JP6303728B2 - ランプ - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ランプに関する。
従来、ランプ、例えばハロゲンランプは、被照射体を加熱するハロゲンヒータに使用されている。ハロゲンヒータは、例えば、ペットボトルの成型工程におけるプリフォームの加熱や、樹脂成型工程における材料である樹脂の加熱に使用されている。
特開2005−32552号公報
ところで、ハロゲンヒータとして使用されるハロゲンランプは、1つの施設で多数使用される場合がある。このような場合では、省エネ化を目的として、施設が使用する消費電力の低減が要望されている。この要望に対応するためには、ランプの効率改善が要望されている。
本発明は、照射強度を向上するランプを提供することを目的とする。
実施形態のランプは、バルブと、フィラメントと、ガスと、反射膜とを具備する。フィラメントは、バルブの内部に、管軸に沿って配置されている。ガスは、バルブの内部に充填されている。反射膜は、バルブの外周面に形成され、フィラメントからの光をバルブの内部に向けて反射する。また、反射膜は、TiO、SiOおよびBaSOを含む反射膜材料を前記バルブの外周面に付着させることで形成されている。
本発明によれば、照射強度を向上することができる。
図1は、実施形態のランプを示す正面図である。 図2は、実施形態のランプを示す断面図である。 図3は、粒径分布を示す説明図である。 図4は、波長と照射の強度との関係を示す説明図である。 図5は、実施形態のランプの変形例1を示す正面図である。 図6は、実施形態のランプの変形例1を示す概略断面図である。 図7は、実施形態のランプの変形例2を示す概略断面図である。
以下で説明する実施形態に係るランプ1は、バルブ2と、フィラメント3と、ガス4と、反射膜5とを具備する。フィラメント3は、バルブ2の内部2aに、管軸に沿って配置されている。ガス4は、バルブ2の内部2aに充填されている。反射膜5は、バルブ2の外周面2bに形成され、フィラメント3からの光をバルブ2の内部2aに向けて反射する。また、反射膜5は、TiO、SiOおよびBaSOを含む。
また、以下に説明する実施形態に係るランプ1は、反射膜5が、反射膜材料をバルブ2の外周面2bに付着させることで形成されている。反射膜材料は、TiOが33.7重量%〜54.5重量%、BaSOが6.8重量%〜18.1重量%である。
また、以下に説明する実施形態に係るランプ1の反射膜材料において、反射膜材料は、BaSOの粒度分布の第1のピークの粒径a1が、TiOの粒度分布の第2のピークの粒径a2よりも小さい。
また、以下に説明する実施形態に係るランプ1の反射膜材料において、粒度分布の第1のピークの粒径a1[μm]は、0.1≦a1≦1であり、前記粒度分布の第2のピークの粒度分布a2[μm]は、1<a2≦20である。
〔実施形態〕
図1、図2を参照して、実施形態を説明する。図1は、実施形態のランプを示す正面図である。図2は、実施形態のランプを示す断面図である。図3は、粒径分布を示す説明図である。なお、図1は、ランプの管軸方向における一部を省略した図である。図2は、図1のA−A断面図である。なお、図3に示す粒径分布は、MICROTRAC社製のマイクロトラックMT3000を用いて測定した。
本実施形態のランプは、加熱したい被照射体や被照射空間に熱を与えるものであり、一例として、ペットボトルの成型工程においてプリフォームを加熱する照射装置、樹脂成型工程において材料である樹脂を加熱する照射装置に使用することが想定されている。ランプ1は、図1に示すように、バルブ2と、フィラメント3と、ガス4と、反射膜5と、金属箔61,62と、アウターリード71,72とを含んで構成されている。なお、ランプ1は、ランプ電力が1500W〜2500Wである。
バルブ2は、内部の光を外部に透過させるものであり、筒状部21と、シール部22,23とを含んで構成されている。バルブ2は、例えば、石英ガラスで形成され、透明で、かつ無着色であり、管径と比較して全長が長い長尺物である。
筒状部21は、内部空間として内部2aが形成され、その内部2aにフィラメント3が配置されている。
シール部22,23は、筒状部21の管軸方向における両端部に配置されている。シール部22,23は、封着部であり、筒状部21を封止する。本実施形態におけるシール部22,23は、ピンチシールにより板状に形成されている。なお、シール部22,23は、シュリンクシールにより円柱状に形成されてもよい。
なお、バルブ2には、図示しないチップが形成されている。チップは、ランプ1の製造時に、内部2aの排気およびガス4の導入を行うために設けられた排気管の焼切痕である。チップは、ランプ1の完成時に閉塞されている。また、バルブ2には、図示しないディンプルが形成されていてもよい。ディンプルは、フィラメント3のバルブ2に対する周方向の回転や、管軸方向の移動を規制するものであり、管軸方向においてフィラメント3の密の部分および疎の部分が形成されることを抑制するものである。ディンプルは、バルブ2の外周面2bにおいて、バルブ2の内部2aに向かって突出して形成される。ディンプルは、少なくとも1つ形成されていればよいが、バルブ2およびフィラメント3の形状に応じてフィラメント3の移動を規制するため、2つ以上形成してもよい。
フィラメント3は、バルブ2の内部2aに、管軸に沿って配置され、主部31と、レグ部32,33と、アンカー34が一体的に形成されている。本実施形態におけるフィラメント3は、タングステンからなる金属線である。
主部31は、点灯時に発熱して光を放出する部分であり、バルブ2の内部2aに配置されている。主部31は、金属線を巻くことで形成されている。主部31は、図2に示すように、管軸方向から見た場合に円形状に形成されている。つまり、主部31は、円筒形状に形成されている。
レグ部32,33は、主部31の管軸方向における両端部に配置され、一部がシール部22,23に埋め込まれて配置される。レグ部32,33は、主部31に電力を供給する部分である。レグ部32,33は、一端が主部31の両端部にそれぞれ接続され、他端が金属箔61,62にそれぞれ電気的に接続されている。
アンカー34は、主部31のサポート部材であり、主部31およびレグ部32,33とは、別部材として構成されている。アンカー34は、一方の端部が主部31の周回りに数ターン巻きつけられていることで主部31と接続されている。アンカー34は、中央部がバルブ2の内壁2cに向かって形成されている。アンカー34は、他方の端部が管軸方向からみた場合に、内壁2cに沿うように円弧状に形成されている。アンカー34は、1つ以上の、所定ピッチを保つように、管軸方向に複数設けられ、フィラメント3の主部31をバルブ2の内部2aの略中央に位置するように支持している。
ガス4は、バルブ2の内部2aに充填される。本実施形態におけるガス4は、微量のジブロモメタン(CHBr)が含まれた約0.8気圧のアルゴンガスである。なお、ガス4は、熱伝導率が低いものがよく、具体的には、クリプトン、キセノン、アルゴン、ネオンなどのうち1種類、または複数種組み合わせたガスを含んで構成されていればよい。さらに、臭素、ヨウ素などのうち1種類、または複数種組み合わせたハロゲン物質を含んで構成されていてもよい。
反射膜5は、バルブ2の外周面2bに形成される。反射膜5は、外周面2bのうち、筒状部21の領域に形成されている。反射膜5は、管軸方向からみた場合に、外周面2bに沿って円弧状に形成されている。反射膜5は、フィラメント3からの光をバルブ2の内部2aに向けて反射する。つまり、反射膜5は、フィラメント3からバルブ2を透過して、バルブ2の外部に照射される光の一部をバルブ2の内部2aに向けて反射する。なお、管軸方向からみた場合に、反射膜5がバルブ2の外周面2bを覆う領域は、任意に決定されるものである。バルブ2が直線状のランプ1おける反射膜5がバルブ2の外周面2bを覆う領域は、バルブ2の軸心Oに対してなす角(膜角度)が170度〜230度であることが好ましい。本実施形態における反射膜5は、膜角度が180度である。
反射膜5は、TiO(酸化チタン)、SiO(酸化ケイ素)およびBaSO(硫酸バリウム)を含む。反射膜5は、反射膜材料をバルブ2の外周面2bに付着させて形成されるものである。つまり、反射膜5の原材料が、TiO、SiOおよびBaSOを含むこととなる。反射膜材料は、本実施形態では、塗布膜乾燥後の重量比換算(100重量%)で、TiOが33.7重量%〜54.5重量%、BaSOが6.8重量%〜18.1重量%である。ここで、反射膜材料は、粒径の異なる粒子で構成されている。反射膜材料は、図3に示すように、粒度分布(同図に示すA)に2つのピークa1,a2を有している。第1ピークa1は、粒径の小さい側であり、粒径0.1μm以上1μm以下の範囲である。第2ピークa2は、粒径の大きい側であり、粒径1μm超え20μm以下の範囲である。さらに、反射膜材料は、小さい側のピークa1における占有率が大きい側のピークa2における占有率よりも高く、ピークa1における占有率がピークa2における占有率の3倍〜4倍である。つまり、反射膜材料は、大部分が小さい粒径の材料で占め、一部大きい粒径の材料を含むものである。なお、反射膜5は、反射膜材料を含む液体をバルブ2の外周面2bに繰り返し塗布し、所定の膜厚を形成した後、ランプ1を通電し、フィラメント3からの放熱で焼成することで形成される。ここで、TiOが33.7重量%未満であると、小さい側の粒子比率が低下し十分に粒子間の隙間を埋めることができず反射効率が低下する。一方、TiOが54.5重量%を超えると、製造工程上、反射膜5の膜割れが発生しやすく、製造が困難となる。また、BaSOが6.8重量%未満であると反射率の高いBaSOの比率が低下するため、反射効率が低下する。一方、BaSOが18.1重量%を超えると大きい側粒子比率が増加するため、粒子間の隙間が大きくなり過ぎ、透過光が増えるため、反射効率が低下する。なお、SiOは結着剤である。つまり、反射膜材料がTiOやBaSOのみで構成されると、バルブ2の外表面2bに塗布しても、焼成後に反射膜5が剥がれ落ちる。また、SiOが反射膜材料に含まれることで、TiOやBaSOと相互作用をすることで、反射膜5となったときにバルブ2の外表面2bにとどまることができる。
金属箔61,62は、一端がフィラメント3のレグ部32,33と接続され、他端がアウターリード71,72と接続される。金属箔61,62は、シール部22,23の内部にそれぞれ埋設されている。本実施形態における金属箔61,62は、モリブデン箔であり、シール部22,23の板状面に沿うように配置されている。
アウターリード71,72は、金属箔61,62と外部の図示しない電源とを接続する。アウターリード71,72は、一端が金属箔61,62にそれぞれ接続され、他端がバルブ2の外部に露出している。アウターリード71,72の一部は、シール部22,23にそれぞれ埋設されている。アウターリード71,72の他端は、シール部22,23とともに、図示しないコネクタにそれぞれ挿入され、コネクタに設けられている図示しないケーブルと電気的に接続され、ケーブルを介して電源と接続される。アウターリード71,72は、モリブデン棒である。
以下に、ランプ1と、従来品1、従来品2との試験結果を示す。図4は、波長と照射の強度との関係を示す説明図である。なお、「照射の強度」は、分光スペクトル測定によって得られたものであり、本試験結果では、従来品1の波長1000nmにおける分光強度を基準(100%)とした場合における他の波長域、ランプ1、従来品2の光の強度である。具体的には、オプトリサーチ社製MSR7000Nを用いて測定する。
ランプ1である「本発明」、「従来品1」、「従来品2」は、全長、管径、内径、有効発光長、ランプ電力、反射膜5の形状(膜厚および膜角度も含む)が同一条件であり、反射膜5の反射膜材料が異なる。
「本発明」の反射膜材料は、塗布膜乾燥後の重量比換算(100重量%)で、TiOが38重量%、BaSOが15重量%、SiOが47重量%である。「従来品1」の反射膜材料は、塗布膜乾燥後の重量比換算(100重量%)で、Al(酸化アルミニウム)が35重量%、ZrO(酸化ジリコニウム)が23重量%、SiOが42重量%である。「従来品2」の反射膜材料は、BN(窒化ホウ素)が78重量%、Alが22重量%である。
また、「本発明」の反射膜材料は、図3に示すように、粒度分布(同図に示すA)が約0.3μmおよび約5μmに2つのピークa1,a2を有し、大部分が小さい粒径の材料で占め、一部大きい粒径の材料を含むものである。「従来品1」の反射膜材料は、粒度分布(同図に示すB)が約2.5μmに1つのピークb1を有し、大部分が大きい粒径の材料で占められるものである。
図4に示すように、「本発明」(同図に示すC)は、「従来品1」(同図に示すD)と比較して、波長600nm〜1800nmの範囲で照射の強度を高くすることができる。特に、波長1000nm前後で、照射の強度を約14%高くすることができる。また、「本発明」は、「従来品2」(同図に示すE)と比較して、波長400nm〜2500nmの範囲で照射の強度を高くすることができる。特に、波長1000nm前後で、照射の強度を約17%高くすることができる。つまり、TiO、SiO、BaSOからなる反射膜5が形成された「本発明」のランプ1は、TiOおよびBaSOを含まず、AlあるいはBNが主成分の反射膜が形成された「従来品1」、「従来品2」のランプよりも、照射の強度を向上することができる。従って、「本発明」の反射膜5は、反射膜材料として使用される材料の種類が異なる「従来品1」、「従来品2」の反射膜よりも反射効率が高い。また、粒度分布が2つのピークa1,a2を有し、粒径の小さい側のピークa1における占有率が粒径の大きい側のピークa2における占有率よりも高い「本発明」のランプ1は、粒度分布が1つのピークb1を有し、ピークb1がピークa2と同様大きい側である「従来品1」のランプよりも、照射の強度を向上することができる。従って、「本発明」の反射膜5は、粒度分布におけるピークが異なる「従来品1」、「従来品2」の反射膜よりも反射効率が高い。
以上のように、本実施形態に係るランプ1は、TiO、SiO、BaSOで反射膜5が構成されることで、TiOおよびBaSOを含まない反射膜と比較して、反射膜5の反射効率が向上するので、照射の強度を向上することができる。従って、TiOおよびBaSOを含まない反射膜を有するランプと比較して、同じ照射の強度を得るのに要求される消費電力を減少させることができる。これにより、多数のランプを製造工程で使用する施設における消費電力を大幅に低減することができ、省エネ化を図ることができる。
また、反射膜5を形成する反射膜材料は、TiOが33.7重量%〜54.5重量%、BaSOが6.8重量%〜18.1重量%であることから、上記数値範囲外で形成する反射膜に比べて反射効率の向上と、反射膜の焼成時における割れの抑制とを両立することができる。
また、反射膜5は、BaSOの粒度分布の第1のピークの粒径a1が、TiOの粒度分布の第2のピークの粒径a2よりも小さい反射膜材料をバルブ2の外周面2bに付着させることで形成されるので、反射膜5に疎の部分と密の部分とが分布することとなる。反射膜材料がすべて小さい粒径で構成されている場合は、反射膜がすべて密の部分で構成されるため、反射効率を向上させることができる。しかし、反射膜の焼成時に、反射膜材料の流動性が低いため割れが発生する。一方、反射膜材料がすべて大きい粒径で構成されている場合は、反射膜がすべて疎の部分で構成されるため、反射効率を向上は望めない。しかし、反射膜の焼成時に、反射膜材料の流動性が高いため割れの発生が抑制される。反射膜5に疎の部分と密の部分とが分布する場合は、反射効率の向上と、反射膜の焼成時における割れの抑制とを両立することができる。
また、反射膜5において、粒度分布の第1のピークの粒径a1[μm]は、0.1≦a1≦1であり、粒度分布の第2のピークの粒径a2[μm]は、1<a2≦20である反射膜材料をバルブ2の外周面2bに付着させることで形成されるので、更に反射膜5に疎の部分と密の部分とが分布することとなり、反射効率の向上と、反射膜の焼成時における割れの抑制とのを両立することができる。
なお、本実施形態におけるランプ1は、直線状に形成されているがこれに限定されるものではない。図5は、実施形態のランプの変形例1を示す正面図である。図6は、実施形態のランプの変形例1を示す概略断面図である。図7は、実施形態のランプの変形例2を示す概略断面図である。なお、図5は、ランプの管軸方向における一部を省略した図である。図6は、図5のB−B断面であり、断面よりも奥側の図示を省略した図である。
図5,図6に示す変形例1のように、ランプ1は、バルブ2の両端部2d,2eが曲がっていてもよい。本実施形態における両端部2d、2eは、管軸方向に対してそれぞれ90度屈曲して形成されている。なお、2fは、チップである。フィラメント3の主部31の両端部もバルブ2の両端部2d,2eに追従して屈曲して、内部2aに配置されている。変形例1における反射膜5は、チップ2fを一部覆って形成されており、膜角度が90度である。なお、バルブ2が両端部2d、2eで曲がっている屈曲状のランプ1における反射膜5がバルブ2の外周面2bを覆う領域は、膜角度が70度〜110度であることが好ましい。また、図7に示す変形例2のように、反射膜5は、チップ2fの対向面側に形成され、膜角度が180度であってもよい。この場合にバルブ2が両端部2d、2eで曲がっている屈曲状のランプ1における反射膜5がバルブ2の外周面2bを覆う領域は、膜角度が170度〜230度であることが好ましい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 ランプ
2 バルブ
2a 内部
2b 外周面
3 フィラメント
4 ガス
5 反射膜

Claims (1)

  1. バルブと;
    前記バルブの内部に、管軸に沿って配置されたフィラメントと;
    前記バルブの内部に充填されたガスと;
    前記バルブの外周面に反射膜材料を付着させることで形成され、前記フィラメントからの光を前記バルブの内部に向けて反射する反射膜と;
    を具備し、
    前記反射膜材料は、TiO、BaSOおよびSiOを含み、前記TiOが33.7重量%〜54.5重量%、前記BaSOが6.8重量%〜18.1重量%であり、
    前記反射膜材料の粒度分布は、第1のピーク及び第2のピークを有し、前記第1のピークの粒径a1が前記第2のピークの粒径a2よりも小さく、
    前記第1のピークの粒径a1[μm]は、0.1≦a1≦1であり、
    前記第2のピークの粒径a2[μm]は、1<a2≦20であるランプ。
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