JP6335614B2 - 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、例えばデジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置、携帯電話機、パーソナルコンピュータ(ラップトップ型、デスクトップ型、タブレット型等)、及びゲーム機等における画像処理技術に関し、特に階調補正とエッジ強調の組み合わせ技術に関する。
画像処理技術として、画像の黒潰れ気味の暗部や白飛び気味の明部をガンマ変換やトーンカーブによるヒストグラム平坦化による階調補正により、良好な明るさに補正する技術がある。しかし、シーンによっては、1画面に1つの階調変換テーブルを用いると、暗部と明部の階調を出すことで中間調の階調が犠牲になる問題が生じる。
そこで、Retinexモデルが注目されている。Retinexモデルは、人の視覚特性として、シーン全体に照射されている照明光等の低周波成分に対しては鈍感だが、注目領域とその周辺領域のコントラスト等の高周波成分については敏感なモデルである。このモデルに従った階調補正の方法として、局所コントラスト補正が挙げられる。
局所コントラスト補正では、低周波成分のみ階調補正を行うことで、高周波成分である局所的なコントラストは維持したまま全体的な階調を自然に補正することが可能となる。しかし、このRetinexモデルでは、高周波成分を個別に扱うことで、エッジの再現が変化してしまうため、従来のシャープネス処理と併用させた場合に、適切なエッジ強調量とならない場合がある。
そこで、分割された画像の複数領域に対して各々局所的に処理を施す際に、領域サイズに応じてシャープネスパラメータ(補正量)を算出する技術が提案されている(特許文献1)。
特開2007−228451号公報
上記特許文献1では、領域サイズとして、照明成分抽出用フィルタのフィルタサイズを挙げている。フィルタサイズが大きくなる場合は、太いシャープネスによるエッジ強調とり、フィルタサイズが小さくなる場合は、細めのシャープネスによるエッジ強調となる。
この方法では、照明成分のフィルタサイズに応じてシャープネスの量を制御することで抽出する反射率成分の太さに応じたエッジ強調が可能となるが、実際の入力画像は考慮していないため、必ずしも被写体の周波数帯域に合ったエッジ強調となるとは限らない。
そこで、本発明は、局所コントラスト補正をエッジ強調処理と併用しても被写体の周波数帯域に合った自然なエッジ強調を可能にする仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、画像データのそれぞれの画素の信号に対し、該画素の周囲の画素の信号を反映させて得られる値に基づく第1のゲインを乗算する第1の補正手段と、前記第1のゲインが乗算されていない画像データからエッジを抽出するエッジ抽出手段と、前記エッジ抽出手段によって抽出されたエッジ信号に対して、前記第1のゲインが乗算された信号に基づく第2のゲインを乗算する第2の補正手段と、前記第2のゲインが乗算されたエッジ信号を、前記第1のゲインが乗算された信号に付加する付加手段を有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、画像データのそれぞれの画素の信号に対し、該画素の周囲の画素の信号を反映させて得られる値に基づくゲインを乗算する第1の補正手段と、第1の補正手段から出力されたそれぞれの画素の信号に対して、該画素の信号に基づくガンマ変換を行うガンマ変換手段と、画像データからエッジを抽出するエッジ抽出手段と、エッジ抽出手段によって抽出されたエッジ信号に対して、画像データの信号に基づくゲインを乗算する第2の補正手段と、第2の補正手段から出力されたエッジ信号を、ガンマ変換手段から出力された信号に付加する付加手段を有し、第1の補正手段は、ユーザ操作により指定された補正量に基づいて、予め用意された複数のテーブルから対応するテーブルを選択し、選択したテーブルに基づくゲインを用いて乗算を行い、第2の補正手段は、選択されたテーブルを用いて調整したゲインを用いて乗算を行うことを特徴とする。
本発明によれば、被写体の周波数帯域に合った自然なエッジ強調が可能になる。
本発明の画像処理装置の第1の実施形態であるデジタルカメラの概略ブロック図である。 輝度調整部の制御ブロック図である。 ブラックポイントとホワイトポイントによって決定されるガンマカーブを示すグラフ図である。 輝度別ゲインテーブルの一例を示す図である。 局所コントラスト補正部の制御ブロック図である。 局所コントラスト補正の調整テーブル例を示すグラフ図である。 本発明の画像処理装置の第2の実施形態であるデジタルカメラにおいて、GUIの一例である階調補正パラメータ設定メニューを示す図である。 輝度調整部の制御ブロック図である。 輝度調整部において、階調補正パラメータ設定メニューでのユーザ設定をDレンジ調整用及び局所コントラスト補正処理のパラメータに反映させる処理例を示すフローチャート図である。 Dレンジ調整前後のγカーブを示すグラフ図である。 局所コントラスト補正の調整テーブルの種類を示すグラフ図である。 本発明の画像処理装置の第3の実施形態であるデジタルカメラにおける輝度調整部の制御ブロック図である。 輝度調整部において輝度別ゲインテーブルを修正する具体的な処理例を示すフローチャート図である。 修正前後の輝度別ゲインテーブルの例を示すグラフ図である。 本発明の画像処理装置の第4の実施形態であるデジタルカメラにおける輝度調整部の制御ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の画像処理装置の第1の実施形態であるデジタルカメラの概略ブロック図である。
図1において、撮像素子102は、結像光学系(レンズ)101を経て結像した被写体像を光電変換する。撮像素子102は、例えば、一般的な原色カラーフィルタを備える単板カラー撮像素子とする。原色カラーフィルタは、各々650nm、550nm、450nm近傍に透過主波長帯を持つ3種類の色フィルタを有し、各々R(赤)、G(緑)、B(青)の各バンドに対応する色プレーンを撮影する。単板カラー撮像素子102では、この3種類の色フィルタを画素毎に空間的に配列し、各画素では、各々単一の色プレーンにおける強度を得ることしかできない。このため、撮像素子102からは色モザイク画像が出力される。
A/D変換部103は、撮像素子102からアナログ電圧として出力される色モザイク画像を以降の画像処理に適するデジタルデータへと変換する。ホワイトバランス部104では、具体的には、白くあるべき領域のR,G,Bが等色になるようなゲインがR,G,Bの各々にかけられる。
色補間部105は、色モザイク画像を補間することによって、全ての画素においてR、G、Bの色情報が揃ったカラー画像を生成する。色補間部105で生成されたカラー画像は、マトリクス変換部106、及び輝度調整部107を経て基本的なカラー画像として生成される。その後、色調整部108では、例えば、ノイズ低減、彩度強調、色相補正、エッジ強調といった画像補正が行われる。色調整部108で所望の色調整を行った画像に対して、リサイズ部109で所望の記録サイズにリサイズされ、圧縮部110で高解像度画像をJPEG等の方法で圧縮して、記録部111にてメモリカード等の記録媒体に記録される。
制御部120は、例えばCPU等で構成され、カメラ全体の動作を制御する。メモリ121は、記録部111から読み出した画像データを一時的に格納するための記憶装置であり、所定時間の画像データを格納するのに十分な記憶量を備えている。また、メモリ121は、制御部120等の作業領域としても使用することが可能である。I/F122は、制御部120の制御に基づき、外部機器と接続し、通信を行う。
次に、図2乃至図6を参照して、輝度調整部107について具体的に説明する。図2は、輝度調整部107の制御ブロック図である。図3は、ブラックポイントBkとホワイトポイントWtによって決定されるガンマカーブを示すグラフ図である。図4は、輝度別ゲインテーブル1078の一例を示す図である。
図2において、輝度調整部107では、全体的なダイナミックレンジ調整(Dレンジ調整)、局所コントラスト補正、ガンマ変換、それらに伴うエッジ強調等の処理がなされる。Dレンジ調整部1070は、入力信号のダイナミックレンジを図3で示すようなブラックポイントBkとホワイトポイントWtとにより決定される信号レンジに変換する。ブラックポイントBkは、図3に示すカーブを用いてガンマ変換した後の出力が0となるポイントであり、ホワイトポイントWtは、出力が出力Dレンジの最大値となるポイントである。このダイナミックレンジ変換により、入力信号Yは、次式(1)を用いて出力信号Ysに調整される。
Ys=(Y−Bk)*Max/(Wt−Bk) …(1)
ここで、Maxは、処理するBitにおける最大値、例えば12Bitであれば4095を設定する。
続いて輝度調整部107では、輝度本線系の処理とエッジ強調用に付加するエッジ信号生成系の処理の2つの処理が実行される。まず、Dレンジ調整部1070の出力信号は、輝度本線系の信号として局所コントラスト補正部1071において局所コントラスト補正処理がなされる。局所コントラスト補正処理の詳細については後述する。局所コントラスト補正処理がなされた信号は、ガンマ変換部1072で画素毎にその信号の値に基づくガンマ変換がなされ、エッジ付加部1080において、エッジ信号生成系の処理によって生成されるエッジ信号を付加される。
また、Dレンジ調整部1070の出力信号は、別途エッジ抽出部1073にてエッジ成分抽出用に処理される。エッジ成分抽出の方法としては、特に限定されないが、例えば、ハイパスフィルタ等のエッジ抽出フィルタを用いる方法や、入力信号をぼかした信号と入力信号との差分により求める方法が挙げられる。抽出されたエッジ信号は、下限・上限クリップ部1074にて微調整される。
下限クリップ部では、エッジ信号に含まれるノイズ信号を下限の閾値を設けて判定してクリップし、上限クリップ部では、過度なエッジ強調にならないように上限の閾値を設けてクリップする。下限及び上限の閾値については、入力信号のノイズレベルやオーバーシュートの許容量などから設定すればよい。下限・上限クリップ部1074により微調整されたエッジ信号は、輝度別ゲイン調整部1075においてさらに輝度毎に適切なゲイン量になるように制御される。
次に、輝度別ゲイン調整を行うための輝度別ゲイン生成について説明する。局所コントラスト補正部1071の出力信号に対しては、別途ローパスフィルタ処理部1076でぼかす処理がなされる。そして、周波数帯域の落ちた信号を図4に示す輝度別ゲインテーブル1078の参照用輝度信号として輝度別ゲイン生成部1077で各画素における輝度別ゲインを生成する。
ここで、輝度別ゲインテーブル1078は、ガンマ変換部1072でかけられるガンマ特性と対応させる必要がある。これは、エッジ抽出は、ガンマ変換前のリニアな信号に対して行われるが、実際にエッジを付加されるのは、ガンマ変換後のノンリニアな信号であるためである。この輝度別ゲイン調整を行うことで、どの輝度域でも適切な量のエッジ量とすることが可能となる。
以上の処理により得られた画素毎に決定されたゲインによるプレーン、すなわち輝度別ゲインプレーンを下限・上限クリップ部1074の出力エッジ信号に対して、輝度別ゲイン調整部1075にて乗算する。その後、全体ゲイン調整部1079にて、最終的なトータルゲインの調整を行い、本線系の輝度信号に付加するエッジ信号が決定される。
次に、図5及び図6を参照して、局所コントラスト補正部1071について具体的に説明する。図5は、局所コントラスト補正部1071の制御ブロック図である。
図5において、ローパスフィルタ処理部201は、図2のDレンジ調整部1070の出力信号に対して高周波成分をカットする処理を行う。これは、その後の縮小処理部202で折り返り信号が発生しないように予め周波数帯域を落としておくために行う。ローパスフィルタ処理がなされた信号は、縮小処理部202と拡大処理部203を通すことでボケた輝度信号となる。このような処理を行うことで、ローパスフィルタ処理部201に入力された各画素に対応する輝度信号に、それぞれの画素の周囲の画素に対応する輝度信号が混合され、拡大処理部203から出力される。つまり、拡大処理部203から出力されたそれぞれの画素に対応する輝度信号は、それぞれの画素を中心として設定された領域における代表的な輝度信号を表しているといえる。
一方、図6(a)に示す調整テーブル1081を入力としてゲインテーブル生成部204で図6(b)に示す局所コントラスト補正ゲインテーブルを生成する。具体的には、調整テーブル1081の出力を入力で除算した結果が補正ゲインテーブルとなる。ここで、調整テーブル1081は、ガンマ変換後のノンリニアな空間で設計することを想定しているため、逆ガンマ変換部205により、図6(c)に示すように、リニアな空間における補正ゲインテーブルへ変換させる。
以上の処理により得られる補正ゲインテーブルを用いて、拡大処理部203の出力信号を参照輝度として画素毎のゲインを調整ゲイン算出部206で算出する。そして、調整ゲイン算出部206で算出されたゲインを図2のDレンジ調整部1070の出力信号に対してゲイン乗算部207にて乗算することで局所コントラスト補正処理がなされる。こうすることで、画素毎に、その画素の輝度信号だけではなく、その周辺の画素の輝度信号の値を反映させた局所的なコントラスト補正が行われる。なお、調整テーブル1081は、本実施形態では、直感的に設計しやすくするためノンリニアな空間で設定したが、リニアな空間で予め設定してもよい。その場合は、図5における逆ガンマ変換部205での処理は不要となる。
また、Retinexモデルに基づく照明成分の補正では、低周波成分のみ階調補正を行うが、本実施形態における照明成分の補正処理に該当する局所コントラスト補正では、高周波成分も含んだ元の信号に対して低周波成分と高周波成分の補正量を異ならせて行う。これは、エッジ強調処理を局所コントラスト補正処理で行ってしまうのではなく、局所コントラスト補正処理と従来のエッジ強調処理とを併用させたいためである。このような構成にすることで、局所コントラスト補正をする場合もしない場合も構成としては同じ形態を持つことが可能となるため、システムの制御としては容易となるメリットがある。
以上のように、輝度調整部107では、エッジ信号生成系において、輝度別ゲインテーブルを参照する用の輝度信号としては局所コントラスト補正処理をした信号を用い、エッジ抽出用の輝度信号としては局所コントラスト補正処理をしない信号を用いる。輝度別ゲインテーブルを参照する用の輝度信号として局所コントラスト補正処理をした信号を用いる理由は、輝度本線系の輝度信号と信号レベルを合わせるためである。輝度別ゲイン調整は、輝度に応じて適切なエッジ量を付加するという観点から、輝度本線系と信号レベルが合っていることが前提となっているためである。
一方、エッジ抽出用の輝度信号に対しては局所コントラスト補正処理をしない理由は、局所コントラスト補正処理をした輝度信号に対してエッジ抽出をすると、局所コントラスト補正処理をしない場合と比較してエッジが過剰に検出されてしまうからである。これは、局所コントラスト補正処理を行うと、低周波成分のみがDレンジ圧縮されるため相対的に高周波成分が強まってしまう、すなわちアンシャープマスクのような効果が局所コントラスト補正処理自体にあることに起因する。
以上説明したように、本実施形態では、輝度調整のエッジ信号生成系において、輝度別ゲインテーブルを参照する用の輝度信号として局所コントラスト補正処理をした信号を用い、エッジ抽出用の輝度信号としては局所コントラスト補正処理をしない信号を用いる。これにより、局所コントラスト補正時にも過剰にならない適切なエッジ強調を実現することができ、局所コントラスト補正をエッジ強調処理と併用しても被写体の周波数帯域に合った自然なエッジ強調が可能になる。
(第2の実施形態)
次に、図7乃至図11を参照して、本発明の画像処理装置の第2の実施形態であるデジタルカメラについて説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図に同一符号を付してその説明を簡略化又は省略する。
上記第1の実施形態では、予め設定されたDレンジ調整用のパラメータ(補正量)及び調整テーブルに基づいて、Dレンジ調整と局所コントラスト補正処理を行う場合を例に採って説明してきた。これに対して、本実施形態では、GUI上でユーザ操作により指定されたDレンジ調整用及び局所コントラスト補正処理のパラメータに基づいて、シャープネスの適容量を調整する場合を例に採る。
図7は、GUIの一例である階調補正パラメータ設定メニュー301を示す図である。図7に示す階調補正パラメータ設定メニュー301には、ユーザ操作により調整可能なブラックポイントBk、ミッドポイントMid、及びホワイトポイントWtが配置されている。これらのポイントをユーザが調整することで、ガンマ302の特性を変更することが可能となる。
また、階調補正パラメータ設定メニュー301には、ハイライトスライダ306、及びシャドウスライダ307が配置されている。ハイライト機能は、輝度階調のうち、高輝度側のみを調整する機能であり、ハイライトスライダ306を図の左側にスライド操作すると、画像内の高輝度側の輝度が低くなり、図の右側にスライド操作すると、画像内の高輝度側の輝度が高くなる。同様に、シャドウスライダ307を図の左側にスライド操作すると、画像内の低輝度側の輝度が低くなり、図の右側にスライド操作すると、画像内の低輝度側の輝度が高くなる。
図8は、輝度調整部107の制御ブロック図である。図8に示すように、本実施形態の輝度調整部107では、上記第1の実施形態(図2)に対して、GUIパラメータ取得部1082、Dレンジ調整用LUT生成部1083、及び調整テーブル選択部1084が追加されている。
図9は、輝度調整部107において、階調補正パラメータ設定メニュー301でのユーザ設定をDレンジ調整用及び局所コントラスト補正処理のパラメータに反映させる処理例を示すフローチャート図である。図9の各処理は、不図示のROM等に格納された制御プログラムがメモリ121に展開されて、制御部120のCPU等により実行される。
図9において、ステップS11では、制御部120は、階調補正パラメータ設定メニュー301でユーザが設定したDレンジ調整用のパラメータである、ブラックポイントBk、ミッドポイントMid、ホワイトポイントWtを取得し、ステップS12に進む。具体的には、制御部120は、図1のI/F122を介してGUIパラメータ取得部1082にて各ポイント情報を取得することになる。
ステップS12では、制御部120は、ステップS11で取得したDレンジ調整用のパラメータを基に、Dレンジ調整用LUT(ルックアップテーブル)をDレンジ調整用LUT生成部1083にて生成し、ステップS13に進む。
ここで、図10を参照して、Dレンジ調整用LUTの具体的な生成方法について説明する。図10の破線γは、調整前のγカーブである。一方、実線γmodは、ブラックポイントBk、ミッドポイントMid、及びホワイトポイントWtを調整することで決定される調整後のγカーブである。この2つのγカーブを各々有限個の要素数を持つ1次元のLUTで表すと、次式(2),(3)となる。
Y′=γ[Y] …(2)
Y′=γmod[Y] …(3)
要素数は、例えば10bit精度であれば1024個になる。ブラックポイントBk、ミッドポイントMid、ホワイトポイントWtの3点から1024個の要素を生成するには、公知の3次スプライン補間などを用いればよい。
ところで、輝度別ゲインテーブル1078は、前述したように、γ特性を考慮して設計されている。従って、Dレンジ調整で反映するのはγmodではなく、γとγmodとの差分のみ考慮して調整すればよい。具体的には、図10において、入力信号Yに対するγmodの出力値を求め、この出力値を持つγの入力信号Ysを逆引きすればよく、次式(4)により入力信号Yに対するDレンジ調整後のYsを取得することができる。
Ys=γ-1[γmod[Y]] …(4)
ステップS13では、制御部120は、階調補正パラメータ設定メニュー301でユーザ操作により設定されたハイライト及びシャドウのそれぞれのスライダ値を取得し、ステップS14に進む。具体的には、制御部120は、図1のI/F122を介してハイライト及びシャドウのそれぞれのスライダ値をGUIパラメータ取得部1082にて取得することになる。
ステップS14では、制御部120は、取得したGUIパラメータを基に調整テーブル選択部1084で図11に示すような予め用意してある複数種の調整テーブルから対応する調整テーブルを選択する。例えば、ハイライト・シャドウのスライダ値が±1で設定されていれば、図11の一点鎖線で示す調整テーブルが選択される。同様に、ハイライト・シャドウのスライダ値が±2で設定されていれば、二点鎖線で示す調整テーブルが選択され、±3で設定されていれば、実線で示す調整テーブルが選択される。
Dレンジ調整用のパラメータ、及び局所コントラスト補正用の調整テーブルが選択された後は、上記第1の実施形態と同様の処理、即ち、Dレンジ調整後に局所コントラスト補正処理をし、ガンマ変換した後で、生成されたエッジ信号の付加を行う。
以上説明したように、本実施形態では、Dレンジ調整用のパラメータ、及び局所コントラスト補正用の調整テーブルをGUI上でユーザが設定した設定値に基づいて決定するため、より正確なエッジ強調を実現することが可能となる。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
次に、図12乃至図14を参照して、本発明の画像処理装置の第3の実施形態であるデジタルカメラについて説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図に同一符号を付してその説明を簡略化又は省略する。
図12は、輝度調整部107の制御ブロック図である。図12に示すように、本実施形態の輝度調整部107では、上記第1の実施形態(図2)に対して、GUIパラメータ取得部1082、調整テーブル選択部1084、テーブル合成部1085、及び修正ゲインテーブル1086が追加されている。
上記第1の実施形態では、局所コントラスト補正処理した信号に対してローパスフィルタ処理部1076でローパスフィルタをかけてぼかした信号から輝度別ゲイン生成部1077で輝度別ゲインを生成していた。これに対し、本実施形態では、輝度調整において輝度別ゲインテーブルと調整テーブルとを合成して輝度別ゲインテーブルを修正し、修正した輝度別ゲインテーブルに基づいて輝度別ゲインを生成する。そのため、本実施形態では、ローパスフィルタ処理部1076への入力信号は、局所コントラスト補正部1071の出力信号ではなく、Dレンジ調整部1070の出力信号となる。
次に、図13を参照して、輝度調整部107において輝度別ゲインテーブルを修正する具体的な処理について説明する。図13の各処理は、不図示のROM等に格納された制御プログラムがメモリ121に展開されて、制御部120のCPU等により実行される。
図13において、ステップS21では、制御部120は、制御部120は、階調補正パラメータ設定メニュー301でユーザ操作により設定されたハイライト及びシャドウのそれぞれのスライダ値を取得し、ステップS22に進む。具体的には、制御部120は、図1のI/F122を介してハイライト及びシャドウのそれぞれのスライダ値をGUIパラメータ取得部1082にて取得することになる。
ステップS22では、制御部120は、取得したGUIパラメータを基に調整テーブル選択部1084により調整テーブルを選択し、ステップS23に進む。ここでの処理は、上記第2の実施形態のステップS14と同様であり、図11に示すような予め用意してある幾つかの調整テーブルから対応する調整テーブルを選択する。
ステップS23では、制御部120は、ステップS22で選択された調整テーブルを輝度本線系の局所コントラスト補正処理に用いる他に、テーブル合成部1085で輝度別ゲインテーブル1078との合成に用いる。
例えば図4に示す輝度別ゲインテーブルAPCGain[Y](1078)と図6(a)に示す調整テーブルOhy[Y](1081)とを合成する場合、修正後の輝度別ゲインテーブルAPCGainMod[Y](1086)は、次式(5)で表される。
APCGainMod[Y]=APCGain[Ohy[Y]] …(5)
図14は、修正後の輝度別ゲインテーブルAPCGainMod[Y](1086)を示すグラフ図であり、図14において、破線が修正前、実線が修正後である。
輝度別ゲインテーブルが修正された後は、上記第1の実施形態と同様の処理、即ち、Dレンジ調整後に局所コントラスト補正処理をし、ガンマ変換した後で、生成されたエッジ信号の付加を行う。
以上説明したように、本実施形態では、輝度別ゲインテーブルを調整テーブルと合成して新たな修正輝度別ゲインテーブルを生成することで、エッジ信号生成系のパスにおいて回路を簡素化できるため処理速度が向上する。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(第4の実施形態)
次に、図15を参照して、本発明の画像処理装置の第4の実施形態であるデジタルカメラについて説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図に同一符号を付してその説明を簡略化又は省略する。
図15は、輝度調整部107の制御ブロック図である。図15に示すように、本実施形態の輝度調整部107では、上記第1の実施形態(図2)に対して、縮小処理部1087が追加されるとともに、エッジ信号生成系に局所コントラスト補正部1088及び拡大処理部1089が追加されている。また、エッジ信号生成系からローパスフィルタ処理部1076が省かれている。ここで、局所コントラスト補正部1071は、本発明の第1の局所コントラスト補正手段の一例に相当し、局所コントラスト補正部1088は、本発明の第2の局所コントラスト補正手段の一例に相当する。
上記第1の実施形態では、輝度本線系の局所コントラスト補正部1071の出力をエッジ信号生成系処理の入力信号としても使用していた。これに対して、本実施形態では、輝度本線系とは異なる解像度で局所コントラスト補正処理を行う場合を例に採る。
輝度別ゲイン調整は、ガンマ特性を考慮することで各画素の輝度に応じて適切な付加エッジ量を調整することが目的である。その際、被写体の高周波成分や高ISOにおけるノイズ成分などを正確に反映してしまうと、輝度別ゲインがバタついてしまい、不適切なエッジ強調になってしまうことが懸念される。そのため、上記第1の実施形態では、輝度別ゲインテーブル参照用の輝度信号に対してローパスフィルタをかけて周波数帯域を落とす処理を行っていた。これは、局所コントラスト補正処理の出力信号の高周波成分は落ちていて構わないことを意味する。
そこで、本実施形態では、予め局所コントラスト補正処理を低解像度で行うことを考える。まず、Dレンジ調整部1070の出力信号を縮小処理部1087で縮小する。縮小率については、上記第1の実施形態のローパスフィルタ処理部1076ででかけるローパスフィルタのぼかし具合に対応させればよい。例えば、フィルタ係数が[121]であれば、折り返りを考慮して、縮小率は1/2に設定することが望ましい。
このように、縮小処理部1087で縮小された信号を入力として局所コントラスト補正部1088で局所コントラスト補正処理を行う。そして、局所コントラスト補正処理後、拡大処理部1089で縮小前のサイズまで戻す。このようにして得られる高周波成分の落ちた局所コントラスト補正処理後の信号から輝度別ゲインを生成して輝度別ゲイン調整を行い、エッジ付加の信号を得る。
以上説明したように、本実施形態では、Dレンジ調整後の信号を縮小し、低解像度で局所コントラスト補正処理をして元のサイズまで拡大することで、時間のかかる局所コントラスト補正処理の処理速度を向上させることができる。また、輝度本線系の局所コントラスト補正部1071での処理はオリジナルの解像度で行うため、本線の画質への影響は低めに抑えることが可能となる。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウェア(プログラム)をパーソナルコンピュータ(CPU,プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
107 輝度調整部
120 制御部
121 メモリ
1070 Dレンジ調整部
1071 局所コントラスト補正部
1072 ガンマ変換部
1073 エッジ抽出部
1074 下限・上限クリップ部
1075 輝度別ゲイン調整部
1076 ローパスフィルタ処理部
1077 輝度別ゲイン生成部
1078 輝度別ゲインテーブル
1079 全体ゲイン調整部
1080 エッジ付加部
1081 調整テーブル

Claims (11)

  1. 画像データのそれぞれの画素の信号に対し、該画素の周囲の画素の信号を反映させて得られる値に基づく第1のゲインを乗算する第1の補正手段と、
    前記第1のゲインが乗算されていない画像データからエッジを抽出するエッジ抽出手段と、
    前記エッジ抽出手段によって抽出されたエッジ信号に対して、前記第1のゲインが乗算された信号に基づく第2のゲインを乗算する第2の補正手段と、
    前記第2のゲインが乗算されたエッジ信号を、前記第1のゲインが乗算された信号に付加する付加手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1のゲインが乗算されたそれぞれの画素の信号に対し該画素の信号に基づくガンマ変換を行うガンマ変換手段を、さらに有し、
    前記付加手段は、前記第2のゲインが乗算されたエッジ信号を、前記ガンマ変換手段から出力された信号に付加することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の補正手段は、画像データのそれぞれの画素の信号に対し、前記画像データに対してフィルタ処理、および、縮小処理のすくなくともいずれかを行って求められた値に基づいて前記第1のゲインを設定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の補正手段は、画像データのそれぞれの画素の信号に対し、予め用意されたテーブルに基づいて前記第1のゲインを設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の補正手段は、ユーザ操作により指定された補正量に基づいて、予め用意された複数のテーブルから対応するテーブルを選択することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記第1の補正手段は、縮小した画像データのそれぞれの画素の信号に対し、該画素の周囲の画素の信号を反映させて得られる値に基づいて前記第1のゲインを設定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 画像データのそれぞれの画素の信号に対し、該画素の周囲の画素の信号を反映させて得られる値に基づくゲインを乗算する第1の補正手段と、
    前記第1の補正手段から出力されたそれぞれの画素の信号に対して、該画素の信号に基づくガンマ変換を行うガンマ変換手段と、
    前記画像データからエッジを抽出するエッジ抽出手段と、
    前記エッジ抽出手段によって抽出されたエッジ信号に対して、前記画像データの信号に基づくゲインを乗算する第2の補正手段と、
    前記第2の補正手段から出力されたエッジ信号を、前記ガンマ変換手段から出力された信号に付加する付加手段を有し、
    前記第1の補正手段は、ユーザ操作により指定された補正量に基づいて、予め用意された複数のテーブルから対応するテーブルを選択し、選択したテーブルに基づくゲインを用いて乗算を行い、
    前記第2の補正手段は、前記選択されたテーブルを用いて調整したゲインを用いて乗算を行うことを特徴とする画像処理装置。
  8. 画像データのそれぞれの画素の信号に対し、該画素の周囲の画素の信号を反映させて得られる値に基づく第1のゲインを乗算する第1の補正ステップと、
    前記第1のゲインが乗算されていない画像データからエッジを抽出するエッジ抽出ステップと、
    前記エッジ抽出ステップにおいて抽出されたエッジ信号に対して、前記第1のゲインが乗算された信号に基づく第2のゲインを乗算する第2の補正ステップと、
    前記第2のゲインが乗算されたエッジ信号を、前記第1のゲインが乗算された信号に付加する付加ステップを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 画像データのそれぞれの画素の信号に対し、該画素の周囲の画素の信号を反映させて得られる値に基づくゲインを乗算する第1の補正ステップと、
    前記第1の補正ステップにおいて得られたそれぞれの画素の信号に対して、該画素の信号に基づくガンマ変換を行うガンマ変換ステップと、
    前記画像データからエッジを抽出するエッジ抽出ステップと、
    前記エッジ抽出ステップにおいて抽出されたエッジ信号に対して、前記画像データの信号に基づくゲインを乗算する第2の補正ステップと、
    前記第2の補正ステップにおいて得られたエッジ信号を、前記ガンマ変換ステップにおいて得られた信号に付加する付加ステップを有し、
    前記第1の補正ステップでは、ユーザ操作により指定された補正量に基づいて、予め用意された複数のテーブルから対応するテーブルを選択し、選択したテーブルに基づくゲインを用いて乗算を行い、
    前記第2の補正ステップでは、前記選択されたテーブルを用いて調整したゲインを用いて乗算を行うことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  10. コンピュータに、請求項8に記載の画像処理装置の制御方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
  11. コンピュータに、請求項9に記載の画像処理装置の制御方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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