JP6372984B2 - 耐流通ピンホール性に優れる缶ボディ用アルミニウム合金板の製造方法 - Google Patents
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Description
上述のようなピンホールが生じる問題を解決するための有効な手段として、胴部の肉厚を大きくすることが考えられるものの、単に胴部の肉厚を大きくしても缶ボディ材の材料使用量が増大するので、経済的ではなく、缶ボディの重量が増大する問題もある。
そこで、缶胴を構成するアルミニウム合金板の組成を調整し、製造工程の改良を行って缶ボディ用として好適なアルミニウム合金板を開発することがなされている。
特許文献1に記載のアルミニウム合金板では、缶胴の素材成分組成を上述の値としたうえで、樹脂フィルムを被覆することによる熱履歴を経た場合であっても、耐力値240〜300N/mm2を得ることができると記載されている。
特許文献2に記載のアルミニウム合金板は、180〜220℃で5〜30分間保持し、最高到達温度210〜260℃で2分以内保持して行われる塗装焼付け後の強度が250MPa以上であると記載されている。
特許文献3に記載のアルミニウム合金板は、塗装焼付け相当の熱処理後の圧延方向耐力が250MPa以上であると記載されている。
しかしながら、アルミニウム合金板の素材強度を高くすることも有効であるが、缶胴側壁部の薄肉化により缶の成形性が悪化しているため、アルミニウム合金素材の強度を一定以上に高めた場合、アルミニウム合金素材の成形性が低下し、缶形状への成形自体が困難になってしまう問題がある。
このような背景から、缶胴側壁部の肉厚増加や、アルミニウム合金素材の高強度化以外に、耐流通ピンホール性能を向上させる方法を見出す必要があった。
更に研究を進めた結果、最終中間焼鈍以降の冷間圧延率が低くても圧延直後のコイル温度が高い場合は、必ずしも所望の加工硬化性が得られないことがわかった。また、最終冷間圧延パスにおける圧延直後のコイル温度が低くても最終中間焼鈍以降の冷間圧延率が高い場合も必ずしも所望の加工硬化性が得られないことを見出した。
本発明の耐流通ピンホール性に優れる缶ボディ用アルミニウム合金板の製造方法は、質量%でSi:0.2〜0.5%、Fe:0.3〜0.7%、Cu:0.2〜0.5%、Mn:0.5〜1.3%、Mg:0.9〜1.5%、Cr:0.001〜0.10%、Zn:0.05〜0.30%、Ti:0.03〜0.10%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊に熱間圧延、冷間圧延を施し、所定板厚とした後、連続焼鈍による最終中間焼鈍を施して中間板材とし、この中間板材にさらに冷間圧延を施して板厚0.220mm以上0.265mm以下、ベーキング後の耐力が265MPa以上295MPa以下のアルミニウム合金板を得る耐流通ピンホール性に優れるアルミニウム合金板の製造方法であって、最終中間焼鈍以降の冷間圧延率が30%以上であって、最終冷間圧延パスにおける圧延直後のコイル温度を80℃以上150℃以下、かつ最終中間焼鈍以降の冷間圧延の条件として、以下の式を満たす条件とすることを特徴とする。
FT≦515−6×CR …(1)式
ただし、(1)式において、CR:最終中間焼鈍以降の冷間圧延率(%)、FT:最終冷間圧延パスにおける圧延直後のコイル温度(℃)とする。
前記缶ボディ用のアルミニウム合金板の製造のために、Si、Fe、Cu、Mn、Mg、Cr、Zn、Tiを所定の範囲に規定したアルミニウム合金鋳塊を用いて前記式の条件に基づき最終中間焼鈍以降の冷間圧延率と最終冷間圧延パス直後のコイル温度を制御する必要がある。
また、本発明によれば、缶胴部分の強度が高く、耐流通ピンホール性に優れた缶ボディ用アルミニウム合金板を提供することができる。
本実施形態の耐流通ピンホール性に優れる缶ボディ用アルミニウム合金板は、一例として、質量%で、Si:0.2以上0.5%以下、Fe:0.3以上0.7%以下、Cu:0.2%以上0.5%、Mn:0.5%以上1.3%以下、Mg:0.9%以上1.5%以下、Cr:0.001%以上0.10%以下、Zn:0.05%以上0.30%以下、Ti:0.05%以上0.10%以下を含有し、残部が不可避不純物を含むAlからなる組成を有することが好ましい。
本実施形態の缶ボディ用アルミニウム合金板の板厚は、0.220mm以上0.265mm以下の範囲であることが好ましい。また、缶ボディ用アルミニウム合金板は、ベーキング後(210℃、10分)の素材耐力として、265MPa以上295MPa以下の範囲が好ましい。
以下、本発明の缶ボディ用アルミニウム合金板において限定する成分組成について説明する。なお、以下に記載する各元素の含有量は、特に規定しない限り質量%であり、また、特に規定しない限り上限と下限を含むものとする。従って、例えば0.2〜0.5%との表記は0.2%以上0.5%以下を意味する。
Siは、本発明の缶ボディ用アルミニウム合金板において、同時に含有されるMg等とともに金属間化合物を形成し、固溶硬化、析出硬化及び分散硬化作用で強度を向上させる他、Al−Mn−Fe系金属間化合物に含有されて、しごき成形時にダイスに対する焼き付きを防止する効果を有する。
Siの含有量が0.2%未満であると、十分な強度が得られず、また、所望の潤滑特性を確保できなくなる。Siの含有量が0.5%を越えると、強度が高くなりすぎ、缶ボディとして製缶した際に胴切れが生じ易くなり、加工性が劣化する。また、Mn、FeおよびMg、Cu、Alとの金属間化合物が溶体化できなくなり、靭性が低下し、ピンホールが生じやすくなる。従って、Siの含有量は、0.20〜0.5%の範囲内とすることが好ましい。また、この範囲内でも、Siの含有量は0.29〜0.33%の範囲を選択できる。
Feは、本発明の缶ボディ用アルミニウム合金板において、Al−Mn−Fe系金属間化合物の析出量を増加させ、結晶の微細化と、しごき成形加工時にダイスに対して焼き付きが生じるのを防止する効果を有する。
Feの含有量が0.3%未満であると、Al−Mn−Fe系金属間化合物の析出量が少なくなりすぎ、しごき金型への焼き付きが生じやすくなる。Feの含有量が0.7%を超えると、Al−Mn−Fe系金属間化合物の量が多くなりすぎ、靭性低下によって加工性が劣化し、ピンホールが生じやすくなる。従って、Feの含有量は、0.3〜0.7%の範囲内とすることが好ましい。また、この範囲内でも、Feの含有量は0.43〜0.45%の範囲を選択できる。
Cuは、本発明の缶ボディ用アルミニウム合金板において、Mg等と金属間化合物を形成し、固溶硬化、析出硬化及び分散硬化作用で強度を高める効果を有する。
Cuの含有量が0.2%未満であると、充分な強度向上効果が得られない。Cuの含有量が0.5%を越えると、サイドクラックが発生し易くなり、圧延性が低下するとともに、強度が高くなりすぎ、缶ボディとして製缶した際に胴切れが生じ易くなる。また、Mg、Si、Alとの金属間化合物が溶体化できなくなり、靭性低下によって加工性が劣化し、ピンホールが生じやすくなる。従って、Cuの含有量は、0.2〜0.5%の範囲内とすることが好ましい。また、この範囲内でも、Cuの含有量は0.27〜0.4%の範囲を選択できる。
Mnは、本発明の缶ボディ用アルミニウム合金板において、Al−Mn−Fe系金属間化合物を形成し、晶出相及び分散相となって分散硬化作用を発揮するとともに、しごき成型加工時にダイスに対して焼き付きが生じるのを防止する効果を有する。
Mnの含有量が0.5%未満であると、Al−Mn−Fe系金属間化合物の量が少なくなりすぎて充分な硬化特性が得られず、しごき金型への焼き付きが生じやすくなる。Mnの含有量が1.3%を越えると、Al−Mn−Fe系金属間化合物の量が多くなりすぎ、靭性低下によって加工性が劣化し、ピンホールが生じやすくなる。従って、Mnの含有量は、0.5〜1.3%の範囲内とすることが好ましい。また、この範囲内でも、Mnの含有量は0.98〜1.0%の範囲を選択できる。
Mgは、本発明の缶ボディ用アルミニウム合金板において、固溶体強化作用を有し、圧延加工時に加工硬化性を高めるとともに、SiやCuと共存することで分散硬化と析出硬化作用を発揮し、強度を向上させる。
Mgの含有量が0.9%未満だと、十分な強度が得られない。Mgの含有量が1.5%を超えると、サイドクラックが発生し易くなり、圧延性が低下するとともに、強度が高くなり過ぎて加工性が低下し、缶ボディとして製缶した際に胴切れが生じ易くなる。従って、Mgの含有量は、0.9〜1.5%の範囲内とすることが好ましい。また、この範囲内でも、Mgの含有量は1.12〜1.38%の範囲を選択できる。
「Cr」0.001〜0.10%
Crは、本発明の缶ボディ用アルミニウム合金板において、結晶の微細化としごき成形加工時にダイスに対する焼き付きを防止する効果を発揮する。Crの含有量は、0.001%未満では所望の効果が得られず、0.10質量%を越えると脆くなり加工性が劣化する。また、この範囲内でも、Crの含有量は0.02〜0.03%の範囲を選択できる。
Znは、本発明の缶ボディ用アルミニウム合金板において、析出するMg、Si、Cuの金属間化合物を微細化する作用を有する。またZnを含む場合は、原料として使用済みアルミ缶やリサイクル材料を有効利用できる。その含有量が0.05%未満では、所望の微細化効果が得られない。Znの含有量が0.30%を越えると、耐食性が劣化する。従って、Znの含有量は、0.05〜0.30%の範囲内とすることが好ましい。また、この範囲内でも、Znの含有量は0.14〜0.16%の範囲を選択できる。
「Ti」Ti:0.03〜0.10%
Tiは、本発明の缶ボディ用アルミニウム合金板において、結晶粒を微細化し、加工性を改善する効果を有する。しかし、Tiの含有量が0.10%を越えると、粗大な金属間化合物を生成して加工性が逆に低下するとともに、靭性が低下しピンホールが生じやすくなる。従って、Tiの含有量は、0.03〜0.10%とすることが好ましい。また、この範囲内でも、Tiの含有量は0.03〜0.04%の範囲を選択できる。
本発明に係る缶ボディ用アルミニウム合金板は、この種のアルミニウム合金板を製造する場合に適用される通常の溶解、鋳造、熱間圧延、冷間圧延により得られる。
冷間圧延のパスの途中の所定の板厚において、連続焼鈍による最終中間焼鈍を施し、次に冷間圧延を施して目的の板厚0.220mm以上0.265mm以下の缶ボディ用アルミニウム合金板を得る。
連続焼鈍による最終中間焼鈍の条件としては、400℃以上600℃以下の温度に1秒以上2分以下加熱し、次いで10〜200℃/sの範囲の冷却速度で冷却することが好ましい。
中間焼鈍の温度が400℃未満、焼鈍時間が1秒以下では、再結晶組織が不均質となる場合があり好ましくない。また、400℃以上かつ1秒以上とすることによりSi、Cu、Mgなどが溶体化され析出硬化性が付与されるために、充分なベーキング後(210℃、10分)の素材耐力が得られる。中間焼鈍の温度が600℃を超えると、板材表面の酸化が進行しやすくなり好ましくない。焼鈍時間が2分を超えると生産性が低下する。従って、中間焼鈍の温度は、400℃以上600℃以下の範囲内とすることが好ましく、焼鈍時間は1秒以上2分以下の範囲とすることが好ましい。中間焼鈍の冷却速度が10℃/s以下では、生産性が低下し、また中間焼鈍において溶体化したSi、Cu、Mgなどの冷却過程での析出が生じやすくなるため好ましくない。中間焼鈍の冷却速度が200℃/sを超えると板材に歪が生じやすくなる。従って、中間焼鈍の冷却速度は10℃/s以上200℃/s以下であることが好ましい。また、必要に応じて、前記中間焼鈍以前の冷間圧延のパスの途中において焼鈍を施してもよい。中間焼鈍を複数回施す場合もあるが、上述の条件を最終中間焼鈍時の条件として規定することが好ましい。
FT≦515−6×CR …(1)式
前記最終冷間圧延直後に板材を巻き取った際のコイル温度を80℃以上の温度にすることが望ましい。前記コイル温度を80℃未満にすると、圧延速度を遅くする必要があり、経済的な圧延ができなくなるおそれがある。
以下、図1を用いて、缶ボディ用アルミニウム合金板にDI加工を施して製缶し、缶ボディを得る工程の一例について概略説明する。
まず、図1(a)に示すように、缶ボディ用アルミニウム合金材に打ち抜き加工を施し、直径D1の円板状の板材(ブランク)5を得る。
ついで、この円板状の板材5に絞り加工を施し、図1(b)に示すような、外径D2のカップ状缶体6を形成する。
次いで、このカップ状缶体6に再絞り加工を施し、図1(c)に示すような外径D3のカップ状缶体7とする。D1とD3の比は、例えば2.0〜2.7とされる。
次いで、図1(d)に示す有底筒状缶体8の開口端部を切断して、缶軸方向における大きさ、つまり高さをその全周に亙って同等に加工し、胴部11と底部12とを有する図1(e)に示す横断面円形の缶ボディ10を得ることができる。
DI加工後の缶ボディは、洗浄、化成処理後の乾燥時、外面印刷または内面塗装後の焼付け処理によって180〜230℃の温度に加熱される。この加熱により、一般に、缶底部や胴部の強度が変化する。この、加熱後の強度は、DI成形時の歪量によって異なる。缶ボディの底部はDI成形時の歪みが小さいため、その加熱後の強度はDI加工前の素材であるアルミニウム合金板を加熱した後の強度とほぼ等しくなる。このため、底部の強度の目安として、素材であるアルミニウム合金板をベーキング(加熱)した後の強度を用いることができる。本発明では、このための加熱条件を、210℃×10分としている。
上述の条件でベーキングした後の素材耐力が265MPa未満であると、DI加工及び塗装焼付けによる製缶後の缶ボディの十分な耐圧強度が得られなくなる。
また、上述の条件でベーキングした後の素材耐力が295MPaを超えるようであると、缶形状への成形が難しくなるため、295MPa以下が望ましい。
本実施例では、下記表1に示す各成分組成及び製造条件にて、以下の工程でNo.1〜No.15の缶ボディ用アルミニウム合金板を作製し、後述の各項目について評価を行った。
下記表1に示す成分のアルミニウム合金を溶解し、この溶湯を常法により脱ガス、介在物除去を行い、半連続鋳造により厚さ550mm、幅1.5m、長さ4.5mのスラブに鋳造した。次いで、スラブに565℃で均熱化処理を施した後、熱間圧延を施した。その後、0.38mm〜1.15mmの範囲内の所定の板厚まで冷間圧延した。その後、420℃以上600℃以下の温度に1秒以上60秒以下に加熱し、次いで10℃/s以上100℃/s以下の冷却速度で冷却する連続焼鈍(IA−CAL)を施し、さらに0.23mmの最終板厚まで冷間圧延してNo.1〜No.15の試料を得た。
最終冷間圧延終了直後のコイル温度(℃)とは、最終冷間圧延パス終了直後のコイルの端面側から接触式温度計にて計測した温度を示す。
上述の工程で得られた各実施例及び比較例の缶ボディ用アルミニウム合金板を打ち抜き、直径が149mmとされた円板状の板材(図1(a)参照)を得た。この円板状の板材にDI加工を施し、胴部の最薄部肉厚T2が0.09mmの肉厚になるまで絞り加工及びしごき加工を行い、各実施例及び比較例の缶ボディ(350cc缶)を得た。
なお、表1の中間焼鈍の欄に示すIA−CALとは、アルミニウム合金板作製工程において、冷間圧延と冷間圧延との間で連続中間焼鈍を行なったことを示している。
また、試料No.9(比較例2)の試料は、FT>515−6×CRの関係とした試料であり、n値が小さくなり、突き刺し強度も低下した。
試料No.11(比較例3)の試料は、FT>515−6×CRの関係とした試料であり、n値が小さくなり、突き刺し強度も低下した。
以上の結果から、耐流通ピンホール性に優れた缶ボディ用アルミニウム合金板を製造するために、FT≦515−6×CRの関係を満足するように、最終冷間圧延後のコイル温度と最終中間焼鈍後の冷間圧延率を制御することが重要であることがわかる。
図2に示す関係から明らかなように、上述の(1)式、FT≦515−6×CRに示す関係を満足させることにより、表1に示す組成比であって、表2に示すように板厚0.220mm以上0.265mm以下、具体的には、板厚0.229mm以上0.231mm以下のアルミニウム合金板において、突き刺し強度に優れ、所望の加工硬化性を発揮する缶ボディ用アルミニウム合金板を製造できることがわかる。
また、No.15の試料は冷間圧延率25%の試料であるが、冷間圧延率が不足したため、十分なベーキング後耐力が得られなかった。
10…缶ボディ、11…胴部、12…底部。
Claims (2)
- 質量%でSi:0.2〜0.5%、Fe:0.3〜0.7%、Cu:0.2〜0.5%、Mn:0.5〜1.3%、Mg:0.9〜1.5%、Cr:0.001〜0.10%、Zn:0.05〜0.30%、Ti:0.03〜0.10%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊に熱間圧延、冷間圧延を施し、所定板厚とした後、連続焼鈍による最終中間焼鈍を施して中間板材とし、この中間板材にさらに冷間圧延を施して板厚0.220mm以上0.265mm以下、ベーキング後の耐力が265MPa以上295MPa以下のアルミニウム合金板を得る耐流通ピンホール性に優れる缶ボディ用アルミニウム合金板の製造方法であって、
前記最終中間焼鈍以降の冷間圧延率が30%以上であって、最終冷間圧延パスにおける圧延直後のコイル温度を80℃以上150℃以下、かつ最終中間焼鈍以降の冷間圧延の条件として、以下の式を満たす条件とすることを特徴とする耐流通ピンホール性に優れる缶ボディ用アルミニウム合金板の製造方法。
FT≦515−6×CR …(1)式
ただし、(1)式において、CR:最終中間焼鈍以降の冷間圧延率(%)、FT:最終冷間圧延パスにおける圧延直後のコイル温度(℃)とする。 - 前記Tiの含有量が質量%で0.03〜0.04%の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の耐流通ピンホール性に優れる缶ボディ用アルミニウム合金板の製造方法。
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