JP6359722B1 - 薬服用支援のための薬箱及び薬服用支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】薬箱の使用状態や薬の服用状況をリアルタイムで管理することが可能な薬箱及び薬服用支援システムを提供すること。【解決手段】本発明は、薬収納部と、薬収納部を設置可能な本体部と、管理サーバと通信可能な通信部と、を備えた薬箱であって、薬収納部は、薬を開口部分から収納可能な複数の小部屋と、閉じられた状態において複数の小部屋の各々の前記開口部分を塞ぐように構成された開閉扉と、を含み、本体部は、開閉扉が閉じられている状態において開閉扉をロック/ロック解除可能なロック機構を含み、薬箱は、ロック機構によって開閉扉がロックされている状態において開閉扉が開かれたことを検出した場合、開閉扉がロックされている状態において開閉扉が開かれた旨を示す通知を管理サーバに送信するように構成されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、調剤薬局で処方した薬を患者が飲み忘れないように薬の服用を支援するシステムに関し、より詳細には、薬の服用状況をリアルタイムで管理することができる薬箱及び薬服用支援システムに関する。
例えば高齢者などの患者に処方した薬が正しく服用されているかどうかの状況を、詳細に管理するシステムが必要とされている。特に、患者の薬の飲み忘れや飲み残しの有無を管理するシステムが要求されている。
特許文献1は、従来の薬服用支援システムを示す。特許文献1には、薬剤の正しい服用支援のためにスマートフォン等を活用した薬箱システムにおいて、薬剤の服用タイミングの近接を患者に通知し、服用タイミングと共に薬が入った小部屋の施錠を解除するとともに、外部サーバで患者の服用履歴情報を記録・更新して、患者の服用状況を確認可能な薬服用支援システムが記載されている。
特開2015−24040号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、服用タイミングでないときに、患者が誤って薬が入った小部屋の施錠を強引に解除しまった場合など、何らかの外的要因により誤って小部屋の施錠扉が開けられて誤った薬を服用してしまったことを通知・管理することができなかった。従って、誤った薬を服用してしまった状態においても、通常通りの薬の服用管理がなされるといった事態が生じていた。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、薬箱の使用状態や薬の服用状況をリアルタイムで管理することができる薬箱及び薬服用支援システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る薬箱は、薬収納部と、前記薬収納部を設置可能な本体部と、管理サーバと通信可能な通信部と、を備えた薬箱であって、前記薬収納部は、薬を開口部分から収納可能な複数の小部屋と、閉じられた状態において前記複数の小部屋の各々の前記開口部分を塞ぐように構成された開閉扉と、を含み、前記本体部は、前記開閉扉が閉じられている状態において前記開閉扉をロック/ロック解除可能なロック機構を含み、前記薬箱は、前記ロック機構によって前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれたことを検出した場合、前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれた旨を示す通知を前記管理サーバに送信するように構成されており、前記薬箱は、前記ロック機構によって前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれた場合において、前記複数の小部屋に収納された薬が取り出されたことを検出した場合には、前記薬が取り出された旨を示す通知及び前記複数の小部屋における薬の有無の状態を示す薬収納情報を前記管理サーバに送信するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る薬服用支援システムは、薬箱と、管理サーバと、を備えた薬服用支援システムであって、前記薬箱は、薬収納部と、前記薬収納部を設置可能な本体部と、前記管理サーバと通信可能な通信部と、を含み、前記薬収納部は、薬を開口部分から収納可能な複数の小部屋と、閉じられた状態において前記複数の小部屋の各々の前記開口部分を塞ぐように構成された開閉扉と、を含み、前記本体部は、前記開閉扉が閉じられている状態において前記開閉扉をロック/ロック解除可能なロック機構を含み、前記薬箱は、前記ロック機構によって前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれたことを検出した場合、前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれた旨を示す通知を前記管理サーバに送信するように構成されており、前記薬箱は、前記ロック機構によって前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれた場合において、前記複数の小部屋に収納された薬が取り出されたことを検出した場合には、前記薬が取り出された旨を示す通知及び前記複数の小部屋における薬の有無の状態を示す薬収納情報を前記管理サーバに送信するように構成されていることを特徴とすることを特徴とする。
さらに、本発明の他の態様に係る薬服用支援システムは、薬箱と、管理サーバと、携帯端末と、を備えた薬服用支援システムであって、前記薬箱は、薬収納部と、前記薬収納部を設置可能な本体部と、前記管理サーバと通信可能な通信部と、を含み、前記薬収納部は、薬を開口部分から収納可能な複数の小部屋と、閉じられた状態において前記複数の小部屋の各々の前記開口部分を塞ぐように構成された開閉扉と、を含み、前記本体部は、前記開閉扉が閉じられている状態において前記開閉扉をロック/ロック解除可能なロック機構を含み、前記薬箱は、前記ロック機構によって前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれたことを検出した場合、前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれた旨を示す通知を前記管理サーバに送信するように構成されており、前記薬箱の前記通信部は、前記携帯端末を介して前記管理サーバと通信可能であり、前記薬箱は、薬箱を識別するための薬箱識別子を記憶する記憶部をさらに含み、前記管理サーバは、患者の薬の服用スケジュールデータを薬箱識別子に関連付けて記録した服用管理データベースを備え、前記服用スケジュールデータは、各小部屋に収納された薬の服用タイミングを示すデータを少なくとも含み、前記薬箱は、前記携帯端末を介して前記記憶部に記憶された薬箱識別子を前記管理サーバに送信するよう構成され、前記管理サーバは、受信した薬箱識別子に関連付けられた前記服用スケジュールデータを前記携帯端末に送信するように構成され、前記携帯端末は、受信した服用スケジュールデータを記憶し、当該記憶した服用スケジュールデータ内の前記服用タイミングを示すデータに基づいて、前記薬箱の前記ロック機構をロック状態にするためのロック命令又は前記ロック機構によるロックを解除するロック解除命令を前記薬箱に送信するように構成されていることを特徴とする。

本発明によると、薬箱の使用状態や薬の服用状況をリアルタイムで管理することが可能となり、患者が誤った使用方法で薬箱を使用した場合や、誤った薬を服用した場合であっても、迅速に対応することが可能となる。
本発明に係る薬服用管理システムの概略図である。 本発明の実施例1に係る薬箱の構成を示す図である。 本発明に係る薬箱の機能ブロック図である。
(実施例1)
[システム構成]
図1は、本発明に係る薬服用管理システムを示す。図1には、薬箱1と、通信端末2と、管理サーバ3と、外部端末4と、を含む薬服用支援システムが示されている。
通信端末2は、薬箱1の使用者が携帯する携帯端末とすることができ、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を利用して薬箱1と通信可能に構成されており、また、ネットワーク5を介して管理サーバ3と通信可能に構成されている。通信端末2は、例えば、スマートフォン、PC、タブレット端末などで構成され、CPU、メモリ、入力装置および表示装置などを備える。
管理サーバ3は、薬の服用管理データを管理するための服用管理データベース6を備える。服用管理データベース6には、詳細は後述するように、患者の薬の服用スケジュールデータと、患者が今まで使用した薬の種類、量、時間などの服用履歴と、薬収納部110が適切にロックされていない旨を示す情報と、薬袋11が取り出されていない旨を示す情報と、取り出した薬袋11が元の小部屋111に戻されない及び/又は照明部122が点灯している小部屋111にセットされた薬が取り出されない旨を示す情報と、各小部屋111における薬袋11の有無を示す薬収納情報と、を含む服用管理データが患者識別子及び薬箱識別子に関連付けられて記録されている。
管理サーバ3は、外部端末4から服用管理データベース6へのアクセス要求を受けた場合に、正当な権限を有するかどうかの認証を行い、正当な権限を有するもののみにアクセスを許可することができる。
外部端末4は、例えば病院や調剤薬局に設置される端末とすることができ、CPU、記憶装置、入力装置および表示装置などを備える。外部端末4は、管理サーバ3の服用管理データベース6にアクセス要求をすることができ、アクセスが許可された場合に服用管理データベース6に記録された服用管理データを表示することができる。また、外部端末4は、患者の服用スケジュールデータを入力して、管理サーバ3に送信することができる。
[薬箱1の構成]
図2は、本発明の実施例1に係る薬箱の構成を示す。図2に示されるように、薬箱1は、薬収納部110と、薬収納部110を設置可能な本体部120と、を含む。
薬収納部110は、薬を小分けしてセット可能な複数の小部屋111と、全ての小部屋111の開閉を行うように、閉じられた状態において各小部屋111の開口部分を上側から塞ぐように構成された開閉扉112と、を含む。薬収納部110には、読み取ることによって薬収納部110を識別するための薬収納部識別子を取得可能な薬収納部コード(不図示)が設けられている。薬収納部コードは、例えば、バーコード等とすることができる。
薬収納部110の小部屋111は、例えば1回分の薬を含む薬袋11を収納することができ、上部の開口部分から薬袋11を取り出し可能に構成されている。図2に示されるように、薬収納部110は、例えば、一週間分の薬を収納可能な、4×7の計28個の小部屋111を有することができる。
また、薬収納部110は、本体部120から取り外し可能に構成されている。そのため、調剤薬局の調剤員が薬収納部110に薬をセットすることで、薬がセットされた状態の薬収納部110を患者が直接受け取ったり、患者宅に配送したりすることが可能である。それにより、患者は薬がセットされた状態の薬収納部110を本体部120に設置するだけでよいため、患者が各小部屋111に薬をセットする必要がなく、誤った小部屋111に薬をセットすることを防止することができる。
本体部120は、薬収納部110が本体部120に適切に設置され、開閉扉112が閉じられている状態において、開閉扉112をロック/ロック解除するためのロック機構121と、薬収納部110の各小部屋111を照明する複数の照明部122と、薬収納部110の各小部屋111における薬袋の有無を検出する複数のセンサ部123と、アラーム音を発するアラーム部124と、薬収納部110が本体部120に適切に設置された場合に読み取り可能となるように薬収納部110に設けられた薬収納部コードを読み取り可能なコード読み取り部(不図示)と、を含む。また、本体部120は、通信端末2として携帯端末を用いた場合に携帯端末を設置可能な端末設置部125を有することもできる。 ロック機構121は、例えば、薬収納部110が本体部120に適切に設置された状態において開閉扉112の開動を妨げるように突出可能なロック用プレート121aを含むことができる。ロック用プレート121aを、開閉扉112が閉じられている状態において開閉扉112の上側で出し入れすることにより、ロック機構121によるロック/ロック解除が可能である。また、薬収納部110が本体部120に適切に設置されている状態において、ロック機構121をロック状態にすることにより、薬収納部110を本体部120から取り外しできなくすることが可能である。
ロック機構121のロック用プレート121aは、後述する制御部203によって自動操作が可能である。また、ロック機構121は、通信端末2からロック/ロック解除命令を薬箱1に送信することによりロック/ロック解除可能である。このとき、通信端末2は、通信端末2に登録されている利用者以外は、ロック/ロック解除できないように、例えば指紋認証、音声認証、画像認証等によりアクセス制限を課すこともできる。
また、薬箱1は、開閉扉112をロック状態にするようにロック用プレート121aを突出させる状態において、開閉扉112が適切に閉じられている場合には、ロック用プレート121aが突出していない状態から所定の長さだけロック用プレート121aが突出するように構成される。例えば、開閉扉112は、開閉扉112が適切に閉じられている状態において、ロック用プレート121aが所定の長さだけ突出した際に接触可能な突起部を備えることができる。
ロック機構121は、ロック用プレート121aが所定の長さだけ突出したかどうかを検出するプレート位置検出部(不図示)を備えることができる。薬箱1は、開閉扉112をロック状態にするようにロック用プレート121aを突出させる状態において、ロック用プレート121aが所定の長さだけ突出しているかをプレート位置検出部が検出したかどうかに基づいて、開閉扉112が適切に閉じられているかを検出することができる。例えば、開閉扉112が開いた状態でロック用プレート121aを突出させた場合には、開閉扉112の突起部にロック用プレート121aが接触せずに、ロック用プレート121aが所定の長さを超えて突出したことがプレート位置検出部によって検出されるため、薬箱1は開閉扉112が適切に閉じられていないことを検出することができる。
照明部122は、薬収納部110の各小部屋111を照明するように各小部屋111の下面部分に対応する位置に設けられている。照明部122は、例えばLEDを用いることができる。
センサ部123は、薬収納部110の各小部屋111における薬袋の有無を検出するように各小部屋111の下面部分に対応する位置に設けられている。センサ部123は、例えば、フォトリフレクタを用いて、薬袋の有無を検知することができる。
図3は、本発明に係る薬箱の機能ブロック図を示す。図3に示されるように、薬箱1は、通信部201と、記憶部202と、制御部203と、を含む。
通信部201は、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を利用して通信端末2と通信可能に構成されており、また、通信端末2を介して管理サーバ3と通信可能に構成することができる。
記憶部202は、薬箱1を制御するための制御プログラム等を格納している。また、記憶部202は、各小部屋111における薬袋11の有無の状態を記憶している。さらに、記憶部202は、例えば通信端末2を用いて初期設定された、患者を識別するための患者識別子及び患者が使用する薬箱1を識別するための薬箱識別子を記憶している。
制御部203は、記憶部202に格納された制御プログラムに基づいて薬箱1を制御する。また、制御部203は、時計などの計時機能を備えることができる。
[システム動作]
次に、本発明における薬服用支援システムの動作を説明する。
まず、外部端末4は、調剤薬局の調剤員等によって入力された、患者の服用スケジュールデータを、患者識別子及び患者が使用する薬箱1の薬箱識別子に関連付けて管理サーバ3に送信する。服用スケジュールデータは、例えば、各小部屋111の小部屋番号と、各小部屋111に収納された薬の種類、量及び服用タイミング(服用日及び服用時刻を含む)と、を含む。服用スケジュールデータにおいては、薬の種類、量及び服用タイミングは、各小部屋111の小部屋番号と関連付けられている。管理サーバ3は、患者識別子及び薬箱識別子が関連付けられた服用スケジュールデータを服用管理データベース6に記録する。
次に、薬がセットされた状態の薬収納部110を患者が受け取り、当該薬収納部110が本体部120に適切に設置されて本体部120のコード読み取り部によって薬収納部110に設けられた薬収納部コードが読み取られると、薬箱1は、薬収納部コードを読み取ったことに応答して、通信端末2に対して通信を試みる。通信端末2との通信が可能ではない場合、薬箱1はアラーム音を発し、通信端末2を薬箱1に近接させるように患者に促す。当該アラーム音は、通信端末2との通信が可能となるか、又は当該アラーム音が発せられてから所定時間経過するまで継続する。
通信端末2との通信が可能である場合、薬箱1は、薬収納部110が本体部120に適切に設置された旨を示す情報を、患者識別子及び薬箱識別子に関連付けて、通信端末2を介して管理サーバ3に送信する。
管理サーバ3は、当該適切に設置された旨を示す情報を受信したことに応答して、当該情報に関連付けられた患者識別子及び薬箱識別子に対応する服用スケジュールデータを通信端末2に送信する。通信端末2は、受信した服用スケジュールデータを記録し、ロック機構121をロック状態にするためのロック命令を薬箱1に送信する。薬箱1は、ロック命令を受信したことに応答して、ロック機構121をロック用プレート121aが突出した状態にする。
また、薬箱1は、ロック機構121によって薬収納部110が適切にロックされたかどうかを判定する。適切にロックされたと判定された場合、薬箱1は待機状態となる。適切にロックされていないと判定された場合、薬箱1は、アラーム音を発して、薬収納部110を本体部120に適切に設置するように患者に促す。当該アラーム音は、薬収納部110が適切にロックされるか、又は当該アラーム音を発してから所定時間経過するまで継続する。
当該アラーム音を発してから所定時間経過後も薬収納部110が適切にロックされていない状態が継続した場合、薬箱1は、アラーム音を停止し、薬収納部110が適切にロックされていない旨を示す情報を、患者識別子及び薬箱識別子に関連付けて、通信端末2を介して管理サーバ3及び外部端末4に送信する。
管理サーバ3は、当該情報を受信したことに応答して、服用管理データベース6において、当該情報をその受信日時とともに、当該情報に関連付けられた患者識別子及び薬箱識別子に対応する服用管理データに追加する。外部端末4は、当該情報を受信したことに応答して、その旨を示す通知を表示する。
通信端末2は、現在時刻が服用タイミングになった場合、開閉扉112のロック機構121をロック解除するためのロック解除命令と、該当する服用タイミングに関連付けられた小部屋番号に対応する小部屋111に設置された照明部122を点灯させる点灯命令と、を薬箱1に送信する。
薬箱1は、ロック解除命令及び点灯命令を受信したことに応答して、ロック機構121をロック解除し、対応する小部屋111に設置された照明部122を点灯させ、照明部122が点灯している小部屋111にセットされた薬を取り出すように患者に促す。
ロック機構121がロック解除されると、薬箱1は、所定時間内に小部屋111にセットされた薬袋11が取り出されたか否かを判定する。所定時間内に小部屋111にセットされた薬袋11が取り出されていないと判定された場合には、薬箱1はアラーム音を発して、照明部122が点灯している小部屋111にセットされた薬を取り出すように患者に促す。当該アラーム音は、小部屋111にセットされた薬袋11が取り出されたことを検出するか、又は当該アラーム音を発してから所定時間経過するまで継続する。
当該アラーム音を発してから所定時間経過後も小部屋111にセットされた薬袋11が取り出されていない状態が継続した場合、薬箱1は、アラーム音を停止し、薬袋11が取り出されていない旨を示す情報を、患者識別子及び薬箱識別子に関連付けて、通信端末2を介して管理サーバ3及び外部端末4に送信する。
管理サーバ3は、当該情報を受信したことに応答して、服用管理データベース6において、当該情報をその受信日時とともに、当該情報に関連付けられた患者識別子及び薬箱識別子に対応する服用管理データに追加する。外部端末4は、当該情報を受信したことに応答して、その旨を示す通知を表示する。
小部屋111にセットされた薬袋11が取り出されたと判定された場合、薬袋11が取り出された小部屋111が、照明部122が点灯している小部屋111であるかどうかを判定する。照明部122が点灯している小部屋111であると判定された場合、当該判定がなされてから所定時間経過後、ロック機構121をロック用プレート121aが突出した状態にする。
照明部122が点灯している小部屋111ではないと判定された場合、薬箱1は、アラーム音を発して、取り出した薬袋11を元の小部屋111に戻して照明部122が点灯している小部屋111にセットされた薬を取り出すように患者に促す。当該アラーム音は、取り出した薬袋11が元の小部屋111に戻されて照明部122が点灯している小部屋111の薬袋11が取り出されたことを検出するか、又は当該アラーム音を発してから所定時間経過するまで継続する。
当該アラーム音を発してから所定時間経過後も、取り出した薬袋11が元の小部屋111に戻されない及び/又は照明部122が点灯している小部屋111にセットされた薬が取り出されない状態が継続した場合、薬箱1は、アラーム音を停止し取り出した薬袋11が元の小部屋111に戻されない及び/又は照明部122が点灯している小部屋111にセットされた薬が取り出されない旨を示す情報を、患者識別子及び薬箱識別子に関連付けて、通信端末2を介して管理サーバ3及び外部端末4に送信する。
管理サーバ3は、当該情報を受信したことに応答して、服用管理データベース6において、当該情報をその受信日時とともに、当該情報に関連付けられた患者識別子及び薬箱識別子に対応する服用管理データに追加する。外部端末4は、当該情報を受信したことに応答して、その旨を示す通知を表示する。
取り出した薬袋11が元の小部屋111に戻されて照明部122が点灯している小部屋111の薬袋11が取り出されたことを検出した場合、薬箱1は、通信端末2を介して各小部屋111における薬袋11の有無を示す薬収納情報を患者識別子及び薬箱識別子に関連付けて管理サーバ3に送信するとともに、当該検出から所定時間経過後、ロック機構121をロック用プレート121aが突出した状態にする。
管理サーバ3は、薬収納情報を受信したことに応答して、服用管理データベース6において、当該薬収納情報をその受信日時とともに、薬収納情報に関連付けられた患者識別子及び薬箱識別子に対応する服用管理データに追加する。
ロック用プレート121aが突出した状態となった場合、薬箱1は、ロック機構121によって薬収納部110が適切にロックされたかどうかを判定する。
適切にロックされていないと判定された場合、薬箱1は、薬収納部110が適切にロックされるまでアラーム音を発して、薬収納部110を本体部120に適切にセットするように患者に促す。
当該アラーム音を発してから所定時間経過後も薬収納部110が適切にロックされていないと判定された状態が継続した場合、薬箱1は、アラーム音を停止し、薬収納部110が適切にロックされていない旨を示す情報を、患者識別子及び薬箱識別子に関連付けて、通信端末2を介して管理サーバ3及び外部端末4に送信する。
管理サーバ3は、当該情報を受信したことに応答して、服用管理データベース6において、当該情報をその受信日時とともに、当該情報に関連付けられた患者識別子及び薬箱識別子に対応する服用管理データに追加する。外部端末4は、当該情報を受信したことに応答して、その旨を示す通知を表示する。
薬収納部110が適切にロックされたと判定された場合、薬箱1は、現在の薬収納情報を記憶して、各小部屋111における薬袋11の有無の状態を更新する。そして、薬箱1は、後述するように開閉扉112が誤って開けられるか、又は次の服用タイミングまで、待機状態となる。
通信端末2は、服用スケジュールデータにおける最後の服用タイミングを経過した場合、薬箱1のロック機構121のロック解除命令を薬箱1に送信する。薬箱1は、ロック解除命令を受信したことに応答して、ロック機構121によるロックを解除して、薬収納部110を本体部120から取り外し可能な状態にする。
ここで、服用スケジュールデータにおける薬の服用タイミングではなく、開閉扉112がロック機構121によってロックされている状態において、ロック状態にもかかわらず患者によって開閉扉112が誤って開けられた場合、薬箱1は、所定時間が経過するまでアラーム音を発するとともに、開閉扉112が誤って開けられた旨を示す情報を、患者識別子及び薬箱識別子に関連付けて、通信端末2を介して管理サーバ3及び外部端末4に送信する。
管理サーバ3は、当該情報を受信したことに応答して、服用管理データベース6において、当該情報をその受信日時とともに、当該情報に関連付けられた患者識別子及び薬箱識別子に対応する服用管理データに追加する。外部端末4は、当該情報を受信したことに応答して、その旨を示す通知を表示する。
また、上記開閉扉112が誤って開けられた場合であって、小部屋111に収納された薬袋11が誤って取り出されたことが検出された場合、薬箱1は、現在の薬収納情報を記憶して、各小部屋111における薬袋11の有無の状態を更新し、当該更新した現在の薬収納情報を、患者識別子及び薬箱識別子に関連付けて、通信端末2を介して管理サーバ3に送信する。さらに、薬箱1は、薬袋11が誤って取り出された旨を示す情報を、患者識別子及び薬箱識別子に関連付けて、通信端末2を介して管理サーバ3及び外部端末4に送信する。
管理サーバ3は、薬収納情報及び薬袋11が誤って取り出された旨を示す情報を受信したことに応答して、服用管理データベース6において、薬収納情報をその受信日時とともに、薬収納情報に関連付けられた患者識別子及び薬箱識別子に対応する服用管理データに追加する。外部端末4は、薬袋11が誤って取り出された旨を示す情報を受信したことに応答して、その旨を示す通知を表示する。
以上のように、開閉扉112が誤って開けられた場合にその旨を通知し、また薬袋11が誤って取り出された場合にそのときの薬収納情報を送信することにより、薬の服用状況をリアルタイムで管理することができる。それにより、例えば、開閉扉112が誤って開けられた旨を示す通知や薬収納情報を閲覧した調剤薬局の調剤員等は、患者に薬箱1を正しく使用するように連絡したり、その患者宅に訪問して薬箱1が適切な使用状態となるように設定し直したりすることを、迅速に行うことが可能となる。
なお、上記実施例では、薬箱1のアラーム部124がアラーム音を発するように構成したが、通信端末2がアラーム音を発するように構成してもよい。また、通信端末2とウェアラブル端末(例えば、スマートリストバンド等)を接続することにより、薬箱1の近くに患者がいなくても、服用タイミングを知らせるように構成してもよい。
(実施例2)
以下、実施例2に係る薬箱について説明する。実施例2に係る薬箱は、例えば数週間分の薬が処方されて複数の薬収納部110を患者が調剤薬局から受け取った場合に、本体部120に設置する薬収納部110を誤ることなく適切な薬収納部110を本体部120に設置できるようにしたものである。
実施例2に係る薬箱1では、薬収納部コードは、読み取られることによって薬収納部110を識別するための薬収納部識別子をさらに取得可能に構成されている。また、服用スケジュールデータは、各薬収納部110について異なる期間で定められた設置期間データと、各設置期間データに関連付けられた薬収納部識別子と、をさらに含む。薬収納部コードは、例えば、バーコードやQRコード(登録商標)とすることができる。
以下、実施例2に係る薬箱1の動作について説明する。上記実施例1と同様にして、薬がセットされた状態の薬収納部110を患者が受け取り、当該薬収納部110が本体部120に適切に設置されると、薬箱1は、薬収納部110に設けられた薬収納部コードを読み取ることにより、設置された薬収納部110に対応する薬収納部識別子を取得する。そして、薬箱1は、通信端末2との通信を試み、通信が可能である場合に、薬収納部110が本体部120に適切に設置された旨を示す情報を患者識別子及び薬箱識別子に関連付けて、通信端末2を介して管理サーバ3に送信するとともに、当該取得した薬収納部識別子を通信端末2に送信する。通信端末2は、取得した薬収納部識別子を現在の薬収納部識別子として記憶する。
次に、通信端末2が管理サーバ3から服用スケジュールデータを受信すると、受信した服用スケジュールデータに含まれる各設置期間データと現在の日時とを比較し、現在の日時に対応する設置期間データに関連付けられた薬収納部識別子と現在の薬収納部識別子とが一致するかどうか判定する。
現在の日時に対応する設置期間データに関連付けられた薬収納部識別子と現在の薬収納部識別子とが一致しない場合、通信端末2は、薬箱1にアラーム音を発するようにアラーム命令を送信するとともに、設置期間中ではない薬収納部が設置された旨を示す情報を、患者識別子及び薬箱識別子に関連付けて、管理サーバ3及び外部端末4に送信する。
管理サーバ3は、当該情報を受信したことに応答して、服用管理データベース6において、当該情報をその受信日時とともに、当該情報に関連付けられた患者識別子及び薬箱識別子に対応する服用管理データに追加する。外部端末4は、当該情報を受信したことに応答して、その旨を示す通知を表示する。
現在の日時に対応する設置期間データに関連付けられた薬収納部識別子と現在の薬収納部識別子とが一致する場合、通信端末2は、ロック命令を薬箱1に送信する。薬箱1は、ロック命令の受信以降は、実施例1と同様に動作する。
その後、服用スケジュールデータにおける服用期間を経過し、ロック機構121によるロックが解除されて、次の薬収納部110が本体部120に適切に設置された場合、薬箱1は、上記と同様に、取得した薬収納部識別子を通信端末2に送信する。通信端末2では、上記と同様に、薬収納部識別子の一致判定動作及び判定結果に対応した動作がなされる。
以上により、実施例2に係る薬箱によると、例えば数週間分の薬が処方されて複数の薬収納部110を患者が調剤薬局から受け取った場合に、本体部120に設置する薬収納部110を誤ることなく適切な薬収納部110を本体部120に設置することが可能となる。
上記実施例では、通信端末2を介して薬箱1と管理サーバ3との間の通信を行う例を示したが、これに限定されず、薬箱1の通信部201をネットワーク5を介して管理サーバ3と直接通信可能に構成してもよい。この場合、通信端末2による上記記憶・制御動作を薬箱1の記憶部202及び制御部203が担うように構成してもよい。

Claims (6)

  1. 薬収納部と、前記薬収納部を設置可能な本体部と、管理サーバと通信可能な通信部と、を備えた薬箱であって、
    前記薬収納部は、薬を開口部分から収納可能な複数の小部屋と、閉じられた状態において前記複数の小部屋の各々の前記開口部分を塞ぐように構成された開閉扉と、を含み、
    前記本体部は、前記開閉扉が閉じられている状態において前記開閉扉をロック/ロック解除可能なロック機構を含み、
    前記薬箱は、前記ロック機構によって前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれたことを検出した場合、前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれた旨を示す通知を前記管理サーバに送信するように構成されており、
    前記薬箱は、前記ロック機構によって前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれた場合において、前記複数の小部屋に収納された薬が取り出されたことを検出した場合には、前記薬が取り出された旨を示す通知及び前記複数の小部屋における薬の有無の状態を示す薬収納情報を前記管理サーバに送信するように構成されていることを特徴とする薬箱。
  2. 前記薬箱の前記通信部は、携帯端末を介して前記管理サーバと通信可能であることを特徴とする請求項1に記載の薬箱。
  3. 薬箱と、管理サーバと、を備えた薬服用支援システムであって、
    前記薬箱は、薬収納部と、前記薬収納部を設置可能な本体部と、前記管理サーバと通信可能な通信部と、を含み、
    前記薬収納部は、薬を開口部分から収納可能な複数の小部屋と、閉じられた状態において前記複数の小部屋の各々の前記開口部分を塞ぐように構成された開閉扉と、を含み、
    前記本体部は、前記開閉扉が閉じられている状態において前記開閉扉をロック/ロック解除可能なロック機構を含み、
    前記薬箱は、前記ロック機構によって前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれたことを検出した場合、前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれた旨を示す通知を前記管理サーバに送信するように構成されており、
    前記薬箱は、前記ロック機構によって前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれた場合において、前記複数の小部屋に収納された薬が取り出されたことを検出した場合には、前記薬が取り出された旨を示す通知及び前記複数の小部屋における薬の有無の状態を示す薬収納情報を前記管理サーバに送信するように構成されていることを特徴とする薬服用支援システム。
  4. 前記薬服用支援システムは、携帯端末をさらに備え、
    前記薬箱の前記通信部は、前記携帯端末を介して前記管理サーバと通信可能であることを特徴とする請求項に記載の薬服用支援システム。
  5. 薬箱と、管理サーバと、携帯端末と、を備えた薬服用支援システムであって、
    前記薬箱は、薬収納部と、前記薬収納部を設置可能な本体部と、前記管理サーバと通信可能な通信部と、を含み、
    前記薬収納部は、薬を開口部分から収納可能な複数の小部屋と、閉じられた状態において前記複数の小部屋の各々の前記開口部分を塞ぐように構成された開閉扉と、を含み、
    前記本体部は、前記開閉扉が閉じられている状態において前記開閉扉をロック/ロック解除可能なロック機構を含み、
    前記薬箱は、前記ロック機構によって前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれたことを検出した場合、前記開閉扉がロックされている状態において前記開閉扉が開かれた旨を示す通知を前記管理サーバに送信するように構成されており、
    前記薬箱の前記通信部は、前記携帯端末を介して前記管理サーバと通信可能であり、
    前記薬箱は、薬箱を識別するための薬箱識別子を記憶する記憶部をさらに含み、
    前記管理サーバは、患者の薬の服用スケジュールデータを薬箱識別子に関連付けて記録した服用管理データベースを備え、
    前記服用スケジュールデータは、各小部屋に収納された薬の服用タイミングを示すデータを少なくとも含み、
    前記薬箱は、前記携帯端末を介して前記記憶部に記憶された薬箱識別子を前記管理サーバに送信するよう構成され、
    前記管理サーバは、受信した薬箱識別子に関連付けられた前記服用スケジュールデータを前記携帯端末に送信するように構成され、
    前記携帯端末は、受信した服用スケジュールデータを記憶し、当該記憶した服用スケジュールデータ内の前記服用タイミングを示すデータに基づいて、前記薬箱の前記ロック機構をロック状態にするためのロック命令又は前記ロック機構によるロックを解除するロック解除命令を前記薬箱に送信するように構成されていることを特徴とする薬服用支援システム。
  6. 前記薬収納部は、読み取ることによって前記薬収納部を識別するための薬収納部識別子を取得可能な薬収納部コードが設けられており、
    前記本体部は、前記薬収納部コードを読み取り可能なコード読み取り部を備え、
    前記服用スケジュールデータは、前記薬収納部について定められた設置期間データと、前記設置期間データに関連付けられた薬収納部識別子と、をさらに含み、
    前記薬箱は、前記薬収納部コードを読み取ることによって前記薬収納部識別子を取得した場合、前記取得した薬収納部識別子を前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、
    前記記憶した服用スケジュールデータにおける現在の日時に対応する設置期間データに関連付けられた薬収納部識別子と、前記取得した薬収納部識別子とが一致するかどうかを判定し、
    前記関連付けられた薬収納部識別子と前記取得した薬収納部識別子とが一致しない場合、設置期間中ではない薬収納部が設置された旨を示す情報を前記管理サーバに送信する、
    ように構成されていることを特徴とする請求項に記載の薬服用支援システム。
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