JP6311551B2 - 荷役制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、産業車両に設けられた荷役装置を制御する荷役制御装置に関する。
従来、工場構内で荷役作業(荷取り作業及び荷置き作業)を行う産業車両としてフォークリフトが広く利用されている(例えば、特許文献1参照)。この種のフォークリフトは、車体の前部に設けられたマストによりリフトブラケットとともにフォークを昇降させる。そして、マストは、リフトレバーの操作に基づくリフトシリンダの作動により伸縮され、それに伴ってフォークが昇降される。また、マストは、ティルトレバーの操作に基づくティルトシリンダの作動により、前傾動作又は後傾動作される。
特開2014−108877号公報
ところで、フォークリフトにおいて、フォークに荷を積載した状態でマストを前傾させてフォークの揚高を高くするという動作は、フォークリフトの動作の安定性に影響を与えるおそれがある。
そして、そのような動作を防止するために事前に通常の動作ではないことを運転者に認識させることが好ましい。
本発明の目的は、動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性があることを運転者に認識させることができる荷役制御装置を提供することにある。
上記課題を解決する荷役制御装置は、リフトレバーの操作量に応じた流量の作動油が供給されるとともに、供給された作動油の流量に応じた速度で荷役装置を昇降動作させるリフトシリンダ、及びティルトレバーの操作量に応じた流量の作動油が供給されるとともに、供給された作動油の流量に応じた速度で前記荷役装置を傾動動作させるティルトシリンダを備えた産業車両に設けられ、前記リフトシリンダ、及び前記ティルトシリンダへの作動油の供給を制御する荷役制御装置であって、前記荷役装置の揚高を検出する揚高検出部と、前記荷役装置の傾動角度を検出する傾動角度検出部と、前記産業車両に設けられた油圧タンクから作動油を汲み上げ、前記リフトシリンダ、及び前記ティルトシリンダに作動油を供給する荷役ポンプと、前記荷役ポンプを駆動させる駆動部と、前記リフトシリンダ、及び前記ティルトシリンダに供給される作動油の流量を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記荷役装置の前傾角度が第1規制角度よりも大きく、かつ、前記荷役装置の揚高が規制揚高よりも高い場合、前記リフトシリンダに供給される前記リフトレバーの操作量に応じた作動油の流量に制限を課す。
これによれば、荷役装置が第1規制角度よりも前傾した状態で、荷役装置を規制揚高よりも高く上昇させようとすると、リフトシリンダに供給される作動油の流量に制限が課されることで、荷役装置の上昇速度に制限が課される。このため、運転者が荷役装置を第1規制角度よりも前傾した状態で規制揚高よりも高く上昇させようとすると、荷役装置の上昇速度が低下する。運転者は、荷役装置の上昇速度が低下することで、現在の動作が動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性があることを事前に認識することができる。
上記荷役制御装置について、前記制御部は、前記荷役装置の前傾角度が前記第1規制角度よりも大きい角度である第2規制角度よりも大きい場合、前記荷役装置の揚高に関わらず前記リフトシリンダに供給される前記リフトレバーの操作量に応じた作動油の流量に制限を課すことが好ましい。
産業車両は、荷役装置の前傾角度が大きいほど動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性がある。このため、第1規制角度よりも大きい(第1規制角度よりも前傾した)第2規制角度よりも荷役装置が前傾しているときには、揚高に関わらず荷役装置の上昇速度に制限を課すことで、低揚高の状態から、現在の動作が動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性があることを運転者に好適に認識させることができる。
上記荷役制御装置について、前記制御部は、前記荷役装置の揚高が前記規制揚高以下の場合、前記荷役装置の揚高が前記規制揚高よりも高い場合に比べて、前記リフトシリンダに供給される前記リフトレバーの操作量に応じた作動油の流量に緩い制限を課すことが好ましい。
産業車両は、荷役装置の揚高が低い時には動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性は低い。このため、荷役装置の揚高が規制揚高以下の場合には、リフトシリンダに供給される作動油の流量に課される制限を緩くすることで、荷役装置の上昇速度を荷役装置の揚高が規制揚高よりも高い場合に比べて速くすることができる。このため、荷役装置の揚高が規制揚高以下のときの荷役作業の作業性を確保することができる。
上記荷役制御装置について、前記駆動部は、モータであることが好ましい。これによれば、モータの回転数を変更することで荷役ポンプの駆動量を変更することができるため、容易に荷役ポンプの駆動量を変更することができる。
上記荷役制御装置について、前記揚高検出部は、前記規制揚高よりも高い揚高である高揚高と前記規制揚高以下の揚高である低揚高の2値を検出することが好ましい。これによれば、揚高検出部は、荷役装置の揚高を連続的に検出しなくてもよく、荷役速度の昇降の制御が容易になる。
上記荷役制御装置について、前記制御部は、前記荷役装置の前傾角度が前記第1規制角度よりも大きく、かつ、前記荷役装置の揚高が前記規制揚高よりも高い状態から、前記荷役装置の前傾角度が前記第1規制角度以下になるまで前記荷役装置を後傾させた場合、前記リフトレバーの操作位置が中立位置に戻されることを条件として前記リフトシリンダに供給される前記リフトレバーの操作量に応じた作動油の流量に課された制限を解除することが好ましい。
これによれば、荷役装置の上昇速度に制限が課されている状態から、荷役装置の上昇速度に制限を課す必要がない前傾角度まで荷役装置を後傾させた場合に、荷役装置の上昇速度が変化しない。
上記荷役制御装置について、前記制御部は、前記荷役装置の前傾角度が前記第2規制角度よりも大きい状態から、前記荷役装置の前傾角度が前記第2規制角度以下であり、かつ、前記荷役装置の揚高が前記規制揚高以下になるまで前記荷役装置を後傾させた場合、前記リフトレバーの操作位置が中立位置に戻されることを条件として前記リフトシリンダに供給される前記リフトレバーの操作量に応じた作動油の流量に課された制限を解除することが好ましい。
これによれば、荷役装置の上昇速度に制限が課されている状態から、荷役装置の上昇速度に制限を課す必要がない前傾角度及び揚高まで荷役装置を後傾させた場合に、荷役装置の上昇速度が変化しない。
上記荷役制御装置について、前記制御部は、前記リフトレバーを含む全ての荷役レバーが中立位置に戻されることを条件として、前記リフトシリンダに供給される前記リフトレバーの操作量に応じた作動油の流量に課された制限を解除することが好ましい。
上位荷役制御装置について、前記荷役装置に積載される荷の荷重を計測する荷重センサと、前記荷重センサによって計測された荷の荷重から前記荷役装置に荷が積載されているか否かを判定する判定部と、を備え、前記制御部は、前記荷役装置に荷が積載されていない場合、前記荷役装置の揚高及び前記荷役装置の前傾角度に関わらず、前記リフトレバーの操作量に応じた流量の作動油を前記リフトシリンダに供給することが好ましい。
荷役装置に荷が積載されていない場合には、産業車両の動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性はない。このため、荷役装置に荷が積載されていない場合には、荷役装置の上昇速度に制限を課さないことで、荷役作業の作業性を確保することができる。
本発明によれば、産業車両の作業において、動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性があることを運転者に認識させることができる。
第1実施形態のフォークリフトを示す側面図。 第1実施形態のフォークリフトの運転席を示す斜視図。 第1実施形態のフォークリフトを示すブロック図。 第1実施形態のリフトシリンダに供給される作動油の流量に制限が課される範囲を模式的に表した図。 各規制範囲でのフォークの上昇速度の制限を示す図。 第2実施形態のフォークリフトを示すブロック図。 第2実施形態の荷重とフォークの上昇速度の制限の関係を示す図。 変形例の揚高とフォークの上昇速度の制限との関係を示す図。 変形例の荷重とフォークの上昇速度の制限との関係を示す図。
(第1実施形態)
以下、荷役制御装置の第1実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、産業車両としてのフォークリフト10には、車体11の前部に荷役装置12が設けられている。車体11の中央には、運転席13が設けられている。車体11の前下部には駆動輪(前輪)14が設けられている。車体11の後下部には操舵輪(後輪)15が設けられている。駆動輪14には、車体11に収容されるとともに、駆動輪14に対して駆動力を付与する駆動源(例えば、エンジンや走行モータ)が連結されている。
荷役装置12は、車体11の前部に立設されたマスト16を有している。マスト16は、左右一対のアウタマスト17とインナマスト18からなる多段式(本実施形態では2段式)とされている。アウタマスト17には、油圧式のティルトシリンダ19が連結されており、ティルトシリンダ19の作動により車体11に対して前後に傾動可能とされている。インナマスト18には、油圧式のリフトシリンダ20が連結されており、リフトシリンダ20の作動によりアウタマスト17内をスライドし、昇降可能とされている。また、マスト16には、左右一対のフォーク21がリフトブラケット22を介して設けられている。リフトブラケット22は、インナマスト18に昇降可能に設けられている。荷役作業(荷取り作業及び荷置き作業)は、荷が積載されたパレット(図示しない)をフォーク21で掬い上げて所定の位置に置くことによって行われる。そして、フォーク21は、リフトシリンダ20の駆動によってインナマスト18がアウタマスト17に沿って昇降動作することにより、リフトブラケット22とともに昇降される。また、フォーク21は、ティルトシリンダ19の駆動によってマスト16とともに傾動(前傾及び後傾)するようになっている。
運転席13には、運転者が着座可能な運転シート23が設けられている。また、運転席13において、運転シート23の前方には、ハンドルコラム24が設けられている。ハンドルコラム24には、操舵輪15の舵角を変更して、フォークリフト10の進行方向を変更するためのハンドル25が装着されている。また、ハンドルコラム24には、フォークリフト10に関する各種情報(例えば、車速情報やエラー情報など)を画像表示する表示器26が設けられている。
ハンドルコラム24の右方には、荷役装置12(フォーク21)を昇降動作させるときに操作するリフトレバー28と、荷役装置12(マスト16)を傾動動作させるときに操作するティルトレバー29が設けられている。本実施形態では、リフトレバー28及びティルトレバー29が荷役レバーとなる。リフトレバー28は、中立位置から上昇指示方向又は下降指示方向へ傾動操作可能に構成されており、リフトレバー28の操作時にはその操作方向に応じてリフトシリンダ20が作動(伸縮作動)する。そして、リフトシリンダ20は、上昇又は下降を指示するように傾動操作された状態からリフトレバー28が中立位置に戻されることにより作動が停止する。なお、リフトレバー28の中立位置は、フォーク21の上昇及び下降の何れも指示しない位置である。
ティルトレバー29は、中立位置から前傾指示方向又は後傾指示方向へ傾動操作可能に構成されており、ティルトレバー29の操作時にはその操作方向に応じてティルトシリンダ19が作動(伸縮作動)する。そして、ティルトシリンダ19は、前傾又は後傾を指示するように傾動操作された状態からティルトレバー29が中立位置に戻されることにより作動が停止する。なお、ティルトレバー29の中立位置は、マスト16の前傾及び後傾の何れも指示しない位置である。
図3に示すように、車体11には、作動油が貯留された油圧タンク31が設けられている。また、車体11には、油圧タンク31に貯油されている作動油を汲み上げる荷役ポンプ32が設けられている。荷役ポンプ32には、モータとしての荷役モータ33が接続されており、この荷役モータ33によって荷役ポンプ32が駆動する。したがって、荷役モータ33が荷役ポンプ32を駆動させる駆動部として機能している。本実施形態では、荷役モータ33の駆動量、すなわち、荷役モータ33の回転数に伴い荷役ポンプ32による作動油の汲み上げ量が変化する。荷役ポンプ32には、分流弁34が繋がれている。分流弁34には、コントロールバルブ35及びパワーステアリングバルブ36が繋がれている。分流弁34としては、プライオリティバルブが用いられており、分流弁34に供給された作動油はパワーステアリングバルブ36に優先的に流入する。具体的にいえば、分流弁34に供給された作動油は、予め定められた流量がパワーステアリングバルブ36に供給され、分流弁34に供給された作動油のうちパワーステアリングバルブ36に供給される流量を超えた分だけコントロールバルブ35に供給される。すなわち、パワーステアリングバルブ36には、荷役ポンプ32によって汲み上げられた作動油の流量に関わらず、換言すれば、荷役モータ33の回転数に関わらず一定量の作動油が供給される。
コントロールバルブ35には、ティルトシリンダ19及びリフトシリンダ20が繋がれている。コントロールバルブ35は、ティルトシリンダ19及びリフトシリンダ20に対する作動油の流れ(流量)を制御する。ティルトシリンダ19及びリフトシリンダ20は、単位時間当たりに供給される作動油の流量に応じた速度で駆動する。
パワーステアリングバルブ36には、ステアリングシリンダ37が繋がれている。パワーステアリングバルブ36は、ピストンによってステアリングシリンダ37内に区画された二つの油圧室に対する作動油の流れ(流量)を制御する。
また、車体11には、上記した荷役モータ33、コントロールバルブ35及びパワーステアリングバルブ36を制御する制御部としての制御装置41が設けられている。本実施形態において、制御装置41は、リフトレバー28の操作量、ティルトレバー29の操作量、ハンドル25の操作量、荷役装置12の傾動角度、及び荷役装置12の揚高に応じて荷役モータ33などを制御する。以下、詳細に説明を行う。
制御装置41は、制御動作を所定の手順で実行することができるCPU(中央処理装置)42と、必要なデータの読出し及び書換え可能なメモリ43を有している。メモリ43には、フォークリフト10の走行や荷役を制御するための制御プログラムが記憶されている。本実施形態のフォークリフト10は、マスト16の前傾時にリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限を課すことでフォーク21の上昇速度を制限する制御を行うように構成されている。このため、本実施形態においてメモリ43には、マスト16の上昇速度を制限するときのマスト16の前傾角度、マスト16の上昇速度を制限するときにリフトシリンダ20へ供給される作動油の流量に課される制限(流量制限)が記憶されている。また、制御装置41には、揚高スイッチ44と、ティルト角センサ45と、リフトレバーセンサ46と、ティルトレバーセンサ47と、操舵センサ48が接続されている。
揚高検出部としての揚高スイッチ44は、マスト16に配設されている。揚高スイッチ44は、フォーク21の揚高(高さ位置)を検出し、フォーク21が予め定めた規制揚高(例えば、2000mm)に達すると検出信号を出力する。揚高スイッチ44は、例えばリミットスイッチが用いられる。本実施形態では、マスト16に1つの揚高スイッチ44が設けられており、揚高スイッチ44によって検出される規制揚高(例えば、2000mm)より高い揚高が高揚高とされ、揚高スイッチ44によって検出される規制揚高以下の揚高が低揚高とされている。すなわち、本実施形態において揚高スイッチ44によって規制揚高が定められ、揚高スイッチ44は、フォーク21の揚高が規制揚高より高い高揚高か、規制揚高以下の揚高である低揚高かの2値を検出する。そして、制御装置41のCPU42は、揚高スイッチ44からの検出信号を入力することによりフォーク21の揚高が高揚高であることを認識し、検出信号を入力しないことによりフォーク21の揚高が低揚高であることを認識する。
傾動角度検出部としてのティルト角センサ45は、ティルトシリンダ19の付近に配設されている。ティルト角センサ45は、フォーク21が水平姿勢にあるときの角度(水平角)を基準としたマスト16の傾動角度(前傾角度及び後傾角度)を検出し、傾動角度に応じた検出信号を出力する。ティルト角センサ45は、例えばポテンショメータである。そして、制御装置41のCPU42は、ティルト角センサ45からの検出信号を入力することによりマスト16の傾動角度を認識する。
リフトレバーセンサ46は、リフトレバー28に配設されており、リフトレバー28のレバー角(操作量)を検出する。リフトレバーセンサ46は、リフトレバー28のレバー角に応じた検出信号を制御装置41に出力する。そして、制御装置41のCPU42は、リフトレバーセンサ46からの検出信号を入力することによりリフトレバー28のレバー角を認識する。
ティルトレバーセンサ47は、ティルトレバー29に配設されており、ティルトレバー29のレバー角(操作量)を検出する。ティルトレバー29は、ティルトレバー29のレバー角に応じた検出信号を制御装置41に出力する。そして、制御装置41のCPU42は、ティルトレバーセンサ47からの検出信号を入力することによりティルトレバー29のレバー角を認識する。
操舵センサ48は、ハンドル25に配設されており、ハンドル25の操舵角(操作量)を検出する。操舵センサ48は、ハンドル25の操舵角に応じた検出信号を制御装置41に出力する。そして、制御装置41のCPU42は、操舵センサ48からの検出信号を入力することによりハンドル25の操舵角を認識する。
制御装置41は、リフトレバー28のレバー角(リフトレバー28の操作量)、ティルトレバー29のレバー角(ティルトレバー29の操作量)及びハンドル25の操舵角から、運転者から要求された動作を行うのに要する作動油の流量(単位時間当たりの流量)を算出する。そして、制御装置41は、算出された流量の作動油が分流弁34に供給されるように荷役モータ33の回転数を制御するとともに、コントロールバルブ35及びパワーステアリングバルブ36によって各シリンダへの作動油の流量を調整する。各シリンダは、供給された作動油の単位時間当たりの流量に応じた速度で駆動する。リフトシリンダ20には、リフトレバー28に操作量に応じた流量の作動油が供給され、リフトシリンダ20は、供給された作動油の流量に応じた速度でフォーク21を昇降動作させる。ティルトシリンダ19には、ティルトレバー29の操作量に応じた流量の作動油が供給され、ティルトシリンダ19は、供給された作動油の流量に応じた速度でマスト16を前傾動作又は後傾動作させる。本実施形態では、一定の条件下において、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限を課すことでリフトレバー28のレバー角に応じた流量よりも少ない流量の作動油がリフトシリンダ20に供給されるようにしている。なお、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課されている状態とは、制限によって定められた流量よりも多くの作動油の供給がリフトレバー28の操作によって要求されても、制限によって定められた流量を超えてリフトシリンダ20に作動油が供給されないことを意味する。したがって、リフトレバー28の操作によって要求された作動油の流量が制限によって定められた流量以下であれば、リフトレバー28の操作量に応じた作動油がリフトシリンダ20に供給される。
次に、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課されるときの条件について図4にしたがって説明する。図4では、マスト16の傾動角度を模式的に示している。また、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課される領域を斜線で示している。上記したように、マスト16の傾動角度は、フォーク21が水平姿勢にあるときの角度を0度としている。
図4に示すように、マスト16の前傾角度が第1規制角度以下の場合には、リフトシリンダ20には、リフトレバー28のレバー角に応じた作動油が供給される。すなわち、フォーク21は、リフトレバー28の操作量に応じた速度で上昇する。第1規制角度は0度よりも大きい(車体11の前方に傾いた)角度であり、マスト16の前傾角度が第1規制角度以下の場合、フォーク21を上昇させるときに低揚高、高揚高に関わらずフォークリフト10の動作の安定性に影響を与えることがない角度に設定される。第1規制角度は、予め最適な角度が実験等により求められ、設定がされており、例えば、1度に設定される。
マスト16の前傾角度が第1規制角度よりも大きく、かつ、第1規制角度よりも大きい角度である第2規制角度以下であり、更に、フォーク21の揚高が高揚高の場合には、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課される。一方で、マスト16の前傾角度が第1規制角度よりも大きく、かつ、第2規制角度以下であり、更に、フォーク21の揚高が低揚高の場合には、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課されない。以下の説明において、マスト16の前傾角度が第1規制角度よりも大きく、かつ、第2規制角度以下であり、更に、フォーク21の揚高が高揚高の場合の範囲を第1規制範囲とする。第2規制角度は、第1規制角度よりも大きい(前傾した)角度であり、マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きい場合、揚高に関わらずフォークリフト10が動作の安定性に影響を与えうる状態に至るような角度に設定される。第2規制角度は、予め最適な角度が実験等により求められ、設定がされており、例えば、2度〜4度に設定される。
マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きいときには、フォーク21の揚高に関わらずリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課される。以下の説明において、マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きく、かつ、フォーク21の揚高が高揚高の範囲を第2規制範囲、マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きく、かつ、フォーク21の揚高が低揚高の範囲を第3規制範囲として説明を行う。
図5に示すように、第3規制範囲では、第1規制範囲及び第2規制範囲に比べて、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限、すなわち、上昇速度の制限が緩く設定されている。第1規制範囲及び第2規制範囲で作動油の流量に課される流量の制限を第1制限流量、第3規制範囲で作動油の流量に課される流量の制限を第2制限流量としたとき、第2制限流量では、第1制限流量に比べて多くの作動油をリフトシリンダ20に供給することができる。したがって、第3規制範囲では、第1規制範囲及び第2規制範囲に比べてリフトシリンダ20を速く上昇させることができる。
第3規制範囲においてリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限は、例えば、フォーク21の上昇速度が最大のとき、すなわち、リフトレバー28のレバー角が最大のときにリフトシリンダ20に供給される作動油の流量の40%に設定されている。
第1規制範囲及び第2規制範囲では、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限が同一となっている。第1規制範囲及び第2規制範囲においてリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限、すなわち、上昇速度の制限は、リフトシリンダ20の上昇速度が荷役作業に支障を来す速度になるように設定されている。第1規制範囲及び第2規制範囲においてリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限は、例えば、フォーク21の上昇速度が最大のときにリフトシリンダ20に供給される作動油の流量の20%に設定されている。本実施形態では、フォーク21の揚高を検出する揚高スイッチ44、マスト16の傾動角度を検出するティルト角センサ45、油圧タンク31から作動油を汲み上げる荷役ポンプ32、荷役ポンプ32を駆動する荷役モータ33、及びフォーク21の揚高及びマスト16の前傾角度から荷役ポンプ32の駆動量を調整する制御装置41によって荷役制御装置が構成されている。
次に、制御装置41が行う制御について本実施形態の荷役制御装置の作用とともに説明する。
フォーク21を低揚高から高揚高に上昇させる際に、フォーク21の揚高が低揚高から高揚高になると、揚高スイッチ44からの検出信号によって制御装置41はフォーク21の揚高が高揚高になったことを検出する。
マスト16の前傾角度が第1規制角度よりも大きく、第2規制角度以下である場合、制御装置41は、フォーク21の揚高が高揚高になったことを検出すると、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限を課す。制御装置41は、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課されると、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量が、課された制限を上回らないように荷役モータ33の回転数及びコントロールバルブ35を制御する。リフトレバー28のレバー角に応じたリフトシリンダ20に供給される作動油の流量が制限によって定められた流量を上回っていれば、制御装置41はリフトシリンダ20に供給される作動油の流量を規制して、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量が制限によって定められた流量以下となるようにする。
リフトシリンダ20に供給される作動油の流量が規制されることで、リフトシリンダ20の上昇速度は、規制揚高を境に低下していく。運転者は、フォーク21の上昇速度が低下し、リフトレバー28のレバー角に応じた速度がフォーク21の上昇速度に反映されないことで、フォークリフト10の動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性があることを把握することができる。この状態から運転者がマスト16を後傾させ、マスト16の前傾角度が第1規制角度以下になった場合でも、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限は維持される。リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限は、マスト16の前傾角度を第1規制角度以下にし、リフトレバー28及びティルトレバー29、すなわち、全ての荷役レバーを中立位置に戻すことを解除条件として解除される。
また、制御装置41は、フォーク21の揚高が高揚高になったことを検出したときに、リフトレバー28のレバー角に応じたリフトシリンダ20に供給される作動油の流量が制限によって定められた流量以下であれば、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量を規制しない。これにより、リフトレバー28のレバー角に応じた流量の作動油がリフトシリンダ20に供給される。
マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きい状態でフォーク21を低揚高から高揚高に上昇させる場合、低揚高及び高揚高の両方でリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課される。この際、制御装置41が行う制御は、前述したマスト16の前傾角度が第1規制角度よりも大きく、かつ、第2規制角度以下であり、更に、フォーク21の揚高が高揚高の場合と同様の制御である。マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きい状態から運転者がマスト16を後傾させ、マスト16の前傾角度が第2規制角度以下であり、かつ、フォーク21の揚高が低揚高になった場合でも、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限は維持される。リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限は、マスト16の前傾角度を第2規制角度以下にするとともに、フォーク21の揚高を低揚高にし、リフトレバー28及びティルトレバー29、すなわち、全ての荷役レバーを中立位置に戻すことを解除条件として解除される。なお、マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きい角度の場合、フォーク21の揚高が低揚高の状態で作動油の流量に課される制限は、フォーク21の揚高が高揚高の状態で作動油の流量に課される制限よりも緩い。このため、フォーク21の揚高が低揚高の状態では、フォーク21の揚高が高揚高の状態と比較して、フォーク21の上昇速度を速くすることが可能である。
ところで、フォークリフト10が動作の安定性に影響を与えうる状態にあることを運転者に認識させるために、各規制範囲でのリフトシリンダ20への作動油の供給を停止、すなわち、フォーク21の上昇を停止することも考えられる。しかしながら、フォーク21の上昇を停止すると、フォーク21を下降させることしかできなくなり、状況に応じた細やかな作業が行えなくなるおそれがある。例えば、規制揚高よりも僅かに高い位置に荷を置く場合、高揚高でのフォーク21の上昇を停止してしまうと、マスト16を後傾してからフォーク21を上昇させる必要がある。一方で、本実施形態では、高揚高でのフォーク21の上昇速度を遅くすることで、運転者にフォークリフト10が動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性があることを認識させるだけでなく、フォーク21の上昇による衝撃を抑えることができる。これにより、フォークリフト10が動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性があることを運転者に認識させつつ、状況に応じてフォーク21の上昇速度が制限された状態で荷役作業を行うことができる。
また、フォークリフト10の進行方向を変更するステアリングシリンダ37と、荷役作業を行うリフトシリンダ20及びティルトシリンダ19には、同一の荷役ポンプ32から作動油が供給されている。ステアリングシリンダ37とリフトシリンダ20及びティルトシリンダ19との油圧供給源、すなわち、荷役ポンプ32が同一の場合には、分流弁34によって荷役ポンプ32から供給された作動油を分配する必要がある。
仮に、フォークリフト10が動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性があることを運転者に認識させるために、各規制範囲でフォーク21の上昇を停止する場合、リフトシリンダ20への作動油の供給を停止するために荷役ポンプ32を停止する必要がある。厳密にいえば、荷役ポンプ32によって分流弁34に供給される作動油が全てパワーステアリングバルブ36に流れれば、荷役ポンプ32を停止することなくフォーク21の上昇を停止させることは理論上可能である。しかしながら、パワーステアリングバルブ36に優先的に供給する流量を超えて分流弁34に作動油が供給されてしまう場合など、分流弁34に供給された作動油の一部はコントロールバルブ35に流入してしまうため、荷役ポンプ32を停止することなくフォーク21の上昇を停止することは現実的ではない。そして、フォーク21の上昇を停止させるために荷役ポンプ32を停止すると、ステアリングシリンダ37への作動油の供給も停止されるため、フォーク21の上昇だけでなく、フォークリフト10の操舵も行えなくなる。
本実施形態のように、リフトシリンダ20への作動油の供給を停止せず、作動油の流量に制限を課すことで、フォーク21の上昇速度を制限しつつ、フォークリフト10の操舵も行うことができる。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)マスト16の前傾角度が第1規制角度よりも大きい角度であり、かつ、フォーク21の揚高が高揚高のときには、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課され、フォーク21の上昇速度に制限が課される。フォーク21の上昇速度に制限が課されることで、フォークリフト10が動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性があることを運転者に動作が安定している状態で事前に確実に認識させることができる。つまり、動作が安定している状態で、運転者にマスト16の後傾を促すことができる。また、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課されるが、リフトシリンダ20への作動油の供給を停止しないため、フォーク21の上昇が停止されない。このため、状況に応じてフォーク21の上昇速度が遅い状態で荷役作業を継続することができる。
(2)マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きいときには、フォーク21の揚高に関わらず、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限を課している。マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きいときには、低揚高であってもフォークリフト10が動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性があることを、揚高に関わらず低揚高の状態からフォーク21の上昇速度を制限することで、フォークリフト10の動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性があることをより好適に運転者に認識させることができる。
(3)荷役ポンプ32は、荷役モータ33によって駆動されている。このため、荷役モータ33の回転数を変更することで荷役ポンプ32の駆動量を変更することができ、容易に作動油の汲み上げ量を調整することができる。
(4)揚高検出部として、高揚高と低揚高を検出する揚高スイッチ44を用いている。2値を検出する揚高スイッチ44を用いているため、フォーク21の上昇速度の制御が容易である。
(5)マスト16の前傾角度が第1規制角度よりも大きい状態からマスト16を後傾させて、マスト16の前傾角度が第1規制角度以下となった場合でも、リフトレバー28及びティルトレバー29の両方を中立位置に戻さなければ、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限が解除されない。このため、フォーク21の上昇速度が荷役作業の操作中に変化することがない。
(6)マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きい状態からマスト16を後傾させ、マスト16の前傾角度が第2規制角度以下であり、かつ、フォーク21の揚高が低揚高になった場合でも、リフトレバー28及びティルトレバー29の両方を中立位置に戻さなければ、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限が解除されない。このため、フォーク21の上昇速度が荷役作業の操作中に変化することがない。
(7)リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限を課さない位置にまでマスト16を後傾させた場合、リフトレバー28及びティルトレバー29の両方が中立位置に戻されることを条件としてリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限が解除される。これにより、リフトレバー28とティルトレバー29を同時操作していて、リフトレバー28のみを中立位置に戻し、ティルトレバー29の操作を継続した場合においても、荷役モータ33の作動油の流量制限の制御が継続されているため、ティルトレバー29の操作中においてマスト16の傾動速度が変化することはない。
(8)マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きいときには、フォーク21の揚高が高揚高の場合に比べて、フォーク21の揚高が低揚高の場合のほうがリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限が緩い。このため、フォーク21の揚高が低揚高の場合には、フォーク21の揚高が高揚高の場合に比べて、フォーク21の上昇速度を速くすることができる。荷役作業を終えて、フォークリフト10のイグニッションスイッチをオフするときには、一般に、フォーク21を接地させた状態でイグニッションスイッチをオフする。したがって、運転者が次回にイグニッションスイッチをオンして、荷役作業を開始するときには、フォーク21が接地した状態から作業を行うことになる。この際、フォーク21が接地した状態からフォーク21を上昇させて荷役作業を行う場合、上昇速度が速く、作業性が確保される。また、フォーク21に荷を積載するときには、フォーク21を前傾させて荷が積載されたパレットにフォーク21を差し込むなどの動作を行う。この際、フォーク21を上昇させる場合、上昇速度が速く、作業性が確保される。フォークリフト10は、フォーク21の揚高が低い状態では、動作の安定性は確保されているため、フォーク21が低揚高の場合には高揚高の場合に比べて上昇速度を速くしてもフォークリフト10が動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性が低い。
(第2実施形態)
以下、荷役制御装置の第2実施形態について説明する。以下の説明において、第1実施形態と同一部分については、第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図6に示すように、車体11には、フォーク21の積載荷重(負荷荷重)を検出する荷重センサ49が設けられている。荷重センサ49は、リフトシリンダ20の下部付近の油圧回路内に配設されている。荷重センサ49は、リフトシリンダ20の内部の油圧を検出し、フォーク21の積載荷重に応じた検出信号を出力する。荷重センサ49は、例えば圧力センサからなる。そして、制御装置41のCPU42は、荷重センサ49からの検出信号を入力することによりフォーク21の積載荷重を認識する。制御装置41のメモリ43には、フォーク21に荷が積載されているか否かを判定するための積載荷重の閾値が記憶されている。荷重センサ49は、リフトシリンダ20の内部の油圧を検出しているため、値が変動しやすい。このため、荷が積載されていない状態から荷が積載されている状態への変移を判定するための第1閾値と、荷が積載されている状態から荷が積載されていない状態への変移を判定するための第2閾値とを設けている。
図7に示すように、第1閾値は、第2閾値に比べて積載荷重の値が大きく設定されている。そして、積載荷重が第1閾値未満の値から第1閾値以上になると、制御装置41はフォーク21に荷が積載されていると判断する。このとき、第2閾値は、第1閾値よりも積載荷重の値が小さく設定されているため、荷重センサ49によって計測される積載荷重が第1閾値未満の値となったり、第1閾値以上の値となったりすることを繰り返す場合であっても、第2閾値未満の値とならなければフォーク21に荷が積載されていると判断される。
積載荷重が、第1閾値以上の値から第2閾値未満の値になると、制御装置41は、フォーク21に荷が積載されていないと判断する。このとき、第1閾値は、第2閾値よりも積載荷重の値が大きく設定されているため、荷重センサ49によって計測される積載荷重が第2閾値未満の値となったり、第2閾値以上の値となったりすることを繰り返す場合であっても、第1閾値以上の値とならなければ、フォーク21に荷が積載されていないと判断される。本実施形態では、制御装置41が、フォーク21に荷が積載されているか否かを判定する判定部として機能している。
フォーク21に荷が積載されていないと制御装置41が判断した場合には、フォーク21の揚高、マスト16の前傾角度に関わらず、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課されず、リフトレバー28のレバー角に応じた流量の作動油がリフトシリンダ20に供給される。フォーク21に荷が積載されていないときには、フォーク21の揚高や、マスト16の前傾角度に関わらず、フォークリフト10が動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性は低いため、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限を課さない。
フォーク21に荷が積載されていると制御装置41が判断した場合には、フォーク21の揚高及びマスト16の傾動角度に応じてリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課される。リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限は、第1実施形態と同一である。すなわち、図7で示す、低揚高制限速度とは、第1実施形態における第3規制範囲でのリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限、換言すれば、リフトシリンダ20の上昇速度の制限である。また、図7で示す高揚高制限速度とは、第1実施形態における第1規制範囲及び第2規制範囲でのリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限、換言すれば、リフトシリンダ20への上昇速度の制限である。
したがって、上記実施形態によれば、第1実施形態の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(9)荷重センサ49によってフォーク21への積載状態を検出して、荷が積載されていないときには、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限を課していない。フォークリフト10がフォーク21に荷を積載していない状態では動作の安定性に影響を与えうる状態に至る可能性はないので、荷が積載されていない場合にはフォーク21の上昇速度に制限を課さないことで荷役作業の作業性が確保される。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○各実施形態において、揚高スイッチ44として、フォーク21の揚高を連続的に検出できるスイッチを用いてもよい。この場合、フォーク21の揚高が高くなるにつれて、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限を厳しくしてもよい。すなわち、フォーク21の揚高が高くなるにつれて、フォーク21の上昇速度の制限を遅い速度にしてもよい。例えば、図8に示すように、揚高が高くなるにつれて、段階的に上昇速度の制限を遅い速度にしてもよい。また、揚高が高くなるにつれて、連続的に上昇速度の制限を遅い速度にしてもよい。
○各実施形態において、第1規制角度、第2規制角度は、機台の仕様や車両の積載可能や作業の内容などを考慮して管理者等により設定値が変更できる構成としてもよい。
○第2実施形態において、積載荷重が重くなるにつれて、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限を厳しくしてもよい。例えば、図9に示すように、積載荷重が重くなるにつれて、段階的に上昇速度の制限を遅い速度にしてもよい。この場合、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限を変更する積載荷重毎に閾値を設ける。閾値は、第2実施形態と同様に、荷が積載されていない状態から荷が積載されている状態への変移を判定するための第1閾値と、荷が積載されている状態から荷が積載されていない状態への変移を判定するための第2閾値とを設けてもよい。また、積載荷重が重くなるにつれて、連続的に上昇速度の制限を遅い速度にしてもよい。
○第2実施形態において、フォーク21の揚高及び積載荷重に応じて上昇速度の制限を変更してもよい。具体的にいえば、フォーク21の揚高に対応したリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限と、積載荷重に対応したリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限の両方をメモリ43に記憶する。そして、フォーク21を上昇させるときには、フォーク21の揚高に対応したリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限と、積載荷重に対応したリフトシリンダ20に供給される作動油の流量とを個別に求め、制限が厳しい方をリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限とする。すなわち、図8に記載された揚高に応じた上昇速度と、図9に記載された積載荷重に応じた上昇速度を組み合わせて、フォーク21の上昇速度が遅くなるようにリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限を求める。
○各実施形態において、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課された場合、その旨や、マスト16の後傾を促す表示を表示器26にしてもよい。
○各実施形態において、パワーステアリングバルブ36(ステアリングシリンダ37)へ作動油を供給する荷役ポンプ32と、リフトシリンダ20及びティルトシリンダ19(コントロールバルブ35)へ作動油を供給する荷役ポンプ32とが個別に設けられていてもよい。この場合、分流弁34を設けなくてもよい。
○荷役ポンプ32による分流弁34への作動油の供給量を荷役モータ33の回転数によって調整したが、荷役ポンプ32として可変容量ポンプを用いることで、荷役モータ33の回転数を変更することなく分流弁34への作動油の供給量を調整してもよい。
○エンジンを積載し、エンジンの駆動力により駆動輪14を駆動するエンジン式のフォークリフト10の場合には、荷役ポンプ32を駆動する駆動部としてエンジンを用いてもよい。
○傾斜面(坂道など)の傾斜角度を測定する角度センサを設けてもよい。傾斜面でフォーク21を上昇させる場合、マスト16が傾斜面の傾斜によって傾いた状態でフォーク21を上昇させることになる。このため、角度センサによって傾斜面の傾斜角度を測定するとともに、傾斜面の傾斜角度を加味してマスト16の傾動角度を求めることで、傾斜面での荷役作業を適切に行うことができる。
○マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きく、かつ、フォーク21の揚高が高揚高の場合と、マスト16の前傾角度が第2規制角度よりも大きく、かつ、フォーク21の揚高が低揚高の場合とで、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限を同一にしてもよい。
○荷役レバーとして、油圧で駆動するアタッチメントを操作するアタッチメント操作用レバーが設けられていてもよい。アタッチメントとしては、フォーク21の間隔を変更することができるフォークシフタや、ロール紙などを把持するロールクランプが用いられる。この場合、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課されている状態から、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限を課す必要がない位置にまでマスト16を後傾させても、リフトレバー28,ティルトレバー29及びアタッチメント操作用レバーの全てが中立位置に戻されなければ制限が解除されない。
○ティルトシリンダ19に供給される作動油の流量と、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量とをそれぞれ個別に制御できる構成としてもよい。この場合、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限が課されている状態から、リフトシリンダ20に供給される作動油の流量に制限を課す必要がない位置にまでマスト16を後傾させたときにリフトレバー28のみが中立位置に戻されることを条件としてリフトシリンダ20に供給される作動油の流量に課される制限を解除してもよい。ティルトシリンダ19に供給される作動油の流量が変化しないように制御できるため、制限解除によってマスト16の傾動速度が変化することはない。
次に、上記実施形態及び変形例から把握することができる技術的思想について以下に追記する。
(イ)産業車両の進行方向を変更するステアリングシリンダ、リフトシリンダ、及びティルトシリンダには、共通の荷役ポンプから分流弁を介して作動油が供給される荷役制御装置。
10…フォークリフト、11…車体、12…荷役装置、16…マスト、19…ティルトシリンダ、20…リフトシリンダ、21…フォーク、28…リフトレバー、31…油圧タンク、32…荷役ポンプ、33…荷役モータ、41…制御装置、44…揚高スイッチ、45…ティルト角センサ、49…荷重センサ。

Claims (9)

  1. リフトレバーの操作量に応じた流量の作動油が供給されるとともに、供給された作動油の流量に応じた速度で荷役装置を昇降動作させるリフトシリンダ、及びティルトレバーの操作量に応じた流量の作動油が供給されるとともに、供給された作動油の流量に応じた速度で前記荷役装置を傾動動作させるティルトシリンダを備えた産業車両に設けられ、前記リフトシリンダ、及び前記ティルトシリンダへの作動油の供給を制御する荷役制御装置であって、
    前記荷役装置の揚高を検出する揚高検出部と、
    前記荷役装置の傾動角度を検出する傾動角度検出部と、
    前記産業車両に設けられた油圧タンクから作動油を汲み上げ、前記リフトシリンダ、及び前記ティルトシリンダに作動油を供給する荷役ポンプと、
    前記荷役ポンプを駆動させる駆動部と、
    前記リフトシリンダ、及び前記ティルトシリンダに供給される作動油の流量を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記荷役装置の前傾角度が第1規制角度よりも大きく、かつ、前記荷役装置の揚高が規制揚高よりも高い場合、前記リフトシリンダに供給される前記リフトレバーの操作量に応じた作動油の流量に、前記荷役装置の上昇が停止しない範囲で制限を課す荷役制御装置。
  2. 前記制御部は、前記荷役装置の前傾角度が前記第1規制角度よりも大きい角度である第2規制角度よりも大きい場合、前記荷役装置の揚高に関わらず前記リフトシリンダに供給される前記リフトレバーの操作量に応じた作動油の流量に制限を課す請求項1に記載の荷役制御装置。
  3. 前記制御部は、前記荷役装置の揚高が前記規制揚高以下の場合、前記荷役装置の揚高が前記規制揚高よりも高い場合に比べて、前記リフトシリンダに供給される前記リフトレバーの操作量に応じた作動油の流量に緩い制限を課す請求項2に記載の荷役制御装置。
  4. 前記駆動部は、モータである請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の荷役制御装置。
  5. 前記揚高検出部は、前記規制揚高よりも高い揚高である高揚高と前記規制揚高以下の揚高である低揚高の2値を検出する請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の荷役制御装置。
  6. 前記制御部は、前記荷役装置の前傾角度が前記第1規制角度よりも大きく、かつ、前記荷役装置の揚高が前記規制揚高よりも高い状態から、前記荷役装置の前傾角度が前記第1規制角度以下になるまで前記荷役装置を後傾させた場合、前記リフトレバーの操作位置が中立位置に戻されることを条件として前記リフトシリンダに供給される前記リフトレバーの操作量に応じた作動油の流量に課された制限を解除する請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の荷役制御装置。
  7. 前記制御部は、前記荷役装置の前傾角度が前記第2規制角度よりも大きい状態から、前記荷役装置の前傾角度が前記第2規制角度以下になるまで前記荷役装置を後傾させ、かつ、前記荷役装置の揚高が前記規制揚高以下になるまで前記荷役装置を下降させた場合、前記リフトレバーの操作位置が中立位置に戻されることを条件として前記リフトシリンダに供給される前記リフトレバーの操作量に応じた作動油の流量に課された制限を解除する請求項2又は請求項3に記載の荷役制御装置。
  8. 前記制御部は、前記リフトレバーを含む全ての荷役レバーが中立位置に戻されることを条件として、前記リフトシリンダに供給される前記リフトレバーの操作量に応じた作動油の流量に課された制限を解除する請求項6又は請求項7に記載の荷役制御装置。
  9. 前記荷役装置に積載される荷の荷重を計測する荷重センサと、
    前記荷重センサによって計測された荷の荷重から前記荷役装置に荷が積載されているか否かを判定する判定部と、を備え、
    前記制御部は、前記荷役装置に荷が積載されていない場合、前記荷役装置の揚高及び前記荷役装置の前傾角度に関わらず、前記リフトレバーの操作量に応じた流量の作動油を前記リフトシリンダに供給する請求項1〜請求項8のうちいずれか一項に記載の荷役制御装置。
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