JP6368175B2 - 金属製部品、金属製部品の製造装置、及び金属製部品の製造方法 - Google Patents

金属製部品、金属製部品の製造装置、及び金属製部品の製造方法 Download PDF

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本発明は、金属製部品、金属製部品の製造装置、及び金属製部品の製造方法に関する。
図11に示すように、ショックアブソーバ100は、機械の稼動部の衝撃や振動を吸収し騒音や損傷を軽減する油圧式緩衝器であって、有底筒113と、有底筒113に配された内筒12と、内筒12の内部空間(圧縮室)において進退自在なピストン13と、ピストン13と連結するピストンロッド14と、有底筒113の開口を塞ぐシール部材15と、有底筒113の側面に設けられスプリングSと係合するスプリング係合フランジ114と、を有する。稼動部の衝撃や振動がピストンロッド14に伝達すると、圧縮室においてピストン13が移動する。このピストン13の移動の際、内筒12に充填されたオイルZは、内筒12に形成されたオリフィス12Xを通過する。このようにして、オリフィス12XにおけるオイルZの抵抗が、ピストンロッド14に伝達された衝撃等を緩衝する。このようなショックアブソーバ100は、有底筒113にスプリング係合フランジ114を溶接させたものが多い(例えば、特許文献1)。
特開平11―294513号公報
特許文献1において、有底筒113とスプリング係合フランジ114とからなる金属製部品は、アルミ製であるため軽量であるものの、溶接部分があるため、強度や、溶接工程による製造コストの問題が残る。かかる問題を解決するためには、溶接工程の省略が必要になるが、それに代わる製造方法は未だ確立されていない。
本発明では、溶接工程を省略するとともに、強度が高く、製造が安価な金属製部品を提供する。さらに、本発明では、金属製部品の製造装置や金属製部品の製造方法を提供する。
本発明は、ワークから金属製部品をつくる金属製部品の製造装置であって、前記ワークの押し込みを第1側から行なうパンチと、前記第1側と反対の第2側から前記ワークを受ける受用金型と、前記第1側と交差する第3側から前記ワークを受ける側受用金型と、を備え、前記側受用金型は、前記受用金型によって支持された前記ワークに対する前記パンチの押しつけによって、前記ワークに突起を形成するための突起形成金型機構を有し、前記突起形成金型機構は、前記突起のうち前記第1側を形成する第1金型と、前記突起のうち前記第2側を形成する第2金型と、前記第1金型と前記第2金型に囲まれる空間であって、前記ワークが変形して前記突起が形成される突起用据込空間と、を有し、前記第1金型は、前記突起が形成される前の前記ワークの前記第1側の周面と当接しており、前記第2金型は、前記突起が形成される前の前記ワークの前記第2側の周面と当接しており、前記第1金型と前記第2金型に径方向から保持される前記ワークに対して前記パンチが押し込まれることで、前記ワークの軸方向の途中に前記突起が形成されることを特徴とする。
本発明は、前記受用金型を駆動する受用アクチュエータと、前記パンチを駆動するパンチ用アクチュエータと、前記受用アクチュエータ及び前記パンチ用アクチュエータを制御するアクチュエータ制御機構と、をさらに備え、前記アクチュエータ制御機構によって、前記受用金型は、前記パンチによる前記ワークへの押し込みに追従して、前記ワークを支持しながら前記第2側へ移動することが好ましい。
前記受用金型の前記第2側への移動は、前記パンチによる前記ワークへの押し込みができない状態となる前、または当該状態に行なわれることが好ましい。また、前記受用金型の前記第2側への移動は、前記パンチが前記突起よりも前記第2側に位置する場合に行なわれることが好ましい。さらに、前記受用金型の前記第2側への移動は、前記突起の形成後に行なわれることが好ましい。
本発明の前記パンチ用アクチュエータは、前記ワークに対する前記パンチの押しつけを、前記パンチによる前記ワークへの押し込みができない状態となる前、または当該状態にて一旦停止するとともに、前記ワークに対する前記パンチの再度の押しつけは、前記突起形成金型機構を退避した後に行なうことを特徴とする。
本発明は、ワークへの押し込みを第1側から行なうパンチと、前記第1側と反対の第2側から前記ワークを受ける受用金型と、前記第1側と交差する第3側から前記ワークを受ける側受用金型と、を備え、前記側受用金型は、前記受用金型によって支持された前記ワークに対する前記パンチの押しつけによって、前記ワークに突起を形成するための突起形成金型機構と、前記突起形成金型機構よりも前記第2側に配され、側支持面を用いて前記ワークを第3側から支持する支持機構と、を有し、前記側支持面によって形成される空間の幅 は、前記第1側から前記第2側に向かって等しいことを特徴とする金属製部品の製造装置である。
本発明は、上記の金属製部品の製造装置を用いて前記ワークから金属製部品を作る金属製部品の製造方法であって、前記第1金型が前記ワークの前記第1側の周面と当接すると共に、前記第2金型が前記ワークの前記第2側の周面と当接するように前記ワークをセットして、前記ワークが前記第1金型と前記第2金型に径方向から保持されるようにするワークセット工程と、前記セットされた前記ワークに前記パンチが押し込まれることで、前記ワークの軸方向の途中に前記突起が形成される突起形成工程と、を備えることを特徴とする。

本発明によれば、溶接工程を省略するとともに、強度が高く、製造が安価な金属製部品を提供することができる。
(A)は、金属製部品の天面図である。(B)は、金属製部品のIa−Ia線断面図である。 (A)は、ショックアブソーバの断面図である。(B)ショックアブソーバの底部を拡大した断面図である。 金属製部品の製造装置の概要を示す断面図である。 金属製部品の製造装置の概要を示す断面図である。 金属製部品の製造装置の概要を示す断面図である。 金属製部品の製造装置の概要を示す断面図である。 金属製部品の製造装置の概要を示す断面図である。 本発明の比較例に相当する金属製部品の製造装置の断面図である。 金属製部品の製造装置の変形例の概要を示す断面図である。 金属製部品の製造装置の変形例の概要を示す断面図である。 金属製部品の製造装置の変形例の概要を示す断面図である。 (A)は、従来のショックアブソーバの断面図である。(B)は、従来のショックアブソーバの底部を拡大した断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、金属製部品2は、一方側が開口し他方側が閉塞する有底筒3と、有底筒3の側面に形成された突起4と、備える。突起4は、有底筒3の長さ方向において底部3Bと開口3Xとの間に位置する。有底筒3と突起4とは、溶接などによって互いに接合されたものではなく、一体となっている。金属製部品2は、鉄、鋼、合金鋼の他、非鉄金属(アルミニウム合金等)から形成される。
有底筒3は、まっすぐに形成されている。すなわち、有底筒3の外径R1及び内径R2は、有底筒3の長さ方向においてほぼ一定である。また、内径R2の精度が、0.1mm 以下であることが好ましい。さらに、有底筒3の底部3Bには、内径漸減部3Cが形成されることが好ましい。内径漸減部3Cの形成によって、底部3B近傍の内径R2は、一方側から他方側へ向かうに従って小さくなる。
図2に示すように、ショックアブソーバ10は、機械の稼動部の衝撃や振動を吸収し騒音や損傷を軽減するものであって、金属製部品2と、金属製部品2の有底筒3に配された内筒12と、内筒12の内部空間(圧縮室)において進退自在なピストン13と、ピストン13と連結するピストンロッド14と、有底筒3の開口3Xを塞ぐシール部材15と、を有する。金属製部品2の突起4は、スプリングSと係合するスプリング係合フランジとして機能する。
稼動部の衝撃や振動がピストンロッド14に伝達すると、圧縮室においてピストン13が移動する。このピストン13の移動の際、内筒12に充填されたオイルZは、内筒12の他方側に形成されたオリフィス12Xを通過する。このようにして、オリフィス12XにおけるオイルZの抵抗が、ピストンロッド14に伝達された衝撃等を緩衝する。このように、ショックアブソーバ10の緩衝性能は、オリフィス12Xの形状や形成位置に強く依存するため、内筒12が当接する底部3Bの形状の精度が非常に重要となる。また、内筒12において底部3のガタツキがあると、騒音などの問題も生じてしまう。このため、有底筒3の底部3Bには、前述した内径漸減部3Cが設けられていることが好ましい。内径漸減部3Cにより、底部3Bに対する内筒12Bの当接が安定するため、ショックアブソーバ10としての所期の性能を奏するとともに、ガタツキに起因する問題(騒音など)を抑制することができる。
図3に示すように、金属製部品の製造装置20は、ワークWに対して所定の鍛造を行なって金属製部品を得るものであり、ワークWへの押し込みを下側(第1側)から行なうパンチ30と、上側(第2側)からワークWを受ける上受用金型40と、横側(第3側)からワークWを受ける側受用金型50と、を備える。パンチ30、上受用金型40及び側受用金型50によって囲まれる空間は、ワークWの収容空間となる。
さらに、側受用金型50は、パンチ30が進退可能な孔が形成されたパンチ進退金型51と、パンチ進退金型51の上側に配され、ワークWに突起を形成するための突起形成金型52と、突起形成金型52よりも上側に配され、側支持面53Aを用いてワークWを横側から支持する側支持金型53と、を有する。突起形成金型52は、下側突起形成金型52Lと、横側突起形成金型52Cと、上側突起形成金型52Uと、を有する。図示しない連結機構によって、下側突起形成金型52Lはパンチ進退金型51及び横側突起形成金型52Cと連結し、上側突起形成金型52Uは側支持金型53と連結している。
金属製部品の製造装置20は、さらに、パンチ30の移動を行なうパンチ用アクチュエータ61と、上受用金型40の移動を行なう受用金型用アクチュエータ62と、側受用金型50の移動を行なう側受用金型用アクチュエータ63と、各アクチュエータ61〜63を駆動する駆動コントローラ80と、を有する。駆動コントローラ80によれば、各金型61〜63は上下方向において独立して移動可能となる。より詳しく言えば、上側突起形成金型52Uは、側受用金型用アクチュエータ63によって、横側突起形成金型52Cから離隔した状態(図3。以下、離隔状態と称する。)と、横側突起形成金型52Cに接した状態(図4。以下、接触状態と称する。)と、の間で移動自在となる。接触状態において、突起形成金型52及びワークWによって囲まれてなる突起用据込空間SKが形成される。また、パンチ30は、パンチ用アクチュエータ61によって、上受用金型40は、受用金型用アクチュエータ62によって、それぞれ独立して、上下方向に移動する(図3〜図7)
次に、金属製部品の製造方法について説明する。
図3〜5において、側受用金型用アクチュエータ63は、上側突起形成金型52Uを接触状態へ付勢している。パンチ用アクチュエータ61はパンチ30をワークWへ押し込み、受用金型用アクチュエータ62は、上受用金型40の位置が上下方向に変動しないように、上受用金型40をワークWへ付勢している。すなわち、パンチ用アクチュエータ61による圧力は、受用金型用アクチュエータ62による圧力と等しい。
上側突起形成金型52Uは、横側突起形成金型52Cから離れた離隔状態(図3)から接触状態へとなる(図4)。接触状態の際、ワークWに突起用据込空間SKが臨むため、パンチ30による下側からの押し込みと、上受用金型40による上側からの受け止めによって、半密閉据込が行なわれる(図4〜6)。半密閉据込によって、ワークWから、パンチ30の侵入によって形成された有底筒3(図1)と、ワークWの一部が突起用据込空間SKに充填されてなる突起4(図1)とを有する金属製部品2の前駆体を得ることができる。
図6において、パンチ30による下側からの押し込みと、上受用金型40による上側からの受け止めとを継続して行おうとしても、ワークWの変形ができない状態(以下、変形不可能状態と称する)となる。ここで、上受用金型40を上側に移動してワークWと上受用金型40との間に空隙Yを形成した状態(図8)で、パンチ30による下側からの押し込みを行なおうとすると、突起4(特に根元部分)が破損してしまう。そこで、パンチ30による下側からの押し込みの際、上受用金型40をワークWに接したまま上側へ移動させると、突起4が破損せずに、パンチ30による押し込みが可能となる。このパンチ30の侵入によって有底筒3(図1)の穴をより深くすることができる(図7)。
パンチ30による下側からの押し込みの際、上受用金型40をワークWに接したまま上側へ移動させるためには、例えば、次のように行なう。側受用金型用アクチュエータ63は、接触状態を維持するように上側突起形成金型52Uを付勢する。パンチ用アクチュエータ61はパンチ30をワークWへ押し込む。受用金型用アクチュエータ62は、上受用金型40が上方向へ移動するとともに、上受用金型40をワークWに向けて付勢する。すなわち、パンチ用アクチュエータ61によってワークWにかかる圧力は、受用金型用アクチュエータ62による圧力よりも大きい。
このように、本発明によれば、鍛造によって、有底筒3と突起4とが一体成型された金属製部品2を得るため、有底筒3と突起4との溶接工程を省略することができる。さらに、溶接部などの接合跡が存在しないため、強度が高く、製造が安価な金属製部品を提供することができる。
またさらに、本発明によれば、有底筒3の内径及び外径や、内径漸減部3Cの形状は、パンチ30の形状によって決まる。したがって、金属製部品2は、ショックアブソーバ10の構成部品に適している。
ところで、ワークWから有底筒3の穴を形成するために、パンチ30の押し込み工程を2回に分けて行なうと、押し込み工程の間における誤差によって、わずかな段差が穴に形成されてしまう。本発明によれば、ワークWから有底筒3の穴を形成するために、パンチ30の押し込み工程(特に、図5〜7)を連続して行なうことができるため、有底筒3の穴の内壁面の精度を高くすることができる。したがって、金属製部品2は、ショックアブソーバ10の構成部品に適している。
上記実施形態では、受用金型用アクチュエータ62による上受用金型40の制御の切替えを、変形不可能状態である際に行なったが、本発明はこれに限られない。例えば、この切り替えを変形不可能状態に至る前に行なっても良い。ここで、変形不可能状態としては、例えば、上受用金型40とパンチ30との相対的位置の変化量が所定の閾値より小さい状態やパンチ30の押し込みに対する抵抗が所定の閾値よりも大きい状態としてもよい。
また、金属製部品の製造装置20は、変位計や圧力センサを備えていても良い。そして、駆動コントローラ80は、変位センサや圧力センサからのセンシング信号を読み取り、各センサからの測定値及び所定の閾値に基づいて変形不可能状態であるか否かを判定し、変形不可能状態であると判定した場合には、受用金型用アクチュエータ62による上受用金型40の制御の切替えを行なっても良い。
さらに、受用金型用アクチュエータ62による上受用金型40の制御の切替えタイミングとしては、パンチ40が突起または突起の前駆体よりも上側に位置する場合や、突起またはその前駆体が形成された後としてもよい。ここで、「パンチ40が突起またはその前駆体よりも上側に位置する」とは、パンチ40の上端が突起またはその前駆体よりも上側に位置する場合や、パンチ40の上端が下側突起形成金型52Lの上端よりも上側に位置する場合を含む。また、「突起またはその前駆体が形成された後」としては、据込空間SKの全体にワークWの変形部分が充填された後や、据込空間SKの一部分にワークWの変形部分が充填された後を含む。
なお、本発明においては、突起の前駆体の成型と開口部分の成型とのいずれを優先されてもよいが、突起の前駆体の成型が、開口部分の成型よりも優先されることが好ましい(図5〜6参照)。
上記実施形態では、断面が円形の有底筒3としたが、本発明はこれに限られず、断面が楕円や多角形の有底筒であってもよい。
上記実施形態では、横側突起形成金型52Cを用いたが、本発明はこれに限られず、側突起形成金型52Cは省略しても良い。この場合には、上側突起形成金型52Uは、側受用金型用アクチュエータ63によって、離隔状態(図3)と、横側突起形成金型52Cに近接した状態(以下、近接状態と称する。)と、の間で移動自在とすればよい。また、近接状態における横側突起形成金型52Cと上側突起形成金型52Uとの間隔は、成型しようとする突起の形状に応じて設定すればよい。
なお、次のようにして、金属製部品を製造してもよい。
図9A〜9Bに示すように、金属製部品の製造装置22は、パンチ30と、上受用金型40と、側受用金型50と、パンチ用アクチュエータ61と、駆動コントローラ80と、を備える。上受用金型40は、ワークWを収容する収容孔40Xが形成されたものであり、図3における上受用金型40、上側突起形成金型52U及び側支持金型53が一体となったものと同等の機能を有する。また、上受用金型40は、パンチ30の押し込みに抗するように製造室の壁や床に固定されている。側受用金型50は、パンチ進退金型51と、突起形成金型52とを有する。突起形成金型52は、横側突起形成金型52Cと、下側突起形成金型52Lとを有する。
ワークWを収容孔40Xへ配置した後、上受用金型40は、側受用金型50に固定される(図9A)。その後、パンチ用アクチュエータ61の駆動によって、パンチ30がワークを押し込む(図9B)。このパンチ30による下側からの押し込みと、上受用金型40による上側からの受け止めによって、半密閉据込が行なわれる。その後、ワークW、上受用金型40及びパンチ30を一体のまま上下反転した後、すなわち側受用金型50を上受用金型40から退避した後、再び、パンチ30をワークWに向けて押し込む(図10)。こうして、金属製部品を製造することができる。
尚、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
2 金属製部品
3 有底筒
3B 底部
3C 内径漸減部
4 突起
10 ショックアブソーバ
12 内筒
13 ピストン
14 ピストンロッド
15 シール部材
20 金属製部品の製造装置
30 パンチ
40 上受用金型
50 側受用金型
51 パンチ進退金型
52 突起形成金型
52C 横側突起形成金型
52L 下側突起形成金型
52U 上側突起形成金型
53 側支持金型
53A 側支持面
61 パンチ用アクチュエータ
62 受用金型用アクチュエータ
63 側受用金型用アクチュエータ
80 駆動コントローラ
100 ショックアブソーバ
113 有底筒
114 スプリング係合フランジ
R1 外径
R2 内径
S スプリング
SK 据込空間
W ワーク
Z オイル

Claims (6)

  1. ワークから金属製部品をつくる金属製部品の製造装置であって、
    前記ワークの押し込みを第1側から行なうパンチと、
    前記第1側と反対の第2側から前記ワークを受ける受用金型と、
    前記第1側と交差する第3側から前記ワークを受ける側受用金型と、を備え、
    前記側受用金型は、
    前記受用金型によって支持された前記ワークに対する前記パンチの押しつけによって、前記ワークに突起を形成するための突起形成金型機構を有し、
    前記突起形成金型機構は、
    前記突起のうち前記第1側を形成する第1金型と、
    前記突起のうち前記第2側を形成する第2金型と、
    前記第1金型と前記第2金型に囲まれる空間であって、前記ワークが変形して前記突起が形成される突起用据込空間と、を有し、
    前記第1金型は、前記突起が形成される前の前記ワークの前記第1側の周面と当接しており、
    前記第2金型は、前記突起が形成される前の前記ワークの前記第2側の周面と当接しており、
    前記第1金型と前記第2金型に径方向から保持される前記ワークに対して前記パンチが押し込まれることで、前記ワークの軸方向の途中に前記突起が形成されることを特徴とする、
    金属製部品の製造装置。
  2. 前記受用金型を駆動する受用アクチュエータと、
    前記パンチを駆動するパンチ用アクチュエータと、
    前記受用アクチュエータ及び前記パンチ用アクチュエータを制御するアクチュエータ制御機構と、をさらに備え、
    前記アクチュエータ制御機構によって、前記受用金型は、前記パンチによる前記ワークへの押し込みに追従して、前記ワークを支持しながら前記第2側へ移動することを特徴とする請求項1に記載の金属製部品の製造装置。
  3. 前記受用金型の前記第2側への移動は、前記パンチによる前記ワークへの押し込みができない状態となる前、または当該状態に行なわれることを特徴とする請求項2に記載の金属製部品の製造装置。
  4. 前記受用金型の前記第2側への移動は、前記パンチが前記突起よりも前記第2側に位置する場合に行なわれることを特徴とする請求項2または3に記載の金属製部品の製造装置。
  5. 前記パンチ用アクチュエータは、前記ワークに対する前記パンチの押しつけを、前記パンチによる前記ワークへの押し込みができない状態となる前、または当該状態にて一旦停止するとともに、前記ワークに対する前記パンチの再度の押しつけは、前記突起形成金型機構を退避した後に行なうことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載金属製部品の製造装置。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか1項記載の金属製部品の製造装置を用いて前記ワークから金属製部品を作る金属製部品の製造方法であって、
    前記第1金型が前記ワークの前記第1側の周面と当接すると共に、前記第2金型が前記ワークの前記第2側の周面と当接するように前記ワークをセットして、前記ワークが前記第1金型と前記第2金型に径方向から保持されるようにするワークセット工程と、
    前記セットされた前記ワークに前記パンチが押し込まれることで、前記ワークの軸方向の途中に前記突起が形成される突起形成工程と、
    を備えることを特徴とする、
    金属製部品の製造方法。
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