JP6266333B2 - ボルテージレギュレータ - Google Patents

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Description

本発明は、出力トランジスタのリーク電流による出力電圧の増大を防ぐリーク電流制御回路を備えたボルテージレギュレータに関する。
図7は、従来のボルテージレギュレータを示す回路図である。
従来のボルテージレギュレータは、PMOSトランジスタ103、104、106、108、111、121と、NMOSトランジスタ105、107、109、114、122と、抵抗112、113と、容量801、802と、基準電圧回路131と、定電流回路110と、グラウンド端子100と、電源端子101と、出力端子102を備えている。
PMOSトランジスタ103、104、106、108と、NMOSトランジスタ105、107、109、114と、定電流回路110で誤差増幅回路を構成している。
容量801は、出力端子102の出力電圧Voutを直接誤差増幅回路の内部にフィードバックする。このように構成すると、ボルテージレギュレータの周波数特性において、高周波域にゼロ点fzcpが追加される。従って、ゼロ点fzfbを低周波側に設定することが出来るので、三段増幅方式のボルテージレギュレータあっても十分な位相余裕を得ることが可能となる。また、ゼロ点f z f bを低周波側に設定することにより、PSRR特性を向上させることも可能になる。三段増幅方式のボルテージレギュレータをこのように構成すると、出力容量に低ESRのセラミックコンデンサを使用することが可能になり、リップルの小さな出力電圧Voutを得ることができる(例えば、特許文献1図10参照)。
特開2006−127225号公報
しかしながら、従来のボルテージレギュレータは、高温で出力端子102に接続される負荷が小さい軽負荷時に、PMOSトランジスタ111からのリーク電流Ileakによって出力電圧Voutが増大するという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、軽負荷時にリーク電流Ileakによって出力電圧Voutが増大することを防止できるボルテージレギュレータを提供する。
従来の課題を解決するため、本発明のボルテージレギュレータは以下のような構成とした。
ボルテージレギュレータの出力端子にNMOSトランジスタを接続し、出力トランジスタのリーク電流で出力電圧が上昇すると、NMOSトランジスタにリーク電流を流すようにすることで、出力電圧が増大することを防止するリーク電流制御回路を備えた。
本発明のボルテージレギュレータは、出力端子にトランジスタを接続し、軽負荷時にリーク電流により出力電圧が上昇するとトランジスタにリーク電流を流すようにすることで、出力電圧が増大することを防止することができる。
第一の実施形態のボルテージレギュレータの構成を示す回路図である。 第一の実施形態のボルテージレギュレータの他の例を示す回路図である。 第一の実施形態のボルテージレギュレータの他の例を示す回路図である。 第二の実施形態のボルテージレギュレータの構成を示す回路図である。 第二の実施形態のボルテージレギュレータの他の例を示す回路図である。 第二の実施形態のボルテージレギュレータの他の例を示す回路図である。 従来のボルテージレギュレータの構成を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第一の実施形態>
図1は、第一の実施形態のボルテージレギュレータの回路図である。
第一の実施形態のボルテージレギュレータは、PMOSトランジスタ103、104、106、108、121、111と、NMOSトランジスタ105、107、109、114、122、123と、抵抗112、113と、基準電圧回路131と、定電流回路110と、グラウンド端子100と、電源端子101と、出力端子102を備えている。PMOSトランジス103、104、106、108と、NMOSトランジスタ105、107、109、114と、定電流回路110で誤差増幅回路を構成している。PMOSトランジスタ121と、NMOSトランジスタ123、122でリーク電流制御回路を構成している。
次に、第一の実施形態のボルテージレギュレータの接続について説明する。基準電圧回路131は、正極はNMOSトランジスタ105のゲートに接続され、負極はグラウンド端子100に接続される。NMOSトランジスタ105は、ソースはNMOSトランジスタ107のソースに接続され、ドレインはPMOSトランジスタ104のゲートおよびドレインに接続される。PMOSトランジスタ104のソースは電源端子101に接続される。定電流回路110は、一方の端子はNMOSトランジスタ105のソースに接続され、もう一方の端子はグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ103は、ゲートはPMOSトランジスタ104のゲートおよびドレインに接続され、ドレインはNMOSトランジスタ114のゲートおよびドレインに接続され、ソースは電源端子101に接続される。NMOSトランジスタ114のソースはグラウンド端子100に接続される。NMOSトランジスタ109は、ゲートはNMOSトランジスタ114のゲートおよびドレインに接続され、ドレインはPMOSトランジスタ108のドレインに接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ108は、ゲートはPMOSトランジスタ106のゲートおよびドレインに接続され、ソースは電源端子101に接続される。PMOSトランジスタ106のソースは電源端子101に接続される。NMOSトランジスタ107は、ゲートは抵抗113と抵抗112の接続点に接続され、ドレインはPMOSトランジスタ106のゲートおよびドレインに接続される。抵抗113のもう一方の端子は出力端子102に接続され、抵抗112のもう一方の端子はグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ121は、ゲートはPMOSトランジスタ108のゲートに接続され、ドレインはNMOSトランジスタ122のドレインに接続され、ソースは電源端子101に接続される。NMOSトランジスタ122は、ゲートはNMOSトランジスタ109のゲートに接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。NMOSトランジスタ123は、ゲートはNMOSトランジスタ122のドレインに接続され、ドレインは出力端子102に接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ111は、ゲートはPMOSトランジスタ108のドレインに接続され、ドレインは出力端子102に接続され、ソースは電源端子101に接続される。
次に、第一の実施形態のボルテージレギュレータの動作について説明する。電源端子101に電源電圧VDDが入力されると、ボルテージレギュレータは、出力端子102から出力電圧Voutを出力する。抵抗112と113は、出力電圧Voutを分圧し、帰還電圧Vfbを出力する。誤差増幅回路は、基準電圧回路131の基準電圧Vrefと帰還電圧Vfbとを比較し、出力電圧Voutが一定になるよう出力トランジスタとして動作するPMOSトランジスタ111のゲート電圧を制御する。
出力電圧Voutが所定電圧よりも高いと、帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも高くなる。従って、誤差増幅回路の出力信号(PMOSトランジスタ111のゲート電圧)が高くなり、PMOSトランジスタ111がオフしていくので出力電圧Voutは低くなる。また、出力電圧Voutが所定電圧よりも低いと、上記と逆の動作をして、出力電圧Voutは高くなる。この様にして、ボルテージレギュレータは、出力電圧Voutが一定になるように動作する。
PMOSトランジスタ121に流れる電流をI2、NMOSトランジスタ122に流れる電流をI1、NMOSトランジスタ123に流れる電流をI3とする。出力電圧Voutが一定になるように動作しているとき、Vref≒Vfbが成り立ちNMOSトランジスタ105とNMOSトランジスタ107に流れる電流は等しくなる。NMOSトランジスタ105とNMOSトランジスタ107の電流を折り返して得られる電流I2、I1はI1>I2の関係になるように設定されており、NMOSトランジスタ123のゲートはグラウンドレベルとなる。このため、NMOSトランジスタ123はオフして電流を流すことはない。
ここで、高温で出力端子102に小さい負荷が接続された軽負荷時について考える。抵抗113の抵抗値をRF、抵抗112の抵抗値をRS、出力端子102に接続された負荷(図示なし)の抵抗値をRLとする。高温状態となり、PMOSトランジスタ111からリーク電流Ileakが発生すると、そのリーク電流Ileakが抵抗112、113及び負荷に流れ電圧が発生する。この電圧は、Ileak×RL×(RF+RS)/(RL+RF+RS)で表される。
帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも高くなると、誤差増幅回路はPMOSトランジスタ111のゲート電圧を高くして、出力電流を少なくする。更に帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも高くなると、誤差増幅回路はPMOSトランジスタ111をオフする。しかしながら、高温状態でリーク電流Ileakが大きい時は、Ileak×RL×(RF+RS)/(RL+RF+RS)が所望の出力電圧Voutより高くなる。この状態では、誤差増幅回路が出力電圧Voutを制御することが出来ず、出力電圧Voutは所望の電圧より高くなってしまう。
ここで、PMOSトランジスタ111のリーク電流Ileakが上昇して、帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも高くなると、NMOSトランジスタ105に流れる電流が減少し、NMOSトランジスタ107に流れる電流が増加する。従って、電流I1が減少し電流I2が増加すると、NMOSトランジスタ123のゲート電圧が上昇し、NMOSトランジスタ123が電流I3を流す。PMOSトランジスタ111のリーク電流Ileakは、この電流I3として出力端子102から引き抜かれる。従って、抵抗112、113及び負荷にリーク電流Ileakが流れなくなり、出力電圧Voutが上昇することを抑制することができる。
なお、出力電圧Voutが上昇すると、NMOSトランジスタ123のゲート電圧がより上昇する負帰還回路を構成しているため、高温、軽負荷時のリーク電流制御回路の動作によって出力電圧Voutは狙い値よりも少し高い電圧が出力される。
また、本実施形態を高温時として説明したが、出力トランジスタにリーク電流Ileakが発生している状態であればリーク電流制御回路を動作させることが出来るので、高温時以外でも出力電圧Voutが上昇することを抑制することができる。
以上説明したように、第一の実施形態のボルテージレギュレータは、出力端子102にNMOSトランジスタ123を接続し、PMOSトランジスタ111のリーク電流Ileakで出力電圧Voutが上昇するとNMOSトランジスタ123にリーク電流Ileakを流すようにすることで、出力電圧Voutが増大することを防止することができる。
図2は、第一の実施形態のボルテージレギュレータの他の例を示した回路図である。図1との違いはNMOSトランジスタ123のソースに定電流回路301を追加した点である。このような構成にして負帰還回路の利得を落とすことで、負帰還回路が発振することを防止することができる。従って、より安定したボルテージレギュレータを構成することが出来る。
図3は、第一の実施形態のボルテージレギュレータの他の例を示した回路図である。このように、NMOSトランジスタ123のソースに抵抗401を追加しても、同様の効果を得ることができる。
<第二の実施形態>
図4は、第二の実施形態のボルテージレギュレータの回路図である。第一の実施形態との違いは、誤差増幅回路の入力段にPMOSトランジスタを用いた点である。第二の実施形態のボルテージレギュレータは、PMOSトランジスタ501、502、505、508、121、111と、NMOSトランジスタ503、504、506、507、122、123と、抵抗112、113と、基準電圧回路511と、定電流回路512と、グラウンド端子100と、電源端子101と、出力端子102を備えている。PMOSトランジス501、502、505、508と、NMOSトランジスタ503、504、506、507と、定電流回路512で誤差増幅回路を構成している。PMOSトランジスタ121と、NMOSトランジスタ123、122でリーク電流制御回路を構成している。
次に、第二の実施形態のボルテージレギュレータの接続について説明する。基準電圧回路511は、正極はPMOSトランジスタ502のゲートに接続され、負極はグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ502は、ソースはPMOSトランジスタ505のソースに接続され、ドレインはNMOSトランジスタ504のゲートおよびドレインに接続される。NMOSトランジスタ504のソースはグラウンド100に接続される。定電流回路512は、一方の端子はPMOSトランジスタ505のソースに接続され、もう一方の端子は電源端子101に接続される。NMOSトランジスタ503は、ゲートはNMOSトランジスタ504のゲートおよびドレインに接続され、ドレインはPMOSトランジスタ501のゲートおよびドレインに接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ501のソースは電源端子101に接続される。PMOSトランジスタ508は、ゲートはPMOSトランジスタ501のゲートおよびドレインに接続され、ドレインはNMOSトランジスタ507のドレインに接続され、ソースは電源端子101に接続される。NMOSトランジスタ507は、ゲートはNMOSトランジスタ506のゲートおよびドレインに接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。NMOSトランジスタ506のソースはグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ505は、ゲートは抵抗113と抵抗112の接続点に接続され、ドレインはNMOSトランジスタ506のゲートおよびドレインに接続される。抵抗113のもう一方の端子は出力端子102に接続され、抵抗112のもう一方の端子はグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ121は、ゲートはPMOSトランジスタ501のゲートおよびドレインに接続され、ドレインはNMOSトランジスタ122のドレインに接続され、ソースは電源端子101に接続される。NMOSトランジスタ122は、ゲートはNMOSトランジスタ507のゲートに接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。NMOSトランジスタ123は、ゲートはNMOSトランジスタ122のドレインに接続され、ドレインは出力端子102に接続され、ソースはグラウンド端子100に接続される。PMOSトランジスタ111は、ゲートはPMOSトランジスタ508のドレインに接続され、ドレインは出力端子102に接続され、ソースは電源端子101に接続される。
次に、第二の実施形態のボルテージレギュレータの動作について説明する。電源端子101に電源電圧VDDが入力されると、ボルテージレギュレータは、出力端子102から出力電圧Voutを出力する。抵抗112と113は、出力電圧Voutを分圧し、帰還電圧Vfbを出力する。誤差増幅回路は、基準電圧回路511の基準電圧Vrefと帰還電圧Vfbとを比較し、出力電圧Voutが一定になるよう出力トランジスタとして動作するPMOSトランジスタ111のゲート電圧を制御する。
出力電圧Voutが所定電圧よりも高いと、帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも高くなる。従って、誤差増幅回路の出力信号(PMOSトランジスタ111のゲート電圧)が高くなり、PMOSトランジスタ111がオフしていくので出力電圧Voutは低くなる。また、出力電圧Voutが所定電圧よりも低いと、上記と逆の動作をして、出力電圧Voutは高くなる。この様にして、ボルテージレギュレータは、出力電圧Voutが一定になるように動作する。
PMOSトランジスタ121に流れる電流をI2、NMOSトランジスタ122流れる電流をI1、NMOSトランジスタ123に流れる電流をI3とする。出力電圧Voutが一定になるように動作しているとき、Vref≒Vfbが成り立ちPMOSトランジスタ502とPMOSトランジスタ505に流れる電流は等しくなる。PMOSトランジスタ502とPMOSトランジスタ505の電流を折り返して得られる電流I2、I1はI1>I2の関係になるように設定されており、NMOSトランジスタ123のゲートはグラウンドレベルとなる。このため、NMOSトランジスタ123はオフして電流を流すことはない。
ここで、高温で出力端子102に小さい負荷が接続された軽負荷時について考える。抵抗113の抵抗値をRF、抵抗112の抵抗値をRS、出力端子102に接続された小さい負荷(図示なし)の抵抗値をRLとする。高温状態となり、PMOSトランジスタ111からリーク電流Ileakが発生すると、そのリーク電流Ileakが抵抗112、113及び負荷に流れ電圧が発生する。この電圧は、Ileak×RL×(RF+RS)/(RL+RF+RS)で表される。
帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも高くなると、誤差増幅回路はPMOSトランジスタ111のゲート電圧を高くして、出力電流を少なくする。更に帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも高くなると、誤差増幅回路はPMOSトランジスタ111をオフする。しかしながら、高温状態でリーク電流Ileakが大きい時は、Ileak×RL×(RF+RS)/(RL+RF+RS)が所望の出力電圧Voutより高くなる。この状態では、誤差増幅回路が出力電圧Voutを制御することが出来ず、出力電圧Voutは所望の電圧より高くなってしまう。ここで、PMOSトランジスタ111のリーク電流Ileakが上昇して、帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも高くなると、NMOSトランジスタ105に流れる電流が減少し、NMOSトランジスタ107に流れる電流が増加する。従って、電流I1が減少し電流I2が増加すると、NMOSトランジスタ123のゲート電圧が上昇し、NMOSトランジスタ123が電流I3を流す。PMOSトランジスタ111のリーク電流Ileakは、この電流I3として出力端子102から引き抜かれる。従って、抵抗112、113及び負荷にリーク電流Ileakが流れなくなり、出力電圧Voutが上昇することを抑制することができる。
なお、出力電圧Voutが上昇すると、NMOSトランジスタ123のゲート電圧がより上昇する負帰還回路を構成しているため、高温、軽負荷時のリーク電流制御回路の動作によって出力電圧Voutは狙い値よりも少し高い電圧が出力される。
また、本実施形態を高温時として説明したが、出力トランジスタにリーク電流Ileakが発生している状態であればリーク電流制御回路を動作させることができ、高温時以外でも出力電圧Voutが上昇することを抑制することができる。
以上説明したように、第二の実施形態のボルテージレギュレータは、出力端子102にNMOSトランジスタ123を接続し、PMOSトランジスタ111のリーク電流Ileakで出力電圧Voutが上昇するとNMOSトランジスタ123にリーク電流Ileakを流すようにすることで、出力電圧Voutが増大することを防止することができる。
図5は、第二の実施形態のボルテージレギュレータの他の例を示す回路図である。図4との違いはNMOSトランジスタ123のソースに定電流回路601を追加した点である。このような構成にして負帰還回路の利得を落とすことで、負帰還回路が発振することを防止することができる。従って、より安定したボルテージレギュレータを構成することが出来る。
図6は、第二の実施形態のボルテージレギュレータの他の例を示す回路図である。このように、NMOSトランジスタ123のソースに抵抗701を追加しても、同様の効果を得ることができる。
100 グラウンド端子
101 電源端子
102 出力端子
131、511 基準電圧回路
110、301、512、601 定電流回路

Claims (5)

  1. 出力トランジスタが出力する出力電圧を分圧した分圧電圧と基準電圧の差を増幅して出力し、前記出力トランジスタのゲートを制御する誤差増幅回路と、
    入力端子が前記誤差増幅回路に接続され、出力端子が前記出力トランジスタのドレインに接続され、前記出力トランジスタに発生するリーク電流で前記出力電圧が上昇したときに、前記リーク電流を引き抜くことによって、前記出力電圧の上昇を防止するリーク電流制御回路と、を備え
    前記リーク電流制御回路は、ゲートが前記誤差増幅回路に接続され、前記リーク電流の増加を検出する第一のトランジスタと、ゲートが前記誤差増幅回路に接続され、ドレインが前記第一のトランジスタのドレインに接続され、前記リーク電流の増加を検出する第二のトランジスタと、ゲートが前記第一のトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記出力トランジスタのドレインに接続され、前記リーク電流を流す第三のトランジスタと、
    を備えることを特徴とするボルテージレギュレータ。
  2. 前記リーク電流制御回路は、さらに前記第三のトランジスタのソースに接続された第一の定電流回路を備えることを特徴とする請求項に記載のボルテージレギュレータ。
  3. 前記リーク電流制御回路は、さらに前記第三のトランジスタのソースに接続された抵抗を備えることを特徴とする請求項に記載のボルテージレギュレータ。
  4. 前記誤差増幅回路は、
    ゲートに前記基準電圧が入力される第一のNMOSトランジスタと、
    ゲートおよびドレインが前記第一のNMOSトランジスタのドレインに接続され、ソースが電源端子に接続された第一のPMOSトランジスタと、
    ゲートが前記第一のPMOSトランジスタのゲートおよびドレインに接続され、ソースが電源端子に接続された第二のPMOSトランジスタと、
    ゲートおよびドレインが前記第二のPMOSトランジスタのドレインに接続され、ソースがグラウンド端子に接続された第二のNMOSトランジスタと、
    ゲートが前記第二のNMOSトランジスタのゲートおよびドレインと前記第一のトランジスタのゲートに接続され、ソースがグラウンド端子に接続された第三のNMOSトランジスタと、
    ドレインが前記第三のNMOSトランジスタのドレインと前記出力トランジスタのゲートに接続され、ソースが電源端子に接続された第三のPMOSトランジスタと、
    ゲートおよびドレインが前記第三のPMOSトランジスタのゲートと前記第二のトランジスタのゲートに接続され、ソースが電源端子に接続された第四のPMOSトランジスタと、
    ゲートに前記分圧電圧が入力され、ドレインが前記第四のPMOSトランジスタのゲートおよびドレインに接続された第四のNMOSトランジスタと、
    前記第一のNMOSトランジスタのソースと前記第四のNMOSトランジスタのソースに接続された第二の定電流回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のボルテージレギュレータ。
  5. 前記誤差増幅回路は、
    ゲートに前記基準電圧が入力される第一のPMOSトランジスタと、
    ゲートおよびドレインが前記第一のPMOSトランジスタのドレインに接続され、ソースがグラウンド端子に接続された第一のNMOSトランジスタと、
    ゲートが前記第一のNMOSトランジスタのゲートおよびドレインに接続され、ソースがグラウンド端子に接続された第二のNMOSトランジスタと、
    ゲートおよびドレインが前記第二のNMOSトランジスタのドレインに接続され、ソースが電源端子に接続された第二のPMOSトランジスタと、
    ゲートが前記第二のPMOSトランジスタのゲートおよびドレインと前記第二のトランジスタのゲートに接続され、ソースが電源端子に接続された第三のPMOSトランジスタと、
    ドレインが前記第三のPMOSトランジスタのドレインと前記出力トランジスタのゲートに接続され、ソースがグラウンド端子に接続された第三のNMOSトランジスタと、
    ゲートおよびドレインが前記第三のNMOSトランジスタのゲートと前記第一のトランジスタのゲートに接続され、ソースがグラウンド端子に接続された第四のNMOSトランジスタと、
    ゲートに前記分圧電圧が入力され、ドレインが前記第四のNMOSトランジスタのゲートおよびドレインに接続された第四のPMOSトランジスタと、
    前記第一のPMOSトランジスタのソースと前記第四のPMOSトランジスタのソースに接続された第二の定電流回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のボルテージレギュレータ。
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