JP6300637B2 - 現像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転する現像剤担持体に第一搬送路から現像剤を供給して担持させ、現像に使用した後に現像剤を第二搬送路へ回収するいわゆる機能分離型の現像装置に関する。
回転する現像剤担持体に第一搬送路から現像剤を供給して担持させ、現像に使用した後に現像剤を第二搬送路へ回収するいわゆる機能分離型の現像装置が実用化されている。
機能分離型の現像装置の例は、第一搬送路の下方に第二搬送路を配置し、第一搬送路の底面を形成する隔壁に第一開口と第二開口とを設けたいわゆる縦攪拌型の現像装置である。
現像装置は、現像に伴って取り出されたトナーを補給する際にキャリアも併せて補給し、過剰になった現像剤を第一搬送路の排出口からオーバーフローさせて、現像剤の劣化進行を抑制している。いわゆるATR(Auto Tonner Replenishment)方式である。
しかし、機能分離型の現像装置では、第一搬送路から回転する現像剤担持体を通じて現像剤が取り出されて第二搬送路へバイパスされるため、第一搬送路の下流に行くほど現像剤の流量が少なくなる。そのため、特許文献1に示されるように、第一搬送路における現像剤担持体の担持領域の下流に排出口を配置している場合、排出口から安定して現像剤を排出させることが難しい。
そこで、特許文献1では、第一搬送路に配置された第一スクリュー部材の排出口に沿った領域に、スクリュー羽根を除いてリブを形成している。第一搬送路の排出口に沿った領域を通過する際の現像剤の搬送速度を、当該領域の上流側及び下流側よりも下げることで、排出口下の現像剤面を局所的に高めて、排出口からの排出を安定させている。
特開2012−234153号公報
特許文献1の現像装置において、第一搬送路と第二搬送路とを循環する現像剤の流量を維持しつつ、第一搬送路と第二搬送路の流路面積を縮小して現像装置を小型化することが検討された。また、第一搬送路から第二搬送路へ現像剤を受け渡す第二開口の開口面積を小さくして、現像剤担持体の担持領域の下流端から第二開口の下流端までの距離を短縮して現像装置を小型化することが検討された。
しかし、第二搬送路の流路面積を小さくした場合も、第二開口の開口面積を小さくした場合も、第二開口で現像剤が停滞して、排出口から一時的に意図しない量の現像剤が排出されることが判明した。意図しない量の現像剤が排出された結果、第一搬送路と第二搬送路とを循環する現像剤が一時的に不足することが判明した。
本発明は、現像装置の小型化を達成しつつ、第二開口付近でのトナー滞留を抑制して、排出口から意図しない量の現像剤が排出されにくい現像装置を提供することを目的としている。
本発明の現像装置は、トナーとキャリアを含む現像剤の担持領域を有する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に沿って配置され、第一開口と第二開口とで両端部が連通して現像剤の循環経路を形成する第一搬送路及び第二搬送路と、スクリュー羽根を有し前記第一搬送路で回転して前記第一開口を通じて前記第二搬送路から受け渡された現像剤を搬送しつつ前記現像剤担持体に供給する第一スクリュー部材と、スクリュー羽根を有し前記第二搬送路で回転して前記第二開口を通じて前記第一搬送路から受け渡された現像剤と前記担持領域から回収した現像剤とを搬送する第二スクリュー部材と、前記第一搬送路における前記担持領域と前記第二開口の間の第一領域に設けられた排出口を通じて前記第一搬送路の現像剤の一部をオーバーフローさせて排出可能な排出部と、を備え、前記第一領域の前記第一スクリュー部材は、前記第一領域の上流側の第二領域及び前記第一領域の下流側の第三領域よりもスクリュー羽根の直径が小さい又はスクリュー羽根を有しないものである。ここで、前記第二領域の現像剤搬送速度に対する前記第一領域の現像剤搬送速度の比率をαとし、前記第二領域における前記第一スクリュー部材のスクリュー羽根ピッチをp1とし、前記第三領域における前記第一スクリュー部材のスクリュー羽根ピッチをp1’とし、前記第一スクリュー部材の回転速度をω1とし、前記第一搬送路の前記排出口を含む軸垂直断面における前記排出口の下端よりも低い現像剤の断面積の最大値をR”とし、前記第二開口よりも現像剤循環方向の下流における前記第二搬送路の軸垂直断面の断面積の最小値をR2とし、前記第二開口よりも現像剤循環方向の下流における前記第二スクリュー部材のスクリュー羽根のピッチをp2とし、回転速度をω2とし、前記第二開口の開口面積をS’とする。このとき、R”αp1/p1’≦ S’≦ R”p1/p1’かつ、R”αp1ω1 ≦ R2p2ω2 ≦R”p1ω1 の関係が成立している。
本発明の現像装置では、S’≦R”p1/p1’及びR2p2ω2 ≦R”p1ω1の関係が成立しているので現像装置の小型化を妨げない。また、R”αp1/p1’≦S’及びR”αp1ω1 ≦ R2p2ω2R”の関係が成立しているので、第二搬送路及び第一排出口で現像剤が滞留して排出口に沿った領域の現像剤面を過剰に高めない。
したがって、現像装置の小型化を達成しつつ、第二開口付近でのトナー滞留を抑制して、排出口から意図しない量の現像剤が排出されにくい現像装置を提供できる。
画像形成装置の構成の説明図である。 現像装置の軸垂直断面の構成の説明図である。 現像装置の軸平行断面の構成の説明図である。 現像剤搬送方向におけるリブの配置の説明図である。 現像剤搬送方向における排出口と下流開口の配置の説明図である。 リブの軸垂直断面の説明図である。 現像剤が滞留していない場合の現像室の現像剤面の説明図である。 現像剤が滞留している場合の現像室の現像剤面の説明図である。 排出口に沿って流れる現像剤の断面積の説明図である。 下流開口の直下の攪拌室の現像剤の流れの説明図である。 実施の形態1における現像剤量と排出量の関係の説明図である。 比較例における現像剤量と排出量の関係の説明図である。 変形例1の現像装置におけるリブ形状の説明図である。 変形例2の現像装置におけるリブ形状の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<実施の形態1>
(画像形成装置)
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置10は、中間転写ベルト5に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを配置したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部Paでは、感光ドラム1aにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト5に一次転写される。画像形成部Pbでは、感光ドラム1bにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト5に一次転写される。画像形成部Pc、Pdでは、感光ドラム1c、1dにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト5に一次転写される。中間転写ベルト5に担持された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材Sへ二次転写される。
中間転写ベルト5は、テンションローラ61と駆動ローラ63と対向ローラ62に掛け渡して支持され、駆動ローラ63に駆動されて矢印R2方向に回転する。二次転写ローラ100は、対向ローラ62によって内側面を支持された中間転写ベルト5に当接して二次転写部T2を形成する。
記録材カセット102からピックアップローラ103によって引き出された記録材Sは、分離ローラ104で1枚ずつに分離して、レジストローラ105へ送り出される。レジストローラ105は、中間転写ベルト5のトナー像にタイミングを合わせて二次転写部T2へ記録材Sを送り出す。トナー像と重ねて記録材Sが二次転写部T2を搬送される過程で、二次転写ローラ100に直流電圧が印加されることにより、フルカラートナー像が中間転写ベルト5から記録材Sへ二次転写される。
四色のトナー像を二次転写された記録材Sは、中間転写ベルト5から曲率分離して定着装置106へ送り込まれ、加熱加圧を受けて表面にトナー像を定着された後に、排出トレイ107へ排出される。
(画像形成部)
画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、現像装置4a、4b、4c、4dで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、実質的に同一に構成される。以下では、画像形成部Paについて説明し、画像形成部Pb、Pc、Pdに関する重複した説明を省略する。
画像形成部Paは、感光ドラム1aの周囲に、コロナ帯電器2a、露光装置3a、現像装置4a、転写ローラ6a、ドラムクリーニング装置19aを配置している。感光ドラム1aは、帯電極性が負極性の感光層をアルミニウムシリンダの基体上に形成して構成され、矢印R1方向に回転する。コロナ帯電器2aは、コロナ放電に伴う荷電粒子を照射して感光ドラム1aの表面を、負極性の暗部電位VDに一様に帯電する。
露光装置3aは、イエローの分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、感光ドラム1aの表面に画像の静電像を書き込む。暗部電位VDに帯電した感光ドラム1aの表面電位が露光を受けて明部電位VLに低下することで、負極性に帯電したトナーが付着可能となる。現像装置4aは、後述するように、感光ドラム1aに形成された静電像を現像してトナー像を形成する。転写ローラ6aは、中間転写ベルト5の内側面を押圧して、感光ドラム1aと中間転写ベルト5の間に一次転写部を形成する。転写ローラ6aに直流電圧を印加することにより、感光ドラム1aに担持されたトナー像が中間転写ベルト5へ一次転写される。
ドラムクリーニング装置19aは、感光ドラム1aにクリーニングブレードを摺擦させて、中間転写ベルト5への一次転写を逃れて感光ドラム1aに残った転写残トナーを回収する。ベルトクリーニング装置108は、電圧を印加されたファーブラシを中間転写ベルト5に当接させて、中間転写ベルト5の表面の転写残トナーを回収する。
実施の形態1では、有機感光体である感光ドラムを使用したが、アモルファスシリコン等の無機感光体を使用してもよい。ドラム状の感光体の代わりにベルト状の感光体を使用してもよい。画像形成の帯電方式、転写方式、クリーニング方式、定着方式に関しても、上記方式に限られるものではない。
(現像装置)
図2は現像装置の軸垂直断面の構成の説明図である。図3は現像装置の軸平行断面の構成の説明図である。図2に示すように、現像容器22は、感光ドラム1aに対向した現像領域に相当する位置に開口部28hを有する。現像スリーブ28は、開口部28hから感光ドラム1a方向に一部露出するように回転可能に設けられている。現像スリーブ28は、現像部に搬送した現像剤を磁気穂状態で担持して磁気穂の先端部を感光ドラム1に接触させた状態で、感光ドラム1aの静電像を現像する。
現像スリーブ28の回転速度は300rpm、直径は20mmである。感光ドラム1aの回転速度は120rpm、直径は30mmである。現像部における現像スリーブ28と感光ドラム1の対向距離(SDギャップ)は約400μmである。
現像スリーブ28は、アルミニウムやステンレスのような非磁性材料で構成され、その内部にはマグネットローラ28mが非回転に設置されている。
現像スリーブ28は、矢印R4方向に回転し、規制ブレード29によって層厚を規制された現像剤を磁気穂状態で担持して感光ドラム1の現像部に搬送し、感光ドラム1に形成された静電像にトナーを付着させてトナー像を現像する。
現像容器22には、現像スリーブ28に先端を対向させて板状の規制ブレード29が取り付けられている。規制ブレード29は、現像スリーブ28の回転軸線に沿って周面に対向配置した板状のアルミニウムなどで形成された非磁性部材29aと、鉄材のような磁性部材29bとで構成される。
規制ブレード29と現像スリーブ28の周面との間隙(BSギャップ)によって、現像スリーブ28上に担持された現像剤の層厚が規制されて、現像部へ搬送される現像剤量が調整される。BSギャップは、200〜1000μm、好ましくは300〜700μmに設定される。実施の形態1では400μmに設定して、現像スリーブ28上の単位面積当り現像剤コート量を30mg/cmに規制している。
図3に示すように、現像容器22の内部は、隔壁27によって上側の現像室23と下側の攪拌室24とに区画されている。現像室23と攪拌室24とは現像室23の上流側の開口12と下流側の開口11とで連通して、トナーとキャリアを含む現像剤(二成分現像剤)の循環経路を構成している。第一スクリュー25と第二スクリュー26とが回転することにより、現像剤が開口12と開口11とを通じて現像室23と攪拌室24との間で循環する。
現像室23には、第一スクリュー25が配置されている。第一スクリュー25は、軸径6mmのスクリュー軸51の周りに外径9mmのスクリュー羽根53がピッチ40mmでらせん状に巻かれている。第一スクリュー25は、現像室23の底部に現像スリーブ28と平行に配置され、矢印R25方向に回転して現像室23の現像剤を現像スリーブ28へ供給しつつ回転軸線方向に搬送する。
攪拌室24には、第二スクリュー26が配置されている。第二スクリュー26は、軸径6mmのスクリュー軸52の周りに外径9mmのスクリュー羽根54がピッチ40mmでらせん状に巻かれている。第二スクリュー26は、攪拌室24の底部に第一スクリュー25と平行に配置され、第一スクリュー25と反対の矢印R26方向に回転して攪拌室24内の現像剤を第一スクリュー25と反対方向に搬送する。
図2に示すように、現像スリーブ28は、第一駆動モータM1に直結されている。第一駆動モータM1は、DCブラシレスモータであって、画像形成時の定常状態における回転速度は、300rpmである。
第一スクリュー25は、第二駆動モータM2に直結されている。第一スクリュー25と第二スクリュー26は、ギア比1:1.07の歯車機構で連結されている。第二駆動モータM2は、DCブラシレスモータであって、画像形成時の定常状態における回転速度は、700rpmである。
現像装置4aは、現像スリーブ28へ現像剤を供給する部屋と現像スリーブ28から現像剤を回収する部屋とが分離されている機能分離型である。機能分離型の現像装置4aは、現像スリーブ28から回収したトナー濃度の低い現像剤がそのまま再び現像スリーブ28に担持されて現像に使用されることがないので、トナー濃度の低い現像剤に起因する定着画像の濃度ムラなどの問題が起きにくい。
(二成分現像剤)
図2に示すように、現像装置4aは、現像剤としてトナーとキャリアを混合した現像剤を使用する二成分現像方式である。現像容器22内には、現像剤としてトナーとキャリアを含む二成分現像剤が収容されている。
トナーは、結着樹脂、着色剤、そして、必要に応じてその他の添加剤を含む着色樹脂粒子を含み、コロイダルシリカ微粉末のような外添剤が外添されている。トナーは、負帯電性のポリエステル系樹脂である。トナーの体積平均粒径は4μm以上、10μm以下が好ましく、8μm以下であることがより好ましい。
キャリアは、例えば表面酸化或は未酸化の鉄、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、希土類などの金属、及びそれらの合金、或は酸化物フェライトなどが好適に使用可能である。これらの磁性粒子の製造法は特に制限されない。キャリアは、重量平均粒径が20〜60μm、好ましくは30〜50μmである。キャリアは、抵抗率が10Ωcm以上、好ましくは10Ωcm以上である。実施の形態1では10Ωcmのものを用いた。
現像装置4aは、現像容器22内の循環路において、第一スクリュー25と第二スクリュー26とを回転させて現像剤を攪拌しつつ搬送することにより、トナーとキャリアを摩擦帯電させている。現像容器22内の現像剤は、画像形成によって消費されないキャリアが現像容器内で摩擦を受けつつ循環し続けることにより、次第にキャリアの帯電性能が低下してしまう。このため、現像容器22に新しいキャリアを補給する一方で、現像室23に設けた排出口40を通じて、搬送される現像剤の一部をオーバーフローさせて排出することにより、現像剤中のキャリアの平均的な帯電性能を確保している。
(現像剤補給部)
図2に示すように、現像装置4aの上部には、トナーとキャリアを混合した補給現像剤を収容するホッパー31が配置される。ホッパー31から現像装置4aに補給現像剤が補給されることで、現像装置4aにおいて画像形成によって消費された分のトナーが補充される。
図3に示すように、ホッパー31は、下部にスクリュー状の補給スクリュー32を備え、補給スクリュー32の一端が現像装置4aの前端部に設けられた現像剤補給口30の位置まで延びている。補給現像剤は、補給スクリュー32の回転力と、補給現像剤の重力によって、ホッパー31から現像剤補給口30を通過して、現像容器22に補給される。補給現像剤の補給量は、搬送部材である補給スクリュー32の回転数によっておおよそ定められるが、この回転数は図示しないトナー補給量制御部によって定められる。トナー補給量は、二成分現像剤のトナー濃度を光学的或いは磁気的に検知して求められる。トナー補給量は、感光ドラム1上の基準潜像を現像してパッチトナー像を形成し、パッチトナー像の濃度を検知して求めてもよい。
(現像剤排出口)
図3に示すように、ホッパー31からキャリアを含む補給現像剤が補給されると、現像容器22内を循環する現像剤が増えて、排出口40からオーバーフローして現像容器22から排出される。現像室23における現像スリーブ28の担持領域よりも下流に排出口40が設けられている。補給現像剤の補給により現像装置4a内の現像剤が増加すると、増加量に応じて、現像剤は排出口40より溢れ出るように排出される。
実施の形態1では、排出口40の現像剤搬送方向中心位置は、現像スリーブ28の端部よりも70mm下流側で、開口11の現像剤搬送方向上流端よりも15mm上流側に設置している。
(リブ)
図4は現像剤搬送方向におけるリブの配置の説明図である。図5は現像剤搬送方向における排出口と開口の配置の説明図である。図6はリブの軸垂直断面の説明図である。
図4に示すように、第一スクリュー25は、現像剤搬送方向で排出口40に沿った第一領域E1においてスクリュー羽根が省略されている。第一スクリュー25は、第一領域E1のスクリュー羽根が省略されているため、第一領域E1における第一スクリュー25は、第二領域E2における第一スクリュー25よりも現像剤に作用する円周方向または外向きの半径方向の力が小さい。第一領域E1のスクリュー羽根を省略することで、第一領域E1における第一スクリュー25による現像剤の跳ね上げを抑え、真に余剰となった現像剤のみを排出口40から排出させる。
図4に示すように、第一スクリュー25は、排出口40に沿った第一領域E1のスクリュー羽根の省略に加え、第一領域E1に第一スクリューの回転に伴って現像剤排出口に沿った領域の現像剤を攪拌もしくは加振するリブ41が局所的に形成されている。第一スクリュー25の第一領域E1には、現像剤を加振するためのリブ41が設けられている。
リブ41は、排出口40に沿った第一領域E1の現像剤を加振するので、排出口40に対向する領域のスクリュー羽根が省略されている構成においても、加振動により現像剤の流動性によらず安定した排出を行うことが可能となっている。
現像剤搬送方向において第一領域E1の中心線上に排出口40の中心線とリブ41の中心線とが配置されている。現像剤搬送方向において排出口40の長さは10mm、第一領域E1の長さは排出口40の上流及び下流に2mmずつ広い14mm、リブ41の長さは8mmである。
図5に示すように、現像装置4aは、排出口40に沿った第一領域E1のスクリュー羽根を省略することで、第一領域E1において現像剤を滞留させ、排出口40を通じたすり切り型の安定した排出を実現している。
図6に示すように、スクリュー軸51は、現像室23の底面(隔壁27の上面)から高さH=10mmの位置に設置されている。リブ41は、軸垂直断面の断面形状が略楕円形である。リブ41の軸垂直断面形状は、スクリュー軸51の接線に沿ってスクリュー軸51から先端に行くほど細くなっていて、リブ41の先端部は半径0.5mmの半円形状である。リブ41の高さhは、第一スクリュー25の外径9mmよりも小さい5mmである。
リブ41は、第一スクリュー25に固定されている。リブ41は、スクリュー軸51を中心にして反対方向に一対が設けられている。リブ41の輪郭は、軸中心Oを通る直線Ma、Mbに対して対称である。
リブ41は、第一スクリュー25の回転に伴い、排出口40の下を通過する現像剤を加振してほぐし、現像剤面を均して、局所的な現像剤面の盛り上がりを解消する。これにより、現像室23の現像剤がまとまって排出口40から溢れ出すことが防止され、排出口40を通じた現像剤の排出を安定させている。
以上説明したように、現像剤担持体の一例である現像スリーブ28は、トナーとキャリアを含む現像剤の担持領域を有する。第一搬送路及び第二搬送路の一例である現像室23及び攪拌室24は、現像スリーブ28に沿って配置され、第一開口及び第二開口の一例である開口11、12で両端部が連通して現像剤の循環経路を形成する。第一スクリュー部材の一例である第一スクリュー25は、スクリュー羽根を有し現像室23で回転して開口12を通じて攪拌室24から受け渡された現像剤を搬送しつつ現像スリーブ28に供給する。第二スクリュー部材の一例である第二スクリュー26は、スクリュー羽根を有し攪拌室24で回転して開口11を通じて現像室23から受け渡された現像剤と前記担持領域から回収した現像剤とを搬送する。排出部の一例である排出部Haは、現像室23における担持領域と開口11の間の第一領域E1に設けられた排出口40を通じて現像室23の現像剤の一部をオーバーフローさせて排出可能である。
第一領域E1の第一スクリュー25は、第一領域E1の上流側の第二領域E2及び第一領域E1の下流側の第三領域E3よりもスクリュー羽根の直径が小さい又はスクリュー羽根を有しない。
(開口の断面積の縮小)
図3に示すように、攪拌室24では、現像装置4aの運転中、現像スリーブ28から少しずつ現像剤が合流してくるため、攪拌室24の下流にいくほど搬送される現像剤が増えてくる。このため、攪拌室24の下流端(現像室23の上流端)に設けられた開口12は、現像装置4aの現像性能に見合った大きなものとなっている。開口12は、長手方向に40mm、奥行き20mm、断面積800mmである。
一方、現像室23では、現像剤の搬送に伴って現像室23を搬送される現像剤が少しずつ現像スリーブ28に担持されて攪拌室24へ搬送されるため、現像室23の下流に行くほど搬送される現像剤の量が減ってくる。そのため、現像室23の下流端に位置する開口11まで到達して攪拌室24へ受け渡される現像剤量が少なくなるので、下流開口11は、開口12に比較して小さくてよい。
開口11における現像剤の流量J(x)は最小となり、開口12における現像剤の流量J(x)は最大となるため、開口11は、開口12に比べて断面積を小さくすることができる。これは、機能分離型であることの大きな利点であり特徴である。開口11を小さくすることで、図3に示すように、現像装置4aの回転軸線方向の長さを小さくして、現像性能を損なうことなく現像装置4aの小型化を達成することができる。開口11は、長手方向に15mm、奥行き15mm、断面積225mmであって、開口12の約1/4に過ぎない。
しかし、開口11を小さくすることは、現像装置4aの長手方向の小型化を達成する上で重要である一方、開口11を小さくし過ぎると、開口11で現像剤が滞留して、その影響が排出口40における現像剤排出に影響を与えることがある。
特に、排出口40と開口11の距離が比較的短く、排出口40に沿った第一領域E1でスクリュー羽根が省略されている場合、排出口40における現像剤排出への影響がより顕著である。一般的に、スクリュー羽根を小径化もしくは省略して第一領域E1の現像剤を滞留させて排出口40から排出させている場合、排出口40が開口11に近ければ近いほど、開口11の現像剤圧の影響が第一領域E1の現像剤面に及び易くなる。
また、図5に示すように、現像剤搬送方向における排出口40の下流端から開口11の上流端までの距離Dが第一スクリュー25の1ピッチよりも小さい場合、さらに顕著である。スクリュー羽根は、1ピッチの羽根で現像剤を保持して搬送するため、1ピッチに満たない距離では十分に現像剤を搬送することができず、開口11からの現像剤圧を受け易くなる。実施の形態1では、D=10mmであるため、第一スクリュー25のピッチ40mmよりも小さい。
そのため、実施の形態1では、開口11における現像剤圧が排出口40下の現像剤に及び易く、開口11からの現像剤圧が第一領域E1の現像剤面を変動させ易くなっている。第一領域E1の現像剤面が変動すると、排出口40を通じた現像剤の排出が不安定になり易く、現像装置4a内の現像剤量の変動が大きくなる。
排出口40に沿った第一領域E1の現像剤面が上昇すると、排出すべきでない場合でも、まとまった現像剤排出が発生してしまう。そして、不必要な現像剤排出が行われてしまうと、現像装置4a内の現像剤が安定した循環に必要な現像剤量を割り込んで、現像スリーブ28への現像剤の十分な供給がなされない問題につながる可能性がある。
そこで、以下の実施例では、開口11の近傍のパラメータを最適化して第一領域E1の現像剤面の変動を抑制している。
(開口の近傍のパラメータ)
図7は現像剤が滞留していない場合の現像室の現像剤面の説明図である。図8は現像剤が滞留している場合の現像室の現像剤面の説明図である。図9は排出口に沿って流れる現像剤の断面積の説明図である。図10は開口の直下の攪拌室の現像剤の流れの説明図である。
図7に示すように、現像室23の長手方向の位置xにおける現像剤の断面積をS(x)とし、現像剤の循環速度をv(x)とすると、位置xにおける現像剤の体積流量J(x)は次式のように求められる。
J(x)=S(x)v(x)
ここで、現像剤の循環速度v(x)は、排出口40に沿った第一領域E1を除くと位置xによらず概ね一定であって、第一スクリュー25のスクリューピッチをpとし、回転速度をω[rps]とすると、次式のように求められる。
v(x)=pω
したがって、現像室23の位置xにおける現像剤の体積流量J(x)は、次式のように変形される。
J(x)=S(x)pω
現像装置4aの起動後、現像剤が定常状態になると、位置xにおける入ってくる現像剤量と出ていく現像剤量とが等しくなるので、いずれの位置xでも位置xごとの流量J(x)が変化しなくなる。
∇・J(x)=0
上述したように、現像室23の位置xにおける現像剤の体積流量J(x)は、位置xが下流になるほど少なくなる。そして、現像スリーブ28の下流端を超えた後、排出口40から一部排出されてさらに少なくなり、排出口40の下流端を超えると、一定になってそのまま開口11から攪拌室24へ流れ込む。
図8に示すように、開口11を通過でき得る流量以上の現像剤が供給されると、開口11を通過できなかった現像剤が滞留して開口11の上の現像剤面を上昇させる。開口11で現像剤が滞留するのは、開口11へ開口11の開口面積に対して許容量以上の現像剤が供給された時である。
現像室23の現像剤は、排出口40に沿った第一領域E1に差し掛かるまでは、一定の速度v1で搬送される。
v1=p1ω1
排出口40に沿った第一領域E1ではスクリュー羽根が省略されているため、速度v1が減速して現像剤が滞留し、第一領域E1を通過するとまた一定の速度v1で搬送される。下流開口11には現像剤を減速させる部材は無いため、現像剤は、開口11を速度v1で通過する。このとき、開口11を通過し得る最大の体積流量をJ’maxとする。最大流量J’maxは、開口11を現像剤が通過する速度v’と開口11の断面積S’を用いて次式のように求められる。
J’max=S’v’=S’p1ω1
開口11における現像剤の断面積は開口11の断面積S’以上にはならないため、断面積S’以上の現像剤は、開口11を通過できないか、速度v’を無理やり大きくして通過するしかない。これらの場合、その反作用で図8に示すような滞留が発生する可能性がある。開口11を現像剤が通過するときに、現像剤が滞留しないためには、開口11へ流入する現像剤の体積流量がJ’max以下である必要がある。
J’max=S’v’=S’v1
一方、現像スリーブ28の下流端と開口11との間に排出口40があり、現像スリーブ28に供給されなかった現像剤の一部が排出口40から排出される。図9に示すように、排出口40の下端は、現像容器22の底から高さL=17mmの位置であり、排出口40の下端を超えた現像剤が排出口40から排出される。
このため、排出口40を超えて開口11へ搬送される現像剤の最大体積流量は、排出口40を通過後の最大体積流量J”maxである。排出口40を通過し得る最大体積流量J”maxは、排出口40に沿った第一領域E1の流路断面積R”と第一領域E1を通過する現像剤の速度v”の積で表される。
J”max=R”v”
ここで、流路断面積R”とは、図9に示すように、現像容器22の排出口40の下端の高さL以下の断面積から第一スクリュー25の高さL以下の断面積を引いたものである。流路断面積R”とは、現像剤が排出口40から排出されることなく最も多く搬送されているときの断面積である。
また、図7に示すように、排出口40に沿った第一領域E1で現像剤は滞留するため、第一領域E1を通過するときの現像剤速度v”は、スクリュー羽根が省略されていない第二領域E2の現像剤速度v1に比べて小さくなる。ここで、第二領域E2の現像剤速度v1に対する第一領域E1の現像剤速度v”の比率α(0<α<1)を減速率と定義すると、第一領域E1の現像剤速度v”は次式で表される。
v”=αv1=αp1ω1
また、第一領域E1を現像剤速度v”にて通過し得る現像剤の最大体積流量J”maxは次式で表される。
J”max=R”αv1
開口11で現像剤が滞留することなく、排出口40から良好な排出が行われるためには、次式の関係が成立している必要がある。
J”max ≦ J’max
この関係が成立していれば、開口11で現像剤が滞留しないと考えられるので、変形して以下の関係が導かれる。
J”max= R”αp1ω1 ≦ J’max = S’p1ω1
したがって、開口11で現像剤が滞留することなく、排出口40から良好な排出が行われるためには、以下の関係が成立している必要がある。
R”α ≦S’
また、全く同様の議論が開口11の直下の攪拌室24においても成り立つ。図10に示すように、排出口40を通過した現像剤が開口11で滞留しなくても、開口11の直下の領域Bで現像剤の滞留が起きてしまうと、いずれは開口11も滞留して最終的に排出口40を通じた現像剤排出の安定性に影響が及ぶことになる。
開口11の直下の領域Bにおいて、現像剤が滞留しないためには、領域Bの現像剤の流量J2が領域Bから攪拌室24の下流へ搬送される最大体積流量J2max以下であればよい。図10に示すように、第二搬送路の一例である攪拌室24の最大現像剤流量J2maxは、第二開口の一例である開口11よりも現像剤循環方向の下流の一例である領域Bにおいて定義される。領域Bは、開口11と対向する第二スクリュー26の1ピッチ分の領域である。J2≦J2maxの関係は、攪拌室24における開口11の下流端位置の流路断面積をR2とし、R2中の現像剤の断面積をS2とし、第二スクリュー26のピッチをp2とし、回転速度をω2とすると、次式で表される。
J2 =S2v2 =S2p2ω2 ≦ J2max =R2p2ω2
ここで、第一領域E1を通過しうる最大体積流量J”maxは、J”max=R”αv1=R”αp1ω1であるため、J”max ≦ J2maxの関係から次式が導かれる。
R”αp1ω1 ≦ R2p2ω2
R”αp1ω1/p2ω2 ≦ R2
つまり、開口11若しくは開口11の直下の領域Bにおける滞留を防ぎ、排出口40からの安定的な現像剤排出を実現するには、次式の関係が成立していればよい。
R”α ≦ S’ (以下、条件1’)
R”αp1ω1/p2ω2 ≦ R2 (以下、条件2’)
ところで、開口11の断面積S’や、開口11の直下の領域Bの流路断面積R2が著しく大きい場合は、条件1’,条件2’共に十分に満たしており、現像剤の滞留は起きないと考えられる。
しかし、領域Bの流路断面積R2を著しく大きくすると、機能分離型現像器の利点であった現像装置の小型化が実現できなくなる。また、現像装置の小型化の観点から、開口11の断面積S’は、小さいことが好ましく、最大でもR”を超えないことが好ましい。
S’ ≦ R”
R2 ≦ R”p1ω1/p2ω2
また、ここまでは、図5に示す第一領域E1と第三領域E3とで第一スクリュー25のスクリュー羽根のピッチが等しくp1であるとして計算した。しかし、より一般的には、第三領域E3の第一スクリュー25のスクリュー羽根のピッチをp1’として次式の関係が成立する。
R”αp1/p1’ ≦ S’
S’ ≦ R”p1/p1’(以下、条件1”)
以上より、開口11若しくは開口11下の領域Bにおける現像剤の滞留を防ぎ、排出口40からの安定的な現像剤排出を実現しつつ、現像器の小型化を実現するには、次式の関係が成立する必要がある。
R”αp1/p1’ ≦S’ ≦ R”p1/p1’ (条件1)
R”αp1ω1/p2ω2 ≦ R2 ≦ R”p1ω1/p2ω2 (条件2)
図5に示す第一領域E1と第三領域E3とで第一スクリュー25のスクリュー羽根のピッチが等しくp1である場合、p1’を含む条件1は次式のように変形されるが、p1’を含まない条件2は同じである。
R”α ≦S’≦ R” (条件1)
R”αp1ω1/p2ω2 ≦ R2 ≦ R”p1ω1/p2ω2 (条件2)
(減速率の測定方法)
以下の手順で高速度カメラを用いた実験を行って、第二領域E2と第一領域E1とにおける現像剤の移動速度を測定して減速率αを求めた。
(1)現像装置4aを実機と同様に駆動できる冶具に固定し、排出口40に対して略垂直の位置に高速度カメラを設置した。
(2)現像装置4aに現像スリーブ28が全域コートするだけの現像剤を充填し、実機と同様の設定で運転した。
(3)高速度カメラにより第一領域E1を現像剤の塊がよく認識できる程度のフレームレートで撮影した。具体的には、フォトロン社製の高速度カメラFASTCAM−SA4を用いて、1024×1024の解像度、2000fpsのフレームレートで、1sec撮影した。フレームレートを大きくすると映像が暗くなるので、株式会社トキナーのキセノンランプ光源を撮影光源として使用した。
(4)撮影した映像の各フレームに対して現像剤が画像上で何ピクセル現像剤循環方向(本実施例では長手方向)に移動しているかを求めた。画像の比較は1フレーム毎に行う必要はなく、現像剤を追従できれば100フレームごとでもよい。現像剤の追従については、目視で行ってもよいし画像を濃度変換して濃淡によって追従してもよい。このとき、1ピクセルが実際にはどれくらいの大きさか分かるように、スケールも一緒に撮影した。
(5)上記(4)で求めた移動量を画像間隔枚数とフレームレートから求めた時間の経過で割ることにより、第一領域E1における現像剤の移動速度v”を求めた。速度v”を第一スクリュー25のスクリュー羽根の移動速度pωで除することにより、その時の現像剤量における減速率αを求めた。
(6)現像装置4aに充填する現像剤量を変更して、上記(1)〜(5)の手順で実験を繰り返すことにより、色々な現像剤量における減速率αを求めた。
(7)上記(6)で求めた色々な現像剤量における減速率αの中で最も大きいもの(即ち減速度が最も小さいもの)を本発明で定義する減速率αとする。
ここで、全面白地画像(ベタ白)を連続出力した時の現像剤量を上記(7)における現像剤量の振り幅の最小値とした。また、全面最大濃度画像(ベタ黒)を連続出力した時の現像剤量を上記(7)における現像剤量の振り幅の最大値とした。前者は、現像装置4aがとり得る最小現像剤量であり、後者は、現像装置4aがとり得る最大現像剤量だからである。つまり、実際の画像形成において現像装置4aが取り得る現像剤量の範囲で減速率αを求めた。
(条件1と条件2の演算結果)
上記(1)〜(7)の手順により、排出口40に沿った第一領域E1を通過する現像剤の減速率αを求めて第一領域E1の現像剤速度v”の最大値を計算した。現像剤速度v”の最大値からこの値から排出口40通過後の現像剤の最大体積流量J”maxを計算した。
その結果、減速率αは約0.7であった。減速率α=0.7で、条件1と条件2とを計算した。
条件1:R”=241[mm]、S’=15×15=225[mm]なので、R”α ≦ S’を確かに満たしている。
条件2:R2=270[mm]なので、R2 ≦ R”αp1ω1/p2ω2も、確かに満たしている。
(比較実験)
図11は実施の形態1における現像剤量と排出量の関係の説明図である。図12は比較例における現像剤量と排出量の関係の説明図である。条件1及び条件2を満たす実施の形態1の現像装置と、条件1及び条件2を満たさない比較例の現像装置とで現像剤量と排出口から排出される現像剤量の関係を比較した。比較例の現像装置は、開口11の長手方向の長さが10mmであることが当該長さが15mmである実施の形態1と異なり、その他の構成は実施の形態1と同一である。
図3に示すように、実施の形態1の現像装置4aと比較例と現像装置とで、現像剤を300g充填し、その後、現像剤量を10g刻みで段階的に異ならせて同一条件で運転し、運転開始後30秒間に排出口40から排出される現像剤量を測定した。30秒間の実験中、現像装置に補給用現像剤は補給せず、排出口40から排出された現像剤は、回収容器に回収して、計量した。
具体的には、次の手順に従った。現像スリーブ、第一スクリュー、第二スクリューを所望の周速で駆動させた状態で、現像スリーブ上に現像剤が均一にコーティングするまで現像容器に現像剤を入れる。現像容器中の現像剤循環が定常状態になるまで現像スリーブ、第一スクリュー、第二スクリューを所望の周速で駆動させる(通常1〜2分)。そして、現像スリーブ上コーティングが均一になったところから、残った現像剤を少しずつ補給口から現像容器に入れていき、そのときの30秒間の排出量を測定した。10gずつ現像剤を増やした各条件で30秒間の排出量をそれぞれ測定した。
図11に示すように、現像装置4aに充填される現像剤量が増加すると、排出口40を通じて運転開始後30秒間に排出される現像剤の排出量が増加する。実施の形態1では、図12に示す比較例と比べて、現像剤排出開始点が現像剤量の多い方にシフトしているため、現像装置4a内には常に十分な量の現像剤が循環し続けている。現像室23の現像スリーブ28に沿った領域全体で十分な高さの剤面が確保されて、現像スリーブ28の担持領域の全域に十分な量の現像剤をコーティングできる。このため、現像装置の小型化を満たしつつも、長時間にわたって画像不良なく安定した画像形成が可能となる。
図12に示すように、比較例では、排出口40を通じた現像剤の排出量が本格的に増加し始める現像剤量が、図11に示す実施の形態1に比べて現像剤の少ない方にシフトしている。すなわち、本来排出すべきでない現像剤量でも、排出口40を通じて現像装置から現像剤が排出されてしまうため、長時間の運転を継続すると現像装置内を循環する現像剤が不足してくる。このため、比較例では、現像室23の剤面が低下して、現像スリーブ28の担持領域の下流側で十分な現像剤の供給がされなくなって、現像コーティング不良という画像不良が発生し易くなる。
(実施の形態1の効果)
以上説明したように、実施の形態1では、第二領域E2の現像剤搬送速度に対する第一領域E1の現像剤搬送速度の比率をαとする。第二領域E2における第一スクリュー25のスクリュー羽根ピッチをp1とする。第三領域E3における第一スクリュー25のスクリュー羽根ピッチをp1’とする。第一スクリュー25の回転速度をω1とする。現像室23の排出口40を含む軸垂直断面における排出口40の下端よりも低い現像剤の断面積の最大値をR”とする。開口11よりも現像剤循環方向の下流における攪拌室24の軸垂直断面の断面積の最小値をR2とする。開口11よりも現像剤循環方向の下流における第二スクリュー26のスクリュー羽根のピッチをp2とする。第二スクリュー26の回転速度をω2とする。開口11の開口面積をS’とする。
このとき、R”αp1/p1’≦ S’≦ R”p1/p1’かつ、R”αp1ω1 ≦ R2p2ω2 ≦R”p1ω1 の関係が成立している。このため、開口11の面積を小さくして現像装置4aを小型化しつつ、排出口40を通じた現像剤の排出の過剰を回避して、現像装置4aを安定して高性能に運転できる。
実施の形態1では、第一領域E1の最大トナー流量をJ”maxとする。開口11を通過する最大トナー流量をJ’maxとする。開口11よりも現像剤循環方向の下流における攪拌室24の最大トナー流量をJ2maxとする。現像室23の排出口40を含む軸垂直断面における排出口40の下端よりも低い現像剤の断面積の最大値をR”とする。
このとき、J”max ≦ J’max ≦ J2max かつ S’≦R” の関係が成立している。このため、開口11の面積を小さくして現像装置4aを小型化しつつ、排出口40を通じた現像剤の排出の過剰を回避して、現像装置4aを安定して高性能に運転できる。
実施の形態1では、p1 ≦ p1’ の関係が成立している。このため、開口11をさらに小さくして現像装置4aをさらに小型化できる。
実施の形態1では、画像形成に伴って攪拌室24の開口11よりも現像剤循環方向上流側にトナーとキャリアを含む補給用現像剤を補給する補給部の一例である現像剤補給口30を備える。このため、補給用現像剤と循環する現像剤とを十分に混合して現像装置4aの高性能を引き出すことができる。
実施の形態1では、第一領域E1の第一スクリュー25は、第二領域E2の第一スクリュー25のスクリュー羽根よりも回転軸線に対する傾き角度が小さい攪拌面の突起を有する。このため、排出口40の下における現像剤に適度な攪拌を加えて、第一領域E1における現像剤の停滞状態と排出口40を通じた排出を安定化させることができる。
実施の形態1では、第三領域E3の第一スクリュー25は、スクリュー羽根が1ピッチ以上ある。このため、第一スクリュー25の1回転にわたって第一領域E1から現像剤を安定して運び出すことができる。
実施の形態1では、攪拌室24から現像室23へ行く現像剤量に対し、現像スリーブ28を介さず現像室23から攪拌室24へ行く現像剤量が著しく少ない。このため、攪拌室24から現像室23へ行く経路の流路に比べて現像室23から攪拌室24へ行く経路の流路を小さくすることで、現像装置4aの小型化を達成できる。
実施の形態1では、機能分離型の現像装置4aにおいて現像室23から攪拌室24への連通部における現像剤の滞留を防ぎ、現像剤排出の安定性を保ちながら現像装置4aの小型化を達成することができる。
<変形例>
図13は変形例1の現像装置におけるリブ形状の説明図である。図14は変形例2の現像装置におけるリブ形状の説明図である。
本発明は、実施の形態1の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。実施の形態1では、第一開口と第二開口(開口11、12)が第一搬送路(現像室23)の底面に配置され、第二搬送路(攪拌室24)が第一搬送路(現像室23)の下方に配置される縦攪拌型の形態を説明した。
しかし、現像剤を現像剤担持体へ供給する第一搬送路と、現像剤担持体から現像に供された後の現像剤を回収する第二搬送路とが異なる機能分離型であれば、第二搬送路と第一搬送路とを横または斜めに隣接させた構成であってもよい。現像剤を現像スリーブへ供給する部屋と、現像部を通過し現像に供された後の現像剤を現像スリーブから回収する部屋(攪拌室)とが分離している現像装置であればよい。
一般に、リブ41の攪拌面と第一スクリュー25の回転軸とのなす平均角度が第2領域における第一スクリュー25の搬送面と回転軸のなす平均角度に対して小さければ、実施の形態1のような現像剤を均す効果が得られる。したがって、図13に示すように、リブ部材は長方形でもよい。また、図14に示すように、リブ部材は長方形でかつスクリュー回転軸に対して若干の角度を付けてもよい。
また、図4に示す第一領域E1の第一スクリュー25は、スクリュー羽根を除いてリブ41も設けず、スクリュー軸のみとしてもよい。また、第一領域E1の第一スクリュー25は、スクリュー羽根を除去せず、外径の小さいスクリュー羽根を残しておいてもよい。外径の小さいスクリュー羽根とリブ41とを組み合わせてもよい。少なくとも第一領域E1のスクリュー羽根が省略されているか、第一領域E1のスクリュー羽根の外径が第二領域E2のスクリュー羽根の外径よりも小さければよい。
1a、1b、1c、1d 感光ドラム
2a、2b、2c、2d コロナ帯電器
3a、3b、3c、3d 露光装置
4a、4b、4c、4d 現像装置
6a、6b、6c、6d 転写ローラ
22 現像容器、23 現像室、24 攪拌室、
25 第一スクリュー、26 第二スクリュー
27 隔壁、28 現像スリーブ、28m マグネットローラ
29 規制ブレード、30 現像剤補給口、31 ホッパー
32 補給スクリュー、40 排出口、41 リブ
51、52 スクリュー軸、53、54 スクリュー羽根
E1 第一領域、E2 第二領域、E3 第三領域、Ha 排出部

Claims (7)

  1. トナーとキャリアを含む現像剤の担持領域を有する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に沿って配置され、第一開口と第二開口とで両端部が連通して現像剤の循環経路を形成する第一搬送路及び第二搬送路と、
    スクリュー羽根を有し前記第一搬送路で回転して前記第一開口を通じて前記第二搬送路から受け渡された現像剤を搬送しつつ前記現像剤担持体に供給する第一スクリュー部材と、
    スクリュー羽根を有し前記第二搬送路で回転して前記第二開口を通じて前記第一搬送路から受け渡された現像剤と前記担持領域から回収した現像剤とを搬送する第二スクリュー部材と、
    前記第一搬送路における前記担持領域と前記第二開口の間の第一領域に設けられた排出口を通じて前記第一搬送路の現像剤の一部をオーバーフローさせて排出可能な排出部と、を備え、
    前記第一領域の前記第一スクリュー部材は、前記第一領域の上流側の第二領域及び前記第一領域の下流側の第三領域よりもスクリュー羽根の直径が小さい又はスクリュー羽根を有しない現像装置であって、
    前記第二領域の現像剤搬送速度に対する前記第一領域の現像剤搬送速度の比率をαとし、
    前記第二領域における前記第一スクリュー部材のスクリュー羽根ピッチをp1とし、
    前記第三領域における前記第一スクリュー部材のスクリュー羽根ピッチをp1’とし、
    前記第一スクリュー部材の回転速度をω1とし、
    前記第一搬送路の前記排出口を含む軸垂直断面における前記排出口の下端よりも低い現像剤の断面積の最大値をR”とし、
    前記第二開口よりも現像剤循環方向の下流における前記第二搬送路の軸垂直断面の断面積の最小値をR2とし、
    前記第二開口よりも現像剤循環方向の下流における前記第二スクリュー部材のスクリュー羽根のピッチをp2とし、回転速度をω2とし、
    前記第二開口の開口面積をS’とするとき、
    R”αp1/p1’≦ S’≦ R”p1/p1’
    R”αp1ω1 ≦ R2p2ω2 ≦R”p1ω1
    の関係が成立していることを特徴とする現像装置。
  2. p1 ≦ p1’
    の関係が成立していることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 画像形成に伴って前記第二搬送路の前記第二開口よりも現像剤循環方向上流側にトナーとキャリアを含む補給用現像剤を補給する補給部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記第一領域の前記第一スクリュー部材は、前記第二領域の前記第一スクリュー部材のスクリュー羽根よりも回転軸線に対する傾き角度が小さい攪拌面の突起を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記第三領域の前記第一スクリュー部材は、スクリュー羽根が1ピッチ以上あることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記第二搬送路は、前記第一搬送路の下方に配置され、
    前記第一開口と前記第二開口とは前記第一搬送路の底面に配置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. トナーとキャリアを含む現像剤の担持領域を有する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に沿って配置され、第一開口と第二開口とで両端部が連通して現像剤の循環経路を形成する第一搬送路及び第二搬送路と、
    スクリュー羽根を有し前記第一搬送路で回転して前記第一開口を通じて前記第二搬送路から受け渡された現像剤を搬送しつつ前記現像剤担持体に供給する第一スクリュー部材と、
    スクリュー羽根を有し前記第二搬送路で回転して前記第二開口を通じて前記第一搬送路から受け渡された現像剤と前記担持領域から回収した現像剤とを搬送する第二スクリュー部材と、
    前記第一搬送路における前記担持領域と前記第一開口の間の第一領域に設けられた排出口を通じて前記第一搬送路の現像剤の一部をオーバーフローさせて排出可能な排出部と、を備え、
    前記第一領域の前記第一スクリュー部材は、前記第一領域の上流側の第二領域及び前記第一領域の下流側の第三領域よりもスクリュー羽根の直径が小さい又はスクリュー羽根を有さない現像装置であって、
    前記第一領域の最大現像剤流量をJ”maxとし、
    前記第二開口を通過する最大現像剤流量をJ’maxとし、
    前記第二開口よりも現像剤循環方向の下流における前記第二搬送路の最大現像剤流量をJ2maxとするとき、
    J”max ≦ J’max ≦ J2max
    の関係が成立していることを特徴とする現像装置。
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