JP6385813B2 - アスファルトプラントの骨材加熱乾燥装置 - Google Patents

アスファルトプラントの骨材加熱乾燥装置 Download PDF

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Description

本発明は、アスファルトプラントの骨材加熱乾燥装置に関するものである。
アスファルトプラントでアスファルト混合物を製造する際には、アスファルト混合物製造用の粗骨材、細骨材(以下、骨材という)を加熱乾燥させてからミキサに送るようにしてある。
かかる骨材を加熱乾燥させる骨材加熱乾燥装置(ドライヤ)は、回転可能な円筒形のドラムにバーナを備え、該ドラム内に投入(供給)された骨材を、バーナによる燃料の燃焼で加熱して乾燥させるようにしてある。
前記バーナにより燃焼させられる燃料は、重油、都市ガス等の化石燃料が用いられているのがほとんどであるが、化石燃料以外に、該化石燃料の使用量を減少させてCOの削減を図る考え方からは、木質系のバイオマス等の固体燃料を用いるようにしたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
一方、古紙及び廃プラスチックを原料として製造された固形燃料を燃焼させることにより得られた熱風を、骨材加熱乾燥装置での骨材の加熱乾燥の熱源とするようにしたものも提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特許文献1に記載されたものは、アスファルトプラントの近傍位置に、木質系のバイオマスを熱分解してガス化処理することで可燃性ガスを生成する回転式のガス化炉を設置している。該ガス化炉で生成された可燃性ガスは、集塵機で除塵処理されてガス貯蔵タンクに一次貯蔵された後、加熱乾燥処理のバーナに燃料として供給されるようになっている。骨材加熱乾燥装置は、回転可能な円筒形のドラムに、バーナを備えたものとしてあって、ドラム内に投入された骨材が、可燃性ガスを燃料とするバーナの燃焼により加熱乾燥させられるようにしてある。
特許文献2に記載されたものは、回転可能な円筒形のドラムに、回転しながら固形燃料を燃焼させて、前記ドラム内に熱風を供給する回転式燃焼炉が連結されている。回転式燃焼炉内に供給された固形燃料は、液体燃料又は気体燃料を燃料とするバーナの火炎で着火されて燃焼させられ、前記ドラムに投入された骨材が、回転式燃焼炉からの熱風により加熱乾燥させられるようにしてある。
特開2006−299675号公報 特開2012−140784号公報
ところが、特許文献1に記載されたものでは、バイオマスの固体燃料をガス化処理して可燃性ガスを生成するための回転式のガス化炉を、骨材加熱乾燥装置とは異なる場所に設置することが必要とされている。
又、特許文献2に記載されたものでは、固形燃料を燃焼させるために回転式燃焼炉が必要とされている。
そこで、本発明は、アスファルト混合物製造用の骨材の加熱乾燥に、回転式燃焼炉や、バイオマス燃料のガス化炉のような回転式の炉を必要とすることなく、固体の燃料を用いることができるアスファルトプラントの骨材加熱乾燥装置を提供しようとするものである。
本発明は、前記課題を解決するために、骨材を投入して撹拌させるドラムと、固体の燃料を燃焼させて前記ドラム内へ前記骨材を加熱乾燥させるための熱を供給するバーナとを備え、前記バーナは、燃焼室と、前記燃焼室に連通して該燃焼室から下流側に供給するガスを主燃焼させて端部の火炎噴出口より火炎を噴出させるガス通路と、前記燃焼室の底部に設けた流動層と、前記燃焼室内に前記固体の燃料を供給するため該燃焼室の上部に開口する燃料供給管とを備え、前記燃焼室内に供給されたすべての前記固体の燃料を、ガス化燃焼させるようにしてなる構成を有するアスファルトプラントの骨材加熱乾燥装置とする。
又、前記バーナは、前記燃焼室の上部に、供給された前記固体の燃料中の小粒径の燃料をガス化燃焼させるガス化燃焼空間を形成してなり、該ガス化燃焼空間と前記燃焼室の底部の前記流動層で前記固体の燃料がガス化燃焼させられて、前記ガス通路での主燃焼により生じた火炎が前記火炎噴出口より噴出されるようにした構成とする。
更に、前記構成において、前記ドラムは、一端側が他端側に比して低くなるように傾斜させた状態で横置きして、投入された骨材を他端側から一端側に移送させる回転可能なドラム本体と、前記ドラム本体の一端側に設けた骨材排出部と、前記ドラム本体の他端側に設けた排ガスラインとを備え、前記バーナの前記火炎噴出口を、前記ドラム本体の一端側より前記ドラム本体内に開口させるようにした構成としてもよい。
同様に、前記構成において、前記ドラムは、一端側が他端側に比して低くなるように傾斜させた状態で横置きして、投入された骨材を他端側から一端側に移送させる回転可能なドラム本体と、前記ドラム本体の一端側に設けた骨材排出部と、前記ドラム本体の一端側に設けた排ガスラインとを備え、前記ドラム本体の他端側に、熱風炉が接続され、前記熱風炉には、前記バーナを、前記火炎噴出口を開口させるように取り付けた構成としてもよい。
本発明によれば、次のような優れた効果を発揮する。
アスファルト混合物製造用の骨材の加熱乾燥に、回転式燃焼炉や、バイオマス燃料のガス化炉のような回転式の炉を必要とすることなく、固体の燃料を用いることができる。
第1実施形態の概要を示す側面図である。 図1のA−A矢視図である。 第2実施形態の概要を示す側面図である。
以下、本発明のアスファルトプラントの骨材加熱乾燥装置を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1及び図2はアスファルトプラントの骨材加熱乾燥装置の第1実施形態を示すものである。
本実施形態の骨材加熱乾燥装置は、骨材Cを投入して撹拌させるドラム1と、固体の燃料17を燃焼させてドラム1内へ骨材Cを加熱乾燥させるための熱を供給するバーナ11とを備えた構成とされている。
ドラム1は、一端側が他端側より低くなるように傾斜させて横置きされている回転可能な円筒形状のドラム本体2と、該ドラム本体2の軸心方向の一端側と他端側に位置して、ドラム本体2の両端側を回転可能に支持する固定フレーム3,4とを備えた構成とされている。
ドラム本体2は、内壁に撹拌用羽根(図示せず)を備えていて、回転時に、他端側から内部に投入された骨材Cを持ち上げて落下させながら傾斜に沿い一端側へ骨材Cを移動させることができるように構成されている。ドラム本体2には、外壁にリング状のレール5が複数(図1では2条の場合を示す)取り付けられている。各レール5には、それぞれタイヤ6が当接されて、各タイヤ6を回転させることにより各レール5と共にドラム本体2が回転するように構成されている。タイヤ6は、支持台7を介して回転可能に支持されており、図示しない駆動装置により回転駆動されるようにしてある。
固定フレーム3は、ドラム本体2の一端側を覆って回転可能に支持する構成としてあると共に、下端側には、骨材排出部8が設けられている。
固定フレーム4は、ドラム本体2の一端側の固定フレーム3と同様に、ドラム本体2の他端側を覆って回転可能に支持する構成としてあると共に、頂部には、排ガスライン9が設けられている。ドラム本体2の内側から排ガスライン9へ排出される排ガスは、除塵された後、大気へ放出されるようにしてある。又、固定フレーム4には、骨材Cをドラム本体2内へ投入するための搬送装置(たとえば、ベルトコンベヤなど)10が接続されている。
バーナ11は、側壁12の内側に、頂部がガス通路13に連通する燃焼室15と、燃焼室15の底部に流動層16が設けられた構成とされている。
燃焼室15は、円筒状としてあり、下部の空間は流動層16直上の燃焼部24とされ、上部の空間がガス化燃焼空間15aとされている。
側壁12には、燃焼室15の上部に開口する燃料供給管18が設けられている。
又、燃焼室15のガス化燃焼空間15aの下部位置には、複数、たとえば2本の二次空気(燃焼空気)供給管19が水平方向で且つ図2に示す如き接線方向に接続され、二次空気(燃焼空気)20が供給されるようになっている。これにより、燃焼室15では、各二次空気供給管19から供給される二次空気20が旋回しながらガス化燃焼空間15aを通って燃焼室15の頂部へ向かう上昇気流が生じるようにしてある。
ガス通路13の途中には、主燃焼空気供給管21が接続され、主燃焼空気22がガス通路13に供給されて主燃焼が行われるようになっている。ガス通路13は、端部が火炎噴出口14となっている。
流動層16は、下部から導入されて上向きに噴出される流動化空気23により流動化される砂等の熱媒体を備え、熱媒体上に投入される燃料17がガス化燃焼されるようになっている。そのため、燃料17としては、数mmの粒径に粉砕された粉体燃料だけでなく、たとえば、φ10〜20mm×長さ50mm程度とした木質ペレットやチップ、更には、□50mm×厚さ10mm程度としたペーパスラッジなどの固体有機物を使用することができる。
燃焼部24が位置するところの側壁12には、起動用(着火用)バーナ(図示せず)が備えられている。
図1において、25は空気ボックス、26は散気管、27は多孔質板(多孔板でもよい)である。
本実施形態の骨材加熱乾燥装置は、ドラム1の一端側の内側に、バーナ11の火炎噴出口14を開口させて、ドラム1とバーナ11とを接続する。そのために、バーナ11は、端部の火炎噴出口14に至るガス通路13を側方へ突出させ、この突出部12aの先端側が、ドラム1の一端側の固定フレーム3の中央部分に貫通させて取り付けてある。なお、固定フレーム3には、図示しない空気供給手段が備えられている。
本実施形態の骨材加熱乾燥装置でアスファルト混合物製造用の骨材Cを加熱乾燥させる場合は、ドラム本体2内への骨材Cの投入と、投入された骨材Cの撹拌を行わせながら、バーナ11のガス通路13で主燃焼させられて火炎噴出口14より噴出される火炎Fにより骨材Cを加熱させて乾燥させるようにする。
ドラム本体2内への骨材Cの投入は、粗骨材と細骨材に粒度別に分けられて貯蔵されている骨材Cを、所定の量ずつ払い出し、払い出された骨材Cを、搬送装置10を介して回転するドラム本体2内に投入することで行われる。
ドラム本体2内に投入された骨材Cは、撹拌用羽根により持ち上げられながら落下することが繰り返されつつ、傾斜しているドラム本体2の一端側へ移動させられる。この間に、ドラム本体2内の骨材Cは、バーナ11の火炎噴出口14から噴出される火炎Fの熱を図示しない空気供給手段よりドラム本体2内に供給される温度調整用空気により温度調整して発生させた熱風で、加熱されて乾燥させられる。加熱乾燥させられた骨材Cは、骨材排出部8より排出される。
その後、加熱乾燥された骨材Cは、アスファルトプラントのホットエレベータ等の如き搬送手段(図示せず)で分級装置まで搬送される。分級装置で所定の粒度区分に分級された骨材Cは、保温状態で貯蔵された後、ミキサへと導かれてアスファルト混合物が製造されることになる。
本実施形態で用いているバーナ11は、図示しない起動用バーナが起動させられて、燃焼室15底部の流動層16直上の燃焼部24の温度が上昇させられると、二次空気供給管19から燃焼室15内に旋回させながら二次空気20を供給し、又、燃料供給管18より燃焼室15内に燃料17を供給することで、燃焼室15内で燃焼が行われる。
この際、燃料17として、木質系バイオマス燃料を粉砕機で粒径が数mm(たとえば、3mm)までの粒度分布を有するように粉砕した粉体燃料を用いる場合の燃焼は、次のようにして行われる。
粉体燃料中の小粒径粉体は、燃焼室15内が高温になっているので、二次空気20と接触するガス化燃焼空間15aで着火してガス化燃焼させられる。このため、バーナ11は、燃焼室15での燃料17の燃焼開始を速やかに行うことができるので、起動を早くできる。
ガス化燃焼空間15aで燃焼することができなかった粉体燃料中の比較的大粒径の粉体は、そのままガス化燃焼空間15aを上昇気流に逆らって流動層16まで落下する。落下した粉体は、流動層16でガス化燃焼させられる。
このように、本実施形態におけるバーナ11では、粉体燃料を用いる場合、比較的細かい粒径の燃料は、ガス化燃焼空間15aでガス化燃焼することができ、ガス化燃焼空間15aでガス化燃焼できない比較的粒径の大きい燃料は、底部の流動層16でガス化燃焼することができる。
ガス化燃焼空間15aや流動層16で燃料17がガス化燃焼させられて上昇するガスは、ガス通路13に供給される主燃焼空気22により主燃焼させられる。この主燃焼により火炎噴出口14からは、火炎Fが回転するドラム本体2内に噴出させられることになる。ドラム1では、バーナ11によりドラム本体2内に噴出される火炎Fの熱を図示しない空気供給手段からドラム本体2内に供給される温度調整用空気により温度調整して発生させる熱風により、ドラム本体2内の骨材Cは加熱されて乾燥させられることになる。因に、加熱乾燥させられた骨材Cの温度は、150〜250℃程度であるが、これは一例であり、これに限られるものではない。
ドラム本体2内での骨材Cの加熱乾燥に供せられた熱風(排ガス)は、固定フレーム4の頂部に設けられている排ガスライン9を経て大気へ放出される。
アスファルト混合物の製造に必要な量の骨材Cの加熱乾燥が終了した場合、あるいは、骨材Cの加熱乾燥を中断する必要が生じた場合は、搬送装置10の運転停止、ドラム本体2の回転駆動の停止をすると共に、バーナ11を停止させる。
この際、バーナ11は、供給された燃料17が粉体燃料の場合、その燃焼速度が速いので、燃料17の供給を停止すると、燃焼室15内に残っている燃料17はすぐに燃え尽きるため、燃焼を停止することができる。これにより、本実施形態の骨材加熱乾燥装置は、起動に加えて、停止も早く行うことができる。又、バーナ11は、燃料17の供給量の変化に応じて、その燃焼により発生する熱量の変化がすぐに生じるため、負荷変動追従性もよくなる。
本実施形態によれば、アスファルト混合物製造用の骨材Cの加熱乾燥に、回転式燃焼炉や、バイオマス燃料のガス化炉のような回転式の炉を必要とすることなく、固体の燃料17である粉体燃料を用いることができる。
したがって、アスファルトプラントに回転式の炉を設置するための設置面積を確保する必要はない、という利点もある。
なお、バーナ11は、燃料17として、前記した数mmまでの粒径の粉体燃料よりも粒径の大きいバイオマス燃料等の固体燃料や、廃プラスチックを原料とする固形燃料、更には、オイルコークス、石炭等の固体燃料を使用することができる。これら粒径の大きい固体燃料や固形燃料は、燃料供給管18から燃焼室15内に供給されると、燃焼室15上部のガス化燃焼空間15aで二次空気20と接触しても着火してガス化燃焼させられることは少なく、ほとんどの燃料17は落下し、流動層16による燃焼でガス化燃焼させられる。これらの燃料17を使用する場合であっても、前述したアスファルト混合物製造用の骨材Cの加熱乾燥に、回転式燃焼炉や、バイオマス燃料のガス化炉のような回転式の炉を必要とすることなく、固体の燃料17である粉体燃料を用いることができるという効果を得ることができる。
[第2実施形態]
図3はアスファルトプラントの骨材加熱乾燥装置の第2実施形態を示すものである。
本実施形態の骨材加熱乾燥装置は、図1に示すドラム1と同様のドラム1aと、該ドラム1aの他端側に備える熱風炉28と、該熱風炉28に熱を供給するバーナ11とを備えた構成とされている。本実施形態において第1実施形態と同一のものには同一の符号を付してその説明を省略する。
ドラム1aは、図1に示したドラム1の固定フレーム4に設けられた排ガスライン9を、固定フレーム3に設けるようにしている以外は図1に示したドラム1と同一の構成としてある。
熱風炉28は、円筒形状の熱風炉本体29の一端側に熱風吹出口30を、他端側に熱風入口31を有して横置きされている。熱風炉28の熱風吹出口30は、ドラム1aの固定フレーム4に取り付けられて、固定フレーム4の内側に開口させられている。
熱風炉本体29の熱風入口31側には、バーナ11が設置され、火炎噴出口14が熱風炉本体29に開口されている。更に、熱風炉本体29には、図示しない空気供給手段が備えられている。
なお、バーナ11の構成は、図1に示したバーナ11の構成と同一である。
本実施形態の骨材加熱乾燥装置でアスファルト混合物製造用の骨材Cを加熱乾燥させる場合は、ドラム1aのドラム本体2内への骨材Cの投入と、投入された骨材Cの撹拌を行わせながら、バーナ11を起動する。
熱風炉28では、バーナ11より熱風炉本体29内に噴出される火炎Fの熱を、図示しない空気供給手段より供給される温度調整用空気により温度調整して熱風を発生させ、この熱風を、熱風吹出口30よりドラム本体2内へ吹き込む。
これによりドラム1aでは、ドラム内に投入された骨材Cの加熱乾燥が、第1実施形態と同様に行われる。
したがって、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
更に、本実施形態では、ドラム1a内には、バーナ11で発生させる火炎Fが直接吹き込まれないので、ドラム1a内の空間は、アスファルトの燃焼温度まで加熱されることはない。そのため、加熱乾燥の処理対象とする骨材Cとしては、使用済のアスファルト混合物より回収された再生材を用いることができる。
なお、本発明は、前記した各実施形態のみに限定されるものではなく、バーナ11のガス通路13の端部(火炎噴出口14)から噴出される火炎Fにより骨材Cを加熱乾燥させることができれば、回転可能なドラム1とバーナ11との組み合わせは図示以外の構成としてもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
1 ドラム
2 ドラム本体
3,4 固定フレーム
8 骨材排出部
9 排ガスライン
10 搬送装置
11 バーナ
13 ガス通路
14 火炎噴出口
15 燃焼室
16 流動層
17 燃料
28 熱風炉
C 骨材
F 火炎

Claims (4)

  1. 骨材を投入して撹拌させるドラムと、
    固体の燃料を燃焼させて前記ドラム内へ前記骨材を加熱乾燥させるための熱を供給するバーナとを備え、
    前記バーナは、
    焼室と、
    前記燃焼室に連通して該燃焼室から下流側に供給するガスを主燃焼させて端部の火炎噴出口より火炎を噴出させるガス通路と、
    前記燃焼室の底部に設けた流動層と、
    前記燃焼室内に前記固体の燃料を供給するため該燃焼室の上部に開口する燃料供給管とを備え、
    前記燃焼室内に供給されたすべての前記固体の燃料を、ガス化燃焼させるようにしてなること
    を特徴とするアスファルトプラントの骨材加熱乾燥装置。
  2. 前記バーナは、前記燃焼室の上部に、供給された前記固体の燃料中の小粒径の燃料をガス化燃焼させるガス化燃焼空間を形成してなり、該ガス化燃焼空間と前記燃焼室の底部の前記流動層で前記固体の燃料がガス化燃焼させられて、前記ガス通路での主燃焼により生じた火炎が前記火炎噴出口より噴出されるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のアスファルトプラントの骨材加熱乾燥装置。
  3. 前記ドラムは、
    一端側が他端側に比して低くなるように傾斜させた状態で横置きして、投入された骨材を他端側から一端側に移送させる回転可能なドラム本体と、
    前記ドラム本体の一端側に設けた骨材排出部と、
    前記ドラム本体の他端側に設けた排ガスラインとを備え、
    前記バーナの前記火炎噴出口を、前記ドラム本体の一端側より前記ドラム本体内に開口させるようにしたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のアスファルトプラントの骨材加熱乾燥装置。
  4. 前記ドラムは、
    一端側が他端側に比して低くなるように傾斜させた状態で横置きして、投入された骨材を他端側から一端側に移送させる回転可能なドラム本体と、
    前記ドラム本体の一端側に設けた骨材排出部と、
    前記ドラム本体の一端側に設けた排ガスラインとを備え、
    前記ドラム本体の他端側に、熱風炉が接続され、
    前記熱風炉には、前記バーナを、前記火炎噴出口を開口させるように取り付けたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のアスファルトプラントの骨材加熱乾燥装置。
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