JP6327813B2 - 可変利得増幅器 - Google Patents

可変利得増幅器 Download PDF

Info

Publication number
JP6327813B2
JP6327813B2 JP2013183055A JP2013183055A JP6327813B2 JP 6327813 B2 JP6327813 B2 JP 6327813B2 JP 2013183055 A JP2013183055 A JP 2013183055A JP 2013183055 A JP2013183055 A JP 2013183055A JP 6327813 B2 JP6327813 B2 JP 6327813B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
differential
input terminal
inverting input
state
variable gain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013183055A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015050740A (ja
Inventor
貴之 中井
貴之 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2013183055A priority Critical patent/JP6327813B2/ja
Publication of JP2015050740A publication Critical patent/JP2015050740A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6327813B2 publication Critical patent/JP6327813B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、可変利得増幅器に関するものである。本発明は、例えば、位相補償技術を利用した差動増幅回路を有する可変利得増幅器に関するものである。
差動増幅回路は、その出力電圧を、帰還回路網を介して反転入力端子へ帰還し、いわゆる負帰還回路を構成することで、差動増幅回路を構成する素子の特性ばらつきの影響をほとんど受けず、高精度な信号処理を可能にする。一方で、増幅器や帰還回路網で位相が回転し、いわゆる位相余裕がゼロとなると、負帰還回路が発振し、回路の誤動作や、最悪の場合、破壊が引き起こされる。
このため、一般的には、差動増幅回路にコンデンサ(位相補償容量)を設けて、位相補償により位相余裕を確保することで、発振を防いでいる。しかし、この位相補償を行うと、差動増幅回路の周波数特性が劣化する。また、コンデンサの面積が大きいことから、コストの増加等のデメリットが生じる。このため、位相余裕を保ちつつ、位相補償容量をいかに小さくするかが回路設計上の課題となっている。
特に、帰還回路網の帰還利得を増減させて負帰還回路の利得を調整する、いわゆる可変利得増幅器においては、帰還利得が1以下の任意の値に設定して使用されるが、想定される使用状態のうち、位相余裕が最も小さくなる、即ち、帰還利得が最も大きくなる状態で位相余裕を確保できるように位相補償容量が選択されることが多い。
この状態では、可変利得増幅器の帰還利得を小さくしていくと、可変利得増幅器の利得の増加とともに、位相余裕は増加するが、逆にカットオフ周波数は帰還利得に比例して小さくなってしまい、利得の設定値によって周波数特性が変動するという課題を生じる。そこで、カットオフ周波数を一定に保つために、帰還利得の値に応じて、位相補償容量の値を変化させたり、差動対の電流源を変化させたりする手法が供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−317149号公報
特許文献1に記載の技術では、差動増幅回路の差動対の電流源の電流値を変化させ、位相余裕を調整している。しかし、差動対の電流源の電流値のみを変化させると、トランジスタの単位サイズあたりの電流密度が変化する。特にMOSFETを用いた差動増幅回路の場合は、電流値を極端に減らしていくと、弱反転領域に陥り、カットオフ周波数等、差動増幅回路の特性が大幅に劣化してしまう可能性がある。そのため、あまり電流を減らすことができず、調整できる範囲が限られてしまう。
本発明は、例えば、差動増幅回路のトランジスタの電流密度を変えずに、また小さな位相補償容量で位相余裕を確保することを目的とする。
本発明の一の態様に係る可変利得増幅器は、
互いに並列に接続される複数の差動対と、前記利得に応じて、差動対ごとに、差動対の相互コンダクタンスが非ゼロになる第1状態と差動対の相互コンダクタンスがゼロになる第2状態とを選択する複数の選択部とを備える差動増幅回路を有する。
本発明の一の態様によれば、差動増幅回路の複数の選択部が、可変利得増幅器の利得に応じて、差動対ごとに、差動対の相互コンダクタンスが非ゼロになる第1状態と差動対の相互コンダクタンスがゼロになる第2状態とを選択するため、トランジスタの電流密度を変えずに、また小さな位相補償容量で位相余裕を確保することが可能となる。
実施の形態1に係る可変利得増幅器の構成を示す回路図。 実施の形態1に係る差動増幅回路の構成を示す回路図。 実施の形態2及び3に係る可変利得増幅器の構成を示す回路図。 実施の形態2に係る差動増幅回路の構成を示す回路図。 実施の形態3に係る差動増幅回路の構成を示す回路図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る可変利得増幅器100の構成を示す回路図である。
図1において、利得が可変である可変利得増幅器100は、差動増幅回路200を備える。可変利得増幅器100は、さらに、利得を調節するための可変抵抗として、入力可変抵抗111及び帰還可変抵抗112を備える。
また、可変利得増幅器100は、入力電圧を受ける入力端子101と、バイアス電圧を受けるバイアス端子102と、コモン電圧を受けるコモン端子103と、出力電圧を出力する出力端子104と、入力端子101及び出力端子104に接続された帰還端子105を有する。
ここでは、可変利得増幅器100の利得を3段階に設定できるものとする。なお、利得を2段階あるいは4段階以上に設定できるようにしてもよい。また、利得を段階的に設定する代わりに、連続的に設定できるようにしてもよい。
入力可変抵抗111及び帰還可変抵抗112は、差動増幅回路200の出力電圧を差動増幅回路200に帰還するための回路(帰還ループ)に接続される。具体的には、入力可変抵抗111が入力端子101と帰還端子105との間に挿入され、帰還可変抵抗112が出力端子104と帰還端子105との間に挿入される。入力可変抵抗111及び帰還可変抵抗112の一方又は両方の抵抗値が変化することで、可変利得増幅器100の利得が変更される。
図2は、差動増幅回路200の構成を示す回路図である。
図2において、差動増幅回路200は、複数の差動対として、差動トランジスタ221,231からなる第1差動対、差動トランジスタ222,232からなる第2差動対、差動トランジスタ223,233からなる第3差動対を備える。これらの差動対は、互いに並列に接続される。なお、差動対の数は、3つに限らず、2つあるいは4つ以上でもよい。
差動増幅回路200は、さらに、複数の選択部として、スイッチ511,512,513,521,522,523,531,532,533,541,542,543を備える。これらの選択部は、入力可変抵抗111及び帰還可変抵抗112により設定される利得に応じて、差動対ごとに、差動対の相互コンダクタンスが非ゼロになる第1状態と、差動対の相互コンダクタンスがゼロになる第2状態とを選択する。
また、差動増幅回路200は、複数の端子として、非反転入力電圧Vipを受ける非反転入力端子201と、反転入力電圧Vinを受ける反転入力端子202と、コモン電圧Vcom(所定電圧の例)を受けるコモン入力端子203と、出力電圧Voutを出力する出力端子204を有する。非反転入力端子201は、図1に示したバイアス端子102に接続される。反転入力端子202は、図1に示した帰還端子105に接続される。コモン入力端子203は、図1に示したコモン端子103に接続される。出力端子204は、図1に示した出力端子104に接続される。
差動増幅回路200は、さらに、電流源トランジスタ211,212,213を備える。
電流源トランジスタ211、差動トランジスタ221,231、スイッチ511,521,531,541は、第1差動段281を構成する。電流源トランジスタ211は、第1差動対を構成する差動トランジスタ221,231にバイアス電流を供給する。スイッチ511,521,531,541は、第1差動対を構成する差動トランジスタ221,231を、それぞれ非反転入力端子201及び反転入力端子202と、コモン入力端子203に選択的に接続する。
電流源トランジスタ212、差動トランジスタ222,232、スイッチ512,522,532,542は、第2差動段282を構成する。第2差動段282の各構成要素の機能については、第1差動段281と同様である。
電流源トランジスタ213、差動トランジスタ223,233、スイッチ513,523,533,543は、第3差動段283を構成する。第3差動段283の各構成要素の機能については、第1差動段281と同様である。
差動増幅回路200は、さらに、能動負荷トランジスタ241,242、電流源トランジスタ251、出力トランジスタ261、位相補償用のコンデンサ401を備える。電流源トランジスタ251は、出力トランジスタ261にバイアス電流を供給する。
以下では、可変利得増幅器100の動作について説明する。
差動増幅回路200の利得・帯域幅積GBWdiffは、
GBWdiff=gm・Cc・・・(1)
gm=gm1+gm2+gm3・・・(2)
で求まる。ここで、gmは第1差動段281、第2差動段282、第3差動段283の3つの差動段トータルでの相互コンダクタンスである。gm1は第1差動段281の相互コンダクタンス、gm2は第2差動段282の相互コンダクタンス、gm3は第3差動段283の相互コンダクタンスである。Ccはコンデンサ401の位相補償容量の値である。
第1差動段281において、スイッチ511,521がオンになり、スイッチ531,541がオフになると、差動トランジスタ221が非反転入力端子201、差動トランジスタ231が反転入力端子202に接続される。この場合、gm1はゼロでない所定の値を示す。一方、スイッチ511,521がオフになり、スイッチ531,541がオンになると、差動トランジスタ221,231がともにコモン入力端子203に接続される。この場合、gm1はゼロとなる。第2差動段282、第3差動段283の動作についても、第1差動段281の動作と同様である。
図1に示したように、可変利得増幅器100において、入力可変抵抗111及び帰還可変抵抗112により負帰還回路網が構成され、その帰還利得βは、
β=R1/(R1+R2)・・・(3)
となる。ここで、R1は入力可変抵抗111の抵抗値、R2は帰還可変抵抗112の抵抗値である。
よって、可変利得増幅器100の帰還ループの利得・帯域幅積GBWは、
GBW=β・GBWdiff・・・(4)
となり、GBWdiffが一定の場合、GBWは帰還利得βに比例する。
可変利得増幅器100の負荷が一定の場合、GBWが等しければ、可変利得増幅器100のカットオフ周波数及び位相余裕は一定値となる。したがって、3段階の帰還利得設定値β1,β2,β3に対し、GBWが一定となるように、gm1,gm2,gm3の値を設定することで、いずれの帰還利得設定値に対しても、一定のカットオフ周波数及び位相余裕を得ることができる。
また、いずれの帰還利得設定値においても、差動増幅回路200に含まれるトランジスタを流れる電流値は変化しないため、トランジスタの電流密度の変化に伴う予期しない特性変動の発生を回避することが可能である。また、GBWが常に一定となるため、コンデンサ401を必要最小限のサイズに抑えることができるとともに、コンデンサ401に複数のスイッチを直列に接続して位相補償容量を変化させることが不要であるため、スイッチのオン抵抗や寄生容量による周波数特性の変動を回避することが可能である。
スイッチ511,512,513,521,522,523,531,532,533,541,542,543に流れる直流(DC)電流はゼロであるため、寄生容量の小さなトランジスタで各差動対を実現でき、スイッチ511,512,513,521,522,523,531,532,533,541,542,543の付与による周波数特性の変動を最小限に抑えることが可能である。
即ち、本実施の形態では、複数の選択部(スイッチ511,512,513,521,522,523,531,532,533,541,542,543)が、可変利得増幅器100の利得βと差動増幅回路200の相互コンダクタンスgmとコンデンサ401の容量Ccとの積が一定になるように、利得βに応じて、差動対(差動トランジスタ221,231からなる第1差動対、差動トランジスタ222,232からなる第2差動対、差動トランジスタ223,233からなる第3差動対)ごとに、差動対の相互コンダクタンスが非ゼロになる第1状態と、差動対の相互コンダクタンスがゼロになる第2状態とを選択する。
上記複数の選択部(例えば、スイッチ511,521,531,541)は、差動対ごとに、第1状態として、差動対を構成する2つのトランジスタの一方(例えば、差動トランジスタ221)が非反転入力端子201に接続し、上記2つのトランジスタの他方(例えば、差動トランジスタ231)が反転入力端子202に接続する状態を選択する。また、第2状態として、上記2つのトランジスタの両方(例えば、差動トランジスタ221,231)が非反転入力端子201及び反転入力端子202とは別の端子であるコモン入力端子203に接続する状態を選択する。
例えば、利得β1に対しては、第1差動対の相互コンダクタンスを非ゼロ(第1状態)、第2差動対及び第3差動対の相互コンダクタンスをゼロ(第2状態)とする。利得β2に対しては、第2差動対の相互コンダクタンスを非ゼロ(第1状態)、第1差動対及び第3差動対の相互コンダクタンスをゼロ(第2状態)とする。利得β3に対しては、第3差動対の相互コンダクタンスを非ゼロ(第1状態)、第1差動対及び第2差動対の相互コンダクタンスをゼロ(第2状態)とする。
なお、可変利得増幅器100の利得βが4段階以上に設定される場合、利得βの段階に応じて、第1差動対、第2差動対、第3差動対の状態(第1状態又は第2状態)の組み合わせを予め定めておけばよい(2=8段階まで対応できる)。あるいは、差動対の数を増やせばよい(例えば、利得βの段数と同じ数の差動対を設ける)。
第1差動対、第2差動対、第3差動対のトランジスタサイズと電流源トランジスタ211,212,213の電流値は、共通でもよいが、それぞれ異なっていてもよい。
上記のように、本実施の形態に係る差動増幅回路200では、差動対を複数並列に接続し、増幅器として使用する差動対の数を変化させることで、差動増幅回路200のカットオフ周波数の調整を実現することができる。本実施の形態によれば、可変利得増幅器100に用いられる差動増幅回路200において、トランジスタの電流密度を変えずに、最小の位相補償容量で適切な位相余裕を確保することができる。また、可変利得増幅器100において、トランジスタの動作状態の変化なく、また、単一の位相補償容量で、利得設定値によらず一定のカットオフ周波数と位相余裕を確保することができる。
本実施の形態の変形例として、スイッチ511,512,513,531,532,533を削除するとともに、スイッチ541,542,543を非反転入力端子201に接続してもよい。この変形例によれば、コモン入力端子203を不要にし、また、スイッチ数を削減することができる。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図3は、本実施の形態に係る可変利得増幅器100の構成を示す回路図である。
図3において、可変利得増幅器100は、図1に示した実施の形態1のものと異なり、コモン端子103を有していない。その他の構成については、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
図4は、本実施の形態に係る差動増幅回路200の構成を示す回路図である。
図4において、差動増幅回路200は、図2に示した実施の形態1のものと異なり、コモン入力端子203を有していない。
第1差動段281において、スイッチ511,521がオンになり、スイッチ531,541がオフになると、実施の形態1と同様に、差動トランジスタ221が非反転入力端子201、差動トランジスタ231が反転入力端子202に接続される。一方、スイッチ511,521がオフになり、スイッチ531,541がオンになると、実施の形態1と異なり、差動トランジスタ221,231がともに非反転入力端子201に接続される。第2差動段282、第3差動段283の動作についても、第1差動段281の動作と同様である。
即ち、本実施の形態において、複数の選択部(例えば、スイッチ511,521,531,541)は、差動対ごとに、第1状態として、差動対を構成する2つのトランジスタの一方(例えば、差動トランジスタ221)が非反転入力端子201に接続し、上記2つのトランジスタの他方(例えば、差動トランジスタ231)が反転入力端子202に接続する状態を選択する。また、第2状態として、上記2つのトランジスタの両方(例えば、差動トランジスタ221,231)が非反転入力端子201に接続する状態を選択する。
本実施の形態によれば、実施の形態1のコモン入力端子203が不要となり、回路を簡素化できる。
実施の形態3.
本実施の形態について、主に実施の形態2との差異を説明する。
本実施の形態に係る可変利得増幅器100の構成については、図3に示した実施の形態2のものと同様である。
図5は、本実施の形態に係る差動増幅回路200の構成を示す回路図である。
図5において、差動増幅回路200は、実施の形態2と同様に、実施の形態1のコモン入力端子203を有していない。
第1差動段281において、スイッチ511,521がオンになり、スイッチ531,541がオフになると、実施の形態2と同様に、差動トランジスタ221が非反転入力端子201、差動トランジスタ231が反転入力端子202に接続される。一方、スイッチ511,521がオフになり、スイッチ531,541がオンになると、実施の形態2と異なり、差動トランジスタ221,231がともに電源VDDに接続される。第2差動段282、第3差動段283の動作についても、第1差動段281の動作と同様である。
即ち、本実施の形態において、複数の選択部(例えば、スイッチ511,521,531,541)は、差動対ごとに、第1状態として、差動対を構成する2つのトランジスタの一方(例えば、差動トランジスタ221)が非反転入力端子201に接続し、上記2つのトランジスタの他方(例えば、差動トランジスタ231)が反転入力端子202に接続する状態を選択する。また、第2状態として、上記2つのトランジスタの両方(例えば、差動トランジスタ221,231)が外部電源に接続する状態を選択する。
本実施の形態によれば、実施の形態1におけるコモン入力端子203が不要となり、回路を簡素化できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
100 可変利得増幅器、101 入力端子、102 バイアス端子、103 コモン端子、104 出力端子、105 帰還端子、111 入力可変抵抗、112 帰還可変抵抗、200 差動増幅回路、201 非反転入力端子、202 反転入力端子、203 コモン入力端子、204 出力端子、211,212,213 電流源トランジスタ、221,222,223,231,232,233 差動トランジスタ、241,242 能動負荷トランジスタ、251 電流源トランジスタ、261 出力トランジスタ、281 第1差動段、282 第2差動段、283 第3差動段、401 コンデンサ、511,512,513,521,522,523,531,532,533,541,542,543 スイッチ。

Claims (6)

  1. 利得が可変の可変利得増幅器であって、
    互いに並列に接続される複数の差動対と、入力電圧を受ける非反転入力端子及び反転入力端子を含む複数の端子と、前記利得に応じて、差動対ごとに、差動対の相互コンダクタンスが非ゼロになる第1状態として、差動対を構成する2つのトランジスタの一方が前記非反転入力端子に接続し、前記2つのトランジスタの他方が前記反転入力端子に接続する状態を選択し、差動対の相互コンダクタンスがゼロになる第2状態として、前記2つのトランジスタの両方が前記複数の端子のうち前記非反転入力端子及び前記反転入力端子とは別の端子に接続する状態を選択する複数の選択部とを備える差動増幅回路
    を有することを特徴とする可変利得増幅器。
  2. 前記差動増幅回路は、前記別の端子として、所定電圧を受けるコモン入力端子を備えることを特徴とする請求項1に記載の可変利得増幅器。
  3. 利得が可変の可変利得増幅器であって、
    互いに並列に接続される複数の差動対と、入力電圧を受ける非反転入力端子及び反転入力端子と、前記利得に応じて、差動対ごとに、差動対の相互コンダクタンスが非ゼロになる第1状態として、差動対を構成する2つのトランジスタの一方が前記非反転入力端子に接続し、前記2つのトランジスタの他方が前記反転入力端子に接続する状態を選択し、差動対の相互コンダクタンスがゼロになる第2状態として、前記2つのトランジスタの両方が前記非反転入力端子に接続する状態を選択する複数の選択部とを備える差動増幅回路
    を有することを特徴とする可変利得増幅器。
  4. 利得が可変の可変利得増幅器であって、
    互いに並列に接続される複数の差動対と、入力電圧を受ける非反転入力端子及び反転入力端子と、前記利得に応じて、差動対ごとに、差動対の相互コンダクタンスが非ゼロになる第1状態として、差動対を構成する2つのトランジスタの一方が前記非反転入力端子に接続し、前記2つのトランジスタの他方が前記反転入力端子に接続する状態を選択し、差動対の相互コンダクタンスがゼロになる第2状態として、前記2つのトランジスタの両方が外部電源に接続する状態を選択する複数の選択部とを備える差動増幅回路
    を有することを特徴とする可変利得増幅器。
  5. 前記差動増幅回路は、位相補償用のコンデンサをさらに備え、
    前記複数の選択部は、前記利得と前記差動増幅回路の相互コンダクタンスと前記コンデンサの容量との積が一定になるように、前記利得に応じて、差動対ごとに、前記第1状態と前記第2状態とを選択することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の可変利得増幅器。
  6. 前記差動増幅回路の出力電圧を前記差動増幅回路に帰還するための回路に接続され、前記利得を調節する可変抵抗
    をさらに有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の可変利得増幅器。
JP2013183055A 2013-09-04 2013-09-04 可変利得増幅器 Active JP6327813B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013183055A JP6327813B2 (ja) 2013-09-04 2013-09-04 可変利得増幅器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013183055A JP6327813B2 (ja) 2013-09-04 2013-09-04 可変利得増幅器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015050740A JP2015050740A (ja) 2015-03-16
JP6327813B2 true JP6327813B2 (ja) 2018-05-23

Family

ID=52700371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013183055A Active JP6327813B2 (ja) 2013-09-04 2013-09-04 可変利得増幅器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6327813B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106100598B (zh) * 2016-05-31 2019-02-05 深圳市海思半导体有限公司 一种可变增益放大器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6597207B1 (en) * 2002-05-08 2003-07-22 Analog Devices, Inc. Vernier structures that substantially eliminate offset signals
JPWO2007105282A1 (ja) * 2006-03-10 2009-07-23 富士通株式会社 ゲイン可変増幅器
JP4725441B2 (ja) * 2006-07-07 2011-07-13 ヤマハ株式会社 差動増幅器
JP2010050686A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Sharp Corp 可変利得回路
JP5291587B2 (ja) * 2009-09-25 2013-09-18 セイコーインスツル株式会社 オペアンプ
JP5799786B2 (ja) * 2011-12-09 2015-10-28 富士電機株式会社 オートゼロアンプ及び該アンプを使用した帰還増幅回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015050740A (ja) 2015-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8854125B2 (en) Linear amplifier that perform level shift and method of level shifting
KR101939845B1 (ko) 전압 레귤레이터
JP6884472B2 (ja) ボルテージレギュレータ
JP6316632B2 (ja) ボルテージレギュレータ
JPWO2008065762A1 (ja) 演算増幅器
US9479120B2 (en) Fully differential signal system including common mode feedback circuit
KR20120064617A (ko) 볼티지 레귤레이터
JP2014515588A (ja) 同相フィードバックを備えた広帯域幅c級増幅器
JP2015195508A (ja) 差動増幅回路および半導体集積回路
JP2011091572A (ja) 可変利得増幅回路
KR20160094874A (ko) 로우 패스 필터 회로 및 전원 장치
JP6327813B2 (ja) 可変利得増幅器
JP6253481B2 (ja) ボルテージレギュレータ及びその製造方法
JP5332316B2 (ja) 差動増幅回路
JP4907395B2 (ja) 可変利得増幅回路
US20180109227A1 (en) Amplifier with adjustable gain
US10122337B2 (en) Programmable gain amplifier
JP4814747B2 (ja) 定電圧回路
JP2017027445A (ja) ボルテージレギュレータ
JPWO2020110252A1 (ja) アクティブサーキュレータ
JP2014164702A (ja) ボルテージレギュレータ
JP2016187080A (ja) 利得可変差動増幅回路
JP6266333B2 (ja) ボルテージレギュレータ
JP2015119304A (ja) 増幅回路
JP2010219709A (ja) 増幅回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6327813

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250