JP6332676B2 - 駆動装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、車両ウィンド等の被駆動部材を駆動する駆動装置に関するものである。
従来、駆動装置としては、モータの両端子に接続され操作部の操作に応じていずれかがオンされることで該モータに電力を供給して該モータを正転又は逆転させる一対のリレーを備え、そのモータの駆動によって被駆動部材を駆動させるものがある。そして、特許文献1では、一対のリレーのいずれかがオン故障状態となると、オンしていないリレーをオンさせてモータを停止させるフェール状態とし、その後、必要に応じてオンさせたリレーをオフして依然としてオン故障状態か否かを判定し、オン故障状態から正常状態に復帰した場合には前記フェール状態を終了する技術が開示されている。
特開2003−125596号公報
しかしながら、上記した駆動装置は、オン故障状態となると、モータを一時的に停止させることができるとともに、オン故障状態から正常状態に復帰したときに電力消費が抑えられるものの、オン故障状態が維持されたままだと電力が消費され続けることになる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、オン故障時の動作の最適化を図りつつ低消費電力化を図ることができる駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決する駆動装置は、モータの両端子に接続され、操作部の操作に応じていずれかがオンされることで該モータに電力を供給して該モータを正転又は逆転させる一対のリレーを備え、前記モータの駆動によって被駆動部材を駆動させる駆動装置であって、前記操作部の操作に応じず前記モータが駆動している前記リレーの異常状態の検知に基づいて、前記リレーを制御して前記モータを断続的に駆動させる制御部と、前記モータの電力供給経路に接続され、前記被駆動部材が駆動限界位置の一端又は他端に到達して前記モータの駆動が強制的に停止すると、発熱することによって異常状態となった前記リレーへの電力の供給を遮断するサーミスタとを備え、前記制御部は、前記操作部の操作に応じず前記モータが駆動している前記リレーの異常状態の検知に基づいて、前記モータを正転させるリレー及び前記モータを逆転させるリレーを共にオンさせる制御を行うことで前記モータを停止させる動作と、前記モータを正転させるリレー及び前記モータを逆転させるリレーを共にオフさせる制御を行うことで前記操作部の操作に応じず前記モータが駆動している前記リレーの異常状態によって該モータを駆動させる動作とを繰り返させる。
同構成によれば、一対のリレーのいずれかがオンした状態で固定されるオン故障状態となって、操作部の操作に応じずモータが駆動しているリレーの異常状態となると、制御部にてリレーが制御されてモータが断続的に駆動される。そして、被駆動部材が断続的に駆動されて駆動限界位置の一端又は他端に到達してモータの駆動が強制的に停止すると、サーミスタが発熱することによって異常状態となったリレーへの電力の供給が遮断される。よって、被駆動部材が断続的に駆動されることでオン故障状態となっていることが報知されつつ低消費電力化を図ることができる。
上記駆動装置において、前記被駆動部材は、開閉部材であり、前記制御部は、前記開閉部材が閉動作方向に駆動してしまう前記異常状態が検知され、前記開閉部材が全閉位置に近い閉近傍エリアにあると、遅く駆動するように前記モータを断続的に駆動させることが好ましい。
同構成によれば、開閉部材が閉動作方向に駆動してしまう異常状態が検知され、開閉部材が全閉位置に近い閉近傍エリアにあると、制御部にて遅く駆動するようにモータが断続的に駆動される。よって、開閉部材が全閉位置に近い閉近傍エリアにあっても、全閉までの時間を長くすることができ、例えば、開閉部材による異物の挟み込みをより避けることが可能となる。
本発明の駆動装置では、オン故障時の動作の最適化を図りつつ低消費電力化を図ることができる。
一実施形態におけるパワーウィンド装置の電気回路図。 一実施形態におけるマイコンの処理を説明するためのフロー図。 一実施形態におけるマイコンの処理を説明するためのフロー図。 別例におけるマイコンの処理を説明するためのフロー図。
以下、パワーウィンド装置の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、車両ドア1には、被駆動部材及び開閉部材としての車両ウィンド2が設けられ、該車両ウィンド2には図示しないレギュレータ等を介してモータMが駆動連結されている。車両ウィンド2は、モータMが正転されると閉動作され、モータMが逆転されると開動作される。
モータMの両端子(電源端子)は、駆動回路としての一対のリレー11,12を介してバッテリ(直流電源)Eに接続されている。詳しくは、モータMの一方の端子は、サーミスタ13を介して正転用のリレー11の共通接点11cに接続され、モータMの他方の端子は、逆転用のリレー12の共通接点12cに接続されている。そして、各リレー11,12のa接点11a,12aは、バッテリE(そのプラス端子)に接続され、各リレー11,12のb接点11b,12bはグランドに接続されている。尚、本実施形態のモータMは、ブラシ付き直流モータであって、前記両端子(電源端子)は一対の給電用ブラシに接続される。又、リレー11の励磁コイル11dは、その一端がバッテリE(そのプラス端子)に接続され、その他端がトランジスタTr1を介してグランドに接続されている。又、リレー12の励磁コイル12dは、その一端がバッテリE(そのプラス端子)に接続され、その他端がトランジスタTr2を介してグランドに接続されている。そして、前記トランジスタTr1,Tr2のベース端子には制御部としてのマイコン14が接続されている。即ち、リレー11は、トランジスタTr1がオンされると励磁コイル11dが励磁されてオン状態となり、共通接点11cがb接点11b(グランド)に接続された状態からa接点11a(バッテリEのプラス端子)に接続された状態となるものである。又、リレー12は、トランジスタTr2がオンされると励磁コイル12dが励磁されてオン状態となり、共通接点12cがb接点12b(グランド)に接続された状態からa接点12a(バッテリEのプラス端子)に接続された状態となるものである。
又、マイコン14には、操作部としての閉スイッチ15及び開スイッチ16が接続され、該閉スイッチ15及び開スイッチ16はそれぞれグランドに接続されている。即ち、閉スイッチ15がオン操作されると、マイコン14は閉スイッチ15を介してグランドに接続されることで閉スイッチ15がオン操作されたことを検知し、開スイッチ16がオン操作されると、マイコン14は開スイッチ16を介してグランドに接続されることで開スイッチ16がオン操作されたことを検知する。そして、マイコン14は、閉スイッチ15がオン操作されたことを検知すると、前記トランジスタTr1に制御信号を出力して該トランジスタTr1をオンして、前記正転用のリレー11をオンさせ、ひいてはモータMを正転させる。又、マイコン14は、開スイッチ16がオン操作されたことを検知すると、前記トランジスタTr2に制御信号を出力して該トランジスタTr2をオンして、前記逆転用のリレー12をオンさせ、ひいてはモータMを逆転させる。
又、モータMにおける回転子には図示しないセンサマグネットが設けられ、該センサマグネットの近傍位置にはホールIC17が配設されている。ホールIC17は、前記マイコン14に接続され、モータMが駆動すると(具体的には回転子が回転すると)、その駆動(回転)に応じたパルス信号をマイコン14に出力する。
ここで、本実施形態のマイコン14は、閉スイッチ15及び開スイッチ16の操作に応じずモータMが駆動しているリレー11,12の異常状態の検知に基づいて、リレー11,12を制御してモータMを断続的に駆動させる。具体的には、マイコン14は、閉スイッチ15及び開スイッチ16のオン操作がされていない状態でホールIC17からモータMが駆動していることを示すパルス信号を受信すると、リレー11,12のいずれかがオンした状態で固定されたオン故障状態である異常状態と判定する。すると、マイコン14は、トランジスタTr1,Tr2に共に制御信号を出力して該トランジスタTr1,Tr2をオンさせてリレー11,12をオンさせ、モータMに駆動電流が流れることを防止してモータMを停止させる動作と、トランジスタTr1,Tr2への制御信号を停止してオン故障によってモータMを駆動させる動作とを繰り返させる。そして、モータMの電力供給経路に接続された前記サーミスタ13は、車両ウィンド2が駆動限界位置の一端(全閉位置)又は他端(全開位置)に到達してモータMの駆動(回転子の回転)が強制的に停止すると、発熱することによって異常状態となったリレー11,12、及びモータMへの電力の供給を遮断する。
又、本実施形態のマイコン14は、車両ウィンド2が閉動作方向に駆動してしまう異常状態が検知されると、車両ウィンド2が全閉位置に近い閉近傍エリアAで遅く駆動するようにモータMを断続的に駆動させる。
本実施形態の駆動装置(マイコン14)による具体的な動作及び作用について、以下に記載する。
まず、図2に示すように、マイコン14は、ステップS1において、前記パルス信号が入力されているか(変化しているか)否かを判定し、パルス信号が入力されていると判定するとステップS2に移行し、パルス信号が入力されていないと判定するとステップS1を繰り返す。
ステップS2において、マイコン14は、閉スイッチ15及び開スイッチ16のいずれかのオン操作がされているか否か(開閉スイッチはオン?)を判定し、オン操作がされていると判定するとフローを終了し、閉スイッチ15及び開スイッチ16のいずれもオン操作がされていないと判定すると、前記異常状態と判定し、図3に示すフローを実行する。尚、図2に示すフローは、例えば、予め設定された時間毎に行われる。
図3に示すように、マイコン14は、ステップS11において、車両ウィンド2が閉動作方向に駆動しているか否かを判定し、閉動作方向に駆動していると判定するとステップS12に移行し、閉動作方向に駆動していない(開動作方向に駆動している)と判定するとステップS13に移行する。
ステップS12において、マイコン14は、車両ウィンド2が閉近傍エリアAにあるか否かを判定し、閉近傍エリアAにないと判定すると、ステップS14に移行する。
ステップS14において、マイコン14は、車両ウィンド2が中間エリアBにあるか否かを判定し、中間エリアBにないと判定すると、即ち開近傍エリアCにあると判定すると、ステップS13に移行する。
尚、前記閉近傍エリアA、中間エリアB、及び開近傍エリアCは、図1に示すように、車両ウィンド2の開閉駆動範囲を3分割したエリアであって、図1では車両ウィンド2(その上端)が全閉位置に近い閉近傍エリアAにある状態を図示している。
そして、ステップS13において、マイコン14は、50msの間だけ両トランジスタTr1,Tr2に共に制御信号を出力しつつ、ステップS15に移行する。このとき、両リレー11,12は共にオンされて、モータMに駆動電流が流れることが防止されてモータMは50msの間だけ停止される。
ステップS15において、マイコン14は、200msの間だけ両トランジスタTr1,Tr2への制御信号の出力を停止しつつ、ステップS16に移行する。このとき、オン故障しているリレー11又はリレー12によってモータMに駆動電流が流れ、モータMは200msの間だけ駆動され、車両ウィンド2が駆動される。
次に、ステップS16において、マイコン14は、車両ウィンド2が駆動限界位置の一端(全閉位置)又は他端(全開位置)に到達したか否かを判定し、(200ms経過しても)到達していないと判定すると、前記ステップS13に移行して、上記した処理を再び行う。又、ステップS16において、マイコン14は、車両ウィンド2が駆動限界位置の一端(全閉位置)又は他端(全開位置)に到達したと判定すると、フローを終了する。そして、フローを終了すると、サーミスタ13が発熱することによってモータMへの電力の供給が遮断される。
一方、前記ステップS14において、マイコン14は、車両ウィンド2が中間エリアBにあると判定すると、ステップS17に移行する。
ステップS17において、マイコン14は、100msの間だけ両トランジスタTr1,Tr2に共に制御信号を出力しつつ、ステップS18に移行する。このとき、両リレー11,12は共にオンされて、モータMに駆動電流が流れることが防止されてモータMは100msの間だけ停止される。
ステップS18において、マイコン14は、100msの間だけ両トランジスタTr1,Tr2への制御信号の出力を停止しつつ、ステップS19に移行する。このとき、オン故障しているリレー11又はリレー12によってモータMに駆動電流が流れ、モータMは100msの間だけ駆動され、車両ウィンド2が駆動される。
次に、ステップS19において、マイコン14は、車両ウィンド2が駆動限界位置の一端(全閉位置)に到達したか否かを判定し、(100ms経過しても)到達していないと判定すると、前記ステップS17に移行して、上記した処理を再び行う。又、ステップS19において、マイコン14は、車両ウィンド2が駆動限界位置の一端(全閉位置)に到達したと判定すると、フローを終了する。そして、フローを終了すると、サーミスタ13が発熱することによってモータMへの電力の供給が遮断される。
又、前記ステップS12において、マイコン14は、車両ウィンド2が閉近傍エリアAにあると判定すると、ステップS20に移行する。
ステップS20において、マイコン14は、200msの間だけ両トランジスタTr1,Tr2に共に制御信号を出力しつつ、ステップS21に移行する。このとき、両リレー11,12は共にオンされて、モータMに駆動電流が流れることが防止されてモータMは200msの間だけ停止される。
ステップS21において、マイコン14は、50msの間だけ両トランジスタTr1,Tr2への制御信号の出力を停止しつつ、ステップS22に移行する。このとき、オン故障しているリレー11又はリレー12によってモータMに駆動電流が流れ、モータMは50msの間だけ駆動され、車両ウィンド2が駆動される。
次に、ステップS22において、マイコン14は、車両ウィンド2が駆動限界位置の一端(全閉位置)に到達したか否かを判定し、(50ms経過しても)到達していないと判定すると、前記ステップS20に移行して、上記した処理を再び行う。又、ステップS22において、マイコン14は、車両ウィンド2が駆動限界位置の一端(全閉位置)に到達したと判定すると、フローを終了する。そして、フローを終了すると、サーミスタ13が発熱することによってモータMへの電力の供給が遮断される。
次に、上記実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)一対のリレー11,12のいずれかがオンした状態で固定されるオン故障状態となって、閉スイッチ15及び開スイッチ16の操作に応じずモータMが駆動しているリレー11,12の異常状態となると、マイコン14にてリレー11,12が制御されてモータMが断続的に駆動される。そして、車両ウィンド2が断続的に駆動されて駆動限界位置の一端(全閉位置)又は他端(全開位置)に到達してモータMの駆動が強制的に停止すると、サーミスタ13が発熱することによってリレー11,12及びモータMへの電力の供給が遮断される。よって、車両ウィンド2が断続的に駆動されることでオン故障状態となっていることが報知されつつ低消費電力化を図ることができる。尚、オン故障状態となっていることが運転者等に報知されるため、例えば、運転者等は車両ウィンド2に異物が挟み込まれることを容易に避けることが可能となる。
(2)車両ウィンド2が閉動作方向に駆動してしまう異常状態が検知され、車両ウィンド2が全閉位置に近い閉近傍エリアAにあると、マイコン14にて遅く駆動するように(他のエリアにある場合に比べて秒速が遅くなるように)モータMが断続的に駆動される。よって、車両ウィンド2が全閉位置に近い閉近傍エリアAにあっても、全閉までの時間を長くすることができ、例えば、車両ウィンド2による異物の挟み込みをより避けることが可能となる。特に、本実施形態では、車両ウィンド2が上記中間エリアBにある場合も、上記開近傍エリアCにある場合に比べて秒速が遅くなるようにモータMが断続的に駆動されるため、最適な速度(秒速)で車両ウィンド2を駆動しながらも車両ウィンド2による異物の挟み込みをより避けることが可能とされている。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、車両ウィンド2の開閉駆動範囲を3分割した閉近傍エリアA、中間エリアB、及び開近傍エリアCに応じて、それぞれ速度(具体的には駆動している時間と停止している時間の割合)を変更するとしたが、これに限定されず、例えば、車両ウィンド2が閉近傍エリアAにある場合のみ遅く駆動するようにしてもよい。
又、例えば、マイコン14は、異常状態と判定すると、車両ウィンド2の位置に関わらずに、図4に示すフローを実行するようにしてもよい。
即ち、図4に示すように、マイコン14は、ステップS31において、200msの間だけ両トランジスタTr1,Tr2に共に制御信号を出力しつつ、ステップS32に移行する。このとき、両リレー11,12は共にオンされて、モータMに駆動電流が流れることが防止されてモータMは200msの間だけ停止される。
ステップS32において、マイコン14は、200msの間だけ両トランジスタTr1,Tr2への制御信号の出力を停止しつつ、ステップS33に移行する。このとき、オン故障状態が維持されたままだと、オン故障しているリレー11又はリレー12によってモータMに駆動電流が流れ、モータMは200msの間だけ駆動され、車両ウィンド2が駆動される。
次に、ステップS33において、マイコン14は、前記パルス信号が入力されているか(変化しているか)否かを判定し、パルス信号が入力されていると判定するとステップS34に移行し、パルス信号が入力されていないと判定すると、オン故障状態から正常状態となったと判定して、フローを終了する。
ステップS34において、マイコン14は、車両ウィンド2が駆動限界位置の一端(全閉位置)又は他端(全開位置)に到達したか否かを判定し、(200ms経過しても)到達していないと判定すると、前記ステップS31に移行して、上記した処理を再び行う。又、ステップS34において、マイコン14は、車両ウィンド2が駆動限界位置の一端(全閉位置)又は他端(全開位置)に到達したと判定すると、フローを終了する。そして、フローを終了すると、サーミスタ13が発熱することによってモータMへの電力の供給が遮断される。
このようにしても、上記実施形態の効果(1)と同様の効果を得ることができる。又、この例では、オン故障状態から正常状態に復帰すると、フローが終了されて電力消費が抑えられる。尚、勿論、上記実施形態にこの例のステップS33を組み合わせてもよい。
・上記実施形態では、被駆動部材が車両ウィンド2であるパワーウィンド装置に具体化したが、これに限定されず、例えば、被駆動部材がサンルーフ等の他の開閉部材である装置に具体化してもよいし、被駆動部材がパワーシート等の開閉部材以外の他の被駆動部材である装置に具体化してもよい。
2…車両ウィンド(被駆動部材及び開閉部材)、11,12…リレー、13…サーミスタ、14…マイコン(制御部)、15…閉スイッチ(操作部)、16…開スイッチ(操作部)、A…閉近傍エリア、M…モータ。

Claims (2)

  1. モータの両端子に接続され、操作部の操作に応じていずれかがオンされることで該モータに電力を供給して該モータを正転又は逆転させる一対のリレーを備え、前記モータの駆動によって被駆動部材を駆動させる駆動装置であって、
    前記操作部の操作に応じず前記モータが駆動している前記リレーの異常状態の検知に基づいて、前記リレーを制御して前記モータを断続的に駆動させる制御部と、
    前記モータの電力供給経路に接続され、前記被駆動部材が駆動限界位置の一端又は他端に到達して前記モータの駆動が強制的に停止すると、発熱することによって異常状態となった前記リレーへの電力の供給を遮断するサーミスタとを備え
    前記制御部は、前記操作部の操作に応じず前記モータが駆動している前記リレーの異常状態の検知に基づいて、前記モータを正転させるリレー及び前記モータを逆転させるリレーを共にオンさせる制御を行うことで前記モータを停止させる動作と、前記モータを正転させるリレー及び前記モータを逆転させるリレーを共にオフさせる制御を行うことで前記操作部の操作に応じず前記モータが駆動している前記リレーの異常状態によって該モータを駆動させる動作とを繰り返させることを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1に記載の駆動装置において、
    前記被駆動部材は、開閉部材であり、
    前記制御部は、前記開閉部材が閉動作方向に駆動してしまう前記異常状態が検知され、前記開閉部材が全閉位置に近い閉近傍エリアにあると、遅く駆動するように前記モータを断続的に駆動させることを特徴とする駆動装置。
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