JP6358189B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体にトナー像を定着させる定着装置と、この定着装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンターなどの電子写真方式の画像形成装置は、用紙などの記録媒体にトナー像を定着させる定着装置を備えている。
例えば、定着ベルトと、定着ベルトに圧接して定着ニップを形成する加圧部材と、定着ベルトの内径側に設けられる熱源と、定着ベルトと熱源の間に設けられるカバー部材と、を備えた定着装置が知られている(特許文献1参照)。上記の熱源は、例えば、輻射熱を放射する熱放射部と、熱放射部を収容する収容部と、収容部の両端部を封止する封止部と、を備えている。
特開2014−059382号公報
上記のように構成された定着装置において、カバー部材によって熱源の封止部が覆われると、封止部が過昇温してしまい、熱源の寿命が短くなる恐れがある。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、封止部が過昇温するのを抑制し、熱源の寿命を長くすることを目的とする。
本発明の定着装置は、回転軸の周りを回転可能に設けられる定着ベルトと、前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成する加圧部材と、前記定着ベルトの内径側に設けられる熱源と、前記定着ベルトと前記熱源の間に設けられるカバー部材と、を備え、前記定着ベルトは、記録媒体が通過する通過領域と、前記通過領域の前記回転軸方向外側に設けられる非通過領域と、を備え、前記熱源は、輻射熱を放射する熱放射部と、前記熱放射部を収容する収容部と、前記収容部の前記回転軸方向の両端部を封止する封止部と、を備え、前記カバー部材は、前記非通過領域と前記回転軸方向の位置が重なるように設けられ、前記カバー部材の前記回転軸方向外側の端部には、前記封止部と前記回転軸方向の位置が重なるように切欠部が設けられていることを特徴とする。
このような構成を採用することで、切欠部を介して封止部の周りの熱をカバー部材の外径側に放出することができる。そのため、封止部が過昇温するのを抑制し、熱源の寿命を長くすることが可能となる。
前記定着装置は、前記定着ベルトの前記回転軸方向外側の端部に挿入され、前記定着ベルトの形状を規制する規制部材を更に備え、前記熱源と前記カバー部材の間隔を間隔Aとし、前記切欠部を挟んだ前記カバー部材と前記規制部材の間隔を間隔Bとし、前記定着ベルトと前記カバー部材の間隔を間隔Cとした場合に、間隔A>間隔B>間隔Cの関係が成り立っても良い。
上記のような関係が成り立つことで、切欠部を挟んだカバー部材と規制部材の間隔が、定着ベルトとカバー部材の間隔よりも広くなる。そのため、規制部材が樹脂によって形成されているような場合でも、カバー部材からの熱によって規制部材が変形して分解するような不具合を回避することができる。
また、上記のような関係が成り立つことで、熱源とカバー部材の間隔が、切欠部を挟んだカバー部材と規制部材の間隔や定着ベルトとカバー部材の間隔よりも広くなる。そのため、熱源の周りに熱がこもるのを抑制することが可能となり、封止部が過昇温するのを一層効果的に抑制することができる。
前記定着装置は、前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧する押圧部材と、前記押圧部材を支持する支持部材と、を更に備え、前記カバー部材は、前記定着ベルトの内周面に沿って円弧状に湾曲する湾曲部と、記録媒体の搬送方向における前記湾曲部の両端部から屈曲され、記録媒体の搬送方向とは交差する方向に沿って前記定着ニップ側に向かって延びて、前記支持部材に取り付けられる一対の取付部と、を備え、前記切欠部は、前記湾曲部及び前記各取付部に跨って形成されていても良い。
このような構成を採用することで、湾曲部又は各取付部のいずれか一方のみに切欠部が形成されている場合と比較して、切欠部を介して封止部の周りの熱をカバー部材の外径側に放出しやすくなる。そのため、封止部が過昇温するのを一層効果的に抑制することができる。
前記切欠部の前記回転軸方向内側の端部は、前記封止部の前記回転軸方向内側の端部と前記回転軸方向の位置が一致しているか、又は、前記封止部の前記回転軸方向内側の端部よりも前記回転軸方向内側に位置していても良い。
このような構成を採用することで、切欠部の回転軸方向内側の端部が封止部の回転軸方向内側の端部よりも回転軸方向外側に位置している場合と比較して、切欠部を介して封止部の周りの熱をカバー部材の外径側に放出しやすくなる。そのため、封止部が過昇温するのを一層効果的に抑制することができる。
本発明の画像形成装置は、上記したいずれかの定着装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、封止部が過昇温するのを抑制し、熱源の寿命を長くすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の前部を示す、真横よりも僅かに下方からの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置において、定着ベルト及びその周辺部を示す正面図である。
まず、図1を用いて、プリンター1(画像形成装置)の全体の構成について説明する。以下、図1における紙面手前側を、プリンター1の前側とする。各図に適宜付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれプリンター1の前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。
プリンター1は、箱型形状のプリンター本体2を備えており、プリンター本体2の下部には、用紙(記録媒体)を収納する給紙カセット3が収容され、プリンター本体2の上面には排紙トレイ4が設けられている。プリンター本体2の上面には、排紙トレイ4の側方に上カバー5が開閉可能に取り付けられ、上カバー5の下方にはトナーコンテナ6が収納されている。
プリンター本体2の上部には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器7が排紙トレイ4の下方に配置され、露光器7の下方には、画像形成部8が設けられている。画像形成部8には、像担持体である感光体ドラム10が回転可能に設けられており、感光体ドラム10の周囲には、帯電器11と、現像器12と、転写ローラー13と、クリーニング装置14とが、感光体ドラム10の回転方向(図1の矢印X参照)に沿って配置されている。
プリンター本体2の内部には、用紙の搬送経路15が設けられている。搬送経路15の上流端には給紙部16が設けられ、搬送経路15の中流部には、感光体ドラム10と転写ローラー13によって構成される転写部17が設けられ、搬送経路15の下流部には定着装置18が設けられ、搬送経路15の下流端には排紙部19が設けられている。搬送経路15の下方には、両面印刷用の反転経路20が形成されている。
次に、このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作について説明する。
プリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着装置18の温度設定等の初期設定が実行される。そして、プリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電器11によって感光体ドラム10の表面が帯電された後、露光器7からのレーザー光(図1の二点鎖線P参照)により感光体ドラム10に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を、現像器12がトナーによりトナー像に現像する。
一方、給紙部16によって給紙カセット3から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて転写部17へと搬送され、転写部17において感光体ドラム10上のトナー像が用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、搬送経路15を下流側へと搬送されて定着装置18に進入し、この定着装置18において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙部19から排紙トレイ4に排出される。なお、感光体ドラム10上に残留したトナーは、クリーニング装置14によって回収される。
次に、図2〜図4を用いて、定着装置18について詳細に説明する。各図に適宜付される矢印Yは、用紙の搬送方向を示している。図3に付される矢印Iは前後方向内側を示し、図3に付される矢印Oは前後方向外側を示している。
図2、図3に示されるように、定着装置18は、箱型形状の定着フレーム21(図3では図示略)と、定着フレーム21の上部に収容される定着ベルト22と、定着フレーム21の下部に収容され、定着ベルト22の下側(外径側)に配置される加圧ローラー23(加圧部材)と、定着ベルト22の内径側の空間の上部に配置されるヒーター24(熱源)と、定着ベルト22の内径側の空間においてヒーター24の下側に配置される反射部材25と、定着ベルト22の内径側の空間の下端部に配置される押圧パッド26(押圧部材)と、押圧パッド26に巻き付けられるシート部材27と、定着ベルト22の内径側の空間において押圧パッド26の上側に配置される支持部材28と、定着ベルト22とヒーター24の間に設けられるカバー部材29と、定着ベルト22の前後両端部に装着される規制部材30(図2では図示略)と、を備えている。
図2に示されるように、定着フレーム21は、上フレーム部33と下フレーム部34によって構成されている。上フレーム部33には、定着ベルト22の過昇温を防止するためのサーモカット35(過昇温防止装置)が設けられている。
定着ベルト22は、前後方向に長い略円筒状を成している。定着ベルト22は、前後方向に延びる回転軸Aの周りを回転可能に設けられている。つまり、本実施形態では、前後方向が定着ベルト22の回転軸方向である。
定着ベルト22は、可撓性を有しており、周方向には無端状である。定着ベルト22は、例えば、基材層と、この基材層に周設される弾性層と、この弾性層を被覆する離型層と、を備えている。定着ベルト22の基材層は、例えばSUSなどの金属によって形成されている。なお、定着ベルト22の基材層は、PI(ポリイミド)などの樹脂によって形成されていても良い。定着ベルト22の弾性層は、例えばシリコンゴムによって形成されている。定着ベルト22の離型層は、例えばPFAチューブによって形成されている。
図3に示されるように、定着ベルト22は、通過領域R1と、通過領域R1の前後両外側にそれぞれ設けられる非通過領域R2と、を備えている。通過領域R1は、最大サイズの用紙(例えば、A3サイズの用紙)が通過する領域であり、非通過領域R2は、最大サイズの用紙が通過しない領域である。
図2に示されるように、加圧ローラー23は、前後方向に長い略円柱状を成している。加圧ローラー23は、定着ベルト22に圧接しており、定着ベルト22と加圧ローラー23の間には定着ニップNが形成されている。加圧ローラー23は、モーターなどによって構成される駆動源50に接続されており、駆動源50によって加圧ローラー23を回転させるように構成されている。
加圧ローラー23は、例えば、円柱状の芯材51と、この芯材51に周設される弾性層52と、この弾性層52を被覆する離型層(図示せず)と、を備えている。加圧ローラー23の芯材51は、例えば、鉄等の金属によって形成されている。加圧ローラー23の弾性層52は、例えば、シリコンゴムによって形成されている。加圧ローラー23の離型層は、例えば、PFAチューブによって形成されている。
ヒーター24は、例えば、ハロゲンヒーターによって構成されている。ヒーター24は、前後方向に長い形状を成している。ヒーター24は、定着ベルト22の回転軸Aに対して上側(加圧ローラー23から離間する側)に偏った位置に設けられている。
図3に示されるように、ヒーター24は、フィラメント54(熱放射部)と、フィラメント54をハロゲンガスと共に収容する収容部56と、収容部56の前後両外側にそれぞれ設けられる封止部57と、封止部57の前後両外側にそれぞれ設けられる被保持部58と、を備えている。フィラメント54は、例えば、タングステンによって形成されており、コイル状を成している。フィラメント54は、ヒーター24の通電に伴って発熱し、輻射熱を放射するように構成されている。収容部56は、例えば、石英ガラスによって形成されている。各封止部57は、収容部56の前後両端部をそれぞれ封止している。各被保持部58は、定着フレーム21又は支持部材28に保持されている。
図2に示されるように、反射部材25は、上側(加圧ローラー23から離間する側)に向かって凸となる略コ字状の断面を有している。反射部材25は、前後方向に長い形状を成している。反射部材25は、例えば、光輝アルミニウム等の金属によって形成されている。反射部材25は、ヒーター24と支持部材28の間に配置されている。
反射部材25は、用紙の搬送方向に沿って設けられる反射板部59と、反射板部59の左右両端部(用紙の搬送方向における上流側と下流側の端部)から下方に向かって屈曲されるガイド板部60と、を備えている。反射板部59の上面は、ヒーター24に対向している。
図2、図3に示されるように、押圧パッド26は、前後方向に長い平板状を成している。つまり、本実施形態では、前後方向が押圧パッド26の長手方向である。押圧パッド26は、例えば、LCP(液晶ポリマー)等の耐熱性樹脂によって形成されている。押圧パッド26の下面(定着ニップN側の面)は、加圧ローラー23の外周面に沿って円弧状に湾曲している。押圧パッド26の下面は、定着ベルト22を下側(加圧ローラー23側)に向かって押圧している。
押圧パッド26の上面(定着ニップNとは反対側の面)には、前後方向に間隔をおいて左右一対の支持突部66が複数セット(例えば、9セット)設けられている。押圧パッド26の上面の左右方向中央部には、突起部68が複数個(例えば、3個)設けられている。
シート部材27は、前後方向に長い形状を成している。シート部材27は、例えばPTFEなどのフッ素系樹脂によって形成されており、押圧パッド26よりも摩擦係数が小さく、摺動性が高い。シート部材27の下部は、定着ベルト22の内周面と押圧パッド26の下面の間に介装されている。
図2に示されるように、支持部材28は、前後方向に長い略四角筒状(断面ロの字状)を成している。支持部材28の上部は、反射部材25の各ガイド板部60の間に挿入されている。支持部材28は、第1支持板91と第2支持板92を組み合わせて溶接することで形成されている。第1支持板91と第2支持板92は、SECC(亜鉛メッキ鋼板)等から成るL字状の板金によって形成されており、互いに別体に設けられている。
支持部材28の第1支持板91は、用紙の搬送方向に沿って延びる第1搬送方向壁部93と、第1搬送方向壁部93の右端部(用紙の搬送方向における上流側の端部)から略直角に屈曲され、用紙の搬送方向とは直交(交差)する方向に沿って上側(定着ニップNとは反対側)に向かって延びる第1交差方向壁部94と、を備えている。第1搬送方向壁部93の下面には、押圧パッド26の各支持突部66の上端部が当接している。これにより、支持部材28によって押圧パッド26が支持されており、押圧パッド26の変形が規制されている。第1搬送方向壁部93の左右方向中央部には、前後方向に間隔をおいて貫通穴97が複数個(例えば、3個)設けられており、各貫通穴97を押圧パッド26の各突起部68が貫通している。これにより、押圧パッド26が支持部材28に対して位置決めされている。
支持部材28の第2支持板92は、用紙の搬送方向に沿って延びる第2搬送方向壁部95と、第2搬送方向壁部95の左端部(用紙の搬送方向における下流側の端部)から略直角に屈曲され、用紙の搬送方向とは直交(交差)する方向に沿って下側(定着ニップN側)に向かって延びる第2交差方向壁部96と、を備えている。第2搬送方向壁部95の右端部は、第1支持板91の第1交差方向壁部94の上端部に固定されている。第2交差方向壁部96の下端部は、第1支持板91の第1搬送方向壁部93の左端部に固定されている。
各カバー部材29は、例えば、SUS等の金属によって形成されている。図3に示されるように、各カバー部材29は、定着ベルト22の非通過領域R2と前後方向の位置が重なるように設けられている。
図2、図3に示されるように、各カバー部材29は、湾曲部100と、湾曲部100の左右両端部(用紙の搬送方向における両端部)から屈曲され、用紙の搬送方向とは直交(交差)する方向に沿って下側(定着ニップN側)に向かって延びる一対の取付部101と、を備えている。
各カバー部材29の湾曲部100は、定着ベルト22の内周面に沿って円弧状に湾曲しており、定着ベルト22の内周面と間隔を介して対向している。湾曲部100の前後方向内側の部分(各カバー部材29全体の前後方向内側の部分にも相当する)には、周方向に間隔をおいてスリット102が複数個(例えば3個)設けられている。各スリット102は、前後方向に延びる長穴状を成している。
各カバー部材29の各取付部101は、平板状に設けられている。各取付部101の下部の前後方向外側の部分は、ビス103を介して支持部材28の左右両側面に取り付けられている。各取付部101の下部の前後方向内側の隅部には、凹溝104が設けられている。
各カバー部材29の前後方向外側の端部には、湾曲部100及び各取付部101に跨って、切欠部105が形成されている。切欠部105は、ヒーター24の封止部57と前後方向の位置が重なるように設けられている。切欠部105の前後方向内側の端部は、封止部57の前後方向内側の端部と前後方向の位置が一致している。切欠部105の前後方向外側の端部(各カバー部材29全体の前後方向外側の端部にも相当する)は、封止部57の前後方向外側の端部よりも前後方向内側に位置している。切欠部105の前後方向の幅(図3の矢印B参照)は、各スリット102の前後方向の幅の1/2以下である。換言すると、各スリット102の前後方向の幅は、切欠部105の前後方向の幅の2倍以上である。
各カバー部材29には、各スリット102と切欠部105の間に補強部106が設けられている。補強部106は、各スリット102及び切欠部105を有していない。補強部106の前後方向の幅(図3の矢印D参照)は、例えば、切欠部105の前後方向の幅(図3の矢印B参照)よりも広く、各スリット102の前後方向の幅よりも狭い。
図3に示されるように、各規制部材30は、各カバー部材29よりも前後方向外側に配置されている。各規制部材30は、規制片108と、規制片108に取り付けられるリング片109と、を備えている。
各規制部材30の規制片108は、基台部110と、基台部110の前後方向内側の面に突設される挿入部111と、を備えている。規制片108には、基台部110と挿入部111を貫通するガイド穴112が前後方向に沿って設けられており、このガイド穴112をヒーター24及び支持部材28が貫通している。挿入部111は、ガイド穴112の外周に沿って湾曲しており、円弧状(下向きC字状)を成している。挿入部111は、定着ベルト22の前後両端部に挿入されている。これにより、定着ベルト22の形状が規制されている(定着ベルト22の変形が抑制されている)。
各規制部材30のリング片109(図3、図4参照)は、円環状を成している。リング片109は、規制片108の挿入部111の外周に装着されている。リング片109は、定着ベルト22の前後両端部の前後方向外側に配置されており、定着ベルト22の蛇行(前後方向外側への移動)を規制している。
上記のように構成された定着装置18において、用紙にトナー像を定着させる際には、駆動源50によって加圧ローラー23を回転させる(図2の矢印B参照)。このように加圧ローラー23が回転すると、加圧ローラー23に圧接する定着ベルト22が加圧ローラー23とは逆方向に従動回転する(図2の矢印C参照)。このように定着ベルト22が回転すると、定着ベルト22がシート部材27に対して摺動する。
また、用紙にトナー像を定着させる際には、ヒーター24を通電させる。このようにヒーター24が通電すると、ヒーター24のフィラメント54から輻射熱が放射される。ヒーター24のフィラメント54から放射された輻射熱の一部は、定着ベルト22の通過領域R1の内周面に直接照射され、吸収される。また、ヒーター24のフィラメント54から放射された輻射熱の別の一部は、反射部材25の反射板部59の上面によって定着ベルト22の通過領域R1の内周面に向かって反射され、定着ベルト22の通過領域R1の内周面に吸収される。以上のような作用により、ヒーター24によって定着ベルト22の通過領域R1が加熱される。この状態で、用紙が定着ニップNを通過すると、トナー像が加熱されて溶融し、用紙にトナー像が定着される。
なお、ヒーター24のフィラメント54から定着ベルト22の非通過領域R2の内周面に向かって放射された輻射熱は、各カバー部材29によって遮断される。これにより、連続通紙時(用紙にトナー像を連続的に定着させる時)における非通過領域R2の過昇温が抑制される。
ところで、上記のように構成された定着装置18において、各カバー部材29によってヒーター24の封止部57が覆われると、封止部57が過昇温してしまい、ヒーター24の寿命が短くなる恐れがある。
そこで、本実施形態では、各カバー部材29の前後方向外側の端部に、封止部57と前後方向の位置が重なるように切欠部105が設けられている。つまり、各カバー部材29によって封止部57が覆われていない。このような構成を採用することで、切欠部105を介して封止部57の周りの熱を各カバー部材29の外径側に放出することができる。そのため、封止部57が過昇温するのを抑制し、ヒーター24の寿命を長くすることが可能となる。
また、各カバー部材29の切欠部105は、湾曲部100及び各取付部101に跨って形成されている。このような構成を採用することで、湾曲部100又は各取付部101のいずれか一方のみに切欠部105が形成されている場合と比較して、切欠部105を介して封止部57の周りの熱を各カバー部材29の外径側に放出しやすくなる。そのため、封止部57が過昇温するのを一層効果的に抑制することができる。
また、各カバー部材29の切欠部105の前後方向内側の端部は、封止部57の前後方向内側の端部と前後方向の位置が一致している。このような構成を採用することで、切欠部105の前後方向内側の端部が封止部57の前後方向内側の端部よりも前後方向外側に位置している場合と比較して、切欠部105を介して封止部57の周りの熱を各カバー部材29の外径側に放出しやすくなる。そのため、封止部57が過昇温するのを一層効果的に抑制することができる。
また、各カバー部材29の前後方向内側の部分には、各スリット102が設けられている。そのため、ヒーター24の周りの熱を、切欠部105からだけでなく各スリット102からも放出することが可能となり、ヒーター24全体の過昇温を効果的に抑制することができる。更に、本実施形態では、各スリット102の前後方向の幅が切欠部105の前後方向の幅の2倍以上になっているため、ヒーター24の周りの熱を各スリット102から放出しやすくなり、ヒーター24全体の過昇温を一層効果的に抑制することができる。
また、各カバー部材29の前後方向内側の部分(ヒーター24の封止部57と前後方向の位置が一致しない部分)と前後方向外側の端部(ヒーター24の封止部57と前後方向の位置が一致する部分)にそれぞれ大きな切欠部105を設けると、各カバー部材29の強度が低下する恐れがある。一方で、各カバー部材29の前後方向内側の部分と前後方向外側の端部にそれぞれ各スリット102を設けるだけでは、ヒーター24の封止部57の過昇温を十分に抑制するのは困難である。そこで、本実施形態では、各カバー部材29の前後方向内側の部分には各スリット102を設け、各カバー部材29の前後方向外側の端部には各スリット102よりも開口面積が大きな切欠部105を設けている。このような構成を採用することで、各カバー部材29の強度を低下させることなく、ヒーター24の封止部57の過昇温を確実に抑制することができる。
また、各カバー部材29には、各スリット102及び切欠部105を有しない補強部106が設けられている。そのため、各スリット102や切欠部105が各カバー部材29の全域に亘って設けられている場合と比較して、各カバー部材29の強度を高めることが可能となる。なお、補強部106は、各スリット102と切欠部105の間に設けられているため、補強部106の内径側の熱は、各スリット102や切欠部105を介して各カバー部材29の外径側に放出される。そのため、補強部106の周辺領域においてヒーター24が過昇温する恐れはない。
次に、上記のように構成された定着装置18において、定着ベルト22、ヒーター24及び各規制部材30に対する各カバー部材29の配置について説明する。
図4に示されるように、ヒーター24と各カバー部材29の間隔(正確には、ヒーター24の被保持部58を前後方向に平行移動させて各カバー部材29の湾曲部100の真下に挿入したと仮定した場合における被保持部58の上面と湾曲部100の内周面の間隔)を間隔Aとすると、間隔Aは、3.0mm以上とするのが好ましく、3.5mm以上とするのがより好ましい。本実施形態では、間隔Aを3.5mmとしている。
図3に示されるように、切欠部105を挟んだ各カバー部材29と各規制部材30の間隔(正確には、切欠部105を挟んだ各カバー部材29と各規制部材30の挿入部111の前後方向内側の端部の間隔)を間隔Bとすると、間隔Bは、2.5mm以上とするのが好ましく、3.0mm以上とするのがより好ましい。本実施形態では、間隔Bを3.0mmとしている。
図4に示されるように、定着ベルト22と各カバー部材29の間隔(正確には、定着ベルト22の内周面と各カバー部材29の湾曲部100の外周面の間隔)を間隔Cとすると、間隔Cは、2.0mm以上とするのが好ましく、2.5mm以上とするのがより好ましい。本実施形態では、間隔Cを2.5mmとしている。
以上のように、本実施形態では、間隔A>間隔B>間隔Cの関係が成り立っている。このような関係が成り立つことで、切欠部105を挟んだ各カバー部材29と各規制部材30の間隔が、定着ベルト22と各カバー部材29の間隔よりも広くなる。そのため、各規制部材30が樹脂によって形成されているような場合でも、各カバー部材29からの熱によって各規制部材30が変形して分解するような不具合を回避することができる。
また、上記のような関係が成り立つことで、ヒーター24と各カバー部材29の間隔が、切欠部105を挟んだ各カバー部材29と各規制部材30の間隔や定着ベルト22と各カバー部材29の間隔よりも広くなる。そのため、ヒーター24の周りに熱がこもるのを抑制することが可能となり、封止部57が過昇温するのを一層効果的に抑制することができる。
<比較実験>
本発明の実施例の定着装置18(各カバー部材29が切欠部105を有し、且つ、間隔A>間隔B>間隔Cの関係が成り立つ定着装置18)と、比較例の定着装置(各カバー部材が切欠部を有さず、且つ、間隔A>間隔B>間隔Cの関係が成り立たない定着装置)を用いて、本発明の効果を確認するための実験を行った。この実験では、A4サイズの用紙(80g/m2)を40ppmで連続通紙し、比較例の定着装置と実施例の定着装置18について封止部57と各規制部材30の温度をそれぞれ測定した。その結果を表1に示す。
Figure 0006358189
一般的に、封止部57の過昇温を抑制してヒーター24の長寿命化を図るためには、封止部57の温度は300℃〜350℃以下に抑えるのが好ましい。表1に示されるように、比較例の定着装置では封止部の温度が342℃まで上昇したのに対して、実施例の定着装置18では封止部57の温度が255℃に留まっている。このことから、実施例の定着装置18によって封止部57の過昇温を十分に抑制できることが確認された。
また、各規制部材30を樹脂によって形成する場合、各規制部材30の変形や分解を抑制するためには、一般的に、各規制部材30の温度は240℃以下に抑えるのが好ましい。比較例の定着装置では各規制部材の温度が245℃まで上昇したのに対して、実施例の定着装置18では各規制部材30の温度が208℃に留まっている。このことから、実施例の定着装置18によって各規制部材30の変形や分解を十分に抑制できることが確認された。
本実施形態では、各カバー部材29の切欠部105の前後方向内側の端部と封止部57の前後方向内側の端部の前後方向の位置が一致している場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、各カバー部材29の切欠部105の前後方向内側の端部が封止部57の前後方向内側の端部よりも前後方向内側に位置していても良い。
本実施形態では、ヒーター24がハロゲンヒーターによって構成される場合について説明したが、他の異なる実施形態では、セラミックヒーターなどをヒーター24として用いても良い。
本実施形態では、プリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
1 プリンター(画像形成装置)
18 定着装置
22 定着ベルト
23 加圧ローラー(加圧部材)
24 ヒーター(熱源)
26 押圧パッド(押圧部材)
28 支持部材
29 カバー部材
30 規制部材
54 フィラメント(熱放射部)
56 収容部
57 封止部
100 湾曲部
101 取付部
105 切欠部
A 回転軸
N 定着ニップ
R1 通過領域
R2 非通過領域

Claims (4)

  1. 回転軸の周りを回転可能に設けられる定着ベルトと、
    前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成する加圧部材と、
    前記定着ベルトの内径側に設けられる熱源と、
    前記定着ベルトと前記熱源の間に設けられるカバー部材と、
    前記定着ベルトの前記回転軸方向外側の端部に挿入され、前記定着ベルトの形状を規制する規制部材と、を備え、
    前記定着ベルトは、
    記録媒体が通過する通過領域と、
    前記通過領域の前記回転軸方向外側に設けられる非通過領域と、を備え、
    前記熱源は、
    輻射熱を放射する熱放射部と、
    前記熱放射部を収容する収容部と、
    前記収容部の前記回転軸方向の両端部を封止する封止部と、を備え、
    前記カバー部材は、前記非通過領域と前記回転軸方向の位置が重なるように設けられ、
    前記カバー部材の前記回転軸方向外側の端部には、前記封止部と前記回転軸方向の位置が重なるように切欠部が設けられており、
    前記熱源と前記カバー部材の間隔を間隔Aとし、前記切欠部を挟んだ前記カバー部材と前記規制部材の間隔を間隔Bとし、前記定着ベルトと前記カバー部材の間隔を間隔Cとした場合に、
    間隔A>間隔B>間隔C
    の関係が成り立つことを特徴とする定着装置。
  2. 回転軸の周りを回転可能に設けられる定着ベルトと、
    前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成する加圧部材と、
    前記定着ベルトの内径側に設けられる熱源と、
    前記定着ベルトと前記熱源の間に設けられるカバー部材と、
    前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材を支持する支持部材と、を備え、
    前記定着ベルトは、
    記録媒体が通過する通過領域と、
    前記通過領域の前記回転軸方向外側に設けられる非通過領域と、を備え、
    前記熱源は、
    輻射熱を放射する熱放射部と、
    前記熱放射部を収容する収容部と、
    前記収容部の前記回転軸方向の両端部を封止する封止部と、を備え、
    前記カバー部材は、前記非通過領域と前記回転軸方向の位置が重なるように設けられ、
    前記カバー部材の前記回転軸方向外側の端部には、前記封止部と前記回転軸方向の位置が重なるように切欠部が設けられており、
    前記カバー部材は、
    前記定着ベルトの内周面に沿って円弧状に湾曲する湾曲部と、
    記録媒体の搬送方向における前記湾曲部の両端部から屈曲され、記録媒体の搬送方向とは交差する方向に沿って前記定着ニップ側に向かって延びて、前記支持部材に取り付けられる一対の取付部と、を備え、
    前記切欠部は、前記湾曲部及び前記各取付部に跨って形成されていることを特徴とする定着装置。
  3. 前記切欠部の前記回転軸方向内側の端部は、前記封止部の前記回転軸方向内側の端部と前記回転軸方向の位置が一致しているか、又は、前記封止部の前記回転軸方向内側の端部よりも前記回転軸方向内側に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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