JP6362598B2 - ブランク、セキュリティキー、施錠システム、および製造方法 - Google Patents

ブランク、セキュリティキー、施錠システム、および製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、独立請求項の導入部に従った、ブランク、セキュリティキー、およびセキュリティキーと割当てられたシリンダーとを有する施錠システム、ならびにブランクからセキュリティキーを製造するための方法に関する。
施錠技術については、第1に、キーの無断複製をますますよい手段で防止し、またはそれをより困難にすること、および他方では、キーの可能な順列の数を増加させ、ひいては施錠システムのセキュリティも高めること、という基本的な課題が存在する。
セキュリティターンキーを有する施錠システムが、最も近い従来技術であるEP1 185 755から公知であり、それはキー先端に、コーディングされた阻止深さを有する水平の阻止溝を含んでいる。十分に深くない阻止溝を有するキーの完全な挿入を防止する、標準コーディングピン(コーディングタンブラーピン)および伸張標準阻止カウンターピンからなる阻止タンブラーピン対が、割当てられたシリンダーにおいて最も後ろのコーディング位置に取付けられる。この阻止溝コーディングは、高い順列容量をもたらす。しかしながら、そのような水平の阻止溝は依然として、コピーまたは複製がそれほど難しくはない。
したがって、この発明の目的は、定義およびコピーが難しく、かつより高い順列容量をさらに可能にする形状による、キーおよびブランクのための追加のセキュリティ機能、改良された複製予防により、公知のシステムの、特にEP1 185 755に従った公知の阻止コードシステムの特性を著しく改良する、ブランク、セキュリティキーを有し、割当てられたシリンダーを有するシステムを提供することである。また、長期間にわたり確実に機能すること、および摩耗に対する頑強性が達成されるはずであり、合理的で安価な連続生産が可能となるはずである。とりわけ、新規の形状はまた、いくつかのコーディング行を有するキー上の追加スペースを必要としないはずである。たった1種類のブランクにより、全市場範囲がカバーされるはずであり、キー加工サービスによるキーの無断複製が防止されるはずである。
この発明によれば、この目的は、特許請求項1に記載のブランク、特許請求項9に記載の割当てられたシリンダーとともに有するセキュリティキー、特許請求項15に記載のセキュリティキーと割当てられたシリンダーとを有する施錠システム、特許請求項16に記載のブランクからそのようなキーを製造するための方法によって達成される。
この新規のブランク阻止コードシステムは、たとえば以前の阻止コードシステムから発出しており、新規の特徴、特性および機能を追加で含み、それらにより、上述の目的は、図面によってもさらに示され説明されるように達成可能である。
これに対し、公知の阻止コードシステムEP1 185 755は、施錠システムであって、施錠設備用のセキュリティターンキーを有し、セキュリティターンキーは、キーSの平坦側に配置された少なくとも3つのコーディング行/ピン行A1、A2、A3を有し、施錠システムはさらに、所与のドリルパターンの位置にあるタンブラーピンおよびカウンターピンからなるタンブラーピン対のピン行を有する割当てられたシリンダーZを有し、キーは、キー先端から少なくともキー上のピン行の第1コーディング位置P1までキー軸xと平行に走る水平の阻止溝BNを含み、阻止溝は、コーディングされた阻止深さB1、B2、B3を有しており、阻止溝BNに対応し、かつ、阻止タンブラーピンBZとしての標準タンブラーピンと、阻止カウンターピンBGとしての伸張カウンターピンとを有するタンブラーピン対が、割当てられたシリンダーにおいて少なくとも最も後ろのコーディング位置P1に設けられ、そのため、阻止溝が十分に深くない場合、阻止カウンターピンBGはシリンダーハウジング10上に立ち、このため、十分に深くない阻止溝を有するキーの完全な挿入がタンブラーピン対によって阻止され、キーの挿入後、阻止カウンターピンBGを有する阻止タンブラーピンBZは位置P1で、シリンダーの回転に対する標準コーディングステップC1、C2、C3、C4を有するコーディングピンとしても適用される、施錠システムを含む。
新規のブランク阻止コードシステムの新規の重要な特徴はとりわけ、新規のブランクが、2つの平行な側溝と、それらの間の中央突出部とを含むことである。側溝は、入口領域では高レベルで、第1コーディング領域では低レベルで走っている。キーは、新規のブランクから製造され、入口領域では中央溝から、コーディング領域では中央突出部上のコーディングくぼみから形成される。ブランクの側溝およびキーの中央溝は、新規の複合ブランク阻止コード溝をもたらす。シリンダーでは、形状が側溝および中央溝に対応する側肩部を有する新規の特殊タンブラーピンが、キーに割当てられ、そのため、特殊タンブラーピンにより、入口領域における追加の挿入阻止、およびコーディング領域における追加の回転阻止が形成される。これにより、施錠システムのセキュリティが著しく高まり、偽造および無断キーコピーが防止される。
これらの新規の特徴は、EP1 185 755の公知のシステムから導き出すことができない。その単純な水平の阻止溝BNは、標準コーディングピンに対応しており、それは沈下しておらず、また、阻止タンブラーピンBZはコーディング行の標準コーディングピンである。さらに、高レベルから低レベルまで沈下した2つの側溝;コーディングくぼみを有する、ブランクおよびキー上の中央突出部;キー上の側溝および中央溝に対応する追加の側肩部を有する、シリンダーにおける特殊タンブラーピンが存在していない。EP1 185 755によれば、追加の挿入阻止および追加の回転阻止は不可能である。
独立請求項に記載のこの発明は、所望の用途に従った所望の特性のさらなる改良および最適化を有する、異なる有利なさらなる実施形態変形例を可能にし、たとえば、RB溝の幅広化、沈下した中央突出部、標準コーディングステップとは異なるRBコーディングステップ、および/または非垂直ピン行のための追加の側部溝という追加の特徴を有する。
従属特許請求項は、施錠システムのセキュリティ、ブランク、キーおよびシリンダーの複製セキュリティに関して、長いサービス寿命に関して、合理的な製造および信頼できるサービス、ならびにより多い数の順列に関してさらなる利点を可能にする、この発明の有利なさらなる展開に関する。
この発明を、実施形態の例および図によって、以下により詳細に説明する。
2つの垂直の側溝と、中央突出部とを有する、この発明に従ったブランク、およびそれらのレベルを概略的に示す図である。 ピン行の中央平面を通る長手方向断面図である。 キー先端の入口領域を通る断面図である。 第1コーディング位置のコーディング領域における図である。 側溝の内壁が傾斜したブランクの図である。 入口領域を通る断面図である。 コーディング領域における図である。 2つの側溝と、中央突出部の領域における中央溝とを有する、この発明に従ったキーの図である。 高レベルおよび低レベルにある、側溝、中央突出部および中央溝を有する、長手方向断面図である。 側溝、中央溝、および、側肩部と中央部とを有する割当てられた特殊タンブラーピン、ならびに、コーディング用のミリングカッターを有する、入口領域における断面図である。 コーディング領域の第1コーディング位置における図である。 第2コーディング位置における図である。 コーディング行の標準コーディングピン、および標準コーディングくぼみの図である。 幅広のRB溝および幅広の特殊RBタンブラーピンを有する一例の図である。 側溝と中央突出部と中央溝とを有するキーを有し、カウンターピンと側肩部を有する特殊タンブラーピンとを有する割当てられたシリンダーを有する、この発明に従った施錠システムの図である。 長手方向断面図である。 入口領域における断面図である。 割当てられたシリンダーの特殊タンブラーピンおよびカウンターピンを有するキーの断面図である。 挿入阻止の機能を有する入口領域における図である。 回転阻止の機能を有するコーディング領域における図である。 コーディング行の標準コーディングピンを有するコーディング領域における図である。 第1コーディング位置における、偽造キー、およびシリンダーの特殊タンブラーピンの図である。 キー上での、入口領域およびコーディング領域における異なるコーディングステップおよび溝形状の図である。 以前の阻止溝を有する以前のキー上での標準コーディングステップの図である。 新規の組合されたRB溝を有する新規のキー上での標準コーディングステップの図である。 新規のRBコーディングステップの図である。 RBタンブラーピンを有する幅広のRB溝の一例を示す図である。 側溝と中央突出部と側部溝とを有する、傾斜したコーディング行を有するブランクの一例の断面図である。 ブランク、および、側溝と中央突出部と側部溝とを生成するためのミリングカッターの平面図である。 ブランクの斜視図である。 ブランクから製造されるコーディングされたキーの斜視図である。 割当てられた特殊タンブラーピンと、コーディング行の標準タンブラーピンとを有するキーの断面図である。 異なるコーディングを有するキーの上からの図、および斜視図である。 ミリングカッターを用いたブランクおよびキーの製造方法を、異なるステップで示す図である。 特に幅広の中央溝を有するブランクおよびキーのさらに別の例の図である。 割当てられたタンブラーピンを有するシリンダーにおける、RB溝を有するキーの断面図である。 RBタンブラーピンを有するシリンダーにおける同じ位置での間違ったキーの断面図である。 沈下した中央突出部を有するブランクの斜視図である。 5つのコーディング行を有し、コーディングを有するキーの図である。
図1a〜cは、キー軸xと平行に、最初は高レベルN1で走り、次に低レベルN2まで沈下または低下する、2つの垂直の側溝RB−SNと中央突出部RB−Mとを有する、この発明に従ったブランクRを概略的に示す。それにより、7はブランクおよびキーの区域を示し、5はそれらの中央分岐平面を示す。
図1aは、コーディング行Aの中央平面を通る長手方向断面におけるブランクを、このコーディング行Aの標準コーディングピンCod−ZH用のコーディングステップC1〜C4とともに示す。側溝RB−SNは、キーの先端の入口領域RB−Eでは高レベルN1で走り、第1コーディング位置P1、P2のコーディング領域RB−Pでは低レベルN2で走り、第1コーディング位置P1、P2はたとえば、左手または右手ドリルパターンのコーディング位置L11およびR5に対応している。中央突出部RB−Mは、キー表面7の高さで、または沈下した態様ででも、連続的に走ることができる。
最も単純な場合、中央突出部RB−Mは、RB−M(1)として連続的な態様で走り、(たとえば、ディスクミリングカッターによって)沈下した側溝を生成することによってのみ形成される。ブランク上の中央突出部はまた、用途に依存して、コーディング領域RB−PでRB−M(2)として沈下し得る。キーのより単純なコーディングおよびより合理的な製造が、これで達成可能である。これについての製造方法は、たとえば、図13bおよび図16に関して説明される。
図1bは、高レベルN1の側溝を有するキー先端の入口領域RB−Eを通る断面を示す。
図1cは、コーディング領域RB−Pにおける、より深いレベルN2の沈下した側溝、および(それほど深くない)沈下した中央突出部RB−M(2)も示す。
図1cはまた、RB溝全体、側溝および中央突出部の幅、すなわちbg、bnおよびbmも示す(図3d参照)。
タンブラーピンZHとカウンターピンGZHとを有する割当てられたシリンダーZのための、キーの平坦側に少なくとも2つのコーディング行/ピン行Aiを有するセキュリティキーSを製造するための、この発明に従ったブランクRは、2つの平行な側溝RB−SNと、側溝間の中央突出部RB−Mとを有し、これらは、キー軸xと平行に、かつコーディング行/ピン行Aの中央平面に対して対称的に形成されている。これらの側溝RB−SNは、キー先端の入口領域RB−Eでは高レベルN1で走り、第1コーディング位置P1、P2のコーディング領域RB−Pでは低レベルN2で走っている。側溝RB−SNは、シリンダーの伸張カウンターピンRB−GZHおよび割当てられた特殊タンブラーピンRB−ZHの追加の側肩部RB−ZH−Sに対応するために、好適に形作られており、そのため、側溝RB−SNと側肩部RB−ZH−Sとによって、入口領域RB−Eにおける追加の挿入阻止、およびコーディング領域RB−Pにおける追加の回転阻止が実行可能である。
図2a、図2bは、コーディング行Aの中央平面(ピン平面)に対して傾斜角度Wmを有する、側溝RB−SNの傾斜した内壁11を有するブランクRを示す。この傾斜角度Wmは、たとえば10°〜40°であってもよく、側溝のさらなる形状変形例を可能にしてもよく、また、用途に応じて最適化されてもよい。
図2aは、入口領域RB−Eにおける側溝RB−SNの対応する形状を示し、 図2bは、コーディング領域RB−Pにおける該形状を示す。
ブランク上には、側溝RB−SNと中央突出部RB−Mのみが存在する。複合ブランク阻止コード溝=RB−SN + RB−MNは、コーディングおよびコーディング用のミリングカッターで中央溝RB−MNを製造するまで、キー上に形成されない。
図3a〜dは、2つの側溝RB−SNと、中央突出部RB−M上にまたはその領域に製造された中央溝RB−MNとを有する、この発明に従ったキーSを示す。この例では、コーディング領域RB−Pにおいて、コーディング位置P1はコーディングステップC1で、コーディング位置P2はコーディングステップC2でコーディングされる。
図3aは、キーSを通る長手方向断面を示す。
図3bは、複合RB溝=RM−MN + RB−SNを有する入口領域RB−Eにおける断面を示す。これは、キーSの側溝RB−SNに対応する追加の側肩部RB−ZH−Sを有する、シリンダーにおける割当てられた特殊タンブラーピンRB−ZHに対応している。
また、標準コーディングピンCod−ZHの形状に対応する、標準コーディングCiを(およびRBコーディングも)コーディングするためのコーディングミリングカッター14も図示されている。これによってキーの入口領域において(不法に)製造された阻止溝BNは、(追加の阻止区域Fs(図5および図10参照)を有する)RBタンブラーピンの側肩部RB−ZH−Sによって阻止されるであろう。
図3cは、コーディング領域RB−Pにおける、ここでは最も深いコーディングC1を有するコーディング位置P1での断面を示し、そこでは、側溝RB−SNはレベルN2に位置している。
図3dは、コーディング位置P2での、中央突出部RB−M上に中央溝RB−MNを有するコーディングC2を示す。
側溝RB−SNの幅bnと、中央突出部RB−Mの幅bmとは、互いに整合される。合わせて、総溝幅は、bg=bm+2bnとなる。
これらの幅bnおよびbmは、総溝幅bgの、bn=20〜33%、およびbm=33〜60%の領域に位置していてもよい。
好ましくは、中央突出部の幅bmは、全溝幅bgの少なくとも33%であり、側溝の幅bnは、全溝幅bgの少なくとも20%である。
図3eは、コーディング行Aの標準コーディングピンCod−ZHおよび標準コーディングくぼみCod−Vを示す。
コーディング行AにおけるタンブラーピンZHとカウンターピンGZHとを有する割当てられたシリンダーZのための、キーの平坦側に少なくとも2つのコーディング行/ピン行Aiを有する、この発明に従ったセキュリティキーSは、2つの平行な側溝RB−SNと、側溝間の中央溝RB−MNとを有し、これらは、キー軸xと平行に、かつコーディング行−ピン行Aの中央平面に対して対称的に形成されており、コーディング領域RB−Pにおける中央溝RB−MNの領域において、第1コーディング位置P1、P2に、コーディングくぼみが形成されている。キーは好ましくは、少なくとも3つまたはそれ以上のコーディング行Aiを含む。これらの側溝RB−SNは、キーの先端の入口領域RB−Eでは高レベルN1で走り、第1コーディング位置P1、P2のコーディング領域RB−Pでは低レベルN2まで沈下している。これにより、コーディング領域における追加の順列が生成される。
側溝RB−SNは、シリンダーの伸張カウンターピンRB−GZHおよび割当てられた特殊タンブラーピンRB−ZHの追加の側肩部RB−ZH−Sに対応するために、好適に形作られており、そのため、キーの側溝RB−SNとタンブラーピンRB−ZHの側肩部RB−ZH−Sとを用いて、入口領域RB−Eにおける追加の挿入阻止、またはコーディング領域RB−Pにおける追加の回転阻止が実行可能である。中央突出部RB−Mの領域では、入口領域RB−Eで追加の中央溝RB−MNが生成可能であり、コーディング領域RB−PでP1、P2のコーディングが生成可能である。特殊タンブラーピンRB−ZHは、キー上の第1コーディング位置P1、P2に対応する態様で、シリンダーにおいてピン行Aの最も後ろの位置に配置されなければならない。
図3fは、コーディング行Aの標準コーディングと比較して幅広のRB溝:RB−N(2)を有するキーS(2)というさらに別の例を示す。(側溝RB−SNおよび中央突出部RB−Mまたは中央溝RB−MNを有する)RB溝の幅bg(2)は両側で、コーディング行AのコーディングくぼみCod−Vの幅bcvよりも、ある量bbだけ大きく、すなわち、bg(2)=bcv+2bbである(図12および図17参照)。この幅広化により、特に円筒形のタンブラーピンおよびコーディングについて、機能的信頼性、偽造セキュリティおよびサービス寿命といった特性のさらなる改良が達成可能である。
図4a、図4bは、側溝RB−SNと沈下した中央突出部RB−M(2)と中央溝RB−MNとを有するキーSを有し、ならびに、伸張カウンターピンRB−GZHと側肩部RB−ZH−Sを有する特殊タンブラーピンRB−ZHとを有する割当てられたシリンダーZを有する、この発明に従った施錠システムを、長手方向断面および横断面で示す。入口領域RB−Eにおいて、これらのタンブラーピンは、まずタンブラーピンRB−ZHの中央部RB−ZH−Mにより、加えてその側肩部RB−ZH−Sにより、偽造キーまたは間違ったキーに対する挿入ロックをもたらす。中央溝または側溝の深さが不十分な偽造キーでは、伸張カウンターピンRB−GZHはシリンダーハウジング10上に立ち、このため、偽造キーの完全な挿入が防止される。
同様に、コーディング形状およびコーディング深さが整合しない間違ったキーでは、コーディング領域RB−Pにおいて、特殊タンブラーピンRB−ZHの側肩部RB−ZH−Sおよび/または中央部RB−Mが正しくないコーディングくぼみ内に存在し、このためタンブラーピンRB−ZHがシアライン9を越えてキーの回転を防止することにより、回転阻止が実現される。
施錠システムであって、キーの平坦側に少なくとも2つのコーディング行/ピン行Aiを有するセキュリティキーSを有し、タンブラーピンZHとカウンターピンGZHとを有する割当てられたシリンダーZを有する、この発明に従った施錠システムは、コーディング行Aにおける2つの平行な側溝RB−SNおよび中央溝RB−MNとを有するキーSを含み、これらは、キー軸xと平行に、かつピン行Aの中央平面に対して対称的に形成されており、キーSはまた、中央溝RB−MNの領域において第1コーディング位置P1、P2にあるコーディングくぼみを有する。これらの側溝RB−SNは、キー先端の入口領域RB−Eでは高レベルN1で走り、第1コーディング位置P1、P2のコーディング領域RB−Pでは低レベルN2まで沈下している。シリンダーの最も後ろのコーディング位置P1、P2にある割当てられたシリンダーZは、追加の側肩部RB−ZH−Sを有する特殊タンブラーピンRB−ZHを含む。
タンブラーピンRB−ZHのこれらの側肩部RB−ZH−Sは、それらがキーの側溝RB−SNに対応するように形作られており、第1コーディング位置P1、P2では、タンブラーピンRB−ZHおよびカウンターピンRB−GZHから側肩部RB−ZH−Sまでの長さlsは、シリンダーハウジング10から側溝RB−SNまでの距離dsに対応しており、側肩部RB−ZH−SまでのタンブラーピンRB−ZHの長さlzは、シアライン9から側溝RB−SNまでの距離dzに対応しており、公差領域toを有し、そのため、キーの側溝RB−SNと割当てられた特殊タンブラーピンRB−ZHの側肩部RB−ZH−Sとを用いて、入口領域RB−Eにおける追加の挿入阻止、およびコーディング領域RB−Pにおける追加の回転阻止が実行可能である。これは、側溝RB−SNがない場合、または十分に深くない場合に、入口領域においてカウンターピンRB−GZHがシリンダーハウジング10上に立ち(挿入阻止)、コーディング領域において特殊タンブラーピンRB−ZHがシアライン9を越える(回転阻止)ことによる。
図5〜図8はたとえば、新規のブランク阻止コードシステムの機能をさらに示しており、キーと、割当てられたシリンダーの特殊タンブラーピンRB−ZHおよびカウンターピンRB−GZHとを、断面で示す。
図5は、入口領域RB−Eにおける進入阻止の機能を示す。タンブラーピン対RB−ZH + RB−GZHは、側肩部RB−ZH−Sまでの長さlsを有しており、ここでdsは、シリンダーハウジング10から側溝RB−SNまでの距離を示す。長さlsプラス小さい(たとえば0.05〜0.1mmの)公差領域toは、距離dsに対応しており、このためキーの挿入を可能にする。一方、組合された溝RB−MNおよびRB−SNがない、または十分に深くない、偽造キーの場合、タンブラーピン対RB−ZH + RB−GZHはシリンダーハウジング10上に立ち、このため、偽造キーまたは間違ったキーの挿入を防止するであろう(図4a参照)。
図6は、コーディング領域RB−Pにおける回転阻止の機能を示す。キーは、正確にコーディングされた溝RB−MNおよびRB−SNによって回転可能であり、それらにより、割当てられたタンブラーピンRB−ZHの肩部RB−ZH−Sまでの長さlzはまた、シアライン9からレベルN2の側溝RB−SNまでの距離dzよりも大きくない。そうではない場合、図8に図示するように回転不能である。
図7は、コーディング位置P1、P2での、シアライン9にも対応できる特殊タンブラーピンRB−ZHではなく、ピン行Aの(以前の)標準コーディングピンCod−ZHを示す。しかしながら、この発明によれば、EP1 185 755に記載の以前の阻止コードと同様に、適用されるのは特殊タンブラーピンRB−ZHであって、このピン行Aの標準コーディングピンではない。
図8は、第1コーディング位置P1、P2での偽造(変造)キーSbを示し、それにおいては、標準コーディングくぼみCod−Vにおいて、領域RB−MNにおけるコーディング深さC1は、おそらく正確にコピーされていたであろう(図7に従った以前の標準コーディングピンCod−ZHと整合)。しかしながら、特殊タンブラーピンRB−ZHは、側肩部RB−ZH−SでコーディングくぼみCod−V上に立ち、このため、シアライン9を越え(距離aだけ阻止され)、回転を防止するであろう。正しくないキーSbのコーディング領域RB−PにおけるコーディングステップでのタンブラーピンRB−ZHによる、この追加の回転阻止は、図9および図10にも示される。
図9〜図11は、キー上での、入口領域および第1コーディング位置における異なるコーディングステップCiおよび溝形状、ならびに以前の阻止溝(BN)と新規のRB溝との比較を示す。
入口領域における以前の阻止溝(BN)の阻止区域と比較すると、サイズおよび阻止効果が同じである新規の複合ブランク阻止コードRB溝=RB−MN + RB−SNの阻止区域は、より幅広であり、またそれほど深くない。これにより、位置P1、P2のコーディング用の最も深いコーディングステップC1までのより大きいコーディング深さ領域(たとえば、より多くのコーディングステップ)が利用可能である。または、以前の阻止溝(BN)と同じ深さであると仮定すると、新規のRB溝の阻止区域および阻止効果はしたがって、入口領域RB−Eにおいてより大きい。レベルN1とN2との間の距離dNは、少なくとも1つのコーディングステップdCでなければならない。好ましくは、N2は、最も深いコーディングステップ、ここでは図10および図11のC1に対応している。
図9は、コーディングステップC3よりも下に位置する深さB2を有する以前の阻止溝BNを有する以前のまたは偽造キーSb上での標準コーディングステップC1〜C4を示す。したがって、コーディング位置P1、P2のコーディング用に、C1およびC2という2つのステップしか残らない。
図10は、図9と同じ大きさの阻止区域Fsと、コーディングステップC3の高さと等しい下方深さとを有する、新規のRB溝を示す。したがって、コーディングP1、P2用に、3つのステップC1、C2、C3が残る。
図11は、図9の以前の阻止溝BNと同じ深さ(B2)と、著しくより大きい阻止区域Fsおよび阻止効果とを有する、新規のRB溝を示す。さらに、ここでは、RBコーディングステップC2およびC3は、標準コーディングステップC2およびC3よりも幾分深く設定可能であり、そのため、これにより、P1、P2のコーディング用の3つのステップ、すなわちC1、C2、C3が可能である。コーディング領域におけるRBコーディングステップCiは、割当てられた特殊タンブラーピンRB−ZHの対応して異なる長さを有するものとして、標準タンブラーピンCod−ZH用のコーディング行Aの標準コーディングステップCiよりも高く、またはより深く位置していてもよい。
好ましくは、少なくとも1つのRBコーディングステップCiは、標準コーディングステップCiに対応していなくてもよい。
このため、新規のRB溝で、可能な順列の数および複製セキュリティを著しく増加させることができる。
入口領域RB−Eにおいて以前の阻止溝BNを有し、(コーディング用のミリングカッター14によって生成された)以前の標準コーディングくぼみを有する、以前のまたは偽造キーSbは、図6、図8、図9および図10に示すように、入口領域およびコーディング位置での深さが、RB溝およびRBコーディングを有する正しいキーSと等しい場合でさえ、(RB溝に対応する)特殊タンブラーピンRB−ZHのために、
− 入口領域RB−Eでは、(追加の阻止区域Fsにより)挿入を阻止され、
− コーディング領域におけるコーディング位置P1、P2では、すべてのコーディングステップC1、C2、C3で回転を阻止されるであろう。
キー加工サービスによって、入口領域およびコーディング位置P1、P2で元のキーと同じ深さを有するように、コーディング用のミリングカッターを用いてコピーされたであろう、そのような不正または無断キーコピー(Sb)はしたがって、挿入阻止および回転阻止に直面するであろう。
図12は、円筒形のタンブラーピンを有するコーディング行Aの標準コーディングピンCod−ZHおよびコーディングくぼみCod−Vと比較した、RBタンブラーピンを有する幅広のRB溝のさらに別の例を示す。幅bbに加え、ここでは距離baが示されており、その分だけ、RBタンブラーピンRB−ZHは両側でコーディングくぼみCod−Vを越えており、すなわち、brz(2)=bcv+2baである(図3e、図3fおよび図18も参照)。
図13および図14は、この発明に従ったブランクおよびキーのさらに別の例を示し、ここでは、ピン行Aはz方向に対して15°の傾斜角度Waを有する。
図13a、図13b、図13cは、新規の設定された側溝RB−SNおよび中央突出部RB−Mを有し、追加の側部溝RB−nnを有するブランクRを、異なる図で示す。
図13aは、入口領域RB−Eならびにコーディング領域RB−Pにおける、ピン行Aの傾斜角度Wa、側溝RB−SN、中央突出部RB−M、および側部溝RB−nnを断面で示す。
図13bは、15°回転された(このため、ピン平面Aの方向にある)ブランクの上からの図を示す。
この図はまた、第1に、沈下した中央突出部RB−M(2)が、シリンダーミリングカッター15によってコーディング領域RB−Pに製造可能であり、次に、側溝RB−SNが、ミリングカッター16によって、入口領域RB−EではレベルN1で、コーディング領域RB−PではレベルN2で製造可能であることによる、ブランクの有利で合理的な製造を示す。この例では、側溝RB−SNの垂直の内壁11は、たとえばシリンダーミリングカッター16により、傾斜した内壁11は、円錐ミリングカッターにより加工される(たとえば、図2a、図2b参照)。
図13cは、ブランクを斜視図で示す。
傾斜角度Wa>0を有する傾斜ピン平面(A)を有するブランクまたはキーでは、内側で、好ましくは追加の側部溝RB−nnが側溝RB−SNに隣接可能であり、前記側部溝は、コーディング平面/ピン平面Aに直交する支持面を形成する。これにより、たとえば、ゼロタンブラーピンの導入が可能にされ、または最適化されてもよい。そのようなゼロタンブラーピンは、図14bに示すように、下方コーディング部なしで、幅b0を有する上部のみからなる。
この発明に従った方法では、ブランクRからキーSを製造するために、中央突出部RB−Mから材料を除去することによるブランクRへのコーディングにより、中央溝RB−MNが入口領域RB−Eに製造され、コーディングくぼみCod−Vがコーディング領域RB−Pの第1コーディング位置P1、P2に製造される。それにより、側溝RB−SNが第1に、ブランク上に高レベルN1で製造され、中央突出部RB−Mで低レベルN2で設定される。
次に、組合されたRB溝=RB−SN + RB−MNの第2の部分RB−MNがコーディングで製造され、キーの中央突出部RB−Mへのコーディングが製造される。これは、改良されたコピー予防、およびさらなるセキュリティ機能を可能にする。
沈下しない中央突出部RB−Mを有するブランクは、たとえば、ディスクミリングカッターによって沈下した側溝RB−SNを製造することにより、単純に製造可能である。
好ましくは、ブランク上で、第1に、沈下した中央突出部RB−M(2)が、第1のミリングカッターによってコーディング領域(RB−P)に製造され、次に、側溝RB−SNが、第2のミリングカッターによって、入口領域(RB−E)では高レベル(N1)で、コーディング領域(RB−P)では低レベル(N2)で製造可能である。
4つのコーディング行A1〜A4を有し、ブランクから製造された、コーディングされたキーSを、図14a、図14bに示す。
図14aは、コーディング領域RB−Pにおいて、コーディング位置P1ではコーディングステップC1、コーディング位置P2ではコーディングステップC2を有するキーの斜視図であり、これらは中央突出部RB−M上で合体されている。
図14bは、コーディング領域RB−Pにおけるコーディング位置での割当てられた特殊タンブラーピンRB−ZHと、同じコーディング行の(すなわち、位置P3からの)標準コーディングピンCod−ZHおよび標準コーディングくぼみCod−Vとを有するキーの断面図である。
図15は、幅が両側でbbだけ広く、幅bg(2)=bcv+2bbを有するRB溝を有し、ここでは位置P1でC1、P2でC2、およびP3でC2という、標準コーディングステップとは異なるRBコーディングステップCiを有する、キーのさらに別の例を、上から、および斜視図で示す。
図16は、ミリングカッターを用いた、傾斜ピン平面Aを有するブランクおよびキーの製造方法を、異なるステップで示す。
第1のステップで、コーディング領域RB−Pにおいて、沈下した中央突出部RB−MN(2)をミリングし、ステップで、第1のミリングカッター15によって側部溝RB−nnをミリングし、次にステップで、第2のミリングカッター16によって2つの側溝RB−SNをミリングし、その後ステップで、コーディング用のミリングカッター14によって、コーディング行Aの標準コーディングのコーディング領域RB−P(P1、P2)ならびにさらに別のコーディング位置P3、P4などで、中央溝RB−MNおよびコーディングくぼみをミリングする。
中央突出部RB−M(2)は好ましくは、最大で、最も上のコーディングステップの高さまで沈下され、ここでは最大でC2まで沈下される(図10では最大でC3まで、図11では最大でC3まで沈下される)。
図17〜図19は、シリンダーにおいて垂直のピン行Aを有する、この発明に従ったブランクおよびキーのさらに別の実施形態の例を示す。ここでは、たとえば、中央溝を通るタンブラーピンの最小摩耗での特に良好な誘導のための、幅bmnを有する特に幅広の中央溝RB−MNが、想定される。
図17は、シリンダーにおけるRB溝と、コーディング行A1の割当てられたタンブラーピンとを有するキーの断面を示す。特殊タンブラーピンRB−ZHは、最も深いコーディング位置、たとえばP1:C1に位置しており、そのため、正しいキーはシアライン9で回転可能である。同じコーディング行A1の標準コーディングCod−Vと比較した、RB溝の幅広化は、2bb=bg(2)−bcvである。
図18は、RBタンブラーピンを有するシリンダーにおける同じ位置での間違ったキーSbの断面を示し、間違ったキーSbは、幅広のRB溝RB−SNおよびRB−MNの代わりに、標準コーディングCod−Vを有する。ここで、RBタンブラーピンはすでにキー表面7上に立っており、このため、シアライン9で回転を阻止する。これは、ここでタンブラーピンRB−ZHの幅brzが、標準コーディングくぼみCd−Vの幅bcvよりも、2ba=brz−bcvの量だけ若干大きい(ba)場合でさえ、事実である。これは、カウンターピンのスプリング(図4a参照)が、タンブラーピンRB−ZHを狭いくぼみCod−V内へと強制的に押し込むことができないためである。図17の円筒形のタンブラーピンRB−ZHおよびCod−ZHを有するコーディング行A1とは対照的に、キーはここでは、円錐形のタンブラーピンおよびくぼみCod−V2を有するさらに別のコーディング行A2も有する。
図19a、図19bは、(少なくとも)5つのコーディング行A1〜A5を有し、コーディングを有するブランクRおよびキーSの斜視図を示す。
図19aは、入口領域RB−Eにおいて側溝RB−SNおよび中央突出部RB−Mを有し、コーディング領域RB−Pにおいてコーディング位置P1、P2について沈下している、ブランクRを示す。
図19bは、ブランクから製造されたコーディングされたキーSを示し、RB形状は垂直のピン行A1において合体されている(Wa=0°)。キーはここでは、コーディング領域RB−Pにおいて、中央突出部RB−M上に、以下のコーディングを含む:
− コーディング位置P1でのコーディングステップC2、および
− コーディング位置P2でのコーディングステップC1。
以下の用語は、この説明の枠組内で適用される。
x:キー軸;x、y、z:空間における方向;R:ブランク、キーブランク;S:キー;Sb:以前のキー、間違ったキー;Z:シリンダー;Pi:コーディング位置;Ri、Li:ドリルパターンの右手、左手のコーディング位置;A:コーディング行、ピン行(中央平面);Ci、Ci:コーディングステップ、コーディング;RB:ブランク阻止コード(機能);RB−SN:RB側溝;RB−M:RB中央突出部;RB−MN:S上の中央溝;RB−N:複合RB溝=RB−SN + RB−MN、またはRB−SN + RB−M;RB−nn:側部溝;Cod−V:コーディングくぼみ;Cod−ZH:コーディングピン(標準)、コーディングタンブラーピン;Cod−ZH−M:コーディングピンの中央部(トレース部);RB−ZH:特殊RBタンブラーピン;RB−GZH:RBカウンターピン;RB−ZH + RB−GZH:RBタンブラーピン対;RB−ZH−S:ZH側肩部;RB−ZH−M:ZH中央部(コーディングトレース部)Fs:追加の阻止区域;RB−E:入口領域;RB−P:最も前の位置のコーディング領域(P1、P21/4);ls:RB−ZH−SまでのRB−ZH + RB−GZHの長さ;ds:10からRB−SNまでの距離;lz:RB−ZH−SまでのRB−ZHの長さ;to:公差領域;dz:RB−SNまでの9の距離;dN:N2までのN1の距離;a:ロックアウト距離;dC:1つのコーディングステップ;bm:RB−Mの幅;bn:RB−SNの幅;bg:RB−N=RB−SN + RB−Mの幅;bnn:RB−nnの幅;bg(1)=bcv;bg(2)=bcv+2bb;brz:RB−ZHの幅;bcv:Cod−Vの幅;bcz:Cod−ZHの幅;bb:RB−Nの幅広化、bg(2)=bcv+2bb;ba:brz−bcv=2ba;bmn:RB−MNの幅;b0:ZHの上部の幅;Wm:11の傾斜角度;Wa:Aの傾斜角度;5:Sの中央(分岐)平面;7:Sの表面;9:Zにおけるシアライン;10:シリンダーハウジング;11:RB−SNの内壁;14:コーディング用のミリングカッター;15、16:ブランク用のミリングカッター。

Claims (18)

  1. 伸張カウンターピンによって作用する挿入阻止作用を有する施錠システムの、タンブラーピン(ZH)とカウンターピン(GZH)とを有する割当てられたシリンダー(Z)のためのセキュリティキーを製造するためのブランクRであって、セキュリティキーは、キーの平坦側に少なくとも2つのコーディング行/ピン行(Ai)を有しており、
    − 2つの平行な側溝RB−SNと、側溝間の中央突出部RB−Mとを有し、それらは、キー軸(x)と平行に、かつコーディング行/ピン行(A)の中央平面に対して対称的に形成されていること、
    − 側溝RB−SNおよび中央突出部RB−Mは、キー先端から第1コーディング位置(P1、P2)のコーディング領域(RB−P)まで延びていること、
    − 前記側溝RB−SNは、キー先端の入口領域(RB−E)では高レベル(N1)で走り、第1コーディング位置(P1、P2)のコーディング領域(RB−P)では沈下して低レベル(N2)で走っていること、
    − 側溝RB−SNは、シリンダーの最も後ろのコーディング位置(P1、P2)にある伸張カウンターピンRB−GZHおよび関連付けられた円筒形の特殊タンブラーピンRB−ZHのキー軸(x)に対して長手方向および横方向に延びる追加の側肩部RB−ZH−Sに対応するように形作られていること、
    − そのため、ブランクの側溝RB−SNと関連付けられた特殊タンブラーピンの側肩部RB−ZH−Sとによって、入口領域(RB−E)における伸張カウンターピンRB−GZHによって作用するさらなる挿入阻止、およびコーディング領域(RB−P)におけるさらなる回転阻止が実行可能であること、
    を特徴とする、ブランク。
  2. 中央突出部RB−Mは、コーディング領域(RB−P)では低レベル(RB−M(2))まで沈下していることを特徴とする、請求項1に記載のブランク。
  3. 側溝RB−SNおよび中央突出部RB−Mの全幅bg(2)は両側で、コーディング行(A)のコーディングくぼみ(Cod−V)の幅(bcv)よりも、ある量(bb)だけ大きく、すなわちbg(2)=bcv+2bbであることを特徴とする、請求項1または2に記載のブランク。
  4. 中央突出部RB−Mの幅(bm)は、全溝幅(bg)の少なくとも33%であることを特徴とする、求項1〜3いずれか1項に記載のブランク。
  5. 側溝RB−SNの幅(bn)は、全溝幅(bg)の少なくとも20%であることを特徴とする、求項1〜4いずれか1項に記載のブランク。
  6. 側溝RB−SNの内壁(11)は、コーディング行(A)の中心平面に対して角度Wmで傾斜していることを特徴とする、求項1〜5いずれか1項に記載のブランク。
  7. 角度Wmは10°〜40°であることを特徴とする、請求項6に記載のブランク。
  8. 傾斜角度Wa>0を有する傾斜ピン平面(A)では、内側で、追加の側部溝RB−nnが側溝RB−SNに隣接しており、前記側部溝は、コーディング行(A)の中心平面に直交する支持面を形成することを特徴とする、求項1〜7いずれか1項に記載のブランク。
  9. 伸張カウンターピンによって作用する挿入阻止作用を有する施錠システムの、タンブラーピン(ZH)とカウンターピン(GZH)とを有する割当てられたシリンダー(Z)のためのセキュリティキーであって、セキュリティキーは、キーの平坦側に少なくとも2つのコーディング行/ピン行(Ai)を有しており、
    − 2つの平行な側溝RB−SNと、側溝間の中央溝RB−MNおよび中央突出部RB−Mとを有し、これらは、キー軸(x)と平行に、かつコーディング行/ピン行(A)の中央平面に対して対称的に形成されていること、
    − 側溝RB−SNおよび中央溝RB−MNおよび中央突出部RB−Mは、キー先端から第1コーディング位置(P1、P2)のコーディング領域(RB−P)まで延びていること、
    − コーディング領域RB−Pにおける中央溝RB−MNの領域において、第1コーディング位置(P1、P2)に、コーディングくぼみが形成されていること、
    − 側溝RB−SNは、キー先端の入口領域(RB−E)では高レベル(N1)で走り、第1コーディング位置(P1、P2)のコーディング領域(RB−P)では沈下して低レベル(N2)で走っていること、
    − 側溝RB−SNは、シリンダーの最も後ろのコーディング位置(P1、P2)にある伸張カウンターピンRB−GZHおよび関連付けられた円筒形の特殊タンブラーピンRB−ZHのキー軸(x)に対して長手方向および横方向に延びる追加の側肩部RB−ZH−Sに対応するように形作られていること、
    − そのため、キーの側溝RB−SNと関連付けられた特殊タンブラーピンRB−ZHの側肩部RB−ZH−Sとによって、入口領域(RB−E)における伸張カウンターピンRB−GZHによって作用するさらなる挿入阻止、およびコーディング領域(RB−P)におけるさらなる回転阻止が実行可能であること、
    を特徴とする、セキュリティキー。
  10. 第1コーディング位置(P1、P2)のコーディングくぼみは、沈下した中央突出部RB−M(2)上に形成されることを特徴とする、請求項9に記載のキー。
  11. 側溝RB−SNおよび中央溝RB−MNの全幅bg(2)は両側で、コーディング行(A)のコーディングくぼみ(Cod−V)の幅(bcv)よりも、ある量(bb)だけ大きく、すなわちbg(2)=bcv+2bbであることを特徴とする、請求項9または10に記載のキー。
  12. 傾斜角度Wa>0を有する傾斜したコーディング行(A)の中心平面では、内側で、追加の側部溝RB−nnが側溝RB−SNに隣接しており、前記側部溝は、コーディング行(A)の中心平面に直交する支持面を形成することを特徴とする、請求項9〜11のうちの1項に記載のキー。
  13. コーディング領域におけるRBコーディングステップ深さCiは、割当てられたタンブラーピンRB−ZHの対応して異なる長さを有するものとして、コーディング行(A)の標準コーディングステップ深さ(Ci)よりも高く、またはより深く位置していることを特徴とする、請求項9〜12のうちの1項に記載のキー。
  14. 高レベル(N1)と低レベル(N2)との間の距離(dN)は、少なくとも1つのコーディングステップ長さ(dC)であることを特徴とする、請求項9〜13のうちの1項に記載のキー。
  15. 施錠システムであって、
    セキュリティキー(S)を有し、セキュリティキーは、キーの平坦側に少なくとも2つのコーディング行/ピン行(Ai)を有しており、施錠システムはさらに、
    タンブラーピン(ZH)とカウンターピン(GZH)とを有する割当てられたシリンダー(Z)と、
    伸張カウンターピンによって作用する挿入阻止作用とを有し、
    − キー(S)は、キー軸(x)と平行に、かつピン行(A)の中央平面に対して対称的に形成された、2つの平行な側溝RB−SN、中央溝RB−MNおよび中央突出部と、中央溝RB−MNの領域において第1コーディング位置(P1、P2)にあるコーディングくぼみとを有すること、
    − 側溝RB−SN、中央溝RB−MNおよび中央突出部RB−Mは、キー先端から第1コーディング位置(P1、P2)のコーディング領域(RB−P)まで延びていること、
    − 前記側溝RB−SNは、キー先端の入口領域(RB−E)では高レベル(N1)で走り、第1コーディング位置(P1、P2)のコーディング領域(RB−P)では沈下して低レベル(N2)で走っていること、
    − シリンダーの最も後ろのコーディング位置(P1、P2)にある円筒形の特殊タンブラーピンRB−ZHを有する割当てられたシリンダー(Z)では、前記特殊タンブラーピンは、キー軸(x)に対して長手方向および横方向に延びる追加の側肩部RB−ZH−Sを含むこと、
    − 特殊タンブラーピンRB−ZHのこれらの側肩部RB−ZH−Sは、それらがキーの側溝RB−SNに対応するように形作られていること、
    − 入口領域(RB−E)では、側肩部RB−ZH−Sまでの特殊タンブラーピンRB−ZHおよび伸張カウンターピンRB−GZHの長さ(ls)は、シリンダーハウジング(10)から側溝RB−SNまでの距離(ds)に対応すること、
    − 第1コーディング位置(P1、P2)では、側肩部RB−ZH−Sまでの特殊タンブラーピンRB−ZHの長さ(lz)は、シアライン(9)から側溝RB−SNまでの距離(dz)に対応しており、公差領域(to)を有すること、
    − そのため、キーの側溝RB−SNと割当てられた特殊タンブラーピンRB−ZHの側肩部RB−ZH−Sとを用いて、入口領域(RB−E)における伸張カウンターピンRB−GZHによって作用するさらなる挿入阻止、およびコーディング領域(RB−P)におけるさらなる回転阻止が実行可能であること、
    を特徴とする、施錠システム。
  16. 請求項1〜8のうちの1項に記載のブランク(R)から、請求項9〜14のうちの1項に記載のキー(S)を、コーディングによって製造するための方法であって、
    ブランク(R)上で、中央突出部RB−Mでの材料除去により、中央溝RB−MNが入口領域(RB−E)に製造され、コーディングくぼみ(Cod−V)がコーディング領域(RB−P)の第1コーディング位置(P1、P2)に製造されることを特徴とする、方法。
  17. ブランク上で、第1に、沈下した中央突出部RB−M(2)が、第1のミリングカッターによってコーディング領域(RB−P)に製造され、次に、側溝RB−SNが、第2のミリングカッターによって、入口領域(RB−E)では高レベル(N1)で、コーディング領域(RB−P)では低レベル(N2)で製造されることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. ブランク上で、傾斜角度Wa>0を有する傾斜したコーディング行(A)の中心平面)では、第1に、沈下した中央突出部RB−M(2)が、および追加の側部溝RB−nnが、第1のミリングカッターによって生成されることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
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