JP6344479B2 - 可変抵抗器 - Google Patents

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Description

この発明は、可変抵抗器に関し、特に、絶縁基板と、絶縁基板上に設けられた抵抗体パターンと、絶縁基板上に抵抗体パターンと離間して設けられた集電体パターンと、抵抗体パターン上および集電体パターン上を摺動する摺動子とを備えた、たとえばポジションセンサやポテンショメータなどの可変抵抗器に関する。
従来の可変抵抗器として、たとえば、特許文献1に開示されている抵抗基板は、特許文献1の図1に示すように、絶縁基板上に、摺動子が摺動する抵抗体パターンと集電体パターンとが離間して設けられると共に、抵抗体パターンの両端部にそれぞれ導通する一対の電極パターンが形成された抵抗基板において、抵抗基板は、一対の電極パターンの間をつなぐように、絶縁基板上に設けられた絶縁パターンを具備し、絶縁パターンの両端部は、一対の電極パターン上に重ね合わされており、抵抗体パターンは、絶縁パターン上および絶縁パターンから露出した一対の電極パターンの露出部上に積層されている構造を有する。特許文献1に開示されている従来技術では、上述の構造により、マイクロリニアリティ特性の優れた抵抗基板およびその製造方法を提供しようとしている。
特開2013−161890号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている従来技術では、絶縁基板上の表面粗さが絶縁パターンを介して抵抗体パターンの厚みの均一性に影響を及ぼすので、リニアリティ特性が大きく改善されなく、優れたリニアリティ特性が望まれる。なお、本願において、リニアリティ特性とは、可変抵抗器において、摺動子の回転角度や直線変位距離などの摺動量と抵抗値との関係の直線性をいう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、優れたリニアリティ特性を有する可変抵抗器を提供することである。
この発明にかかる可変抵抗器は、可変抵抗器であって、絶縁基板と、絶縁基板に形成された端子と、絶縁基板上に設けられ、端子に電気的に接続された抵抗体パターンと、絶縁基板上に抵抗体パターンと離間して設けられた集電体パターンと、抵抗体パターン上および集電体パターン上を摺動する摺動子と、を備え、抵抗体パターンの平均厚み/絶縁基板上の表面粗さRz≧10の関係を満たした、可変抵抗器である。また、その端子は、絶縁基板上に露出する露出部を有し、端子の露出部上に電極パターンが形成され、抵抗体パターンの端部は、電極パターンの、端子の露出面全面を覆う側の主面とは反対側の主面全面を覆うように形成され、電極パターンを介して端子に電気的に接続されていることが好ましい。
この発明にかかる可変抵抗器では、絶縁基板は、少なくとも抵抗体パターンを形成する部分の金型を鏡面化することによって面精度を向上した樹脂成型により作製されていることが好ましい。
また、この発明にかかる可変抵抗器では、抵抗体パターンおよび集電体パターンは、絶縁基板上にペーストをスクリーン印刷、グラビア印刷またはインクジェットにより塗布し、加熱硬化することによって形成されていることが好ましい。
さらに、この発明にかかる可変抵抗器では、抵抗体パターンおよび集電体パターンは、同一材料からなることが好ましい。
この発明にかかる可変抵抗器では、抵抗体パターンの平均厚み/絶縁基板上の表面粗さRz≧10の関係を満たしているので、絶縁基板上の表面粗さが抵抗体パターンの厚みの均一性に影響を及ぼしにくくなる。そのため、この発明にかかる可変抵抗器は、優れたリニアリティ特性を有する。また、その端子は、絶縁基板上に露出する露出部を有し、端子の露出部上に電極パターンが形成され、抵抗体パターンの端部が、電極パターンの、端子の露出面全面を覆う側の主面とは反対側の主面全面を覆うように形成され、電極パターンを介して端子に電気的に接続されていると、端子の露出部、電極パターンおよび抵抗体パターンの端部の密着性がよいので、端子の露出部に抵抗体パターンの端部を直接的に形成して電気的に接続する場合と比べて、端子と抵抗体パターンの端部との接続信頼性がよくなる。
この発明にかかる可変抵抗器では、絶縁基板が、少なくとも抵抗体パターンを形成する部分の金型を鏡面化することによって面精度を向上した樹脂成型により作製されていると、生産ラインにおいて、絶縁基板上に絶縁パターンを形成するなどの工程の追加や絶縁基板上を研磨するなどの特別な処理が不要であるので、低コスト化を図ることができる。
また、この発明にかかる可変抵抗器では、抵抗体パターンおよび集電体パターンが、絶縁基板上にペーストをスクリーン印刷、グラビア印刷またはインクジェットにより塗布し、加熱硬化することによって形成されていると、抵抗体パターンおよび集電体パターンを効率的に形成することができるので、可変抵抗器の量産性が高くなる。
さらに、この発明にかかる可変抵抗器では、抵抗体パターンおよび集電体パターンが、同一材料からなると、同一材料を用いることで低コスト化を図ることができると同時に、抵抗体パターンおよび集電体パターンを印刷により形成することができるので、可変抵抗器の量産性が高くなる。
この発明によれば、優れたリニアリティ特性を有する可変抵抗器が得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
この発明にかかるポジションセンサの一例を示す斜視図である。 図1に示すポジションセンサの分解斜視図である。 図1に示すポジションセンサの抵抗体パターンに電圧Vccを印加して出力電圧を得るための回路図である。 実施例1のポジションセンサに用いられる絶縁基板の一方主面の表面粗さRzを示すグラフである。 従来例のポジションセンサに用いられる絶縁基板の一方主面の表面粗さRzを示すグラフである。 ポジションセンサにおいて摺動子の回転角度と出力電圧比との関係などを示すグラフである。
図1は、この発明にかかるポジションセンサの一例を示す斜視図であり、図2は、図1に示すポジションセンサの分解斜視図である。
図1および図2に示すポジションセンサ10は、たとえば合成樹脂などの絶縁体からなる略多角形板状の絶縁基板12を含む。絶縁基板12は、たとえば、幅方向における最大長さが10.6mmに形成され、前後方向における最大長さが11.6mmに形成され、厚みが0.55mmに形成される。また、絶縁基板12は、一方主面の表面粗さRzがたとえば0.3μmと比較的細かく形成される。本願において、絶縁基板の表面粗さRzとは、粗さ曲線からその平均線の方向に基準長さだけを抜き取り、この抜取り部分の平均線から縦倍率の方向に測定した、最も高い山頂から5番目までの山頂の標高(Yp)の絶対値の平均値と、最も低い谷底から5番目までの谷底の標高(Yv)の絶対値の平均値との和を求め、この値をマイクロメートル(μm)で表したものをいう。
絶縁基板12の中央には、たとえば円形状の回転用孔14が形成される。この回転用孔14は、後述の摺動子32を回転可能に支持するための孔である。
絶縁基板12には、前端部の両側に凸部16aがそれぞれ形成され、両側端部に凹部16bおよび凸部16cがそれぞれ形成され、それらの凹部16bの中央に突出部16dがそれぞれ形成される。これらの凸部16a、凹部16b、凸部16cおよび突出部16dは、後述のカバー42と嵌り合うためのものである。
絶縁基板12には、端子として、第1の端子18a、第2の端子18bおよび第3の端子18cが、それぞれ、たとえば金属などの導体で形成される。
第1の端子18aは、絶縁基板12の前端面の一端側から前方に引き出されたたとえばクランク状の引出し部20aと、絶縁基板12に埋め込まれた中間部22aと、絶縁基板12の一方の凸部16aの近傍において絶縁基板12の一方主面と面一に露出したたとえば4角形状の露出部24aとを有する。
第2の端子18bは、絶縁基板12の前端面の中央から前方に引き出されたたとえばクランク状の引出し部20bと、絶縁基板12に埋め込まれた中間部22bと、絶縁基板12の回転用孔14の周囲において絶縁基板12の一方主面と面一に露出したたとえば円環状の露出部24bとを有する。
第3の端子18cは、絶縁基板12の前端面の他端側から前方に引き出されたたとえばクランク状の引出し部20cと、絶縁基板12に埋め込まれた中間部22cと、絶縁基板12の他方の凸部16aの近傍において絶縁基板12の一方主面と面一に露出したたとえば4角形状の露出部24cとを有する。
なお、第1の端子18a、第2の端子18bおよび第3の端子18cの表面には、たとえばNi、Ag、Auなどの導体でめっき処理が施されてもよい。
絶縁基板12、第1の端子18a、第2の端子18bおよび第3の端子18cは、たとえば、1枚の金属板から、プレス成型で第1の端子18a、第2の端子18bおよび第3の端子18cがリードフレームに接続されたフープ材を形成し、そのフープ材の第1の端子18aの中間部22a、第2の端子18bの中間部22bおよび第3の端子18cの中間部22cを含む所定の部分に、インサート成型で合成樹脂からなる絶縁基板12を形成した後に、第1の端子18a、第2の端子18bおよび第3の端子18cをリードフレームから切り離すことによって形成される。この場合、絶縁基板12をインサート成型で形成するための金型の表面において、特に絶縁基板12の一方主面を形成するための表面が、鏡面仕上げされている。そのため、絶縁基板12は、一方主面の表面粗さRzがたとえば0.3μmと比較的細かく形成される。
なお、フープ材の表面には、絶縁基板12を形成する前に、たとえばNi、Ag、Auなどの導体でめっき処理が施されてもよい。
絶縁基板12の一方主面には、たとえば略L字状の2つの電極パターン26aおよび26bが間隔を隔ててたとえばAgペーストなどの導体ペーストで形成される。この場合、一方の電極パターン26aは、第1の端子18aの露出部24aを覆いかつ第2の端子18bの露出部24bの近傍にわたって形成され、他方の電極パターン26bは、第3の端子18cの露出部24cを覆いかつ第2の端子18bの露出部24bの近傍にわたって形成される。
さらに、絶縁基板12の一方主面には、たとえばΩ状の抵抗体パターン28がたとえばフェノール系樹脂にカーボンブラックを含浸したペーストで形成される。この場合、抵抗体パターン28は、平均厚みがたとえば8.0μmに形成される。さらに、抵抗体パターン28は、略L字状の一端部28aが一方の電極パターン26aを覆うように形成され、円弧状の中間部28bが第2の端子18bの露出部24bと間隔を隔てて第2の端子18bの露出部24bの周囲に形成され、略L字状の他端部28cが他方の電極パターン26bを覆うように形成される。そのため、抵抗体パターン28の一端部28aは、一方の電極パターン26aを介して、第1の端子18aに電気的に接続され、抵抗体パターン28の他端部28cは、他方の電極パターン26bを介して、第3の端子18cに電気的に接続される。
さらに、絶縁基板12の一方主面には、抵抗体パターン28と離間して、たとえば円環状の集電体パターン30がたとえばフェノール系樹脂にカーボンブラックを含浸したペーストで形成される。この場合、集電体パターン30は、抵抗体パターン28の中間部28bの内側において、第2の端子18bの露出部24bを覆うように形成される。そのため、集電体パターン30は、第2の端子18bに電気的に接続される。
絶縁基板12の回転用孔14には、摺動子32が回転可能に支持される。摺動子32は、たとえば合成樹脂などの絶縁体からなる略円筒状の回転軸部34aを含む。回転軸部34aは、回転用孔14の直径とほぼ同じ寸法の外径を有する。回転軸部34aの下部は、絶縁基板12の回転用孔14に回転可能に挿入される。
回転軸部34aの中央には、たとえば断面D字状の回転用孔34bが形成される。回転用孔34bは、摺動子32の回転軸部34aを回転しやすくするための孔である。
回転軸部34aの上部には、表示用凹部34cが形成される。表示用凹部34cは、後述のカバー42の表示用目盛44bと協働して、摺動子32の回転軸部34aなどの回転角度を表示するためのものである。
回転軸部34aの周囲には、第1の接触子36aおよび第2の接触子36bが、たとえば金属などの導体で一体的に形成される。また、第1の接触子36aおよび第2の接触子36bは、回転軸部34aに固着される。この場合、第1の接触子36aと第2の接触子36bとは、回転軸部34aを中心にして、互いに反対側に形成される。また、第1の接触子36aは、回転軸部34aを中心にして、第2の接触子36bよりも外側に形成される。
第1の接触子36aは、抵抗体パターン28の中間部28b上を摺動するためのものであり、ばね性を有するように中間部38aがたとえば細い3本線状に形成され、かつ、中央部40aが下方に突出するようにV字状に形成される。
第2の接触子36bは、集電体パターン30上を摺動するためのものであり、ばね性を有するように中間部38bがたとえば細い2本線状に形成され、かつ、中央部40bが下方に突出するようにV字状に形成される。
摺動子32は、回転軸部34aの下部が絶縁基板12の回転用孔14に回転可能に挿入されるとともに、第1の接触子36aの中央部40aが抵抗体パターン28の中間部28b上を摺動するように抵抗体パターン28の中間部28bに圧接され、第2の接触子36bの中央部40bが集電体パターン30上を摺動するように集電体パターン30に圧接される。そのため、第2の端子18bは、集電体パターン30と摺動子32の第2の接触子36bおよび第1の接触子36aとを介して、抵抗体パターン28の中間部28bに電気的に接続される。したがって、回転軸部34aを中心として摺動子32を回転した場合、摺動子32の第1の接触子36aの中央部40aが抵抗体パターン28の中間部28bに接触する位置を変えることができ、抵抗体パターン28などによる第1の端子18aおよび第2の端子18b間の抵抗値と抵抗体パターン28などによる第2の端子18bおよび第3の端子18c間の抵抗値とをそれぞれ変えることができる。なお、この場合、摺動子32の第2の接触子36bの中央部40bが集電体パターン30に接触する位置も変わるが、集電体パターン30のほぼ全体が第2の端子18bの露出部24bに接触しているので、第2の接触子36bの中央部40bが集電体パターン30に接触する位置が変わっても、それのみによっては、抵抗体パターン28などによる第1の端子18aおよび第2の端子18b間の抵抗値と抵抗体パターン28などによる第2の端子18bおよび第3の端子18c間の抵抗値とは変わらない。
絶縁基板12には、たとえば合成樹脂などの絶縁体からなるカバー42が、抵抗体パターン28、集電体パターン30および摺動子32などを覆うようにして取り付けられる。
カバー42の中央には、たとえば円形状の回転用孔44aが形成される。回転用孔44aは、摺動子32の回転軸部34aの外径とほぼ同じ寸法の直径を有する。回転用孔44aには、回転軸部34aの上部が回転可能に挿入される。
カバー42の上部には、回転用孔44aの周囲に表示用目盛44bが形成される。表示用目盛44bは、摺動子32の表示用凹部34cと協働して、摺動子32の回転軸部34aなどの回転角度を表示するためのものである。
カバー42には、前端部の両側に切欠部46aがそれぞれ形成され、両側端部にスリット46bおよび切欠部46cがそれぞれ形成される。なお、図2には、一方側の切欠部46a、スリット46bおよび切欠部46cは示されていない。カバー42のこれらの切欠部46a、スリット46bおよび切欠部46cには、絶縁基板12の凸部16a、突出部16dおよび凸部16cがそれぞれ嵌り合う。
さらに、カバー42の前端部には、3つの切欠部48a、48bおよび48cが形成される。これらの切欠部48a、48bおよび48cには、第1の端子18aの引出し部20a、第2の端子18bの引出し部20bおよび第3の端子18cの引出し部20cがそれぞれ挿通される。
このポジションセンサ10には、図3に示すように、第1の端子18aおよび第3の端子18c間に電圧Vccが印加され、第2の端子18bがA/D変換器50の入力端に接続される。そのため、摺動子32を回転すれば、その回転角度に応じて、第2の端子18bにおける出力電圧が変わり、その出力電圧の大きさがA/D変換器50でデジタル的に検出される。そのため、このポジションセンサ10では、摺動子32の回転角度を検出することができる。
このポジションセンサ10では、抵抗体パターン28の平均厚みが8.0μmに形成され、絶縁基板12上の表面粗さRzが0.3μmに形成され、抵抗体パターン28の平均厚み/絶縁基板12上の表面粗さRzがほぼ26.6であり、抵抗体パターン28の平均厚み/絶縁基板12上の表面粗さRz≧10の関係を満たしているので、絶縁基板12上の表面粗さが抵抗体パターン28の厚みの均一性に影響を及ぼしにくくなる。そのため、このポジションセンサ10は、優れたリニアリティ特性を有する。
このポジションセンサ10では、絶縁基板12が、少なくとも抵抗体パターン28を形成する部分の金型を鏡面化することによって面精度を向上した樹脂成型により作製され、生産ラインにおいて、絶縁基板12上に絶縁パターンを形成するなどの工程の追加や絶縁基板12上を研磨するなどの特別な処理が不要であるので、低コスト化を図ることができる。
また、このポジションセンサ10では、抵抗体パターン28および集電体パターン30が、絶縁基板12上にペーストをスクリーン印刷、グラビア印刷またはインクジェットにより塗布し、加熱硬化することによって形成され、抵抗体パターン28および集電体パターン30を効率的に形成することができるので、ポジションセンサ10の量産性が高い。
さらに、このポジションセンサ10では、抵抗体パターン28および集電体パターン30が、同一材料からなり、同一材料を用いることで低コスト化を図ることができると同時に、抵抗体パターン28および集電体パターン30を印刷により形成することができるので、ポジションセンサ10の量産性が高い。
また、このポジションセンサ10では、第1の端子18aおよび第3の端子18cが、絶縁基板12上に露出する露出部24aおよび24cを有し、第1の端子18aの露出部24aおよび第3の端子18cの露出部24c上に電極パターン26aおよび26bが形成され、抵抗体パターン28の一端部28aおよび他端部28cが、電極パターン26aおよび26b上に形成され、電極パターン26aおよび26bを介して第1の端子18aおよび第3の端子18cに電気的に接続され、第1の端子18aの露出部24aおよび第3の端子18cの露出部24cと、電極パターン26aおよび26bと、抵抗体パターン28の一端部28aおよび他端部28cとの密着性がよいので、第1の端子18aの露出部24aおよび第3の端子18cの露出部24cに抵抗体パターン28の一端部28aおよび他端部28cを直接的に形成して電気的に接続する場合と比べて、第1の端子18aおよび第3の端子18cと抵抗体パターン28の一端部28aおよび他端部28cとの接続信頼性がよい。
さらに、このポジションセンサ10では、摺動子32の第1の接触子36aが、ばね性を有するように中間部38aがたとえば細い3本線状に形成され、かつ、中央部40aが下方に突出するようにV字状に形成されるとともに、摺動子32の第2の接触子36bが、ばね性を有するように中間部38bがたとえば細い2本線状に形成され、かつ、中央部40bが下方に突出するようにV字状に形成されているので、抵抗体パターン28や集電体パターン30上にちりやほこりが乗っていたとしても、摺動子32の第1の接触子36aの中央部40aおよび第2の接触子36bの中央部40bのそれぞれのいずれかの部分が、抵抗体パターン28および集電体パターン30に接触しやすく、摺動子32の第1の接触子36aおよび第2の接触子36bと抵抗体パターン28および集電体パターン30との接続信頼性がよい。
(実施例1)
実施例1として、図1および図2に示すポジションセンサ10が、以下の条件で作製される。
絶縁基板12は、一方主面の表面粗さRzが0.3μmに形成される。
抵抗体パターン28は、平均厚みが8.0μmに形成される。
絶縁基板12と、第1の端子18a、第2の端子18bおよび第3の端子18cとは、インサート成型品でPPS樹脂(DIC:FZ−3600)と母材が黄銅の金属端子とから構成され、金属端子の表面には、Niを下地としてAgめっき処理が施されている。
抵抗体パターン28および集電体パターン30は、フェノール系樹脂にカーボンブラックを含浸したペーストをスクリーン印刷し加熱硬化することによって形成される。
電極パターン26aおよび26bは、Agペーストをスクリーン印刷し加熱硬化することによって形成される。
摺動子32は、インサート成型品で9Tナイロン樹脂(クラレ:ジェネスタG1302)と母材が洋白の金属接触子とで構成され、金属接触子の表面には、Niを下地としてAgめっき処理が施されている。
カバー42は、PPA(Solvey:アモデルHFZA−4133L)で形成される。
第1実施例1のポジションセンサ10には、図3に示すように、第1の端子18aおよび第3の端子18c間に5Vの電圧Vccが印加され、第2の端子18bがA/D変換器50の入力端に接続される。
実施例1でも、上述の実施の形態が奏する効果と同様の効果を奏する。
図4は、実施例1のポジションセンサ10に用いられる絶縁基板12の一方主面の表面粗さRzを示すグラフであり、図5は、従来例のポジションセンサに用いられる絶縁基板の一方主面の表面粗さRzを示すグラフである。
従来例のポジションセンサでは、用いられる絶縁基板の一方主面の表面粗さRzが図5に示すように粗く、抵抗体パターンの厚みにばらつきが出て、抵抗値もばらつくため、リニアリティ特性の悪化が起こる。
それに対して、実施例1のポジションセンサ10では、リニアリティ特性を改善するため、絶縁基板12の一方主面の表面粗さRzを図3に示すように改善することにより、均一な厚みの抵抗体パターン28が得られ、リニアリティ特性の改善が実現される。
リニアリティ特性は、多くの要因で決定されるが、支配的な要因としては、抵抗体パターンの厚みのばらつきがあげられる。抵抗値Rは、抵抗体パターンの膜厚の断面積に反比例しており(R=ρ*L/Sで、ρは抵抗体パターンの比抵抗であり、Lは抵抗体パターンの長さであり、Sは抵抗体パターンの断面積である)、断面積のばらつきをいかに小さく抑えることができるかがポイントとなる。
従来例のポジションセンサでは、抵抗体パターンの下地となる絶縁パターンがうねっており、抵抗体パターンは、硬化時にレベリングが起こり、実質的な膜厚がばらついてしまう。
それに対して、この発明では、実施例1のように、絶縁基板上の表面粗さの精度を上げると、抵抗体パターンの厚みのばらつきが低減され、リニアリティ特性の改善が実現できる。
この発明では、絶縁基板12の一方主面(絶縁基板上)の表面粗さと抵抗体パターンの厚みの比が効いているため、抵抗体パターンの平均厚み/絶縁基板上の表面粗さRz≧10の関係を満たしていれば、十分なリニアリティ特性の改善効果が見込める。
実施例1のポジションセンサ10について、印加電圧Vccを5.0Vとして、リニアリティ特性を測定した。この場合、リニアリティ特性として、摺動子32の回転角度[°]と、第1の端子18aおよび第3の端子18c間に印加される印加電圧V13に対する第2の端子18bおよび第3の端子18c間に出力される出力電圧V12の比である出力電圧比V12/V13[%]との関係を調べた。その結果、実施例1のポジションセンサ10のリニアリティは、0.4[%]であった。
ここで、ポジションセンサのリニアリティについて詳しく説明する。
図6は、従来例のポジションセンサにおいて摺動子の回転角度と出力電圧比との関係などを示すグラフである。
図6には、従来例のポジションセンサの関係を現品の実測リニアリ波形として示し、さらに、理想直線も示している。この理想直線は、たとえば−166.65[°]〜+166.65[°]の333.3[°]の回転角度の範囲において出力電圧比が0[%]から100[%]に直線的に変化する理想的な関係を示す。
リニアリティは、その理想直線とポジションセンサの摺動子の回転角度および出力電圧比の関係との差(ズレ)をリニアリティと定義している。この場合、リニアリティは、(ズレ量(V)/印加電圧(V))×100[%]としている。
また、理想直線からの「ズレ」が最大の所を探し、それより内側の範囲を、図6ではたとえば−160[°]〜+160[°]の範囲を、リニアリティ保証の角度範囲としている。
(実施例2)
実施例2として、図1および図2に示すポジションセンサ10が、実施例1の条件と同様の条件で形成される。ただし、実施例2では、以下の条件が用いられる。
絶縁基板12と、第1の端子18a、第2の端子18bおよび第3の端子18cとは、インサート成型品でPPS樹脂(DIC:Z230−Z9)と母材が黄銅の金属端子とから構成され、金属端子の表面には、Niを下地としてAuめっき処理が施されている。
抵抗体パターン28および集電体パターン30は、フェノール系樹脂にカーボンブラックを含浸したペーストをスクリーン印刷し加熱硬化することによって形成される。
電極パターン26aおよび26bは、Agペーストをスクリーン印刷し加熱硬化することによって形成される。
摺動子32は、インサート成型品でLCP樹脂(JX日鉱日石エネルギー:ザイダーCX−1090)と母材が洋白の金属接触子とで構成され、金属接触子の表面には、Ag/Pd(7:3)めっき処理が施されている。
カバー42は、LCP樹脂(JX日鉱日石エネルギー:ザイダーcx−1082)で形成される。
実施例2でも、実施例1と同レベルのリニアリティ特性を改善する効果が得られる。
このように、実施例2では、実施例1と比べて絶縁基板12などの材料が異なるように変えられているが、実施例1と同様の効果が得られる。
(実施例3)
実施例3として、図1および図2に示すポジションセンサ10が、実施例1の条件と同様の条件で形成される。ただし、実施例3では、以下の条件が用いられる。
絶縁基板12と、第1の端子18a、第2の端子18bおよび第3の端子18cとは、インサート成型品でPPS樹脂(DIC:FZ=3600)と母材が黄銅の金属端子とから構成され、金属端子の表面には、Niを下地としてAuめっき処理が施されている。
抵抗体パターン28および集電体パターン30は、フェノール系樹脂にカーボンブラックを含浸したペーストをスクリーン印刷し加熱硬化することによって形成される。
電極パターン26aおよび26bは、Agペーストをスクリーン印刷し加熱硬化することによって形成される。
摺動子32は、インサート成型品でLCP樹脂(ポリプラ:ベクトラE130G)と母材が洋白の金属接触子とで構成され、金属接触子の表面には、Ag/Pd(7:3)めっき処理が施されている。
カバー42は、LCP樹脂(JX日鉱日石エネルギー:ザイダーMG450)で形成される。
実施例3でも、実施例1と同レベルのリニアリティ特性を改善する効果が得られる。
このように、実施例3では、実施例1と比べて絶縁基板12などの材料がさらに異なるように変えられているが、実施例1と同様に効果が得られる。
(実験例)
まず、実施例1−1のポジションセンサとして、上述の実施例1のポジションセンサと同様のポジションセンサを作製した。すなわち、実施例1−1のポジションセンサは、絶縁基板12の一方主面の表面粗さRzが0.3μmに形成され、抵抗体パターン28の平均厚みが8.0μmに形成され、抵抗体パターン28の平均厚み/絶縁基板12上の表面粗さRzが約26.7である。
また、実施例1−2のポジションセンサとして、実施例1−1のポジションセンサと比べて、絶縁基板12の一方主面の表面粗さRzが4.0μmに形成され、抵抗体パターン28の平均厚みが40.0μmに形成され、抵抗体パターン28の平均厚み/絶縁基板12上の表面粗さRzが10.0である、ポジションセンサを作製した。
また、比較例1−1のポジションセンサとして、実施例1−1のポジションセンサと比べて、絶縁基板12の一方主面の表面粗さRzが4.0μmに形成され、抵抗体パターン28の平均厚みが19.0μmに形成され、抵抗体パターン28の平均厚み/絶縁基板12上の表面粗さRzが約4.8である、ポジションセンサを作製した。
さらに、比較例1−2のポジションセンサとして、実施例1−1のポジションセンサと比べて、絶縁基板12の一方主面の表面粗さRzが4.0μmに形成され、抵抗体パターン28の平均厚みが13.0μmに形成され、抵抗体パターン28の平均厚み/絶縁基板12上の表面粗さRzが約3.3である、ポジションセンサを作製した。
そして、実施例1−1、1−2および比較例1−1、1−2のポジションセンサについて、リニアリティ特性を測定した。
その結果、比較例1−1、1−2のポジションセンサでは、リニアリティがそれぞれ1.1%、1.2%であった。
それに対して、実施例1−1、1−2では、リニアリティがそれぞれ0.4%、0.9%であった。
したがって、この発明にかかる実施例1−1、1−2のポジションセンサでは、比較例1−1、1−2のポジションセンサと比べて、リニアリティ特性がよいことがわかる。
すなわち、実施例1−1、1−2の抵抗体パターン28の平均厚み/絶縁基板12上の表面粗さRzが10以上であり、十分なリニアリティ特性の改善効果がみられる。
それに対して、比較例1−1、1−2などの従来品では、抵抗体パターン28の平均厚み/絶縁基板12上の表面粗さRzが10未満であり、測定誤差のばらつきを考慮すると、リニアリティは2.0%の保証が限界であった。
この発明の実施例1−1、1−2では、従来品の倍の精度の1.0%のリニアリティが可能になり(測定誤差を考慮すると0.9%の実力が必要であり)、それが達成可能な範囲は、抵抗体パターンの平均厚み/絶縁基板上の表面粗さRz≧10の範囲であることがわかる。
上述の実施の形態、実施例1〜3および実験例のポジションセンサ10では、絶縁基板12の一方主面の表面粗さを細かく形成するために、絶縁基板の形成するための金型を鏡面仕上げする代わりに、絶縁基板12の一方主面を細かく研磨してもよい。
また、上述の実施の形態、実施例1〜3および実験例のポジションセンサ10では、抵抗体パターン28の中間部28bおよび集電体パターン30が円弧状または円環状に形成され、摺動子32が回転可能に形成されているが、抵抗体パターン28の中間部28bおよび集電体パターン30は、それぞれ直線状に形成されてもよく、その場合、摺動子32の第1の接触子36aおよび第2の接触子36bは、それぞれ、抵抗体パターン28の中間部28b上および集電体パターン30上を直線状に摺動するために、直線状に変位するように形成されてもよい。
さらに、上述の実施の形態、実施例1〜3および実験例のポジションセンサ10では、絶縁基板12の一方主面に抵抗体パターン28の中間部28bが直接的に形成されているが、絶縁基板12の一方主面に絶縁パターンを形成し、絶縁パターン上に抵抗体パターン28の中間部28bが形成されてもよい。
また、上述の実施の形態、実施例1〜3および実験例のポジションセンサ10では、各部分が特定の大きさや形状に形成されているが、他の大きさや形状に形成されてもよい。
さらに、この発明は、ポジションセンサだけでなく、ポテンショメータなど他の可変抵抗器にも適用される。
上述の実施の形態および実施例1〜3では、特定の大きさや形状の構成を有するポジションセンサを例にして説明したが、この発明にかかる可変抵抗器の構成は、特許請求の範囲によって規定される構成の範囲内で任意に変更されてもよい。
この発明にかかる可変抵抗器は、特にたとえば、ポジションセンサやポテンショメータなどとして好適に用いられる。
10 ポジションセンサ
12 絶縁基板
14 回転用孔
16a 凸部
16b 凹部
16c 凸部
16d 突出部
18a 第1の端子
18b 第2の端子
18c 第3の端子
20a、20b、20c 引出し部
22a、22b、22c 中間部
24a、24b、24c 露出部
26a、26b 電極パターン
28 抵抗体パターン
28a 一端部
28b 中間部
28c 他端部
30 集電体パターン
32 摺動子
34a 回転軸部
34b 回転用孔
34c 表示用凹部
36a 第1の接触子
36b 第2の接触子
38a、38b 中間部
40a、40b 中央部
42 カバー
44a 回転用孔
44b 表示用目盛
46a 切欠部
46b スリット
46c 切欠部
48a、48b、48c 切欠部
50 A/D変換器

Claims (4)

  1. 可変抵抗器であって、
    絶縁基板と、
    前記絶縁基板に形成された端子と、
    前記絶縁基板上に設けられ、前記端子に電気的に接続された抵抗体パターンと、
    前記絶縁基板上に前記抵抗体パターンと離間して設けられた集電体パターンと、
    前記抵抗体パターン上および前記集電体パターン上を摺動する摺動子と、を備え、
    前記端子は、前記絶縁基板上に露出する露出部を有し、
    前記端子の露出部上に電極パターンが形成され、
    前記抵抗体パターンの端部は、前記電極パターンの、前記端子の露出部全面を覆う側の主面とは反対側の主面全面覆うように形成され、前記電極パターンを介して前記端子に電気的に接続されており、
    前記抵抗体パターンの平均厚み/前記絶縁基板上の表面粗さRz≧10の関係を満たした、可変抵抗器。
  2. 前記絶縁基板は、少なくとも前記抵抗体パターンを形成する部分の金型を鏡面化することによって面精度を向上した樹脂成型により作製されている、請求項1に記載の可変抵抗器。
  3. 前記抵抗体パターンおよび前記集電体パターンは、前記絶縁基板上にペーストをスクリーン印刷、グラビア印刷またはインクジェットにより塗布し、加熱硬化することによって形成されている、請求項1または請求項2に記載の可変抵抗器。
  4. 前記抵抗体パターンおよび前記集電体パターンは、同一材料からなる、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の可変抵抗器。
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