JP6325602B2 - ポイント管理システム、ポイント管理方法、及び、ポイント管理プログラム - Google Patents

ポイント管理システム、ポイント管理方法、及び、ポイント管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信機能を有する携帯端末との近距離通信が可能な自動販売機と、前記携帯端末とネットワークを介して通信可能な管理サーバと、を備えるポイント管理システム、携帯端末との近距離通信が可能な自動販売機と、前記携帯端末とネットワークを介して通信可能な管理サーバと、を用いたポイント管理方法、及び、当該ポイント管理システムに用いる前記携帯端末に利用可能なポイント管理プログラムに関する。
近年、例えば特開2016−53922号公報(特許文献1)には、販売促進の目的で、自動販売機で購入した飲料等に対して、購入者にポイントを付与することが提案されている。具体的には、飲料等を販売する自動販売機を近距離通信可能にし、自動販売機で購入した商品の情報を近距離通信によりスマートフォン等の携帯端末に取得させ、ユーザごとにポイントを管理している管理サーバと携帯端末との通信により管理サーバに保管された当該ユーザの保有ポイントに購入した商品の価格に応じたポイントを加算するといったことが提案されている。
特開2016−53922号公報
ただし、特許文献1では、加算するポイントは商品の価格に応じて決定されるもので商品の種類間での差別化がなされておらず、新商品の販売等、特定の種類の商品の販売促進を行おうとする場合には不十分であった。
そこで、特定の商品の販売促進を行うのに効果的なポイント管理システム、ポイント管理方法、及び、ポイント管理プログラムが望まれる。
本発明に係るポイント管理システムは、
通信機能を有する携帯端末との近距離通信が可能な自動販売機と、前記携帯端末とネットワークを介して通信可能な管理サーバと、を備えるポイント管理システムであって、
前記自動販売機は、
前記携帯端末との近距離通信が可能な近距離通信部と、
前記近距離通信部に、前記近距離通信部と通信状態にある前記携帯端末に対して、ユーザが購入する商品に関する商品情報を送信させる自販機制御部と、を備え、
前記管理サーバは、
前記携帯端末から、当該携帯端末を識別する識別情報及び前記商品情報を受信する通信部と、
各ユーザの保有するポイントをユーザごとに記憶する記憶部と、
前記商品情報を受信したときに、前記記憶部に記憶された、前記識別情報により特定されるユーザの保有ポイントにポイントを加算して、加算後のポイントを前記記憶部に記憶させるポイント加算部と、を備え、
前記ポイント加算部は、前記商品情報に基づき商品の種類を特定し、特定した商品の種類に応じて異なるポイントを加算する。
この構成では、管理サーバが、購入する商品に関する商品情報を自動販売機から携帯端末を介して取得し、その商品情報から特定される商品の種類に応じて加算するポイントに格差を設けるため、新たに販売しようとしている商品等、特に販売を促進したい特定の商品と他の商品との間にポイントの格差を設けることができる。これにより、特定の商品についての販売促進を効果的に行うことができる。
1つの態様として、前記ポイント加算部は、商品の種類ごとのユーザの健康への寄与度に基づいて、商品の種類に応じた異なるポイントを加算すると好適である。
近年、人の健康に対して一定の効果が認められる特定保健用食品等のユーザの健康に寄与する商品が販売されているが、この構成によれば、商品の種類におけるユーザの健康への寄与度に応じて、加算するポイントに格差を設けるから、ユーザの健康に寄与する商品の販売を効果的に促進することができる。特に、健康に無関心なユーザも頻繁に利用する自動販売機で上記構成のようなことを行うことにより、健康に無関心なユーザに対して特定保健用食品等を購入するきっかけを与えることができ、健康に対する興味の喚起や意識の向上を図ることができる。
1つの態様として、前記管理サーバは、前記携帯端末から送信されるユーザからの指示に応じて、他のポイントサービスのポイントを前記記憶部に記憶されるポイントに変換して前記記憶部に記憶されている当該ユーザの保有ポイントに加算する、又は、前記記憶部に記憶された当該ユーザの保有ポイントの全部又は一部を減算して、減算したポイントを他のポイントサービスのポイントに変換するポイント変換部を備えると好適である。
この構成によれば、他のポイントサービスとの連携により一層販売促進の効果を高めることができる。特に、健康への寄与度に応じて加算するポイントに格差を設ける場合に、健康に関連してポイントを付与している他のポイントサービスと連係させるなど、一定の目的に応じてポイントの格差を設けている場合に、当該目的と関連する他のポイントサービスと連係させれば、ユーザの当該目的(健康など)に対する興味や意識の一層の向上を図ることができ、自動販売機を利用するユーザに対して当該目的に関連する商品の販売を一層促進でき、且つ、他のポイントサービスを利用しているユーザを新たに取り込むこともできるため、極めて効果的となる。
1つの態様として、前記ポイント加算部は、商品の種類と他の条件とを組み合わせて異なるポイントを加算すると好適である。
この構成によれば、他の条件と組み合わせることでより柔軟な販売促進を行うことができる。
1つの態様として、前記ポイント加算部は、商品購入時の時間に関する時間情報を取得して、所定の商品の種類について、購入時間を前記他の条件として、前記時間情報から特定される購入時間に応じて異なるポイントを加算すると好適である。
この構成によれば、特定の時間帯に特定の商品を購入することで加算ポイントを増やすなど、より柔軟な販売促進を行うことができ、特定の種類の商品についての販売促進を一層効果的に行うことができる。
1つの態様として、前記通信部は、前記商品情報に加え、前記他の条件として前記自動販売機の設置場所に関する場所情報も前記携帯端末から受信し、前記ポイント加算部は、所定の商品の種類について、設置場所を前記他の条件として、前記場所情報から特定される設置場所に応じて異なるポイントを加算すると好適である。
この構成によれば、特定の地域のユーザや、特定の建物・施設(会社のビル、工場、学校等)を頻繁に利用するユーザ(会社員、作業員、学生等)に対して特にポイントを加算するなど、より柔軟な販売促進を行うことができ、特定の種類の商品についての販売促進を一層効果的に行うことができる。
1つの態様として、前記自販機制御部は、前記近距離通信部が、通信状態にある前記携帯端末から、保有ポイントを対価としてユーザ指定の商品を購入する旨の購入情報を受信したとき、ユーザ指定の商品を前記自動販売機から排出させる商品購入処理を実行可能であり、前記管理サーバは、前記通信部が、前記携帯端末からユーザ指定の商品に相当するポイントを消費する旨の消費情報を受信したとき、前記記憶部に記憶してある当該ユーザの保有ポイントからユーザ指定の商品に相当するポイントを減算させるポイント消費部を備えると好適である。
この構成によれば、ポイントを消費して商品を購入することが可能となり、自動販売機からの商品購入により貯めたポイントを自動販売機で使用できるため、ポイントを利用しやすく、商品の販売促進を効果的に行うことができる。また、上記構成では、携帯端末からの指示のみで自動販売機から商品を排出するので、ユーザに対する利便性を向上させることができる。
1つの態様として、前記自販機制御部は、前記携帯端末からの要求に応じて、前記近距離通信部に当該自動販売機で販売している商品の情報である販売商品情報を前記携帯端末に送信させると好適である。
この構成によれば、利用しようとする自動販売機に合わせた商品のみを携帯端末に表示させることが可能となるので、ユーザに対する利便性を向上させることができる。
1つの態様として、前記ポイント消費部は、前記通信部が前記携帯端末からの残ポイント数の要求を受信したとき、前記識別情報により特定されるユーザの保有ポイント数を前記通信部から当該携帯端末に送信させると好適である。
この構成によれば、ユーザの残ポイント数に合わせた表示を携帯端末に実行させることが可能となるので、ユーザに対する利便性を向上させることができる。
本発明に係るポイント管理方法は、
通信機能を有する携帯端末との近距離通信が可能な自動販売機と、前記携帯端末とネットワークを介して通信可能な管理サーバと、を用いたポイント管理方法であって、
前記自動販売機により、ユーザが購入する商品に関する商品情報の入力を受ける入力ステップと、
前記近距離通信部と通信状態にある前記携帯端末に対して、入力された前記商品情報を送信させる送信ステップと、
前記管理サーバにより、前記携帯端末から、当該携帯端末を識別する識別情報及び前記近距離通信部から送信された前記商品情報を受信する受信ステップと、
前記商品情報を受信したときに、前記管理サーバに記憶された、前記識別情報により特定されるユーザの保有ポイントにポイントを加算するポイント加算ステップと、を含み、
前記ポイント加算ステップでは、前記商品情報に基づき商品の種類を特定し、特定した商品の種類に応じて異なるポイントを加算する。
本発明に係るポイント管理プログラムは、
携帯端末との近距離通信が可能な自動販売機と、前記携帯端末とネットワークを介して通信可能な管理サーバと、を備えるポイント管理システムに用いる前記携帯端末に利用可能なポイント管理プログラムであって、
前記携帯端末を前記自動販売機と通信状態にさせる近距離通信接続機能と、
前記携帯端末が、通信状態にある前記自動販売機から購入する商品の種類に関する商品情報を受信したとき、前記携帯端末に受信した前記商品情報を前記管理サーバに対して送信させる購入情報送信機能と、
前記管理サーバが商品の購入に対して商品の種類に応じて異なるポイントを加算する場合、他の種類の商品と比べて有利なポイントが付与される商品の種類を前記携帯端末の表示部に表示させる販売促進情報通知機能と、
を前記携帯端末に実現させる。
この構成では、管理サーバが商品の種類に応じて加算するポイントに格差を設けるときに、有利なポイントが付与される商品を伝達するから、特定の種類の商品についての販売促進を効果的に行うことができる。
1つの態様として、前記携帯端末に、前記携帯端末に対するユーザからの入力に応じて、他のポイントサービスのポイントを前記管理サーバに保管されるポイントに変換して前記管理サーバに保管されている当該ユーザの保有ポイントに加算する、又は、前記管理サーバに保管されている当該ユーザの保有ポイントの全部又は一部を減算して、減算したポイントを他のポイントサービスのポイントに変換する旨のポイント変換情報を生成させ、前記ポイント変換情報を前記管理サーバへ送信させるポイント変換機能を前記携帯端末に実現させると好適である。
この構成によれば、管理サーバの保管するポイントと他のポイントサービスとのポイントの変換を容易に行うことができる。
1つの態様として、前記購入情報送信機能として、前記携帯端末に、商品購入時の時間に関する時間情報も送信させ、前記管理サーバが所定の商品の種類について商品の購入時間に応じて異なるポイントを加算する場合、前記販売促進情報通知機能として、他の時間帯と比べて有利なポイントが付与される購入時間帯を前記携帯端末の表示部に表示させると好適である。
1つの態様として、前記管理サーバが所定の商品の種類について商品の購入時間に応じて異なるポイントを加算する場合、前記販売促進情報通知機能として、他の時間帯と比べて有利なポイントが付与される購入時間帯又は当該購入時間帯の所定時間前の時刻に現在時刻が達したときに、前記携帯端末に、ユーザに対する通知を行わせると好適である。
これらの構成によれば、管理サーバが購入時間に応じて加算するポイントに格差を設けるときに、有利なポイントが付与される購入時間を伝達するから、販売促進を効果的に行うことができる。
1つの態様として、前記購入情報送信機能として、前記携帯端末に、前記商品情報を送信する前記自動販売機の設置場所に関する場所情報を取得させて、前記管理サーバに対し前記場所情報も送信させて、前記管理サーバが商品の購入場所に応じて加算するポイントを変動させる場合、前記販売促進情報通知機能として、他の購入場所と比べて有利なポイントが付与される購入場所を前記携帯端末の表示部に表示させると好適である。
1つの態様として、前記管理サーバが商品の購入場所に応じて加算するポイントを変動させる場合、前記販売促進情報通知機能として、他の購入場所と比べて有利なポイントが付与される購入場所の所定範囲内に前記携帯端末が入ったときに、前記携帯端末に、ユーザに対する通知を行わせると好適である。
これらの構成によれば、管理サーバが購入場所に応じて加算するポイントに格差を設けるときに、有利なポイントが付与される購入場所を伝達するから、販売促進を効果的に行うことができる。
1つの態様として、ユーザの指示に基づいて、前記携帯端末に、通信状態にある前記自動販売機に対して、前記保有ポイントを対価としてユーザ指定の商品を購入する旨の購入情報を送信させて、前記自動販売機にユーザ指定の商品を自動販売機から排出させる商品購入処理と、前記購入情報の送信に伴い、前記携帯端末に、前記管理サーバに対して、ユーザ指定の商品に相当するポイントを消費する旨の消費情報を送信させて、前記管理サーバの管理する当該ユーザの保有ポイントからユーザ指定の商品に相当するポイントを減算させるポイント消費処理と、を行わせる商品購入/ポイント消費機能を、前記携帯端末に実現させると好適である。
この構成によれば、携帯端末による自動販売機と管理サーバそれぞれとの通信により、携帯端末を操作するのみで、保有ポイントを消費して自動販売機から商品を排出させることができる。そして、このようにしてポイントを利用することにより、販売の促進を図ることができる。
1つの態様として、通信状態にある前記自動販売機から、当該自動販売機で販売している商品の情報である販売商品情報を取得させ、前記販売商品情報に基づいて、当該自動販売機で販売している商品のうちの、ポイントの消費により購入可能な対象商品を前記携帯端末の表示部に表示させる対象商品表示機能、を前記携帯端末に実現させると好適である。
この構成によれば、利用しようとする自動販売機に合わせた商品が表示され、ユーザに対する利便性を向上させることができる。
1つの態様として、前記対象商品表示機能において、前記管理サーバから当該ユーザの残保有ポイント数を取得させ、前記対象商品のうち、当該ユーザの残保有ポイント数で購入可能な商品を他と区別して表示させると好適である。
この構成によれば、購入可能な商品を区別して表示することで、ユーザに対する利便性を向上させることができる。
本実施形態に係る管理システムの概要図 自動販売機の概略図 携帯端末のブロック図 管理サーバのブロック図 ポイント加算処理のフローチャートを示す図 ポイント変換処理のフローチャートを示す図 ポイント消費処理のフローチャートを示す図
本発明に係るポイント管理システム、ポイント管理方法、及び、ポイント管理プログラムの実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態に係るポイント管理システム1は、近距離通信が可能な自動販売機10と、自動販売機10との近距離通信が可能な携帯端末20と、携帯端末20とネットワーク40を介して通信可能な管理サーバ30と、を備える。
概略について説明すると、ポイント管理システム1は、自動販売機10で購入した商品に対してユーザにポイントを付与することにより販売を促進しようとするものである。より詳しくは、管理サーバ30にユーザごとのポイントを管理させることとし、自動販売機10と通信状態にある携帯端末20が、自動販売機10で購入した商品に関する情報を受信して、この情報を管理サーバ30に送信することにより、購入した商品に対するポイントを当該ユーザの保有ポイントに加算するようになっている。そして、図示では省略してあるが、自動販売機10や携帯端末20は一個に限られず、複数の自動販売機10や携帯端末20が用いられることが予定されており、各自が携帯端末20を備える多数のユーザが、各地に点在する各自動販売機10を利用するときに、自身の携帯端末20を自動販売機10及び管理サーバ30と通信状態にして、自身の購入した商品の情報を携帯端末20を介して自動販売機10から管理サーバ30に送信させることで、各自が購入した商品に応じたポイントが多数のユーザについて管理サーバ30により保管されることになる。そして、特に、本実施形態のポイント管理システム1では、加算するポイントに商品の種類に応じて格差を設けていたり、保有しているポイントからの他のポイントサービスのポイントへの変換や他のポイントサービスのポイントからの当該ポイント管理システム1のポイントへの変換を行ったり、保有したポイントで自動販売機10の商品の購入を可能にしており、これにより、販売の促進を図っている。以下、各部の構成について、具体的に説明する。
自動販売機10は、複数種の商品を販売するものであり、販売する商品については特に限定されないが、本実施形態では、複数種の飲料品を販売するものを例に説明する。自動販売機10は、具体的には、図2に示すように、販売する商品を表示する表示部11、購入する商品に関する情報の入力を受ける入力部12、入力部12に対する入力に応じて商品を商品排出口14から排出させる制御部(自販機制御部に相当)13などを備える。表示部11は、商品サンプルが並べられたものでもよく、また、液晶画面に商品が表示されるものでもよい。また、本実施形態では、入力部12は、表示部11に表示される商品ごとに押しボタン式で設けられており、入力部12ごとに固有のボタンIDが設定されている。なお、図示しない自販機記憶部には、このボタンIDと、これと対応する購入した商品に関する商品ID(商品情報に相当)とが関連付けられた対応情報が記憶されている。そして、ユーザが金銭を投入し、購入しようとする商品に対応する入力部12に対して入力(押し操作)が行われると、制御部13は入力のあった入力部12のボタンIDに応じた商品を商品排出口14から排出させる。その他、制御部13は、後述する近距離通信部15が、通信状態にある携帯端末20から、保有ポイントを対価としてユーザ指定の商品を購入する旨の購入情報(例えばボタンID,商品ID)を受信したとき、ユーザ指定の商品を自動販売機10の商品排出口14から排出させる商品排出処理を実行可能になっている。
また、本実施形態の自動販売機10では、携帯端末20との近距離通信を可能にするべく、携帯端末との近距離通信が可能な近距離通信部15を設けてある。近距離通信部15は、NFC(Near Field Communication)、WiFi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信等の何らかの手段により近距離通信が可能な装置であればよく、本実施形態では、近距離通信部15の一例として、Bluetoothに従った近距離通信が可能なビーコン端末を用いている。より具体的には、自動販売機10内に制御部13の制御下で近距離通信部15としてのビーコン端末を組み込んでいる。
近距離通信部15の動作について説明すると、制御部13は、近距離通信部15に、所定間隔ごとに、当該近距離通信部15を識別するビーコンIDを含むビーコン信号を送信させるようにしてある。なお、ビーコンIDは、当該ビーコン端末を設けた自動販売機10や、ビーコン端末と結びつく自動販売機の設置場所と結び付けられている(即ち、ビーコンIDは、商品情報(商品ID)を送信する自動販売機10の設置場所に関する場所情報に相当する)。携帯端末20を携帯したユーザが自動販売機10に近づいたときに、送信されたビーコン信号を携帯端末20が受信して携帯端末20から応答があると、近距離通信部15と携帯端末20とが接続されて通信状態となる。そして、近距離通信部15と携帯端末20とが通信状態にあるときに自動販売機10において商品の購入があると(即ち、入力部12に対する入力があると)、制御部13は、図示しない自販機記憶部の対応情報からボタンIDに対応する商品IDを特定し、近距離通信部15に、近距離通信部15と通信状態にある携帯端末20に対して、商品IDを送信させるようにしてある。これにより、携帯端末20に、購入した商品の種類に関する情報が伝達される。
その他、図示しない自販機記憶部には当該自動販売機10で販売している商品の情報である販売商品情報が記憶されており、制御部13は、携帯端末20からの要求に応じて(より詳しくは近距離通信部15が後述の販売商品情報の要求を受信したとき)、近距離通信部15に当該自動販売機で販売している商品の情報に関する販売商品情報(例えば、当該自動販売機で販売している各商品の商品ID)を携帯端末20に送信させる。これにより、当該自動販売機10で販売している商品が何であるかを携帯端末20に知らせることができる。この際、販売している商品の中で売り切れの商品がある場合には、当該商品が売り切れであることを反映させた販売商品情報を送信するようにしてある(例えば、当該商品が売り切れである旨の情報を併せて送信する、当該売り切れ商品を販売商品情報から削除する等)。
携帯端末20は、自動販売機10との近距離通信が可能であり、且つ、管理サーバ30とネットワーク40を介して通信可能な通信機能を有する通信機器であればどのようなものであってもよいが、例えばスマートフォン等の携帯電話であれば好ましく、本実施形態では、携帯端末20としてスマートフォンを用いた例について説明する。本実施形態では、携帯端末20は、ディスプレイ等からなる表示部21、タッチパネル等からなる入力部22、CPU等からなる制御部23、メモリ等からなる端末記憶部24、及び、Bluetooth通信機能を有する通信部25を備えている。なお、図3では省略してあるが、携帯端末20には通話機能等の携帯電話としての基本機能を実現するためのハードウェア及びソフトウェアが搭載されている。また、詳しくは後述するが、端末記憶部24には、本実施形態に係るポイント管理プログラムの一例としての、本ポイント管理システム1に必要なアプリケーションAP(ポイント管理プログラムに相当)が記録されている。そして、制御部23が、アプリケーションAPに従って、携帯端末20に本ポイント管理システム1の利用に必要な動作を実行させるようになっている。このアプリケーションAPは、所定のサーバからダウンロード可能にしてあり、ユーザが自身の携帯端末20にアプリケーションAPをダウンロードすることで、ポイント管理システム1が利用可能となっている。
アプリケーションAPが携帯端末20に実行させる種々の機能については後述するが、携帯端末20は、アプリケーションAPに従って、自動販売機10からビーコンID、商品IDを受信して、受信したビーコンID、商品IDを管理サーバ30に送信するようになっている。また、携帯端末20は、受信したビーコンID、商品IDのほか、当該携帯端末20を識別する端末ID(識別情報に相当)、商品購入時の時間に関する時間情報を管理サーバ30に送信するようになっている。
管理サーバ30は、ユーザの購入した商品に対するポイントを当該ユーザごとに管理するためのものであり、一般的なサーバ用マシンからなる。具体的には、図4に示すように、管理サーバ30は、携帯端末20とネットワーク40を介して通信可能である通信機器等からなる通信部31と、CPUからなり各種のデータ処理を行う制御部32と、例えばハードディスクからなる記憶部33と、を備えている。そして、管理サーバ30では、携帯端末20から送信されるビーコンID、商品ID、端末ID、時間情報を通信部31により受信して、記憶部33に記憶された情報に基づいて、制御部32により種々の処理が行われる。以下、管理サーバ30の実行する処理について具体的に説明する。
まず、記憶部33では各ユーザの保有するポイントをユーザごとに記憶する。具体的には、アプリケーションAPを通じてユーザから登録情報を取得し、記憶部33上のデータベースにユーザの登録情報を端末IDと関連付けて順次記憶する。そして、後述するポイント加算部34の処理に応じて、受信した端末IDに対応するユーザに対して、購入した商品に応じたポイントが加算されていく。なお、ユーザの保有するポイント数の他、商品購入ごとに、購入した商品及び商品の種類、購入場所、購入時間も蓄積して記憶するようになっている。その他、記憶部33には、ビーコンIDに対応する自動販売機10の設置場所を各ビーコンIDと対応付けて記憶してある。これにより、ビーコンIDや商品IDを取得することで、ユーザがどの設置場所の自動販売機10でどの商品を購入したかがわかることになる。さらに、記憶部33は、ポイントを消費してどの商品が購入できるか、及び、ポイントの消費で購入できる各商品の消費ポイント数に関するポイント消費情報も記憶してある。このポイント消費情報を携帯端末20が取得すれば、利用しようとしている自動販売機10で販売している商品であって、ポイントを利用して購入可能な商品のみを表示した購入画面を携帯端末20の表示部21に表示させることが可能になる。なおこのポイント消費情報は、アプリケーションAP自体に組み込んでおく等により、携帯端末20の端末記憶部24に記憶させるようにしてもよい。
制御部32は、ポイント加算部34、ポイント変換部35、及びポイント消費部36の各種の機能部を有している。各機能部について説明すると、ポイント加算部34は、商品IDを受信したときに、記憶部33に記憶された、端末IDにより特定されるユーザの保有ポイントにポイントを加算して、加算後のポイントを記憶部33に記憶させるものである。そして、本実施形態では、ポイント加算部34は、商品IDに基づき商品の種類を特定し(具体的には商品IDに対応する商品を特定した上で、その商品の種類を特定する)、特定した商品の種類に応じて異なるポイントを加算することが可能になっている。つまり、商品の価格に応じたポイントを付与したり、商品の種類に関わらず一定のポイントを付与するというように商品の種類とは無関係にポイントを付与するのではなく、特定の種類の商品だけに有利なポイントを付与することが可能となっている。
ここで、商品の種類とは、お茶、水、コーヒー、清涼飲料水、後述する特保飲料といった飲料の品種で分類したものや、飲料の品種とは関係なく、新商品や、特定の季節でのみ販売する季節商品など販売時期と関連したカテゴリーで分類したものなど、所定の基準により分類されるものであれば特に限定されない。このようなポイント加算部によれば、新たに販売しようとしている商品等、特に販売を促進したい特定の商品と他の商品との間にポイントの格差を設けることができ、特定の種類の商品についての販売促進を効果的に行うことができる。また、特定の場所(学校、工場、会社など)に対して販売促進を望む場合や、ある時間帯向け(朝方向け等)の商品を販売する場合など、より柔軟な販売促進を行うべく、ポイント加算部34は、時間情報やビーコンIDを取得して、所定の商品の種類について、時間情報やビーコンIDから特定される購入時間や自動販売機10の設置場所に応じて異なるポイントを加算することも可能になっている。
上記のような処理を行うため、具体的には、記憶部33に、ポイント加算部34での加算ポイント数の演算のために必要なポイント情報(各商品がいずれの種類の属するかの分類表、一回の商品購入に対する各商品種についての加算ポイント数、各商品についての購入時間や購入場所に応じた加算ポイント数の変動の有無、購入時間や購入場所の変動がある場合にはその購入時間や購入場所とそのときの加算ポイント数等)を記憶させておく。そして、ポイント加算部34は、受信したビーコンID、商品ID、時間情報に基づいて、購入した商品、購入場所、購入時間を特定し、特定した商品、購入場所、購入時間、及び、記憶部33に記憶したポイント情報に基づいて、そのときの商品購入に対する加算ポイント数を演算し、演算した加算ポイント数を、端末IDから特定されるユーザの保有ポイントに加算する、といった処理を行うようにしてある。
このようなポイント加算部34について、特に、本実施形態では、ポイント加算部34は、商品の種類ごとのユーザの健康への寄与度に基づいて、商品の種類に応じた異なるポイントを加算するようにしてある。具体的には、近年、人の健康に対して一定の効果が認められる特定保健用食品に認められたいわゆる特保飲料が販売されているが、自動販売機10が販売する商品のうち、特保飲料に当たる種類の商品をユーザの健康への寄与度が高い商品として、特保飲料に当たる種類の商品について、例えば、通常商品を一点購入するごとに1ポイントを付与するところ、特保飲料に当たる種類の商品を購入したときは5ポイント付与するなど、他の種類の商品と比べて有利なポイントを付与するようにポイント加算部34が設定されている(言い換えれば、記憶部33に記憶する上記ポイント情報がそのように設定されている)。また、ユーザの健康への寄与度に基づきポイントに格差を設けることとしては、特保飲料以外にも茶やミネラルウォーターなどの一般に健康によい商品を購入したときに有利なポイントを付与することも挙げられ、さらにユーザの健康への寄与度に基づき細かく分類するようにしてもよい。
さらに、商品の種類と他の条件を組み合わせて異なるポイントを加算することも可能である。例えば、特保飲料の種類が、一定の時間帯(例えば朝、昼、夕方、晩、食前食後など)に服用することで特に効果があるものである場合には、さらに、その時間帯に購入したときに一層有利なポイントを付与するように設定しておくことが挙げられる。また、一定の業種・職種や生活習慣を有する者を特に対象とする種類の商品がある場合には、それらの者が日常又は頻繁に利用する場所に設置してある自動販売機10でその種類の商品を購入したときに、一層有利なポイントを付与するようにしてもよい。その他、対象の特保飲料が、毎日継続して服用したり、毎日決まった時間帯に服用し続けることで、特に効果が見込めるものである場合には、所定日数連続して購入したり、決まった時間帯に所定日数連続して対称の種類の商品を購入したときに、一層有利なポイントを付与するようにしてもよい。また、ユーザの登録情報(性別、年齢など)に応じて加算するポイントに差を設けるようにし、特定の年齢層(30代、40代、高齢者など)や特定の性別などの特定のユーザ層に向けた商品があるときは、その年齢層や性別に当たる層のユーザに一層有利なポイントを付与するようにしてもよい。
このように、商品の種類ごとのユーザの健康への寄与度に応じて、加算するポイントに格差を設けることで、ユーザの健康に寄与する商品の販売を効果的に促進することができ、特に、健康に無関心なユーザも頻繁に利用する自動販売機10でこのようなことを行うことにより、健康に無関心なユーザに対して特保飲料を購入するきっかけを与えることができ、健康に対する興味の喚起や意識の向上を図ることができる。
そのほかにも、ポイント加算部34は、初回の登録時や、所定の種類の商品についての購入累積本数や種類関係なく総計の購入累積本数に応じて特別にポイントを加算するようにもしてある。なお、購入累積本数のカウントはキャンペーン期間中など所定期間内での累積本数でもよいし、期間で区切らない累積本数でもよい。
なお、記憶部33に記憶してあるポイント情報やポイント消費情報等の各種の情報は管理サーバ30に管理者がアクセスして書き換え可能にしてあり、どのような基準でポイントを加算するかは適宜変更可能になっている。このため、ユーザの健康への寄与度に基づいて加算するポイントに格差を設けるのみならず、新商品販売時や季節商品の販売時には、その新商品や季節商品について、加算するポイントに格差を設けるようにすることも可能であり、この場合、ユーザの健康への寄与度と同様にして購入時間等でポイントに差を設けることも可能である。
ポイント変換部35は、携帯端末20から送信されるユーザからの指示(後述するポイント変換情報)に応じて、他のポイントサービスのポイントを記憶部33に記憶されるポイントに変換して記憶部33に記憶されている当該ユーザの保有ポイントに加算する、又は、記憶部33に記憶された当該ユーザの保有ポイントの全部又は一部を減算して、減算したポイントを他のポイントサービスのポイントに変換する。このような他のポイントサービスとの連携により一層販売促進の効果を高めることができる。特に、本実施形態では、健康への寄与度に応じて加算するポイントに格差を設けているため、ユーザの健康に関連してポイントを付与している他のポイントサービス(例えばKENPOS(登録商標)など)と連係させて、双方向又は一方向(記憶部33に記憶されている保有ポイントから他のポイントサービスのポイントへの変換か、その逆のいずれかのみ)でのポイント変換が行えるようにしてある。その他にも、一定の目的に応じてポイントの格差を設けている場合に、当該目的と関連する他のポイントサービスと連係させて、双方向又は一方向でのポイント変換が行えるようにしてある。これにより、ユーザの当該目的(健康など)に対する興味や意識の一層の向上を図るとともに、自動販売機10を利用するユーザに対して当該目的に関連する商品の販売を一層促進でき、且つ、他のポイントサービスを利用しているユーザを新たに取り込むこともできる。例えば、ポイント変換の実行は、ユーザにより指定された提携先のポイントサービスの管理サーバに必要な情報を送信し、提携先のポイントサービスの管理サーバから応答があったときに、自身の保管する保有ポイントの加算/減算を行うことが挙げられる。
ポイント消費部36は、ユーザが自己の保有しているポイントを消費して、自動販売機10から商品を購入するときの処理を実行する。具体的には、ポイント消費部36は、携帯端末20からのポイント消費の指示の送信を受ける前段階として、通信部31が携帯端末20からの残ポイント数の要求を受信したとき、識別情報により特定されるユーザの保有ポイント数を通信部から当該携帯端末に送信させる。これにより、ユーザがポイントを消費して購入可能な商品を知ることができるので、ユーザに対する利便性が向上する。そして、通信部25が、ユーザの携帯端末20から、ユーザが保有するポイントを消費して、自動販売機から商品を購入する旨の指示(ユーザ指定の商品に相当するポイントを消費する旨の消費情報)を受信したとき、記憶部33に記憶してある当該ユーザの保有ポイントからユーザ指定の商品に相当するポイントを減算させる。
また、ポイント加算部34、ポイント変換部35、及びポイント消費部36は、それぞれ、通信部21に、加算・変換・減算後の保有ポイントを携帯端末20に対して送信させるようにしてある。これにより、ユーザが加算・変換・減算後の保有ポイントを知ることができる。
次に、アプリケーションAPについて説明する。アプリケーションAPは、携帯端末20に本ポイント管理システム1の利用に必要な動作を実行させるためのものであり、本ポイント管理システム1の利用に当たり、近距離通信接続機能、購入情報送信機能、保有ポイント通知機能、近距離通信切断機能、販売促進情報通知機能、ポイント変換機能、対象商品表示機能、商品購入/ポイント消費機能等を携帯端末20に実行させるようにしてある。
各機能について説明すると、近距離通信接続機能では、携帯端末20を自動販売機10と通信状態にさせる。より詳しくは、通信部25が近距離通信部15からのビーコン信号を受信したとき、自動的に、又は、ユーザからの指示に応じて、通信部25に、ビーコン信号に含まれるビーコンIDと、当該携帯端末20を識別するための端末ID(識別情報に相当)を管理サーバ30に対して送信させる。そして、管理サーバ30からの応答として、近距離通信部15との通信に必要なキー等を含む認証を通信部25が受信すると、近距離通信部15に対して応答させて、携帯端末20を近距離通信部15と接続させて通信状態とする。なお、近距離通信接続機能はアプリケーションAPを立ち上げているときのみ実行されるようにしてもよいし、アプリケーションAPを立ち上げていないときにも、通信部25が近距離通信部15からのビーコン信号を受信したときに自動的に実行させるようにしてもよい。また、通信部25が近距離通信部15からのビーコン信号を受信したときに、ユーザに対して通知を行うようにしてもよい。
購入情報送信機能では、通信状態にある近距離通信部15から送信された商品IDを通信部25が受信したとき、自動的に、又は、ユーザからの指示に応じて、通信部25に、管理サーバ30に対して受信した商品IDを送信させる。また、購入情報送信機能として、(本実施形態では商品IDの送信とともに)商品購入時の時間に関する時間情報も送信させる。その他、近距離通信接続機能で行われてはいるが、ビーコンID(自動販売機10の設置場所に関する場所情報に相当)を取得させて、管理サーバ30に対しビーコンIDを送信させることも、購入情報送信機能に含まれる。購入情報送信機能では、購入した商品に関する商品情報と、購入時の時間情報と、商品情報を送信する自動販売機10の設置場所に関する場所情報と、を管理サーバ30に対して送信させる。
保有ポイント通知機能では、購入情報送信機能の実行に伴い管理サーバ30に保管されているユーザの保有ポイントにポイントが加算された後や、管理サーバ30においてポイント変換やポイント消費が行われた後に、管理サーバ30からその旨の通知があったとき、表示部21に加算/変換/減算後のポイント数又は加算/変換/減算されたポイント数を表示させる。
近距離通信切断機能では、商品IDと時間情報との送信に対する応答として管理サーバ30から保有ポイントの送信があったときなど所定の条件を満たしたときに、通信部25と近距離通信部15との接続を切断させる。なお、所定の条件としては、管理サーバ30から保有ポイントの通知があったときに限定されず、その他にも、近距離通信接続から所定時間経過したときや、ユーザからの指示があったとき、ユーザが自動販売機10から離れる等により近距離通信部15からの信号強度が所定値を下回ったときなどが挙げられる。
販売促進情報通知機能では、管理サーバ30が商品の購入に対して商品の種類に応じて異なるポイントを加算する場合、他の種類の商品と比べて有利なポイントが付与される商品の種類を携帯端末20の表示部21に表示させる。その他、管理サーバ30が商品の購入時間や購入場所に応じて異なるポイントを加算する場合、他の時間帯と比べて有利なポイントが付与される購入時間帯を前記携帯端末の表示部に表示させたり、他の時間帯と比べて有利なポイントが付与される購入時間帯又は当該購入時間帯の所定時間前の時刻に現在時刻が達したときや、他の購入場所と比べて有利なポイントが付与される購入場所の所定範囲内に携帯端末20が入ったときに、携帯端末20に、ユーザに対する通知を行わせる。
具体的には、後述する管理サーバ30におけるポイント加算部34において、他と比べて有利なポイントを付与する商品の種類や、購入時間帯や、購入場所がある場合に、その情報を取得して記憶させておく。そして、他と比べて有利なポイントを付与する商品や、購入時間、購入場所等の情報を、アプリケーションAPの実行により表示部21に表示される画面に表示させたり、定期的にユーザに通知したりする処理、他と比べて有利なポイントを付与する購入時間に達したときや、当該購入時間よりも一定時間遡った時間に達したときに、ユーザに対して当該購入時間では有利なポイントを付与する旨通知する処理、他と比べて有利なポイントを付与する購入場所にユーザ(携帯端末20)が訪れたときや、当該購入場所の所定範囲内にユーザ(携帯端末20)が入ったときに、ユーザに対して当該購入時間では有利なポイントを付与する旨通知する処理等を携帯端末20に実行させる。特に、他と比べて有利なポイントを付与する商品、購入時間、購入場所等の情報を、携帯端末20と自動販売機10との間の通信の接続後に表示させるようにすれば、特定の商品の販売促進を一層図ることができる。
ポイント変換機能は、管理サーバ30で管理しているポイントを他のポイントサービスのポイントへ変換したり、他のポイントサービスのポイントを当該ポイント管理システム1のポイントへ変換するための機能であり、まず、ポイント変換機能では、ユーザの指示に応じて、提携している他のポイントサービスの情報など管理サーバ30から必要な情報を取得して、ポイント変換情報の送信のための指示画面を表示部21に表示させる。その後、入力部22に対するユーザからの入力に応じて、ポイント変換情報(他のポイントサービスのポイントを管理サーバ30に保管されるポイントに変換して管理サーバ30に保管されている当該ユーザの保有ポイントに加算する、又は、管理サーバ30に保管されている当該ユーザの保有ポイントの全部又は一部を減算して、減算したポイントを他のポイントサービスのポイントに変換する旨の情報)を生成し、通信部25にポイント変換情報に送信させる。ユーザの指示としては、アプリケーションAPの実行により表示部21に表示される画面に対する指示(例えば、ポイント変換機能を行うためのタブメニューの選択)が挙げられる。また、指示画面の内容としては、例えば、(a)ポイント変換の対象とする他のポイントサービスとしてどのポイントサービスを選択するか、(b)保有しているポイントからの他のポイントサービスのポイントへの変換と、他のポイントサービスのポイントからの当該ポイント管理システム1のポイントへの変換とのどちらを行うか、(c)どれだけのポイントを変換に利用するか、の(a)〜(c)の項目が表示される画面が挙げられ、この場合、(a)〜(c)の選択結果がポイント変換情報の内容となる。
対象商品表示機能は、管理サーバで管理しているポイントで自動販売機10の商品を購入するときの購入画面を表示するための機能である。一般に、全ての自動販売機10で同じ種類の商品を販売しているわけではなく、また、全ての商品がポイントを利用して購入できるとは限らないため、対象商品表示機能では、利用しようとしている自動販売機10で販売している商品であって、ポイントを利用して購入可能な商品を表示した購入画面を表示部21に表示させるようにしてある。
具体的には、対象商品表示機能では、購入画面を表示する旨のユーザの指示に応じて、携帯端末20に、通信部25により通信状態にある自動販売機10に対して販売商品情報の送信を要求させて、当該自動販売機10から販売商品情報を取得させ、さらに、通信部25により管理サーバ30に対して残ポイント数の送信を要求させて、管理サーバ30から当該ユーザの残保有ポイント数を取得させる。つまり、自動販売機10から購入可能な商品に関する情報を取得し、商品の購入にポイントが足りているかどうかを管理サーバ30から取得する。そして、携帯端末20に、残保有ポイント数の取得とともに、又は、予め、ポイント消費情報を管理サーバ30から取得させておき、取得した販売商品情報及びポイント消費情報に基づいて、当該自動販売機で販売している商品のうちの、ポイントの消費により購入可能な(ポイントを使用可能な)対象商品を特定し、携帯端末20の表示部21に対象商品のみを表示させた購入画面を生成して表示させる。また、購入画面では、対象商品のうち、当該ユーザの残保有ポイントで購入可能な商品を他と区別して表示させるようにしてもよい(例えば、残ポイントで購入可能な商品のみを強調して表示したり、残ポイントで購入できない商品にはバツ印を付けたり、表示しないようにする等)。
このような購入画面を表示させることにより、利用しようとしている自動販売機10で販売している商品のうち、ポイントを利用して購入可能な商品が表示された購入画面が表示部21に表示される。対象商品表示機能におけるユーザの指示としては、アプリケーションAPの実行により表示部21に表示される画面に対する指示(例えば、対象商品表示機能を行うためのタブメニューの選択)が挙げられる。購入画面の形式は特に限定されないが、例えば、対象商品の画像又は商品名が消費ポイント数と共に列挙して表示された画面が挙げられる。
商品購入/ポイント消費機能は、管理サーバで管理しているポイントで自動販売機10の商品を購入するための機能であり、商品購入/ポイント消費機能では、対象商品表示機能の実行により表示された購入画面に対するユーザの指示に基づいて、携帯端末20に、通信状態にある自動販売機10に対して、保有ポイントを対価としてユーザ指定の商品を購入する旨の購入情報を送信させて、自動販売機10にユーザ指定の商品を自動販売機10から排出させる商品購入処理と、購入情報の送信に伴い、携帯端末20に、管理サーバ30に対して、ユーザ指定の商品に相当するポイントを消費する旨の消費情報を送信させて、管理サーバ30の管理する当該ユーザの保有ポイントからユーザ指定の商品に相当するポイントを減算させるポイント消費処理と、を行わせる。これにより、ポイント消費と共に商品の購入が可能となる。商品購入/ポイント消費機能におけるユーザの指示としては、購入画面に列挙された対象商品のうち、購入しようとする商品を表示部21上で選択することが挙げられる。そして、購入情報としては、当該自動販売機10についてのユーザの入力した種類の商品に対応する商品IDが挙げられ、消費情報としてはユーザの入力した商品の種類に関する情報と消費するポイント数に関する情報とが挙げられる。
次に、本ポイント管理システム1が全体として行う処理の流れについて図5〜7のフローチャートを用いて説明する。
まず、本ポイント管理システム1におけるポイント加算処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。自動販売機10における近距離通信部15(ビーコン端末)は所定間隔ごとにビーコンIDを含むビーコン信号を送信しており(#10)、アプリケーションAPをダウンロードしている携帯端末20を携帯するユーザが自動販売機10に近付いてビーコン信号の到達範囲内に入ると携帯端末20がビーコン信号を受信する。携帯端末20は、ビーコン信号を受信すると、近距離通信機能の実行により、自動的に、又は、ユーザからの指示に応じて、ビーコンIDと端末IDを管理サーバ30に対して送信する(#11)。ビーコンIDと端末IDを管理サーバ30が受信すると、ビーコンIDと端末IDとが記憶部33に存在するか照会し、いずれかが存在しない場合にはエラーメッセージを携帯端末20に送信し、いずれも存在する場合には近距離通信部15との通信に必要なキー等を含む認証信号を携帯端末20に対して送信する(#12)。そして、認証信号を携帯端末20が受信すると、携帯端末20と自動販売機10(近距離通信部15)との近距離通信が接続され、携帯端末20と自動販売機10とが通信状態となる(#13)。
その後、ユーザが自動販売機から商品を購入すると(入力部12に対する入力があると)(#14)、商品IDが自動販売機10から携帯端末20に送信される(#15)。そして、商品IDを受信した携帯端末20は、商品IDとともに、商品購入時の時間情報(例えば、携帯端末20が商品IDを受信した時刻)を管理サーバ30に送信する(#16)。管理サーバ30が商品IDと時間情報とを受信すると、ポイント加算部34は、受信したビーコンID、商品ID、時間情報を用いて上記したように商品購入に対する加算ポイント数を演算し、演算した加算ポイント数を、端末IDから特定されるユーザの保有ポイントに加算する(#17)。そして、ポイント加算が完了すると管理サーバ30は携帯端末20に対して保有ポイントを通知し(#18)、携帯端末20は、保有ポイントの通知を受信すると、自動販売機10との近距離通信を切断する(#19)。これにより、ポイント加算処理が終了する。
次に、本ポイント管理システム1におけるポイント変換処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。まず、ログイン要求として、携帯端末20から管理サーバ30に端末IDが送信され(#20)、端末IDが記憶部33に存在するとき、管理サーバ30から携帯端末20に認証信号が送信される(#21)。その後、ユーザから携帯端末20に対してポイント変換の指示があると(#22)、ユーザの入力に応じたポイント変換情報が携帯端末20から管理サーバ30に送信され(#23)、ポイント変換情報に応じた処理がポイント変換部により実行される(#24)。そして、ポイント変換が完了すると管理サーバ30は携帯端末20に対して保有ポイントを通知し(#25)、ポイント加算処理が終了する。
最後に、本ポイント管理システム1におけるポイント消費処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。ここで、#30〜#33はポイント加算処理における#10〜#13と同じであるので省略し、#34から説明する。携帯端末20と自動販売機10とが通信状態となった後(#33)、ユーザから携帯端末20に対し、購入画面を表示する旨の指示があると(#34)、携帯端末20から自動販売機10に販売商品情報の送信要求がなされ(#35)、これに対する応答として、自動販売機10は、販売商品情報を携帯端末20に送信する(#36)。その後、携帯端末20から管理サーバ30に残ポイント数の送信要求がなされ(#37)、これに対する応答として、管理サーバ30は、残ポイント数(保有ポイント数)を携帯端末20に送信する(#38)。販売商品情報及び残ポイント数を受信した携帯端末20は対象商品を表示した購入画面を表示部21に表示する(#39)。表示部21に表示された購入画面に対して、ユーザからいずれの商品をポイントを消費して購入するかの指示がなされると(#40)、携帯端末20は、自動販売機10に対する購入情報(どの商品を購入するかの情報)の送信と管理サーバ30に対する消費情報(どれだけポイントを消費するかの情報)の送信とを同時に行う(#41)。そして、購入情報を受信した自動販売機10は、購入情報(商品ID)に対応する商品を排出し(#42)、消費情報を受信した管理サーバ30は、消費情報に対応するポイントの減算を行う(#43)。そして、ポイント減算が完了すると管理サーバ30は携帯端末20に対して保有ポイントを通知し(#44)、携帯端末20は、保有ポイントの通知を受信すると、自動販売機10との近距離通信を切断する(#45)。これにより、ポイント消費処理が終了する。
〔別実施形態〕
本実施形態では、識別情報の一例として端末ID、商品情報の一例として商品ID、場所情報の一例としてビーコンIDを用いたもの等を示したが、上述の実施形態で示した各種の情報は実施形態で示したものに限定されず、各種の情報に関連するものであればどのような情報を用いてもよい。例えば、記憶部33に、ビーコンIDに対応する自動販売機10で販売している商品名及びその価格、そこで販売している商品名とボタンIDとの対応表を各ビーコンIDと対応付けて記憶しておき、自動販売機10から商品情報としてのボタンIDを携帯端末20を介して管理サーバ30に送信させるようにし、管理サーバ30の側で、ビーコンIDとボタンIDと対応表とに基づいて購入した商品を特定するようにしてもよい。
また、自動販売機10が携帯端末20に送信する販売商品情報についても、販売している各商品の商品IDに限定されず、当該自動販売機10で販売している商品を特定できるものであればよい。例えばビーコンIDを販売商品情報とし、ビーコンIDを携帯端末20に送信して、ビーコンIDに基づいて携帯端末20に当該自動販売機10で販売している商品を特定させるようにしてもよい。例えば、ビーコンIDに対応する自動販売機10で販売している各商品の情報を各ビーコンIDと対応付けた対応表を管理サーバ30に記憶しておき、自動販売機10から取得したビーコンIDに基づいて管理サーバ30から自動販売機10で販売している各商品の情報を取得したり、携帯端末20が予め前記対応表を取得し、携帯端末20自身で自動販売機10で販売している各商品の情報を特定するようにすることが挙げられる。その他、自動販売機10の図示しない自販機記憶部には、当該自動販売機で販売している商品のうちポイントを使用可能な商品についての情報も記憶させておき、販売商品情報として、当該自動販売機で販売している商品の情報に加え、ポイントを使用可能な商品がどれであるかに関する情報や、ポイントを使用可能な商品の情報のみを送信するようにしてもよい。
また、自動販売機10、携帯端末20、管理サーバ30間で情報をやりとりする順番やタイミングは上述の実施形態や図5〜7で示したものに限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
その他、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。従って、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、自動販売機で購入した商品により付与されるポイントの管理に利用することができる。
1 ポイント管理システム
10 自動販売機
13 制御部(自販機制御部)
15 近距離通信部
20 携帯端末
21 表示部
30 管理サーバ
31 通信部
33 記憶部
34 ポイント加算部
35 ポイント変換部
36 ポイント消費部
40 ネットワーク

Claims (19)

  1. 通信機能を有する携帯端末との近距離通信が可能な自動販売機と、前記携帯端末とネットワークを介して通信可能な管理サーバと、を備えるポイント管理システムであって、
    前記自動販売機は、
    前記携帯端末との近距離通信が可能な近距離通信部と、
    前記近距離通信部に、前記近距離通信部と通信状態にある前記携帯端末に対して、ユーザが購入する商品に関する商品情報を送信させる自販機制御部と、を備え、
    前記管理サーバは、
    前記携帯端末から、当該携帯端末を識別する識別情報及び前記商品情報を受信する通信部と、
    各ユーザの保有するポイントをユーザごとに記憶する記憶部と、
    前記商品情報を受信したときに、前記記憶部に記憶された、前記識別情報により特定されるユーザの保有ポイントにポイントを加算して、加算後のポイントを前記記憶部に記憶させるポイント加算部と、を備え、
    前記ポイント加算部は、前記商品情報に基づき商品の種類を特定し、特定した商品の種類に応じて異なるポイントを加算し、
    前記携帯端末は、前記自動販売機で購入可能な商品のうち他の種類の商品と比べて有利なポイントが付与される商品の種類を表示する表示部を備えるポイント管理システム。
  2. 前記ポイント加算部は、商品の種類ごとのユーザの健康への寄与度に基づいて、商品の種類に応じた異なるポイントを加算する請求項1に記載のポイント管理システム。
  3. 前記管理サーバは、前記携帯端末から送信されるユーザからの指示に応じて、他のポイントサービスのポイントを前記記憶部に記憶されるポイントに変換して前記記憶部に記憶されている当該ユーザの保有ポイントに加算する、又は、前記記憶部に記憶された当該ユーザの保有ポイントの全部又は一部を減算して、減算したポイントを他のポイントサービスのポイントに変換するポイント変換部を備える請求項1又は2に記載のポイント管理システム。
  4. 前記ポイント加算部は、商品の種類と他の条件とを組み合わせて異なるポイントを加算する請求項1〜3のいずれか一項に記載のポイント管理システム。
  5. 前記ポイント加算部は、商品購入時の時間に関する時間情報を取得して、所定の商品の種類について、購入時間を前記他の条件として、前記時間情報から特定される購入時間に応じて異なるポイントを加算する請求項4に記載のポイント管理システム。
  6. 前記通信部は、前記商品情報に加え、前記他の条件として前記自動販売機の設置場所に関する場所情報も前記携帯端末から受信し、
    前記ポイント加算部は、所定の商品の種類について、設置場所を前記他の条件として、前記場所情報から特定される設置場所に応じて異なるポイントを加算する請求項4又は5に記載のポイント管理システム。
  7. 前記自販機制御部は、前記近距離通信部が、通信状態にある前記携帯端末から、保有ポイントを対価としてユーザ指定の商品を購入する旨の購入情報を受信したとき、ユーザ指定の商品を前記自動販売機から排出させる商品排出処理を実行可能であり、
    前記管理サーバは、前記通信部が、前記携帯端末からユーザ指定の商品に相当するポイントを消費する旨の消費情報を受信したとき、前記記憶部に記憶してある当該ユーザの保有ポイントからユーザ指定の商品に相当するポイントを減算させるポイント消費部を備える請求項1〜6のいずれか一項に記載のポイント管理システム。
  8. 前記自販機制御部は、前記携帯端末からの要求に応じて、前記近距離通信部に当該自動販売機で販売している商品の情報に関する販売商品情報を前記携帯端末に送信させる請求項7に記載のポイント管理システム。
  9. 前記ポイント消費部は、前記通信部が前記携帯端末からの残ポイント数の要求を受信したとき、前記識別情報により特定されるユーザの保有ポイント数を前記通信部から当該携帯端末に送信させる請求項8に記載のポイント管理システム。
  10. 通信機能を有する携帯端末との近距離通信が可能な自動販売機と、前記携帯端末とネットワークを介して通信可能な管理サーバと、を用いたポイント管理方法であって、
    前記自動販売機により、ユーザが購入する商品に関する商品情報の入力を受ける入力ステップと、
    前記近距離通信部と通信状態にある前記携帯端末に対して、入力された前記商品情報を送信させる送信ステップと、
    前記管理サーバにより、前記携帯端末から、当該携帯端末を識別する識別情報及び前記近距離通信部から送信された前記商品情報を受信する受信ステップと、
    前記商品情報を受信したときに、前記管理サーバに記憶された、前記識別情報により特定されるユーザの保有ポイントにポイントを加算するポイント加算ステップと、を含み、
    前記ポイント加算ステップでは、前記商品情報に基づき商品の種類を特定し、特定した商品の種類に応じて異なるポイントを加算し、
    前記携帯端末に、前記自動販売機で購入可能な商品のうち他の種類の商品と比べて有利なポイントが付与される商品の種類を表示する表示ステップをさらに含むポイント管理方法。
  11. 通信機能を有する携帯端末との近距離通信が可能な自動販売機と、前記携帯端末とネットワークを介して通信可能であり、購入した商品に対するポイントを当該ユーザごとに管理している管理サーバと、を備えるポイント管理システムに用いる前記携帯端末に利用可能なポイント管理プログラムであって、
    前記携帯端末を前記自動販売機と通信状態にさせる近距離通信接続機能と、
    前記携帯端末が、通信状態にある前記自動販売機から購入する商品に関する商品情報を受信したとき、前記携帯端末に、受信した前記商品情報を前記管理サーバに対して送信させる購入情報送信機能と、
    前記管理サーバが商品の購入に対して商品の種類に応じて異なるポイントを加算する場合、前記自動販売機で購入可能な商品のうち他の種類の商品と比べて有利なポイントが付与される商品の種類を前記携帯端末の表示部に表示させる販売促進情報通知機能と、
    を前記携帯端末に実現させるポイント管理プログラム。
  12. 前記携帯端末に、前記携帯端末に対するユーザからの入力に応じて、他のポイントサービスのポイントを前記管理サーバに保管されるポイントに変換して前記管理サーバに保管されている当該ユーザの保有ポイントに加算する、又は、前記管理サーバに保管されている当該ユーザの保有ポイントの全部又は一部を減算して、減算したポイントを他のポイントサービスのポイントに変換する旨のポイント変換情報を生成させ、前記ポイント変換情報を前記管理サーバへ送信させるポイント変換機能を前記携帯端末に実現させる請求項11に記載のポイント管理プログラム。
  13. 前記購入情報送信機能として、前記携帯端末に、商品購入時の時間に関する時間情報も送信させ、
    前記管理サーバが所定の商品の種類について商品の購入時間に応じて異なるポイントを加算する場合、前記販売促進情報通知機能として、他の時間帯と比べて有利なポイントが付与される購入時間帯を前記携帯端末の表示部に表示させる請求項11又は12に記載のポイント管理プログラム。
  14. 前記管理サーバが所定の商品の種類について商品の購入時間に応じて異なるポイントを加算する場合、前記販売促進情報通知機能として、他の時間帯と比べて有利なポイントが付与される購入時間帯又は当該購入時間帯の所定時間前の時刻に現在時刻が達したときに、前記携帯端末に、ユーザに対する通知を行わせる請求項13に記載のポイント管理プログラム。
  15. 前記購入情報送信機能として、前記携帯端末に、前記自動販売機の設置場所に関する場所情報を取得させて、前記管理サーバに対し前記場所情報も送信させて、
    前記管理サーバが所定の商品の種類について商品の購入場所に応じて異なるポイントを加算する場合、前記販売促進情報通知機能として、他の購入場所と比べて有利なポイントが付与される購入場所を前記携帯端末の表示部に表示させる請求項11〜14のいずれか一項に記載のポイント管理プログラム。
  16. 前記管理サーバが所定の商品の種類について商品の購入場所に応じて異なるポイントを加算する場合、前記販売促進情報通知機能として、他の購入場所と比べて有利なポイントが付与される購入場所の所定範囲内に前記携帯端末が入ったときに、前記携帯端末に、ユーザに対する通知を行わせる請求項15に記載のポイント管理プログラム。
  17. ユーザの指示に基づいて、前記携帯端末に、通信状態にある前記自動販売機に対して、保有ポイントを対価としてユーザ指定の商品を購入する旨の購入情報を送信させて、前記自動販売機にユーザ指定の商品を自動販売機から排出させる商品購入処理と、
    前記購入情報の送信に伴い、前記携帯端末に、前記管理サーバに対して、ユーザ指定の商品に相当するポイントを消費する旨の消費情報を送信させて、前記管理サーバの管理する当該ユーザの保有ポイントからユーザ指定の商品に相当するポイントを減算させるポイント消費処理と、を行わせる商品購入/ポイント消費機能を、前記携帯端末に実現させる請求項11〜16のいずれか一項に記載のポイント管理プログラム。
  18. 通信状態にある前記自動販売機から、当該自動販売機で販売している商品の情報に関する販売商品情報を取得させ、
    前記販売商品情報に基づいて、当該自動販売機で販売している商品のうちの、ポイントの消費により購入可能な対象商品を前記携帯端末の表示部に表示させる対象商品表示機能、を前記携帯端末に実現させる請求項17に記載のポイント管理プログラム。
  19. 前記対象商品表示機能において、前記管理サーバから当該ユーザの残保有ポイント数を取得させ、前記対象商品のうち、当該ユーザの残保有ポイント数で購入可能な商品を他と区別して表示させる請求項18に記載のポイント管理プログラム。
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