JP6331780B2 - 携帯端末装置、印刷設定方法及び印刷設定プログラム - Google Patents

携帯端末装置、印刷設定方法及び印刷設定プログラム Download PDF

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Description

この発明は、スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末装置、同装置で実施される印刷設定方法方法及び印刷設定プログラムに関する。
上記のような携帯端末装置では、アプリケーション(以下、アプリともいう)間連携という技術が一般に使用されている。このアプリ間連携技術は、1つのアプリから他のアプリを呼び出して処理を引き継ぐような使われ方をする。アプリ間連携はURLスキームという方式に基づいて行われる。
このアプリ間連携技術を用い、データを処理する汎用アプリと、前記データを無線接続された印刷装置に印刷させるための印刷アプリがインストールされた携帯端末装置において、前記印刷アプリと汎用アプリを連携させることが行われている。
汎用アプリから印刷アプリを介して印刷をする場合、汎用アプリのベンダーが印刷パラメータを予め設定している場合と、印刷パラメータなしの場合とがある。例えば、アルバムアプリであれば、「カラー設定」をパラメータとして設定されているような場合である。
このような印刷パラメータは、連携先アプリのURLの後に印刷設定を付加して送ることで、印刷アプリが判断できるようになっている。また、印刷モード指示として、印刷装置選択及び印刷設定画面を表示させて印刷設定を手動で行う手動印刷と、設定画面が表示されることなく直ちに印刷される自動印刷とがあり、汎用アプリのベンダーによって、手動印刷、自動印刷、手動/自動選択のいずれを連携先の印刷アプリに指示するかが決定されている。連携先の印刷アプリは、この印刷モード指示を受けて自動/手動/選択のいずれかの画面に直接遷移できる。なお、汎用アプリにはこのような印刷モードを指示しないものもある。
従来の携帯端末装置では、手動印刷モードの場合、使われていたアプリの種類に係わらず前回の印刷設定が反映された印刷設定画面が表示されていたが、ユーザーが望む印刷設定は逐一入力しなければならなかった。一方、自動印刷の場合は、印刷設定ができないので、ユーザーが望む印刷設定がデフォルト(前に使われた印刷設定)と異なる場合は手動印刷に切替えなければならなかった。
このような観点から、汎用アプリの特性に応じた印刷設定を、ユーザーのお気に入りとして予め設定できると便利であり、これを実現することが要望されている。
しかしながら、従来の印刷アプリにおけるお気に入りの印刷設定は、印刷装置と紐付けて登録保存されており、印刷装置毎にオプション設定が異なる等、それぞれ条件が相違するため、これを汎用アプリのお気に入りの印刷設定として使用することはできなかった。
なお、特許文献1には、各アプリケーション切り換え毎に必要とされた印刷設定情報の再設定処理を不要として、登録されたあるいは変更した印刷設定情報に従う印刷処理を効率よく行えることを目的として、各アプリケーションからプリンタに対する印刷要求指示に基づいてプリンタドライバが起動する際に、中央処理装置がアプリケーション名が登録されていると判定した場合に、アプリケーション名に従って記憶手段に登録された印刷設定情報を呼び出して表示装置に印刷設定画面を表示させ、中央処理装置がアプリケーション名が登録されていないと判定した場合に、作成されたデフォルトの印刷設定情報に基づく印刷設定画面を表示装置に表示させる技術が提案されている。
特開平8−147118号公報
しかし、特許文献1に記載の技術において、プリンタドライバはプリンタのみを対象とするものであり、携帯端末装置における汎用アプリと印刷用アプリ相互間の連携時の印刷処理に関するものではない。
このように、従来の携帯端末装置では、汎用アプリのベンダーが用意した印刷パラメータや手動/自動印刷情報を効果的に利用する構成にはなっておらず、汎用アプリから印刷アプリが呼び出されても従来構成の延長上の画一的な対応しかできなかった。そのため、ベンダーの用意した印刷パラメータや印刷用アプリが保持するお気に入り情報を利用できず、使い勝手の悪いものとなっていた。
この発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、汎用アプリと印刷用アプリを連携する際に、汎用アプリ側の印刷パラメータを考慮して印刷できるようにする一方、汎用アプリ毎にユーザーのお気に入りの印刷設定を用意し、汎用アプリ側の印刷パラメータとお気に入りの印刷設定を効率的に利用できるようにして、使い勝手の良いアプリ連携を達成することができる携帯端末装置と印刷設定方法を提供し、さらには印刷設定プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)データを処理する第1のアプリケーションと、前記データを無線接続された印刷装置に印刷させるための第2のアプリケーションがインストールされた携帯端末装置であって、前記第1のアプリケーションで処理された前記データを印刷する際に、前記第1のアプリケーションから通知され前記第2のアプリケーションを指定した呼出情報であって、前記第1のアプリケーション側の第1の印刷設定情報が付加された呼出情報に基づいて、前記第2のアプリケーションを呼び出す呼出手段と、前記第2のアプリケーションに基づいてユーザー操作により設定された前記第1のアプリケーション用の第2の印刷設定情報を保持する保持手段と、前記呼出手段によって呼び出された前記第2のアプリケーションに基づいて、前記第1の印刷設定情報の内容に応じ、予め設定されたルールに従って、前記第1の印刷設定情報または前記第2の印刷設定情報のいずれかを適用して印刷設定を行う印刷設定手段と、前記第2のアプリケーションに基づいて、前記印刷設定手段で設定された印刷設定による前記データの印刷を、前記印刷装置に指示する印刷指示手段と、を備え、前記印刷指示手段は、前記第1の印刷設定情報が適用された場合、ユーザー操作による印刷設定を受け付けることなく印刷を指示することを特徴とする携帯端末装置。
(2)前記印刷指示手段は、前記第2の印刷設定情報が適用された場合、ユーザー操作による印刷設定を受け付けた後、印刷を指示することを特徴とする前項1に記載の携帯端末装置。
)前記呼出手段による第2のアプリケーションの呼び出しは、URLスキームの方式に基づいて行われる前項または2に記載の携帯端末装置。
)前記保持手段には、前記印刷装置用の第3の印刷設定情報が保持され、前記印刷設定手段は、前記呼出情報に含まれている第1のアプリケーションを示す情報に基づいて前記第2の印刷設定情報を特定する前項〜3のいずれかに記載の携帯端末装置。
)前記第1の印刷設定情報は、具体的な印刷条件を規定する印刷パラメータ情報と、印刷モードを指示する印刷モード情報の少なくともいずれかを含む前項1〜のいずれかに記載の携帯端末装置。
)前記印刷モードは、手動印刷モード、自動印刷モード、手動/自動印刷の選択モードのいずれかである前項5に記載の携帯端末装置。
)前記印刷設定手段は、前記印刷パラメータ情報と印刷モード情報とに基づいて、前記第1の印刷設定情報または前記第2の印刷設定情報のいずれかを適用して印刷設定を行う前項5またはに記載の携帯端末装置。
)前記印刷モード情報で指示される印刷モードが手動印刷モードの場合は、前記印刷設定手段は、前記第2の印刷設定情報を適用し、印刷モードが自動印刷モードの場合は、前記印刷パラメータ情報が存在すれば前記第1の印刷設定情報を適用し、前記印刷パラメータ情報が存在しなければ前記第2の印刷設定情報を適用する前項7に記載の携帯端末装置。
)前記第1の印刷設定情報に前記印刷モードの指示がない場合、前記印刷設定手段は、手動印刷モードとして扱い前記第2の印刷設定情報を適用する前項5のいずれかに記載の携帯端末装置。
10)前記保持手段は、前記第2の印刷設定情報を保持する第1の保持手段と、前記第3の印刷設定情報を保持する第2の保持手段からなり、さらに、前記第1の保持手段に保持された前記第2の印刷設定情報に基づいて、前記第1のアプリケーション用の印刷設定画面を表示すると共に、前記第2の保持手段に保持された前記第3の印刷設定情報に基づいて、前記印刷装置用の印刷設定画面を表示する表示手段を備えている前項4に記載の携帯端末装置。
11)前記印刷設定手段は、前記第1の印刷設定情報における印刷パラメータに存在しない印刷設定項目は、前記第2の印刷設定情報における印刷設定項目を用いて印刷設定を行う前項1〜10のいずれかに記載の携帯端末装置。
12)前記印刷設定手段は、前記第1の印刷設定情報の中から前記第2の印刷設定情報と無関係の情報を検出する機能を有し、前記無関係の情報を検出した場合は、その無関係の情報を無視する前項1〜11のいずれかに記載の携帯端末装置。
13)前記呼出手段により前記第2のアプリケーションが初回に呼び出されたときに、前記印刷設定手段は印刷設定画面を表示し、印刷設定画面でユーザーにより設定された内容を前記第2の印刷設定情報として保存する前項1〜12のいずれかに記載の携帯端末装置。
14)前記印刷設定画面における印刷設定項目は印刷装置の基本機能に関する設定項目である前項13に記載の携帯端末装置。
15)前記印刷設定画面における印刷設定項目は、ユーザーによって選択された印刷装置の基本機能とオプション機能に関する設定項目である前項13に記載の携帯端末装置。
16)前記第2のアプリケーションの単体起動時に、ユーザー操作に基づいて前記第1のアプリケーション用の印刷設定画面を表示して印刷設定の登録及び/または変更が可能となされている前項1〜15のいずれかに記載の携帯端末装置。
17)前記第2のアプリケーションに基づいて、前記第1のアプリケーション用の印刷設定画面を表示可能となされている前項1〜16のいずれかに記載の携帯端末装置。
18)前記印刷設定手段は、前記呼出情報に含まれている第1のアプリケーションを示す情報に基づいて、前記第1の印刷設定情報または第2の印刷設定情報の印刷設定画面に、前記第1のアプリケーションを示す情報を表示する前項1〜17のいずれかに記載の携帯端末装置。
19)データを処理する第1のアプリケーションと、前記データを無線接続された印刷装置に印刷させるための第2のアプリケーションがインストールされた携帯端末装置で実行される印刷設定方法であって、前記第1のアプリケーションで処理された前記データを印刷する際に、前記第1のアプリケーションから通知され前記第2のアプリケーションを指定した呼出情報であって、前記第1のアプリケーション側の第1の印刷設定情報が付加された呼出情報に基づいて、前記第2のアプリケーションを呼び出す呼出ステップと、前記第2のアプリケーションに基づいてユーザー操作により設定された前記第1のアプリケーション用の第2の印刷設定情報を保持手段に保持する保持ステップと、前記呼出ステップによって呼び出された前記第2のアプリケーションに基づいて、前記第1の印刷設定情報の内容に応じ、予め設定されたルールに従って、前記第1の印刷設定情報または前記第2の印刷設定情報のいずれかを適用して印刷設定を行う印刷設定ステップと、前記第2のアプリケーションに基づいて、前記印刷設定ステップで設定された印刷設定による前記データの印刷を、前記印刷装置に指示する印刷指示ステップと、を備え、前記印刷指示ステップでは、前記第1の印刷設定情報が適用された場合、ユーザー操作による印刷設定を受け付けることなく印刷を指示することを特徴とする印刷設定方法。
20)データを処理する第1のアプリケーションと、前記データを無線接続された印刷装置に印刷させるための第2のアプリケーションがインストールされた携帯端末装置のコンピュータに、前記第1のアプリケーションで処理された前記データを印刷する際に、前記第1のアプリケーションから通知され前記第2のアプリケーションを指定した呼出情報であって、前記第1のアプリケーション側の第1の印刷設定情報が付加された呼出情報に基づいて、前記第2のアプリケーションを呼び出す呼出ステップと、前記第2のアプリケーションに基づいてユーザー操作により設定された前記第1のアプリケーション用の第2の印刷設定情報を保持手段に保持する保持ステップと、前記呼出ステップによって呼び出された前記第2のアプリケーションに基づいて、前記第1の印刷設定情報の内容に応じ、予め設定されたルールに従って、前記第1の印刷設定情報または前記第2の印刷設定情報のいずれかを適用して印刷設定を行う印刷設定ステップと、前記第2のアプリケーションに基づいて、前記印刷設定ステップで設定された印刷設定による前記データの印刷を、前記印刷装置に指示する印刷指示ステップと、を実行させ、前記印刷指示ステップでは、前記第1の印刷設定情報が適用された場合、ユーザー操作による印刷設定を受け付けることなく印刷を指示する処理を前記コンピュータに実行させるための印刷設定プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、データを処理する第1のアプリケーションから通知され、データを印刷装置に印刷させるための第2のアプリケーションを指定した呼出情報に基づいて、第2のアプリケーションが呼び出される。そして、呼び出された第2のアプリケーションに基づいて、第1のアプリケーション側の第1の印刷設定情報の内容に応じ、予め設定されたルールに従って、第1の印刷設定情報かまたは第2のアプリケーションに基づいてユーザー操作により設定された第1のアプリケーション用の第2の印刷設定情報のいずれかを適用して印刷設定が行われ、この設定された印刷設定によるデータの印刷が印刷装置に指示される。つまり、第1のアプリケーション用の第2の印刷設定情報、換言すれば第1のアプリケーション用のユーザーのお気に入りの印刷設定情報を第2のアプリケーションに基づいて設定しておき、第1の印刷設定情報の内容に応じて、第1の印刷設定情報を適用したりあるいはお気に入りの第2の印刷設定情報を適用することができるから、両印刷設定情報を効率的に使用することができ、使い勝手の良いアプリ連携を達成することができる。
前項()に記載の発明によれば、呼び出しはURLスキームの方式に基づいて行われるから、第1のアプリケーションと第2のアプリケーションの連携を容易に行うことができる。
前項()に記載の発明によれば、呼出情報に含まれている第1のアプリケーションを示す情報に基づいて第2の印刷設定情報が特定されるから、第2の印刷設定情報の他に、印刷装置用の第3の印刷設定情報が保持されていても、第2の印刷設定情報を容易に特定することができる。
前項()に記載の発明によれば、第1の印刷設定情報には、具体的な印刷条件を規定する印刷パラメータ情報と印刷モード情報のうちの少なくともいずれかが含まれているから、規定された印刷パラメータや指定された印刷モードでの印刷が可能となる。
前項()に記載の発明によれば、手動印刷、自動印刷、手動/自動印刷の選択のいずれかの印刷モードによる印刷が可能となる。
前項()に記載の発明によれば、印刷パラメータ情報と印刷モード情報とに基づいて、第1の印刷設定情報または第2の印刷設定情報のいずれかを適用して印刷設定が行われる。
前項()に記載の発明によれば、印刷モード情報で指示される印刷モードが手動印刷モードの場合は、第2の印刷設定情報が適用され、印刷モードが自動印刷モードの場合は、印刷パラメータ情報が存在すれば第1の印刷設定情報が適用され、印刷パラメータ情報が存在しなければ第2の印刷設定情報が適用される。
前項()に記載の発明によれば、第1の印刷設定情報に印刷モードの指示がない場合は、手動印刷モードとして扱われ第2の印刷設定情報が適用される。
前項(10)に記載の発明によれば、第1の保持手段に保持された第2の印刷設定情報に基づいて、第1のアプリケーション用の印刷設定画面が表示され、第2の保持手段に保持された第3の印刷設定情報に基づいて、印刷装置用の印刷設定画面が表示される。
前項(11)に記載の発明によれば、第1の印刷設定情報における印刷パラメータに存在しない印刷設定項目は、第2の印刷設定情報における印刷設定項目を用いて印刷設定が行われる。
前項(12)に記載の発明によれば、第1の印刷設定情報の中から第2の印刷設定情報と無関係の情報がされた場合は、その無関係の情報は無視される。
前項(13)に記載の発明によれば、第2のアプリケーションが初回に呼び出されたときに印刷設定画面が表示され、印刷設定画面でユーザーにより設定された内容が第2の印刷設定情報として保存されるから、以後は保存された第2の印刷設定情報を使用して印刷設定を行うことができる。
前項(14)に記載の発明によれば、印刷装置の基本機能に関する設定内容が、第2の印刷設定情報として保存される。
前項(15)に記載の発明によれば、ユーザーによって選択された印刷装置の基本機能とオプション機能に関する設定内容が、第2の印刷設定情報として保存される。
前項(16)に記載の発明によれば、第2のアプリケーションの単体起動時に、ユーザーは、第1のアプリケーション用の印刷設定画面を表示して印刷設定の登録及び/または変更を行うことができる。
前項(17)に記載の発明によれば、第2のアプリケーションに基づいて、第1のアプリケーション用の印刷設定画面を表示することができる。
前項(18)に記載の発明によれば、呼出情報で指定されている第1のアプリケーションを示す情報に基づいて、第1の印刷設定情報または第2の印刷設定情報の印刷設定画面に、第1のアプリケーションを示す情報を表示することができる。
前項(19)に記載の発明によれば、第1のアプリケーション用の第2の印刷設定情報、換言すれば第1のアプリケーション用のユーザーのお気に入りの印刷設定情報を第2のアプリケーションに基づいて設定しておき、第1の印刷設定情報の内容に応じて、第1の印刷設定情報を適用したりあるいはお気に入りの第2の印刷設定情報を適用することができるから、両印刷設定情報を効率的に使用することができ、使い勝手の良いアプリ連携を達成することができる。
前項(20)に記載の発明によれば、第1のアプリケーション用の第2の印刷設定情報、換言すれば第1のアプリケーション用のユーザーのお気に入りの印刷設定情報を第2のアプリケーションに基づいて設定しておき、第1の印刷設定情報の内容に応じて、第1の印刷設定情報を適用したりあるいはお気に入りの第2の印刷設定情報を適用する処理を、携帯端末装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る携帯端末装置を備えた通信システムの構成図である。 携帯端末装置の機能構成を示すブロック図である。 携帯端末装置のアプリケーション構成を示すブロック図である。 OSのURLスキームによる連携機能を用い、第1のアプリケーションから第2のアプリケーションを指定して該アプリケーションを呼び出す場合の呼出情報の一例を示す図である。 携帯端末装置の動作を示すフローチャートである。 図5におけるステップS308の初回起動フローのサブルーチンを示すフローチャートである。 携帯端末装置の画面遷移を示す図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る携帯端末装置を備えた通信システムの構成図である。
このシステムは、スマートフォンやタブレット端末等からなる携帯端末装置1と、1台または複数台の印刷装置2と、ウェブサーバ3とパーソナルコンピュータ4等を備え、これらが有線あるいは無線によるネットワーク5を介して相互に接続されている。また、携帯端末装置1は他社クラウド等のウェブサービス6にネットワークを通じて接続し、データ(ファイル)の取得が可能となっている。
この実施形態では、前記印刷装置2として、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、スキャン機能等の複数の機能を複合した多機能デジタル画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripherals)が用いられている。
図2は、前記携帯端末装置1の機能構成を示すブロック図である。
携帯端末装置1は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、記憶部14と、表示部15と、タッチパネル16と、通信インターフェース(通信IF)17と、カメラ18等を備えている。
前記CPU11は、搭載されているOS(Operating System)、各種のデータ処理用の汎用アプリケーション(汎用アプリともいう)、印刷装置2に印刷を指示するための印刷用アプリケーション(印刷アプリともいう)等に基づいて、携帯端末装置1の全体を統括的に制御するが、具体的な制御内容については後述する。
前記ROM12は、前記CPU11の動作プログラム等が格納されているメモリであり、RAM13は、前記CPU11が動作プログラムを実行する際の作業領域を提供するメモリである。
前記記憶部14は、前記OS、アプリケーション、表示部15に表示された画像についての画像ファイル等を保存するメモリである。
表示部15は、ウェブページの画像またはカメラ撮影画像等の各種の画像、ユーザーに対する操作画面、メッセージ等を表示したり、ユーザー操作に使用されるものであり、液晶等の表示デバイスにより構成されている。また、タッチパネル16は表示部15の画面上に設けられ、ユーザーのタッチ操作を検出して、タッチされた座標等を特定するものである。
前記通信インターフェース17は、電話回線を通じて通話を行ったり、アクセスポイントを介して無線通信により印刷装置2やウェブサーバ3、ウェブサービス6等とデータの送受を行うためのものである。前記カメラ18は、各種の被写体を撮影するものである。
図3は、携帯端末装置1のアプリケーション(アプリ)構成を示すブロック図である。
携帯端末装置1には、第1のアプリとしての汎用アプリ101と、第2のアプリとしての印刷アプリ102と、OS103がインストールされている。
汎用アプリ101は、例えばアルバムアプリ等のように、データ(ファイル)をアプリの機能に従って処理するものである。さらに、汎用アプリ101は、印刷ボタン表示制御部101aと第1の設定情報保持領域101bを備えている。
印刷ボタン表示制御部101aは、汎用アプリ101の起動状態で表示部15に印刷ボタンを表示させる。ユーザーがこの印刷ボタンをタッチすると、印刷アプリを指定した呼出情報がOS103に送信され、OS103の連携機能により印刷アプリ102が呼び出される。連携機能による印刷アプリ102の呼び出しは、例えばURLスキームの方式に基づいて行われる。URLスキームによる連携機能については後述する。
第1の設定情報保持領域101bは、汎用アプリ101のベンダーにより設定されている汎用アプリ101側の第1の設定情報を保持する領域である。第1の設定情報は、具体的な印刷条件を規定する印刷パラメータ情報と、印刷モードを指示する印刷モード情報の少なくともいずれかを含む。印刷パラメータ情報の一例としては、カラー印刷、N枚の原稿を1枚の用紙に集約するNin1印刷等をあげることができる。印刷モード情報として、この実施形態では、手動印刷、自動印刷、手動/自動印刷の選択のいずれか、の各モードがある。なお、第1の設定情報に印刷パラメータ情報や印刷モード情報が含まれていない場合もある。
印刷アプリ102は、汎用アプリ101で処理されるデータを印刷装置2に印刷させるためのアプリであり、印刷設定を行って印刷対象データとともに所定の印刷装置2に送信し、該印刷装置2に印刷を実行させる。
さらに、印刷アプリ102は、URLスキーム受け取り部102aと、URLスキーム解析部102bと、第1の印刷設定情報解析部102cと、印刷設定情報選択ルール処理部102dと、第2の印刷設定情報保持領域102eと、第3の印刷設定情報保持領域102fと、印刷設定画面表示制御部102gを備えている。
URLスキーム受け取り部102aは、URLスキームの方式によって作成された呼出情報を受け取り、URLスキーム解析部102bは受け取った呼出情報を解析し、呼出情報に付加されている第1の設定情報の内容等を解析する。
印刷設定情報選択ルール処理部102dは、URLスキーム解析部102bによる解析結果に基づいて、予め設定されたルールに従い、第1の印刷設定情報又は第2の印刷設定情報を適用して印刷設定を行う。
第2の印刷設定情報保持領域102eは、印刷アプリ102に基づいて設定された第2の印刷設定情報を保持する領域である。この第2の印刷設定情報は、汎用アプリ101に専用のお気に入りの印刷設定を示す情報であり、ユーザーによって設定される。なお、汎用アプリ101が複数インストールされている場合は、各汎用アプリ101毎に第2の印刷設定情報が保持される。
第3の印刷設定情報保持領域102fは、印刷アプリ102に基づいて設定された第3の印刷設定情報を保持する領域である。この第3の印刷設定情報は、印刷装置2に対応する印刷設定情報である。印刷装置2が複数存在するときは、各印刷装置2毎に第3の印刷設定情報が保持される。
印刷設定画面表示制御部102gは、URLスキーム解析部102bにより解析された第1の印刷設定情報の内容に応じて、表示部15に印刷設定画面を表示させるものである。
次に、呼出方式であるURLスキーム(URL Scheme)について説明する。URLスキームでは、呼び出される印刷アプリ102のスキーム名として、例えば「ppp」を予めOS103に登録しておく。
また、呼び出し元の汎用アプリ名が例えば「exapp」である場合は、「appname=exapp」で名称が示され、印刷モード(mode)は手動:manual、自動:auto、自動/手動選択:selectで示される。「manual」「auto」「select」が記述されていない場合は印刷モードの指示なしとなる。印刷設定画面呼出は「setting」で示される。
また、印刷パラメータについては、例えばカラーモード(color)がカラーの場合は「color=color」で示され、モノクロの場合は「color=mono」で示される。割付(layout)については「layout=2in1」「layout=4in1」等で示される。
従って、名称「exapp」の汎用アプリの第1の印刷設定情報において、印刷モード:自動、印刷パラメータ:なしの場合は、URLスキームのフォーマットは「ppp://auto?appname=exapp」となる。また、印刷モード:自動、印刷パラメータ:カラー及び2in1の場合は、URLスキームのフォーマットは「ppp://auto?appname=exapp&color=color&layout=2in1」となる。同様に、印刷モード:手動、印刷パラメータ:2in1の場合は、URLスキームのフォーマットは「ppp://auto?appname=exapp&layout=2in1」となり、印刷モード:選択、印刷パラメータ:2in1の場合は、「ppp://select?appname=exapp&layout=2in1」となる。また、印刷設定編集画面を直接呼び出す場合は、「ppp://setting」となる。
図4に、OS103のURLスキームによる連携機能を用い、汎用アプリ101から印刷アプリ102を指定して該アプリを呼び出す場合の呼出情報の一例を示す。同図(A)はOS103がiOSの場合の例を、同図(B)はOS103がAndroidの場合の例をそれぞれ示している。汎用アプリ101は、呼び出すべき印刷アプリ102の登録情報(印刷アプリのURL)とこれに付加される第1の設定情報を呼出情報としてOS103に通知し、OS103は指定された印刷アプリ102を呼び出して、付加されている第1の印刷設定情報を伝達する。印刷アプリ102は、伝達された第1の印刷設定情報の内容に応じて以下に説明するような印刷設定を行い、印刷装置2に印刷を指示する。
すなわち、この実施形態では、第1の印刷設定情報の内容である印刷パラメータ情報と印刷モード情報とに基づいて、第1の印刷設定情報または第2の印刷設定情報のいずれを適用して印刷設定を行うかを定めたルールが、予め設定されている。
具体的には、印刷モード情報で指示される印刷モードが手動印刷の場合は、第2の印刷設定情報を適用し、印刷モードが自動印刷の場合は、印刷パラメータ情報が存在すれば第1の印刷設定情報を適用し、印刷パラメータ情報が存在しなければ第2の印刷設定情報を適用して、印刷設定が行われるようになっている。ここで、自動印刷モードの場合は、汎用アプリの制作者であるベンダーが強く推奨している設定と考えられるため、印刷パラメータ情報が存在すれば第1の印刷設定情報を優先したものである。手動印刷モードの場合は、ベンダーによる第1の印刷設定情報の推奨はさほど強くないと考えられることから、ユーザーのお気に入りの印刷設定である第2の印刷設定情報を適用して印刷設定を行うこととした。
また、手動印刷モードの場合は、第2の印刷設定情報が適用された印刷設定画面が表示部15に表示され、ユーザーによる印刷設定の変更が可能となっており、印刷実行ボタンを操作することで印刷が指示される。
なお、手動/自動印刷の選択モードの場合、ユーザーが手動モードを選択した場合は第2の印刷設定情報が適用され、自動モードを選択した場合は第1の印刷設定情報が適用される。
さらに、第1の印刷設定情報に印刷モードの指示がない場合は、手動印刷モードとして扱われ第2の印刷設定情報が適用される。
次に、図1に示した携帯端末装置1の動作を図5及び図6のフローチャートと、図7の画面遷移図とを参照しつつ説明する。なお、図5及び図6のフローチャートは、携帯端末装置1のCPU11が汎用アプリ101、印刷アプリ102、OS103等に基づいて動作することにより実行される。
まず、図7に示すように、携帯端末装置1の表示部15に表示されたホーム画面D1において、ユーザーが汎用アプリ101のアイコン110をタッチして汎用アプリ101を起動する。なお、120は印刷アプリ102のアイコンであり、「A」「B」で示すアイコンは他の汎用アプリのアイコンである。
汎用アプリ101の起動により、表示部15には図7に示す汎用アプリ101のコンテンツ画面D2が表示される。汎用アプリ101により所望のデータを処理した後、該データについて印刷を行いたい場合は、汎用アプリ101のベンダーにより用意され表示部15に表示された、URLスキームを設定した印刷ボタン1031をタッチする。
すると、汎用アプリ101は、図5のステップS100でこれを受け付け、ステップS101で、URLスキーム呼出プログラムを実行すると、URLスキームにより呼出情報がOS103に通知され、OS103の連携機能による制御に移る(ステップS102)。
OS103は、ステップS200で、呼出情報のURLスキームのスキーム名により、登録された印刷アプリ102を呼び出して起動し、第1の印刷設定情報を印刷アプリ102に伝達する。以降、印刷アプリ102の制御に移る(ステップS201)。
印刷アプリ102は、ステップS300で、URLスキーム(呼出情報)を受け取った後、ステップS301で、スキーム名と第1の印刷設定情報を分離したのち、ステップS302で、分離した第1の印刷設定情報を解析し、アプリ名、モード指示情報、印刷パラメータに分離する。
次に、ステップS303で、アプリ名に紐づいた第2の印刷設定情報が存在しているかどうかを調べ、存在していなければ(ステップS307)、ステップS308で初回起動フローを実行した後、ステップS305に進む。存在していれば(ステップS304)、そのままステップS305に進む。このように、呼出情報に含まれている汎用アプリ名に基づいて第2の印刷設定情報を特定することができるから、印刷アプリ102側に第2の印刷設定情報の他に第3の印刷設定情報が保持されていても、第2の印刷設定情報を確実に特定することができる。
図6に、ステップS308の初回起動フローのサブルーチンを示す。
ステップS3081で、表示部15に印刷設定登録画面を表示し、ユーザーに印刷設定を入力させる。印刷設定が入力されると、ステップS3082で印刷設定をアプリ名と紐づけて、第2の印刷設定情報換言すればお気に入りの印刷設定情報として第2の印刷設定保持領域102eに保存する。
なお、表示部15に表示される印刷設定登録画面で設定される印刷設定項目は、印刷装置の基本機能に関する設定項目であっても良い。また、印刷装置が複数存在し、図7のホーム画面D1に表示された印刷装置選択ボタン1030によりユーザーに印刷装置2を選択させた場合は、その選択された印刷装置2の基本機能とオプション機能に関する設定項目に対して印刷設定を行う構成としても良い。
図5に戻って、ステップS305では、印刷モード情報で示される印刷モードの判別処理を行う。判別の結果、自動印刷モードの場合はステップS313に進み、手動印刷モードの場合はステップS309に進み、印刷モード情報が存在しない場合はステップS120の指示なしモードに進む。また、手動/自動選択モードの場合は、選択画面を表示しユーザーの指示を待って(ステップS306)、自動印刷モードまたは手段印刷モードに進む。
ステップS313の自動モードでは、まずステップS314で第2の印刷設定情報を適用して印刷設定を行った後、ステップS315で、印刷パラメータがあるかどうかを判断する。ない場合は(ステップS319)、ステップS318で印刷装置2に印刷対象データと印刷設定を送信することにより印刷を指示する。従って、この場合は、第2の印刷設定情報が適用されて印刷されることになる。
一方、印刷パラメータがある場合は(ステップS316)、ステップS317で、その印刷パラメータで指定された設定を上書きした後、ステップS318で印刷を指示する。従って、この場合は、第1の印刷設定情報における印刷パラメータが優先して適用され、印刷パラメータに存在しない印刷設定項目については、第2の設定情報による印刷設定が行われることになる。
なお、印刷アプリ102に、第1の印刷設定情報の中から第2の印刷設定情報と無関係の情報を検出する機能を保有させ、無関係の情報を検出した場合は、その無関係の情報を無視するようにしても良い。例えば、印刷アプリ102が古いバージョンで、汎用アプリ101が新しい情報に基づき第1の印刷設定が行われている場合、印刷アプリ102が処理できない印刷設定等は無視するような場合である。
手動印刷モードの場合(ステップS309)、ステップS310で、アプリ名より該アプリ名に紐づけられた第2の印刷設定情報を取り出し、この第2の印刷設定情報を適用して印刷設定を行ったのち、ステップS311で設定後の印刷設定画面を表示部15に表示する。ユーザーは必要に応じて印刷設定を変更できる。ユーザー操作により印刷実行が指示されると、ステップS312で印刷指示を行う。従って、手動印刷モードの場合は、第2の印刷設定情報が適用され、ユーザーのお気に入りの印刷設定で印刷が行われることになる。
指示なしモードの場合(ステップS320)、手動印刷モードとして扱われる。つまり、ステップS321で、アプリ名に紐づけられた第2の印刷設定情報を取り出し、第2の印刷設定情報を適用して印刷設定を行ったのち、ステップS311で設定後の印刷設定画面を表示部15に表示する。ユーザー操作により印刷実行が指示されると、ステップS312で印刷指示を行う。
このように、汎用アプリ101用の第2の印刷設定情報、換言すれば汎用アプリ用のお気に入りの印刷設定情報を印刷アプリ102に基づいて設定しておき、第1の印刷設定情報の内容に応じて、第1の印刷設定情報を適用したりあるいはユーザーのお気に入りの第2の印刷設定情報を適用することができるから、両印刷設定情報を効率的に使用することができ、使い勝手の良いアプリ連携を達成することができる。
なお、汎用アプリ101のベンダーによっては、図7のコンテンツ画面D2に表示された印刷ボタン1031を押したときに、表示部15に、図7に示す印刷メニュー画面D3を表示するように設計されている場合がある。図7の例では、デフォルト自動印刷、2in1自動印刷、カラー自動印刷、手動印刷、自動印刷設定画面の各メニューボタンが表示されている。
なお、デフォルト自動印刷とは、第1の印刷設定情報の内容にかかわらず第2の印刷設定情報に基づく印刷設定で行われる自動印刷である。自動印刷のメニューボタンが押されると、表示部にはスプラッシュ画面D4が表示され、印刷装置2により自動的に印刷が行われる。
また、自動印刷設定画面が押されると、自動印刷の場合に適用される印刷設定がなされた印刷設定画面D5が表示され、ユーザーは印刷設定の内容を確認することができる。この印刷設定画面D5に呼出ボタンを表示し、該呼出ボタンが押されると、汎用アプリ101側の印刷設定画面を呼び出して表示できるようにしても良い。これは、汎用アプリがURLスキームによる呼出情報に、汎用アプリ側の印刷設定画面呼出モード(前述した「setting」)を記載しておき、連携機能の実行により、印刷アプリ102がそれを取得して印刷設定画面を表示させることにより実現可能である。
なお、手動印刷ボタンが押された場合は、自動印刷設定画面が押されたときに表示される印刷設定画面D5とほぼ同様の印刷設定画面が表示される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されることはない。
例えば、印刷アプリ102を単体で起動させた時に、汎用アプリ101用の印刷設定画面を表示させるための操作ボタンが表示されるようにしておき、ユーザーがこのボタンを押したときに、汎用アプリ101用の印刷設定画面を表示して印刷設定の登録及び/または変更を可能に構成されてもよい。これにより、汎用アプリ101を起動させることなく、汎用アプリ101用の印刷設定の登録及び/または変更が可能となる。
また、呼出情報に含まれている汎用アプリ名を示す情報に基づいて、第1の印刷設定情報または第2の印刷設定情報の印刷設定画面に、汎用アプリ101を示す情報を表示する構成としてもよい。
1 携帯端末装置
11 CPU
14 記憶部
15 表示部
17 通信インターフェース
101 汎用アプリケーション
102 印刷アプリケーション
103 OS

Claims (20)

  1. データを処理する第1のアプリケーションと、前記データを無線接続された印刷装置に印刷させるための第2のアプリケーションがインストールされた携帯端末装置であって、
    前記第1のアプリケーションで処理された前記データを印刷する際に、前記第1のアプリケーションから通知され前記第2のアプリケーションを指定した呼出情報であって、前記第1のアプリケーション側の第1の印刷設定情報が付加された呼出情報に基づいて、前記第2のアプリケーションを呼び出す呼出手段と、
    前記第2のアプリケーションに基づいてユーザー操作により設定された前記第1のアプリケーション用の第2の印刷設定情報を保持する保持手段と、
    前記呼出手段によって呼び出された前記第2のアプリケーションに基づいて、前記第1の印刷設定情報の内容に応じ、予め設定されたルールに従って、前記第1の印刷設定情報または前記第2の印刷設定情報のいずれかを適用して印刷設定を行う印刷設定手段と、
    前記第2のアプリケーションに基づいて、前記印刷設定手段で設定された印刷設定による前記データの印刷を、前記印刷装置に指示する印刷指示手段と、
    を備え
    前記印刷指示手段は、前記第1の印刷設定情報が適用された場合、ユーザー操作による印刷設定を受け付けることなく印刷を指示することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記印刷指示手段は、前記第2の印刷設定情報が適用された場合、ユーザー操作による印刷設定を受け付けた後、印刷を指示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記呼出手段による第2のアプリケーションの呼び出しは、URLスキームの方式に基づいて行われる請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記保持手段には、前記印刷装置用の第3の印刷設定情報が保持され、前記印刷設定手段は、前記呼出情報に含まれている第1のアプリケーションを示す情報に基づいて前記第2の印刷設定情報を特定する請求項1〜3のいずれかに記載の携帯端末装置。
  5. 前記第1の印刷設定情報は、具体的な印刷条件を規定する印刷パラメータ情報と、印刷モードを指示する印刷モード情報の少なくともいずれかを含む請求項1〜のいずれかに記載の携帯端末装置。
  6. 前記印刷モードは、手動印刷モード、自動印刷モード、手動/自動印刷の選択モードのいずれかである請求項に記載の携帯端末装置。
  7. 前記印刷設定手段は、前記印刷パラメータ情報と印刷モード情報とに基づいて、前記第1の印刷設定情報または前記第2の印刷設定情報のいずれかを適用して印刷設定を行う請求項またはに記載の携帯端末装置。
  8. 前記印刷モード情報で指示される印刷モードが手動印刷モードの場合は、前記印刷設定手段は、前記第2の印刷設定情報を適用し、印刷モードが自動印刷モードの場合は、前記印刷パラメータ情報が存在すれば前記第1の印刷設定情報を適用し、前記印刷パラメータ情報が存在しなければ前記第2の印刷設定情報を適用する請求項に記載の携帯端末装置。
  9. 前記第1の印刷設定情報に前記印刷モードの指示がない場合、前記印刷設定手段は、手動印刷モードとして扱い前記第2の印刷設定情報を適用する請求項のいずれかに記載の携帯端末装置。
  10. 前記保持手段は、前記第2の印刷設定情報を保持する第1の保持手段と、前記第3の印刷設定情報を保持する第2の保持手段からなり、
    さらに、前記第1の保持手段に保持された前記第2の印刷設定情報に基づいて、前記第1のアプリケーション用の印刷設定画面を表示すると共に、前記第2の保持手段に保持された前記第3の印刷設定情報に基づいて、前記印刷装置用の印刷設定画面を表示する表示手段を備えている請求項に記載の携帯端末装置。
  11. 前記印刷設定手段は、前記第1の印刷設定情報における印刷パラメータに存在しない印刷設定項目は、前記第2の印刷設定情報における印刷設定項目を用いて印刷設定を行う請求項1〜10のいずれかに記載の携帯端末装置。
  12. 前記印刷設定手段は、前記第1の印刷設定情報の中から前記第2の印刷設定情報と無関係の情報を検出する機能を有し、前記無関係の情報を検出した場合は、その無関係の情報を無視する請求項1〜11のいずれかに記載の携帯端末装置。
  13. 前記呼出手段により前記第2のアプリケーションが初回に呼び出されたときに、前記印刷設定手段は印刷設定画面を表示し、印刷設定画面でユーザーにより設定された内容を前記第2の印刷設定情報として保存する請求項1〜12のいずれかに記載の携帯端末装置。
  14. 前記印刷設定画面における印刷設定項目は印刷装置の基本機能に関する設定項目である請求項13に記載の携帯端末装置。
  15. 前記印刷設定画面における印刷設定項目は、ユーザーによって選択された印刷装置の基本機能とオプション機能に関する設定項目である請求項13に記載の携帯端末装置。
  16. 前記第2のアプリケーションの単体起動時に、ユーザー操作に基づいて前記第1のアプリケーション用の印刷設定画面を表示して印刷設定の登録及び/または変更が可能となされている請求項1〜15のいずれかに記載の携帯端末装置。
  17. 前記第2のアプリケーションに基づいて、前記第1のアプリケーション用の印刷設定画面を表示可能となされている請求項1〜16のいずれかに記載の携帯端末装置。
  18. 前記印刷設定手段は、前記呼出情報に含まれている第1のアプリケーションを示す情報に基づいて、前記第1の印刷設定情報または第2の印刷設定情報の印刷設定画面に、前記第1のアプリケーションを示す情報を表示する請求項1〜17のいずれかに記載の携帯端末装置。
  19. データを処理する第1のアプリケーションと、前記データを無線接続された印刷装置に印刷させるための第2のアプリケーションがインストールされた携帯端末装置で実行される印刷設定方法であって、
    前記第1のアプリケーションで処理された前記データを印刷する際に、前記第1のアプリケーションから通知され前記第2のアプリケーションを指定した呼出情報であって、前記第1のアプリケーション側の第1の印刷設定情報が付加された呼出情報に基づいて、前記第2のアプリケーションを呼び出す呼出ステップと、
    前記第2のアプリケーションに基づいてユーザー操作により設定された前記第1のアプリケーション用の第2の印刷設定情報を保持手段に保持する保持ステップと、
    前記呼出ステップによって呼び出された前記第2のアプリケーションに基づいて、前記第1の印刷設定情報の内容に応じ、予め設定されたルールに従って、前記第1の印刷設定情報または前記第2の印刷設定情報のいずれかを適用して印刷設定を行う印刷設定ステップと、
    前記第2のアプリケーションに基づいて、前記印刷設定ステップで設定された印刷設定による前記データの印刷を、前記印刷装置に指示する印刷指示ステップと、
    を備え、
    前記印刷指示ステップでは、前記第1の印刷設定情報が適用された場合、ユーザー操作による印刷設定を受け付けることなく印刷を指示することを特徴とする印刷設定方法。
  20. データを処理する第1のアプリケーションと、前記データを無線接続された印刷装置に印刷させるための第2のアプリケーションがインストールされた携帯端末装置のコンピュータに、
    前記第1のアプリケーションで処理された前記データを印刷する際に、前記第1のアプリケーションから通知され前記第2のアプリケーションを指定した呼出情報であって、前記第1のアプリケーション側の第1の印刷設定情報が付加された呼出情報に基づいて、前記第2のアプリケーションを呼び出す呼出ステップと、
    前記第2のアプリケーションに基づいてユーザー操作により設定された前記第1のアプリケーション用の第2の印刷設定情報を保持手段に保持する保持ステップと、
    前記呼出ステップによって呼び出された前記第2のアプリケーションに基づいて、前記第1の印刷設定情報の内容に応じ、予め設定されたルールに従って、前記第1の印刷設定情報または前記第2の印刷設定情報のいずれかを適用して印刷設定を行う印刷設定ステップと、
    前記第2のアプリケーションに基づいて、前記印刷設定ステップで設定された印刷設定による前記データの印刷を、前記印刷装置に指示する印刷指示ステップと、
    を実行させ、
    前記印刷指示ステップでは、前記第1の印刷設定情報が適用された場合、ユーザー操作による印刷設定を受け付けることなく印刷を指示する処理を前記コンピュータに実行させるための印刷設定プログラム。
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