JP6340495B1 - 抽斗補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】抽斗を完全に引き出すためには、複雑で高価な機構が必要であった。
【解決手段】抽斗の側面に抽斗の内容物を含めた重さを支持する抽斗補助具を設け、抽斗補助具に設けた前後のボスと抽斗のボス及びキャビネットに設けたボスで抽斗のキャビネットからの抽斗の引き出し寸法を制御するようにした、安価で容易に加工できる構造を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャビネット(抽斗を収納する筐体をキャビネットという。)から抽斗を引き出す際に、抽斗の内容を含めた重量を支持し、更に抽斗が脱落しないように、その動きを制限する機能を有する抽斗の補助具。
抽斗1Aはキャビネット2Bにもうけられた抽斗1A用の空間に納められるが、抽斗1A内に収納された品物を取り出すためにキャビネット2Bから抽斗を引き出した場合、抽斗1Aの一部をキャビネット2Bの中に残さないと、抽斗1Aがその重量で前下がりとなり、キャビネット2Bの抽斗を入れる口部に大きな力がかかり、最悪では口部が破損する恐れがある。(図7参照)
更に大きく抽斗1Aを引き出すと抽斗1Aが脱落するため、一般的なキャビネットでは抽斗1Aの重量や引き出した長さに対応して、抽斗1Aの一部をキャビネットの中に残すか、必要以上引き出せない様なストッパー等の工夫がなされている。
しかし、細かい物や小さな文具を入れる抽斗1Aでは、引き出す事の出来ない隠れた抽斗1Aの一部に小物が残り、特に抽斗1Aの深さが浅い場合は、見えず、取り出せず不便である。
これまでの対策としては、強固な金属製の抽斗機構やローラーやベアリングを用いて抽斗を水平に引き出す機構が用いられるが、これらの構造では抽斗の加重をローラーやベアリングが受け持ち、抽斗の摺動もこれらローラーやベアリングによって行われるためその構造が複雑で高価になる。((例えば文献特許出願平11−139760及び非文献ヨーロピアンスライドレール参照)
このため、一般的なキャビネットでは不便さを我慢して、従来通りに抽斗の引き出し寸法を引き出す人が制限する事で内容物を支える物が殆どである。
特許出願平11−139760
ヨーロピアンスライドレール
解決しようとする問題点は、抽斗1Aを製造すると同じ技術を使用し、安価な材料を用いて抽斗1Aを奥行いっぱいまで引き出すようにできれば、不具合を解決することができる。
この改善策として抽斗1Aの側面に抽斗補助具3Cをもうけ、抽斗1Aの重量と引き出し寸法の制限を抽斗補助具3Cに受け持たせる。
本来抽斗1Aは、内容物の重量を抽斗1Aの両側の板で受けている構造で有るから、抽斗1Aを製造する材料で抽斗補助具3Cを制作する事が出来る。
抽斗補助具3Cは抽斗1Aを十分に引き出した際に抽斗1Aの重量を受け、且つキャビネット2Bの抽斗収納口に無理な力が掛から無い様に、抽斗補助具3Cの長さの十分な寸法が抽斗箱内に残る様にし、抽斗1Aが引き出しすぎて脱落しない為に抽斗1Aの引き出し寸法を制限する。
抽斗補助具3Cは、抽斗1Aの荷重を抽斗1Aに設けられたボス11から受ける為に、また抽斗1Aの引き出し寸法を制限する機能の為に、抽斗1A側面から離れない様な制御が必要で、この制御はキャビネット2Bに設けられた溝23と24が行う。
本発明の抽斗補助具3Cは抽斗1A本来の機能はそのままにして設ける事が出来る構造であるため、抽斗1Aの引き出し、挿入の操作の際には殆ど抽斗1Aの加重を受けて動く事がないから、作動のためにローラーやベアリングを必要とせず構造も簡単で有り、抽斗1Aを構成する材料と同一材料を用いる事もでき、また加工もキャビネット2Bや抽斗1Aを製造する行程の中で同一技術を用いる事が出来る事から、容易に製造でき、安価である利点がある。
ただ、本構造においても、重量物を収納する場合には、動きを軽快にするために摺動する部分にベアリングやローラーを用いる事も可能であるが、この場合は高価に成る。
は抽斗1A及び抽斗補助具3Cを備えたキャビネット2Bの立体図で、三段目の抽斗を最大に引き出した状態のキャビネット2Bを示している。 は抽斗の正面図である。三段目の抽斗1Aと正面板11が示されている。 は側面図であり三段目の抽斗1Aをいっぱいに引き出した状態のキャビネット2Bと抽斗補助具3Crの側面を示している。 は第三図で示した三段目の抽斗をいっぱいに引き出した状態のY−Y矢視の上面図でありキャビネット2Bと抽斗補助具3Cr、3Clと抽斗1Aの上面からの相互関係を示している。 は第四図におけるZ−Z矢視における断面図であり、キャビネット2Bと抽斗補助具3Cr、3Clと抽斗1Aの正面からの配置を示しており、それぞれの側面の位置関係が判る。 は抽斗補助具3Cr、3Clが無い場合の抽斗1Aとキャビネット2Bの関係を示し、抽斗1Aが引き出された場合の前下がりを示している。 は図3と同様な側面図であるが、図3は抽斗1Aを最大に引き出しているが、この図では抽斗1Aを収納した図であり、抽斗1Aのボス11とキャビネット2Bのボス21の干渉と隙間tが示されている。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1において、1Aは抽斗であり、2Bは抽斗1Aを収納するキャビネットで有り、図4における3Crと3Clは抽斗補助具の右と左で有り、抽斗補助具3Crと3Clは抽斗1Aの荷重を受けると同時に抽斗1Aの引き出される寸法を制限する制限装置である。
図1は本発明機構の1実施例の立体斜面図であり、ここでは主として抽斗1Aを正面から見て右側について説明するが、左側も対称で同じで有る。
キャビネット2Bの抽斗1A収納口は、抽斗1Aが滑らかに摺動する為に抽斗1Aの寸法より大きく作ってある事から、抽斗1Aは引き出されるに従って前下がりの状態になる。図6参照
前下がりの程度は構造により異なるが、図3における抽斗1Aの位置が引き出し位置の最大であり、これ以上引き出すと抽斗1Aは脱落するから、抽斗1Aの位置を抽斗ボス11と抽斗補助具のボス31r及びキャビネットボス21と抽斗補助具のボス32rによって制限し、更に抽斗ボス11で抽斗1Aの荷重を抽斗補助具3Crに伝える。
抽斗1Aの重量が抽斗補助具3Cr及びキャビネット2Bに作用する力は、図3によって説明すると、抽斗1Aを図3の位置まで引き出した場合、抽斗1Aの加重で発生する力は抽斗1A後端の壁16によって1pの面でうけ、抽斗1Aの重量は抽斗ボス11で抽斗補助具3Crに伝えられる。
抽斗補助具3Crに伝えられた力は、キャビネット2Bの右側溝23の入口部3pで受け、その為に発生するモーメントは抽斗補助具3Crの後端にあるボス32rの上面4pでキャビネット2Bの対応する位置で受ける事になるが、左側面の抽斗補助具32lも同様である。
抽斗補助具3Crの後ろ側ボス32rの3Crの底面から上面までの高さ h はキャビネット2Bに設けられた、抽斗補助具3Crが摺動する溝23と、抽斗1Aが収納されるキャビネット2Bの上部の間で、抽斗補助具3Crが摺動に差し支えない程度の隙間がある様に作られている。
更に抽斗1Aに設けられたボス11の、抽斗1Aの底面からボス11の上面までの高さは、抽斗1Aを完全に収納した際キャビネット2Bに設けられたボス21と干渉しない余裕tが必要である。(図3及び7参照)
叉、抽斗補助具3Crがキャビネット2Bから引き出される寸法は、キャビネット2Bのボス21と抽斗補助具3Crの後部ボス32rとが干渉する位置から、抽斗1Aのボス11が抽斗補助具3Crの前部ボス31rが干渉する位置で設定され、抽斗補助具3Crの引き出される長さは抽斗補助具3Crの全長の約半分程度が適当と考えられ、抽斗の半分程度がキャビネット2B内に残るから前下がりの程度も抽斗1Aに比べて少ない。
抽斗1Aボス11から抽斗補助具3Crの受ける荷重は抽斗1Aの引き出し寸法が長くなれば大きくなり、図3の最大の引き出し長さになって抽斗1Aが制限された時に最大荷重となる。
抽斗補助具3Crはボス31r・32rを前後に持つが、ボス31rは抽斗1Aを取り外す際に抽斗1Aのボス11を余分に持ち上げることの無い様にボス32rより低く作られているが、その高さは抽斗1Aのボス11の動きが抽斗補助具3Crによって制御出来るだけの高さがあれば十分であり、抽斗補助具3Crのボス31r・32r間の凹み部分の深さと長さも抽斗1Aのボス11が抽斗1Aの制限寸法ないでの動きを阻害しない範囲であれば十分である。
溝23は抽斗補助具3Crのガイドで有り、抽斗補助具3Crが抽斗1Aの側板13から離れる事のないようにガイドしている。
抽斗1Aが引き出される叉は挿入される過程での抽斗補助具3Crの位置は、抽斗1Aのボス11叉は抽斗1Aの正面板15が抽斗補助具3Crの31rに干渉しない限り抽斗1Aの摺動摩擦以外では動かないから、抽斗補助具3Crの位置は任意である。
抽斗補助具3Crの材料は抽斗1Aの内容物を含めた荷重に耐える強度のある物であれば何でも良いし、抽斗1Aを構成する材料であれば適当と考えられる。
従来の抽斗機能に更に抽斗補助具を付加する事により、抽斗を最大に引き出す寸法の制限と、加重の分担が出来、更に従来の引き出し機能を生かす事で抽斗補助具の摺動負荷を少なくし、抽斗補助具を製造する為の材料や技術もキャビネットや抽斗と同じ材料や技術で加工でき、容易で安価な利点がある。
1Aは抽斗全体を示す。
11は抽斗1Aに設けられた右側ボス、12は同じく左側ボス、13は右側壁14は左側壁、15は前側板、16は後側板、17は底板を示す。
2Bはキャビネット全体を示す。
21はキャビネット2Bに設けられた右側ボスであり、22は左側ボスであり、23は右側の抽斗補助具3Cr用のガイド溝、24は左側の抽斗補助具3Cl用のガイド溝である。
3Cは抽斗補助具を示し添え字は抽斗1Aを正面から見てrは右、lは左側を示す。
31は抽斗補助具3Cに設けられた前側のボスであり32は後ろ側ボスであり、添え字rは右側、lは左側を示す。
1pは抽斗1Aの後部隔壁16とキャビネット2Bの抽斗1Aの収納部天井との接触支持面を示す。
2pは抽斗1Aのボス11が抽斗補助具3Crに荷重をかける面を示す。
3pはキャビネットBの右側溝前部と抽斗補助具3Crとの接触面をしめし、4pは抽斗補助具3Crの後ろ側ボス32rの上面とキャビネット2Bの抽斗1A収納部天井との接触面を示す。
h は抽斗補助具3Crの後ろ側ボス32rの上面とキャビネット2Bの抽斗1A収納部天井との高さを表す
t はキャビネット2Bに作られたボス21の底面と抽斗1Aの上面との隙間寸法を示す。

Claims (1)

  1. キャビネット(2B)および抽斗(1A)からなる抽斗キャビネット本体に用いる抽斗補助具であって、抽斗の両側面に、キャビネット内に作られた溝(23)、(24)に入った引出し方向に摺動可能な抽斗補助具(3cr/l)を設置し、上記抽斗補助具の上面をキャビネットに設けたボス(11)、(12)と抽斗に設けたボス(21),(22)が摺動し、これらのボスが抽斗補助具の上面の両端のボス(31r/l)と(32r/l)の内側に当り、抽斗補助具及び抽斗の動きが停止する事で抽斗の後端壁(16)まで引き出す制限と引き出しすぎによる転倒と脱落を防ぐ様にし、抽斗の後端壁(1p)と引き出しの重量が作るモーメントを、抽斗に設けたボスと抽斗補助具の接触点(2p)で保持し、抽斗補助具の受けるモーメントはキャビネットの挿入口の接触点(3p)と、抽斗補助具の後端ボスとそれの接するキャビネット天井部(4p)で受け、それぞれの重量及び発生するモーメントを4点で受ける様にしたことを特徴とする抽斗補助具。



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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53149458A (en) * 1977-06-02 1978-12-26 Fujitsu Ltd Drawing box
JPH0529438U (ja) * 1991-09-30 1993-04-20 株式会社岡村製作所 引き出し装置
JP2000331241A (ja) * 1999-05-20 2000-11-30 Sharp Corp ドロワボックスの引出し機構

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