JP6332015B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動装置に関し、詳しくは、モータと、インバータと、バッテリと、昇圧コンバータと、を備える駆動装置に関する。
従来、この種の駆動装置としては、回転電機と、インバータと、バッテリと、コンバータと、制御部と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。インバータは、回転電機を駆動する。コンバータは、バッテリとインバータとに接続されている。このコンバータは、バッテリからの電力を昇圧してインバータに供給したり、インバータからの電力を降圧してバッテリに供給する。制御部は、PWM制御モードと矩形波制御モードとのモード切替を滑らかに行ないながら回転電機を制御する。そして、制御部は、回転電機の回転数が閾値以下のときには、PWM制御モードおよび矩形波制御モードのそれぞれのための演算を行なう。また、制御部は、回転電機の回転数が閾値より大きいときには、矩形波制御モードによる制御が行なわれると断定して、矩形波制御モードのための演算を行なうと共にPMW制御モードのための演算を停止する。これにより、制御部において、余分な演算処理による負荷を軽減することができる。
特開2011−155787号公報
近年、こうした駆動装置において、PWM制御モードで回転電機(インバータ)を制御する領域が、回転電機の、より高い回転数領域まで拡大されている。これは、回転電機の磁石量の低減による逆起電圧の低下などによる。回転電機が比較的高回転数で回転しているときにPWM制御モードで回転電機を制御すると、回転電機の電気角の360度当たりにおける搬送波の波数(以下、第1波数という)が少なくなる。第1波数が少なくなると、回転電機に供給される電流にうねりが生じて継続することがある。電流にうねりが生じて継続する場合、そのうねりに起因する高調波成分による回転電機の温度上昇により、永久磁石の減磁を招く可能性がある。また、この場合、モータの制御性の悪化を招く可能性もある。したがって、回転電機に供給される電流にうねりが生じて継続するのを抑制することが要請される。
本発明の駆動装置は、モータに供給される電流にうねりが生じて継続するのを抑制することを主目的とする。
本発明の駆動装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の駆動装置は、
モータと、
前記モータを駆動するためのインバータと、
バッテリと、
前記インバータが接続された第1電力ラインと前記バッテリが接続された第2電力ラインとに接続され、前記第2電力ラインの電力を昇圧して前記第1電力ラインに供給可能な昇圧コンバータと、
前記モータが目標トルクで駆動されるように前記インバータをPWM制御モードまたは矩形波制御モードで制御すると共に、前記第1電力ラインの電圧が目標電圧となるように前記昇圧コンバータを制御する制御手段と、
を備える駆動装置であって、
前記制御手段は、前記PWM制御モードと前記矩形波制御モードとのうち、前記目標トルクと前記第1電力ラインの電圧とに基づく制御モードで、前記インバータを制御する手段であり、
更に、前記制御手段は、前記制御モードが前記PWM制御モードのときにおいて、前記モータの電気角の360度当たりにおける搬送波の波数である第1波数が所定波数未満になるときには、前記制御モードが前記矩形波制御モードとなる前記目標電圧を設定する手段である、
ことを特徴とする。
この本発明の駆動装置では、モータが目標トルクで駆動されるようにインバータをPWM制御モードまたは矩形波制御モードで制御すると共に、第1電力ラインの電圧が目標電圧となるように昇圧コンバータを制御する。そして、PWM制御モードと矩形波制御モードとのうち、目標トルクと第1電力ラインの電圧とに基づく制御モードで、インバータを制御する。さらに、制御モードがPWM制御モードのときにおいて、モータの電気角の360度当たりにおける搬送波の波数である第1波数が所定波数未満になるときには、制御モードが矩形波制御モードとなる目標電圧を設定する。これにより、モータに供給される電流にうねりが生じて継続するのを抑制することができる。ここで、「モータの電気角の360度当たり」は、PWM制御モードで搬送波との比較に用いられる電圧指令の1周期当たりを意味する。また、「第1波数が所定波数未満になるとき」には、第1波数が所定波数未満になるのが推定されたときと、第1波数が所定波数未満になったのが検知されたときと、が含まれる。
こうした本発明の駆動装置において、前記制御手段は、前記制御モードが前記矩形波制御モードのときにおいて、前記制御モードが前記PWM制御モードになると前記第1波数が前記閾値未満になる、と推定されるときには、前記制御モードが前記矩形波制御モードで保持されるように前記目標電圧を設定する手段である、ものとしてもよい。
また、本発明の駆動装置において、前記制御手段は、前記目標トルクと前記第1電力ラインの電圧とに基づく変調率が所定変調率のときには、前記インバータを前記矩形波制御モードで制御し、前記変調率が前記所定変調率未満のときには、前記インバータを前記PWM制御モードで制御する手段であり、更に、前記制御手段は、前記制御モードが前記PWM制御モードのときに、前記第1波数が前記閾値未満になるときには、前記変調率が前記所定変調率になるように前記目標電圧を設定する手段である、ものとしてもよい。この場合、前記制御手段は、前記制御モードが前記矩形波制御モードのときに、前記制御モードが前記PWM制御モードになると前記第1波数が前記閾値未満になるときには、前記変調率が前記所定変調率で保持されるように前記目標電圧を設定する手段である、ものとしてもよい。
さらに、本発明の駆動装置において、前記制御手段は、前記モータおよび前記インバータのトータル損失が最小となるように前記第1電力ラインの損失最小電圧を設定し、前記制御モードが前記PWM制御モードのときにおいて、前記第1電力ラインの電圧を前記損失最小電圧にすると前記制御モードが前記矩形波制御モードとなると推定されるとき、および、前記第1電力ラインの電圧を前記損失最小電圧にすると前記制御モードが前記PWM制御モードで保持され且つ前記第1波数が前記閾値以上になると推定されるときには、前記損失最小電圧を前記目標電圧に設定し、前記第1電力ラインの電圧を前記損失最小電圧にすると前記制御モードが前記PWM制御モードで保持され且つ前記第1波数が前記閾値未満になると推定されるときには、前記制御モードが前記矩形波モードとなる前記目標電圧を設定する手段である、ものとしてもよい。
本発明の一実施例としての駆動装置を搭載する電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例のECU50により実行される昇圧制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 モータ32の目標駆動点が、ある駆動点のときの、高圧側電力ライン42の電圧VHとトータル損失との関係の一例を示す説明図である。 モータ32の電気角θeの360度当たりの、U相,V相,W相の電圧指令Vu*,Vv*,Vw*と搬送波との関係の一例を示す説明図である。 モータ32に供給される電流にうねりが生じないとき,うねりが生じて継続するときの様子の一例を示す説明図である。 高圧側電力ライン42の電圧VHと変調率Rmとインバータ34の制御モードとの時間変化の様子の一例を示す説明図である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての駆動装置を搭載する電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電気自動車20は、図示するように、モータ32と、インバータ34と、バッテリ36と、昇圧コンバータ40と、電子制御ユニット(以下、ECUという)50と、を備える。
モータ32は、永久磁石が埋め込まれた回転子と、三相コイルが巻回された固定子と、を有する周知の同期発電電動機として構成されている。このモータ32は、駆動輪22a,22bにドライブシャフト(車軸)23およびデファレンシャルギヤ24を介して連結された駆動軸26に接続されている。
インバータ34は、高圧側電力ライン42により昇圧コンバータ40と接続されている。このインバータ34は、6つのトランジスタT11〜T16と、6つのダイオードD11〜D16と、を有する。トランジスタT11〜T16は、それぞれ、高圧側電力ライン42の正極母線と負極母線とに対して、ソース側とシンク側になるように、2個ずつペアで配置されている。6つのダイオードD11〜D16は、それぞれ、トランジスタT11〜T16に逆方向に並列接続されている。トランジスタT11〜T16の対となるトランジスタ同士の接続点の各々には、モータ32の三相コイル(U相,V相,W相)の各々が接続されている。したがって、インバータ34に電圧が作用しているときに、ECU50によって、対となるトランジスタT11〜T16のオン時間の割合が調節されることにより、三相コイルに回転磁界が形成され、モータ32が回転駆動される。
バッテリ36は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されている。
昇圧コンバータ40は、高圧側電力ライン42によりインバータ34と接続されると共に、低圧側電力ライン44によりバッテリ36と接続されている。この昇圧コンバータ40は、2つのトランジスタT31,T32と、2つのダイオードD31,D32と、リアクトルLと、を有する。トランジスタT31は、高圧側電力ライン42の正極母線に接続されている。トランジスタT32は、トランジスタT31と、高圧側電力ライン42および低圧側電力ライン44の負極母線と、に接続されている。2つのダイオードD31,D32は、それぞれ、トランジスタT31,T32に逆方向に並列接続されている。リアクトルLは、トランジスタT31,T32同士の接続点と、低圧側電力ライン44の正極母線と、に接続されている。昇圧コンバータ40は、モータECU40によって、トランジスタT31,T32のオン時間の割合が調節されることにより、低圧側電力ライン44の電力を昇圧して高圧側電力ライン42に供給したり、高圧側電力ライン42の電力を降圧して低圧側電力ライン44に供給したりする。高圧側電力ライン42の正極母線と負極母線とには、平滑用のコンデンサ46が取り付けられている。低圧側電力ライン44の正極母線と負極母線とには、平滑用のコンデンサ48が取り付けられている。
ECU50は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
ECU50には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。各種センサからの信号としては、以下のものを挙げることができる。モータ32の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ32aからの回転位置θm。モータ32とインバータ34とを接続する電力ラインに取り付けられた電流センサ32u,32vからのモータ32のU相,V相の相電流Iu,Iv。バッテリ36の端子間に取り付けられた電圧センサからの電池電圧Vb。バッテリ36の出力端子に取り付けられた電流センサからの電池電流Ib。バッテリ36に取り付けられた温度センサからの電池温度Tb。コンデンサ46の端子間に取り付けられた電圧センサ46aからのコンデンサ46(高圧側電力ライン42)の電圧VH。コンデンサ48の端子間に取り付けられた電圧センサ48aからのコンデンサ48(低圧側電力ライン44)の電圧VL。イグニッションスイッチ60からのイグニッション信号。シフトレバー61の操作位置を検出するシフトポジションセンサ62からのシフトポジションSP。アクセルペダル63の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ64からのアクセル開度Acc。ブレーキペダル65の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ66からのブレーキペダルポジションBP。車速センサ68からの車速V。
ECU50からは、種々の制御信号が出力ポートを介して出力されている。種々の制御信号としては、以下のものを挙げることができる。インバータ34のトランジスタT11〜T16へのスイッチング制御信号。昇圧コンバータ40のトランジスタT31,T32へのスイッチング制御信号。
ECU50は、回転位置検出センサ32aにより検出されたモータ32の回転子の回転位置θmに基づいて、モータ32の電気角θeや回転数Nmを演算している。また、ECU50は、電流センサにより検出された電池電流Ibの積算値に基づいて、バッテリ36の蓄電割合SOCを演算している。
こうして構成された実施例の電気自動車20では、ECU50は、まず、アクセルペダルポジションセンサ64からのアクセル開度Accと車速センサ68からの車速Vとに基づいて、走行に要求される要求トルクTd*を設定する。続いて、要求トルクTd*をモータ32のトルク指令Tm*に設定する。そして、モータ32がトルク指令Tm*で駆動されるように、インバータ34のトランジスタT11〜T16のスイッチング制御を行なう。なお、ECU50は、インバータ34を制御するのに加えて、昇圧コンバータ40も制御する。昇圧コンバータ40の制御については後述する。
ここで、インバータ34の制御について説明する。実施例では、インバータ34は、ECU50により、パルス幅変調制御(PWM制御)モードまたは矩形波制御モードで行なうものとした。PWM制御モードは、モータ32の電圧指令と搬送波(三角波)電圧との比較によってトランジスタT11〜T16のオン時間の割合を調節する制御モードである。このPWM制御モードには、正弦波制御モードと、過変調制御モードと、がある。正弦波制御モードは、PWM制御モードのうち、搬送波の振幅以下の振幅の正弦波状の電圧指令を変換して得られる擬似的三相交流電圧をモータ32に供給する制御モードである。過変調制御モードは、PWM制御モードのうち、搬送波の振幅より大きい振幅の正弦波状の電圧指令を変換して得られる過変調電圧をモータ32に供給する制御モードである。矩形波制御モードは、矩形波電圧をモータ32に供給する制御モードである。なお、正弦波制御モードでは、変調率(電圧利用率)Rmが値0〜値Rref1(約0.61)の範囲となる。過変調制御モードでは、変調率Rmが値Rref1(約0.61)〜値Rref2(約0.78)の範囲となる。矩形波制御モードでは、変調率Rmが値Rref2(約0.78)で一定となる。変調率Rmは、高圧側電力ライン42の電圧VHに対する正弦波状の電圧指令の振幅(後述の電圧指令の大きさVr)の割合として定義される。
PWM制御モードでは、ECU50は、まず、モータ32のU相,V相の相電流Iu,Iv,モータ32の電気角θe,モータ32のトルク指令Tm*を入力する。ここで、相電流Iu,Ivは、電流センサ32u,32vにより検出された値を入力するものとした。電気角θeは、回転位置検出センサ32aにより検出されたモータ32の回転子の回転位置θmに基づいて演算された値を入力するものとした。トルク指令Tm*は、上述の駆動制御によって設定された値を入力するものとした。
続いて、モータ32の三相コイルのU相,V相,W相に流れる相電流Iu,Iv,Iwの総和を値0として、モータ32の電気角θeを用いて、U相,V相の相電流Iu,Ivをd軸,q軸の電流Id,Iqに座標変換(3相−2相変換)する。ここで、d軸は、モータ32の回転子に埋め込まれた永久磁石によって形成される磁束の方向である。q軸は、d軸に対してモータ32の正回転方向にπ/2だけ電気角θeが進角した方向である。
そして、モータ32のトルク指令Tm*に基づいて、d軸,q軸の電流指令Id*,Iq*を設定する。ここで、d軸,q軸の電流指令Id*,Iq*は、実施例では、モータ32のトルク指令Tm*とd軸,q軸の電流指令Id*,Iq*との関係を予め定めて電流指令設定用マップとして図示しないROMに記憶しておき、モータ32のトルク指令Tm*が与えられると、記憶したマップから、対応するd軸,q軸の電流指令Id*,Iq*を導出して設定するものとした。電流指令設定用マップは、例えば、トルク指令Tm*に対応するトルクをモータ32から出力できると共に電流指令の大きさIrが最小となるように定められる。電流指令の大きさIrは、電流指令Id*の二乗と電流指令Iq*の二乗との和の平方根として定義される。
次に、d軸,q軸の電流Id,Iqと電流指令Id*,Iq*とを用いて、d軸,q軸の電流Id,Iqと電流指令Id*,Iq*との差が打ち消されるように、d軸,q軸の電圧指令Vd*,Vq*を設定する。続いて、モータ32の電気角θeを用いて、d軸,q軸の電圧指令Vd*,Vq*をU相,V相,W相の電圧指令Vu*,Vv*,Vw*に座標変換(2相−3相変換)する。そして、U相,V相,W相の電圧指令Vu*,Vv*,Vw*をインバータ34のトランジスタT11〜T16をスイッチングするためのPWM信号に変換する。そして、PWM信号をインバータ34に出力することにより、インバータ34のトランジスタT11〜T16のスイッチング制御を行なう。ここで、PWM信号の変換に用いられる正弦波状の電圧指令の振幅としては、電圧指令の大きさVrが用いられる。電圧指令の大きさVrは、電圧指令Vd*の二乗と電圧流指令Vq*の二乗との和の平方根として定義される。この電圧指令の大きさVrは、上述の正弦波状の電圧指令の振幅として、変調率Rmの計算に用いられる。実施例では、インバータ34の制御モードに拘わらず、電圧指令の大きさVrおよび変調率Rmを常時計算するものとした。
矩形波制御モードでは、ECU50は、まず、PWM制御モードと同様に、モータ32の電気角θeを用いて、U相,V相の相電流Iu,Ivをd軸,q軸の電流Id,Iqに座標変換(3相−2相変換)する。続いて、d軸,q軸の電流Id,Iqに基づいて、モータ32から出力されていると推定される出力トルクTmestを設定する。ここで、出力トルクTmestは、実施例では、d軸,q軸の電流Id,Iqと出力トルクTmestとの関係を予め実験や解析などによって定めて出力トルク推定用マップとして図示しないROMに記憶しておき、d軸,q軸の電流Id,Iqが与えられると、記憶したマップから、対応する出力トルクTmestを導出して設定するものとした。
次に、モータ32の出力トルクTmとトルク指令Tm*とを用いて、出力トルクTmとトルク指令Tm*との差分が打ち消されるように、電圧位相指令θp*を計算する。続いて、電圧位相指令θp*に基づく矩形波電圧がモータ32に印加されるように矩形波信号を生成する。そして、矩形波信号をインバータ34に出力することにより、インバータ34のトランジスタT11〜T16のスイッチング制御を行なう。
実施例では、上述したように、電圧指令の大きさVrおよび変調率Rmを常時計算する。そして、インバータ34をPWM制御モードで制御しているときに、変調率Rmが値Rref2(約0.78)になると、インバータ34の制御モードをPWM制御モードから矩形波制御モードに切り替える。また、インバータ34を矩形波制御モードで制御しているときに、変調率Rmが値Rref2未満になると、インバータ34の制御モードを矩形波制御モードからPWM制御モードに切り替える。
次に、こうして構成された実施例の電気自動車20の動作、特に、昇圧コンバータ40の制御について説明する。図2は、実施例のECU50により実行される昇圧制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、繰り返し実行される。
昇圧制御ルーチンが実行指されると、ECU50は、まず、モータ32のトルク指令Tm*および回転数Nm,電圧指令の大きさVr,変調率Rm,インバータ34の現在の制御モードMdnwなどのデータを入力する(ステップS100)。ここで、モータ32のトルク指令Tm*は、上述の制御によって設定された値を入力するものとした。モータ32の回転数Nmは、回転位置検出センサ32aにより検出されたモータ32の回転子の回転位置θmに基づいて演算された値を入力するものとした。電圧指令の大きさVrおよび変調率Rmは、上述の制御によって設定された値を入力するものとした。インバータ34の現在の制御モードMdnwは、PWM制御モードと矩形波制御モードとのうち、インバータ34の制御に現在用いている制御モードを入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したモータ32の目標駆動点(トルク指令Tm*および回転数Nm)に基づいて、高圧側電力ライン42の損失最小電圧VH1を設定する(ステップS110)。ここで、高圧側電力ライン42の損失最小電圧VH1は、モータ32およびインバータ34でのトータル損失が最小となる高圧側電力ライン42の電圧である。この高圧側電力ライン42の損失最小電圧VH1は、実施例では、モータ32の目標駆動点と高圧側電力ライン42の損失最小電圧VH1との関係を予め定めて損失最小電圧設定用マップとして図示しないROMに記憶しておき、トルク指令Tm*と回転数Nmとが与えられると、記憶したマップから、対応する高圧側電力ライン42の損失最小電圧VH1を導出して設定するものとした。図3は、モータ32の目標駆動点が、ある駆動点のときの、高圧側電力ライン42の電圧VHとトータル損失との関係の一例を示す説明図である。損失最小電圧設定用マップは、モータ32の目標駆動点毎のこうした関係を用いて定めることができる。
続いて、電圧指令の大きさVrを高圧側電力ライン42の損失最小電圧VH1で除して、対応変調率Rm1を計算する(ステップS120)。そして、対応変調率Rm1に基づいて、インバータ34の対応制御モードMd1を設定する(ステップS130)。ここで、対応変調率Rm1は、高圧側電力ライン42の電圧VHを損失最小電圧VH1としたときの変調率Rmに相当する。また、対応制御モードMd1は、高圧側電力ライン42の電圧VHを損失最小電圧VH1としたときのインバータ34の制御モードに相当する。
次に、対応制御モードMd1がPWM制御モードか矩形波制御モードかを判定する(ステップS140)。対応制御モードMd1が矩形波制御モードであると判定されたときには、高圧側電力ライン42の損失最小電圧VH1を高圧側電力ライン42の目標電圧VH*に設定する(ステップS150)。そして、高圧側電力ライン42の電圧VHが目標電圧VH*となるように昇圧コンバータ40のトランジスタT31,T32をスイッチング制御して(ステップS210)、本ルーチンを終了する。これにより、モータ32およびインバータ34でのトータル損失が最小となるようにすることができる。なお、高圧側電力ライン42の電圧VHが損失最小電圧VH1のときに、インバータ34は、対応制御モードMd1(この場合、矩形波制御モード)で制御される。
ステップS140で対応制御モードMd1がPWM制御モードであると判定されたときには、モータ32の回転数Nmおよび極対数pとキャリア周波数fcとに基づいて、対応波数Nwを推定する(ステップS160)。ここで、対応波数Nwは、インバータ34を対応制御モード(この場合、PWM制御モード)で制御するときの、モータ32の電気角θeの360度当たり(U相,V相,W相の電圧指令Vu*,Vv*,Vw*の1周期あたり)の搬送波の波数である。また、キャリア周波数fcは、搬送波の周波数である。対応波数Nwは、モータ32の回転数Nmと回転子の極対数pとに基づく電気角θeの周波数と、キャリア周波数fcと、から容易に求めることができる。参考のために、モータ32の電気角θeの360度当たりの、U相,V相,W相の電圧指令Vu*,Vv*,Vw*と搬送波との関係の一例を図4に示す。図4では、モータ32の電気角θeの360度当たりの搬送波の波数が値6になるときの様子を示す。
こうして対応波数Nwを推定すると、推定した対応波数Nwを閾値Nwrefと比較する(ステップS170)。ここで、閾値Nwrefは、モータ32に供給される電流にうねりが生じて継続する可能性があるか否かを判定するために用いられる閾値である。この閾値Nwrefは、モータ32やインバータ34の仕様に応じて定められ、例えば、値6や値9などを用いることができる。PWM制御モードにおいて、対応波数Nwが小さいと、モータ32に供給する電圧の歪みが大きくなり、モータ32に供給される電流にうねりが生じて継続することがある。参考のために、モータ32に供給される電流にうねりが生じていないとき,うねりが生じて継続しているときの様子の一例を図5に示す。モータ32に供給される電流にうねりが生じて継続すると、そのうねりに起因する高調波成分によってモータ32の温度が上昇しやすくなり、モータ32の回転子の永久磁石が減磁する可能性がある。また、モータ32に供給される電流にうねりが生じて継続すると、モータ32の制御性が悪化する可能性もある。ステップS170の処理は、高圧側電力ライン42の電圧VHを損失最小電圧VH1としてインバータ34を対応制御モード(この場合、PWM制御モード)で制御すると、モータ32に供給される電流にうねりが生じて継続する可能性があるが否かを判定する処理である。
ステップS170で対応波数Nwが閾値Nwref以上のときには、高圧側電力ライン42の損失最小電圧VH1を高圧側電力ライン42の目標電圧VH*に設定する(ステップS150)。そして、高圧側電力ライン42の電圧VHが目標電圧VH*となるように昇圧コンバータ40のトランジスタT31,T32をスイッチング制御して(ステップS210)、本ルーチンを終了する。これにより、モータ32およびインバータ34でのトータル損失が最小となるようにすることができる。なお、高圧側電力ライン42の電圧VHが損失最小電圧VH1のときに、インバータ34は、対応制御モードMd1(この場合、PWM制御モード)で制御される。
ステップS170で対応波数Nwが閾値Nwref未満のときには、インバータ34の現在の制御モードMdnwがPWM制御モードか矩形波制御モードかを判定する(ステップS180)。
ステップS180でインバータ34の現在の制御モードMdnwがPWM制御モードのときには、変調率Rmが値Rref2未満から値Rref2になるように、高圧側電力ライン42の目標電圧VH*を設定する(ステップS190)。そして、高圧側電力ライン42の電圧VHが目標電圧VH*となるように昇圧コンバータ40のトランジスタT31,T32をスイッチング制御して(ステップS210)、本ルーチンを終了する。
いま、ステップS140で対応制御モードMd1がPWM制御モードであると判定され、ステップS170で対応波数Nwが閾値Nwref未満であると判定されたときを考えている。したがって、ステップS180でインバータ34の現在の制御モードMdnwがPWM制御モードのときは、インバータ34について現在の制御モードMdnwを継続すると、対応波数Nwが閾値Nwrefになる(と推定される)ときを意味する。
ステップS190,S210の処理は、高圧側電力ライン42の電圧VHを低下させることによって変調率Rmを所定値Rref2まで上昇させて、インバータ34の制御モードがPWM制御モードから矩形波制御モードに切り替わるようにする処理となる。こうした処理により、モータ32に供給される電流にうねりが生じて継続するのを抑制することができる。なお、この場合、高圧側電力ライン42の電圧VHを、モータ32に供給される電流にうねりが生じるのをより抑制する(うねりが生じたとしてもより短時間で解消させる)ために比較的迅速に低下させるものとしてもよいし、電流にうねりが生じることの抑制と昇圧コンバータ40の制御性とのある程度の両立を考慮した低下速度で低下させるものとしてもよい。
ステップS180でインバータ34の現在の制御モードMdnwが矩形波制御モードのときには、変調率Rmが値Rref2で保持されるように、高圧側電力ライン42の目標電圧VH*を設定する(ステップS200)。そして、高圧側電力ライン42の電圧VHが目標電圧VH*となるように昇圧コンバータ40のトランジスタT31,T32をスイッチング制御して(ステップS210)、本ルーチンを終了する。
いま、ステップS140で対応制御モードMd1がPWM制御モードであると判定され、ステップS170で対応波数Nwが閾値Nwref未満であると判定されたときを考えている。したがって、ステップS180でインバータ34の現在の制御モードMdnwが矩形波制御モードのときは、インバータ34の制御モードがPWM制御モードになると、波数Nwが閾値Nwrefになる(と推定される)ときを意味する。
ステップS200,S210の処理は、変調率Rmを所定値Rref2で保持させることによって、インバータ34の制御モードが矩形波制御モードで保持されるようにする処理となる。こうした処理により、モータ32に供給される電流にうねりが生じるのを抑制することができる。
図6は、高圧側電力ライン42の電圧VHと変調率Rmとインバータ34の制御モードとの時間変化の様子の一例を示す説明図である。図示するように、高圧側電力ライン42の電圧VHが損失最小電圧VH1となるように昇圧コンバータ40を制御すると共にPWM制御モードでインバータ34を制御している最中の時刻t1に、対応波数Nwが閾値Nwref未満になる(と推定される)と、高圧側電力ライン42の電圧VHを徐々に低下させる。この高圧側電力ライン42の電圧VHの低下に応じて、変調率Rmが上昇する。そして、時刻t2に、変調率Rmが所定値Rref2に至ると、インバータ34の制御モードが矩形波制御モードとなる。このようにしてインバータ34の制御モードを矩形波制御モードにすることにより、モータ32に供給される電流にうねりが生じて継続するのを抑制することができる。
以上説明した実施例の電気自動車20では、インバータ34の制御モードがPWM制御モードのときにおいて、その制御モードを継続すると、対応波数Nwが閾値Nwref未満になるときには、インバータ34の制御モードが矩形波制御モードとなる高圧側電力ライン42の目標電圧VH*を設定し、高圧側電力ライン42の電圧VHが目標電圧VH*となるように昇圧コンバータ40を制御する。これにより、モータ32に供給される電流にうねりが生じて継続するのを抑制することができる。
実施例の電気自動車20では、インバータ34の制御モードがPWM制御モードのときにおいて、対応波数Nwが閾値Nwref未満になる(のが推定された)ときに、インバータ34の制御モードが矩形波制御モードとなる高圧側電力ライン42の目標電圧VH*を設定するものとした。しかし、インバータ34の制御モードがPWM制御モードのときにおいて、モータ32の電気角θeの360度当たりの搬送波の実際の波数Nwatが閾値Nwref未満になったとき(これを検知したとき)に、インバータ34の制御モードが矩形波制御モードとなる高圧側電力ライン42の目標電圧VH*を設定するものとしてもよい。この場合、波数Nwatが閾値Nwref未満になったとき(これを検知したとき)には、モータ32に供給される電流にうねりが生じている可能性があるが、インバータ34の制御モードが矩形波制御モードとなる高圧側電力ライン42の目標電圧VH*を設定することにより、そのうねりが継続するのを抑制することができる。
実施例では、モータ32とインバータ34とバッテリ36と昇圧コンバータ40とを備える電気自動車20の構成とした。しかし、モータを1つだけでなく、複数備える電気自動車の構成としてもよい。また、図7の変形例のハイブリッド自動車120に示すように、モータ32とインバータ34とバッテリ36と昇圧コンバータ40とに加えて、エンジン122と、プラネタリギヤ130と、モータ132と、インバータ134と、を備える構成としてもよい。プラネタリギヤ130は、エンジン122とモータ132と駆動軸26とに接続されている。インバータ134は、モータ132を駆動すると共に、バッテリ36と電力をやりとりする。さらに、図8の変形例のハイブリッド自動車220に示すように、モータ32とインバータ34とバッテリ36と昇圧コンバータ40とに加えて、エンジン222と、クラッチ224と、変速機230と、を備える構成としてもよい。エンジン222とモータ32とは、クラッチ224を介して接続されている。変速機230は、モータ32の回転軸と駆動軸26とに接続されている。加えて、シリーズタイプのハイブリッド自動車の構成としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、モータ32が「モータ」に相当し、インバータ34が「インバータ」に相当し、バッテリ36が「バッテリ」に相当し、昇圧コンバータ40が「昇圧コンバータ」に相当し、図2の昇圧制御ルーチンを実行するECU50が「制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電気自動車の製造産業などに利用可能である。
20 電気自動車、22a,22b 駆動輪、23 ドライブシャフト、24 デファレンシャルギヤ、26 駆動軸、32,132 モータ、32a 回転位置検出センサ、32u,32v 電流センサ、34,134 インバータ、36 バッテリ、40 昇圧コンバータ、42 高圧側電力ライン、44 低圧側電力ライン、46,48 コンデンサ、46a,48a 電圧センサ、50 電子制御ユニット(ECU)、60 イグニッションスイッチ、61 シフトレバー、62 シフトポジションセンサ、63 アクセルペダル、64 アクセルペダルポジションセンサ、65 ブレーキペダル、66 ブレーキペダルポジションセンサ、68 車速センサ、120,220 ハイブリッド自動車、122,222 エンジン、130 プラネタリギヤ、224 クラッチ、230 変速機、D11〜D16,D31,D32 ダイオード、L リアクトル、T11〜T16,T31,T32 トランジスタ。

Claims (2)

  1. モータと、
    前記モータを駆動するためのインバータと、
    バッテリと、
    前記インバータが接続された第1電力ラインと前記バッテリが接続された第2電力ラインとに接続され、前記第2電力ラインの電力を昇圧して前記第1電力ラインに供給可能な昇圧コンバータと、
    前記モータが目標トルクで駆動されるように前記インバータをPWM制御モードまたは矩形波制御モードで制御すると共に、前記第1電力ラインの電圧が目標電圧となるように前記昇圧コンバータを制御する制御手段と、
    を備える駆動装置であって、
    前記制御手段は、前記PWM制御モードと前記矩形波制御モードとのうち、前記目標トルクと前記第1電力ラインの電圧とに基づく制御モードで、前記インバータを制御する手段であり、
    更に、前記制御手段は、前記制御モードが前記PWM制御モードのときにおいて、前記モータの電気角の360度当たりにおける搬送波の波数である第1波数が所定波数未満になるときには、前記制御モードが前記矩形波制御モードとなる前記目標電圧を設定する手段であり、
    更に、前記制御手段は、前記制御モードが前記矩形波制御モードのときにおいて、前記制御モードが前記PWM制御モードになると前記第1波数が前記所定波数未満になる、と推定されるときには、前記制御モードが前記矩形波制御モードで保持されるように前記目標電圧を設定する手段である、
    駆動装置。
  2. モータと、
    前記モータを駆動するためのインバータと、
    バッテリと、
    前記インバータが接続された第1電力ラインと前記バッテリが接続された第2電力ラインとに接続され、前記第2電力ラインの電力を昇圧して前記第1電力ラインに供給可能な昇圧コンバータと、
    前記モータが目標トルクで駆動されるように前記インバータをPWM制御モードまたは矩形波制御モードで制御すると共に、前記第1電力ラインの電圧が目標電圧となるように前記昇圧コンバータを制御する制御手段と、
    を備える駆動装置であって、
    前記制御手段は、前記PWM制御モードと前記矩形波制御モードとのうち、前記目標トルクと前記第1電力ラインの電圧とに基づく制御モードで、前記インバータを制御する手段であり、
    更に、前記制御手段は、前記制御モードが前記PWM制御モードのときにおいて、前記モータの電気角の360度当たりにおける搬送波の波数である第1波数が所定波数未満になるときには、前記制御モードが前記矩形波制御モードとなる前記目標電圧を設定する手段であり、
    更に、前記制御手段は、前記目標トルクと前記第1電力ラインの電圧とに基づく変調率が所定変調率のときには、前記インバータを前記矩形波制御モードで制御し、前記変調率が前記所定変調率未満のときには、前記インバータを前記PWM制御モードで制御する手段であり、
    更に、前記制御手段は、前記制御モードが前記PWM制御モードのときに、前記第1波数が前記所定波数未満になるときには、前記変調率が前記所定変調率になるように前記目標電圧を設定する手段である、
    ことを特徴とする駆動装置。
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