JP6295885B2 - 合わせガラス、乗り物および窓 - Google Patents

合わせガラス、乗り物および窓 Download PDF

Info

Publication number
JP6295885B2
JP6295885B2 JP2014168574A JP2014168574A JP6295885B2 JP 6295885 B2 JP6295885 B2 JP 6295885B2 JP 2014168574 A JP2014168574 A JP 2014168574A JP 2014168574 A JP2014168574 A JP 2014168574A JP 6295885 B2 JP6295885 B2 JP 6295885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
conductive
mesh
glass
mesh sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014168574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016044096A (ja
Inventor
川 晃次郎 大
川 晃次郎 大
岡 結 守
岡 結 守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2014168574A priority Critical patent/JP6295885B2/ja
Publication of JP2016044096A publication Critical patent/JP2016044096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6295885B2 publication Critical patent/JP6295885B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

本発明は、一対のガラス板と一対のガラス板間に配置されたメッシュシートとを含む合わせガラス、この合わせガラスを備えた乗り物および窓に関する。
従来、車両のフロントウィンドウやリアウィンドウ等の窓ガラスに用いるデフロスタ装置として、窓ガラス全体にタングステン線等からなる電熱線を配置したものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。この従来技術では、窓ガラス全体に配置された電熱線に通電し、その抵抗加熱により窓ガラスを昇温させて、窓ガラスの曇りを取り除いて、又は、窓ガラスに付着した雪や氷を溶かして、乗員の視界を確保することができる。
特開2013−173402号公報 特開平8−72674号公報
従来技術のデフロスタ装置では、一対のガラス板の間に、接合層及び電熱線を挟み込んで加熱圧着し、合わせガラスとしていた。また、電熱線としては、別工程で製造されたタングステン等の細線からなるものを用いていた。ところが、本件発明者らが鋭意検討を重ねたところ、このような合わせガラスにおいては、細線での光の拡散や回折が視認性に悪影響を及ぼすことが知見された。とりわけ別工程で製造された電熱線を配置する方法では、電熱線の配置パターンが直線や波線等の単純な形状に限られ、上述の光の拡散や回折による視認性への悪影響が顕著となった。
一方、配線の形成方法として、ベース基材上に、フォトリソグラフィー技術を用いたパターニングにより導電配線を形成する方法が知られている。この方法は、まず、平板状のベース基材上に、銅箔等の金属箔の貼着、めっき、スパッタリング等により導電性金属層を形成する。次に、導電性金属層上にフォトリソグラフィー技術を用いてレジストパターンを形成する。そして、このレジストパターンをマスクとして、導電性金属層をエッチングする。このエッチングにより、導電性金属層がレジストパターンと略同一のパターンにパターニングされる。この方法は、複雑な配置パターンの導電配線であっても簡単に形成できるという利点がある。
しかしながら、この方法でベース基材上に導電性メッシュを形成してメッシュシートを作製し、このメッシュシートの両側に、それぞれ、接合層を介してガラス板を接合しようとすると、メッシュシートと、両ガラス板のうちのメッシュシートの導電性メッシュが対面する側のガラス板との接合が安定しないといった問題が生じた。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、メッシュシートとガラス板とを安定して強固に接合することを目的とする。
本発明による合わせガラスは、
第1ガラス板および第2ガラス板と、
前記第1ガラス板および前記第2ガラス板の間に配置されたメッシュシートと、
前記第1ガラス板及び前記メッシュシートを接合する第1接合層、及び、前記第2ガラス板及び前記メッシュシートを接合する第2接合層と、を備え、
前記メッシュシートは、保持層と、前記保持層の前記第1接合層に対面する側の面上に設けられた導電性メッシュと、を有し、
前記保持層の前記第1ガラス板に対向する面のうち、少なくとも前記第1接合層に対面する被接合面の表面粗さが、算術平均粗さRaで0.5μm以上2.5μm以下である。
本発明による合わせガラスにおいて、保持層の第1接合層側の領域の屈折率は、前記保持層の第2接合層側の領域の屈折率と前記第1接合層の屈折率との間となっていてもよい。
本発明による合わせガラスにおいて、メッシュシートの第2接合層に対面する側の面上に易接着層が設けられていてもよい。
本発明によれば、メッシュシートとガラス板とを安定して強固に接合することができる。
図1は、本発明による一実施の形態を説明するための図であって、合わせガラスを備えた乗り物を概略的に示す斜視図である。特に図1では、乗り物の例として合わせガラスを備えた自動車を概略的に示している。 図2は、合わせガラスをその板面の法線方向から見た図である。 図3は、図2の合わせガラスの横断面図である。 図4は、導電性メッシュのパターンの一例を示す平面図である。 図5は、合わせガラスの製造方法の一例を説明するための図である。 図6は、合わせガラスの製造方法の一例を説明するための図である。 図7は、合わせガラスの製造方法の一例を説明するための図である。 図8は、合わせガラスの製造方法の一例を説明するための図である。 図9は、合わせガラスの製造方法の一例を説明するための図である。 図10は、合わせガラスの製造方法の一例を説明するための図である。 図11は、合わせガラスの製造方法の一例を説明するための図である。 図12は、合わせガラスの製造方法の一例を説明するための図である。 図13は、合わせガラスの変形例を説明するための図である。 図14は、合わせガラスの他の変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
なお、本明細書において、「板」、「シート」、「フィルム」の用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。例えば、「メッシュシート」は板やフィルムと呼ばれ得るような部材をも含む概念であり、したがって、「メッシュシート」は、「メッシュ板(基板)」や「メッシュフィルム」と呼ばれる部材と、呼称の違いのみにおいて区別され得ない。
また、「シート面(板面、フィルム面)」とは、対象となるシート状(板状、フィルム状)の部材を全体的かつ大局的に見た場合において対象となるシート状部材(板状部材、フィルム状部材)の平面方向と一致する面のことを指す。
また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
図1〜図12は、本発明による一実施の形態を説明するための図である。このうち図1は、合わせガラスを備えた自動車を概略的に示す図であり、図2は、合わせガラスをその板面の法線方向から見た図であり、図3は、図2の合わせガラスの横断面図である。
図1に示されているように、乗り物の一例としての自動車1は、フロントウィンドウ、リアウィンドウ、サイドウィンドウ等の窓ガラスを有している。ここでは、フロントウィンドウ5が合わせガラス10で構成されているものを例示する。また、自動車1はバッテリー等の電源7を有している。
この合わせガラス10をその板面の法線方向から見たものを図2に示す。また、図2の合わせガラス10のIII−III線に対応する横断面図を図3に示す。図3に示された例では、合わせガラス10は、第1ガラス板11、第1接合層21、メッシュシート40、第2接合層22、第2ガラス板12がこの順に積層されている。また、メッシュシート40は、基材41、基材41上に積層された保持層42、および、保持層42上に積層された導電性メッシュ30を有している。なお、図1および図2に示した例では、合わせガラス10は湾曲しているが、図3、図13および図14では、図示の簡略化および理解の容易化のために、合わせガラス10,100,110を平板状に図示している。
また、図2および図4によく示されているように、合わせガラス10は、導電性メッシュ30に通電するための配線部15と、導電性メッシュ30と配線部15とを接続する接続部16とを有している。図示された例では、バッテリー等の電源7から、配線部15及び接続部16を介して導電性メッシュ30に通電し、導電性メッシュ30を抵抗加熱により発熱させる。導電性メッシュ30で発生した熱はガラス板11,12に伝わり、ガラス板11,12が温められる。これにより、ガラス板11,12に付着した結露による曇りを取り除くことができる。また、ガラス板11,12に雪や氷が付着している場合には、この雪や氷を溶かすことができる。したがって、乗員の視界が良好に確保される。
以下、合わせガラス10の各層について説明する。
まず、ガラス板11,12について説明する。ガラス板11,12は、特にフロントウィンドウに用いる場合、乗員の視界を妨げないよう可視光透過率が高いものを用いることが好ましい。このようなガラス板11,12の材質としては、ソーダライムガラスや青板ガラスが例示できる。ガラス板11,12は、可視光領域における透過率が90%以上であることが好ましい。ここで、ガラス板11,12の可視光透過率は、分光光度計((株)島津製作所製「UV−3100PC」、JISK0115準拠品)を用いて測定波長380nm〜780nmの範囲内で測定したときの、各波長における透過率の平均値として特定される。なお、ガラス板11,12の一部または全体に着色するなどして、可視光透過率を低くしてもよい。この場合、太陽光の直射を遮ったり、車外から車内を視認しにくくしたりすることができる。
また、ガラス板11,12は、1mm以上5mm以下の厚みを有していることが好ましい。このような厚みであると、強度及び光学特性に優れたガラス板11,12を得ることができる。
次に、接合層21,22について説明する。第1接合層21は、第1ガラス板11とメッシュシート40との間に配置され、第1ガラス板11とメッシュシート40とを互いに接合する。第2接合層22は、第2ガラス板12とメッシュシート40との間に配置され、第2ガラス板12とメッシュシート40とを互いに接合する。
このような接合層21,22としては、種々の接着性または粘着性を有した材料からなる層を用いることができる。また、接合層21,22は、可視光透過率が高いものを用いることが好ましい。典型的な接合層としては、ポリビニルブチラール(PVB)からなる層を例示することができる。接合層21,22の厚みは、それぞれ0.15mm以上1mm以下であることが好ましい。
なお、合わせガラス10には、図示された例に限られず、特定の機能を発揮することを期待されたその他の機能層が設けられても良い。また、一つの機能層が二以上の機能を発揮するようにしてもよいし、例えば、合わせガラス10のガラス板11,12、接合層21,22や、後述するメッシュシート40の基材41の少なくとも1つに機能を付与するようにしてもよい。合わせガラス10に付与され得る機能としては、一例として、反射防止(AR)機能、耐擦傷性を有したハードコート(HC)機能、赤外線遮蔽(反射)機能、紫外線遮蔽(反射)機能、偏光機能、防汚機能等を例示することができる。
次に、メッシュシート40について説明する。メッシュシート40は、保持層42と、保持層42の第1接合層21に対面する側の面42a上に設けられた導電性メッシュ30と、を有している。とりわけ図3に示した例では、メッシュシート40は、保持層42および導電性メッシュ30を支持する基材41をさらに有している。さらに、メッシュシート40は、導電性メッシュ30に通電するための配線部15と、導電性メッシュ30と配線部15とを接続する接続部16とを有している。メッシュシート40は、ガラス板11,12と略同一の平面寸法を有して、合わせガラス10の全体にわたって配置されてもよいし、運転席の正面部分等、合わせガラス10の一部にのみ配置されてもよい。
基材41は、保持層42および導電性メッシュ30を支持する基材として機能する。基材41は、可視光線波長帯域の波長(380nm〜780nm)を透過する一般に言うところの透明である電気絶縁性の基板である。基材41としては、可視光を透過し、保持層42および導電性メッシュ30を適切に支持し得るものであればいかなる材質のものでもよいが、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、環状ポリオレフィン等を挙げることができる。また、基材41は、光透過性や、保持層42および導電性メッシュ30の適切な支持性等を考慮すると、0.03mm以上0.15mm以下の厚さを有していることが好ましい。
保持層42は、メッシュシート40と第1ガラス板11との接合性を向上する機能を有する。保持層42は、例えば、透明な電気絶縁性の樹脂シートを基材41上に積層したり、基材41上に樹脂材料を塗布することにより形成することができる。また、保持層42の第1ガラス板11に対向する面(上面)42aのうち、少なくとも第1接合層21に対面する被接合面42a1の表面粗さは、算術平均粗さRaで0.5μm以上2.5μm以下となっている。さらに好ましくは、被接合面42a1の表面粗さは、算術平均粗さRaで1μmを超えて2μm未満とすることができる。ここで、算術平均粗さRaは、JIS B 0601(1994)で規定される算術平均粗さRaである。このような表面粗さを有する保持層42は、保持層42の上面42aのうち、少なくとも被接合面42a1に、微細な凹凸を有する。そして、この微細な凹凸の内部に第1接合層21が入り込み、その状態で第1接合層21が硬化することで、いわゆるアンカー効果により保持層42の被接合面42a1と第1接合層21とが強固に接合される。すなわち、算術平均粗さRaで0.5μm以上2.5μm以下の表面粗さを有する被接合面42a1を含んだ保持層42によれば、保持層42の被接合面42a1と第1接合層21との接合性を効果的に向上させることができる。結果として、メッシュシート40と第1ガラス板11とが第1接合層21を介して強固に接合される。このような保持層42としては、例えば、凝集破壊しやすいフィラーリッチな層(中空シリカ等)を用いることができる。また、保持層42の厚さは、光透過性や、メッシュシート40と第1ガラス板11との接合性等を考慮して、1μm以上100μm以下とすることができる。好ましくは、保持層42の厚さを1μm以上15μm以下とすることができる。
図4は、導電性メッシュ30の配置パターンの一例を示す平面図である。導電性メッシュ30は、バッテリー等の電源7から、配線部15及び接続部16を介して通電され、抵抗加熱により発熱する。そして、この熱がガラス板11,12に伝わることで、ガラス板11,12が温められる。
図4に示されているように、導電性メッシュ30は、多数の開口33を画成するメッシュ状の部材である。導電性メッシュ30は、2つの分岐点32の間を延びて、開口33を画成する複数の導電細線31を含んでいる。すなわち、導電性メッシュ30は、両端において分岐点32を形成する多数の導電細線31の集まりとして構成されている。とりわけ図示された例では、分岐点32において、3つの導電細線31が等角度で接続されることにより、6つの導電細線31で囲まれた同一形状のハニカム状の開口33が多数画成されている。
また、各導電細線31は、各分岐点32において一体的に形成されている。すなわち、繋ぎ目なく同一の材料から形成されている。各導電細線31が、各分岐点32において一体的に形成されている場合、各分岐点32において、各導電細線31に割れや断線が発生することを効果的に防止することができる。
このような導電性メッシュ30を構成するための材料としては、例えば、金、銀、銅、白金、アルミニウム、クロム、モリブデン、ニッケル、チタン、パラジウム、インジウム、タングステン、及び、これらの合金の一以上を例示することができる。
導電性メッシュ30は、上述したように不透明な金属材料を用いて形成され得る。その一方で、導電性メッシュ30は、70%以上90%以下程度の高い開口率で形成される。また、導電細線31の線幅は、2μm以上20μm以下程度となっている。このため、導電性メッシュ30は、全体として透明に把握され、視認性を害さないようになっている。
図3に示された例では、導電細線31は、ガラス板11に対向する面31a、保持層42に対向する面31b、及び、側面31c,31dを有し、全体として矩形状の断面を有している。導電細線31の幅W、すなわち、合わせガラス10の板面に沿った幅Wは2μm以上20μm以下とし、高さ(厚さ)H、すなわち、合わせガラス10の板面への法線方向に沿った高さ(厚さ)Hは1μm以上60μm以下とすることが好ましい。このような寸法の導電細線31によれば、その導電細線31が十分に細線化されているので、導電性メッシュ40を効果的に不可視化することができる。
また、導電細線31は、導電性金属層35、導電性金属層35の表面のうち、保持層42に対向する側の面を覆う第1の暗色層36、導電性金属層35の表面のうち、ガラス板11に対向する側の面及び両側面を覆う第2の暗色層37を含んでいる。
優れた導電性を有する金属材料からなる導電性金属層35は、比較的高い反射率を呈する。そして、導電性メッシュ30の導電細線31をなす導電性金属層35によって光が反射されると、その反射した光が視認されるようになり、乗員の視界を妨げる場合がある。また、外部から導電性金属層35が視認されると、意匠性が低下する場合がある。そこで、暗色層36,37が、導電性金属層35の表面の少なくとも一部分に配置されている。暗色層36,37は、導電性金属層35よりも可視光の反射率が低い層であればよく、例えば黒色等の暗色の層である。この暗色層36,37によって、導電性金属層35が視認されづらくなり、乗員の視界を良好に確保することができる。また、外部から見たときの意匠性の低下を防ぐことができる。
なお、導電性メッシュ30は、上述したように、透視性または視認性を確保する観点から、高い開口率にて開口33を形成している。このため、図3に示すように、第1接合層21とメッシュシート40の保持層42とは、導電性メッシュ30の開口33を介して接触している。このため、導電性メッシュ30は、第1接合層21内に埋め込まれた状態となっている。
次に、図5〜図10を参照して、合わせガラス10の製造方法の一例について説明する。図5〜図10は、メッシュシート40の製造方法の一例を順に示す断面図である。
まず、図5に示すように、対向する一対の面350a,350bのうちの少なくとも一方の面350bが粗面となっている金属箔350を準備する。金属箔350は、導電細線31の導電性金属層35を形成するようになる。金属箔350としては、例えば、金、銀、銅、白金、アルミニウム、クロム、モリブデン、ニッケル、チタン、パラジウム、インジウム、タングステン、及び、これらの合金の箔を用いることができる。また、金属箔350の厚さは、1μm以上60μm以下とすることができる。少なくとも一方の面350bが粗面となっている金属箔350は、金属箔350の作製時に少なくとも一方の面350bが粗面となったものを用いてもよいし、金属箔350の作成後に、少なくとも一方の面350bに公知の粗面化処理を行ったものを用いてもよい。金属箔350の粗面350bの表面粗さは、算術平均粗さRaで0.5μm以上2.5μm以下となっていることが好ましい。さらに好ましくは、金属箔350の粗面350bの表面粗さを、算術平均粗さRaで1μmを超えて2μm未満とすることができる。このような粗面350bを有する金属箔350によれば、後述の金属箔350の保持層42への積層・圧着工程で、保持層42の面42aの表面粗さを、適切に、算術平均粗さRaで0.5μm以上2.5μm以下、さらに好ましくは、1μmを超えて2μm未満とすることができる。
次に、図6に示されているように、金属箔350の粗面350bに、導電細線31の第1の暗色層36を形成するようになる暗色膜360を形成する。暗色膜360は、例えば金属箔350をなす材料の一部分に暗色化処理(黒化処理)を施して、金属箔350をなしていた一部分から、金属酸化物や金属硫化物からなる暗色膜360を形成することができる。また、暗色材料の塗膜や、ニッケルやクロム等のめっき層等のように、金属箔350の粗面350bの表面に暗色膜360を設けるようにしてもよい。
次に、図7に示すように、基材41上に保持層42を形成し、この保持層42の基材41と対向する面と反対側の面42aと、金属箔350の暗色膜360が形成された粗面350bとが対向するように、保持層42上に金属箔350を積層する。基材41としては、例えば、0.03mm以上0.15mm以下の厚さを有する、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、環状ポリオレフィン等を用いることができる。保持層42は、例えば、基材41上に接着性または粘着性(タック性)を有する樹脂シートを基材41上に積層したり、基材41上に樹脂材料を塗布した後にこの樹脂材料を半硬化状態として、接着性または粘着性(タック性)を有するようにして、形成することができる。
保持層42の基材41と対向する面と反対側の面(上面)42aと、金属箔350の暗色膜360が形成された粗面350bとが対向するように、保持層42上に金属箔350を積層し、金属箔350を保持層42に向かって押圧すると、すなわち、金属箔350を保持層42に圧着すると、金属箔350の粗面350bと接する保持層42の上面42aをなす樹脂材は、金属箔350の粗面350bの微細な凹凸の内部に入り込む。これにより、保持層42の上面42aに粗面が形成される。そして、この状態で加熱や電離放射線の照射等により保持層42を硬化させると、いわゆるアンカー効果により、図8に示されているように、金属箔350と保持層42とが強固に接合される。この保持層42の上面42aの表面粗さは、算術平均粗さRaで0.5μm以上2.5μm以下、さらに好ましくは、1μmを超えて2μm未満となっている。
次に、図9に示すように、金属箔350上に、レジストパターン39を設ける。レジストパターン39は、形成されるべき導電性メッシュ30のパターンに対応したパターンとなっている。ここで説明する方法では、最終的に導電性メッシュ30をなす箇所の上にのみ、レジストパターン39が設けられている。このレジストパターン39は、公知のフォトリソグラフィー技術を用いたパターニングにより形成することができる。
次に、図10に示すように、レジストパターン39をマスクとして、暗色膜360を含む金属箔350をエッチングする。このエッチングにより、暗色膜360を含む金属箔350がレジストパターン39と略同一のパターンにパターニングされる。この結果、パターニングされた金属箔350から、導電細線31の一部をなすようになる導電性金属層35が形成される。また、パターニングされた暗色膜360から、導電細線31の一部をなすようになる第1の暗色層36が形成される。
このとき、保持層42の基材41と対向する面と反対側の面(上面)42a、すなわち、保持層42の金属箔350に接していた上面42aのうち、上述のエッチングにより暗色膜360を含む金属箔350が除去された部分42a1が露出する。この部分42a1は、上述のように金属箔350の粗面350bに接して粗面となっている。そして、この粗面の凹凸の内部に入り込んでいた暗色膜360を含む金属箔350がエッチングにより除去されることにより、金属箔350が除去された部分42a1は、その表面粗さが算術平均粗さRaで0.5μm以上2.5μm以下、さらに好ましくは、1μmを超えて2μm未満である粗面となって露出する。
なお、エッチング方法は特に限られることはなく、公知の方法が採用できる。公知の方法としては、例えば、エッチング液を用いるウェットエッチングや、プラズマエッチングなどが挙げられる。その後、図11に示すように、レジストパターン39を除去する。
次に、導電性金属層35の第1の暗色層36と反対側の面35a及び側面35c,35dに第2の暗色層37を形成する。第2の暗色層37は、例えば導電性金属層35をなす材料の一部分に暗色化処理(黒化処理)を施して、導電性金属層35をなしていた一部分から、金属酸化物や金属硫化物からなる第2の暗色層37を形成することができる。また、暗色材料の塗膜や、ニッケルやクロム等のめっき層等のように、導電性金属層35の表面に第2の暗色層37を設けるようにしてもよい。また、導電性金属層35の表面を粗化して第2の暗色層37を設けるようにしてもよい。
このようにして作成したメッシュシート40を図12に示す。最後に、メッシュシート40の導電性メッシュ30の側から第1の接合層21および第1のガラス板11を積層して、メッシュシート40と第1のガラス板11とを接合する。また、メッシュシート40の基材41側から、第2の接合層22および第2のガラス板12を積層して、メッシュシート40と第2のガラス板12とを接合する。これにより、図3に示した合わせガラス10が作製される。
このとき、導電性メッシュ30は、上述したように、透視性または視認性を確保する観点から、高い開口率にて開口33を形成している。このため、図3に示すように、第1接合層21とメッシュシート40の保持層42とは、導電性メッシュ30の開口33を介して接触している。ここで、保持層42の第1ガラス板11に対向する面(上面)42aのうち、少なくとも第1接合層21に対面する被接合面42a1の表面粗さは、算術平均粗さRaで0.5μm以上2.5μm以下、さらに好ましくは、1μmを超えて2μm未満となっている。このような表面粗さを有する保持層42は、保持層42の上面42aのうち、少なくとも被接合面42a1に、微細な凹凸を有する。そして、この微細な凹凸の内部に第1接合層21が入り込み、その状態で第1接合層21が硬化することで、いわゆるアンカー効果により保持層42の被接合面42a1と第1接合層21とが強固に接合される。結果として、メッシュシート40と第1ガラス板11とが第1接合層21を介して強固に接合される。
以上のように、本実施の形態における合わせガラス10は、第1ガラス板11および第2ガラス板12と、第1ガラス板11および第2ガラス板12の間に配置されたメッシュシート40と、第1ガラス板11及びメッシュシート40を接合する第1接合層21、及び、第2ガラス板12及びメッシュシート40を接合する第2接合層22と、を備え、メッシュシート40は、保持層42と、保持層42の第1接合層21に対面する側42aの面上に設けられた導電性メッシュ30と、を有し、保持層42の第1ガラス板11に対向する面のうち、少なくとも第1接合層21に対面する被接合面42a1の表面粗さが、算術平均粗さRaで0.5μm以上2.5μm以下、さらに好ましくは、1μmを超えて2μm未満となっている。このような合わせガラス10によれば、メッシュシート40と第1ガラス板11とを安定して強固に接合することができる
上述した本実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を適宜参照しながら、変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。
図13に合わせガラスの変形例を示す。図示された例のように、合わせガラス100にメッシュシート40の基材41を含まないようにしてもよい。例えば、図12に示したメッシュシート40に、メッシュシート40の導電性メッシュ30の側から第1の接合層21および第1のガラス板11を積層して、メッシュシート40と第1のガラス板11とを接合した後に、メッシュシート40から基材41を除去することができる。その後、メッシュシート40の基材41を除去した面に、第2の接合層22および第2のガラス板12を積層して、メッシュシート40と第2のガラス板12とを接合すると、図13に示した合わせガラス100を作製できる。
この場合、基材41と保持層42との間に界面剥離型の剥離層を設けるか、保持層42中に層間剥離型または凝集剥離型の剥離層を設けることが好ましい。界面剥離型の剥離層としては、保持層42と第1接合層21との密着性と比べて、保持層42と基材41との密着性が相対的に低くなる剥離層を好適に用いることができる。このような層としては、シリコーン樹脂層、フッ素樹脂層、ポリオレフィン樹脂層等が挙げられる。層間剥離型のものとしては、複数層のフィルムを含み、保持層42と第1接合層21との密着性および保持層42と基材41との密着性と比べて、当該複数層間相互の密着性が相対的に低い剥離層を例示することができる。また、凝集剥離型のものとしては、連続相としてのベース樹脂中に分散相としてのフィラーを分散させた剥離層を例示することができる。
図14に、合わせガラスの他の変形例を示す。図示された例では、保持層42の第1接合層21側の領域の屈折率が、保持層42の第2接合層22側の領域の屈折率と第1接合層21の屈折率との間となっている。このような合わせガラス110によれば、保持層42中の屈折率が一定である合わせガラスと比較して、保持層42と第1接合層21との界面での光の反射率を低減することができる。
一般に、屈折率nを有する媒質Aと、屈折率nを有する媒質Bとの界面に垂直に入射する光の当該界面における反射率Rは、
R=(n−n/(n+n
である。すなわち、媒質Aと媒質Bと間の屈折率差が小さいほど指数関数的に反射率Rが小さくなる。したがって、保持層42の第1接合層21側の領域の屈折率を、保持層42の第2接合層22側の領域の屈折率と第1接合層21の屈折率との間とすることにより、保持層42と第1接合層21との間、および、保持層42の第1接合層21側の領域と第2接合層22側の領域との間、の合計の光の反射率を、保持層42中の屈折率が一定である場合の、保持層42と第1接合層21との間の光の反射率よりも小さくすることができる。
保持層42の第1接合層21側の領域の屈折率を、保持層42の第2接合層22側の領域の屈折率と第1接合層21の屈折率との間とするには、例えば、保持層42の第1接合層21側の領域に、保持層42を構成する材料の屈折率とは異なる屈折率を有する粒子43を含ませるようにすることができる。とりわけ、保持層42の屈折率よりも第1接合層21の屈折率の方が低い場合、保持層42の第1接合層21側の領域に、保持層42を構成する材料の屈折率よりも相対的に低い屈折率を有する粒子43を含ませるようにすることが好ましい。このような粒子43としては、平均粒子径が20nm以上150nm以下の中空シリカ粒子や多孔質シリカ粒子等の中空または多孔質粒子を用いることができる。ここで、平均粒子径は、JIS Z 8901:2006(試験用紛体及び試験用粒子)の附属書に規定される方法により測定した算術平均粒子径である。
合わせガラスのさらに他の変形例として、図3、図13および図14に示すように、メッシュシート40の第2接合層22に対面する側の面上に易接着層44を設けてもよい。このような合わせガラスによれば、メッシュシート40と第2接合層22との間の密着性を向上させることができる。この易接着層44としては、例えば、ポリビニルブチラール(PVB)、エチレンビニルアセテート(EVA)を挙げることができる。
なお、上述した実施の形態および変形例に対して、さらに様々な変更を加えることが可能である。
例えば、図4に示された例では、導電性メッシュ30は、同一形状のハニカム状の開口33が規則的に配置されたメッシュパターンを有しているが、このようなメッシュパターンに限られず、三角形、矩形等の同一形状の開口33が規則的に配置されたメッシュパターン、異形状の開口33が規則的に配置されたメッシュパターン、ボロノイメッシュのような、異形状の開口33が不規則的に配置されたメッシュパターン等、種々のメッシュパターンを用いてもよい。
また、図3および図5〜図14に示された例では、導電性金属層35の第1の暗色層36と反対側の面35a及び側面35c,35dに第2の暗色層37を形成したが、これに限られず、導電性金属層35の第1の暗色層36と反対側の面35aのみ、又は、導電性金属層35の側面35c,35dのみに第2の暗色層37を形成してもよい。
導電性金属層35の第1の暗色層36と反対側の面35aのみに第2の暗色層37を形成する場合は、例えば、図8に示した工程の後に、導電性金属層35上に第2の暗色層37及びレジストパターン39を順に設け、その後、レジストパターン39をマスクとして、第2の暗色層37、導電性金属層35及び第1の暗色層36をエッチングすればよい。
また、導電性金属層35の側面35c,35dのみに第2の暗色層37を形成する場合は、例えば、図10に示した工程の後に、レジストパターン39を除去せずに第2の暗色層37を形成し、その後、レジストパターン39を除去すればよい。
なお、第1の暗色層36が必要ない場合には、図6に示した、金属箔350の粗面350bに暗色膜360を形成する工程を省略してもよい。
導電細線31の断面形状は、上述の略長方形のものに限られず、例えば、導電細線31の幅が、メッシュシート40の法線方向に沿って保持層42から離間するにつれて狭くなるように変化しているものであってもよい。このような断面形状のものとしては、保持層42側の面31bと保持層42と反対側の面31aが平行をなし、側面31cは、メッシュシート40のシート面の法線方向に沿って保持層42から離間するにつれて側面31dに近づくようなテーパ面をなし、側面31dも、メッシュシート40のシート面の法線方向に沿って保持層42から離間するにつれて側面31cに近づくようなテーパ面をなして、全体として略台形の断面を有するものが例示できる。導電細線31がこのような断面形状を有していると、導電性メッシュ30をなす導電細線31を確実に第1接合層21に埋め込むことができる。
合わせガラス10は、自動車1のリアウィンドウ、サイドウィンドウやサンルーフに用いてもよい。また、自動車以外の、鉄道、航空機、船舶、宇宙船等の乗り物の窓に用いてもよい。
さらに、合わせガラス10は、乗り物以外にも、特に室内と室外とを区画する箇所、例えばビルや店舗、住宅の窓等に使用することもできる。
なお、以上において上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
1 自動車
5 フロントウィンドウ
7 電源
10 合わせガラス
11 第1ガラス板
12 第2ガラス板
15 接続部
16 配線部
21 第1接合層
22 第2接合層
30 導電性メッシュ
31 導電細線
32 分岐点
33 開口
35 導電性金属層
36 第1の暗色層
37 第2の暗色層
39 レジストパターン
40 メッシュシート
41 基材
42 保持層
42a1 被接合面
43 粒子
44 易接着層
100 合わせガラス
110 合わせガラス
350 金属膜
360 暗色膜

Claims (4)

  1. 第1ガラス板および第2ガラス板と、
    前記第1ガラス板および前記第2ガラス板の間に配置されたメッシュシートと、
    前記第1ガラス板及び前記メッシュシートを接合する第1接合層、及び、前記第2ガラス板及び前記メッシュシートを接合する第2接合層と、を備え、
    前記メッシュシートは、保持層と、前記保持層の前記第1接合層に対面する側の面上に設けられた導電性メッシュと、を有し、
    前記保持層の前記第1ガラス板に対向する面のうち、少なくとも前記第1接合層に対面する被接合面の表面粗さが、算術平均粗さRaで0.5μm以上2.5μm以下であり、
    前記保持層の前記第1接合層側の領域の屈折率は、前記保持層の前記第2接合層側の領域の屈折率と前記第1接合層の屈折率との間となっている、合わせガラス。
  2. 前記メッシュシートの前記第2接合層に対面する側の面上に易接着層が設けられている、請求項1に記載の合わせガラス。
  3. 請求項1又は2に記載された合わせガラスを備えた乗り物。
  4. 請求項1又は2に記載された合わせガラスを備えた窓。
JP2014168574A 2014-08-21 2014-08-21 合わせガラス、乗り物および窓 Active JP6295885B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014168574A JP6295885B2 (ja) 2014-08-21 2014-08-21 合わせガラス、乗り物および窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014168574A JP6295885B2 (ja) 2014-08-21 2014-08-21 合わせガラス、乗り物および窓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016044096A JP2016044096A (ja) 2016-04-04
JP6295885B2 true JP6295885B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=55634989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014168574A Active JP6295885B2 (ja) 2014-08-21 2014-08-21 合わせガラス、乗り物および窓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6295885B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6492644B2 (ja) * 2014-12-25 2019-04-03 大日本印刷株式会社 発熱板及び乗り物
KR102069937B1 (ko) 2016-04-29 2020-01-23 주식회사 엘지화학 발열체의 제조방법
JP6947241B2 (ja) * 2016-05-06 2021-10-13 大日本印刷株式会社 通電加熱パネル、及び乗物
JP2017204362A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 大日本印刷株式会社 通電加熱パネル、及び乗物
JP2018037263A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 大日本印刷株式会社 乗り物用ガラス装置、及び該装置に用いられる加熱電極シートの製造方法
KR102078438B1 (ko) * 2017-06-09 2020-02-17 주식회사 엘지화학 금속 패턴 필름 및 이의 제조 방법
KR102402735B1 (ko) * 2018-07-10 2022-05-26 주식회사 엘지화학 발열필름 및 이의 제조방법
KR102402734B1 (ko) * 2018-07-10 2022-05-26 주식회사 엘지화학 발열필름 및 이의 제조방법

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59214184A (ja) * 1983-05-18 1984-12-04 株式会社日本自動車部品総合研究所 デフロスタ用ヒ−タ
JPH0872674A (ja) * 1994-07-08 1996-03-19 Asahi Glass Co Ltd 電熱窓ガラス
JP2000119047A (ja) * 1998-10-08 2000-04-25 Nippon Sheet Glass Co Ltd 合わせガラス体とその製造方法
JP2003069282A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Takenaka Komuten Co Ltd 特定電磁波透過板
JP2005213068A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Bridgestone Corp 合わせガラスの製造方法およびこの方法により得られた合わせガラス
JP2006193338A (ja) * 2004-12-16 2006-07-27 Asahi Glass Co Ltd 合わせガラスおよびこれを用いたデジタルテレビ放送受信アンテナ付き建築窓構造
JP5425459B2 (ja) * 2008-05-19 2014-02-26 富士フイルム株式会社 導電性フイルム及び透明発熱体
JP2010103041A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Konica Minolta Holdings Inc 透明フィルムヒーター、ヒーター機能付きガラス、ヒーター機能付き合わせガラスおよび自動車用窓ガラス
JP2010251230A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Fujifilm Corp 電熱窓ガラス
JP2012001406A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Sekisui Chem Co Ltd 太陽電池モジュール用多層中間膜及び太陽電池モジュール
JP2013173402A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Asahi Glass Co Ltd 車両用防曇窓

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016044096A (ja) 2016-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6295885B2 (ja) 合わせガラス、乗り物および窓
JP6379771B2 (ja) 合わせガラス、メッシュシート及び合わせガラス用中間部材
JP6481386B2 (ja) 発熱板及び乗り物
JP6492644B2 (ja) 発熱板及び乗り物
JP2016091658A (ja) 発熱板、導電性パターンシートおよび中間部材
JP6492655B2 (ja) 発熱板及び乗り物
JP6293722B2 (ja) 合わせガラス及び合わせガラス用パターンシート
JP6814398B2 (ja) 発熱板、導電性パターンシートおよび発熱板を備えた乗り物
JP2016102056A (ja) 合わせガラス及びその製造方法
JP6516143B2 (ja) 発熱板、導電性パターンシートおよび発熱板を備えた乗り物
JP2016102055A (ja) 合わせガラス、パターンシート及び合わせガラスの製造方法
JP6913294B2 (ja) 発熱板、導電体付きシート、乗り物及び建築物用窓
JP6770702B2 (ja) 導電性発熱体、合わせガラスおよび乗物
JP2018138456A (ja) 合わせガラス、加熱機構付きガラス及び乗り物
JP2019197727A (ja) 発熱板、導電体付きフィルム及び発熱板の製造方法
JP6589270B2 (ja) 発熱板用の中間部材
JP6897706B2 (ja) 発熱板及び乗り物
JP6311493B2 (ja) 合わせガラス、加熱機構付きガラス及び乗り物
JP6828239B2 (ja) 発熱板、導電性パターンシートおよび発熱板を備えた乗り物
JP2016104681A (ja) 合わせガラスの製造方法及び合わせガラス
JP6540037B2 (ja) 発熱板及び乗り物
JP6478150B2 (ja) 発熱板、発熱板を備えた乗り物、及び、発熱板の製造方法
JP6731193B2 (ja) 発熱板、導電性パターンシートおよび発熱板を備えた乗り物
JP6823837B2 (ja) 中間部材及び発熱板
JP6818260B2 (ja) 発熱板用の中間部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6295885

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150