JP6311322B2 - 光偏向装置および画像表示装置並びにヘッドアップディスプレイ - Google Patents

光偏向装置および画像表示装置並びにヘッドアップディスプレイ Download PDF

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Description

この発明は、光偏向装置、および、この光偏向装置を用いた画像表示装置、並びに、ヘッドアップディスプレイに関するものである。
光ビームを偏向・走査するようにした光偏向ミラーは、光の反射面を構成するミラー部と、このミラー部を揺動自在に支持する支持梁に対してミラー部を偏向させる駆動用圧電部材を取り付けてなる駆動梁と、を備えたものとされる(例えば、特許文献1参照)。
このような構成によれば、駆動用圧電部材に電圧を印加すると、駆動梁に反りが発生することで、ミラー部を偏向・走査させることができる。
更に、このような駆動梁に対し、揺動検出用の圧電部材(検出用圧電部材)を取り付けて、この検出用圧電部材からの検出信号を用いてフィードバック制御を行うことで、構造上のバラ付きの影響をなくして、ミラー部を安定して偏向・走査させることが行われている。
上記した光偏向ミラーは、ミラー部や駆動梁などの可動部分の重さや、駆動梁の剛性などによって固有の共振周波数(固有振動数)を有している。そのため、環境温度などの変化によって上記した部材の物性値が変わると、ミラー部の共振周波数がシフトする。また、圧電部材の性能も温度依存性を持っている。
しかし、上記したような、揺動検出用の圧電部材を用いたフィードバック制御では、環境温度などの変化には対応することができなかった。
上記課題を解決するために、本発明は、
光を反射するミラー部を駆動用圧電体によって偏向させるようにした圧電型の光偏向ミラーと、
前記駆動用圧電体に対し駆動信号を送って前記ミラー部を振動させる制御装置と、を備えた光偏向装置であって、
前記制御装置が、
前記ミラー部の周辺の現在温度における駆動用圧電体への駆動信号の駆動周波数から、現在温度におけるミラー部の共振周波数を求め、
求めた現在温度における共振周波数と、予め制御情報記憶部に記憶された基準温度、該基準温度における前記ミラー部の基準共振周波数、共振周波数の温度に対する傾きと、に基いて現在の温度を推定する温度補正用の演算部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、上記した制御装置が、温度補正用の演算部を備えた。そして、温度補正用の演算部は、先ず、ミラー部の周辺の現在温度における駆動用圧電体への駆動信号の駆動周波数から、現在温度におけるミラー部の共振周波数を求める。次に、求めた現在温度における共振周波数と、予め制御情報記憶部に記憶された基準温度、基準温度におけるミラー部の基準共振周波数、共振周波数の温度に対する傾きと、に基いて現在の温度を推定する。これにより、外部の温度検出装置(温度センサ)などを追加することなく、ミラー部の周辺の現在温度を求めることができる。
本実施の形態にかかる光偏向ミラーの構成図である。 図1の光偏向ミラーによる走査の状態を示す説明図である。 光偏向装置の構成図である。 駆動信号、ミラー部の変位、検出信号を示すグラフである。 駆動信号の正弦波の周波数をミラー部の共振点の付近でスウィープさせた時の周波数特性を示す図である。 (a)は、温度とミラー部の共振周波数との関係を示すグラフである。(b)は、温度を推定するために用いた、温度とミラー部の周波数との関係を示すグラフである。 ミラー部の振幅を一定に制御した状態で、温度を変化させた場合における、検知信号の振幅の変化を示すグラフである。 光走査変動量と温度との関係を示すグラフである。 駆動信号と同期信号との関係を示す図である。 同期用位相差および往復走査ズレと温度との関係を示すグラフである。
この実施の形態は、光ビームを偏向・走査するようにした光偏向ミラーに関するものである。そして、この光偏向ミラーをMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイスによって構成する。ここで、MEMSデバイスは、半導体製造技術を応用したマイクロマシニング技術によって、シリコンやガラスなどの基板を微細加工して製造される精密装置である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図10は、この実施の形態の実施例およびその変形例を説明するためのものである。
まず、この実施例の構成について説明する。
図1は、上記した光偏向ミラー1の構成図である。図中、横線が水平軸Xであり、縦線が垂直軸Yである。この光偏向ミラー1は、主に、光の反射面を構成するミラー部2と、このミラー部2を揺動自在に支持する支持梁3とを有している。
このミラー部2には、その上下部に、垂直軸Yと平行な方向へ延びる一対のトーションバー4(弾性梁)が設けられている。そして、一対のトーションバー4におけるミラー部2とは反対側の端部(上下端部)に、水平軸Xと平行な方向で且つ片側(この場合には図中左側)へ向けて延びる上下一対の上記支持梁3が設けられている。この一対の支持梁3におけるトーションバー4とは反対側の端部(この場合には図中左端部)は、これらを取り囲む支持枠(可動枠5)に対して取り付けられている。これにより、ミラー部2は、可動枠5に対し、トーションバー4および支持梁3を介して片持状態で支持されたものとされる。そして、これら、ミラー部2、トーションバー4、支持梁3、可動枠5は、一体に形成されている。
更に、上記した各支持梁3の表面には、ミラー部2を偏向させるための(共振)駆動用圧電体6がそれぞれ取り付けられている。この駆動用圧電体6は、薄膜化した圧電部材を単層または多層に設けることによって構成される。この支持梁3や駆動用圧電体6によって、ミラー部2を駆動可能なアクチュエータとなる駆動梁7が構成される。このミラー部2と、駆動用圧電体6を用いた駆動梁7とによって、光偏向ミラー1は、圧電型光偏向ミラーとしての機能を持つことになる。
そして、駆動用圧電体6に、図2に示すように、例えば、正弦波の電圧を印加して、駆動梁7を撓ませることにより、ミラー部2は、紙面と垂直な方向へ往復揺動または往復回動し、共振モードで振動する(共振駆動)。これにより、水平軸X方向への走査が可能となる。
更に、図1に示すように、上記した可動枠5の両側部に対し、可動枠5ごとミラー部2を揺動自在に支持する蛇行状梁部11を設けることができる。この蛇行状梁部11は、垂直軸Y方向へ延びる複数本の縦梁部の上端間および下端間を交互に短い横梁部で接続したものとされる。この蛇行状梁部11の可動枠5とは反対側の端部は、支持枠(固定ベース部12)に取り付けられている。この固定ベース部12は、可動枠5および蛇行状梁部11を全体的に取り囲む大きさの枠状体とされている。図の場合、左側に位置する蛇行状梁部11の両端部は、可動枠5および固定ベース部12の上側のコーナー部周辺間にそれぞれ取り付けられている。また、右側に位置する蛇行状梁部11の両端部は、可動枠5および固定ベース部12の下側のコーナー部周辺間にそれぞれ取り付けられている。そして、これら、可動枠5、蛇行状梁部11、固定ベース部12は、一体に形成されている。
そして、各蛇行状梁部11の表面には、可動枠5ごとミラー部2を偏向させる一対の(非共振)駆動用圧電体13,14がそれぞれ取り付けられている。この一対の駆動用圧電体13,14は、それぞれ上記した縦梁部に対して一本置きに設けられることにより、隣接する縦梁部を互いに反対方向へ撓ませ得るように構成されている。これらの別の駆動用圧電体13,14は、薄膜化した圧電部材を単層または多層に設けることによって構成される。この蛇行状梁部11と一対の駆動用圧電体13,14とによって、ミラー部2を駆動可能なアクチュエータとなる第二の駆動梁15が構成される。このミラー部2(を有する可動枠5)と、一対の駆動用圧電体13,14を用いた第二の駆動梁15とによって、光偏向ミラー1は、(上記とは別の)圧電型光偏向ミラーとしての機能を持つことになる。
そして、一対の駆動用圧電体13,14に対し、図2に示すように、例えば、(互いに異なる)のこぎり波の電圧を印加して、第二の駆動梁15をそれぞれ反対方向へ撓ませる。これにより、ミラー部2は、水平軸Xをほぼ中心軸として往復揺動または往復回動し、非共振モードで振動する(非共振駆動)。これにより、垂直軸Y方向への走査が可能となる。
よって、駆動梁7の駆動用圧電体6と、第二の駆動梁15の一対の駆動用圧電体13,14との機能を合わせることにより、水平軸X方向および垂直軸Y方向の二軸方向に対する走査が可能となる。なお、駆動梁7の駆動用圧電体6と、第二の駆動梁15の一対の駆動用圧電体13,14とのどちらか一方によって、水平軸X方向と垂直軸Y方向とのどちらか一方に対する一軸方向の走査を行わせることもできる。一軸方向の走査を行う光偏向ミラー1は、例えば、電子写真方式の複写機やレーザープリンターなどの画像形成装置、或いは、レーザーレーダーなどのセンシング装置などに用いることができる。
更に、この実施例では、図1に示すように、上記した駆動梁7を構成する支持梁3に対して、ミラー部2の振動を検知するための圧電体(検知用圧電体18)を取り付けるようにする。この検知用圧電体18は、上記した駆動用圧電体6に隣接させて設けられる。そして、上記した圧電型の光偏向ミラー1が、この検知用圧電体18を備えることによって光走査を正確に制御することが可能な光走査装置19が構成される。
次に、図3は、上記した光走査装置19を有する光偏向装置21の構成図である。この光偏向装置21は、光22(光ビーム)を発生する光源23と、この光源23からの光22を、投影面24へ向けて反射させると共に、投影面24上で偏向・走査させる上記光走査装置19とを有している。この場合、光源23は、レーザービーム(光22)を発生させるレーザー発生装置とされる。光源23と光走査装置19との間には、光走査装置19へ向けて光22を案内するための光学系25が設けられる。また、光源23は、駆動用電力26を供給するための光源駆動系27に接続される。そして、これら、光源23と光学系25と光源駆動系27とによって光源ユニットが形成される。
なお、上記した投影面24は、スクリーンなどとすることができる。また、スクリーンに拡散板を使用し、半透明板などを用いて虚像を形成させるようにしたヘッドアップディスプレイなどに適用することも可能である。また、上記光偏向装置21は、1つの光走査装置19に対して、複数の光源ユニットを設置することなども構造的には可能である。
そして、このような光偏向装置21には、光走査装置19と光源駆動系27とを制御するための制御装置31が設けられている。この制御装置31は、光走査装置19に対して駆動信号32を送る光走査装置駆動制御部33を有している。この光走査装置駆動制御部33は、駆動信号32の周波数や振幅や位相などを監視できる機能を有している。なお、この駆動信号32は、この場合、上記した駆動梁7を駆動するためのものとなっている。光走査装置駆動制御部33は、第二の駆動梁15を駆動するための別の駆動信号も出力し得るようになっている。
この実施例では、この光走査装置駆動制御部33には、上記した検知用圧電体18からの検知信号34が送られるようになっており、この検知信号34を駆動信号32の制御(フィードバック制御など)に使用し得るようにしている。
また、上記制御装置31は、外部の図示しない画像情報記憶部からの画像信号36を入力して、画像信号36に対応したレーザー発光強度を求めると共に、このレーザー発光強度を同期信号37に変換して上記光源駆動系27へ送る画像信号演算部38を有している。なお、上記した画像情報記憶部は、制御装置31や光偏向装置21の内部構成などとしても良い。
更に、この実施例では、制御装置31に、温度補正用の演算部として、検知信号演算部41が設けられている。この検知信号演算部41は、上記した検知用圧電体18からの検知信号34を入力して各種の演算を行い、上記した光走査装置駆動制御部33や画像信号演算部38へ後述するような制御用の各種の信号を送るようにしたものである。この検知信号演算部41は、上記した駆動信号32や同期信号37を監視できる機能を有している。
また、この検知信号演算部41を設けたことに伴い、上記した制御装置31に対して、検知信号演算部41や光走査装置駆動制御部33で使用する各種の制御情報を記憶するための制御情報記憶部42が設けられる。この制御情報記憶部42は、上記した制御装置31の外部構成(例えば、外部メモリなど)としても良いし、または、内部構成(例えば、内部メモリなど)としても良い。
そして、このような光偏向装置21を、画像の表示のために使用すると、画像表示装置43になる。
以下、上記した光偏向装置21の作用について説明する。
図3に示すように(図1も併せて参照)、上記した光偏向装置21では、制御装置31の光走査装置駆動制御部33が、光走査装置19(の駆動梁7)の駆動用圧電体6に対して駆動信号32を送り、ミラー部2を水平軸X方向に偏向・走査させる。併せて、光走査装置駆動制御部33が、第二の駆動梁15の一対の駆動用圧電体13,14に対して駆動信号を送り、ミラー部2を垂直軸Y方向に偏向・走査させる。これにより、水平軸X方向および垂直軸Y方向に対する二次元走査が行われる。
同時に、制御装置31の画像信号演算部38が、外部の図示しない画像情報記憶部からの画像信号36を入力して、画像信号36に対応したレーザー発光強度を求めると共に、このレーザー発光強度を同期信号37に変換して光源駆動系27へ送る。これにより、光源駆動系27が光源23へ駆動用電力26を供給して、光源23を発光させると共に、発光した光22をミラー部2の偏向・走査に同期させるようにする。この際、上記した駆動信号32と同期信号37とは、予め設定された設定値(初期値)にて駆動される。
そして、光走査装置19では、駆動梁7を構成する支持梁3に取り付けた振動検知用の圧電体(検知用圧電体18)が、ミラー部2の偏向・走査を検知して、検知信号34を出力する。この検知信号34は、光走査装置駆動制御部33へ直接入力されて、駆動信号32を制御するのに用いられる。また、検知信号34は、検知信号演算部41へ入力される。そして、検知信号演算部41は、検知信号34を利用して各種の演算を行い、演算結果を光走査装置駆動制御部33や画像信号演算部38へ送ることにより、光走査装置駆動制御部33や画像信号演算部38が、駆動信号32や同期信号37を補正するのに用いられる。この際、光走査装置駆動制御部33や検知信号演算部41は、制御に必要な情報を制御情報記憶部42から取得することができる。
そして、上記において、図1の検知用圧電体18は、支持梁3が撓むと、その体積が変化するので、支持梁3の曲げ変位に応じた電圧を検知信号34として発生する。
例えば、上記した駆動梁7の駆動用圧電体6に、駆動信号32として、例えば、図4に実線で示すような正弦波の電圧を印加して、ミラー部2を破線で示すように共振モードで振動させると、一点鎖線で示すような検知信号34が得られる。また、駆動信号32の正弦波の周波数を、ミラー部2の共振点の付近でスウィープさせると、図5に示すような周波数特性が得られる。同図中、実線はミラー部2の振角、破線はミラー部2の位相、一点鎖線は検知信号34の位相である。また、各線において、レベルが大きく変化している部分が共振点である。
これらの図によると、検知信号34の周期1/fはミラー部2の振動周期と一致し、また、ミラー部2の振幅は検知信号34の振幅と比例関係にあることが確認された。よって、検知信号34に基づき、ミラー部2の振幅を制御することが可能である。また、ミラー部2の動作に対して所定の位相差(Δp:一定値)を有する検知信号34の波形が得られ
た。よって、この位相差(Δp)を有する検知信号34を基に、上記した同期信号37に
よる光源23の同期タイミングの制御が可能となる。なお、上記した非共振モードの場合においても、ミラー部2の振幅は検知信号34の振幅と比例関係にあるため、上記した検知信号34によって振幅の制御が可能である。
そして、上記した光偏向装置21では、常に同じ周波数や同じ駆動条件の駆動信号32や同期信号37(上記した設定値や初期値)によって、一定の画像が出力し続けられるのが最も好ましく理想的である。
しかし、上記した光偏向ミラー1は、ミラー部2や駆動梁7などの可動部分の重さや、駆動梁7の剛性などによって固有の共振周波数(固有振動数)を有している。そのため、環境温度や周辺温度などの変化によって上記した部材の物性値が変わると、これによって、ミラー部2の共振周波数がシフトすることになる。また、圧電体(駆動用圧電体6や検知用圧電体18)の性能も温度依存性を持っている。より具体的には、図6(a)に示すように、温度によって、ミラー部2の共振周波数がシフトする。よって、ミラー部2周辺の温度変化に応じて、ミラー部2の振動の周期や、変位や、位相が変化されてしまい、画像の振幅ズレや、ミラー部2の走査タイミングと光源23が光22を発光する同期タイミングとのズレ(往復走査ズレ)などの各種のズレが生じることになる。
そこで、この実施の形態では、以下のようにして、これらのズレを防止するようにしている。
先ず、同図などによって、温度上昇と、ミラー部2の共振周波数のシフトとの関係について調べたところ、温度上昇によって駆動梁7の剛性が低下することなどにより、共振周波数は、温度の上昇と共に低下するようにシフトする。そして、この共振周波数のシフトは、一定の傾き(a)を有する一次的なものとなる。
(1)温度推定について(図6(b)参照)
そこで、制御装置31(の検知信号演算部41)は、ミラー部2周辺の現在温度(Td)における駆動用圧電体6への駆動信号32の駆動周波数(fv)から、現在温度(Td)におけるミラー部2の共振周波数(fd)を求める(式1参照)。
fd=fv−Δf・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式1)
なお、現在温度(Td)は、この段階では、まだ未知の値である。駆動周波数(fv)は、光走査装置駆動制御部33が監視している値である。Δfは、駆動信号32の駆動周
波数(初期値)における共振周波数(設定上の基準値)との差分であり、この差分(Δf
)は、予め設定された値である。差分(Δf)は、制御情報記憶部42に記憶させておく
ようにする。
次に、求めた現在温度(Td)における共振周波数(fd)の値と、予め記憶された基準温度(T0)、この基準温度(T0)におけるミラー部2の基準共振周波数(f0)、共振周波数の温度に対する傾き(a)と、に基いて現在の温度(Td)を推定する(式2参照)。
Td−T0=(fd−f0)/a・・・・・・・・・・・・・・・・(式2)
なお、基準温度(T0)、基準共振周波数(f0)、傾き(a)は、予め制御情報記憶部42に記憶させておくようにする。基準温度(T0)および基準共振周波数(f0)は、温度推定に適した値を採用することができる。
(2)駆動信号32の周波数制御について
上記した推定温度をより正確に得るために、
制御装置31(の光走査装置駆動制御部33)は、検知用圧電体18からの検知信号34に基づき、検知信号34の周波数と、駆動用圧電体6の駆動周波数との位相差(Δp)
が常に一定となるように、駆動用圧電体6の駆動周波数を制御し、ミラー部2を、温度に拘わらず共振周波数に対して常に一定の差分(Δf)を保って振動させるようにする。そ
のために、PLL(Phase Locked Loop)による追従制御を行う。
即ち、駆動信号32による周波数の初期値を、基準となる共振周波数よりも、予め設定された周波数の差分(Δf)だけ高くなる(または低くなる)ようにして、ミラー部2を
駆動する。そして、ミラー部2周辺の温度が変化すると、上記したようにミラー部2の共振周波数がシフトするため、同じ駆動信号32を与えていたとしても、ミラー部2の実際の振動の周波数が温度に応じた値に変化する。
そこで、検知信号34によって検知されたミラー部2の実際の振動の周波数に対し、常に一定の位相差(Δp:一定値)を有するように駆動信号32の周波数を制御する。この
ようにすれば、ミラー部2は、結果的に、その温度における共振周波数に対して一定の差分(Δf)を保って振動されることになる。なお、駆動信号32による周波数の初期値、
周波数の差分(Δf)、位相差(Δp)は、予め設定して、制御情報記憶部42に記憶さ
せておくようにする。
(3)振幅制御について
振幅制御を行わせるために、制御情報記憶部42に対して、温度変化による上記検知信号34の振幅(検出振幅)の変化を記憶させるようにする。
そして、上記温度補正用の演算部(検知信号演算部41)が、上記制御情報記憶部42に記憶した温度変化による上記検知信号34の振幅の変化、および、推定した現在の温度に基づいて、上記ミラー部2の振幅を常時一定に制御するための目標振幅51(図3参照)を求めるようにする。
求めた目標振幅51は、光走査装置駆動制御部33へ送られて、駆動信号32による振幅制御に用いられる。
より具体的には、例えば、図7は、ミラー部2の振幅を一定に制御した状態で、温度を変化させた場合における、検知信号34の振幅(検出振幅)の変化を調べたグラフである。このグラフは、幾つかの代表的な点を採ってその間を線形補完したものである。この図によれば、ミラー部2の実際の振幅が一定であっても、検知信号34の振幅が温度変化によって変化される様子が示されている。この場合には、温度上昇に伴って検出振幅が大きくなるように変化している。
よって、検知信号34の検出振幅がこの図のようになるように制御を行なえば、温度変化に拘わらずミラー部2の実際の振幅が一定になるはずである。そこで、例えば、この図のグラフ上の値を温度変化による振幅変化を示した制御テーブル(温度・振幅テーブルTB1:図3参照)として制御情報記憶部42に記憶する。そして、グラフ上の点を、温度によって変化する目標振幅51として光走査装置駆動制御部33が駆動信号32のリアルタイム制御を行う。これにより、図8に実線で示すように、温度が変化してもミラー部2の振幅を常に一定に保持して、光走査の変動をなくすことができる。これに対して、上記した振幅制御を行わない場合には、図に破線で示すように、温度によってミラー部2の振幅に右下がりの変動が生じることになる。
なお、温度・振幅テーブルTB1のデータは、幾つかの代表的な値を有するものとしておき、その間の値については線形補完によって得るようにしても良い。また、上記した温度・振幅テーブルTB1のデータは、一定の傾きを有する一次的な直線に近い値となっているので、誤差が許容される場合には、直線近似をして用いることも可能である。
この振幅制御については、非共振モードの場合においても、同様にして適用することが可能である。
即ち、上記光偏向装置21において、上記圧電型の光偏向ミラー1が、ミラー部2を複数方向へ偏向・走査させるための複数種類の駆動用圧電体6、駆動用圧電体13,14を備えており、上記検知用圧電体18が、1つの駆動用圧電体6に対して検知用に設けられている場合に、上記検知用圧電体18からの検知信号34を、他の駆動用圧電体13,14における振幅の制御にも用いることができる。
(4)位相差補正制御について
位相差補正制御を行わせるために、上記制御情報記憶部42に対して、温度変化による上記駆動信号32の位相のズレを記憶させるようにする。
そして、上記温度補正用の演算部(検知信号演算部41)が、上記制御情報記憶部42に記憶した温度変化による上記駆動信号32の位相のズレ、および、推定した現在の温度に基づいて、ミラー部2へ光22を出射するための同期信号37に対する位相差補正量(Δp′:図3参照)を求めるようにする。
位相差補正量(Δp′)は、予め設定された位相差(Δp:一定値)に対する補正量で
ある。求めた位相差補正量(Δp′)は、画像信号演算部38へ送られて、図9に示すよ
うに、画像信号演算部38による同期信号37の補正制御に用いられる。なお、図9は、駆動信号32と、同期信号37との関係を示す図である。
より具体的には、例えば、図10は、ミラー部2に対して光源23を同期させるための位相差の、温度変化に伴う変化を調べたグラフである。このグラフは、幾つかの代表的な点を採ってその間を線形補完したものである。そして、温度変化によって、例えば、この図に実線(折れ線)で示したように同期に必要な位相差の値が変化される。
そこで、例えば、この図のグラフ上の値を温度変化による位相差変化を示した制御テーブル(温度・位相差テーブルTB2:図3参照)として制御情報記憶部42に記憶する。そして、グラフ上の点と初期の位相差(Δp)との差を、温度によって変化する位相差補
正量(Δp′:図3、図9参照)としてリアルタイム制御を行う。これにより、位相差(
Δp)を最適に補正して(Δp±Δp′)、図に破線で示すように、往復走査ズレをなく
すことができる。これに対して、上記した位相差補正制御を行わない場合には、図に一点鎖線で示すように、温度変化によって往復走査ズレが生じることになる。なお、温度・位相差テーブルTB2のデータも、幾つかの代表的な値を有するものとしておき、その間の値については線形補完によって得るようにしても良い。
(具体例)
駆動梁7の駆動用圧電体6に対し、駆動信号32の初期値として固有振動数よりも高周波側である20KHzの正弦波の電圧(基本駆動電圧)を印加して、ミラー部2を共振モードで振動させた。すると、ミラー部2は、20KHzで振動されることになる。この場合、ミラー部2は、±15°程度の振角で揺動・回動するように動作される。
また、第二の駆動梁15の一対の駆動用圧電体13,14に対し、駆動信号32の初期値として、互いに位相をズラせると共に最大電圧値の調整を行った約60KHzののこぎり波の電圧(基本駆動電圧)をそれぞれ印加して、ミラー部2を非共振モードで振動させた。すると、ミラー部2は、±4°程度の振角で揺動・回動するよう動作される。
そして、上記した温度・振幅テーブルTB1に基いて駆動信号32の振幅を制御したところ、約−25℃〜75℃の範囲で、制御しない場合と比べて、画像の振幅変動量が1/50以下に低減された。
また、上記した温度・位相差テーブルTB2に基いて同期信号37による光源23を発光させる同期タイミングを制御したところ、約−25℃〜75℃の範囲で、往復走査ズレが1mm以下に低減され、制御しない場合と比べて、良い結果が得られた。
よって、上記した各制御により、温度変化に対して、安定性に優れた高画質の2次元画像を得ることが可能となることが実際に確認された。
以下、上記のまとめとして、この実施例の効果について説明する。
(1)温度推定の効果について
圧電型の光偏向ミラー1は、光22を反射するミラー部2を駆動用圧電体6によって偏向させるようにするものである。そして、光偏向装置21は、制御装置31によって、圧電型の光偏向ミラー1の駆動用圧電体6へ正弦波の駆動信号32を送ることで、ミラー部2を共振モードで振動させることができる。
そして、上記した制御装置31が、温度補正用の演算部(検知信号演算部41)を備えるようにした。温度補正用の演算部は、上記したようにして、現在の温度(Td)を推定する。
このように、検知用圧電体18からの検知信号34を用いて温度を推定するようにしたことにより、外部の温度検出装置(温度センサ)などを追加することなく、ミラー部2周辺の現在温度を求めることができる。そのため、光偏向装置21の構造が複雑になるのを防止して、装置サイズの小型化や、装置の低コスト化を図ることができる。そして、得られた温度は、様々に利用することができるが、例えば、温度変化による様々な影響を防止したりまたは除去したりする(温度補正を行う)のに使用することが可能となる。そして、温度が迅速に検出(推定)できるので、リアルタイム制御に利用することができる。また、得られる温度範囲も広いので、厳しい温度環境化でも圧電型の光偏向ミラー1を使用することが可能となる。
(2)駆動信号32の周波数制御の効果について
圧電型の光偏向ミラー1が、検知用圧電体18を備えた。これにより、ミラー部2の振動を検知することができる。そして、制御装置31が、検知用圧電体18からの検知信号34の周波数と、駆動用圧電体6の駆動信号32の駆動周波数との位相差(Δp)が一定
となるように、駆動信号32の駆動周波数を制御することにより、ミラー部2を、温度に拘わらず共振周波数に対して常に一定の差分(Δf)を保って振動させるようにした。こ
れにより、駆動用圧電体6の駆動周波数とミラー部2の共振周波数との相対関係を温度に拘わらず固定化することができる。以って、上記した温度の推定を正確に行うことが可能となる。なお、駆動用圧電体6の駆動周波数とミラー部2の共振周波数との相対関係を固定化しない場合には、上記と同様にして温度の推定を行うことはできるものの、周波数の差分(Δf)が一定にならないおそれがあるので、その正確性については劣るものとなる
(3)振幅制御の効果について
制御情報記憶部42が、温度変化による検知信号34の振幅の変化を記憶するようにした。そして、温度補正用の演算部(検知信号演算部41)が、制御情報記憶部42に記憶した温度変化による検知信号34の振幅の変化、および、推定した現在の温度に基づいて、ミラー部2の振幅を温度に拘わらず常時一定に制御するための目標振幅51を求めるようにした。これにより、温度変化が生じた場合でもミラー部2の振幅を安定させることが可能となるので、画像サイズズレなどを防止することができる。
(4)位相差補正制御の効果について
制御情報記憶部42が、予め温度変化による駆動信号32の位相のズレを記憶するようにした。そして、温度補正用の演算部(検知信号演算部41)が、制御情報記憶部42に記憶した温度変化による上記駆動信号32の位相のズレ、および、推定した現在の温度に基づいて、ミラー部2へ光22を出射するための同期信号37に対する位相差補正量(Δ
p′)を求めるようにした。これにより、温度変化による同期信号37のズレを位相差補正量(Δp′)で補正して、ミラー部2の走査タイミングに光源23が光22を発光する
同期タイミングを合わせることが可能となるので、ムラのない安定した画像を得ることなどができる。
(5)複数方向へ偏向・走査する圧電型の光偏向ミラー1の効果
圧電型の光偏向ミラー1が、複数種類の駆動用圧電体6および駆動用圧電体13,14を備えた。これにより、ミラー部2を複数方向へ偏向・走査させることができる。よって、例えば、水平軸X方向と垂直軸Y方向とに対する二次元走査が可能となる。
そして、1つの駆動用圧電体6に対して設けられた検知用圧電体18からの検知信号34を、他の駆動用圧電体13,14の振幅の制御に用いるようにした。これにより、各駆動用圧電体6および駆動用圧電体13,14それぞれに検知用圧電体18を設ける必要をなくすことができると共に、検知信号34に基づく振幅の制御を統一化したり簡略化したりすることが可能となる。
(6)画像表示装置43の効果
画像表示装置43が、上記光偏向装置21を備えた。これにより、上記と同様の作用効果を得ることができる。
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施の形態に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、実施の形態に複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 光偏向ミラー
2 ミラー部
6 駆動用圧電体
13 駆動用圧電体
14 駆動用圧電体
18 検知用圧電体
21 光偏向装置
22 光
31 制御装置
32 駆動信号
34 検知信号
37 同期信号
41 検知信号演算部(温度補正用の演算部)
42 制御情報記憶部
43 画像表示装置
51 目標振幅
a 共振周波数の温度に対する傾き
f0 基準共振周波数
fd 共振周波数
fv 駆動周波数
T0 基準温度
Td 現在温度
Δf (周波数の)差分
Δp 位相差
Δp′ 位相差補正量
特開2009−169325号公報

Claims (7)

  1. 光を反射するミラー部を駆動用圧電体によって偏向させるようにした圧電型の光偏向ミラーと、
    前記駆動用圧電体に対し駆動信号を送って前記ミラー部を振動させる制御装置と、を備えた光偏向装置であって、
    前記制御装置が、
    前記ミラー部の周辺の現在温度における駆動用圧電体への駆動信号の駆動周波数から、現在温度におけるミラー部の共振周波数を求め、
    求めた現在温度における共振周波数と、予め制御情報記憶部に記憶された基準温度、該基準温度における前記ミラー部の基準共振周波数、共振周波数の温度に対する傾きと、に基いて現在の温度を推定する温度補正用の演算部を備えたことを特徴とする光偏向装置。
  2. 請求項1に記載の光偏向装置であって、
    前記圧電型の光偏向ミラーが、前記ミラー部の振動を検知する検知用圧電体を備え、
    前記制御装置が、前記検知用圧電体からの検知信号の周波数と、駆動用圧電体の駆動信号の駆動周波数との位相差が一定となるように、駆動信号の駆動周波数を制御することにより、ミラー部を、温度に拘わらず共振周波数に対して常に一定の差分を保って振動させることを特徴とする光偏向装置。
  3. 請求項2に記載の光偏向装置であって、
    前記制御情報記憶部が、温度変化による前記検知信号の振幅の変化を記憶すると共に、
    前記温度補正用の演算部が、前記制御情報記憶部に記憶した温度変化による前記検知信号の振幅の変化、および、推定した現在の温度に基づいて、前記ミラー部の振幅を温度に拘わらず常時一定に制御するための目標振幅を求めることを特徴とする光偏向装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の光偏向装置であって、
    前記制御情報記憶部が、温度変化による前記駆動信号の位相のズレを記憶すると共に、
    前記温度補正用の演算部が、前記制御情報記憶部に記憶した温度変化による前記駆動信号の位相のズレ、および、推定した現在の温度に基づいて、ミラー部へ光を出射するための同期信号に対する位相差補正量を求めることを特徴とする光偏向装置。
  5. 請求項3に記載の光偏向装置であって、
    前記圧電型の光偏向ミラーが、ミラー部を複数方向へ偏向・走査させるための複数種類の駆動用圧電体を備え、
    前記検知用圧電体が、1つの駆動用圧電体に対して設けられると共に、
    前記検知用圧電体からの検知信号が、他の駆動用圧電体の振幅の制御に用いられることを特徴とする光偏向装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の光偏向装置を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の光偏向装置を備えたことを特徴とするヘッドアップディスプレイ。
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