明したように、書込ヘッドをヘッド保持部材に高い精度で位置決めすることができる。
また、本態様によれば、調整をおこなう書込ヘッドに対応するノズルアライメントマーク18などのアライメントマークを、基準マーク61とを同時に撮像して調整を行っている。すなわち、調整をおこなう一つの書込ヘッドの大きさに対応する基準マークを用いている。一方、特許文献1の組立装置では、書込ヘッドの基準位置を示す部材として、ヘッド保持部材の位置と各書込ヘッドのマスタ位置をパターン形成したアライメントマスクを用いている。アライメントマスクはヘッド保持部材の大きさに合わせて製作されており、書込ヘッドの大きさに比べて大きなものとなるため高価なものとなるという課題がある。さらに、ヘッド保持部材の大きさや搭載する書込ヘッドの数が異なる種類のものに対しては、組立を行うことができないという課題もある。態様Aの組立装置では、これらの課題を解決することも可能である。
(態様B)
態様Aにおいて、上記調整手段は、ヘッド保持部材に仮装着された状態の書込ヘッドを把持するクランプ手段34などの把持手段と、ヘッド保持部材を微小移動させるXYθステージ37などのアライメント手段とを有し、撮像手段により書込ヘッドに対応するノズルアライメントマーク18などのアライメントマークと基準マークとを同時に撮像した画像から算出される位置ずれ量に基づいて、把持手段により書込ヘッドを把持した状態で、アライメント手段によりヘッド保持部材を微小移動させてヘッド保持部材と書込ヘッドとの相対位置を調整するものである。
これによれば、上述した調整を比較的容易に実現できる。
(態様C)
態様Bにおいて、上記アライメント手段上に、上記撮像手段、上記基準マーク、および、上記光学手段を一体としたものを配置したことを特徴とする。
これによれば、上記実施形態で説明したように、アライメント手段上で撮像手段、基準マーク、光学手段は一体となっており、その位置関係は最初の光学調整後の段階から変化することがない。
(態様D)
態様A乃至態様Cの何れかにおいて、書込ヘッドの書込面の長手方向に関する両端部にそれぞれノズルアライメントマーク18a、18bを設け、ノズルアライメントマーク18a、18bにそれぞれ位置合せされる二つの基準マーク61a、61bを同時に視野内で撮像する、二つのCCDカメラ50a、50bなどの撮像手段を備える。
これによれば、上記実施形態で説明したように、二つの撮像手段を設けることで、一つの書込ヘッドに対し二つのアライメントマークを用いて同時に得た撮像画像を用いてアライメントすることが可能となり、より高精度に位置決めを行うことができる。
(態様E)
態様A乃至態様Dの何れかにおいて、基準マークは、SUS基材に石英ガラスを貼り合わせ、石英ガラスにマスクパターンを露光し転写した反射用クロム膜からなるガラスチャート60などで作成されている。
これによれば、上記実施形態で説明したように、基準マークとしては単なる反射面があれば良いので、基準マークを非常に安価に作製することができる。また、反射用クロム膜で作成されているので、同軸落射光学系による検出が可能となり、裏面より透過光を入射させる必要が無いため、装置レイアウトがシンプルになり、装置コストを抑えることができる。
(態様F)
態様A乃至態様Eの何れかにおいて、光学手段は撮像手段の光軸の途中にハーフミラー43等のビームスプリッタを配置したものである。
これによれば、上記実施形態で説明したように、同軸落射照明51の光軸をビームスプリッタで分割し、第1光学経路を基準マーク61a,61bに簡単に合焦させることができる。このため、撮像手段による撮像時の書込ヘッドのノズルアライメントマーク18a,18bの配置位置とは異なる方向に配置された基準マーク61a,61bを同一の撮像手段で撮像できる。
(態様G)
態様A乃至態様Fの何れかにおいて、上記調整手段により調整された位置で、上記書込ヘッドを上記ヘッド保持部材に固定する固定処理を行う固定処理手段35を有することを特徴とする。
これによれば、高い精度で位置決めされた状態で、書込ヘッドをヘッド保持部材に固定することができる。
(態様H)
態様Gにおいて、上記固定処理手段35が固定処理を行う際に上記書込ヘッドを上記ヘッド保持部材に加圧する加圧アクチュエータ39などの加圧手段を設ける。
これによれば、上記実施形態で説明したように、加圧手段によりヘッド保持部材に加圧された状態の書込ヘッドを、固定処理手段によりヘッド保持部材に固定することができる。
(態様I)
態様Hにおいて、上記加圧手段と上記書込ヘッドとの間に、該書込ヘッドを加圧手段によって上記ヘッド保持部材に加圧する際に該書込ヘッドとヘッド保持部材とが固定される面を平行にする接合面倣い機構38などの接合面倣い手段を設ける。
これによれば、上記実施形態で説明したように、加圧接合時に書込ヘッドとヘッド保持部材との固定面の平行度をとることができる。
(態様J)
態様A乃至態様Iの何れかにおいて、複数の書込ヘッドを仮装着した状態のヘッド保持部材を移動させるXYステージ30などの保持部材移動手段を有し、上記保持部材移動手段により該ヘッド保持部材を各書込ヘッドが配置される間隔で移動させ、各書込ヘッドに対して上記調整手段による調整を順次行うことを特徴とする。
これによれば、上記実施形態で説明したように、複数の書込ヘッドを順次精密に位置決めすることができる。
(態様K)
態様Jにおいて、上記保持部材移動手段は、少なくとも基準ピン27、28、29などの三箇所の位置決め部材を有し、ヘッド保持部材は該位置決め部材で位置決めされた状態で保持部材移動手段上に固定される。
これによれば、上記実施形態で説明したように、ヘッド保持部材を保持部材移動手段に対して、容易に高精度で位置決め固定できる。
(態様L)
ヘッドユニットベース21などのヘッド保持部材に仮装着した状態の複数の液滴吐出ヘッド23などの書込ヘッドを撮像する撮像工程と、書込ヘッドを撮像した撮像画像を用いて、書込ヘッドとヘッド保持部材との相対位置を調整する調整工程とを有する書込ヘッドユニットの組立方法において、撮像工程は、書込ヘッドとは異なる方向に設けた書込ヘッドの基準位置を示す基準マークと書込ヘッドとを同じ視野で、同時に撮像するものであり、調整工程は、同時に撮像した書込ヘッドと基準マークの画像とに基づき調整をおこなう。
これによれば、上記実施形態で説明したように、書込ヘッドをヘッド保持部材に高い位置精度で位置決めすることができる。
1 フレーム部材
2 振動板
3 流路板
4 ノズルプレート
5 積層圧電素子
6 PZTベース
7 FPC
8 共通液室
9 加圧液室
10 流体抵抗部
11 ノズル孔
12 連通孔
13 凸部
14 ダイヤフラム部
15 インク流入口
16 インク供給口
17 ヘッドケース
18a,18b ノズルアライメントマーク
23 液滴吐出ヘッド
24 本体ベース
25 ユニットベース固定台
26x,26y リニアスケール
27,28,29 基準ピン
30 XYステージ
34 クランプ手段
35 固定処理手段
36 加圧ステージ
37 XYθステージ
38 接合面倣い機構
39 加圧アクチュエータ
40 ガイド機構
41 加圧テーブル
42 ブロックベース
43a ハーフミラー
43b ハーフミラー
44 ガラスチャート固定ベース
45 筐体ベース
46 マスターワーク
47a 調整目標マーク
47b 調整目標マーク
50a CCDカメラ
50b CCDカメラ
51a 同軸落射照明
51b 同軸落射照明
53 手動三軸ステージ
60 ガラスチャート
61a 基準マーク
61b 基準マーク
62 姿勢位置調整手段
63 クランプボルト
64 ガラスチャート連結ブロック
70 シリンダ
71 ピストン
72 ロックポート
73 フリーポート
74 給気ポート
75 凸球面
76 球面部材
77 凹球面
78 受け部材
79 受け軸受部材
81 真空ポート
82 真空ポート
83 真空ポート
100 第1検出光学装置
200 第2検出光学装置
特許3893937号公報

Claims (12)

  1. ヘッド保持部材に仮装着された状態の書込ヘッドを撮像する撮像手段と、該撮像手段により該書込ヘッドを撮像した画像を用いて該ヘッド保持部材と該書込ヘッドとの相対位置を調整する調整手段とを備えた書込ヘッドユニットの組立装置において、
    上記撮像手段に対して上記書込ヘッドとは異なる方向に設けた該書込ヘッドの基準位置を示す基準マークと該書込ヘッドとを同じ視野で該撮像手段に結像させる光学手段を備え、該撮像手段で該書込ヘッドと該基準マークとを同時に撮像した画像を用いて上記調整手段が調整をおこなうことを特徴とする書込ヘッドユニットの組立装置。
  2. 請求項1の書込ヘッドユニットの組立装置において、
    上記ヘッド保持部材に仮装着された状態の書込ヘッドを把持する把持手段を有し、
    上記撮像手段により該書込ヘッドに対応するアライメントマークと上記基準マークとを同時に撮像した画像から算出される位置ずれ量に基づいて、該把持手段により該書込ヘッドを把持した状態で、上記調整手段により該ヘッド保持部材を移動させて該ヘッド保持部材と該書込ヘッドとの相対位置を調整することを特徴とする書込ヘッドユニットの組立装置。
  3. 請求項2の書込ヘッドユニットの組立装置において、
    上記ヘッド保持部材を移動させるアライメント手段を有し、
    上記アライメント手段上に、上記撮像手段、上記基準マーク、および、上記光学手段を一体としたものを配置したことを特徴とする書込ヘッドユニットの組立装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかの書込ヘッドユニットの組立装置において、
    上記書込ヘッドの書込面の長手方向に関する両端部にそれぞれアライメントマークを設け、該アライメントマークにそれぞれ位置合せされる二つの上記基準マークを同時に視野内で撮像する、二つの上記撮像手段を備えたことを特徴とする書込ヘッドユニットの組立装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかの書込ヘッドユニットの組立装置において、
    上記基準マークは、SUS基材に石英ガラスを貼り合わせ、該石英ガラスにマスクパターンを露光し転写した反射用クロム膜で作成されていることを特徴とする書込ヘッドユニットの組立装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかの書込ヘッドユニットの組立装置において、
    上記光学手段は、上記撮像手段の光軸の途中にビームスプリッタを配置したものであることを特徴とする書込ヘッドユニットの組立装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかの書込ヘッドユニットの組立装置において、
    上記調整手段により調整された位置で、上記書込ヘッドを上記ヘッド保持部材に固定する固定処理を行う固定処理手段を有することを特徴とする書込ヘッドユニットの組立装置。
  8. 請求項7の書込ヘッドユニットの組立装置において、
    上記固定処理手段が固定処理を行う際に上記書込ヘッドを上記ヘッド保持部材に加圧する加圧手段を有することを特徴とする書込ヘッドユニットの組立装置。
  9. 請求項8の書込ヘッドユニットの組立装置において、
    上記加圧手段と上記書込ヘッドとの間に、該書込ヘッドを該加圧手段によって上記ヘッド保持部材に加圧する際に該書込ヘッドと該ヘッド保持部材とが固定される面を平行にする接合面倣い手段を有することを特徴とする書込ヘッドユニットの組立装置。
  10. 請求項1乃至9の何れかの書込ヘッドユニットの組立装置において、
    複数の書込ヘッドを仮装着した状態のヘッド保持部材を移動させる保持部材移動手段を有し、
    上記保持部材移動手段により該ヘッド保持部材を各書込ヘッドが配置される間隔で移動させ、各書込ヘッドに対して上記調整手段による調整を順次行うことを特徴とする書込ヘッドユニットの組立装置。
  11. 請求項10の書込ヘッドユニットの組立装置において、
    上記保持部材移動手段は少なくとも三箇所の位置決め部材を有し、上記ヘッド保持部材は該位置決め部材で位置決めされた状態で該保持部材移動手段上に固定されることを特徴とする書込ヘッドユニットの組立装置。
  12. ヘッド保持部材に仮装着された状態の書込ヘッドを撮像する撮像工程と、該書込ヘッドを撮像した撮像画像を用いて、該書込ヘッドと該ヘッド保持部材との相対位置を調整する調整工程とを有する書込ヘッドユニットの組立方法において、
    上記撮像工程は、上記書込ヘッドとは異なる方向に設けた該書込ヘッドの基準位置を示す基準マークと該書込ヘッドとを同じ視野で、同時に撮像するものであり、
    上記調整工程は、同時に撮像した該書込ヘッドと該基準マークの画像とに基づき調整をおこなうことを特徴とする書込ヘッドユニットの組立方法。
JP2014222814A 2014-01-28 2014-10-31 書込ヘッドユニットの組立装置および書込ヘッドユニットの組立方法 Active JP6390961B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014222814A JP6390961B2 (ja) 2014-01-28 2014-10-31 書込ヘッドユニットの組立装置および書込ヘッドユニットの組立方法
US14/602,375 US9387562B2 (en) 2014-01-28 2015-01-22 Device and method for assembling writing head unit
CN201510042014.4A CN104802519B (zh) 2014-01-28 2015-01-27 写入喷头单元的组装装置及写入喷头单元的组装方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014013567 2014-01-28
JP2014013567 2014-01-28
JP2014222814A JP6390961B2 (ja) 2014-01-28 2014-10-31 書込ヘッドユニットの組立装置および書込ヘッドユニットの組立方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015163463A JP2015163463A (ja) 2015-09-10
JP2015163463A5 JP2015163463A5 (ja) 2017-11-24
JP6390961B2 true JP6390961B2 (ja) 2018-09-19

Family

ID=53678187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014222814A Active JP6390961B2 (ja) 2014-01-28 2014-10-31 書込ヘッドユニットの組立装置および書込ヘッドユニットの組立方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9387562B2 (ja)
JP (1) JP6390961B2 (ja)
CN (1) CN104802519B (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2754524B1 (de) 2013-01-15 2015-11-25 Corning Laser Technologies GmbH Verfahren und Vorrichtung zum laserbasierten Bearbeiten von flächigen Substraten, d.h. Wafer oder Glaselement, unter Verwendung einer Laserstrahlbrennlinie
EP2781296B1 (de) 2013-03-21 2020-10-21 Corning Laser Technologies GmbH Vorrichtung und verfahren zum ausschneiden von konturen aus flächigen substraten mittels laser
US9517963B2 (en) 2013-12-17 2016-12-13 Corning Incorporated Method for rapid laser drilling of holes in glass and products made therefrom
US11556039B2 (en) 2013-12-17 2023-01-17 Corning Incorporated Electrochromic coated glass articles and methods for laser processing the same
US9815144B2 (en) 2014-07-08 2017-11-14 Corning Incorporated Methods and apparatuses for laser processing materials
WO2016010954A2 (en) 2014-07-14 2016-01-21 Corning Incorporated Systems and methods for processing transparent materials using adjustable laser beam focal lines
EP3848334A1 (en) 2015-03-24 2021-07-14 Corning Incorporated Alkaline earth boro-aluminosilicate glass article with laser cut edge
MY194570A (en) * 2016-05-06 2022-12-02 Corning Inc Laser cutting and removal of contoured shapes from transparent substrates
KR102078294B1 (ko) 2016-09-30 2020-02-17 코닝 인코포레이티드 비-축대칭 빔 스폿을 이용하여 투명 워크피스를 레이저 가공하기 위한 기기 및 방법
JP7066701B2 (ja) 2016-10-24 2022-05-13 コーニング インコーポレイテッド シート状ガラス基体のレーザに基づく加工のための基体処理ステーション
JP6925143B2 (ja) * 2017-03-07 2021-08-25 東京エレクトロン株式会社 液滴吐出装置、液滴吐出方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
CN110077128B (zh) * 2018-05-22 2021-03-30 广东聚华印刷显示技术有限公司 喷墨打印的告警方法、装置、计算机设备和存储介质
CN109352303B (zh) * 2018-12-06 2024-03-26 苏州贝亚特精密自动化机械有限公司 喷嘴装配专机
CN109605014B (zh) * 2019-01-24 2023-12-19 广州丽高塑料制品有限公司 一种活塞与隔膜的组装设备

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000187115A (ja) * 1998-12-24 2000-07-04 Canon Inc カラーフィルタ製造装置
US6744037B2 (en) 2000-09-11 2004-06-01 Ricoh Company, Ltd. Method for measuring scan beam light quantity distribution in scan optical system, measurement apparatus thereof, measurement evaluation apparatus thereof, and image formation apparatus using the measurement evaluation apparatus
JP3893937B2 (ja) 2001-10-19 2007-03-14 セイコーエプソン株式会社 ヘッドユニットの組立装置および組立方法、並びに液滴吐出ヘッドの位置決め装置および位置決め方法
EP1617999B1 (en) * 2003-04-28 2011-01-05 Panasonic Corporation Ink jet head unit and ink jet recording apparatus mounted with the same
US7625063B2 (en) 2004-11-04 2009-12-01 Applied Materials, Inc. Apparatus and methods for an inkjet head support having an inkjet head capable of independent lateral movement
KR20070011926A (ko) 2005-07-22 2007-01-25 삼성전자주식회사 잉크젯 헤드의 정렬 장치 및 이를 포함하는 잉크젯 배향막인쇄 장치, 그리고 이를 이용한 잉크젯 헤드의 정렬 방법
JP2008062568A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドのアライメント治具及びアライメント装置
JP4827668B2 (ja) * 2006-09-11 2011-11-30 富士フイルム株式会社 液体吐出ヘッドおよび液体吐出ヘッドの製造方法
JP4196220B2 (ja) * 2006-10-18 2008-12-17 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッドのアライメント装置及びそのアラインメント方法
JP5352073B2 (ja) 2007-10-12 2013-11-27 株式会社日立製作所 インクジェットヘッド装置
US7979979B2 (en) * 2008-08-19 2011-07-19 Silverbrook Research Pty Ltd Clamp assembly for an assembler of integrated circuitry on a carrier
JP2010058359A (ja) 2008-09-03 2010-03-18 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドの製造方法
JP5549114B2 (ja) * 2009-05-18 2014-07-16 コニカミノルタ株式会社 ヘッドユニット組立装置及びヘッドユニット組立方法
JP5732249B2 (ja) * 2010-12-27 2015-06-10 理想科学工業株式会社 画像記録装置の記録ヘッドの取り付け方法
JP5760726B2 (ja) * 2011-06-10 2015-08-12 株式会社リコー 部品接合装置及び液滴吐出ヘッド製造装置及び部品接合方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015163463A (ja) 2015-09-10
CN104802519A (zh) 2015-07-29
CN104802519B (zh) 2017-04-12
US20150209922A1 (en) 2015-07-30
US9387562B2 (en) 2016-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6390961B2 (ja) 書込ヘッドユニットの組立装置および書込ヘッドユニットの組立方法
JP4288519B2 (ja) アライメント装置及びアライメント方法
JP4196220B2 (ja) 液体噴射ヘッドのアライメント装置及びそのアラインメント方法
JP4274214B2 (ja) 液体噴射ヘッドのアライメント装置及びそのアラインメント方法
JP4341654B2 (ja) 液体噴射ヘッドユニットの製造方法
JP4207074B2 (ja) アライメント装置及びアライメント方法
JP2010167607A (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及びそれらの製造方法並びに液体噴射装置
JP6168381B2 (ja) 液滴吐出装置、画像形成装置及び液滴吐出装置の製造方法
JP2004216816A (ja) 液体吐出記録キャレッジおよび液体吐出記録装置
JP6090647B2 (ja) アライメント装置及びアライメント方法
JP6037228B2 (ja) 液滴吐出ヘッドの製造方法、液滴吐出ヘッドの製造装置及び液滴吐出ヘッド
JP2004097996A (ja) 記録装置におけるアライメント機構
JP2008062568A (ja) 液体噴射ヘッドのアライメント治具及びアライメント装置
JP2004066771A (ja) 記録装置におけるアライメント機構
JP2024071950A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置及び液体吐出ユニットの製造方法
JP5263466B2 (ja) 液体噴射ヘッドユニット用アライメントマスク及び液体噴射ヘッドユニット用アライメント装置並びに液体噴射ヘッドユニットのアライメント方法
US20090185184A1 (en) Alignment apparatus for manufacturing a liquid jet head, an alignment method for manufacturing the same and method of manufacturing a liquid jet head unit
JP2008068515A (ja) 液体噴射ヘッドのアライメント治具及び液体噴射ヘッドのアライメント装置並びに液体噴射ヘッドのアライメント治具の取付方法
JP2010137487A (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置
JP2008246799A (ja) 液体噴射装置
JP2005049897A (ja) カラーフィルタ製造装置およびカラーフィルタ
JPH09314848A (ja) インクジェットヘッド接合装置
JP2005169805A (ja) 記録装置におけるアライメント機構
JP2009172879A (ja) アライメント方法及び液体噴射ヘッドの製造方法
JP2009172880A (ja) アライメント方法及び液体噴射ヘッドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171010

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180809

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6390961

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151