JP2012225550A - 空気調和システム - Google Patents

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勇希 望月
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Abstract

【課題】空調対象空間に対する風量が過多であった場合には、各室内機の風量を抑制して消費電力を低減し、空調対象空間に対する風量が過少であった場合(空調対象空間にホットスポットが発生している場合)には、各室内機の風量を増加させて空調対象空間内の温度不均一を解消することができる空気調和システムを得る。
【解決手段】空気調和システム100は、1つの空調対象空間200に複数の室内機1が設けられる空気調和システムであって、複数の室内機1の制御器5は伝送線8によって接続されており、複数の室内機1の送風機4は、複数の室内機1の吸込み温度のバラツキに基づいて回転数が制御されるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和システムに関し、特に複数台の室内機が1つの空調対象空間に設置される空気調和システムに関するものである。
従来より、電算室等の空調対象空間に複数の室内機が設置される空気調和システムが提案されている。このような空気調和システムの各室内機においては、プーリーとVベルトを介してファンモーターと羽根車を接続した送風機を用い、一定風量での運転を行うものが一般的であった。
また、従来の空気調和装置の室内機には、ファンモーターに直接羽根車を取り付け、インバーターを使用して室内機(より詳しくは送風機)の風量を変化させるものもある。このような従来の空気調和装置は、自らの運転状態に基づいて送風機の風量を決定している。(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−38350号公報(要約、図1)
従来の空気調和システムは、送風機の風量が一定となっていたため、空調対象空間に対する風量が適切でないという問題点があった。
また、特許文献1に記載の風量可変な空気調和装置を複数台用いて空気調和システムを構成する場合も可能であるが、このような空気調和システムにおいても、各空気調和装置は自らの運転状態のみに基づいて風量制御しているため、空調対象空間に対する風量が依然として適切でないという問題点があった。すなわち、風量可変な空気調和装置を用いた従来の空気調和システムにおいては、各空気調和装置は、自らの室内機に吸い込まれる空気の温度(吸込み温度)や自らの室内機から吹き出される空気の温度(吹出し温度)を制御条件として、自らの室内機の風量を決定していた。つまり、風量可変な空気調和装置を用いた従来の空気調和システムは、空調対象空間にホットスポット(局所的に高温となっている範囲)が有るか否かに関わらず、各室内機の風量が決定されていた。このため、風量可変な空気調和装置を用いた従来の空気調和システムは、空調対象空間にホットスポットの無い状態においては、室内機の風量が過大となって消費電力の無駄が発生していた。一方、風量が過少である場合には、空調対象空間内の温度が不均一となり、空調対象空間にホットスポットが発生していた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、第1の目的は風量過多を是正し、消費電力の低減をすることができる空気調和システムを得るものである。
また、第2の目的は風量不足を是正し、空調対象空間の温度不均一の解消をすることができる空気調和システムを得るものである。
さらに、第3の目的としては、室内機(又は当該室内機と接続されている室外機)のメンテナンスや故障時に、空調対象空間の温度不均一の解消をすることができる空気調和システムを得るものである。
本発明に係る空気調和システムは、1つの空調対象空間に複数の室内機が設けられる空気調和システムであって、室内機のそれぞれは、室内熱交換器、室内熱交換器に空気を供給する送風機、熱交換器に吸い込まれる空気の吸込み温度を検出する温度検出装置、及び送風機の回転数を制御する制御装置を備え、複数の室内機の制御装置は伝送手段によって接続されており、複数の室内機の送風機は、複数の室内機の吸込み温度のバラツキに基づいて回転数が制御されるものである。
本発明においては、複数の室内機の送風機は、複数の室内機の吸込み温度のバラツキに基づいて回転数が制御される。このため、空調対象空間に対する風量が過多であった場合には、各室内機の風量を抑制して消費電力を低減できる。また、空調対象空間に対する風量が過少であった場合(つまり、空調対象空間にホットスポットが発生している場合)には、各室内機の風量を増加させて空調対象空間内の温度不均一を解消することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和システムの構成図である。 本発明の実施の形態1に係る代表室内機の動作(制御方法)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る代表室内機以外の室内機の動作(制御方法)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る代表室内機以外の室内機の動作(制御方法)の別の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る空気調和システムの構成図である。 本発明の実施の形態2に係る空調機用コントローラーの動作(制御方法)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る室内機の動作(制御方法)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る室内機の動作(制御方法)を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和システムの構成図である。なお、図1では、3台の室内機1が空調対象空間200に設けられた空気調和システム100について示しているが、空気調和システム100を構成する室内機1の台数は、3台に限定されるものではなく、2台以上であれば何台でもよい。
図1に示すように、本実施の形態1に係る空気調和システム100は、3台の室内機1を備えている。これら室内機1は、発熱体10(例えば情報通信機器等)が設けられた空調対象空間200(例えば電算室等)に設置されている。
各室内機1は、吸込口及び吹出口が形成されたケーシング2を備え、ケーシング2内には室内熱交換器3、送風機4、制御器5、送風機用制御器6、及び吸込み温度検出装置7が設けられている。室内熱交換器3は、吸込口からケーシング2内に流入した空気を冷却するものである。送風機4は、回転数可変の送風機である。送風機4が駆動することにより、空調対象空間200内の空気はケーシング2の吸込口を介して室内熱交換器3に吸入され、室内熱交換器3で冷却されてケーシング2の吹出口から吹き出される。吸込み温度検出装置7は、室内熱交換器3の空気流れ上流側に配置されており、室内機1(つまり、室内熱交換器3に吸入される)空気の温度を検出するものである。
制御器5は、汎用のCPU、データバス、入出力ポート、不揮発メモリー及びタイマー等を備えた演算装置で構成されている。この制御器5は、不揮発メモリーからデータを読み込み、送風機4に対し所定の制御を行う。送風機用制御器6は、制御器5からの風量指令を受け、指令に対応した周波数(回転数)で送風機を駆動させるものである。本実施の形態1においては、各室内機1の制御器5は、空調対象空間200の二重床9に配置された伝送線8で接続されている。ここで、制御器5及び送風機用制御器6が、本発明における制御装置に相当する。また、伝送線8が、本発明における伝送手段に相当する。
なお、本実施の形態1では、制御器5と送風機用制御器6が別体として構成されているが、これらを一体として形成してもよい。
また、本実施の形態1では、伝送手段として有線のもの(伝送線8)を用いたが、各室内機1の制御器5を無線により接続しても勿論よい。
また、本実施の形態1では、室内機1(より詳しくは室内熱交換器3)の冷熱源について特に言及していないが、例えば、室内機1には冷熱源となる室外機(図示せず)が接続されている。そして、室内熱交換器3は、室外機に設けられた圧縮機、室外熱交換器及び膨張装置と冷媒配管で接続されて、冷凍サイクル回路を構成している。なお、室外機は、各室内機1毎に設けられるものでもよいし、3台の室内機1の全てに接続されるものでもよい。つまり、本実施の形態1に係る空気調和システム100においては、室内機1として冷凍サイクル回路を用いた室内機を用いる場合、室内機と室外機が1対1となった空気調和装置の室内機を用いてもよいし、複数台の室内機に1台の室外機が接続されたいわゆるマルチ型空調装置の室内機を用いてもよい。
<動作説明>
続いて、本実施の形態1に係る空気調和システム100の動作について説明する。
空気調和システム100は、各室内機1の吸込み温度(つまり、吸込み温度検出装置7の検出値)のバラツキに基づいて、各室内機1の風量(つまり、送風機4の回転数)を制御している(以下、連動風量制御と称する)。また、空気調和システム100は、室内機1の一部が運転を停止している場合、運転されている室内機1風量(つまり、送風機4の回転数)を所定量増加させる制御を行っている。なお、本実施の形態1においては、3台の室内機1のうちの1台を代表室内機に設定している。そして、この代表室内機の制御器5が、代表室内機以外の室内機1の制御器5に対して、各室内機1の風量の変更量(つまり、送風機4の回転数の変更量)を指示している。以下、代表室内機の動作の詳細について図2を用いて説明し、代表室内機以外の室内機1の動作について図3を用いて説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る代表室内機の動作(制御方法)を示すフローチャートである。また、図3は、本発明の実施の形態1に係る代表室内機以外の室内機の動作(制御方法)を示すフローチャートである。
なお、以下では、代表室内機と代表室内機以外の室内機1とを区別して示す必要がある場合、代表室内機及び代表室内機の構成要素に添字「A」を付して説明する場合がある(例えば、代表室内機を室内機1Aと示す)。また、説明の理解を容易とするため、図2及び図3に示す「通常風量制御」(ステップS1,21)は、風量を固定して室内機1(より詳しくは送風機4)を運転する制御とする。
(停止している室内機1が無い状態の動作説明)
まず、図2を用いて、停止している室内機1が無い状態における代表室内機1Aの動作について説明する。
風量を固定して通常運転していた代表室内機1A(ステップS1)が連動風量制御に移行すると、代表室内機1Aの制御器5Aは、停止している室内機1が有るか否かを判断する(ステップS2)。停止している室内機1が無い場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、停止フラグがセットされているか否かを判断する(ステップS3)。停止フラグがセットされている場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、ステップS17で停止フラグをリセットした後、ステップS4に進む。また、停止フラグがセットされていない場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、そのまま、ステップS4に進む。
ステップS4では、代表室内機1Aの制御器5Aは、自身の吸込み温度検出装置7Aにより、代表室内機1Aの吸込み温度T(つまり、代表室内機1Aに吸い込まれる空調対象空間200内の空気の温度)を検出する。そして、ステップS5に進み、代表室内機1Aの制御器5Aは、他の室内機1の制御器5と通信し、他の室内機1の吸込み温度Tiを入手する。なお、ステップS4とステップS5の順序は逆でもよい。
ステップS5の後、代表室内機1Aの制御器5Aは、自身を含む各室内機1の吸込み温度のバラツキを算出するため、自身を含む各室内機1の吸込み温度のうちで最も高温のものをTmaxと設定し、最も低温のものをTminと設定する(ステップS6)。そして、ステップS7において、代表室内機1Aの制御器5Aは、Tmax−Tminが所定値A℃(例えば1℃)以下であるか否かを判定する。代表室内機1Aの制御器5Aは、Tmax−TminがA℃以下の場合にはステップS8に進み、Tmax−TminがA℃よりも大きい場合にはステップS10に進む。
ステップS8に進んだ場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、他の室内機1の制御器5に、室内機1の風量を所定量B%(例えば1%)下げるように指令を送る。つまり、ステップS8に進んだ場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、他の室内機1の制御器5に、送風機4の周波数を所定量下げるように指令を送る。そして、ステップS9において、代表室内機1Aの制御器5Aは、自身の風量を所定量B%下げる。その後、代表室内機1Aの制御器5Aは、ステップS1に戻り、所定量B%下げた風量にて通常運転を行う。
ステップS10に進んだ場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、Tmax−Tminが所定値C℃(例えば5℃)以上であるか否かを判定する。Tmax−TminがC℃以上の場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、ステップS11に進む。そして、ステップS11において、代表室内機1Aの制御器5Aは、他の室内機1の制御器5に、室内機1の風量を所定量D%(例えば1%)上げるように指令を送る。つまり、ステップS11に進んだ場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、他の室内機1の制御器5に、送風機4の周波数を所定量上げるように指令を送る。そして、ステップS12において、代表室内機1Aの制御器5Aは、自身の風量を所定量D%上げる。その後、代表室内機1Aの制御器5Aは、ステップS1に戻り、所定量D%上げた風量にて通常運転を行う。
一方、ステップS10でTmax−TminがC℃より小さいと判断した場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、ステップS1に戻り、連動風量制御以前の風量にて通常運転を行う。
次に、図3を用いて、停止している室内機1が無い状態における代表室内機1A以外の室内機1の動作について説明する。
風量を固定して通常運転していた室内機1(ステップS21)が連動風量制御に移行すると、ステップS22において、室内機1の制御器5は、吸込み温度検出装置7により、自身の吸込み温度Ti(つまり、自身に吸い込まれる空調対象空間200内の空気の温度)を検出する。そして、ステップS23に進み、室内機1の制御器5は、代表室内機1Aの制御器5Aと通信し、自身の吸込み温度Tiを送信する。
ステップS24では、室内機1の制御器5は、代表室内機1Aから風量を低下させる指示がされているか否かを判断する。室内機1の制御器5は、風量を低下させる指示がされている場合にはステップS25に進み、風量を低下させる指示がされていない場合にはステップS26に進む。
ステップS25に進んだ場合、室内機1の制御器5は、自身の風量を所定量B%下げる。その後、室内機1の制御器5は、ステップS21に戻り、所定量B%下げた風量にて通常運転を行う。
ステップS26に進んだ場合、室内機1の制御器5は、代表室内機1Aから風量を増加させる指示がされているか否かを判断する。代表室内機1Aから風量を増加させる指示がされている場合、室内機1の制御器5は、ステップS27に進む。そして、ステップS27において、室内機1の制御器5は、自身の風量を所定量D%上げる。その後、室内機1の制御器5は、ステップS21に戻り、所定量D%上げた風量にて通常運転を行う。
一方、ステップS26で代表室内機1Aから風量を増加させる指示がされていない場合、室内機1の制御器5は、ステップS21に戻り、連動風量制御以前の風量にて通常運転を行う。
(停止している室内機1が有る状態の動作説明)
次に、図2を用いて、停止している室内機1が有る状態における代表室内機1Aの動作について説明する。
メンテナンスや故障等により停止している室内機1が有る場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、ステップS2からステップS13に進むこととなる。そして、ステップS13において、代表室内機1Aの制御器5Aは、停止フラグがセットされているか否かを判断する。停止フラグがセットされていない場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、ステップS14で停止フラグをセットし、ステップS15に進む。そして、ステップS15において、代表室内機1Aの制御器5Aは、他の室内機1の制御器5に、室内機1の風量を所定量E%(例えば2%)上げるように指令を送る。つまり、ステップS15に進んだ場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、停止していない他の室内機1の制御器5に、送風機4の周波数を所定量上げるように指令を送る。そして、ステップS16において、代表室内機1Aの制御器5Aは、自身の風量を所定量E%上げる。その後、代表室内機1Aの制御器5Aは、ステップS1に戻り、所定量E%上げた風量にて通常運転を行う。
一方、ステップS13で停止フラグがセットされていると判断した場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、代表室内機1Aを含む停止していない室内機1の風量がすでにE%増加していると判断し、ステップS1に戻る。そして、代表室内機1Aの制御器5Aは、風量を変更することなく通常運転を行う。
なお、メンテナンスの終了や故障の修復により、停止していた室内機1の運転が再開された場合、代表室内機1Aの制御器5Aは、ステップS2からステップS3を介してステップS17に進み、停止フラグをリセットする。その後、代表室内機1Aの制御器5Aは、ステップS4以降の動作を行う。
次に、図3を用いて、停止している室内機1が有る状態における代表室内機1A以外の室内機1の動作について説明する。
メンテナンスや故障等により停止している室内機1が有る場合、停止していない室内機1の制御器5は、代表室内機1Aの制御器5Aから室内機1の風量を所定量E%上げるように指示される。このため、停止していない室内機1の制御器5は、ステップS26からステップS27に進み、自身の風量を所定量E%上げる。その後、停止していない室内機1の制御器5は、ステップS21に戻り、所定量E%上げた風量にて通常運転を行う。
このように、本実施の形態1に係る空気調和システム100においては、各室内機1の吸込み温度(つまり、吸込み温度検出装置7の検出値)のバラツキに基づいて、各室内機1の風量(つまり、送風機4の回転数)を制御している。このため、空調対象空間200に対する風量が過多であった場合には、各室内機1の風量を抑制して消費電力を低減できる。また、空調対象空間200に対する風量が過少であった場合(つまり、空調対象空間200にホットスポットが発生している場合)には、各室内機1の風量を増加させて空調対象空間200内の温度不均一を解消することができる。
また、本実施の形態1に係る空気調和システム100においては、メンテナンスや故障等により停止している室内機1が有る場合、停止していない他の室内機1の風量を増加させる。このため、停止している室内機1が有る場合でも、空調対象空間200に対する風量が過少となって空調対象空間200にホットスポットが発生することを防止することができる。なお、この制御は、連動風量制御よりも優先順位の高いものである。
なお、本実施の形態1では、各室内機1の吸込み温度のバラツキを、吸込み温度で最も高温のものと最も低温のものとの差(Tmax−Tmin)として求めている。しかしながら、これに限らず、各室内機1の吸込み温度のバラツキがわかるものであれば種々の値を用いることが可能である。例えば、各室内機1の吸込み温度のバラツキを、各室内機1の吸込み温度の標準偏差として求めても勿論よい。
また、本実施の形態1では、室内機1の風量(つまり、送風機4の回転数)を割合(%)で増減させた。しかしながら、これに限らず、例えば送風機4の回転数を10Hzずつ増減させる等、室内機1の風量(つまり、送風機4の回転数)を固定量ずつ増減させても勿論よい。
また、本実施の形態1では、停止している室内機1が有る場合には、ステップS4〜ステップS12に示す連動風量制御を行わない構成としたが、停止している室内機1が有る状態において連動風量制御を行ってもよい。つまり、図4に示すように、停止している室内機1が有る状態において、ステップS13で停止フラグがセットされていると判断した場合(つまり、代表室内機1Aを含む停止していない室内機1の風量がすでにE%増加していると判断した場合)、ステップS13からステップS4に進んで連動風量制御を行ってもよい。
また、本実施の形態1においては、室内機の通常風量制御を風量固定の制御としたが、公知の風量可変の制御としても勿論よい。
実施の形態2.
実施の形態1では、代表室内機1Aの制御器5Aが、その他の室内機1の制御器5へ風量の変更指示を行っていた。これに限らず、例えば以下のようなコントローラーを空気調和システム100に設け、このコントローラーが、室内機1の制御器5へ風量の変更指示を行ってもよい。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図5は、本発明の実施の形態2に係る空気調和システムの構成図である。
本実施の形態2に係る空気調和システム100は、実施の形態1と同様に、3台の室内機1を備えている。これら室内機1は、吸込口及び吹出口が形成されたケーシング2を備え、ケーシング2内には室内熱交換器3、送風機4、制御器5、送風機用制御器6、及び吸込み温度検出装置7が設けられている。また、本実施の形態2に係る空気調和システム100は、実施の形態1と同様に、各室内機1の制御器5は、空調対象空間200の二重床9に配置された伝送線8で接続されている。
しかしながら、本実施の形態2に係る空気調和システム100は、実施の形態1とは異なり、空調機用コントローラー11を備えている。この空調機用コントローラー11は、各室内機1の制御器5に伝送線8で接続されている。つまり、本実施の形態2に係る空気調和システム100においては、空調機用コントローラー11が、各室内機1の吸込み温度(つまり、吸込み温度検出装置7の検出値)のバラツキに基づいて、各室内機1の風量(つまり、送風機4の回転数)を制御している。
<動作説明>
続いて、本実施の形態2に係る空気調和システム100の動作について説明する。
図6は、本発明の実施の形態2に係る空調機用コントローラーの動作(制御方法)を示すフローチャートである。また、図7は、本発明の実施の形態2に係る室内機の動作(制御方法)を示すフローチャートである。
(停止している室内機1が無い状態の動作説明)
まず、図6を用いて、停止している室内機1が無い状態における空調機用コントローラー11の動作について説明する。
ステップS31の通常運転制御(各室内機1が風量固定で運転している状態)から連動風量制御に移行すると、空調機用コントローラー11は、停止している室内機1が有るか否かを判断する(ステップS32)。停止している室内機1が無い場合、空調機用コントローラー11は、停止フラグがセットされているか否かを判断する(ステップS33)。停止フラグがセットされている場合、空調機用コントローラー11は、ステップS43で停止フラグをリセットした後、ステップS34に進む。また、停止フラグがセットされていない場合、空調機用コントローラー11は、そのまま、ステップS34に進む。
ステップS34では、空調機用コントローラー11は、各室内機1の制御器5と通信し、各室内機1の吸込み温度Tiを入手する。ステップS34の後、空調機用コントローラー11は、各室内機1の吸込み温度のバラツキを算出するため、各室内機1の吸込み温度のうちで最も高温のものをTmaxと設定し、最も低温のものをTminと設定する(ステップS35)。そして、ステップS36において、空調機用コントローラー11は、Tmax−Tminが所定値A℃(例えば1℃)以下であるか否かを判定する。空調機用コントローラー11は、Tmax−TminがA℃以下の場合にはステップS37に進み、Tmax−TminがA℃よりも大きい場合にはステップS38に進む。
ステップS37に進んだ場合、空調機用コントローラー11は、各室内機1の制御器5に、室内機1の風量を所定量B%(例えば1%)下げるように指令を送る。つまり、ステップS37に進んだ場合、空調機用コントローラー11は、各室内機1の制御器5に、送風機4の周波数を所定量下げるように指令を送る。
ステップS38に進んだ場合、空調機用コントローラー11は、Tmax−Tminが所定値C℃(例えば5℃)以上であるか否かを判定する。Tmax−TminがC℃以上の場合、空調機用コントローラー11は、ステップS39に進む。そして、ステップS39において、空調機用コントローラー11は、各室内機1の制御器5に、室内機1の風量を所定量D%(例えば1%)上げるように指令を送る。つまり、ステップS39に進んだ場合、空調機用コントローラー11は、各室内機1の制御器5に、送風機4の周波数を所定量上げるように指令を送る。
一方、ステップS38でTmax−TminがC℃より小さいと判断した場合、空調機用コントローラー11は、ステップS31に戻る。
次に、図7を用いて、停止している室内機1が無い状態における各室内機1の動作について説明する。
風量を固定して通常運転していた室内機1(ステップS51)が連動風量制御に移行すると、ステップS52において、室内機1の制御器5は、吸込み温度検出装置7により、自身の吸込み温度Ti(つまり、自身に吸い込まれる空調対象空間200内の空気の温度)を検出する。そして、ステップS53に進み、室内機1の制御器5は、空調機用コントローラー11と通信し、自身の吸込み温度Tiを送信する。
ステップS54では、室内機1の制御器5は、空調機用コントローラー11から風量を低下させる指示がされているか否かを判断する。室内機1の制御器5は、風量を低下させる指示がされている場合にはステップS55に進み、風量を低下させる指示がされていない場合にはステップS56に進む。
ステップS55に進んだ場合、室内機1の制御器5は、自身の風量を所定量B%下げる。その後、室内機1の制御器5は、ステップS51に戻り、所定量B%下げた風量にて通常運転を行う。
ステップS56に進んだ場合、室内機1の制御器5は、空調機用コントローラー11から風量を増加させる指示がされているか否かを判断する。空調機用コントローラー11から風量を増加させる指示がされている場合、室内機1の制御器5は、ステップS57に進む。そして、ステップS57において、室内機1の制御器5は、自身の風量を所定量D%上げる。その後、室内機1の制御器5は、ステップS51に戻り、所定量D%上げた風量にて通常運転を行う。
一方、ステップS56で空調機用コントローラー11から風量を増加させる指示がされていない場合、室内機1の制御器5は、ステップS51に戻り、連動風量制御以前の風量にて通常運転を行う。
(停止している室内機1が有る状態の動作説明)
次に、図6を用いて、停止している室内機1が有る状態における空調機用コントローラー11の動作について説明する。
メンテナンスや故障等により停止している室内機1が有る場合、空調機用コントローラー11は、ステップS32からステップS40に進むこととなる。そして、ステップS40において、空調機用コントローラー11は、停止フラグがセットされているか否かを判断する。停止フラグがセットされていない場合、空調機用コントローラー11は、ステップS41で停止フラグをセットし、ステップS42に進む。そして、ステップS42において、空調機用コントローラー11は、停止していない室内機1の制御器5に、室内機1の風量を所定量E%(例えば2%)上げるように指令を送る。つまり、ステップS42に進んだ場合、空調機用コントローラー11は、停止していない室内機1の制御器5に、送風機4の周波数を所定量上げるように指令を送る。
一方、ステップS40で停止フラグがセットされていると判断した場合、空調機用コントローラー11は、停止していない室内機1の風量がすでにE%増加していると判断し、ステップS31に戻る。
なお、メンテナンスの終了や故障の修復により、停止していた室内機1の運転が再開された場合、空調機用コントローラー11は、ステップS32からステップS33を介してステップS43に進み、停止フラグをリセットする。その後、空調機用コントローラー11は、ステップS34以降の動作を行う。
次に、図7を用いて、停止している室内機1が有る状態における各室内機1の動作について説明する。
メンテナンスや故障等により停止している室内機1が有る場合、停止していない室内機1の制御器5は、空調機用コントローラー11から室内機1の風量を所定量E%上げるように指示される。このため、停止していない室内機1の制御器5は、ステップS56からステップS57に進み、自身の風量を所定量E%上げる。その後、停止していない室内機1の制御器5は、ステップS51に戻り、所定量E%上げた風量にて通常運転を行う。
このように、本実施の形態2に係る空気調和システム100においては、各室内機1の吸込み温度(つまり、吸込み温度検出装置7の検出値)のバラツキに基づいて、各室内機1の風量(つまり、送風機4の回転数)を制御している。このため、実施の形態1と同様に、空調対象空間200に対する風量が過多であった場合には、各室内機1の風量を抑制して消費電力を低減できる。また、実施の形態1と同様に、空調対象空間200に対する風量が過少であった場合(つまり、空調対象空間200にホットスポットが発生している場合)には、各室内機1の風量を増加させて空調対象空間200内の温度不均一を解消することができる。
また、本実施の形態2に係る空気調和システム100においては、メンテナンスや故障等により停止している室内機1が有る場合、停止していない他の室内機1の風量を増加させる。このため、実施の形態1と同様に、停止している室内機1が有る場合でも、空調対象空間200に対する風量が過少となって空調対象空間200にホットスポットが発生することを防止することができる。
さらに、本実施の形態2に係る空気調和システム100においては、空調機用コントローラー11が各室内機1の制御器5へ風量の変更指示を行うので、実施の形態1の代表室内機1Aが停止した場合でも、上記の風量制御を実施することができる。
実施の形態3.
各室内機1の制御器5が、各室内機1の吸込み温度(つまり、吸込み温度検出装置7の検出値)に基づいて独自に風量を決定してもよい。なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1又は実施の形態2と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態3に係る空気調和システム100が実施の形態1及び実施の形態2と異なる点は、各室内機1間の関連性を各室内機1の制御器5に記憶させておく点である。ここで、本実施の形態3で示す関連性とは、どの室内機1とどの室内機1が近傍に設置されているかを示すものである。この関連性は、例えばプッシュスイッチ、コントローラー、又はパーソナルコンピュータ等によって、各室内機1の制御器5に入力される。つまり、本実施の形態3においては、各室内機1の制御器5は、近傍に設置された室内機1の吸込み空気及び自身の吸込み空気のバラツキに基づいて、自身の風量を制御する。なお、空調対象空間200に設置された室内機1の全てを関連付けても勿論よい。
<動作説明>
続いて、本実施の形態3に係る空気調和システム100の動作について説明する。
図8は、本発明の実施の形態3に係る室内機の動作(制御方法)を示すフローチャートである。
(停止している室内機1が無い状態の動作説明)
まず、停止している室内機1が無い状態における各室内機1の動作について説明する。
風量を固定して通常運転していた室内機1(ステップS61)が連動風量制御に移行すると、室内機1の制御器5は、停止している室内機1が有るか否かを判断する(ステップS62)。停止している室内機1が無い場合、室内機1の制御器5は、停止フラグがセットされているか否かを判断する(ステップS63)。停止フラグがセットされている場合、室内機1の制御器5は、ステップS74で停止フラグをリセットした後、ステップS64に進む。また、停止フラグがセットされていない場合、室内機1の制御器5は、そのまま、ステップS64に進む。
ステップS64では、室内機1の制御器5は、自身の吸込み温度検出装置7により、室内機1の吸込み温度T(つまり、室内機1に吸い込まれる空調対象空間200内の空気の温度)を検出する。そして、ステップS65に進み室内機1の制御器5は、関連付けられた他の室内機1の制御器5と通信し、自身の吸込み温度Tを関連付けられた他の室内機1に送信すると共に、関連付けられた他の室内機1の吸込み温度Tiを入手する。なお、関連付けられた他の室内機1に送信した自身の吸込み温度Tは、関連付けられた他の室内機1においては、関連付けられた他の室内機1の吸込み温度Tiとして扱われる。
ステップS65の後、室内機1の制御器5は、自身を含む各室内機1の吸込み温度のバラツキを算出するため、自身を含む各室内機1の吸込み温度のうちで最も高温のものをTmaxと設定し、最も低温のものをTminと設定する(ステップS66)。そして、ステップS67において、室内機1の制御器5は、Tmax−Tminが所定値A℃(例えば1℃)以下であるか否かを判定する。室内機1の制御器5は、Tmax−TminがA℃以下の場合にはステップS68に進み、Tmax−TminがA℃よりも大きい場合にはステップS69に進む。
ステップS68に進んだ場合、室内機1の制御器5は、自身の風量を所定量B%下げる。その後、室内機1の制御器5は、ステップS61に戻り、所定量B%下げた風量にて通常運転を行う。
ステップS69に進んだ場合、室内機1の制御器5は、Tmax−Tminが所定値C℃(例えば5℃)以上であるか否かを判定する。Tmax−TminがC℃以上の場合、室内機1の制御器5は、ステップS70に進む。そして、ステップS70において、室内機1の制御器5は、自身の風量を所定量D%上げる。その後、室内機1の制御器5は、ステップS61に戻り、所定量D%上げた風量にて通常運転を行う。
一方、ステップS69でTmax−TminがC℃より小さいと判断した場合、室内機1の制御器5は、ステップS61に戻り、連動風量制御以前の風量にて通常運転を行う。
(停止している室内機1が有る状態の動作説明)
次に、停止している室内機1が有る状態における室内機1の動作について説明する。
メンテナンスや故障等により停止している室内機1が有る場合、室内機1の制御器5は、ステップS62からステップS71に進むこととなる。そして、ステップS71において、室内機1の制御器5は、停止フラグがセットされているか否かを判断する。停止フラグがセットされていない場合、室内機1の制御器5は、ステップS72で停止フラグをセットし、ステップS73に進む。そして、ステップS73において、室内機1の制御器5は、自身の風量を所定量E%上げる。その後、ステップS61に戻り、所定量E%上げた風量にて通常運転を行う。
一方、ステップS71で停止フラグがセットされていると判断した場合、自身の風量がすでにE%増加していると判断し、ステップS61に戻る。そして、室内機1の制御器5は、風量を変更することなく通常運転を行う。
なお、メンテナンスの終了や故障の修復により、停止していた室内機1の運転が再開された場合、室内機1の制御器5は、ステップS62からステップS63を介してステップS74に進み、停止フラグをリセットする。その後、室内機1の制御器5は、ステップS64以降の動作を行う。
このように、本実施の形態3に係る空気調和システム100においては、関連づけられた各室内機1の吸込み温度(つまり、吸込み温度検出装置7の検出値)のバラツキに基づいて、これら各室内機1の風量(つまり、送風機4の回転数)を制御している。このため、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、空調対象空間200に対する風量が過多であった場合には、各室内機1の風量を抑制して消費電力を低減できる。また、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、空調対象空間200に対する風量が過少であった場合(つまり、空調対象空間200にホットスポットが発生している場合)には、各室内機1の風量を増加させて空調対象空間200内の温度不均一を解消することができる。
また、本実施の形態3に係る空気調和システム100においては、関連づけられた室内機1の中にメンテナンスや故障等により停止しているものが有る場合、停止していない他の室内機1の風量を増加させる。このため、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、停止している室内機1が有る場合でも、空調対象空間200に対する風量が過少となって空調対象空間200にホットスポットが発生することを防止することができる。
さらに、本実施の形態3に係る空気調和システム100においては、各室内機1が独自に風量設定を行うので、実施の形態1の代表室内機1Aが停止した場合でも、上記の風量制御を実施することができる。
さらに、本実施の形態3に係る空気調和システム100においては、近傍に設置された各室内機1の吸込み温度に基づいて自身の風量を決定することにより、きめ細かな風量の設定をすることができる。つまり、一般的に、空調対象空間200の室内温度は負荷状況によってバラつくことが多い。このため、空調対象空間200内の全ての室内機1の吸込み温度に基づいて各室内機1の風量を決定する場合、風量を減少させる条件を満たしにくい。一方、本実施の形態3では、近傍にある室内機1の吸込み温度のみを参照するため、空調対象空間200を細分化して風量決定に利用することが可能となり、適正な風量を得やすいという利点が挙げられる。
なお、本実施の形態3では、空調機用コントローラー11を接続しない構成としたが、空調機用コントローラー11を接続し、空調機用コントローラー11によって該制御を実施することもできる。
以上、上記の実施の形態1〜実施の形態3では、連動風量制御が開始される条件については触れていないが、例えば、空調対象空間200内の温度が安定する時間周期(例えば30分に一回)毎に行うとよい。また、上記の実施の形態1〜実施の形態3では、各室内機1の風量の上限及び下限(つまり各室内機1における送風機4の回転数の上限及び下限)を超えて風量(つまり、送風機4の回転数)を変化させることが無いものとする。なお、各室内機1の風量の上限及び下限(つまり各室内機1における送風機4の回転数の上限及び下限)は、室内機1(つまり送風機4)の仕様によって異なる。
また、上記の実施の形態1〜実施の形態3では、下吹き型の室内機1で説明を行ったが、上吹き型の室内機1で同様の制御を行うことも勿論可能である。
1 室内機、1A 代表室内機、2 ケーシング、3 室内熱交換器、4 送風機、5 制御器、6 送風機用制御器、7 吸込み温度検出装置、8 伝送線、9 二重床、10 発熱体、11 空調機用コントローラー、100 空気調和システム、200 空調対象空間。

Claims (7)

  1. 1つの空調対象空間に複数の室内機が設けられる空気調和システムであって、
    前記室内機のそれぞれは、室内熱交換器、該室内熱交換器に空気を供給する送風機、前記熱交換器に吸い込まれる空気の吸込み温度を検出する温度検出装置、及び前記送風機の回転数を制御する制御装置を備え、
    複数の前記室内機の前記制御装置は伝送手段によって接続されており、
    複数の前記室内機の前記送風機は、複数の前記室内機の前記吸込み温度のバラツキに基づいて回転数が制御されることを特徴とする空気調和システム。
  2. 複数の前記室内機の前記吸込み温度のバラツキが第1の所定値以上になっている状態においては、複数の前記室内機の前記送風機の回転数を第1の所定量増加させ、
    複数の前記室内機の前記吸込み温度のバラツキが第2の所定値以下になっている状態においては、複数の前記室内機の前記送風機の回転数を第2の所定量減少させる連動風量制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 複数の前記室内機の一部が運転を停止している場合、
    運転されている複数の前記室内機の前記送風機の回転数を所定量増加させることを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
  4. 複数の前記室内機の一部が運転を停止している場合、
    運転されている複数の前記室内機の前記送風機の回転数を第3の所定量増加させ、
    その後、前記連動風量制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の空気調和システム。
  5. 複数の前記室内機の内の1つが代表室内機として設定されており、
    当該代表室内機の前記制御装置は、
    当該代表室内機を含む複数の前記室内機の前記吸込み温度のバラツキに基づいて、当該代表室内機の前記送風機の回転数を制御し、
    当該代表室内機を含む複数の前記室内機の前記吸込み温度のバラツキに基づいて、当該代表室内機以外の複数の前記室内機の前記制御装置に対して前記送風機の回転数の変更量を指示することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の空気調和システム。
  6. 前記伝送手段によって複数の前記室内機の前記制御装置と接続されたコントローラーを備え、
    当該コントローラーは、
    複数の前記室内機の前記吸込み温度のバラツキに基づいて、複数の前記室内機の前記制御装置に対して前記送風機の回転数の変更量を指示することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の空気調和システム。
  7. 複数の前記室内機のそれぞれの前記制御装置は、
    少なくとも近傍に設置された一部の前記室内機の前記制御装置と通信可能となっており、
    通信可能な複数の前記室内機の前記吸込み温度のバラツキに基づいて前記送風機の回転数を制御することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の空気調和システム。
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