JP6339534B2 - 最大で二つのワークを把持するハンドを備えたロボットの制御方法およびロボット制御装置 - Google Patents

最大で二つのワークを把持するハンドを備えたロボットの制御方法およびロボット制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、最大で二つのワークを把持するハンドを備えたロボットを制御するロボット制御方法およびそのような方法を実施するロボット制御装置に関する。
産業用ロボットは、各種作業、例えば組立作業、溶接作業などを行うのに使用される。そのような作業においては、ロボットは停止状態から所定の速度まで加速したり、所定の速度から減速して停止したりしている。特許文献1、特許文献2および特許文献3には、そのように動作するロボットが開示されている。
ところで、特許文献4には、第一把持部と第二把持部とを備えた所謂ダブルハンドの構成のハンドが開示されている。そのようなハンドを備えたロボットは、例えば第一把持部により未加工ワークを把持した状態で、工作機械に接近する。そして、工作機械により加工された加工済みワークを第二把持部により把持して取出すと共に、第一把持部により把持された未加工ワークを工作機械に取付ける。さらに、第二把持部により把持された加工済みワークをワークフィーダに載置すると共に、第一把持部によってワークフィーダから未加工ワークを把持するようにしている。
特許第2838428号明細書 特開2007-66001号公報 特開平7-244520号公報 特開平10-083211号公報
このような未加工ワークおよび加工済みワークの交換時には、ロボットのハンドは二つのワークを同時に把持する必要がある。このため、二つのワークを同時に把持できるような負荷荷重を満たすロボットを選定する必要がある。一方で、ロボットのハンドがワークを把持していないときや、一つのワークを把持しているときには、より小さい負荷荷重に対応した小型のロボットでも作業可能であるが、二つのワークを同時に把持しているときに、ロボットが所定の速度上限値および/または加速度上限値で動作すると、ロボットに過大な負荷が作用する可能性がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、把持されるワークの数や種類が変化する場合であっても、ロボットに過大な負荷が作用することなしに、ロボットを制御できるロボット制御方法およびそのような方法を実施するロボット制御装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、最大で二つのワークを把持するハンドを備えたロボットを制御するロボット制御装置において、前記ハンドにより把持されたワークの種類および数に応じて前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を変更する上限値変更部と、前記ロボットの速度および加速度のうちの少なくとも一方が前記上限値変更部により変更された前記速度上限値および前記加速度上限値を越えないように、前記ロボットの動作を制御する動作制御部と、を具備し、前記上限値変更部は、前記ハンドが一つのワークのみを把持しているときに、前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を第一速度上限値および第一加速度上限値に設定し、前記一つのワークを把持する前記ハンドがさらに追加のワークを把持しているときに、前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を前記第一速度上限値および第一加速度上限値から、前記第一速度上限値および第一加速度上限値よりもそれぞれ小さい第二速度上限値および第二加速度上限値に変更し、前記ハンドが前記一つのワークのみを解放して前記追加のワークのみを把持しているときに、前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を前記第二速度上限値および第二加速度上限値から、前記第一速度上限値および第一加速度上限値または該第一速度上限値および第一加速度上限値よりもそれぞれ大きい第三速度上限値および第三加速度上限値に変更する、ロボット制御装置が提供される。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、前記一つのワークは加工前のワークであり、前記追加のワークは加工後のワークである。
3番目の発明によれば、最大で二つのワークを把持するハンドを備えたロボットを制御するロボット制御方法において、前記ハンドが一つのワークのみを把持しているときに、前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を第一速度上限値および第一加速度上限値に設定し、前記一つのワークを把持する前記ハンドがさらに追加のワークを把持し、前記ハンドが前記一つのワークおよび前記追加のワークを把持しているときに、前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を前記第一速度上限値および第一加速度上限値から、前記第一速度上限値および第一加速度上限値よりもそれぞれ小さい第二速度上限値および第二加速度上限値に変更し、前記一つのワークおよび前記追加のワークを把持する前記ハンドが前記一つのワークのみを解放し、前記ハンドが前記追加のワークのみを把持しているときに、前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を前記第二速度上限値および第二加速度上限値から、前記第一速度上限値および第一加速度上限値または該第一速度上限値および第一加速度上限値よりもそれぞれ大きい第三速度上限値および第三加速度上限値に変更し、前記ロボットを移動させる、ロボット制御方法が提供される。
4番目の発明によれば、3番目の発明において、前記一つのワークは加工前のワークであり、前記追加のワークは加工後のワークである。
1番目および2番目の発明においては、ワークの数および種類に応じて速度上限値および/または加速度上限値を変更しているので、把持されるワークの数や種類が変化する場合であっても、ロボットに過大な負荷が作用することなしに、ロボットを制御することができる。さらに、ロボットが一つのワークと追加のワークとを把持しているときに比較的小さい第二速度上限値および/または第二加速度上限値に変更しているので、ロボットに過大な負荷が作用することなしに、ロボットを制御することができる。さらに、従来よりも可搬質量が小さいロボットであっても過大な負荷を作用させることなく同様の作業を行うことができる。
3番目および4番目の発明においては、ロボットが一つのワークと追加のワークとを把持しているときに比較的小さい第二速度上限値および/または第二加速度上限値に変更しているので、ロボットに過大な負荷が作用することなしに、ロボットを制御することができる。さらに、従来よりも可搬質量が小さいロボットであっても過大な負荷を作用させることなく同様の作業を行うことができる。
添付図面に示される本発明の典型的な実施形態の詳細な説明から、本発明のこれら目的、特徴および利点ならびに他の目的、特徴および利点がさらに明解になるであろう。
本発明に基づくロボット制御装置の略図である。 本発明に基づくロボット制御装置によるワークの交換作業を示す第一のフローチャートである。 本発明に基づくロボット制御装置によるワークの交換作業を示す第二のフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明に基づくロボット制御装置の略図である。図1に示されるように、システム1は、ロボット10と、工作機械40と、ロボット10を制御する制御装置20とを含んでいる。
図1に示されるロボット10は多関節ロボットであるが他の構成のロボットでもよい。また、ロボット10のアームの先端にはハンド30が備えられている。ハンド30は第一把持部31と第二把持部32とを含んでいる。これら第一把持部31および第二把持部32は開閉することによりワークW1、W2をそれぞれ把持することができる。これらワークW1、W2は互いに同一である。ただし、図1においてはワークW1は工作機械40に加工される前の未加工ワーク、ワークW2は工作機械40により加工された後の加工済みワークである。
工作機械40はワークW1、W2のうちの一方を保持する保持部41を備えている。保持部41にワーク、図1においてはワークW2が保持されると、工作機械40はワークW2に所定の機械加工動作を実行する。
図1においては、第一把持部31は工作機械40から遠ざかる方向を向いており、第二把持部32は工作機械40に対面する方向を向いている。図1から分かるように、ロボット10の最も先端側の軸線、例えば第六軸線を回転させることにより第一把持部31および第二把持部32の方向を互いに変更することができる。
制御装置20はデジタルコンピュータであり、ロボット10および工作機械40が互いに連動するように制御する。図1に示されるように、制御装置20は、ロボット10に係る負荷の設定を変更する負荷設定変更部21と、ハンド30により把持されたワークの種類および数に応じてロボット10の速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を変更する上限値変更部22と、ロボット10の速度および加速度のうちの少なくとも一方が上限値変更部22により変更された速度上限値および加速度上限値を越えないように、前記ロボットの動作を制御する動作制御部23とを含んでいる。
なお、図面には示さないものの、ロボット10を動作させる各モータには位置検出器、例えばエンコーダが取付けられている。位置検出器によって所定時間毎に検出されるロボット10の複数の位置に基づいて、ロボット10の速度および加速度が適宜算出されるものとする。
図2は本発明に基づくロボット制御装置によるワークの交換作業を示す第一のフローチャートである。以下、図1および図2を参照して、本発明の制御装置20の動作を説明する。なお、図2の内容を実施する前においては、ロボット10のハンド30はいずれのワークW1、W2も把持しておらず、またワークW2が工作機械40内で加工処理されているものとする。
はじめに、ステップS10において、負荷設定変更部21によりロボット10の負荷はワークを一つも把持していない状態に設定される。次いで、ステップS11において、ハンド30の第一把持部31が未加工ワークW1を把持するようロボット10を動作させる。次いで、ステップS12において、制御装置20の上限値変更部22を用いて、ロボット10の速度上限値および加速度上限値をそれぞれ第一速度上限値V1および第一加速度上限値A1に設定する。これら第一速度上限値V1および第一加速度上限値A1はロボット10が一つのワークを把持するときのために最適化された値である。これら第一速度上限値V1、第一加速度上限値A1、後述する他の速度上限値、および他の加速度上限値は実験等により予め定められているものとする。もしくは、例えば特公平8-20893で開示されている方法等を用いて、計算により求めても良い。
そして、ステップS13において、未加工ワークW1を把持したロボット10のハンド30を工作機械40の前方まで移動させる。その後、工作機械40がワークW2を機械加工した加工終了信号が受信されると、ロボット10を工作機械40内に進入させる。
次いで、ステップS15においては、ハンド30の第二把持部32が工作機械40の保持部41に保持された加工済みワークW2を把持する。ステップS15においては、第二把持部32が加工済みワークW2を把持しただけであり、加工済みワークW2は持上げられていない。ステップS12〜ステップS15においては、動作制御部23は、ロボット10の速度および加速度がそれぞれ第一速度上限値V1および第一加速度上限値A1を越えないようにロボット10を動作させている。このため、ロボット10に過大な負荷が作用することはない。
そして、ステップS16においては、負荷設定変更部21によってロボット10の負荷設定を切替える。具体的にはワーク一つ分の負荷設定から、ワーク二つ分の負荷設定に変更する。次いで、ステップS17においては、上限値変更部22を用いて、ロボット10の速度上限値および加速度上限値をそれぞれ第一速度上限値V1および第一加速度上限値A1から第二速度上限値V2および第二加速度上限値A2に変更する。これら第二速度上限値V2および第二加速度上限値A2はロボット10が二つのワークを把持するときのために最適化された値であり、前述した第一速度上限値V1および第一加速度上限値A1よりもそれぞれ小さい。
次いで、ステップS18においてはロボット10は加工済みワークW2を持上げて工作機械40から取外す。このときには、ロボット10のハンド30は未加工ワークW1および加工済みワークW2の両方を把持しつつ動作していることになる。そして、ステップS19においては、ロボット10は未加工ワークW1を第一把持部31から解放して工作機械40の保持部41に保持させる。
ステップS18、S19においては動作制御部23はロボット10の速度および加速度がそれぞれ第二速度上限値V2および第二加速度上限値A2を越えないようにロボット10を動作させている。このため、ロボット10に過大な負荷が作用することはない。
次いで、ステップS20においては負荷設定変更部21によってロボット10の負荷設定を切替える。具体的にはワーク二つ分の負荷設定から、ワーク一つ分の負荷設定に変更する。次いで、ステップS21においては、上限値変更部22を用いて、ロボット10の速度上限値および加速度上限値をそれぞれ第二速度上限値V2および第二加速度上限値A2から第一速度上限値V1および第一加速度上限値A1に戻す。
その後、ステップS22においては、加工済みワークW2のみを把持したままロボット10を工作機械40から退出させる。そして、加工済みワークW2を所定位置に載置して処理を終了する。なお、ステップS22においては動作制御部23はロボット10の速度および加速度がそれぞれ第一速度上限値V1および第一加速度上限値A1を越えないようにロボット10を動作させているので、前述したようにロボット10に過大な負荷が作用しない。
このように、本発明においては、ロボット10が一つのワークW1またはワークW2のみを把持するときには比較的大きい第一速度上限値V1および第一加速度上限値V1が使用されている。そして、ロボット10が二つのワークW1、W2を把持するときには比較的小さい第二速度上限値V2および第二加速度上限値A2に変更されている。
言い換えれば、本発明においては、ワークの数に応じて速度上限値および加速度上限値を変更している。このため、把持されるワークの数が変化する作業、例えばワークの交換作業を行う場合であっても、ロボットに過大な負荷が作用するのを避けることが可能である。
従って、前述したようにロボット10の速度などが第二速度上限値V2などを越えないように制御すれば、実際にロボットに作用する負荷がロボットの仕様で規定された許容値を超えていても、ロボット10を使用できる。つまり、本発明においては、可搬質量が小さいロボット10であっても過大な負荷を作用させることなく同様な作業を行うことができるのが分かるであろう。
ところで、図2を参照して説明した第一の実施形態においては、未加工ワークW1を加工済ワークW2と交換する作業について説明した。そして、第一の実施形態においては、未加工ワークW1の重量と加工済ワークW2の重量とが互いにほぼ等しいことを前提としている。このため、第一の実施形態においては、未加工ワークW1のみを把持するときの速度上限値V1および加速度上限値A1(ステップS11)と、加工済みワークW2のみを把持するときの速度上限値V1および加速度上限値A1(ステップS21)とを、互いに等しくしている。
しかしながら、例えば切削加工によりワークの重量が大幅に低下する場合がある。そのような場合には、図2のステップS21で第一速度上限値V1および第一加速度上限値A1よりもそれぞれ大きい値を採用しても、ロボット10を移動させるときに過大な負荷がロボット10に作用することなく作業を行う事ができる可能性がある。
ここで、図3は本発明に基づくロボット制御装置の動作を示す第二のフローチャートである。図3に示されるステップS11〜ステップS20およびステップS22は図2を参照して説明したのと同様であるので、再度の説明を省略する。
図3のステップS21’においては、上限値変更部22を用いて、ロボット10の速度上限値および加速度上限値をそれぞれ第二速度上限値V2および第二加速度上限値A2から第三速度上限値V3および第三加速度上限値A3に変更している。これら第三速度上限値V3および第三加速度上限値A3はロボット10が一つの加工済みワークのみを把持するときのために最適化された値であり、前述した第一速度上限値V1および第一加速度上限値A1よりもそれぞれ大きい。
従って、加工済みワークW2の重量が未加工ワークW1の重量よりも大幅に小さい場合には、加工済みワークW2のみを把持したロボット10に過大な負荷が作用するのを避けつつ、更に高速にロボット10を動作させられる。
図示しない実施形態においては、例えば或る種類のワークWAを第一把持部31により把持するロボット10が、重量の異なる他の種類のワークWBを第二把持部32によりさらに把持し、その後、ワークWAのみを解放するものとする。つまり、図示しない実施形態においては、ロボット10がワークWAのみを把持する第一の事態、ワークWBのみを把持する第二の事態、およびワークWA、WBの両方を把持する第三の事態が存在する。
そして、第一の事態〜第三の事態のそれぞれに応じた速度上限値および加速度上限値を予め定めておき、それぞれの事態に応じて負荷設定変更部21により速度上限値および加速度上限値を切替える。従って、把持されるワークの種類が変化する場合であっても、ロボット10に過大な負荷が作用することなしに、ロボット10を同様に制御できることが分かるであろう。
なお、前述した実施形態においては、ロボット10の速度および加速度のうちの両方が速度上限値および加速度上限値を越えないようにロボット10を動作させている。しかしながら、ロボット10の速度および加速度のうちの少なくとも一方が速度上限値および加速度上限値を越えないようにロボット10を動作させてもよく、このような場合も本発明の範囲に含まれる。
典型的な実施形態を用いて本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなしに、前述した変更および種々の他の変更、省略、追加を行うことができるのを理解できるであろう。
1 システム
10 ロボット
20 制御装置
21 負荷設定変更部
22 上限値変更部
23 動作制御部
30 ハンド
31 第一把持部
32 第二把持部
40 工作機械
41 保持部

Claims (4)

  1. 最大で二つのワークを把持するハンド(30)を備えたロボット(10)を制御するロボット制御装置(20)において、
    前記ハンドにより把持されたワークの種類および数に応じて前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を変更する上限値変更部(22)と、
    前記ロボットの速度および加速度のうちの少なくとも一方が前記上限値変更部により変更された前記速度上限値および前記加速度上限値を越えないように、前記ロボットの動作を制御する動作制御部(23)と、を具備し、
    前記上限値変更部は、
    前記ハンドが一つのワークのみを把持しているときに、前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を第一速度上限値および第一加速度上限値に設定し、
    前記一つのワークを把持する前記ハンドがさらに追加のワークを把持しているときに、前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を前記第一速度上限値および第一加速度上限値から、前記第一速度上限値および第一加速度上限値よりもそれぞれ小さい第二速度上限値および第二加速度上限値に変更し、
    前記ハンドが前記一つのワークのみを解放して前記追加のワークのみを把持しているときに、前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を前記第二速度上限値および第二加速度上限値から、前記第一速度上限値および第一加速度上限値または該第一速度上限値および第一加速度上限値よりもそれぞれ大きい第三速度上限値および第三加速度上限値に変更する、ロボット制御装置。
  2. 前記一つのワークは加工前のワークであり、前記追加のワークは加工後のワークである請求項1に記載のロボット制御装置。
  3. 最大で二つのワークを把持するハンド(30)を備えたロボット(10)を制御するロボット制御方法において、
    前記ハンドが一つのワークのみを把持しているときに、前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を第一速度上限値および第一加速度上限値に設定し、
    前記一つのワークを把持する前記ハンドがさらに追加のワークを把持し、
    前記ハンドが前記一つのワークおよび前記追加のワークを把持しているときに、前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を前記第一速度上限値および第一加速度上限値から、前記第一速度上限値および第一加速度上限値よりもそれぞれ小さい第二速度上限値および第二加速度上限値に変更し、
    前記一つのワークおよび前記追加のワークを把持する前記ハンドが前記一つのワークのみを解放し、
    前記ハンドが前記追加のワークのみを把持しているときに、前記ロボットの速度上限値および加速度上限値のうちの少なくとも一方を前記第二速度上限値および第二加速度上限値から、前記第一速度上限値および第一加速度上限値または該第一速度上限値および第一加速度上限値よりもそれぞれ大きい第三速度上限値および第三加速度上限値に変更し、
    前記ロボットを移動させる、ロボット制御方法。
  4. 前記一つのワークは加工前のワークであり、前記追加のワークは加工後のワークである請求項3に記載のロボット制御方法。
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