JP6318779B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録シートに現像剤像を熱定着するための定着装置に関する。
従来、定着装置として、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内周面に接触可能なニップ部材と、ニップ部材との間でエンドレスベルトを挟持することで、エンドレスベルトとの間でニップを形成するバックアップローラと、を備えるものが知られている(特許文献1参照)。具体的に、この技術では、ニップ部材は、記録シートの搬送方向に延びる平板状の基部と、基部の搬送方向における両端部からバックアップローラとは反対側に屈曲する断面視円弧状の屈曲部とを有し、バックアップローラは、基部の略全体との間でニップを形成するように配置されている。
米国特許出願公開第2010/0158587号明細書
しかしながら、従来技術では、バックアップローラが基部の略全体との間でニップを形成するように配置されているので、例えば定着装置において複数枚の記録シートを連続して熱定着した場合などにおいてバックアップローラが熱膨張すると、バックアップローラが屈曲部にかかって、当該屈曲部によりバックアップローラの回転が阻害されるといった問題がある。
そこで、本発明は、バックアップローラが熱膨張した場合にもバックアップローラをスムーズに回転させることができる定着装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る定着装置は、エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内周面に接触可能なニップ部材と、前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟持することで、前記エンドレスベルトとの間でニップを形成するバックアップローラと、を備える。
前記エンドレスベルトは、前記ニップにおいて所定の移動方向に移動するように構成される。
前記ニップ部材の前記エンドレスベルトの内周面に接触可能な接触面は、前記バックアップローラとの間で、前記エンドレスベルトを挟持するように構成された第1領域と、前記第1領域よりも前記バックアップローラの外周面から離れた第2領域と、を有する。
前記第2領域の曲率半径は、前記第1領域の曲率半径よりも小さくなっている。
前記バックアップローラは、熱膨張したときに、前記第2領域から離れている。
ここで、「バックアップローラが第2領域から離れている」とは、エンドレスベルトを介して第2領域とバックアップローラの外周面とが圧接していないこと、または、エンドレスベルトが第2領域とバックアップローラとの間にニップ(挟持)されていないことを意味する。また、「熱膨張したとき」とは、定着装置(画像形成装置)で設定されている目標温度で連続印字したときなど、バックアップローラに蓄熱された熱が飽和し、バックアップローラの弾性層が最も膨らんだときを意味する。
この構成によれば、熱膨張したバックアップローラが曲率半径の小さな第2領域から離れているので、当該第2領域によってバックアップローラの回転を阻害することがなく、バックアップローラをスムーズに回転させることができる。
また、前記した構成において、前記バックアップローラの外周面は、熱膨張したときに、前記第2領域から1.0mm以上離れていてもよい。
また、前記した構成において、前記ニップ部材は、金属板を含んでいてもよい。
また、前記した構成において、前記第2領域は、前記第1領域に対して、前記移動方向の上流側に配置されていてもよい。
ここで、熱膨張したバックアップローラが移動方向の上流側に配置される第2領域にかかる場合には、例えば熱膨張したバックアップローラが移動方向の下流側に配置される第2領域にかかる場合に比べ、第2領域のバックアップローラの回転に抗する抵抗力が大きい。そのため、このような上流側に配置される第2領域に対して、熱膨張したバックアップローラを離すことで、バックアップローラをスムーズに回転させることができる。
また、前記した構成において、前記ニップ部材を挟んで前記ニップとは反対側に配置され、前記ニップ部材を支持するステイをさらに備える場合には、前記バックアップローラの回転軸線は、前記ステイの重心を通過するとともに前記移動方向と直交する仮想平面を挟んで前記第2領域とは反対側に配置されていてもよい。
また、この場合において、前記バックアップローラの回転軸線と、前記仮想平面との前記移動方向における距離は、0.1mmから2.0mmの範囲内であってもよいし、0.5mmから1.2mmの範囲内であってもよい。
また、前記した構成において、前記ステイを前記バックアップローラへ向けて、所定の加圧方向へ押圧する押圧部材をさらに備える場合には、前記バックアップローラの回転軸線と直交する平面で切った断面において、前記重心と前記バックアップローラの回転軸線を結ぶ線分は、前記加圧方向と平行であってもよい。
ここで、「平行」とは、公差などを考慮して、±3°の範囲を含む。
これによれば、ステイからの押圧力をバックアップローラで良好に受けることができるので、ニップ部材とバックアップローラとの間でエンドレスベルトを良好に挟持することができる。
また、前記した構成において、前記バックアップローラの回転軸線と直交する平面で切った断面において、前記ニップでの圧力分布は、略対称な山形形状をなすのが好ましい。
これによれば、ニップにおける記録シートの熱定着を良好に行うことができる。
また、前記した構成において、前記バックアップローラは、回転軸と、回転軸の周囲に設けられる弾性層とを有し、前記移動方向における前記バックアップローラの回転軸線から前記第2領域までの距離L1と、前記回転軸線から前記ニップ部材までの最短距離L2と、熱膨張したときの前記バックアップローラの半径Rhと、前記弾性層の厚みL3と、
前記回転軸の半径Raと、前記弾性層の熱膨張係数αと、前記バックアップローラの径が最も小さいときの温度と前記バックアップローラの径が最も大きいときの温度との差ΔTとの関係が、以下の数式
L1>(Rh−L21/2
Rh=(1+α・ΔT)・L3+Ra
を満たすように定着装置を構成することができる。
これによれば、バックアップローラが熱膨張したときにも曲率半径の小さな第2領域から離れているので、前述した効果を良好に発揮することができる。
本発明によれば、バックアップローラが熱膨張した場合にもバックアップローラをスムーズに回転させることができる。
本発明の実施形態に係る定着装置を備えたレーザプリンタを示す断面図である。 定着装置を示す断面図(a)と、ニップの形状を示す図(b)である。 第1カバー部材から端縁規制部材と第3カバー部材を外した状態を示す分解斜視図である。 ニップ板を示す斜視図である。 ニップ板、ステイおよび加圧ローラの関係を詳細に説明するための図である。 仮想平面に対する回転軸線のオフセット量とニップでの圧力との関係を示す図である。 変形例に係る定着装置を示す断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、特に断りがないかぎり図1に示した上下方向を上下、図1における左側を前、右側を後、紙面の奥側を左、紙面の手前側を右として、各方向を示す。ここでの左右は、カラーレーザプリンタ1の前側に立った者から見た方向を基準として規定してある。
図1に示すように、カラーレーザプリンタ1は、本体筐体2内に、用紙51(記録シート)を供給する給紙部5と、給紙された用紙51に画像を形成する画像形成部6と、画像が形成された用紙51を排出する排紙部7とを備えている。
給紙部5は、本体筐体2内の下方において、本体筐体2に対して前側からスライド操作により脱着される給紙トレイ50と、給紙トレイ50から用紙51を前側から上に持ち上げ、後側へ反転させて搬送する給紙機構M1とからなる。
この給紙機構M1は、給紙トレイ50の前側端部の付近に設けられた、ピックアップローラ52、分離ローラ53、分離パッド54などからなり、これらにより給紙トレイ50にある用紙51が一枚ずつ分離されて上方へ送られる。上方へ向けて搬送された用紙51は、紙粉取りローラ55とピンチローラ56の間を通過した後、搬送経路57を通って後向きへ方向転換され、後述する搬送ベルト73の上に供給される。用紙51が、紙粉取りローラ55とピンチローラ56の間を通過しているとき、用紙51に付着した紙粉は、紙粉取りローラ55により用紙51から取り除かれる。
画像形成部6は、スキャナ部61、プロセス部62、転写部63および定着装置100を備えている。
スキャナ部61は、本体筐体2の上部に設けられており、図示はしないが、レーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡を備えている。スキャナ部61では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応させてレーザ発光部から発光されるレーザをポリゴンミラーで左右方向に高速で走査させ、複数のレンズおよび反射鏡を通過または反射させた後各感光体ドラム31に照射している。
プロセス部62は、スキャナ部61の下方で、給紙部5の上方に配置されており、本体筐体2に対して前後方向に移動可能となる感光体ユニット3を備えている。感光体ユニット3は、ドラムサブユニット30と、ドラムサブユニット30に装着される現像カートリッジ40とを備えている。
ドラムサブユニット30は、公知の感光体ドラム31やスコロトロン型帯電器32などを備えている。
現像カートリッジ40は、内部にトナー(現像剤)が収容されており、公知の供給ローラ41や現像ローラ42や層厚規制ブレード43などを備えている。
このようなプロセス部62は、次のように機能する。現像カートリッジ40内のトナーが供給ローラ41により現像ローラ42へ供給され、このときトナーが、供給ローラ41と現像ローラ42との間で正極性に摩擦帯電される。現像ローラ42に供給されたトナーは、現像ローラ42の回転に伴って層厚規制ブレード43によって擦られ、一定厚さの薄層として現像ローラ42の表面に担持される。
一方、ドラムサブユニット30では、スコロトロン型帯電器32がコロナ放電により感光体ドラム31を一様に正極性に帯電させる。この帯電した感光体ドラム31にスキャナ部61からのレーザが照射されて、用紙51に形成すべき画像に対応した静電潜像が感光体ドラム31に形成される。
さらに感光体ドラム31が回転すると、現像ローラ42に担持されているトナーが感光体ドラム31の静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体ドラム31の表面のうち、レーザにより露光され電位が下がった部分に供給される。これにより、感光体ドラム31の静電潜像は可視像化され、感光体ドラム31の表面には、各色のトナーに対応して、反転現像によるトナー像が担持される。
転写部63は、駆動ローラ71、従動ローラ72、搬送ベルト73、転写ローラ74およびクリーニング部75を備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後に離れて平行に配置され、これらにエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が巻き掛けられている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光体ドラム31に接している。そして、搬送ベルト73の内側には各感光体ドラム31との間で搬送ベルト73を挟み込む転写ローラ74が配置されている。転写ローラ74には、図示しない高圧基板から転写バイアスが印加される。画像形成時には、搬送ベルト73により搬送されてきた用紙51は、感光体ドラム31と転写ローラ74に挟持され、感光体ドラム31上のトナー像が用紙51に転写される。
クリーニング部75は、搬送ベルト73の下方に配置され、搬送ベルト73に付着したトナーを除去し、その下方に配置されたトナー貯留部76に除去したトナーを落下させるようになっている。
定着装置100は、転写部63の後方に設けられ、用紙51上に転写されたトナー像を用紙51上に熱定着する。なお、定着装置100については、後で詳述する。
排紙部7において、用紙51の排紙側搬送経路91は、定着装置100の出口から上に向かって延び前側に反転するように形成されている。排紙側搬送経路91の途中には、用紙51を搬送する複数の搬送ローラ92が配置されている。本体筐体2の上面には、印刷後の用紙51を蓄積する排紙トレイ93が形成されており、搬送ローラ92により排紙側搬送経路91から排出された用紙51は、排紙トレイ93に蓄積される。
<定着装置の詳細構成>
図2(a)に示すように、定着装置100は、エンドレスベルトの一例としての定着ベルト110と、ハロゲンランプ120(発熱体)と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、バックアップローラの一例としての加圧ローラ140と、反射板150と、ステイ160と、カバー部材200とを主に備えている。
定着ベルト110は、耐熱性と可撓性を有する無端状(筒状)のベルトであり、カバー部材200に形成されたガイド部(上流ガイド310、下流ガイド320および端部ガイド330)により回転が案内されている。具体的に、本実施形態においては、定着ベルト110は、金属製の基材と、基材の外周に被覆された樹脂とを有する金属ベルトとして構成されている。
なお、定着ベルト110は、金属の表面にゴム層を有していてもよく、ゴム層の表面にフッ素コーティング等による非金属の保護層をさらに有していてもよい。
また、定着ベルト110は、カバー部材200に設けられた線バネ201によって弱めの付勢力で径方向外側に付勢されており、これにより、定着ベルト110は、線バネ201によってテンションがかけられるとともに径方向に移動可能となるように構成されている。
なお、定着ベルト110にテンションをかける部材としては、線バネ201に限定されず、例えば板バネなどであってもよい。また、線バネ201は必ずしも必要ではなく、線バネ201を排除することで定着ベルト110を径方向に移動可能となるように構成してもよい。
ハロゲンランプ120は、輻射熱を発してニップ板130および定着ベルト110(ニップN)を加熱することで用紙51上のトナーを加熱する部材であり、定着ベルト110の内側において定着ベルト110およびニップ板130の内面から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、定着ベルト110の内側に配置され、ハロゲンランプ120からの輻射熱を受ける板状の部材であり、その下面が定着ベルト110の内周面に接触するように配置されている。本実施形態において、ニップ板130は、金属製であり、例えば、後述するスチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、アルミニウム板などを折り曲げることで形成されている。なお、ニップ板130をアルミニウム製とした場合には、ニップ板130の熱伝導性を向上させることが可能となっている。なお、ニップ板130の構造については、後で詳述する。
加圧ローラ140は、ニップ板130との間で定着ベルト110を挟むことで定着ベルト110との間にニップNを形成する部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。なお、ニップNを形成するためには、ニップ板130および加圧ローラ140の一方を他方に向けて付勢すればよいが、本実施形態では、後で詳述するように、ニップ板130を加圧ローラ140に向けて付勢している。そして、この加圧ローラ140は、ニップ板130との間で定着ベルト110を挟んだ状態で回転することで、当該定着ベルト110とともに回転して用紙51を後方に搬送するようになっている。
加圧ローラ140は、弾性層の一例としての円筒状のローラ本体141と、ローラ本体141に挿通され、ローラ本体141とともに回転可能な回転軸の一例としてのシャフト142とを有している。ローラ本体141は、弾性変形可能に構成されている。加圧ローラ140は、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、回転駆動することで定着ベルト110(または用紙51)との摩擦力により定着ベルト110を従動回転させる。この際、定着ベルト110は、ニップNにおいて前後方向に沿った方向(所定の移動方向)に移動するようになっている。トナー像が転写された用紙51は、加圧ローラ140と加熱された定着ベルト110の間(ニップN)を搬送されることでトナー像(トナー)が熱定着されることとなる。
なお、本実施形態では、図2(b)に示すように、ニップNは、上下方向から見て、ニップ板130の左右方向(定着ベルト110の軸線方向)の端部へ行くほど移動方向における幅が広くなる逆クラウン形状となっている。ここでいう「逆クラウン形状」とは、ニップNのうち左右方向のどの位置においても、左右方向外側の部分が当該部分の左右方向内側の部分よりも幅広になる関係が満たされることを意味する。
図2(a)に示すように、反射板150は、ハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130に向けて反射する部材であり、定着ベルト110の内側でハロゲンランプ120を囲うように、ハロゲンランプ120から所定の間隔をあけて配置されている。
この反射板150は、赤外線および遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視U字状に湾曲させて形成されている。より詳細に、反射板150は、U字形状をなす反射部151と、反射部151の前後方向における両端縁(ニップ板130側の各端縁)から前後方向外側に向けて延びるフランジ152とを有している。
そして、各フランジ152は、ステイ160とニップ板130とで挟まれている。
ステイ160は、ニップ板130を挟んでニップN(加圧ローラ140)とは反対側に配置され、ニップ板130を反射板150を介して支持する部材であり、定着ベルト110の内側でハロゲンランプ120や反射板150を囲うように配置されている。
詳しくは、ステイ160は、上壁161と、上壁161の前端から下方に延びる前壁162と、上壁161の後端から下方に延びる後壁163とによって断面視U字状に形成されている。そして、前壁162の下端部には、前側に延びるフランジ164が形成されている。
このようなステイ160は、比較的剛性が高い、例えば、鋼板などを折り曲げることで形成されている。
カバー部材200は、樹脂製の第1カバー部材210と、樹脂製の第2カバー部材220とを主に備えて構成されている。
第1カバー部材210は、断面視U字状をなして左右方向に長く延びるように形成されており、ステイ160を挟んでハロゲンランプ120とは反対側でステイ160を覆うように配置されている。言い換えると、第1カバー部材210は、ステイ160に対してニップ板130とは反対側に配置されている。
第1カバー部材210は、後側壁211と、前側壁212と、後側壁211および前側壁212の上端同士を連結するように延びる上壁213と、後側壁211の下端から後方に向けて延びる延出壁214とを主に有している。
そして、前側壁212の下端部には、定着ベルト110の前側下部を案内する上流ガイド310が形成されている。また、延出壁214の後端には、定着ベルト110の後側下部を案内する下流ガイド320が形成されている。
上流ガイド310は、ニップNよりも定着ベルト110の回転方向上流側に設けられ、定着ベルト110をニップNに向けて案内している。そして、この上流ガイド310は、反射板150のフランジ152よりも下側(ニップ板130側)に突出している。
これにより、定着ベルト110が反射板150のフランジ152に引っ掛かるのを上流ガイド310によって抑えることが可能となっている。
図3に示すように、上流ガイド310は、左右方向に延びる長尺状に形成されている。上流ガイド310の左右方向における両端部312の上側(定着ベルト110の回転方向上流側)には、定着ベルト110の端縁の位置を規制する規制面401を有する2つの端縁規制部材400がそれぞれ両端部312に隣接するように設けられている。
また、上流ガイド310の両端部312の上側には、定着ベルト110の両端部の内周面に摺接することで定着ベルト110を上流ガイド310へ向けてガイドする一対の端部ガイド330が隣接して設けられている。
第2カバー部材220は、左右方向に長く延びるように形成されており、図2(a)に示すように、第1カバー部材210の一部を覆うように、第1カバー部材210に対して上側(ステイ160とは反対側)に配置されている。第2カバー部材220は、上壁221と、上壁221の後端から下方に向けて延びる後壁222と、後壁222の下端から後方に向けて延びる延出壁223とを主に有している。そして、図3に示すように、上壁221の左右方向両端部には、定着ベルト110の上部を案内する前述した一対の端部ガイド330が一体に形成されている。
また、第1カバー部材210の上壁213には、ステイ160の左右方向両端側の部位160L,160Rを露出させる2つの左側開口部213Lおよび2つの右側開口部213Rが設けられている。第2カバー部材220の左右方向両側には、押圧部材の一例としての第3カバー部材230が設けられている。
第3カバー部材230は、端縁規制部材400や端部ガイド330とは別に設けられている。第3カバー部材230は、定着装置100の筐体101によって、前後左右方向への移動が規制された状態で上下に移動可能に支持されている。
第3カバー部材230は、下側に開口する断面視U字状に形成されており、その底部231には、下方に突出する2つの押圧用突起232が前後に間隔を空けて形成されている。2つの押圧用突起232は、2つの左側開口部213L(または2つの右側開口部213R)に対応した位置に設けられ、左右の各開口部213L,213Rを通してステイ160を下方(所定の加圧方向)に押圧するようになっている。詳しくは、定着装置100の筐体101の左右上部には、一端が筐体101に回動可能に支持され、他端が図示せぬバネによって筐体101側に引き寄せられるように付勢される図示せぬアームが設けられており、このアームの略中央部分で第3カバー部材230がステイ160に向けて押圧されている。
<ニップ板の構造>
図4に示すように、ニップ板130は、板状部131と、第1屈曲部132と、第2屈曲部133と、3つの被検知部134とを有している。
板状部131は、上下方向に直交するとともに左右方向に長い長尺の板状に形成されている。なお、板状部131の内面(上面)には、黒色の塗装を施したり、熱吸収部材を設けたりしてもよい。これによれば、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率良く吸収することができる。
第1屈曲部132は、板状部131の前端側(移動方向の上流側)から上方に向けて略円弧状に屈曲するように形成されている。詳しくは、図5に示すように、第1屈曲部132は、ステイ160のフランジ164に向けて屈曲し、その上端縁132Aが反射板150のフランジ152を介してステイ160のフランジ164で支持されている。
また、第1屈曲部132は、ハロゲンランプ120(図2(a)参照)と対向するように配置されている。これにより、ハロゲンランプ120で直接第1屈曲部132が加熱されるので、ニップNに入る前の用紙51を第1屈曲部132で事前に加熱(プレヒート)することができ、熱定着性を向上させることが可能となっている。
図4および図5に示すように、第2屈曲部133は、板状部131の後側の端縁から上方に向けて略円弧状に屈曲するように形成されている。
3つの被検知部134は、それぞれ、サーミスタやサーモスタッドなどの温度検知部材420によって温度が検知される部位であり、第2屈曲部133の上端縁133Aの一部から後側に延びるように形成されている。
なお、温度検知部材420は、被検知部134に接触して被検知部134(ニップ板130)の温度を検知する接触式のセンサであってもよいし、被検知部134には接触しないで被検知部134の温度を検知する非接触式のセンサであってもよい。また、本実施形態では、温度検知部材420は、コイルバネ410によって被検知部134に押圧されている。
<ニップ板、ステイおよび加圧ローラの関係>
図5に示すように、ニップ板130は、定着ベルト110の内周面に接触可能な接触面F1を有している。接触面F1は、加圧ローラ140との間で定着ベルト110を挟持する第1領域F11と、当該第1領域F11の曲率半径ρ1よりも小さな曲率半径ρ2で形成される第2領域F12とを有している。言い換えると、第2領域F12の曲率は、第1領域F11の曲率(0)よりも大きくなっている。
第2領域F12は、第1領域F11に対して移動方向の上流側に配置され、第1領域F11よりも加圧ローラ140の外周面から離れている。第1領域F11は、前述した板状部131の下面の一部であり、逆クラウン形状のニップNに対応した形状となっている。また、第2領域F12は、前述した第1屈曲部132の下面の一部を構成している。
なお、本実施形態では、板状部131の後側にある第2屈曲部133が定着ベルト110に接触していないため、第1領域F11よりも曲率半径の小さな第2領域F12は、第1領域F11の上流側のみに設けられている。
そして、加圧ローラ140は、図に2点鎖線で示す大きさまで熱膨張したときに、第2領域F12まで到達しないように、つまり第2領域F12から離れたままとなるように構成されている。
ここで、「加圧ローラ140が第2領域F12から離れている」とは、定着ベルト110を介して第2領域F12と加圧ローラ140の外周面とが圧接していないこと、または、定着ベルト110が第2領域F12と加圧ローラ140との間にニップ(挟持)されていないことを意味する。また、「熱膨張したとき」とは、定着装置100(カラーレーザプリンタ1)で設定されている目標温度で連続印字したときなど、加圧ローラ140に蓄熱された熱が飽和し、加圧ローラ140のローラ本体141が最も膨らんだときを意味する。
より詳しくは、以下の数式(1),(2)を満たすように定着装置100が構成されている。
L1>(Rh−L21/2 ・・・(1)
Rh=(1+α・ΔT)・L3+Ra ・・・(2)
L1:移動方向における加圧ローラ140の回転軸線ALから第2領域F12までの距離
L2:回転軸線ALからニップ板130までの最短距離
Rh:熱膨張したときの加圧ローラ140の半径
L3:ローラ本体141の厚み
Ra:シャフト142の半径
α:ローラ本体141の熱膨張係数
ΔT:加圧ローラ140の径が最も小さいときの温度と加圧ローラ140の径が最も大きいときの温度との差
以上のように、定着装置100を構成することで、加圧ローラ140が熱膨張しても、当該加圧ローラ140が曲率半径の小さな第2領域F12に到達しないので、第2領域F12によって加圧ローラ140の回転を阻害することがなく、加圧ローラ140をスムーズに回転させることができる。
なお、前述したようにニップNを逆クラウン形状にするために、加圧ローラ140を逆クラウン形状にした場合には、つまり、加圧ローラ140の中央部を最も細く、両端部を最も太くするように構成した場合には、前述した式(1),(2)は、加圧ローラ140の径が最大となる断面において満たされていればよい。
また、熱膨張したときの加圧ローラ140(ローラ本体141)の外周面は、第2領域F12から1.0mm以上離れているのが好ましい。言い換えると、熱膨張したときの加圧ローラ140の外周面から第2領域F12までの最短距離L12は、1.0mm以上となるのが好ましい。
また、加圧ローラ140の回転軸線ALは、ステイ160の重心Gを通過するとともに移動方向と直交する仮想平面VPを挟んで第2領域F12とは反対側に配置されている。なお、加圧ローラ140の回転軸線ALと仮想平面VPとの移動方向における距離LVは、0.1mmから2.0mmの範囲内であってもよいし、0.5mmから1.2mmの範囲内であってもよい。
また、図5のような断面、つまり加圧ローラ140の回転軸線ALと直交する平面で切った断面において、重心Gと加圧ローラ140の回転軸線ALを結ぶ線分LNは、前述した第3カバー部材230からステイ160に加わる押圧力の方向DP(加圧方向)と平行となっている。
ここで、「平行」とは、公差などを考慮して、±3°の範囲を含む。
このように、重心Gと加圧ローラ140の回転軸線ALを結ぶ線分LNを、ステイ160に加わる押圧力の方向DPと平行とすることで、ステイ160からの押圧力を加圧ローラ140で良好に受けることができるので、ニップ板130と加圧ローラ140との間で定着ベルト110を良好に挟持することができる。
なお、加圧ローラ140の回転軸線ALと直交する平面で切った断面におけるニップNでの圧力分布は、図6に示すような略対称な山形形状をなすのが好ましい。詳しくは、ニップNでの圧力分布は、ニップNの移動方向両端部を除く部分において、略対称な山形形状(円弧形状)をなすのが好ましい。
ここで、図6は、仮想平面VPから搬送方向上流側に0.35mmだけ離れた仮想平面CPに対する回転軸線ALのオフセット量とニップNでの圧力との関係を示す図であり、仮想平面CPに対して回転軸線ALを移動方向の上流側にオフセットしたときのオフセット量を負の値とし、下流側にオフセットしたときのオフセット量を正の値としている。なお、前述した仮想平面CPの仮想平面VPに対する関係を正負で表現すると、仮想平面CPは、仮想平面VPに対して−0.35mmの位置に配置されている。
図6に示すように、オフセット量が−1mm(実線)または0mm(破線)である場合には、圧力分布は略対称な山形形状とはならず、オフセット量が1mm(一点鎖線)または2mm(二点鎖線)である場合には、圧力分布が略対称な山形形状となることが確認された。そのため、圧力分布を略対称な山形形状にするには、オフセット量を1.0mmから2.0mmの範囲内で設定すればよいことが確認された。
このようにニップNでの圧力分布を略山形形状にすることで、ニップNにおける用紙51の熱定着を良好に行うことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
前記実施形態では、ハロゲンランプ120の熱をニップ板130を介して定着ベルト110に伝達する方式の定着装置100に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、異なる方式の定着装置に本発明を適用してもよい。例えば、本発明は、図7に示すような構造にも適用することができる。
具体的に、この形態における定着装置500は、定着ベルト110と、定着ベルト110内に配置されるハロゲンランプ120、反射部材530、支持部材540、断熱部材550およびニップ板560と、加圧ローラ140とを備えている。ニップ板560、断熱部材550および支持部材540は、上方(加圧ローラ140とは反対側)に開口する断面視略U字状に形成されており、ニップ板560の内側に断熱部材550が嵌め込まれ、断熱部材550の内側に支持部材540が嵌め込まれている。
反射部材530は、ニップ板560、断熱部材550および支持部材540の上方に配置され、ハロゲンランプ120は、反射部材530の上方に配置されている。これにより、ハロゲンランプ120からの輻射熱が、反射部材530によって上方の定着ベルト110に向けて反射されるようになっている。
断熱部材550は、ニップ板560に直接接触して、加圧ローラ140からの力を受けるように構成されている。断熱部材550は、液晶ポリマーなどの樹脂から形成され、ハロゲンランプ120からの熱がニップ板560に直接伝わることを抑制する。
そして、ニップ板560の定着ベルト110との接触面F1は、加圧ローラ140との間で定着ベルト110を挟持する第1領域F11と、当該第1領域F11の曲率半径よりも小さな曲率半径で形成される2つの第2領域F12とを有している。つまり、この形態では、第1領域F11の移動方向の上流側と下流側の両方に第2領域F12が設けられている。
この形態であっても、加圧ローラ140が熱膨張したときに加圧ローラ140が第2領域F12から離れたままとなるように構成することで、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
前記実施形態では、記録シートとして、厚紙、はがき、薄紙などの用紙51を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
前記実施形態では、ニップ部材の一例としてニップ板130を例示したが、本発明はこれに限定されず、板状でない厚めの部材であってもよい。
前記実施形態では、発熱体としてハロゲンランプ120を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばカーボンヒータなどであってもよい。
前記実施形態では、カラーレーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
なお、定着ベルトは、ポリイミドを主成分とする樹脂フィルムであってもよい。定着ベルトは、この場合、表層にPTFEなどのフッ素樹脂により被覆されている。
100 定着装置
110 定着ベルト
130 ニップ板
140 加圧ローラ
F1 接触面
F11 第1領域
F12 第2領域
N ニップ
ρ1 曲率半径
ρ2 曲率半径

Claims (8)

  1. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内周面に接触可能なニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟持することで、前記エンドレスベルトとの間でニップを形成するバックアップローラと、
    前記ニップ部材を挟んで前記ニップとは反対側に配置され、前記ニップ部材を支持するステイと、
    前記ステイを前記バックアップローラへ向けて、所定の加圧方向へ押圧する押圧部材と、を備え、
    前記エンドレスベルトが、前記ニップにおいて所定の移動方向に移動するように構成された定着装置であって、
    前記ニップ部材の前記エンドレスベルトの内周面に接触可能な接触面は、
    前記バックアップローラとの間で、前記エンドレスベルトを挟持するように構成された第1領域と、
    前記第1領域よりも前記バックアップローラの外周面から離れた第2領域と、を有し、
    前記第2領域の曲率半径は、前記第1領域の曲率半径よりも小さく、
    前記バックアップローラは、熱膨張したときに、前記第2領域から離れており、
    前記バックアップローラの回転軸線は、前記ステイの重心を通過するとともに前記移動方向と直交する仮想平面を挟んで前記第2領域とは反対側に位置し、
    前記バックアップローラの回転軸線と直交する平面で切った断面において、前記重心と前記バックアップローラの回転軸線を結ぶ線分は、前記加圧方向と平行であることを特徴とする定着装置。
  2. 前記バックアップローラの外周面は、熱膨張したときに、前記第2領域から1.0mm以上離れていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ニップ部材は、金属板を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記第2領域は、前記第1領域に対して、前記移動方向の上流側に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の定着装置。
  5. 前記バックアップローラの回転軸線と、前記仮想平面との前記移動方向における距離は、0.1mmから2.0mmの範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記バックアップローラの回転軸線と、前記仮想平面との前記移動方向における距離は、0.5mmから1.2mmの範囲内であることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  7. 前記バックアップローラの回転軸線と直交する平面で切った断面において、前記ニップでの圧力分布は、略対称な山形形状をなすことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の定着装置。
  8. 前記バックアップローラは、回転軸と、回転軸の周囲に設けられる弾性層とを有し、
    前記移動方向における前記バックアップローラの回転軸線から前記第2領域までの距離L1と、
    前記回転軸線から前記ニップ部材までの最短距離L2と、
    熱膨張したときの前記バックアップローラの半径Rhと、
    前記弾性層の厚みL3と、
    前記回転軸の半径Raと、
    前記弾性層の熱膨張係数αと、
    前記バックアップローラの径が最も小さいときの温度と前記バックアップローラの径が最も大きいときの温度との差ΔTとの関係が、以下の数式
    L1>(Rh−L21/2
    Rh=(1+α・ΔT)・L3+Ra
    を満たすことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の定着装置。
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