JP6368915B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱調理器に関し、特に被加熱物を誘導加熱する加熱調理器に関する。
従来、この種の加熱調理器においては、加熱調理器の使い勝手を向上させるべく、誘導加熱コイルと電熱ヒータとロースタを同時に使用できる構成が提案されている。
すなわち、図9に示すように、従来の加熱調理器(図示せず)は、電磁調理器本体201と、電磁調理器本体201の上面に装着された天板202と、天板202の下方内部に配置された左右一対の誘導加熱コイル203及び204と、電熱ヒータ205と、電磁調理器本体201の前面右側に配設された操作パネル206と、操作パネル206の左側に配設されたロースタ207とから構成されている。
そして、図10に示すように、従来の加熱調理器(図示せず)においては、電熱ヒータ205とロースタ207のヒータ(図示せず)とを同時に使用する場合、電熱ヒータ205を駆動した際の加熱調理器(図示せず)の総消費電力が一般家庭用電力の上限値を超えるか否かを判断し、電熱ヒータ205を連続通電するかオン/オフ制御するかを決定し、電熱ヒータ205を動作させた後、ロースタ207のヒータ(図示せず)を駆動した際の加熱調理器(図示せず)の総消費電力が一般家庭用電力の上限値を超えるか否かを判断し、ロースタ207のヒータ(図示せず)を連続通電するかオン/オフ制御するかを決定し、ロースタ207のヒータ(図示せず)を動作させることで、電熱ヒータ205とロースタ207とを同時に使用できるように構成されている。
特開2004−164894号公報
しかしながら、上記従来の加熱調理器においては、加熱調理器の使い勝手を向上させるという観点からは未だ改善の余地があった。
すなわち、上記従来の加熱調理器においては、電熱ヒータとロースタのヒータを同時に使用する場合、電熱ヒータを駆動した際の加熱調理器の総消費電力と一般家庭用電力の上限値とに基づいて電熱ヒータの制御方法を決定し、電熱ヒータを動作させた後、ロースタのヒータを駆動した際の加熱調理器の総消費電力と一般家庭用電力の上限値とに基づいてロースタのヒータの制御方法を決定し、ロースタのヒータを動作させており、電熱ヒータの火力がロースタのヒータの火力よりも優先して確保される構成とされている。
そのため、使用者が電熱ヒータよりもロースタのヒータを優先的に使用して調理を行いたい場合においても、電熱ヒータの火力がロースタのヒータの火力よりも優先して確保されてしまうため、ロースタのヒータの火力を十分に確保できず、使い勝手が悪くなる場合があった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する第1の加熱コイルと調理室に載置された被加熱物を誘導加熱する第2の加熱コイルとが同時に使用される場合において、第2の加熱コイルの
火力を十分に確保できるとともに、第1の加熱コイルと第2の加熱コイルとを同時に使用でき、使い勝手のよい加熱調理器を提供することを目的とする。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、被加熱物が載置されるトッププレートを有する本体と、トッププレートの下方に配置されており、トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する第1の加熱コイルと、本体に配置された調理庫と、調理庫の下方に配置されており、調理庫内に載置された被加熱物を誘導加熱する第2の加熱コイルと、第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルを制御する制御部と、を備え、制御部は、調理庫内に載置された被加熱物の予熱を行う予熱工程を有する第1の調理コースに基づいて第2の加熱コイルを制御しており、制御部は、第1の調理コースの予熱工程が実行されている間は第2の加熱コイルのみを制御し、第1の調理コースの予熱工程よりも後の工程が実行されている間は、第2の加熱コイルの最大火力と実行中の工程における第2の加熱コイルの火力との差よりも小さい火力で前記第1の加熱コイルを動作可能とする、加熱調理器としたものである。
上述のように、本発明の加熱調理器においては、制御部は、第1の調理コースの予熱工程が実行されている間は第2の加熱コイルのみを制御する構成としたものである。
これにより、第1の調理コースの予熱工程において、第2の加熱コイルの火力を十分に確保することができ、加熱調理器の使い勝手を向上することができる。
また、本発明の加熱調理器においては、制御部は、第1の調理コースの予熱工程よりも後の工程が実行されている間は、第2の加熱コイルの最大火力と実行中の工程における第2の加熱コイルの火力との差よりも小さい火力で第1の加熱コイルを動作可能としたものである。
これにより、第1の調理コースの予熱工程よりも後の工程において、第2の加熱コイルの火力を十分に確保することができるとともに、第1の加熱コイルと第2の加熱コイルとを同時に使用でき、加熱調理器の使い勝手を向上することができる。
本発明の加熱調理器によれば、トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する第1の加熱コイルと調理庫内に載置された被加熱物を誘導加熱する第2の加熱コイルとが同時に使用される場合において、第2の加熱コイルの火力を十分に確保できるとともに、第1の加熱コイルと第2の加熱コイルとを同時に使用でき、使い勝手のよい加熱調理器を提供することができるようになる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の全体斜視図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の分解斜視図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の断面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の制御部を示すブロック図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の第1の制御手段を示すブロック図 本発明の実施の形態1における第1の調理コースの予熱工程を最大火力で動作させた場合の第2の加熱コイルの出力変化及び調理庫内の温度変化を示す図 本発明の実施の形態1における第1の調理コースの予熱工程を最大火力よりも小さい火力で動作させた場合の第2の加熱コイルの出力変化及び調理庫内の温度変化を示す図 本発明の実施の形態2における第2の調理コースが実行された際の第2の加熱コイルの出力変化及び調理庫内の温度変化を示す図 従来の加熱調理器の全体斜視図 従来の加熱調理器の制御回路の実施例を示すブロック図
第1の発明は、被加熱物が載置されるトッププレートを有する本体と、トッププレートの下方に配置されており、トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する第1の加熱コイルと、本体に配置された調理庫と、調理庫の下方に配置されており、調理庫内に載置された被加熱物を誘導加熱する第2の加熱コイルと、第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルを制御する制御部と、を備え、制御部は、調理庫内に載置された被加熱物の予熱を行う予熱工程を有する第1の調理コースに基づいて第2の加熱コイルを制御しており、制御部は、第1の調理コースの予熱工程が実行されている間は第2の加熱コイルのみを制御し、第1の調理コースの予熱工程よりも後の工程が実行されている間は、第2の加熱コイルの最大火力と実行中の工程における第2の加熱コイルの火力との差よりも小さい火力で前記第1の加熱コイルを動作可能とする、加熱調理器としたものである。
これにより、第1の調理コースの予熱工程において、第2の加熱コイルの火力を十分に確保することができ、加熱調理器の使い勝手を向上することができる。また、第1の調理コースの予熱工程よりも後の工程において、第2の加熱コイルの火力を十分に確保することができるとともに、第1の加熱コイルと第2の加熱コイルとを同時に使用でき、加熱調理器の使い勝手を向上することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、第1の調理コースは、予熱工程の後に実行され、調理庫内に載置された被加熱物の負荷量を判定する負荷量判定工程を有しており、制御部は、負荷量判定工程以降の工程が実行されている間は、負荷量判定工程における第2の加熱コイルの最大火力と実行中の工程における第2の加熱コイルの火力との差よりも小さい火力で前記第1の加熱コイルを動作可能としたものである。
これにより、第1の調理コースの予熱工程において、2の加熱コイルの火力を十分に確保することができ、加熱調理器の使い勝手を向上することができる。また、第1の調理コースの負荷量判定工程以降の工程において、第2の加熱コイルの火力を十分に確保することができるとともに、第1の加熱コイルと第2の加熱コイルとを同時に使用でき、加熱調理器の使い勝手を向上することができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明において、制御部は、第1の調理コースと、調理庫内に載置された被加熱物の予熱を行う予熱工程を有する第2の調理コースとに基づいて第2の加熱コイルを制御しており、制御部は、第1の調理コースの予熱工程においては、第2の加熱コイルの火力が最大火力となるように第2の加熱コイルを制御するとともに、第2の調理コースの予熱工程においては、第2の加熱コイルの火力が第2の加熱コイルの最大火力よりも小さい火力となるように第2の加熱コイルを制御しており、制御部は、第2の調理コースの予熱工程が実行されている間は、第2の加熱コイルの最大火力と第2の調理コースの予熱工程における火力との差よりも小さい火力で第1の加熱コイルを動作可能としたものである。
これにより、第2の加熱コイルよりも先に第1の加熱コイルが使用されている状態であっても、第2の加熱コイルを使用することができ、加熱調理器の使い勝手を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の加熱調理器の好適な実施形態について詳細に説明す
る。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の加熱調理器の実施の形態1について、以下、図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の全体斜視図である。また、図2は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の分解斜視図である。さらに、図3は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の断面図である。また、図4は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の制御部を示すブロック図である。さらに、図5は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の第1の制御手段を示すブロック図である。また、図6は、本発明の実施の形態1における第1の調理コースの予熱工程を最大火力で動作させた場合の第2の加熱コイルの出力変化及び調理庫内の温度変化を示す図である。さらに、図7は、本発明の実施の形態1における第1の調理コースの予熱工程を最大火力よりも小さい火力で動作させた場合の第2の加熱コイルの出力変化及び調理庫内の温度変化を示す図である。
図1〜図3に示すように、加熱調理器100は、被加熱物H1が載置されるトッププレート1bを有する本体1と、トッププレート1bの下方に配置され、トッププレート1b上に載置された被加熱物H1を誘導加熱する第1の加熱コイル2と、本体1に配置された調理庫3と、調理庫3の下方に配置され、調理庫3内に載置された被加熱物H2を誘導加熱する第2の加熱コイル4と、第1の加熱コイル2及び第2の加熱コイル4を制御する制御部7と、を有している。
本体1は、筐体1aと、筐体1aの上部に取り付けられたトッププレート1bとを有している。筐体1aは、上方に開口(図示せず)が形成された箱状に形成されており、例えば金属材料により形成されている。また、トッププレート1bは、筐体1aの開口(図示せず)を覆うように筐体1aの上部に取り付けられており、磁束が通過可能で耐熱性に優れた絶縁材料(例えばガラス)により形成されている。
トッププレート1bには、スープなどの調理物を収容した鍋などの被加熱物H1が載置される加熱領域Wが形成されている。ここで、加熱領域Wは、使用者がトッププレート1b上に被加熱物H1を載置する際に、被加熱物H1の載置位置が認識できるように形成されていればよく、例えば、加熱領域Wを円などの図形で囲ったり、LEDなどにより点灯させたりしてもよい。なお、本実施の形態においては、トッププレート1b上に加熱領域Wが3つ形成されている構成について説明する。
加熱領域Wは、トッププレート1bの後方に形成された第1の加熱領域W1と、トッププレート1bの前方に形成された第2の加熱領域W2及び第3の加熱領域W3とから構成されている。
トッププレート1bの下方には、トッププレート1b上に載置された被加熱物H1を誘導加熱する第1の加熱コイル2が配置されている。第1の加熱コイル2は、トッププレート1bに形成された加熱領域Wに対応するように、筐体1a内に配置されている。なお、本実施の形態においては、トッププレート1b上に形成された3つの加熱領域Wのそれぞれに対応するように、3つの第1の加熱コイル2が配置されている構成について説明する。
トッププレート1bの下方に配置された第1の加熱コイル2の下方には、肉や魚などの調理物を収容したグリル皿などの被加熱物H2が載置される調理庫3が配置されている。
調理庫3は、本体1の前面側に開口部3aが形成された調理庫本体3bと、調理庫本体3bの開口部3aを開閉自在に覆う扉部3cと、扉部3cを本体1に取り付けるレール部3dと、から構成されている。
調理庫本体3bは、本体1の前面側に開口部3aが形成された箱状に形成されている。また、レール部3dは、本体1の前後方向に対して摺動自在に取り付けられており、このレール部3dに扉部3cが取り付けられることで、扉部3cが調理庫本体3bの開口部3aを開閉自在に覆うように構成されている。また、肉や魚などの調理物を収容したグリル皿などの被加熱物H2は、調理庫本体3bの開口部3aから調理庫本体3bの内部へと投入され、調理庫本体3bの内底面上に載置される。
調理庫3の下方には、調理庫3内に載置された被加熱物H2を誘導加熱する第2の加熱コイル4が配置されている。また、調理庫3の上方には、調理庫3の内部空間を加熱することによって被加熱物H2上に載置された肉や魚などの調理物を加熱するヒータ5が配置されている。
本体1の前面には、使用者が被加熱物H1及び被加熱物H2の加熱条件を選択する選択部6が設けられている。後述する制御部7は、使用者が選択部6を操作して選択した加熱条件に基づいて、第1の加熱コイル2及び第2の加熱コイル4を制御するように構成されている。
本体1の筐体1aには、第1の加熱コイル2及び第2の加熱コイル4を制御する制御部7が内蔵されている。図4及び図5に示すように、制御部7は、第1の加熱領域W1に対応して配置された第1の加熱コイル2及び第2の加熱コイル4を制御する第1の制御手段8と、第2の加熱領域W2に対応して配置された第1の加熱コイル2を制御する第2の制御手段9と、第3の加熱領域W3に対応して配置された第1の加熱コイル2を制御する第3の制御手段10と、から構成されている。また、調理庫3の近傍には、調理庫3内の温度を検知する温度検知部11が配置されている。第1の制御手段8、第2の制御手段9、及び、第3の制御手段10は、使用者が選択部6で選択した加熱条件に基づいて、第1の加熱コイル2及び第2の加熱コイル4を制御するように構成されている。また、第1の制御手段8、第2の制御手段9、及び、第3の制御手段10は、商用電源(図示せず)にから供給された電流から高周波電流を生成し、この高周波電流を第1の加熱コイル2及び第2の加熱コイル4に供給するインバータ回路(図示せず)を有している。また、第1の制御手段8は、第1の加熱領域W1に対応して配置された第1の加熱コイル2及び第2の加熱コイル4のうちの一方を選択し、第1の制御手段8のインバータ回路(図示せず)で生成された高周波電流を供給するためのスイッチング回路(図示せず)を有している。
以上のように構成された加熱調理器について、以下、その動作、作用を説明する。
使用者が調理庫3を使用して肉や魚などの調理物を調理する場合、使用者は、肉や魚などの調理物をグリル皿などの被加熱物H2上に載置し、調理物が載置された被加熱物H2を調理庫3内に載置する。このとき、調理庫本体3bの開口部3aが扉部3cによって閉塞されている状態において、使用者が調理庫本体3bの開口部3aを覆う扉部3cを前方、すなわち、使用者側へと引くことで扉部3cがレール部3dとともに前方へと摺動し、調理庫本体3bの開口部3aが開放される。その後、使用者が調理庫本体3bの開口部3aから調理庫本体3b内へ調理物が載置された被加熱物H2を投入し、扉部3cを後方へと押し下げ、調理庫本体3bの開口部3aを扉部3cによって閉塞することで、調理庫3を使用して肉や魚などの調理物を調理できるようになる。
調理庫3内に肉や魚などの調理物を収容した被加熱物H2が載置された状態において、
使用者は、選択部6を操作し、調理庫3内の被加熱物H2上の調理物を調理するための加熱条件を選択する。ここで、本実施の形態においては、調理庫3内の被加熱物H2上の調理物を調理するための加熱条件として、使用者が第1の調理コースを選択した場合について説明する。また、第1の調理コースとしては、調理庫3内に載置された被加熱物H2の予熱を行う予熱工程と、予熱工程の後に実行され、調理物が載置された被加熱物H2の負荷量を判定する負荷量判定工程と、負荷量判定工程の後に実行される調理工程と、調理工程の後に実行される除煙工程と、を有しているものとする。
図6及び図7に示すように、調理庫3内に肉や魚などの調理物を収容した被加熱物H2が載置された状態において、使用者が調理庫3内の被加熱物H2上の調理物を調理する調理コースとして第1の調理コースを選択した場合、第1の制御手段8は、第1の調理コースに基づき第2の加熱コイル4及びヒータ5を制御する。
第1の制御手段8は、加熱調理器100の消費電力に基づいて、第1の調理コースの予熱工程における第2の加熱コイル4の火力を決定し、第1の調理コースの予熱工程を実行している。
図6に示すように、例えば、加熱調理器100の最大消費電力が5800Wであった場合、第1の制御手段8は、第1の調理コースの予熱工程において、第1の調理コースの予熱工程における最大火力を第2の加熱コイル4の最大火力(例えば、2500W)とし、第2の加熱コイル4の最大火力で所定時間(例えば、60秒)、第2の加熱コイル4を連続で動作させ、被加熱物H2の予熱を行う。その後、第1の制御手段8は、第2の加熱コイル4の最大火力よりも小さな火力(例えば、2000W)に低下させ、第2の加熱コイル4の最大火力よりも小さな火力(例えば、2000W)で所定時間、第2の加熱コイル4を連続で動作させる。
これにより、調理庫3内の調理物が載置された被加熱物H2の負荷量の多少に関わらず、調理庫3内に載置された被加熱物H2の温度を調理物の調理に必要な温度まで早く昇温することができ、第1の調理コースの調理時間を短縮することができる。
ここで、調理庫3内に載置される被加熱物H2としては、表面にフッ素などが塗布されたグリル皿等が使用される。被加熱物H2として、表面にフッ素などが塗布されたグリル皿が使用された場合、グリル皿の温度が250度を超えると、グリル皿の表面に塗布されているフッ素の性能が劣化してしまう場合がある。
そこで、本実施の形態においては、第1の調理コースの予熱工程において、第1の制御手段8は、調理庫3内に載置された被加熱物H2の負荷量の多少に関わらず、調理庫3内に載置された被加熱物H2の温度が250度以下になるように第2の加熱コイル4及びヒータ5を制御している。
これにより、第1の調理コースの予熱工程において、グリル皿などの被加熱物H2の温度が過度に上昇してしまい、被加熱物H2の性能が劣化してしまうことを十分に防止することができる。
また、被加熱物H2の温度を検知する方法としては、被加熱物H2の温度を温度センサ(図示せず)により直接検知してもよく、また、被加熱物H2の熱容量や消費電力などから被加熱物H2の温度を算出してもよい。
本実施の形態においては、第1の制御手段8は、第1の調理コースの予熱工程において、第2の加熱コイル4の最大火力である2500Wで60秒間、第2の加熱コイル4を動
作させ、その後、第2の加熱コイル4の最大火力よりも小さな火力である2000Wで所定時間、第2の加熱コイル4を動作させている。そして、本実施の形態においては、調理庫3内の煙等を調理庫3の外部に排気する排気筒(図示せず)にサーミスタ等の温度センサ(図示せず)を配置し、温度センサ(図示せず)で検知された温度が所定温度(例えば、被加熱物H2上に載置された調理物が魚である場合は90度)以上となった場合、第1の制御手段8は第1の調理コースの予熱工程を終了し、第1の調理コースの負荷量判定工程を実行するように構成されている。また、本実施の形態においては、第1の調理コースの予熱工程において、温度センサ(図示せず)で検知された温度が所定温度に達していない場合であっても、第2の加熱コイル4を最大火力である2500Wで動作させている時間と第2の加熱コイル4を最大火力よりも小さな火力である2000Wで動作させている時間との合計時間が3分間を超えた場合には、第1の制御手段8は第1の調理コースの予熱工程を終了し、第1の調理コースの負荷量判定工程を実行するように構成されている。ここで、第1の調理コースの予熱工程を終了し、第1の調理コースの負荷量判定工程に移行する温度としては、被加熱物H2の温度が250度を超えない温度で移行すればよく、被加熱物H2上に載置された調理物の調理に適した温度となった際に、第1の調理コースの予熱工程を終了し、第1の調理コースの負荷量判定工程に移行すればよい。
これにより、第1の調理コースの予熱工程において、グリル皿などの被加熱物H2の温度が過度に上昇してしまい、被加熱物H2の性能が劣化してしまうことを十分に防止することができる。
ここで、一般的に、被加熱物を誘導加熱する加熱調理器の最大消費電力は5800Wであるが、使用者の使用環境においては、加熱調理器の最大消費電力として5800Wを使用できない場合がある。そこで、本実施の形態の加熱調理器においては、加熱調理器の最大消費電力を5800Wよりも小さな消費電力(例えば、4800W)として使用できるように構成されている。
図7に示すように、例えば、加熱調理器100の消費電力を加熱調理器100の最大消費電力である5800Wよりも小さな消費電力(例えば、4800W)として使用した場合、第1の制御手段8は、第1の調理コースの予熱工程において、第1の調理コースの予熱工程における第2の加熱コイル4の最大火力を第2の加熱コイル4の最大火力(例えば、2500W)よりも小さい火力(例えば、2000W)に制限し、第2の加熱コイル4の最大火力よりも小さい火力(例えば、2000W)で所定時間、第2の加熱コイル4を連続で動作させ、被加熱物H2の予熱を行う。
ここで、図6に示す加熱調理器100の最大消費電力が5800Wである場合と同様に、本実施の形態においては、排気筒(図示せず)に配置した温度センサ(図示せず)で検知された温度が所定温度(例えば、被加熱物H2上に載置された調理物が魚である場合は90度)以上となった場合、第1の制御手段8は第1の調理コースの予熱工程を終了し、第1の調理コースの負荷量判定工程を実行するように構成されている。また、本実施の形態においては、第1の調理コースの予熱工程において、温度センサ(図示せず)で検知された温度が所定温度に達していない場合であっても、第2の加熱コイル4を2000Wで動作させている時間が3分間を超えた場合には、第1の制御手段8は第1の調理コースの予熱工程を終了し、第1の調理コースの負荷量判定工程を実行するように構成されている。
図6及び図7に示すように、第1の制御手段8は、調理庫3内に載置された被加熱物H2の温度が被加熱物H2上の調理物を調理するのに適した温度(例えば、魚の姿焼きの場合は90度)に達すると、第1の調理コースの予熱工程を終了し、第1の調理コースの負荷量判定工程を実行する。負荷量判定工程において、第1の制御手段8は、排気筒(図示
せず)に配置されたサーミスタ等の温度センサ(図示せず)の温度を検知し、その温度が予め定められた温度(例えば、90度から160度)まで上昇する時間から調理物が載置された被加熱物H2の負荷量を判定し、これより後の工程では負荷量によって最適な火力、調理時間で調理を行うように第2の加熱コイル4及びヒータ5を制御している。
ここで、第1の調理コースの実行中に、使用者が第1の加熱領域W1を使用し調理を行うため、調理物が収容された被加熱物H1を第1の加熱領域W1へと載置し、その後、選択部6を操作し、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2の加熱条件を選択する場合がある。
本実施の形態においては、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2と第2の加熱コイル4とを第1の制御手段8で制御しており、第1の制御手段8は、第1の調理コースの予熱工程が実行されている間は、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2の加熱条件の選択を受け付けないようにしている。すなわち、本実施の形態において、第1の制御手段8は、第1の調理コースの予熱工程が実行されている間は、第2の加熱コイル4のみを制御するように構成されている。これにより、第1の調理コースの予熱工程において、第2の加熱コイル4の火力を十分に確保することができ、加熱調理器100の使い勝手を向上することができる。このとき、選択部6の表示部(図示せず)に第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2が使用できないことを表示するようにしてもよい。これにより、第1の調理コースの予熱工程の実行中に第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2が使用できないことを使用者に報知することができ、加熱調理器100の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施の形態において、第1の制御手段8は、第1の調理コースの予熱工程以降の工程、すなわち、第1の調理コースの負荷量判定工程以降の工程が実行されている間は、負荷量判定工程における第2の加熱コイル4の最大火力と、実行中の工程における第2の加熱コイル4の火力との差よりも小さい火力で第1の加熱コイル2を動作させることができるように構成している。
すなわち、図6及び図7に示すように、例えば、第1の調理コースの負荷量判定工程では最大火力を1500Wとし、第2の加熱コイル4を動作させている。第2の加熱コイル4の最大火力1500Wとして第1の調理コースの負荷量判定工程を実行している状態において、使用者が第1の加熱領域W1を使用し調理を行うため、調理物が収容された被加熱物H1を第1の加熱領域W1へと載置し、選択部6にて第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2の加熱条件を選択すると、第1の制御手段8は、第1の調理コースの負荷量判定工程における第2の加熱コイル4の最大火力である1500Wと、実行中である負荷量判定工程における第2の加熱コイル4の火力よりも小さい火力で第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2を動作させるように制御する。
すなわち、第1の調理コースの負荷量判定工程において、第1の制御手段8は、第2の加熱コイル4の最大火力を1500Wとし、第2の加熱コイル4を16秒周期の中で7秒間オン状態とするデューティ制御が実施している。この場合、実行中の負荷量判定工程における第2の加熱コイル4の火力=1500W×7/16となり、実行中の負荷量判定工程における第2の加熱コイル4の火力は約656Wとなる。第1の制御手段8は、第1の調理コースの負荷量判定工程の実行中に第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2を動作させる場合、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2の出力が第2の加熱コイル4の最大火力である1500Wから実行中の負荷量判定工程における第2の加熱コイル4の火力は約656Wを引いた火力、すなわち、第1の加熱コイル2の出力=1500W−656W=844Wよりも小さい火力となるように、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2を制御している。第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コ
イル2は最大火力1500Wの16秒周期で8秒オン状態となるデューティ制御となり、平均火力が750Wの火力となる。ここで、第1の調理コースの負荷量判定工程における第2の加熱コイル4の動作時間と第1の調理コースの負荷量判定工程中の第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2の動作時間との差、すなわち、1秒間は、インバータ(図示せず)の切り替え時間として確保されている。
これにより、第1の調理コースの負荷量判定工程以降の工程において、第2の加熱コイル4の火力を十分に確保することができるとともに、第1の加熱コイル2と第2の加熱コイル4とを同時に使用でき、加熱調理器100の使い勝手を向上することができる。
なお、本実施の形態においては、第1の調理コースの負荷量判定工程の実行中に、使用者が第1の加熱領域W1を使用し調理を行うために、調理物が収容された被加熱物H1を第1の加熱領域W1へと載置し、選択部6にて、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2の加熱条件を選択した場合について説明したが、第1の調理コースの調理工程中に使用者が第1の加熱領域W1を使用し調理を行うために、調理物が収容された被加熱物H1を第1の加熱領域W1へと載置し、選択部6にて、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2の加熱条件を選択した場合についても、上述した第1の調理コースの負荷量判定工程の実行中と同様に第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2の火力を制御することで、第1の加熱コイル2を動作させることができる。
(実施の形態2)
本発明の加熱調理器の実施の形態2について、図8を用いて説明する。なお、上述した実施の形態1と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
図8は、本発明の実施の形態2における第2の調理コースが実行された際の第2の加熱コイルの出力変化及び調理庫内の温度変化を示す図である。
なお、本実施の形態における第2の調理コースとは、第2の加熱コイル4が動作される前に、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2が動作されている際に選択される調理コースである。
第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2が動作され、第1の加熱領域W1での調理が実行されている状態において、使用者が調理庫3を使用した調理を行うため、調理物が収容された被加熱物H2を調理庫3内に載置し、その後、選択部6を操作し、第2の加熱コイル4の加熱条件を選択する場合がある。この場合、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2の動作を停止することができないため、調理庫3内の予熱を行う予熱工程において、第2の加熱コイル4を最大火力で動作させることができない。
そこで、本実施の形態においては、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2が動作中に、使用者が調理庫3を使用した調理を行うため、調理物が収容された被加熱物H2を調理庫3内に載置し、第2の加熱コイル4の加熱条件を選択部6で選択した場合、第1の制御手段8は、第2の調理コースに基づき、第1の加熱コイル2及び第2の加熱コイル4を制御する。すなわち、第2の調理コースにおいて、第1の制御手段8は、第1の加熱コイル2の火力が第2の加熱コイル4の最大火力と第2の調理コースの予熱工程における第2の加熱コイルの火力との差よりも小さい火力となるように、第1の加熱コイル2の火力を制御する。
具体的には、第2の調理コースの予熱工程において、第1の制御手段8は、第2の加熱コイル4の火力が第2の加熱コイル4の最大火力(例えば、2500W)よりも小さい火力(例えば、1500W)となるように第2の加熱コイル4を制御している。このとき、
第2の加熱コイル4が使用されることになるため、第1の制御手段8は、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2を16秒周期の中で8秒間、1500Wでオン状態とするデューティ制御とし、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2の火力を750Wとするとともに、第2の加熱コイル4を16秒周期の中で7秒間、1500Wでオン状態とするデューティ制御とし、第2の加熱コイル4の火力を平均656Wとする。そして、第2の調理コースの予熱工程においては、排気筒(図示せず)に配置した温度センサ(図示せず)で検知された温度が第1の調理コースの予熱工程で検知された温度(例えば、90度)よりも低い温度(例えば、75度)に達した際に、第2の調理コースの予熱工程を終了し、第2の調理コースの負荷量判定工程へと移行する。第2の調理コースの負荷量判定工程では、排気筒(図示せず)に配置されたサーミスタ等の温度センサ(図示せず)で検知された温度が予め定められた温度(例えば、75度から140度)まで上昇する時間によって、調理物が載置された被加熱物H2の負荷量を判定する。なお、第2の調理コースでは、調理庫3を使用した調理の予熱工程の火力が第1の調理コースの予熱工程の火力よりも小さくなるため、第1の調理コースに比べ調理時間が長くなるが、調理庫3を使用した調理が可能となる。
以上、本発明の実施の形態1及び実施の形態2の加熱調理器について説明したが、本発明の加熱調理器は、上述した実施の形態1及び実施の形態2に限定されるものではない。
例えば、本発明の実施の形態1及び実施の形態2においては、第1の加熱領域W1に対応した第1の加熱コイル2と第2の加熱コイル4との制御手段を共通とした構成について説明したが、第2の加熱領域W2に対応する第1の加熱コイル2、または、第3の加熱領域W3に対応する第1の加熱コイル2と、第2の加熱コイル4とを共通の制御手段で制御するように構成してもよい。この場合においても、上述した実施の形態1及び実施の形態2と同様に、第1の調理コースの予熱工程において、第2の加熱コイル4の火力を十分に確保することができるとともに、第1の調理コースの予熱工程よりも後の工程において、第2の加熱コイル4の火力を十分に確保することができ、第2の加熱領域W2または第3の加熱領域W3に対応した第1の加熱コイル2と、第2の加熱コイル4とを同時に使用でき、加熱調理器100の使い勝手を向上することができる。
本発明の加熱調理器によれば、トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する第1の加熱コイルと調理室に載置された被加熱物を誘導加熱する第2の加熱コイルとが同時に使用される場合において、第2の加熱コイルの火力を十分に確保できるとともに、第1の加熱コイルと第2の加熱コイルとを同時に使用でき、使い勝手のよい加熱調理器を提供することが可能となるので、家庭用及び業務用加熱調理器の分野・用途に好適に適用することができる。
1 本体
1a 筐体
1b トッププレート
2 第1の加熱コイル
3 調理庫
3a 開口部
3b 調理庫本体
3c 扉部
3d レール部
4 第2の加熱コイル
5 ヒータ
6 選択部
7 制御部
8 第1の制御手段
9 第2の制御手段
10 第3の制御手段
11 温度検知部
100 加熱調理器

Claims (4)

  1. 被加熱物が載置されるトッププレートを有する本体と、
    前記トッププレートの下方に配置されており、前記トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する第1の加熱コイルと、
    前記本体に配置された調理庫と、
    前記調理庫の下方に配置されており、前記調理庫内に載置された被加熱物を誘導加熱する第2の加熱コイルと、
    前記トッププレートの下方に前記第1の加熱コイルとは異なった位置に配置されており、前記トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する第3の加熱コイルと、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第1の加熱コイル及び前記第2の加熱コイルを制御する第1の制御手段と、前記第3の加熱コイルを制御する第2の制御手段とを有し、
    前記第1の制御手段は、前記調理庫内に載置された被加熱物の予熱を行う予熱工程を有する第1の調理コースに基づいて前記第2の加熱コイルを制御しており、
    前記第1の制御手段は、前記第1の調理コースの前記予熱工程が実行されている間は前記第2の加熱コイルのみを制御し、前記第1の調理コースの前記予熱工程よりも後の工程が実行されている間は、前記第2の加熱コイルの最大火力と実行中の工程における前記第2の加熱コイルの火力との差よりも小さい火力で前記第1の加熱コイルを動作可能とする、加熱調理器。
  2. 前記第1の調理コースは、前記第1の調理コースの前記予熱工程の後に実行され、前記調理庫内に載置された被加熱物の負荷量を判定する負荷量判定工程を有しており、
    前記第1の制御手段は、前記負荷量判定工程以降の工程が実行されている間は、前記負荷量判定工程における前記第2の加熱コイルの最大火力と実行中の工程における前記第2の加熱コイルの火力との差よりも小さい火力で前記第1の加熱コイルを動作可能とする、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記第1の制御手段は、前記第1の調理コースと、前記調理庫内に載置された被加熱物
    の予熱を行う予熱工程を有する第2の調理コースとに基づいて前記第2の加熱コイルを制御しており、
    前記第1の制御手段は、前記第1の調理コースの前記予熱工程においては、前記第2の加熱コイルの火力が最大火力となるように前記第2の加熱コイルを制御するとともに、前記第2の調理コースの前記予熱工程においては、前記第2の加熱コイルの火力が前記第2の加熱コイルの最大火力よりも小さい火力となるように前記第2の加熱コイルを制御しており、
    前記第1の制御手段は、前記第2の調理コースの前記予熱工程が実行されている間は、前記第2の加熱コイルの最大火力と前記第2の調理コースの前記予熱工程における火力との差よりも小さい火力で第1の加熱コイルを動作可能とする、
    請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記本体の前面に配置された選択部をさらに備え、
    前記第1の加熱コイルは、前記本体の前面に配置された前記選択部に対し、前記第3の加熱コイルよりも後方に配置されている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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