JP6320617B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、運転中に初期の静風圧値から外れた際に、自動で所定の風量となるように送風機を制御することができる空気調和機に関するものである。
従来の空気調和機では、ダクト接続を行う場合には、設備設計の段階であらかじめ必要な静圧と風量を計算して、それに見合うプーリとベルトを選定することで所定の静圧と風量を得ていた。しかし、空気調和機の運転中にフィルタ詰まりなどの風路圧損の変化が生じることがある。風路圧損の変化によって風量の変化が発生した場合に、従来では運転を停止して風路圧損の復元を行うあるいはプーリベルトの設定を変更することで所定の風量を維持していた。
従来の空気調和機では、ダクトを介して空気調和した空気を搬送する形態の場合に、あらかじめダクトの風路圧損によって減少する風量を見積もり、所定の風量に上乗せすることで、ダクト出口にて所定風量となるように初期の風量を設定していた。
しかし、上述のように運転中に風路圧損の増減が生じた場合は所定の風量を維持することができない。そのため、ダクトにダンパーを設置して所定の風量へ調整することもある。上述の手法では、所要風量が減少しても送風機の動力負荷はほとんど変化しないため、エネルギーのロスが発生する。
そこで、定風量システムにおいてバイパスダンパを用い、ダクト出口静圧によって送風機の回転数を制御する手法が示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8-110079号公報
しかしながら、静圧測定のための機器が必要であり、構成が複雑になるといった課題がある。また、単一のダクトに対して複数の室内機を接続する設置形態の場合に、それぞれの室内機が独立した制御となるため、全体の風量の調整と動力負荷の最適化とが困難である。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、単一のダクトに対して複数の室内機を接続する設置形態の場合に静圧および風量の測定を行うことなく全体の風量を効率よく制御する空気調和機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機は、ファンおよび制御部をそれぞれ有する複数の室内機と、前記複数の室内機に接続され、当該複数の室内機によって調和された空気を送り出すダクトと、を備え、前記複数の室内機のうち1つを親機とし、他を子機とし、前記親機の制御部および前記子機の制御部は、それぞれ自機の送風量を求め、前記親機の制御部は、前記子機の送風量を取り込んで、自機を含む前記複数の室内機の全体の送風量を求め、前記全体の送風量が基準風量に対して過不足があるかどうかを判定し、過不足があると判定した場合には、自機を含む前記複数の室内機のうちで最も効率良く駆動可能な室内機のファンを選択し、前記ファンの回転数の変更を指令するものである。
本発明に係る空気調和機によれば、全室内機のうちで最も効率良く駆動可能な室内機のファンを選択し、ファンの回転数の変更を指令することで、所定の風量に近づけるので、単一のダクトに対して複数の室内機を接続する設置形態の場合に静圧および風量の測定を行うことなく全体の風量を効率よく制御することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機の設置形態を説明する図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機の構成を説明する概略図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の概略構成を示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機の試運転時のフローを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の親機の運転時のフローを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の子機の運転時のフローを示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
さらに、明細書全文に表れている構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機100の室内機1、2、3の設置形態を説明する図である。図1に示す空気調和機100の室内機1、2、3を単一のダクト4に2台以上接続する。ここでは3台設置した場合を例として記述する。
ダクト4に対して室内機1、2、3を接続し、室内機1、2、3間を通信線5にて通信可能に接続する。通信線5は、有線や無線であってよい。この際、室内機1、2、3のうちの1つを親機として設定し、親機以外のその他の室内機を子機として設定する。ここでは、室内機1を親機とする。室内機2、3を子機とする。
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機100の室内機1の構成を説明する概略図である。室内機1は、冷媒と室内空気とを熱交換する熱交換器6と、室内空気をダクト4に流出させるファン7と、ファン7に回転駆動力を付与するモータ8と、モータ8を制御するインバータ9と、インバータ9に制御指令を発するマイコン10と、を備える。室内機2、3は、室内機1と同様な構成である。このため、室内機1のみの構成を説明する。
空気調和機100の室内機1は、熱交換器6によって空気を調和し、マイコン10を備えたインバータ9で制御されるモータ8によってファン7を駆動し、室内機1外へと調和空気(室内空気)を吹き出す。
空気調和機100の室内機1が備えるマイコン10には、ファン7の回転数、風量、静圧、電流などのファン特性が記憶されている。
マイコン10を搭載したインバータ9は、ファン7の回転数と電流を検知できる機構を備え、ファン7を駆動するモータ8への電流を変更することでファン7の回転数を変更できる。
室内機1、2、3のマイコン10が通信線5によって相互に通信可能である。
室内機1が備えるマイコン10は、空気調和機100の親機の制御部を構成する。また、室内機2、3が備えるマイコン10は、空気調和機100の子機の制御部を構成する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機100の概略構成を示す冷媒回路図である。
次に、図3を参照して空気調和機100の冷房運転時の動作例について説明する。マイコン10によって四方弁103が冷房運転に切り替えられた場合には、冷媒が圧縮機101により圧縮されて高温高圧のガス冷媒となり、四方弁103を介して室外熱交換器104に流入する。室外熱交換器104に流入した高温高圧のガス冷媒は、室外熱交換器104を通過する室外空気と熱交換(放熱)され、高圧の液冷媒となって流出する。室外熱交換器104から流出した高圧の液冷媒は、毛細管105および電子制御式膨張弁106で減圧され、低圧の気液二相の冷媒となり、熱交換器6に流入する。熱交換器6に流入した気液二相の冷媒は、熱交換器6を通過する室内空気と熱交換され、室内空気を冷却して低温低圧のガス冷媒となって圧縮機101に吸入される。
次に、図3を参照して空気調和機100の暖房運転時の動作例について説明する。マイコン10によって四方弁103が暖房運転に切り替えられた場合には、冷媒は、上記と同様に圧縮機101により圧縮されて高温高圧のガス冷媒となり、四方弁103を介して熱交換器6に流入する。熱交換器6に流入した高温高圧のガス冷媒は、熱交換器6を通過する室内空気と熱交換され、室内空気を暖めて高圧の液冷媒となる。熱交換器6から流出した高圧の液冷媒は、電子制御式膨張弁106および毛細管105で減圧され、低圧の気液二相の冷媒となり、室外熱交換器104に流入する。室外熱交換器104に流入した低圧の気液二相の冷媒は、室外熱交換器104を通過する室外空気と熱交換され、低温低圧のガス冷媒となって圧縮機101に吸入される。
次に、実施の形態1に係る空気調和機100のダクト4の風量を制御する動作について説明する。
図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機100の室内機1、2、3の試運転時のフローを示す図である。
まず、図4を用いて空気調和機100の室内機1、2、3の試運転時の制御フローを説明する。
ステップS1として、各室内機1、2、3のマイコン10は、施工時などの試運転時にダクト4の風量が一定化する所定の風量Q0にて運転し、その時のファン7の電流値A0と回転数N0をマイコン10に記憶しておく。
図5は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機100の親機の運転時のフローを示す図である。
次に、図5を用いて空気調和機100の室内機1に設定された親機の運転時の親機制御フローを説明する。
ステップST1として、親機のマイコン10は、運転開始中に親機から子機に対して送風量Qの計算指令を通信線5により送信する。また、親機も送風量Qの計算をする。送風量Qは、運転電流値Aと運転回転数Nとを計測し、マイコン10に記憶された関係を用いて計算される。
ステップST2では、親機のマイコン10は、子機の送風量Qのデータを通信線5により受信する。
ステップST3では、親機のマイコン10は、子機からの送風量Qの情報を通信線5により受信すると、ダクト4を一定風量にする所定の風量Q0(基準風量)と全室内機1、2、3の送風量Qの総和(全体の送風量)とから送風過不足量ΔQを計算する。
ステップST4では、親機のマイコン10は、送風過不足量ΔQが存在するか否かを判別する。ステップST4で送風過不足量ΔQが存在する場合(YES)には、ステップST5に移行する。送風過不足量ΔQが存在しない場合(NO)には、ステップST1に移行する。
ステップST5では、親機のマイコン10は、送風過不足量ΔQだけ送風量を変化させた際の電流値A1と現在の電流値Aとの変化量ΔAを計算する指令を子機に通信線5により送信する。また、親機も変化量ΔAを計算する。
ステップST6では、親機のマイコン10は、変化量ΔAを子機から通信線5により受信する。
ステップST7では、親機のマイコン10は、通信線5により送信されてきた各子機の変化量ΔAおよび親機の変化量ΔAを比較する。
ステップST8では、親機のマイコン10は、変化量ΔAによって送風過不足量ΔQだけの送風量を充足させる最も効率良く駆動可能な(電流量が最も効率的に変更させられる)室内機に対して変化量ΔAの変化分だけファン7の回転数Nを変更させる指令を通信線5により送信する。
ここで、変化量ΔAによって最も効率良く駆動可能とは、送風過不足量ΔQが不足の場合には風量を増量するため変化量ΔAが最小値の室内機にてΔAだけ電流値を増加させ、全体の電流量の増加を最少に抑えることをいう。また、送風過不足量ΔQが過剰の場合には風量を減少するため変化量ΔAが最大値の室内機にて変化量ΔAだけ電流値を減少させ、全体の電流量の減少を最大にすることをいう。これにより、電流量を最も効率よく変更する。
ステップST9では、親機のマイコン10は、ファン7の回転数Nを変更する指令があるか否かを判別する。ステップST9でファン7の回転数Nを変更する指令がある場合(YES)には、ステップST10に移行する。ファン7の回転数Nを変更する指令が無い場合(NO)には、ステップST1に移行する。
ステップST10では、親機のマイコン10は、ファン7の回転数Nを変更する指令に従い、インバータ9を制御して変化量ΔAの変化分だけファン7の回転数Nを変更する。ステップST10からは、ステップST1に戻る。
図6は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機100の子機の運転時のフローを示す図である。
図6を用いて空気調和機100の室内機2、3の運転時の子機制御フローを説明する。
ステップSH1では、子機のマイコン10は、通常の運転開始後に親機からの情報発信指令(ステップST1の指令)を、通信線5を介して受信する。
ステップSH2では、子機のマイコン10は、室内機2、3に対して運転電流値Aと運転回転数Nとを計測し、マイコン10に記憶された関係を用いて送風量Qを計算する。
ステップSH3では、子機のマイコン10は、計算した送風量Qを親機へと通信線5により送信する。
ステップSH4では、子機のマイコン10は、通信線5を介して、所定の風量Q0と全体の送風量Qから算出された送風過不足量ΔQだけ送風量を変化させた際の電流値A1と現在の電流値Aとの変化量ΔAを計算する指令(ステップST5の指令)があるか否かを判別する。ステップSH4で変化量ΔAを計算する指令がある場合(YES)には、ステップSH5に移行する。変化量ΔAを計算する指令が無い場合(NO)には、ステップSH1に移行する。
ステップSH5では、子機のマイコン10は、変化量ΔAを、送風過不足量ΔQだけ送風量を変化させた際の電流値A1と現在の電流値Aとの差から計算する。
ステップSH6では、子機のマイコン10は、変化量ΔAを親機に通信線5により送信する。
ステップSH7では、子機のマイコン10は、通信線5を介して、ファン7の回転数Nを変更する指令(ステップST8の指令)があるか否かを判別する。ステップSH7でファン7の回転数Nを変更する指令がある場合(YES)には、ステップSH8に移行する。ファン7の回転数Nを変更する指令が無い場合(NO)には、ステップSH1に移行する。
ステップSH8では、子機のマイコン10は、通信線5を介したファン7の回転数Nを変更する指令に従い、インバータ9を制御して変化量ΔAの変化分だけファン7の回転数Nを変更する。ステップSH8からは、ステップSH1に戻る。
以上のように、図5、図6のフローが運転時に実行されることで、子機のマイコン10は、親機のマイコン10の指令に従い送風量Qを計算して親機のマイコン10へと通信線5により送信する。子機のマイコン10からの送風量Qを通信線5により受信した親機のマイコン10は、所定の風量Q0と全室内機1、2、3の全体の送風量Qとから送風過不足量ΔQを計算する。
親機のマイコン10が送風過不足量ΔQが存在すると判断すると、通信線5を介して子機のマイコン10に指令を出し、子機のマイコン10に送風過不足量ΔQだけ送風量を変化させた際の電流値A1と現在の電流値Aとの変化量ΔAを計算させ、親機のマイコン10に通信線5により送信させる。親機のマイコン10でも変化量ΔAを計算する。
親機のマイコン10は、送信されてきた親機および各子機の変化量ΔAを比較し、親機および子機の全室内機1、2、3のうち変化量ΔAによって最も効率良く駆動可能な室内機に対してファン7の回転数Nを制御させる指令を通信線5により送信する。
指令を受信した室内機のマイコン10は、変化量ΔAの変化分だけファン7の回転数を変更する。これを繰り返すことで送風量Qを所定の風量Q0へ調整することができる。
実施の形態1によれば、運転中にフィルタ詰まりなどの風路圧損の増減が発生しても所定の風量Q0(設定値)となるように全体の送風量Qを調整することができる。また、複数の室内機の間で運転中の室内機1、2、3の情報を通信し、親機のマイコン10が全室内機のうち変化量ΔAによって最も効率良く駆動可能な室内機に対してファン7の回転数Nの変更を指令することで、電流値が効率的に変更されて所定の風量Q0(設定値)に近づけ、単一のダクト4に対して複数の室内機1、2、3を接続する設置形態の場合に、静圧および風量の測定を行うことなく全体の風量を効率よく制御することができる。また、親機が子機に指令を発信して総合制御するので、複数の室内機1、2、3全体での風量の調整と動力負荷の最適化とを達成することができる。
また、電流の変化量ΔAによって最も効率良く駆動可能な室内機に対してのみ電流の変化量ΔAの変化分だけファン7の回転数を変更するので、電流値の変化が最も少なく増加するか最も多く減少するように電流値が効率的に変更されて所定の風量Q0(設定値)に近づけることができる。
以上の実施の形態1によれば、親機のマイコン10は、過不足があると判定した場合には、自機を含む複数の室内機1、2、3のうちで最も効率良く駆動可能な室内機のファン7を選択し、ファン7の回転数の変更を指令する。これによると、最も効率良く駆動可能な室内機のファン7の回転数が変更されることで、所定の風量Q0(設定値)に近づけ、単一のダクト4に対して複数の室内機1、2、3を接続する設置形態の場合に、静圧および風量の測定を行うことなく全体の風量を効率よく制御することができる。
子機のマイコン10は、親機のマイコン10からの指令に基づいて自機の送風量Qを求めて親機のマイコン10に送信する。これによると、親機のマイコン10による総合制御を実現することができ、複数の室内機1、2、3全体での風量の調整と動力負荷の最適化を達成することができる。
親機のマイコン10は、子機の電流の変化量ΔAを取得し、自機を含む複数の室内機1、2、3の電流の変化量ΔAに基づいて、最も効率良く駆動可能な室内機のファン7を選択し、過不足分の風量を充足するように、ファン7の回転数の変更を指令する。これによると、電流値が効率的に変更されて所定の風量Q0(設定値)に近づけ、単一のダクト4に対して複数の室内機1、2、3を接続する設置形態の場合に、静圧および風量の測定を行うことなく全体の風量を効率よく制御することができる。
親機のマイコン10は、子機の電流の変化量ΔAを取得し、自機を含む複数の室内機1、2、3の電流の変化量ΔAのうち、最も小さい電流の変化量ΔAである室内機を最も効率良く駆動可能な室内機のファンとして選択し、不足分の風量を充足するように、ファン7の回転数の増加を指令する。これによると、電流値が効率良く必要最小限増加して所定の風量Q0(設定値)に近づけ、単一のダクト4に対して複数の室内機1、2、3を接続する設置形態の場合に、静圧および風量の測定を行うことなく全体の風量を効率よく制御することができる。
子機のマイコン10は、親機のマイコン10からの指令に基づいて自機の電流の変化量ΔAを求めて親機のマイコン10に送信する。これによると、親機のマイコン10による総合制御を実現することができ、複数の室内機1、2、3全体での風量の調整と動力負荷の最適化とを達成することができる。
1 室内機、2 室内機、3 室内機、4 ダクト、5 通信線、6 熱交換器、7 ファン、8 モータ、9 インバータ、10 マイコン、100 空気調和機、101 圧縮機、103 四方弁、104 室外熱交換器、105 毛細管、106 電子制御式膨張弁。

Claims (5)

  1. ファンおよび制御部をそれぞれ有する複数の室内機と、
    前記複数の室内機に接続され、当該複数の室内機によって調和された空気を送り出すダクトと、
    を備え、
    前記複数の室内機のうち1つを親機とし、他を子機とし、
    前記親機の制御部および前記子機の制御部は、それぞれ自機の送風量を求め、
    前記親機の制御部は、
    前記子機の送風量を取り込んで、自機を含む前記複数の室内機の全体の送風量を求め、前記全体の送風量が基準風量に対して過不足があるかどうかを判定し、
    過不足があると判定した場合には、自機を含む前記複数の室内機のうちで最も効率良く駆動可能な室内機のファンを選択し、前記ファンの回転数の変更を指令する
    空気調和機。
  2. 前記子機の制御部は、前記親機の制御部からの指令に基づいて自機の送風量を求めて親機の制御部に送信する
    請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記親機の制御部が、前記全体の送風量が基準風量に対して過不足であると判定した場合には、
    前記親機の制御部および前記子機の制御部は、それぞれ自機において過不足分の風量を変化させたときの電流の変化量を求め、
    前記親機の制御部は、前記子機の電流の変化量を取得し、自機を含む前記複数の室内機の前記電流の変化量に基づいて、最も効率良く駆動可能な室内機のファンを選択し、前記過不足分の風量を充足するように、前記ファンの回転数の変更を指令する
    請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記親機の制御部が、前記全体の送風量が基準風量に対して不足であると判定した場合には、
    前記親機の制御部および前記子機の制御部は、それぞれ自機において不足分の風量を増加させたときの電流の変化量を求め、
    前記親機の制御部は、前記子機の電流の変化量を取得し、自機を含む前記複数の室内機の前記電流の変化量のうち、最も小さい電流の変化量である室内機を最も効率良く駆動可能な室内機のファンとして選択し、前記不足分の風量を充足するように、前記ファンの回転数の増加を指令する
    請求項1または2に記載の空気調和機。
  5. 前記子機の制御部は、前記親機の制御部からの指令に基づいて自機の電流の変化量を求めて親機の制御部に送信する
    請求項3または4に記載の空気調和機。
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