JP6342264B2 - ヒンジ装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ヒンジ装置に関する。
従来、第一の部品に結合される結合部と、回転軸部と、を有した第一のヒンジ部材と、第二の部品に結合され、回転軸部と回転可能に接続された第二のヒンジ部材と、を備えたヒンジ装置、が知られている。
特開2009−43098号公報
この種の構造では、例えば、より不都合の少ない新規な構成のヒンジ装置および電子機器が得られれば、好ましい。
実施形態のヒンジ装置は、例えば、少なくとも入力操作部を有する第一筐体に、少なくとも表示部を有する第二筐体を回転可能に取り付けるヒンジ装置であって、第一のヒンジ部材と、第二のヒンジ部材と、を備える。第一のヒンジ部材は、第一筐体の第二筐体側の端部に設けられた回転軸部と、回転軸部に回転不能に固定された第一アーム部と、第一アーム部に形成され第一筐体に結合される第一の壁部と、第一アーム部に形成され第一筐体に結合されるとともに第一の壁部より取付け高さ位置が低い第二の壁部と、を有する。第二のヒンジ部材は、回転軸部回転可能に接続された第二アーム部と、第二アーム部に形成され第二筐体に結合される取付壁部と、を有する。第一アーム部は、回転軸部の軸方向と交叉して回転軸部に固定され、第一の壁部は、第一の取付が設けられ、回転軸部と離間した位置で第一アーム部から当該第一アーム部と交叉した状態に突出し、第二の壁部は、第二の取付が設けられ、回転軸部と離間しかつ第一の壁部の厚さ方向に当該第一の壁部と離間した位置で第一アーム部から当該第一アーム部と交叉した状態に突出し、第二アーム部は、回転軸部から第一アーム部とは反対側に向かって回転軸部と交叉する方向に延び、取付壁部は、第二アーム部の回転軸部とは反対側の端部から第二アーム部と交叉する方向に突出し、取付壁部の突出方向は、回転軸部の軸方向と平行である
図1は、実施形態の電子機器の展開状態を前側から見た例示的な斜視図である。 図2は、実施形態の電子機器の展開状態を後側から見た例示的な斜視図である。 図3は、実施形態の電子機器の接続部の例示的な平面図であって、フック部のロック位置を示した図である。 図4は、実施形態の電子機器の接続部の例示的な平面図であって、フック部のロック解除位置を示した図である。 図5は、実施形態の電子機器の接続部の例示的な分解斜視図である。 図6は、図5のVI-VI断面図である。 図7は、実施形態のヒンジ装置の例示的な斜視図である。 図8は、実施形態のヒンジ装置の第一の部材の例示的な斜視図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つが得られうる。
また、以下の実施形態では、ヒンジ装置が電子機器に設けられた場合が例示されるが、本実施形態のヒンジ装置は、これに限定されない。本実施形態のヒンジ装置は、例えば、扉のドア等、回転可能な二つの部分(部品)を有した種々の構造に設けることができる。また、以下の実施形態では、電子機器がパーソナルコンピュータとして構成された場合が例示されるが、本実施形態の電子機器は、これには限定されない。本実施形態の電子機器は、例えば、スマートテレビや、携帯電話機、電子辞書装置、映像表示装置、テレビ電話機等の種々の電子機器として構成することができる。
図1〜3に示されるように、電子機器1は、例えば、筐体2(装置、部品)と、筐体3(装置、部品)と、筐体4(接続部、部品)と、を備える。筐体2は、表示装置5や、タッチパネル6等を有する。ユーザ等は、タッチパネル6を介して表示装置5に表示される映像(画像)を視認することができる。筐体2は、例えば、タブレット型のパーソナルコンピュータである。筐体3は、キーモジュール7や、入力操作部8等を有する。図5に示されるように、本実施形態では、例えば、筐体3と筐体4との間には、ヒンジ部10(ヒンジ装置)が設けられている。筐体4は、筐体3に、ヒンジ部10を介して、回転中心Ax回りに回転可能に接続されている。筐体2は、筐体3と接続された筐体4に、着脱可能に連結(接続)されることができる。本実施形態では、筐体3は、第一の部品および第一の筐体の一例であり、筐体4は、第二の部品および第二の筐体の一例である。
電子機器1は、例えば、筐体2が筐体3と連結されないタブレットモード(図示されず)と、筐体2が筐体3と連結されたクラムシェルモード(ノートブックモード、図1,2参照)と、で使用できる。クラムシェルモードでは、筐体2が装着された筐体4と筐体3とが相対的に回転することにより、電子機器1は、筐体2と筐体3とが展開された展開状態(図1参照)と、筐体2と筐体3とが折り畳まれた折り畳み状態(図示されず)との間で、変形可能である。折り畳み状態では、筐体2と筐体3とが、各々の厚さ方向に重なる。折り畳み状態では、筐体2の面2aと筐体3の面3aとが互いに面した状態で重なり、表示装置5や、タッチパネル6、キーモジュール7、入力操作部8等が、筐体2および筐体3に隠される。展開状態では、筐体2の面2aと筐体3の面3aとが露出され、表示装置5や、タッチパネル6、キーモジュール7、入力操作部8等が使用可能(視認可能あるいは操作可能)になる。
また、クラムシェルモードでは、筐体2の内部に収容された電気部品(例えば、回路基板等)は、不図示のコネクタや、ハーネス、フレキシブルプリント配線板等の導体部を介して、筐体3の内部に収容された電気部品(例えば、キーモジュール7や、入力操作部8等)と、電気的に接続される。クラムシェルモードでは、筐体3によって、筐体2の機能が拡張される。すなわち、筐体3は、機能拡張装置(クレードル、ドック、ドッキングステーション)の一例である。なお、キーモジュール7や、入力操作部8等での入力操作によって得られたデータは、無線通信機構(送受信回路、アンテナ等)を介して、筐体2の回路基板に入力されてもよい。
図1,2に示されるように、筐体2は、正面視および背面視では四角形状(例えば、長方形状)に構成されている。また、筐体2は、前後方向(筐体2の厚さ方向)に薄い偏平な直方体状に構成されている。筐体2は、面2a(正面、前面、表面、面部)と、その反対側の面2b(背面、後面、裏面、面部)と、を有する。面2aと面2bとは略平行である。また、筐体2は、正面視および背面視では、四つの端部2c〜2f(辺部、縁部)と、四つの角部2g〜2j(尖部、曲部、端部)と、を有する。
また、筐体2は、例えば、面2aを有する壁部2k(部分、プレート、フレーム、前壁部、表壁部、天壁部)と、面2bを有する壁部2m(部分、プレート、後壁部、裏壁部、底壁部)と、を有する。壁部2k,2mは、四角形状(例えば、長方形状)である。また、筐体2は、壁部2kと壁部2mとの間に亘った面2p(側面、周面)を有する四つの壁部2n(部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部)を有する。なお、壁部2kには、例えば、四角形状の開口部2rが設けられている。よって、壁部2kは、四角形状かつ枠状である。
さらに、筐体2は、例えば、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されることができる。具体的には、筐体2は、例えば、少なくとも壁部2kを含む第一筐体部材21(第一部分、前側部材、マスク、マスク部、カバー、フロントカバー、カバー部、第一領域)と、少なくとも壁部2mを含む第二筐体部材22(第二部分、後側部材、ベース、ベース部、ボトム、ボトム部、カバー、リヤカバー、カバー部、第二領域)と、を有する。壁部2nは、第一筐体部材21および第二筐体部材22のうち少なくともいずれか一方(例えば、第二筐体部材22)に含まれる。筐体2は、例えば、金属材料や、合成樹脂材料等で構成されうる。
また、筐体2には、表示装置5の少なくとも一部が収容されている。表示装置5は、表示画面5aを有する。表示画面5aは、筐体2の面2a側に位置され、開口部2rを介して筐体2の前方(外方)に露出している。ユーザ等は、前方側から開口部2rを介して表示画面5aを視認することができる。表示装置5は、正面視では四角形状(例えば、長方形状)に構成されている。また、表示装置5は、前後方向(筐体2の厚さ方向)に薄い偏平な直方体状に構成される。表示装置5は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD,Liquid Crystal Display)や、有機ELディスプレイ(OELD,Organic Electro-Luminescent Display)等である。
また、本実施形態では、例えば、表示装置5の前側(筐体2の面2a側)には、タッチパネル6(タッチセンサ、入力操作パネル、操作面、カバー)が設けられている。タッチパネル6は、透明な比較的薄い四角形状に構成され、表示画面5aを覆っている。ユーザ等は、例えば、手指や部品(例えば、スタイラス等)でタッチパネル6に対して、触れる、押す、擦る、あるいは手指やスタイラス等をタッチパネル6の近傍で動かす等の操作を行うことで、入力処理を実行することができる。また、表示装置5の表示画面5aから出た光は、タッチパネル6を通過して壁部2kの開口部2rから筐体2の前方(外方)へ出る。
また、本実施形態では、例えば、筐体2内には、表示装置5の後側(裏側、背後側、壁部2m側、表示画面5aとは反対側)に、カメラモジュール9(カメラユニット、カメラアセンブリ、カメラ、撮像装置)が収容されている。カメラモジュール9は、壁部2mに設けられた開口部2sを介して露出している。また、筐体2内には、カメラモジュール9とは別の電気部品が設けられうる。電気部品は、例えば、回路基板(基板、プリント基板、制御基板)や、配線(ケーブル、ハーネス、フレキシブルケーブル、フレキシブルプリント配線板等)、バッテリモジュール(バッテリ、組電池、セル、モジュール、バッテリパック、バッテリユニット)、スピーカモジュール(スピーカユニット、スピーカアセンブリ、スピーカ、音声出力装置)、アンテナモジュール(アンテナユニット、アンテナアセンブリ、アンテナ、第一の送受信部)等である。これら電気部品は、配線を介して、それぞれ他の電気部品と電気的に接続されうる。
図1,2に示されるように、筐体3は、正面視および背面視では四角形状(例えば、長方形状)に構成されている。また、筐体3は、上下方向(筐体3の厚さ方向)に薄い偏平な直方体状に構成されている。筐体3は、面3a(正面、上面、表面、面部)と、その反対側の面3b(背面、下面、裏面、面部)と、を有する。面3aと面3bとは略平行である。また、筐体3は、正面視および背面視では、四つの端部3c〜3f(辺部、縁部)と、四つの角部3g〜3j(尖部、曲部、端部)と、を有する。
また、筐体3は、例えば、面3aを有する壁部3k(部分、プレート、フレーム、前壁部、表壁部、天壁部)と、面3bを有する壁部3m(部分、プレート、後壁部、裏壁部、底壁部)と、を有する。壁部3k,3mは、四角形状(例えば、長方形状)である。また、筐体3は、壁部3kと壁部3mとの間に亘った面3p(側面、周面)を有する四つの壁部3n(部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部)を有する。なお、壁部3kには、例えば、四角形状の開口部3rが設けられている。よって、壁部3kは、四角形状かつ枠状である。
さらに、筐体3は、例えば、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されることができる。具体的には、筐体3は、例えば、少なくとも壁部3kを含む第一筐体部材31(第一部分、前側部材、マスク、マスク部、カバー、フロントカバー、カバー部、第一領域)と、少なくとも壁部3mを含む第二筐体部材32(第二部分、後側部材、ベース、ベース部、ボトム、ボトム部、カバー、リヤカバー、カバー部、第二領域)と、を有する。壁部3nは、第一筐体部材31および第二筐体部材32のうち少なくともいずれか一方(例えば、第二筐体部材32)に含まれる。また、筐体3は、第一筐体部材31および第二筐体部材32とは別に、これらの間に位置した第三筐体部材35(第三部分、中間部材、隔部材、障壁部材、壁部材、介在部材、インナプレート、ミドルプレート、ミドルフレーム、シールド、第三領域、図6参照)等を有することができる。第三筐体部材35は、壁部3mに沿った平板状に構成されている。また、第三筐体部材35には、端部3cに沿って複数の開口部35rが設けられている。本実施形態では、例えば、開口部35rに第二筐体部材32の突起部32aが挿入されることで、第三筐体部材35の、突起部32aの突出方向(筐体3の厚さ方向、図6のZ方向)や、突出方向と交叉した方向(例えば直交方向)の位置決めが行われうる。筐体3は、例えば、金属材料や、合成樹脂材料等で構成されうる。
また、筐体3には、キーモジュール7(キーユニット、キーボードモジュール、キーボードユニット)の少なくとも一部が収容されている。キーモジュール7は、複数のキー7a(操作部)を有する。キー7aは、支持部材(図示されず)に出入可能(突没可能、変位可能)に支持されている。キー7aは、開口部3rを介して筐体3の前方(外方)に露出している。また、本実施形態では、例えば、キーモジュール7は、面3aの端部3c側に寄せて位置され、入力操作部8は面3aの端部3e側(端部3cとは反対側)に寄せて位置されている。
入力操作部8は、例えば、端部3e側に位置された四角形状(例えば、長方形状)のポインティングデバイス8a(タッチパッド、タッチパネル)と、開口部3r側(キーモジュール7側)に位置された四角形状(例えば、長方形状)のクリックボタン8b(ボタン)と、を有する。本実施形態では、複数(例えば、二個)のクリックボタン8bが、端部3eに沿って並べて配置されている。また、壁部3kの入力操作部8の両側(端部3eに沿う方向の両側)には、パームレスト部33(載置部)が設けられている。パームレスト部33は、ユーザが手を乗せる部分であり、平面状(板状)に構成されている。
また、本実施形態では、例えば、筐体3には、キーモジュール7の後側(裏側、背後側、壁部3m側)に、一つ以上の基板34(回路基板、制御基板、プリント基板、図5参照)が収容されている。基板34は、キーモジュール7と略平行に設けられている。基板34は、壁部3k,3m,3n等と離間した状態で、すなわち壁部3k,3m,3n等との間に空間(隙間)が形成された状態で、設けられている。基板34には、例えば、CPU(Central Processing Unit)や、グラフィックコントローラ、電源回路部品、PCH(Platform Controller Hub)、メモリスロットコネクタ、LCDコネクタ、I/O(Input/Output)コネクタ、電源コイル、素子、コネクタ等の複数の部品(図示されず)を実装することができる。また、制御回路は、例えば、映像信号処理回路や、チューナ部、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)信号処理部、AV(Audio Video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等)、音声信号処理回路等を、含むことができる。
また、本実施形態では、例えば、筐体3内には、基板34とは別の電気部品が設けられうる。電気部品は、例えば、バッテリモジュール(バッテリ、組電池、セル、モジュール、バッテリパック、バッテリユニット)や、スピーカモジュール(スピーカユニット、スピーカアセンブリ、スピーカ、音声出力装置)、アンテナモジュール(アンテナユニット、アンテナアセンブリ、アンテナ、第二の送受信部)、配線(ケーブル、ハーネス、フレキシブルケーブル、フレキシブルプリント配線板等)等である。これら電気部品は、配線を介して、それぞれ他の電気部品と電気的に接続されうる。
また、本実施形態では、例えば、筐体3の面3pには、コネクタ18や、操作部19等が設けられている。コネクタ18は、例えば、電源ケーブル用のコネクタや、USB(Universal Serial Bus)コネクタ、カードコネクタ、イヤホンやマイクのコネクタ等である。操作部19は、例えば、スライドスイッチや、押しボタン、押しスイッチ、ポインティングデバイス、ダイヤル等である。
また、本実施形態では、例えば、筐体3の端部3cには、凹部3x(開口部、溝部、凹溝部、切欠部、収容部)が設けられている。凹部3xは、端部3eとは反対側に向けて開放された切欠状に構成されている。凹部3xは、端部3cの略中央部に位置され、端部3cに沿って細長く延びている。本実施形態では、例えば、凹部3xの端部3cに沿う方向の長さは、開口部3r(キーモジュール7)の端部3cに沿う方向の長さよりもやや短い。図3に示されるように、凹部3xには、筐体4の少なくとも一部(第二の部分42)が挿入されている。
図1に示されるように、筐体4は、例えば、第一の部分41と、第二の部分42と、を有する。第一の部分41は、筐体2および筐体3のうち一方(例えば、筐体2)と接続される部分であり、第二の部分42は、筐体2および筐体3のうち他方(例えば、筐体3)と接続される部分である。第一の部分41は、凹部3xの外側に位置され、筐体3の端部3dと端部3fとに亘って細長く延びている。図1,2に示されるように、第一の部分41は、端部3c(回転中心Ax)に沿う方向の視線では略V字状(略U字状)に構成されている。そして、本実施形態では、その略V字状の二つの端部41a,41b(先端部)のうちの一方(例えば、端部41a)に、筐体2が連結(接続)される。図2に示されるように、端部41aは、筐体2の端部2eに沿って延びている。また、図3に示されるように、端部41aには、筐体2と接続される突起部43や、フック部44a(ロック部材44)、コネクタ45等が設けられている。
また、第一の部分41は、複数の壁部41c(外壁部、部分、プレート、フレーム)を有する。壁部41cは、上述した端部41aを構成する壁部41c1(図3,4参照)や、壁部41c1と離間して位置され、電子機器1のクラムシェルモードで不図示の載置面に載せられる壁部41c2(図1参照)等を含む。図1に示されるように、クラムシェルモードで壁部41c2が載置面に載せられた状態では、筐体3の端部3c側が載置面と離間し、筐体3の端部3e側が載置面と接触する。すなわち、筐体3が載置面に対して傾斜する。よって、例えば、クラムシェルモード時に筐体3が載置面と平行に設けられる構成と比べて、キーモジュール7(キー7a)の操作等がより容易となりやすい場合がある。
図3,4に示されるように、第二の部分42は、第一の部分41から筐体3の端部3c側に向かって突出し、凹部3xに収容されている。第二の部分42は、凹部3xの長手方向(端部3cに沿う方向)の一端側と他端側とに亘って細長く延びている。また、第二の部分42は、複数の壁部42c(外壁部、部分、プレート、フレーム)を有する。壁部42cは、操作部44b(ロック部材44)が露出する開口部42rが設けられる壁部42c1等を含む。第一の部分41および第二の部分42は、例えば、金属材料や、合成樹脂材料等で構成されうる。また、第一の部分41および第二の部分42は、例えば、複数の部品(筐体部材、分割体)が組み合わせられて構成されうる。
また、本実施形態では、例えば、突起部43、フック部44a、およびコネクタ45は、いずれも端部41aの壁部41c1から突出している。筐体2が筐体4に装着された場合に、これら突起部43、フック部44a、およびコネクタ45は、筐体2に設けられる不図示の開口部からそれぞれ当該筐体2内に進入する。突起部43は、筐体2内で、当該筐体2または筐体2に固定された部材と当接することにより、筐体2が突起部43の突出方向(筐体2の着脱方向)とは交叉した方向(例えば、直交方向)に移動するのを抑制することができる。すなわち、突起部43は、筐体2の、当該突起部43の突出方向とは交叉した方向の位置決め部として機能することができる。なお、突起部43は、筐体2の、突起部43の突出方向(筐体2の装着方向)の位置決め部として機能することもできる。また、突起部43は、筐体2が筐体4に着脱される際のガイドとして機能することもできる。
フック部44a(引掛部)は、壁部41c1に設けられた開口部41rから突出している。開口部41rは、端部41aに沿って延びている。フック部44aは、開口部41rの長手方向(端部41a)に沿って移動可能(往復可能)に、筐体4に支持されている。また、壁部42c1には、端部41aに沿って延びた開口部42rを介して操作部44b(操作子)が露出している。操作部44bとフック部44aとは、筐体4の内部で結合されており、端部41aに沿って一体的に動く。フック部44aは、端部41aに沿った一方側(図3では右側)に突出した爪部44cを有している。また、フック部44aおよび操作部44bのうち少なくとも一方は、弾性部材(例えば、コイルスプリング等)によって、爪部44cが突出した方向に付勢されている。本実施形態では、例えば、操作部44bを爪部44cとは反対側(図3では左側)に動かす(スライドさせる)ことによって、フック部44aを、筐体2をロックする位置P1(図3参照)から筐体2のロックを解除する位置P2(図4参照)へと移動させることができる。フック部44aは、筐体2が筐体4に装着された場合に、筐体2内で、当該筐体2または筐体2に固定された部材と引っ掛かることにより、筐体2が筐体4から抜け出すのを抑制する。すなわち、フック部44aは、筐体2の抜け止め部として機能することができる。フック部44aおよび操作部44bは、ロック部材44の構成要素の一例である。
コネクタ45は、壁部41c1に設けられた開口部41sから突出している。コネクタ45は、筐体4内で、筐体3側の電気部品(例えば、基板34等)と配線を介して電気的に接続されている。コネクタ45は、筐体2が筐体4に装着された場合に、筐体2内で、当該筐体2側のコネクタ(図示されず)と機械的かつ電気的に接続される。筐体4のコネクタ45と筐体2のコネクタとが接続されることによって、筐体2の電気部品と筐体3の電気部品との間で、各種のデータや電力等の授受が可能となる。
また、図5に示されるように、本実施形態では、筐体3と筐体4の第二の部分42とに亘ってヒンジ部10が設けられている。ヒンジ部10(ヒンジ装置)は、例えば、回転軸部13や、結合部14等を有したヒンジ部材11と、支持部16等を有したヒンジ部材12と、を有する。ヒンジ部材11は、筐体3および筐体4のうち一方(例えば、筐体3)と結合(固定、一体化)され、ヒンジ部材12は、筐体3および筐体4のうち他方(例えば、筐体4)と結合(固定、一体化)される。本実施形態では、ヒンジ部材11は、第一のヒンジ部材の一例であり、ヒンジ部材12は、第二のヒンジ部材の一例である。なお、図5では、第一の部分41に設けられる一部の部品(例えば、突起部43や、フック部44a、コネクタ45等)が、便宜上省略されている。
回転軸部13(シャフト)は、端部3c(端部41a)に沿って延びている。すなわち、本実施形態では、回転軸部13の軸方向(図5のX方向)は、端部3cに沿う方向と略平行である。また、回転軸部13は、比較的細い第一の部分13a(小径部)と、第一の部分13aよりも太い第二の部分13b,13c,13d(大径部、フランジ部)と、を有する。結合部14は、回転軸部13に固定され(回転不能に設けられ)、回転軸部13を筐体3に結合する。支持部16は、筐体4に結合され、回転軸部13を回転中心Ax回りに回転可能に支持する。また、支持部16と大径部13dとの間には、第一の部分13a(小径部)を囲った環状かつ皿ばね状の複数の抵抗部材15が挟まれている。抵抗部材15は、それらの弾性力によって、支持部16と大径部13dとの間に押圧力(摩擦力)を与える。これにより、支持部16(筐体4)が回転軸部13(筐体3)に対して回転する際の摩擦抵抗トルク(あるいは姿勢を保持する保持トルク)が生じる。本実施形態では、このようなヒンジ部10によって、筐体3と筐体4とが回転中心Ax回りに回転可能に接続されている。なお、本実施形態では、ヒンジ部10が筐体4の第二の部分42の軸方向(X方向)の両側にそれぞれ設けられるが、軸方向(X方向)の一方側のみに設けられてもよい。
また、図7に示されるように、支持部16は、例えば、アーム部16aと、壁部16bと、を有する。アーム部16aには、回転軸部13(第一の部分13a)が挿入される開口部(例えば、貫通孔)が設けられている。また、アーム部16aは、回転軸部13から筐体4の第一の部分41側に向かって回転軸部13と交叉する方向(例えば、直交方向)に延びている。壁部16bは、アーム部16aの回転軸部13とは反対側の端部からアーム部16aと交叉する方向(例えば、直交方向)に突出している。本実施形態では、例えば、壁部16bの長手方向(突出方向)は、回転軸部13の軸方向(X方向)と略平行であり、壁部16bの厚さ方向は、アーム部16aの長手方向(延在方向、Y方向)と略平行である。壁部16bには、複数の取付部16c(例えば、貫通孔等)が設けられている。壁部16bは、取付部16cを貫通するねじ等の結合具(図示されず)によって、筐体4に結合される。
また、図7に示されるように、結合部14は、例えば、アーム部14aと、壁部14bと、壁部14cと、を有する。アーム部14aには、回転軸部13(第一の部分13a)が挿入される開口部14r(図8参照)が設けられている。アーム部14aは、開口部14r(回転軸部13)から筐体3の端部3e側に向かって回転軸部13と交叉する方向(例えば、直交方向)に延びている。壁部14bは、アーム部14aの回転軸部13とは反対側からアーム部14aと交叉する方向(例えば、直交方向)に突出している。すなわち、壁部14bは、回転軸部13と離間している。本実施形態では、例えば、壁部14bの長手方向(突出方向)は、回転軸部13の軸方向(X方向)と略平行であり、壁部14bの厚さ方向は、アーム部16aの幅方向(筐体3の厚さ方向、Z方向)と略平行である。壁部14cは、壁部14bと同様に、アーム部14aの回転軸部13とは反対側からアーム部14aと交叉する方向(例えば、直交方向)に突出している。ここで、本実施形態では、例えば、壁部14cは、アーム部14aの幅方向(壁部14b,14cの厚さ方向、Z方向)の他方側(下方側)の端部に設けられ、壁部14bは、アーム部14aの幅方向(Z方向)の一方側(上方側)の端部に設けられている。すなわち、壁部14cは、回転軸部13と離間するとともに、壁部14bとその壁部14bの厚さ方向(Z方向)に離間している。壁部14bおよび壁部14cは、いずれも筐体3の面3a,3bに沿って互いに略平行であり、筐体3の厚さ方向(Z方向)にずれている。
図7に示されるように、壁部14b,14cには、それぞれ、開口部としての取付部14d,14e(例えば、貫通孔等)が設けられている。また、図5,6に示されるように、壁部14bの取付部14dを通された結合具C1(例えば、ねじ等)は、筐体3(第三筐体部材35)のボス部35a(図6参照)に結合(固定)される。また、壁部14cの取付部14eを通された結合具C1(例えば、ねじ等)は、筐体3のボス部35b(図6では一つだけが示されている)に結合(固定)される。なお、ボス部35aの、筐体3の厚さ方向(Z方向)に沿う突出高さは、ボス部35bの突出高さよりも高い。また、筐体3には、ボス部35bに隣接して突起部35cが設けられている。突起部35cの突出高さは、ボス部35bの突出高さよりも高く、ボス部35aの突出高さよりも低い。突起部35cは、壁部14cの取付部14eに隣接して設けられた開口部14f(例えば、貫通孔)に挿入される。突起部35cは、壁部14c(ひいては結合部14)の、突起部35cの突出方向(Z方向)の位置決め部や、突出方向と交叉した方向(例えば直交方向、XY方向)の位置決め部として機能することができる。
なお、本実施形態では、壁部14bに一つの取付部14dが設けられ、壁部14eに複数(例えば、二つ)の取付部14eが設けられたが、取付部14d,14eの数や、レイアウト等は、これには限定されない。本実施形態によれば、結合部14が、二つの壁部14b,14cを有するため、筐体3に設けられうる種々のボス部35a,35bの数やレイアウトに対応しやすくなる。また、結合部14が、二つの壁部14b,14cを有するため、取付部14d,14eのレイアウトの自由度を高めることができる。よって、例えば、ヒンジ部材11を筐体3に複数の取付部14d,14eを介して取り付けやすくなり、ヒンジ部材11を筐体3により強固に取り付けやすくなる。本実施形態では、壁部14bは、第一の壁部の一例であり、壁部14cは、第二の壁部の一例である。また、本実施形態では、取付部14dは、第一の取付部の一例であり、取付部14eは、第二の取付部の一例である。
また、本実施形態では、例えば、二つの壁部14b,14cのうち、軸方向(図5,6のX方向)の一方側(外側)に位置される壁部14bは、アーム部14aから軸方向(X方向)の一方側(外側)に向けて延び、軸方向(X方向)の他方側(内側)に位置される壁部14cは、アーム部14aから軸方向(X方向)の他方側(内側)に向けて延びている。すなわち、本実施形態では、壁部14b,14cは、アーム部14aから互いに反対方向に延びている。よって、ヒンジ部10に作用する図6の時計回り方向および反時計回り方向のねじりモーメントに対する剛性を、より高めることができる。
また、本実施形態では、例えば、結合部14は、複数の部材(分割体、部品)が組み合わせられて構成されている。具体的には、図5,7に示されるように、結合部14は、例えば、壁部14bと、アーム部14aを構成する壁部14gと、を有した部材14Aと、壁部14cと、アーム部14aを構成する壁部14hと、を有した部材14Bと、を有する。部材14Aの壁部14gと部材14Bの壁部14hとがそれらの厚さ方向(図5のX方向)に互いに重ねられ、アーム部14aを構成している。そして、壁部14bは、壁部14gの幅方向(アーム部14aの幅方向、Z方向)の一方側(上方側)の端部に設けられ、壁部14cは、壁部14hの幅方向(アーム部14aの幅方向、Z方向)の他方側(下方側)の端部に設けられている。本実施形態では、壁部14gは、第三の壁部の一例であり、壁部14hは、第四の壁部の一例である。また、本実施形態では、部材14Aは、第一の部材の一例であり、部材14Bは、第二の部材の一例である。
また、図6に示されるように、本実施形態では、例えば、壁部14bは、壁部14gの幅方向(アーム部14aの幅方向、Z方向)の一方側(上方側)の端部で、壁部14gから軸方向(X方向)の一方側(外側)に屈曲されている。また、壁部14cは、壁部14hの幅方向(アーム部14aの幅方向、Z方向)の他方側(下方側)の端部で、壁部14hから軸方向(X方向)の他方側(内側)へ屈曲されている。
また、本実施形態では、図6に示されるように、壁部14cは、回転軸部13よりも壁部3m側に位置されている。すなわち、壁部14cは、回転軸部13の径方向の外側に離間して位置されている。壁部14cは、結合部14の壁部14b,14cのうち軸方向(X方向)の内側(回転軸部13側)に位置される壁部14cである。回転軸部13の周囲には、例えば、筐体4の電気部品(例えば、コネクタ45等)と筐体3の電気部品(例えば、基板34等)とを電気的に接続する配線(ハーネス)等が配置されうる。よって、本実施形態によれば、例えば、壁部14cと回転軸部13との間に配線を配置するスペースが確保されやすいという利点がある。
また、図8に示されるように、本実施形態では、例えば、壁部14gには、開口部14rの開口端(縁部)に沿って環状に突出する突出部14sが設けられている。突出部14sの高さt1は、壁部14bの成形時に形成されうる壁部14bの根元部分14xの突出量t2と略同じに構成されている。よって、本実施形態によれば、壁部14gと壁部14hとを回転軸部13の軸方向(X方向)に重ねた場合に、回転軸部13に隣接した位置P3(第一の位置)と、位置P3からアーム部14aの長手方向(図5のY方向)に離間した位置P4(第二の位置)とで、互いに接触させることができる。よって、本実施形態によれば、例えば、壁部14gと壁部14hとの傾きやがたつき等が抑制されやすい。なお、突出部14sは、壁部14gと壁部14hとの間に挟まれる壁部14g,14hとは別の部材(例えば、ワッシャ等)であってもよい。
また、本実施形態では、例えば、部材14Aと部材14Bとは、互いに溶接されることなく、回転軸部13に固定されることで一体化されている。具体的には、部材14Aおよび部材14Bは、互いに壁部14gと壁部14hとが重ねられた状態で、回転軸部13の端部13fに挿入され、この状態で、回転軸部13の端部13fがカシメ固定されている。これにより、部材14Aと部材14Bとが、第二の部分13b(フランジ部)とカシメ部13gとの間に挟まれた状態で回転軸部13と一体化される。これにより、部材14A,14Bについては、溶接等を考慮する必要が無くなり、部材14Aおよび部材14Bが、溶接に適さないより強固な材料(例えば、メッキ材、炭素工具鋼鋼材(SK材)等)で構成されうる。また、部材14A,14Bを回転軸部13に固定する前に溶接等した場合、溶接や溶接後のトリムが必要となる分、製造の手間や費用が増大しやすい。この点、本実施形態では、部材14A,14Bを互いに溶接せずに回転軸部13に固定することにより、製造の手間や費用も低減されやすい。
以上、説明したように、本実施形態では、例えば、結合部14は、回転軸部13と固定され、回転軸部13の軸方向(X方向)と交叉したアーム部14aと、取付部14d(第一の取付部)が設けられ、回転軸部13と離間した位置でアーム部14aから当該アーム部14aと交叉した状態に突出した壁部14b(第一の壁部)と、取付部14e(第二の取付部)が設けられ、回転軸部13と離間しかつ壁部14bの厚さ方向(Z方向)に当該壁部14bと離間した位置でアーム部14aから当該アーム部14aと交叉した状態に突出した壁部14c(第二の壁部)と、を有する。よって、本実施形態によれば、例えば、二つの壁部14b,14cによって、筐体3に設けられうる種々のボス部35a,35bの数やレイアウトに対応しやすくなる。また、例えば、二つの壁部14b,14cによって取付部14d,14eのレイアウトの自由度を高めることができる。よって、例えば、壁部14b,14cのレイアウトの自由度が高まり、ヒンジ部材11を筐体3に複数の壁部14b,14cおよび取付部14d,14eを介して取り付けやすくなり、ヒンジ部材11を筐体3により強固に取り付けやすくなる。また、例えば、筐体3の他の部品のレイアウトの自由度も高まりやすい。すなわち、本実施形態によれば、より不都合の少ない新規な構成のヒンジ部10(ヒンジ装置)および電子機器1が得られやすい。
また、本実施形態では、例えば、壁部14b(第一の壁部)および壁部14c(第二の壁部)は、アーム部14aから互いに反対方向に延びている。よって、本実施形態によれば、例えば、二つの壁部14b,14cがアーム部14aから互いに同じ方向に突出して設けられる場合と比べて、二つの壁部14b,14cが回転軸部13の近くに配置されやすい。よって、例えば、結合部14が、回転軸部13の径方向、すなわちアーム部14aの長手方向(Y方向)に、より小さく構成されうる。
また、本実施形態では、例えば、結合部14は、壁部14b(第一の壁部)とアーム部14aを構成する壁部14g(第三の壁部)とを有した部材14A(第一の部材)と、壁部14c(第二の壁部)とアーム部14aを構成し壁部14cと当該壁部14cの厚さ方向(X方向)に重なった壁部14h(第四の壁部)とを有した部材14B(第二の部材)と、を有する。よって、本実施形態によれば、例えば、結合部14が一つの部材で構成される場合に比べて、結合部14の所要の剛性および所要の強度を確保しながら、結合部14の形状の自由度が高まりやすい。具体的には、例えば、結合部14が一つの部材で構成される場合と比べて、壁部14g,14h(アーム部14a)を幅方向(Z方向)により短く構成したり、壁部14b,14cの厚さをより薄く構成したり、壁部14b,14cをより回転軸部13側に設けたりすることができる場合もある。
また、本実施形態では、例えば、壁部14b(第一の壁部)は、壁部14g(第三の壁部)の、アーム部14aの幅方向(Z方向)の一方側の端部で、壁部14gから一方側に屈曲され、壁部14c(第二の壁部)は、壁部14h(第四の壁部)の、アーム部14aの幅方向(Z方向)の他方側の端部で、壁部14hから他方側に屈曲されている。よって、本実施形態によれば、例えば、壁部14bと壁部14cとの段差をより大きくできる。よって、例えば、電子機器1の部品(例えば、配線等)を配置するスペースが確保されやすい場合がある。
また、本実施形態では、例えば、部材14A(第一の部材)および部材14B(第二の部材)は、回転軸部13に固定されることで一体化されている。よって、本実施形態によれば、例えば、部材14Aと部材14Bとが互いに溶接によって一体化される場合と比べて、ヒンジ部材11の製造に要する手間や費用が低減されやすい。
また、本実施形態では、例えば、壁部14g(第三の壁部)および壁部14h(第四の壁部)は、回転軸部13に隣接した位置P3(第一の位置)と、位置P3からアーム部14aの長手方向(Y方向)に離間した位置P4(第二の位置)とで、互いに接触している。よって、本実施形態によれば、例えば、壁部14gと壁部14hとの傾きやがたつき等が抑制されやすい。
また、本実施形態では、例えば、壁部14c(第二の壁部)は、回転軸部13の径方向の外側に離間して位置されている。よって、本実施形態によれば、例えば、壁部14cと回転軸部13との間に、電子機器1の部品(例えば、配線等)を配置するスペースが確保されやすい。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。これら実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。本発明は、上記実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成(技術的特徴)によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)を得ることが可能である。また、各構成要素のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1…電子機器、2…筐体、3…筐体(第一の部品、第一の筐体)、4…筐体(第二の部品、第二の筐体)、10…ヒンジ部(ヒンジ装置)、11…ヒンジ部材(第一のヒンジ部材)、12…ヒンジ部材(第二のヒンジ部材)、13…回転軸部、14…結合部、14A…部材(第一の部材)、14B…部材(第二の部材)、14a…アーム部、14b…壁部(第一の壁部)、14c…壁部(第二の壁部)、14d…取付部(第一の取付部)、14e…取付部(第二の取付部)、14g…壁部(第三の壁部)、14h…壁部(第四の壁部)、P3…第一の位置、P4…第二の位置、X…軸方向(第三の壁部の厚さ方向)、Z…第一の壁部の厚さ方向(アーム部の幅方向)。

Claims (7)

  1. 少なくとも入力操作部を有する第一筐体に、少なくとも表示部を有する第二筐体を回転可能に取り付けるヒンジ装置であって、
    前記第一筐体の前記第二筐体側の端部に設けられた回転軸部と、前記回転軸部に回転不能に固定された第一アーム部と、前記第一アーム部に形成され前記第一筐体に結合される第一の壁部と、前記第一アーム部に形成され前記第一筐体に結合されるとともに前記第一の壁部より取付け高さ位置が低い第二の壁部と、を有した第一のヒンジ部材と、
    前記回転軸部回転可能に接続された第二アーム部と、前記第二アーム部に形成され前記第二筐体に結合される取付壁部と、を有した第二のヒンジ部材と、
    を備え、
    前記第一アーム部は、前記回転軸部の軸方向と交叉して前記回転軸部に固定され、
    前記第一の壁部は、第一の取付が設けられ、前記回転軸部と離間した位置で前記第一アーム部から当該第一アーム部と交叉した状態に突出し、
    前記第二の壁部は、第二の取付が設けられ、前記回転軸部と離間しかつ前記第一の壁部の厚さ方向に当該第一の壁部と離間した位置で前記第一アーム部から当該第一アーム部と交叉した状態に突出し
    前記第二アーム部は、前記回転軸部から前記第一アーム部とは反対側に向かって前記回転軸部と交叉する方向に延び、
    前記取付壁部は、前記第二アーム部の前記回転軸部とは反対側の端部から前記第二アーム部と交叉する方向に突出し、かつ前記取付壁部の突出方向は、前記回転軸部の軸方向と平行である、ヒンジ装置。
  2. 前記第一の壁部および前記第二の壁部は、前記第一アーム部から互いに反対方向に延びた形状をなし
    前記第一の壁部および前記第二の壁部の突出方向は、前記回転軸部の軸方向と平行であり、
    前記第一の壁部および前記第二の壁部の厚さ方向は、前記第一筐体の厚さ方向と平行である、請求項1に記載のヒンジ装置。
  3. 前記第一の壁部は、前記第一アーム部を構成する第三の壁部の幅方向の一方側の端部に形成され、
    前記第二の壁部は、前記第一アーム部を構成し前記第三の壁部と当該第三の壁部の厚さ方向に重なった第四の壁部の幅方向の他方側の端部に形成され、
    前記第三の壁部および前記第四の壁部の幅方向は、前記第一の壁部および前記第二の壁部の厚さ方向と平行である、請求項1に記載のヒンジ装置。
  4. 前記第一の壁部は、前記第一アーム部の前記幅方向の一方側の端部で、前記第三の壁部から前記回転軸部の軸方向の一方側に屈曲され、
    前記第二の壁部は、前記第一アーム部の前記幅方向の他方側の端部で、前記第四の壁部から前記回転軸部の軸方向の他方側に屈曲された、請求項3に記載のヒンジ装置。
  5. 前記第三の壁部および前記第四の壁部は、前記第一アーム部の前記回転軸部側の端部と、前記第一アーム部の前記回転軸部とは反対側の端部とで、互いに接触した、請求項に記載のヒンジ装置。
  6. 前記第一の壁部の前記第一の取付孔を通された第一結合ネジは、前記第一筐体の第一ボス部に固定され、
    前記第二の壁部の前記第二の取付孔を通された第二結合ネジは、前記第一筐体の第二ボス部に固定され、
    前記第一ボス部の前記第一筐体の厚さ方向に沿う突出高さは、前記第二ボス部の突出高さよりも高い、請求項1に記載のヒンジ装置。
  7. 前記第一筐体には、前記第二ボス部に隣接して突起部が設けられ、
    前記突起部の突出量は、前記第二ボス部の突出高さよりも高く、前記第一ボス部の突出高さよりも低い高さであり、
    前記突起部は、前記第二の壁部の前記第二の取付孔に隣接して設けられた貫通孔に挿入される、請求項に記載のヒンジ装置。
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