JP6295083B2 - 放射線部門システム、レポーティングシステム、医用画像保存方法及びプログラム - Google Patents

放射線部門システム、レポーティングシステム、医用画像保存方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、読影に用いる参照用の医用画像を取得するための装置及びその方法に関する。
CT(Computed Tomography: コンピュータ断層撮影)検査を行なう装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging: 核磁気共鳴画像法)検査を行なう装置などの医用画像を撮影する装置であるモダリティにより撮影された医用画像は、PACS(Picture Archiving and Communication System)と呼ばれる画像サーバに保存され、病院の様々な部門において利用することが可能になっている。このため、例えば、読影を行なう際に使用するレポーティングシステムを、このPACSに接続することで、読影を行なう読影医は、読影に用いる医用画像を取得することが可能である。
モダリティを用いた検査では、一人の患者に対して同じ検査を継続して複数回行なうことが多い。例えば、ボルトなどの金属を体内に埋め込む手術をした場合には、手術後に経過観察が行なわれる。この経過観察は、例えば、X線検査などにより、手術が行なわれた部位を定期的に撮影し、これらの定期的に撮影された医用画像を比較することで行なわれる。そこで、読影医は、以前に撮影された医用画像もPACSから取得し、この取得した医用画像を参照用の医用画像として使用している。
比較用の過去検査の撮影条件を適切に抽出して、精度の高い撮影、及び比較読影を行うための技術が特許文献1に開示されている。この技術では、X線CT装置1の記憶部25に、撮影計画の適正化を行うか否かの判定に基準とする対応テーブル図16を記憶し、今回の診断の検査目的と、過去の診断の検査目的とを比較し、当該比較条件に合致する場合には、前回撮影時の撮影範囲、相対的位置、及び撮影計画を今回検査に適応することで、当該検査の読影時に前回検査と比較する場合、同じ位置、同じ条件で撮影した画像同士を容易に比較することが可能で、病態の変化を詳細に把握することが可能となる。
特開2011−218220号公報
しかしながら、医用画像が付帯する検査に関する情報は少ない。このため、医用画像が付帯する情報のみに基づいて、読影に用いる参照用の医用画像を、PACSに保存された医用画像の中から検索することは困難であった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することができる放射線部門システム、レポーティングシステム、検像システム、モダリティ、画像サーバ、医用画像保存方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明における放射線部門システムは、医用画像の検像を行なう検像システムと、読影の際に用いられるレポーティングシステムと、を有する放射線部門システムであって、前記検像システムが、モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を前記レポーティングシステムに送信する送信手段を有し、前記レポーティングシステムが、前記検像システムから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記検像システムから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明における検像システムは、医用画像の検像を行なう検像システムであって、モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、読影の際に用いられるレポーティングシステムに送信する送信手段を有することを特徴とする。
また、本発明におけるレポーティングシステムは、読影の際に用いられるレポーティングシステムであって、医用画像の検像を行なう検像システムから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記検像システムから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明における医用画像保存方法は、医用画像の検像を行なう検像システムが、医用画像を撮影するモダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、読影の際に用いられるレポーティングシステムに送信するステップと、前記レポーティングシステムが、前記検像システムから送信された医用画像を受信し、当該受信した医用画像と、前記レポーティングシステムに記憶された検査実績情報と、を関連付けて前記レポーティングシステムに記憶するステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明におけるプログラムは、医用画像の検像を行なう検像システムを、モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、読影の際に用いられるレポーティングシステムに送信する送信手段として機能させる。
また、本発明におけるプログラムは、読影の際に用いられるレポーティングシステムを、医用画像の検像を行う検像システムから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記検像システムから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段として機能させる。
このため、本発明により、二回目以降の検査の読影を行なう読影医が、読影に用いる参照用の医用画像を、レポーティングシステムのみを使用して取得することが可能になる。つまり、本発明により、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における放射線部門システムは、前記検像システムが、前記診療に用いることができるものであることが確認された医用画像のうちから一部の医用画像を選択する医用画像選択手段を有し、前記検像システムの送信手段が、前記検像システムの医用画像選択手段により選択された医用画像のみを前記レポーティングシステムに送信するようにしても良い。
このようにすることにより、大量の医用画像を、検像システムからレポーティングシステムに送信する必要がなくなり、ネットワークにかかる負荷を抑制することが可能になり、また、レポーティングシステムに記憶される医用画像の量を抑制することが可能になる。つまり、このようにすることで、ネットワークにかかる負荷を抑制し、レポーティングシステムに記憶される医用画像の量を抑制しつつ、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における放射線部門システムは、前記検像システムが、入力を受ける入力手段をさらに有し、前記検像システムの医用画像選択手段が、前記検像システムの入力手段による入力があったときは、当該入力に基づいて、前記一部の医用画像を選択するようにしても良い。
このようにすることで、例えば、検像処理を行なった者が選択した医用画像のみが検像システムからレポーティングシステムに送信されることになる。このため、例えば、検像処理を行なった者が必要だと判断した医用画像のみが検像システムからレポーティングシステムに送信されることになる。例えば、一つの検査において、複数の部位が撮影され、その各部位に対して、複数の医用画像が取得されることがあるが、このようなときは、検像処理を行なった者などが、入力部を部位ごとに一つの医用画像を選択することにすると、部位ごとに一つの医用画像のみが検像システムからレポーティングシステムに送信されることになる。結果、不要な医用画像が検像システムからレポーティングシステムに送信されなくなるため、ネットワークに無用な負荷をかけることを防ぐことが可能になる。また、不要な医用画像をレポーティングシステムに記憶する必要がなくなる。つまり、ネットワークに無用な負荷をかけることなく、また、不要な医用画像をレポーティングシステムに記憶することなく、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における放射線部門システムは、前記検像システムが、前記モダリティから受信した医用画像を圧縮する画像圧縮手段をさらに有し、前記検像システムの送信手段により前記レポーティングシステムに送信される医用画像が、前記画像圧縮手段により圧縮された医用画像であるようにしても良い。
このようにすることで、ネットワークにかかる負荷を抑制し、さらに、レポーティングシステムに記憶される医用画像の量を抑制することができる。つまり、このようにすることで、ネットワークにかかる負荷を抑制し、さらにレポーティングシステムに記憶される医用画像の量を少なくしつつ、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における放射線部門システムは、前記検像システムが、医用画像に検査依頼に関する情報を付加する情報付加手段をさらに有し、前記検像システムの送信手段により前記レポーティングシステムに送信される医用画像が、前記情報付加手段により検査依頼に関する情報が付加された医用画像であり、前記レポーティングシステムの関連付け記憶手段が、前記検像システムから受信した医用画像に付加された検査依頼に関する情報と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、に基づいて、当該医用画像と、当該検査実績情報と、を関連付けて記憶するようにしても良い。
このようにすることで、例えば、二回目以降の検査の読影を行なう読影医が、読影に用いる参照用の医用画像を、検査依頼に関する情報に基づいて検索することが可能になる。よって、このようにすることで、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における検像システム、及びレポーティングシステムは、矢印などの注記(annotation)を参考画像に付加する手段をさらに有し、前記検像システム、及びレポーティングシステムの入力部より入力した情報に基づいて注記を医用画像に付加するようにしても良い。
このようにすることで、参考画像の注目すべき箇所に注記を示すことが可能となり、当該参考画像として使用する際に、一目で注目すべき箇所を把握するこができ、画像確認の手間を省くことができる。
また、本発明における検像システム、及びレポーティングシステムは、医用画像に対してコメントを付加する手段をさらに有し、前記検像システム、及びレポーティングシステムは、各システムの入力部より入力した情報に基づいてコメントを医用画像に付加するようにしても良い。
このようにすることで、例えばコメントに「手術後1週間」等と付加することで、その画像が治療の過程においてどのような意味合いを持つ画像であるのかを判断することが可能となる。送信した医用画像と共に登録されたコメントから、今から読影を行うにあたり参照すべき医用画像であるか否かの判断をすることが可能となり、目的の医用画像を探し出す手間を軽減することが可能となる。
また、本発明における放射線部門システムは、前記レポーティングシステムが、記憶部に記憶された医用画像のうちから一部の医用画像を選択する医用画像選択手段と、前記医用画像選択手段により選択された医用画像以外を削除する医用画像削除手段を有するようにしても良い。
このようにすることで、大量の医用画像がレポーティングシステムに記憶され続けることを防ぐことが可能になる。つまり、このようにすることで、レポーティングシステムに記憶される医用画像の量を抑制しつつ、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における放射線部門システムは、前記レポーティングシステムの医用画像選択手段が、前記医用画像に関連付けられた検査実績情報に基づいて、前記一部の医用画像を選択するようにしても良い。
このようにすることで、例えば、検査実績情報に基づいて、読影レポートが作成される検査に係る医用画像のみを選択するようにすれば、読影レポートが作成される検査に係る医用画像のみがレポーティングシステムに記憶されることになる。よって、不要な医用画像がレポーティングシステムに記憶され続けることを防ぐことが可能になる。つまり、このようにすることで、レポーティングシステムに記憶される医用画像の量を抑制しつつ、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における放射線部門システムは、前記レポーティングシステムが、前記記憶手段により記憶された医用画像のうち、キー画像ではない医用画像を削除する医用画像削除手段をさらに有するようにしても良い。
このようにすることで、キー画像のみがレポーティングシステムの記憶部に記憶されることになる。よって、レポーティングシステムの記憶部には、読影に用いる参照用の医用画像に適した医用画像のみが保存されることになる。つまり、不要な医用画像がレポーティングシステムの記憶部に記憶され続けることを防ぐことが可能になる。よって、レポーティングシステムの記憶部が記憶する医用画像の量を抑制しつつ、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における放射線部門システムは、医用画像を撮影するモダリティと、読影の際に用いられるレポーティングシステムと、を有する放射線部門システムであって、前記モダリティが、撮影した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を前記レポーティングシステムに送信する送信手段を有し、前記レポーティングシステムが、前記モダリティから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記モダリティから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有するようにしても良い。
また、本発明におけるモダリティは、医用画像を撮影するモダリティであって、撮影した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、読影の際に用いられるレポーティングシステムに送信する送信手段を有するようにしても良い。
また、本発明におけるレポーティングシステムは、読影の際に用いられるレポーティングシステムであって、医用画像を撮影するモダリティから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記モダリティから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有するようにしても良い。
また、本発明における医用画像保存方法は、医用画像を撮影するモダリティが、撮影した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、読影の際に用いられるレポーティングシステムに送信するステップと、前記レポーティングシステムが、前記モダリティから送信された医用画像を受信し、当該受信した医用画像と、前記レポーティングシステムに記憶された検査実績情報と、を関連付けて前記レポーティングシステムに記憶するステップと、を有するようにしても良い。
また、本発明におけるプログラムは、医用画像を撮影するモダリティを、撮影した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、読影の際に用いられるレポーティングシステムに送信する送信手段として機能させるようにしても良い。
また、本発明におけるプログラムは、読影の際に用いられるレポーティングシステムを、医用画像を撮影するモダリティから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記モダリティから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段として機能させるようにしても良い。
このようにすることでも、二回目以降の検査の読影を行なう読影医が、読影に用いる参照用の医用画像を、レポーティングシステムのみを使用して取得することが可能になる。つまり、本発明により、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明における放射線部門システムは、医用画像を保存する画像サーバと、読影の際に用いられるレポーティングシステムと、を有する放射線部門システムであって、前記画像サーバが、医用画像を保存する保存手段と、当該保存手段により保存された医用画像が、診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を前記レポーティングシステムに送信する送信手段と、を有し、前記レポーティングシステムが、前記画像サーバから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記画像サーバから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有するようにしても良い。
また、本発明における画像サーバは、医用画像を保存する画像サーバであって、医用画像を保存する保存手段と、当該保存手段に保存された医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、読影の際に用いられるレポーティングシステムに送信する送信手段を有するようにしても良い。
また、本発明におけるレポーティングシステムは、読影の際に用いられるレポーティングシステムであって、医用画像を保存する画像サーバから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記画像サーバから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有するようにしても良い。
また、本発明における医用画像保存方法は、医用画像を保存する画像サーバが、当該画像サーバに保存された医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、読影の際に用いられるレポーティングシステムに送信するステップと、前記レポーティングシステムが、前記画像サーバから送信された医用画像を受信し、当該受信した医用画像と、前記レポーティングシステムに記憶された検査実績情報と、を関連付けて前記レポーティングシステムに記憶するステップと、を有するようにしても良い。
また、本発明におけるプログラムは、医用画像を保存する画像サーバを、医用画像を保存する保存手段と、当該保存手段に保存された医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、読影の際に用いられるレポーティングシステムに送信する送信手段として機能させるようにしても良い。
また、本発明におけるプログラムは、読影の際に用いられるレポーティングシステムを、医用画像を保存する画像サーバから送信された医用画像を受信する受信手段と、検査実績情報を記憶する記憶手段と、前記画像サーバから受信した医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段として機能させるようにしても良い。
このようにすることでも、二回目以降の検査の読影を行なう読影医が、読影に用いる参照用の医用画像を、レポーティングシステムのみを使用して取得することが可能になる。つまり、本発明により、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
本発明により、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
本発明の実施形態に係る放射線部門システム100の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る検像システム130の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係るレポーティングシステム150の構成例を示す図である。 初回の検査の際に、本発明の実施形態に係る放射線部門システム100において行なわれる処理の例を示す図である。 二回目以降の検査の際に、本発明の実施形態に係る放射線部門システム100において行なわれる処理の例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
(本発明の実施形態に係る放射線部門システム100の構成例)
図1は、本発明の実施形態に係る放射線部門システム100の構成例を示す図である。放射線部門システム100は、放射線部門における情報を統括的に管理するRIS(Radiology Information System: 放射線情報システム)110と、CT検査やMRI検査などを行なうモダリティ120と、撮影された医用画像の確認処理を行う検像システム130と、医用画像を保存するPACS(Picture Archiving and Communication System)140と、読影を行なう際に用いられるレポーティングシステム150と、を有している。図1に示すように、これらは、ネットワークを介して接続されている。ネットワークとしては、LAN(Local Area Network)のようなローカルなネットワークでも良いし、インターネットのようなグローバルなネットワークでも良い。
また、この放射線部門システム100には、図1に示すように、病院の情報を統括的に管理するHIS(Hospital Information System: 病院情報システム)200と、他の部門のシステム300と、が接続されている。これらは、放射線部門システム100と、LANのようなローカルネットワークにより接続しても良いし、インターネットのようなグローバルなネットワークにより接続していても良い。HIS200は、例えば、会計に関する情報や診療予約に関する情報、電子カルテに関する情報、検査依頼などのオーダ情報などを管理する。また、他の部門のシステム300とは、放射線部門以外の部門のシステム、つまり、他の診療科のシステムや会計部門のシステムなどである。
(RIS110とモダリティ120)
RIS110は、放射線部門における情報を統括的に管理するシステムであり、情報を受信する受信部と、情報を送信する送信部と、情報を記憶する記憶部と、情報の入力を受けるキーボードやタッチパネルなどの入力部と、情報を表示するモニタなどの表示部と、を有している。そして、RISは、このような構成により、例えば、検査の依頼に関する情報であるオーダ情報や、オーダ情報にその検査の実績に関する情報が加わった情報である検査実績情報などを管理する。
モダリティ120は、CT検査を行なう装置やMRI検査を行なう装置などの医用画像を撮影する装置である。上述したオーダ情報は、このモダリティ120による検査の依頼に関する情報である。モダリティ120は、情報を受信する受信部と、情報を送信する送信部と、情報を記憶する記憶部と、情報の入力を受けるボタンやタッチパネルなどの入力部と、情報を表示する表示部と、検査を行う検査部と、を有している。この検査部は、モダリティ120ごとに異なる。この検査部は、例えば、CT検査を行なうモダリティであれば、放射線などを用いて、患者の体の断層画像を取得し、MRI検査を行なうモダリティであれば、核磁気共鳴現象を用いて、患者の体内の画像を取得する。
通常、モダリティ120による検査が必要な患者がいる場合、医師は、この患者に関する情報や行いたい検査に関する情報などを、検査を行う者、例えば、診療放射線技師に伝え、診療放射線技師は、この伝えられた情報に基づいて、検査を受ける患者と行うべき検査を特定し、特定された患者に対して、特定された検査を、モダリティ120を用いて行う。
そこで、上述したオーダ情報は、例えば、患者に関する情報である患者情報や、検査の内容の情報である検査情報などにより構成されている。オーダ情報に含まれる患者情報は、例えば、検査を受ける患者のID、氏名、性別、生年月日などにより構成されており、オーダ情報に含まれる検査情報は、依頼された検査の種別、検査により撮影する部位、検査予約の日時などにより構成されている。また、オーダ情報には、各オーダ情報に係る検査を識別するための番号として、検査番号が付されており、オーダ情報は、この検査番号も含んでいる。
オーダ情報は、例えば、次のように医師から診療放射線技師に伝えられる。まず、医師が、診療室において、HIS200に接続された端末などの入力部によりオーダ情報を入力することにより、オーダ情報をHIS200に登録する。そして、HIS200が、この登録されたオーダ情報をRIS110に送信し、RIS110がこの送信されたオーダ情報を受信し、記憶する。そして、診療放射線技師が、放射線部門において、この記憶されたオーダ情報をRIS110やRIS110に接続した端末などの表示部に表示する。これにより、診療放射線技師は、オーダ情報の内容を確認することができ、医師から診療放射線技師にオーダ情報が伝わる。
(モダリティ120による検査)
診療放射線技師は、モダリティ120による検査を開始する際、RIS110に対して、検査開始の処理を行う。検査開始と同時にRIS110はオーダ情報に対応する患者検査情報をモダリティ120に通知する。この、RIS110とモダリティ120との通信はDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)に定められた通信を用いると良い。DICOMは、医用画像のフォーマットやその他医療情報の通信についての標準規格である。上述したモダリティ120がRIS110から検査患者情報を取得する処理は、DICOMにおけるMWM(Modality Worklist Management)と呼ばれるサービスクラスを用いるのが、最も一般的である。
この検査開始の処理の後、モダリティ120による検査が行われる。モダリティ120は、検査開始の処理により入力された情報に対応する検査を行い、この検査に関する医用画像を取得する。例えば、CT検査やMRI検査などであれば、モダリティ120は、患者の体の断層画像を取得する。
診療放射線技師は、全ての検査が終わったと判断したとき、モダリティ120に対して、検査終了の処理を行う。モダリティ120は、この検査終了の処理が行われると、取得した医用画像に、RIS110から取得した検査患者情報や、医用画像を取得したモダリティ120に関する情報、そのモダリティ120が行なった検査に関する情報などを画像付帯情報として付加した医用画像を生成する。モダリティ120が生成する医用画像のフォーマットとしては、医用画像に対する標準規格であるDICOMにより定められたフォーマットを用いると良い。DICOMでは、付加された情報の属性、つまり、付加された情報が、患者の名前に関する情報であるのか、患者のIDに関する情報であるのか、などを識別するためのタグが定められており、このタグをDICOMタグと呼ぶ。そして、医用画像には、付加される情報それぞれがその属性を表すDICOMタグと一緒に付加される。種々の装置がDICOMに対応することにより、病院内の様々な部門で医用画像を扱うことを可能にしている。そして、モダリティ120は、この生成した医用画像を、検像システム130またはPACS140に送信する。
検像システム130またはPACS140に送信される医用画像には、画像付帯情報として、医用画像を取得したモダリティ120に関する情報や、そのモダリティ120が行なった検査に関する情報、その検査を受けた患者に関する情報などが付加されている。ここで、画像付帯情報に含まれるモダリティ120に関する情報は、例えば、モダリティ120の種別などが含まれる。また、画像付帯情報に含まれる検査に関する情報には、行なわれた検査を識別する番号である検査番号や、撮影した日付、撮影した時刻、撮影した部位、撮影条件などの情報などが含まれる。画像付帯情報に含まれる患者に関する情報としては、患者のIDや、患者の氏名、患者の性別、患者の生年月日などが含まれる。このため、検像システム130やPACS140において、それぞれの医用画像が、どの患者が、どのモダリティ120により、どのような検査を行なわれたことで取得されたものであるのかを、画像付帯情報を用いて特定することができる。
(検査後のRIS110での処理)
診療放射線技師は、検査を行った後、行なった検査についての内容など、つまり、検査の実績に関する情報を、RIS110の入力部やRIS110の端末の入力部を用いて、入力する。RIS110は、この入力された検査に関する情報をその検査についてのオーダ情報に付加し、検査実績情報として記憶部に記憶する。これにより、検査の依頼や実績に関する情報を含んだ検査実績情報をRIS110により管理することが可能になる。このとき、診療放射線技師により入力される検査の実績に関する情報としては、例えば、撮影した日付や、撮影した時刻、撮影した部位、撮影条件などがある。RIS110は、この検査実績情報をHIS200に送信する。これにより、検査実績情報をHIS200によっても管理することが可能になる。この検査実績情報は、検査の会計処理や照射録、若しくは読影レポートを記述するために、レポーティングシステムに送信される。
また、検査実績情報に含まれる検査の実績に関する情報は、モダリティ120からRIS110に送信されるようにしても良い。このモダリティ120とRIS110との通信も、DICOMに定められた通信を用いると良い。上述したモダリティ120がRIS110に検査の実績に関する情報を送信する処理は、DICOMにおけるMPPS(Modality Performed Procedure Step)と呼ばれるサービスクラスを用いるのが、最も一般的である。
(検像システム130)
検像システム130は、モダリティ120が生成した医用画像が診療に用いることができるものであるかの確認を行うシステムである。例えば、医用画像が正確に撮影されたものであるのか、医用画像に必要な情報が付加されているかどうか、などの確認を行う。
検像システム130は、図2に示されるように、情報を受信する受信部131と、情報を送信する送信部132と、情報を記憶する記憶部133と、情報の入力を受けるキーボードやタッチパネルなどの入力部134と、情報を表示するモニタなどの表示部135と、を有している。検像システム130において、医用画像が診療に用いることができることが確認された医用画像は、検像システム130からPACS140に送信される。また、医用画像が診療に用いることができないものであることが確認されたときは、モダリティ120により再度の検査が行なわれる。
医用画像が診療に用いることができるものであるかの確認は、撮影を行なった診療放射線技師が検像システム130を用いて、目視で行なう。または、検像システム130が、図2に示されるように、医用画像確認部136を有するようにし、医用画像が診療に用いることができるものであるかの確認を、医用画像確認部136により自動的に行なうこともできる。医用画像確認部136は、例えば医用画像に必要なDICOMタグ情報が付加されていない場合や、差異がある場合、タグの値が規定値から外れている場合に、その医用画像に問題があると判断し、警告をすることが可能である。
(PACS140)
PACS140は、医用画像を保存する画像サーバである。PACS140は、例えば、情報を受信する受信部と、情報を送信する送信部と、情報を記憶する記憶部と、を備えている。
PACS140は、モダリティ120や検像システム130から医用画像を受信すると、この受信した医用画像を記憶する。上述したように、このPACS140に記憶される医用画像には、患者に関する情報や検査に関する情報などが画像付帯情報として付加されている。このため、病院の様々な部門の端末などから、PACS140に接続し、必要な医用画像を、その患者に関する情報や検査に関する情報に基づいてPACS140から探し出し、取得することが可能である。
(レポーティングシステム150)
レポーティングシステム150は、読影を行なう際に用いられるシステムである。読影とは、医用画像を用いて、画像診断を行なうことである。レポーティングシステム150は、図3に示すように、情報を受信する受信部151と、情報を送信する送信部152と、情報を記憶する記憶部153と、情報の入力を受けるキーボードやタッチパネルなどの入力部154と、情報を表示するモニタなどの表示部155と、を有している。
レポーティングシステム150は、検査が完了すると、RIS110若しくはHIS200などの検査を管理しているシステムから、検査実績情報を受信する。レポーティングシステム150は、検査実績情報を受信部151で受信し、受信した情報を記憶部153に記憶することで、読影医に読影対象検査が存在することを知らせることができる。
読影を行なう医師である読影医は、レポーティングシステム150を用いて検査済み検査を探し出し、さらにPACS140から当該検査の医用画像を取得し、この取得した医用画像をレポーティングシステム150の表示部155に表示し、この表示された画像に基づいて画像診断を行なう。そして、読影医は、画像診断の結果についてレポートを作成し、このレポートを記憶部153に記憶する。
また、作成したレポートは、画像診断を依頼した医師に送信するようにしても良い。また、記憶部153に記憶されたレポートを、RIS110やPACS140、HIS200などから参照できるようにしても良い。その際、例えば、WEBで配信するなどの方法により、作成されたレポートを、RIS110等で参照できるようにすると良い。
(二回目以降の検査における読影)
モダリティを用いた検査では、一人の患者に対して同じ検査を継続して複数回行なうことが多い。例えば、ボルトなどの金属を体内に埋め込む手術をした場合には、手術後に経過観察が行なわれる。この経過観察は、例えば、X線検査などにより、手術が行なわれた部位を定期的に撮影し、これらの定期的に撮影された医用画像を比較することで行なわれる。
そこで、読影を行なう読影医は、レポーティングシステム150からPACS140に接続し、今から読影しようとしている検査に関連する、以前に撮影された医用画像を、PACS140に保存された医用画像の中から検索し、取得し、この取得した医用画像を参照用の医用画像として使用していた。しかしながら、医用画像に付帯された検査に関する情報は少ない。このため、読影に用いる参照用の医用画像を、医用画像が付帯する情報のみに基づいて検索することは困難であった。
例えば、DICOMに基づく画像付帯情報を付帯した医用画像の場合は、「Body Part Examined」というDICOMタグとともに、検査部位についての情報が医用画像に付加されている。しかしながら、このDICOMタグとともに付加された検査部位についての情報は、おおまかな検査部位についての情報である。例えば、検査された部位が「足指」や「膝関節」など足に関わる部位であるときは、DICOMタグとともに付加される検査部位についての情報は、すべてが「Foot」とである。このため、例えば、医用画像が付帯した画像付帯情報のみで、「足指」について以前に取得された医用画像を検索することはできず、例えば、「足指」とは異なる部位を含む足に関わる部位に関する医用画像のすべてを一つ一つ画像を表示し、確認しながら、「足指」についての医用画像を探し出す必要があった。
一方、レポーティングシステム150は、上述したように、検査を特定する情報として、検査実績情報を記憶している。上述したように、この検査実績情報は、検査の依頼に関する情報を含んでおり、検査部位に関する情報として、DICOMタグとともに付加される検査部位の情報よりも詳細な部位が記載されている。よって、比較したい部位に関する検査についての情報をより容易に探し出すことができる。例えば、検査実績情報は、JJ1017コードを使用して記述することが推奨されており、このJJ1017コードは、「部位」、「左右の***」などを示すコードを含んでいる。
(検像システム130からレポーティングシステム150への医用画像の送信)
そこで、本発明に係る検像システム130は、診療に用いることができることが確認された医用画像を、PACS140に送信するだけでなく、レポーティングシステム150にも送信する。そして、本発明の実施形態に係るレポーティングシステム150は、検像システム130から送信された医用画像を受信し、この受信した医用画像を、記憶部153に記憶された当該医用画像に係る検査についての検査実績情報に関連付けた上で、記憶部153に記憶する。
このため、本発明により、二回目以降の検査の読影を行なう読影医が、読影に用いる参照用の医用画像を、PACS140に接続することなく取得することが可能になる。つまり、本発明により、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、本発明に係るレポーティングシステム150は、入力部154により入力された情報に基づき、記憶部153に記憶された検査実績情報、及び受信した医用画像に付帯された画像付帯情報を複合した情報により特定される検査実績情報を検索し、記憶部153に記憶された医用画像のうちから当該検索された検査実績情報に関連付けられた医用画像を検索する医用画像検索部157を有するようにすると良い。
このようにすることで、例えば、二回目以降の検査の読影を行なう読影医が、レポーティングシステム150の入力部154から、当該オーダに係る検査の内容を特定する情報を入力することで、読影に用いる参照用の医用画像を取得することが可能になる。つまり、このようにすることで、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。そして、当該取得された参照用の医用画像も、レポーティングシステム150の表示部155に表示することで、参照用の医用画像と比較した上での読影を行なうことが可能になる。
また、一般に、モダリティ120により断層画像を撮影するときなどは、一回の検査でモダリティ120から検像システム130に送信される医用画像は、かなりの数になる。そこで、本発明の実施形態に係る検像システム130は、診療に用いることができることが確認された医用画像のうち、一部の医用画像を選択する医用画像選択部137を有することにしても良い。そして、検像システム130は、この医用画像選択部137により選択された医用画像のみをレポーティングシステム150に送信するようにしても良い。
このようにすることにより、大量の医用画像を、検像システム130からレポーティングシステム150に送信する必要がなくなり、ネットワークにかかる負荷を抑制することが可能になり、また、レポーティングシステム150に記憶される医用画像の量を抑制することが可能になる。つまり、このようにすることで、ネットワークにかかる負荷を抑制し、レポーティングシステム150に記憶される医用画像の量を抑制しつつ、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
ここで、医用画像選択部137により選択される医用画像は、検像システム130において検像処理を行なった者などが入力部134を用いて選択したものであるようにしても良い。
このようにすることで、例えば、検像処理を行なった者が選択した医用画像のみが検像システム130からレポーティングシステム150に送信されることになる。このため、例えば、検像処理を行なった者が必要だと判断した医用画像のみが検像システム130からレポーティングシステム150に送信されることになる。例えば、一つの検査において、複数の部位が撮影され、その各部位に対して、複数の医用画像が取得されることがあるが、このようなときは、検像処理を行なった者などが、入力部134を部位ごとに一つの医用画像を選択することにすると、部位ごとに一つの医用画像のみが検像システム130からレポーティングシステム150に送信されることになる。結果、不要な医用画像が検像システム130からレポーティングシステム150に送信されなくなるため、ネットワークに無用な負荷をかけることを防ぐことが可能になる。また、不要な医用画像をレポーティングシステム150に記憶する必要がなくなる。つまり、ネットワークに無用な負荷をかけることなく、また、不要な医用画像をレポーティングシステム150に記憶することなく、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、検像システム130が、画像を圧縮する画像圧縮部を有するようにし、検像システム130からレポーティングシステム150に送信される医用画像が、検像システム130がモダリティ120から受信した医用画像をこの画像圧縮部により圧縮したものであるようにしても良い。
このようにすることで、ネットワークにかかる負荷を抑制し、さらに、レポーティングシステム150に記憶される医用画像の量を抑制することができる。つまり、このようにすることで、ネットワークにかかる負荷を抑制し、さらにレポーティングシステム150に記憶される医用画像の量を少なくしつつ、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
画像の圧縮方法に対しても、DICOMでは様々な規定がある。しかし、上記のレポーティングシステム150に送信する医用画像は、参考画像として参照するので、診断行為に使用されるものでない。よって、この医用画像に適用される圧縮方法は、このDICOMに定められた圧縮方法に限る必要はない。つまり、画像圧縮部による圧縮は、可逆圧縮でも良いし、非可逆圧縮でも良い。また、医用画像に適用される圧縮方法は、例えば、BMPやJPEGなどの汎用的な形式であっても良い。レポーティングシステム150に送信する医用画像を診断行為に使用できないレベルまで圧縮した場合には、例えば、「当該医用画像を診断に使用しないでください」などの注記を医用画像に付加しておくことにより、当該医用画像が診断行為に使用されることを防ぐことが可能である。
また、検像システム130は、レポーティングシステム150に送信する医用画像に、検査依頼に関する情報を付加する情報付加部138を有するようにしても良い。そして、レポーティングシステム150は、この医用画像に付加された検査依頼に関する情報と、記憶部153に記憶された検査実績情報と、に基づいて、検像システム130から受信した医用画像と、検査実績情報とを関連付けるようにすると良い。
このようにすることで、例えば、二回目以降の検査の読影を行なう読影医が、読影に用いる参照用の医用画像を、検査依頼に関する情報に基づいて検索することが可能になる。よって、このようにすることで、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
また、検像システム130、及びレポーティングシステム150は、矢印などの注記(annotation)を参考画像に付加する情報付加部138をさらに有し、前記検像システム130、及びレポーティングシステム150の入力部134より入力した情報に基づいて注記を付加するようにすると良い。
このようにすることで、参考画像の注目すべき箇所に注記を示すことが可能となり、例えば読影医が読影を行う時、当該参考画像として使用する際に一目で注目すべき箇所を把握事が出来、画像確認の手間を省くことが可能になる。
また、検像システム130の情報付加部138は、医用画像に対してコメントを付加する入力部134より入力した情報に基づいてコメントを医用画像に付加するようにすると良い。また、レポーティングシステム150が、医用画像に対してコメントを付加する手段をさらに有するようにし、この手段が、入力部154により入力された情報に基づき、コメントを医用画像に付加するようにしても良い。
このようにすることで、当該画像が治療の過程においてどのような意味合いを持つ画像であるのかを、例えば読影医が、今から読影を行うにあたり参照すべき医用画像であるか否かの判断をすることが可能となり、目的の医用画像を探し出す手間を軽減することが可能になる。
また、本発明の実施形態に係る検像レポーティングシステム150は、記憶部153に記憶された医用画像のうち、一部の医用画像を選択する医用画像選択部158を有することにしても良い。そして、検像システム130は、記憶部153に記憶された医用画像のうち、この医用画像選択部137により選択された医用画像以外の医用画像を削除する医用画像削除部を有するようにしても良い。
このようにすることで、大量の医用画像がレポーティングシステム150に記憶され続けることを防ぐことが可能になる。つまり、このようにすることで、レポーティングシステム150に記憶される医用画像の量を抑制しつつ、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
通常、経過観察を行なう際、疾患のあった部位以外の検査も行なう。しかし、読影レポートはすべての検査に対して行なうわけではない。例えば、肝臓がんの経過観察の場合、数か月に一度の腹部CT検査の他に、スクリーニング検査として、CT検査より高頻度に、胸部、腹部のレントゲン検査を行なわれることがあるが、読影レポートが作成されるのは、腹部CT検査に対してのみであることが多い。そこで、医用画像選択部137により選択される医用画像は、この読影レポートが作成される検査に係る医用画像にするようにすると良い。
このようにすることで、読影レポートが作成される検査に係る医用画像のみがレポーティングシステム150に記憶されることになる。よって、不要な医用画像がレポーティングシステム150に記憶され続けることを防ぐことが可能になる。つまり、このようにすることで、レポーティングシステム150に記憶される医用画像の量を抑制しつつ、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。医用画像選択部137は、読影レポートが作成される検査に係る医用画像を、例えば、医用画像に関連付けられた検査実績情報を基づいて選択するようにすると良い。
また、医用画像選択部158により選択される医用画像は、読影医が入力部154を用いて選択したものであるようにしても良い。
このようにすることで、例えば、読影医が選択した医用画像のみがレポーティングシステム150に記憶されることになる。例えば、読影医が読影の際に参照するのに適した医用画像のみを選択した場合は、読影の際に参照するのに適した医用画像のみがレポーティングシステム150に記憶されることになる。よって、不要な医用画像がレポーティングシステム150に記憶され続けることを防ぐことが可能になる。つまり、このようにすることで、レポーティングシステム150に記憶される医用画像の量を抑制しつつ、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
読影医が、レポーティングシステム150を用いて、画像診断をし、その画像診断の結果についてのレポートを作成する際に、このレポートに記載された画像診断の結果を読影する際に参照される画像、つまり、経過観察に係る画像診断で行なわれる医用画像の比較に適した画像として、キー画像をレポートに含める。そこで、レポーティングシステム150は、医用画像削除部により、記憶部153に記憶された医用画像のうち、キー画像ではないものを削除するようにしても良い。
このようにすることで、キー画像のみがレポーティングシステム150の記憶部153に記憶されることになる。よって、レポーティングシステム150の記憶部153には、読影に用いる参照用の医用画像に適した医用画像のみが保存されることになる。つまり、不要な医用画像がレポーティングシステム150の記憶部153に記憶され続けることを防ぐことが可能になる。よって、レポーティングシステム150の記憶部153が記憶する医用画像の量を抑制しつつ、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
(モダリティ120からレポーティングシステム150への医用画像の送信)
上記では、検像システム130からレポーティングシステム150に医用画像を送信する実施形態について詳述したが、モダリティ120からレポーティングシステム150に医用画像を送信するようにしても良い。つまり、モダリティ120が、上記の本発明の実施形態に係る検像システム130が有している機能と同様の機能を有するようにしても良い。このようにすることでも、上述した、検像システム130からレポーティングシステム150に医用画像を送信することで得られる効果と同様の効果を得ることが可能である。つまり、このようにすることでも、二回目以降の検査の読影を行なう際に、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
(PACS140からレポーティングシステム150への医用画像の送信)
同様に、医用画像はPACS140からレポーティングシステム150に送信するようにしても良い。つまり、PACS140が、本発明の実施形態に係る検像システム130が有している機能と同様の機能を有するようにしても良い。このようにすることでも、上述した、検像システム130からレポーティングシステム150に医用画像を送信することで得られる効果と同様の効果を得ることが可能で、二回目以降の検査の読影を行なう際に、読影に用いる参照用の医用画像を容易に取得することが可能になる。
(初回の検査のオーダを受けた際の処理例)
図4は、初回の検査の際に、上述した本発明の実施形態に係る放射線部門システム100において行なわれる処理の例を示すフローチャートである。以下、初回の検査の際に、本実施形態に係る放射線部門システムにおいて行なわれる処理の一例を、図4を参照しながら説明する。
RIS110は、HIS200などから送信されたオーダ情報を受信し、記憶する(S101)。診療放射線技師は、RIS110に記憶されたオーダ情報に基づき、モダリティ120を用いた検査を行なう(S102)。
検査が終了すると、モダリティ120は、当該検査で取得した医用画像に、画像付帯情報を付加し、他の部門でも使用できるフォーマットを持った医用画像を生成し、この生成した医用画像を検像システム130に送信する(S103)。
検像システム130は、モダリティ120から送信された医用画像を受信し、記憶する(S104)。医用画像を受信すると、検像システム130により、医用画像が診療に用いることができるものであるかが確認される(S105)。
医用画像が診療に用いることができないものであることが確認されたときには(S105、NO)、診療放射線技師は、再度、モダリティ120を用いた検査を行う(S102)。
一方、医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときには(S105、YES)、検像システム130からPACS140とレポーティングシステム150に医用画像が送信される(S106)。そして、PACS140は、検像システム130から送信された医用画像を受信し、この受信した医用画像を記憶する(S107)。
レポーティングシステム150は、検像システム130から送信された医用画像を受信し、RIS110から検査実績情報を取得し、この受信した医用画像をこの取得した検査実績情報と関連付けて記憶する(S108)。
(二回目以降の検査のオーダを受けた際の処理例)
図5は、二回目以降の検査の際に、上述した本発明の実施形態に係る放射線部門システム100において行なわれる処理の例を示すフローチャートである。以下、二回目以降の検査の際に、本実施形態に係る放射線部門システムにおいて行なわれる処理の一例を、図5を参照しながら説明する。
RIS110は、HIS200などから送信されたオーダ情報を受信し、記憶する(S201)。診療放射線技師は、RIS110に記憶されたオーダ情報に基づき、モダリティ120を用いた検査を行なう(S202)。
検査が終了すると、モダリティ120は、当該検査で取得した医用画像に、画像付帯情報を付加し、他の部門でも使用できるフォーマットを持った医用画像を生成し、この生成した医用画像を検像システム130に送信する(S203)。
検像システム130は、モダリティ120から送信された医用画像を受信し、記憶する(S204)。医用画像を受信すると、検像システム130により、医用画像が診療に用いることができるものであるかが確認される(S205)。
医用画像が診療に用いることができないものであることが確認されたときには(S205、NO)、診療放射線技師は、再度、モダリティ120を用いた検査を行う(S202)。
一方、医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときには(S205、YES)、検像システム130からPACS140とレポーティングシステム150に医用画像が送信される(S206)。そして、PACS140は、検像システム130から送信された医用画像を受信し、この受信した医用画像を記憶する(S207)。
レポーティングシステム150は、検像システム130から送信された医用画像を受信し、RIS110から検査実績情報を取得し、この受信した医用画像をこの取得した検査実績情報と関連付けて記憶する(S208)。読影医は、実施された検査の読影を行う際に、読影対象のオーダ情報をレポーティングシステム150により選択する。レポーティングシステム150は、当該オーダのレポート記入画面を起動し、さらに当該オーダに係る検査の検査画像をPACS140から取得する(S209)。
読影医は、当該レポートを読影するに当たり参考となる、当該患者に対して行われた過去の検査画像を、当該患者の過去の検査実績情報、及び過去の検査画像に付帯された検査付帯情報を元に検索し、参考とすべき検査を見つけ出す。読影医は、参考とすべき検査の医用画像を、レポーティングシステム150にて、読影済みのレポートとあわせて、今回検査の読影に用いる参照用画像として取得し、当該参照用画像とPACS140から取得した医用画像とを用いて読影レポートを作成する(S210)。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
なお、ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムが格納されているROM(Read Only Memory)から、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリ(RAM)にプログラムを読み込んで実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROMに予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク等の磁気ディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、MO(Magneto Optical)ディスク等の光磁気ディスクなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。
このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することが可能である。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送したりし、コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。
また、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
また、上記実施形態で説明したシステムは、複数の装置の論理的集合構成にしたり、各装置の機能を混在させたりするように構築することも可能である。
100 放射線部門システム
110 RIS
120 モダリティ
130 検像システム
131 検像システムの受信部
132 検像システムの送信部
133 検像システムの記憶部
134 検像システムの入力部
135 検像システムの表示部
136 検像システムの医用画像確認部
137 検像システムの医用画像選択部
138 検像システムの情報付加部
140 PACS
150 レポーティングシステム
151 レポーティングシステムの受信部
152 レポーティングシステムの送信部
153 レポーティングシステムの記憶部
154 レポーティングシステムの入力部
155 レポーティングシステムの表示部
156 レポーティングシステムの関連付け部
157 レポーティングシステムの医用画像検索部
158 レポーティングシステムの医用画像選択部
200 HIS
300 他の部門のシステム

Claims (21)

  1. 医用画像の検像を行なう検像システムと、読影の際に用いられるレポーティングシステムと、を有する放射線部門システムであって、
    前記検像システムは、
    モダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を前記レポーティングシステムに送信する送信手段を有し、
    前記レポーティングシステムは、
    前記検像システムから送信された医用画像を受信する受信手段と、
    検査実績情報を記憶する記憶手段と、
    前記検像システムから受信した、診療に用いることができるものであることが確認された医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有することを特徴とする放射線部門システム。
  2. 前記検像システムは、
    前記診療に用いることができるものであることが確認された医用画像のうちから一部の医用画像を選択する医用画像選択手段を有し、
    前記検像システムの送信手段は、
    前記検像システムの医用画像選択手段により選択された医用画像のみを前記レポーティングシステムに送信することを特徴とする請求項1に記載の放射線部門システム。
  3. 前記検像システムは、
    入力を受ける入力手段をさらに有し、
    前記検像システムの医用画像選択手段は、
    前記検像システムの入力手段による入力があったときは、当該入力に基づいて、前記一部の医用画像を選択することを特徴とする請求項2に記載の放射線部門システム。
  4. 前記検像システムは、
    前記モダリティから受信した医用画像を圧縮する画像圧縮手段をさらに有し、
    前記検像システムの送信手段により前記レポーティングシステムに送信される医用画像は、前記画像圧縮手段により圧縮された医用画像であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の放射線部門システム。
  5. 前記検像システムは、
    医用画像に検査依頼に関する情報を付加する情報付加手段をさらに有し、
    前記検像システムの送信手段により前記レポーティングシステムに送信される医用画像は、前記情報付加手段により検査依頼に関する情報が付加された医用画像であり、
    前記レポーティングシステムの関連付け記憶手段は、
    前記検像システムから受信した医用画像に付加された検査依頼に関する情報と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、に基づいて、当該医用画像と、当該検査実績情報と、を関連付けて記憶することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の放射線部門システム。
  6. 前記検像システムは、
    入力を受ける入力手段と、
    前記入力手段により入力された情報に基づき、前記モダリティから受信した医用画像に注記及び/又はコメントを付加する手段と、をさらに有し、
    前記検像システムの送信手段は、
    前記注記及び/又はコメントが付加された医用画像を前記レポーティングシステムに送信することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の放射線部門システム。
  7. 前記レポーティングシステムは、
    入力を受ける入力手段と、
    前記受信手段により受信した医用画像又は前記関連付け記憶手段により記憶された医用画像に、前記レポーティングシステムの入力手段により入力された注記及び/又はコメントを付加する手段と、をさらに有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の放射線部門システム。
  8. 前記レポーティングシステムは、
    記憶部に記憶された医用画像のうちから一部の医用画像を選択する医用画像選択手段と、
    前記医用画像選択手段により選択された医用画像以外を削除する医用画像削除手段を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の放射線部門システム。
  9. 前記レポーティングシステムの医用画像選択手段は、
    前記医用画像に関連付けられた検査実績情報に基づいて、前記一部の医用画像を選択することを特徴とする請求項8に記載の放射線部門システム。
  10. 前記レポーティングシステムは、
    前記記憶手段により記憶された医用画像のうち、キー画像ではない医用画像を削除する医用画像削除手段をさらに有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の放射線部門システム。
  11. 医用画像を撮影するモダリティと、読影の際に用いられるレポーティングシステムと、を有する放射線部門システムであって、
    前記モダリティは、
    撮影した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を前記レポーティングシステムに送信する送信手段を有し、
    前記レポーティングシステムは、
    前記モダリティから送信された医用画像を受信する受信手段と、
    検査実績情報を記憶する記憶手段と、
    前記モダリティから受信した、診療に用いることができるものであることが確認された医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有することを特徴とする放射線部門システム。
  12. 医用画像を保存する画像サーバと、読影の際に用いられるレポーティングシステムと、を有する放射線部門システムであって、
    前記画像サーバは、
    医用画像を保存する保存手段と、
    当該保存手段により保存された医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を前記レポーティングシステムに送信する送信手段を有し、
    前記レポーティングシステムは、
    前記画像サーバから送信された医用画像を受信する受信手段と、
    検査実績情報を記憶する記憶手段と、
    前記画像サーバから受信した、診療に用いることができるものであることが確認された医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有することを特徴とする放射線部門システム。
  13. 読影の際に用いられるレポーティングシステムであって、
    医用画像の検像を行なう検像システムから送信された医用画像を受信する受信手段と、
    検査実績情報を記憶する記憶手段と、
    前記検像システムから受信した、診療に用いることができるものであることが前記検像システムにおいて確認された医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有することを特徴とするレポーティングシステム。
  14. 読影の際に用いられるレポーティングシステムであって、
    医用画像を撮影するモダリティから送信された医用画像を受信する受信手段と、
    検査実績情報を記憶する記憶手段と、
    前記モダリティから受信した、診療に用いることができるものであることが前記モダリティにおいて確認された医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有することを特徴とするレポーティングシステム。
  15. 読影の際に用いられるレポーティングシステムであって、
    医用画像を保存する画像サーバから送信された医用画像を受信する受信手段と、
    検査実績情報を記憶する記憶手段と、
    前記画像サーバから受信した、診療に用いることができるものであることが前記画像サーバにおいて確認された医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段と、を有することを特徴とするレポーティングシステム。
  16. 医用画像の検像を行なう検像システムが、医用画像を撮影するモダリティから受信した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、読影の際に用いられるレポーティングシステムに送信するステップと、
    前記レポーティングシステムが、前記検像システムから送信された医用画像を受信し、当該受信した、診療に用いることができるものであることが確認された医用画像と、前記レポーティングシステムに記憶された検査実績情報と、を関連付けて前記レポーティングシステムに記憶するステップと、を有することを特徴とする医用画像保存方法。
  17. 医用画像を撮影するモダリティが、撮影した医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、読影の際に用いられるレポーティングシステムに送信するステップと、
    前記レポーティングシステムが、前記モダリティから送信された医用画像を受信し、当該受信した、診療に用いることができるものであることが確認された医用画像と、前記レポーティングシステムに記憶された検査実績情報と、を関連付けて前記レポーティングシステムに記憶するステップと、を有することを特徴とする医用画像保存方法。
  18. 医用画像を保存する画像サーバが、当該画像サーバに保存された医用画像が診療に用いることができるものであることが確認されたときに、当該医用画像を、読影の際に用いられるレポーティングシステムに送信するステップと、
    前記レポーティングシステムが、前記画像サーバから送信された医用画像を受信し、当該受信した、診療に用いることができるものであることが確認された医用画像と、前記レポーティングシステムに記憶された検査実績情報と、を関連付けて前記レポーティングシステムに記憶するステップと、を有することを特徴とする医用画像保存方法。
  19. 読影の際に用いられるレポーティングシステムを、
    医用画像の検像を行なう検像システムから送信された医用画像を受信する受信手段と、
    検査実績情報を記憶する記憶手段と、
    前記検像システムから受信した、診療に用いることができるものであることが前記検像システムにおいて確認された医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段として機能させるプログラム。
  20. 読影の際に用いられるレポーティングシステムを、
    医用画像を撮影するモダリティから送信された医用画像を受信する受信手段と、
    検査実績情報を記憶する記憶手段と、
    前記モダリティから受信した、診療に用いることができるものであることが前記モダリティにおいて確認された医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段として機能させるプログラム。
  21. 読影の際に用いられるレポーティングシステムを、
    医用画像を保存する画像サーバから送信された医用画像を受信する受信手段と、
    検査実績情報を記憶する記憶手段と、
    前記画像サーバから受信した、診療に用いることができるものであることが前記画像サーバにおいて確認された医用画像と、前記記憶手段により記憶された検査実績情報と、を関連付けて記憶する関連付け記憶手段として機能させるプログラム。
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