JP6289031B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP6289031B2
JP6289031B2 JP2013224545A JP2013224545A JP6289031B2 JP 6289031 B2 JP6289031 B2 JP 6289031B2 JP 2013224545 A JP2013224545 A JP 2013224545A JP 2013224545 A JP2013224545 A JP 2013224545A JP 6289031 B2 JP6289031 B2 JP 6289031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
sensor
unit
sensing
change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013224545A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015087864A (ja
Inventor
武史 下村
武史 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Secom Co Ltd
Original Assignee
Secom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Secom Co Ltd filed Critical Secom Co Ltd
Priority to JP2013224545A priority Critical patent/JP6289031B2/ja
Publication of JP2015087864A publication Critical patent/JP2015087864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6289031B2 publication Critical patent/JP6289031B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、互いに通信可能な少なくとも一つのセンサ及びコントローラを含む通信システムに関する。
事業所、店舗又は住宅などの監視区域内で侵入異常又は火災異常などが発生したときに、その異常を感知して監視センタに通報する警備システムが広く利用されている。このような警備システムは、監視区域内に設置されるセンサと、中央制御機となる警備装置とを有する。警備装置は、例えば、センサにより監視区域内を監視する監視モード、及び監視区域内を監視しない解除モードなどを含む複数のモードの何れかに設定可能である。
従来の警備システムでは、警備装置のモードを監視モードに切り替えるときに、監視区域内に設置されている全てのセンサが非感知状態であることを確認してから、監視モードに移行できるようにしている。即ち、警備装置は、何れのセンサも例えば「扉開」又は「人残留」などの異常を示していないことを確認した上で、監視モードに移行する。
例えば、特許文献1には、監視区域に生じた変化を検知するセンサによる検知の情報を検知履歴部に蓄積しておき、蓄積された検知の情報を利用者端末に送信し、その情報を確認した利用者の端末から送信された警備セットモードの設定信号を受け付けると警備状態を警備セットモードに設定する警備装置が記載されている。
特開2009−223708号公報
監視モードへの移行時にセンサ状態を確認する際、個々のセンサに状態を問い合わせると、設置されているセンサ数の増加に伴って、状態確認に要する時間が長くなり、利用者の利便性が損なわれる。監視モードへの移行時に限らず、警備装置が監視モードに設定されているときでも、監視区域内に設置されている各センサの状態を確認しようとすると、センサ数が多くなるほど状態確認に要する時間が長くなる。また、異常を感知して監視センタに通報する警備システムに限らず、例えば扉の開閉状態などを示す各センサの状態をコントローラで確認する通信システムでも、センサ数が多くなるほど状態確認に要する時間は長くなる。特に、コントローラとセンサの間で、特定小電力無線方式のような通信遅延の大きい通信方式を用いる場合には、この傾向が顕著である。
状態確認に要する時間を短縮するためには、特許文献1のように、コントローラが予めセンサの状態変化を受信して記憶部に記憶しておき、その記憶部のセンサ状態を参照することで、センサへの状態問合せを省略することが考えられる。しかしながら、センサが状態変化するたびにその状態変化をコントローラに通知すると、状態変化の回数が多いセンサについては、頻繁にコントローラとの間で通信が行われるため、消費電力量が多くなって、電池寿命が短くなる。このため、センサの状態確認に要する時間を短縮化して利便性を向上させることと、センサの電池寿命を長期化させることは、両立が困難である。
そこで、本発明では、コントローラにおけるセンサの状態確認に要する時間を短縮化しつつ、センサの消費電力量を抑える通信システムを提供することを目的とする。
本発明の一つの形態として、互いに通信可能な少なくとも一つのセンサ及びコントローラを含む通信システムが提供される。この通信システムにおいて、センサは、コントローラとの間で通信を行うセンサ通信部と、センサが第1の状態から第2の状態又は第2の状態から第1の状態に状態変化したときに、センサ通信部を介して状態変化をコントローラに通知する状態通知部と、センサが第1の状態から第2の状態に状態変化したことに応じて、状態通知部による新たな状態変化の通知を所定期間抑止する送信抑止部と、コントローラからの状態問合せに応じて、センサ通信部を介してセンサの現在の状態をコントローラに通知する状態回答部とを有し、コントローラは、センサとの間で通信を行う通信部と、センサから受信されたセンサの状態を記憶する記憶部と、センサのうち、記憶部に第2の状態が記憶されているセンサに対して通信部を介して状態問合せを行って、センサの現在の状態を受信する状態問合せ部とを有することを特徴とする。
第1の状態はセンサの非感知状態であり、第2の状態はセンサの感知状態であって、コントローラは、センサにより監視領域を監視する監視モードを含む複数のモードの何れかに設定可能であり、監視モードへのモード変更時に、記憶部に第2の状態が記憶されているセンサがある場合には状態問合せ部が状態問合せを行った結果、記憶部に記憶されている全てのセンサの状態が第1の状態であったならばモード変更を許容するモード設定部を更に有することが好ましい。
送信抑止部は、センサが第2の状態に変化した後、センサが第1の状態に変化して第1の状態が予め定められた期間だけ継続するまで、状態通知部による新たな状態変化の通知を抑止し、状態通知部は、送信抑止部による抑止が終了したときに、第2の状態から第1の状態への状態変化を通知することが好ましい。
送信抑止部は、センサが第2の状態に変化した後、予め定められた期間だけ、状態通知部による新たな状態変化の通知を抑止し、状態通知部は、送信抑止部による抑止が終了したときに、第2の状態から第1の状態への状態変化を通知することが好ましい。
送信抑止部は、単位時間当たりの状態変化の頻度を計数し、予め定められた期間をその頻度が高いほど長い期間に設定することが好ましい。
本発明の通信システムによれば、コントローラにおけるセンサの状態確認に要する時間を短縮化しつつ、センサの消費電力量を抑えることができる。
警備システムの概略構成図である。 警備装置の概略構成図である。 警備装置の制御部の機能ブロック図である。 センサの概略構成図である。 センサの制御部の機能ブロック図である。 センサの状態と抑止期間の関係を説明するための図である。 警備装置の動作例を示したフローチャートである。 センサの動作例を示したフローチャートである。
以下、本発明に係る通信システムの実施形態について、図面を用いて説明する。
この通信システムは、互いに通信可能な少なくとも一つのセンサ及びコントローラを含み、センサは自己の状態をコントローラに通知する。ただし、センサは、第1の状態から第2の状態に状態変化すると、その状態変化をコントローラに通知した後は、新たな状態変化の通知を所定期間抑止する。これにより、状態変化が頻繁に発生するセンサであっても、状態通知に伴う電力消費が抑えられる。また、コントローラは、センサから通知された状態を記憶しておき、記憶部に第2の状態が記憶されているセンサに対して状態問合せを行って、そのセンサの現在の状態を受信する。即ち、コントローラは、第2の状態が記憶されており状態通知の抑止中であると思われるセンサに対してのみ状態問合せを行うことにより、状態を問い合わせるセンサ数を制限して、状態問合せに要する時間を短縮させる。これにより、この通信システムでは、利便性の向上とセンサの電池の長寿命化とを両立させることを図る。
図1は、警備システム1の概略構成図である。警備システム1は、監視区域2となる事業所、店舗又は住宅などに設置され、監視区域2内の異常の有無を監視する。警備システム1は、警備装置10と、少なくとも一つのセンサ20とを有する。警備システム1は通信システムの一例であり、警備装置10とセンサ20は、特定小電力無線又は無線LANなどの無線ネットワークを介して互いに無線通信可能である。あるいは、警備装置10とセンサ20は、有線ネットワークを介して互いに接続されていてもよい。
警備装置10は、コントローラの一例であり、監視区域2内の壁面などに設置される。警備装置10は、インターネットなどの通信回線網50を介して監視センタ40内のセンタ装置41に接続されている。警備装置10は、センサ20から感知信号を受信し、必要に応じて遠隔のセンタ装置41に異常信号を送信する。
センサ20は、監視区域2内の各所に設置され、例えば監視区域2内への侵入者などの異常を感知すると、警備装置10に感知信号を送信する。センサ20には、例えば、人の存在を感知する防犯センサ、煙感知器又は熱感知器などの防災センサ、及び利用者により操作される非常ボタンなどが含まれる。このうち、防犯センサには、例えば、赤外線により人の存在を感知する赤外線センサ、入力画像から人の存在を感知する画像センサ、及び磁界の変化から窓、扉又は戸などの開放を感知する近接センサなどが含まれる。
警備装置10は、利用者の操作に応じて、例えば、センサ20により監視区域2内を監視する監視モード、及び監視区域2内を監視しない解除モードなどを含む複数のモードの何れかに設定可能である。監視モードに設定されているときには、警備装置10は、監視中のセンサ20から例えば窓、扉若しくは戸の開放又は人の存在などを示す感知信号を受信すると、監視区域2に異常が発生したと判定して、センタ装置41に異常信号を送信する。一方、解除モードに設定されているときには、警備装置10は、センサ20のうち、防犯センサが感知対象の事象を感知しても、そのセンサからの感知信号を無視する。ただし、防災センサ又は非常ボタンによる感知信号が入力されたときは、警備装置10は、何れのモードに設定されていても、センタ装置41に異常信号を送信する。
監視センタ40は、警備会社などが運営するセンタ装置41を備えた施設であり、管制員が監視区域2を常時監視している。センタ装置41は、一つ又は複数のコンピュータで構成されている。監視センタ40では、警備装置10からセンタ装置41が受信した異常信号に基づいて、対処すべき監視区域2の情報が表示部42に表示され、利用者に対する確認処理又は監視区域2への警備員の対処指示などの必要な措置がとられる。
図2は、警備装置10の概略構成図である。警備装置10は、センタ通信部11と、センサI/F12と、操作部13と、報知部14と、記憶部15と、制御部16とを有する。
センタ通信部11は、通信回線網50に接続される通信インタフェースであり、通信回線網50を介してセンタ装置41との間で警備情報の通信を行う。警備情報とは、警備装置10の現在のモード及び監視区域2の異常有無などの、監視区域2において異常監視を行うために収集生成される情報である。センタ通信部11によるセンタ装置41との通信には、予め警備装置10に固有に設定されたID(識別情報)が付加される。
センサI/F12は、監視区域2内に設置されたセンサ20と接続され、センサ20との間で信号を送受信するための通信インタフェースであり、センサとの間で通信を行う通信部として機能する。センサI/F12は、例えば、特定小電力無線の通信規格に従って通信を行う無線通信手段である。ただし、通信規格は特定小電力無線に限らず、IEEE802.11諸規格のいずれかに準拠したいわゆる無線LAN又はBluetooth(登録商標)などの無線通信規格であってもよい。各センサ20には固有のセンサID(識別情報)が付与されており、センサI/F12とセンサ20の間で送受信される信号にはこのセンサIDが含まれる。
操作部13は、例えば、利用者が警備装置10のモードを監視モード又は解除モードなどに設定するためのスイッチである。また、操作部13は、例えば、監視区域2内に設置されている各センサ20の状態を確認するためのボタンを含んでもよい。利用者によりこれらのスイッチ又はボタンが選択されると、操作部13は、対応する信号を制御部16に入力する。
報知部14は、例えば、液晶ディスプレイ、スピーカなどで構成され、警備システム1の情報を、文字又は音声などにより利用者に出力する。なお、報知部14は、例えば液晶タッチパネルディスプレイにより操作部13と一体化されていてもよい。
例えば、操作部13が操作されて監視モードへのモード変更が指示されたときに、報知部14は、そのモード変更の可否を利用者に報知する。このとき、異常を感知しているセンサ20がある場合には、報知部14は、対象のセンサの設置場所と併せて、モード変更が不可である旨を利用者に報知する。一方、異常を感知しているセンサ20がない場合には、報知部14は、モード変更が可能である旨を利用者に報知する。また、報知部14は、操作部13が操作されて各センサ20の状態確認が指示されたときには、各センサ20の状態を利用者に報知する。
記憶部15は、ROM、RAM又はHDDにて構成され、警備装置10を動作させるための各種データ及び各種プログラムなどを記憶する。例えば、記憶部15は、警備装置10のID、警備装置10の現在のモード、及びセンサ情報テーブルなどを記憶する。
センサ情報テーブルは、警備装置10に登録されている各センサ20について、センサID、センサの種類、センサの設置場所、センサの状態などを対応付けたテーブル情報である。センサの種類には、例えば、防犯センサ、防災センサ及び非常ボタンの3種類がある。センサの状態には、例えば、「非感知状態」(第1の状態の一例)と「感知状態」(第2の状態の一例)がある。例えば、防犯センサについては、非感知状態と感知状態は、それぞれ、扉などの開放又は人の存在が感知されていない状態と感知されている状態に対応する。また、防災センサについては、非感知状態と感知状態は、それぞれ、煙又は熱などが感知されていない状態と感知されている状態に対応する。また、非常ボタンについては、非感知状態と感知状態は、それぞれ、そのボタンが押下されていない状態と押下されている状態に対応する。なお、センサの状態は、非感知状態と感知状態に限らず、例えば、「機器異常」、「要注意」(感知状態と非感知状態の中間状態)などを含んでもよい。
制御部16は、CPU、ROM及びRAMなどを含むマイクロコンピュータ並びにその周辺回路で構成され、上述した各部を制御して警備装置10を動作させる。
図3は、警備装置10の制御部16の機能ブロック図である。制御部16は、上記のマイクロコンピュータ及びマイクロコンピュータ上で実行されるコンピュータプログラムによって実現される機能モジュールとして、状態問合せ部161と、モード設定部162と、異常判定部163と、通報部164とを有する。
状態問合せ部161は、操作部13が操作されて監視モードへのモード変更又は各センサ20の状態確認が指示されたときに、センサ20のうち、記憶部15のセンサ情報テーブルに感知状態が記憶されているセンサに対してセンサI/F12を介して状態問合せを行って、そのセンサの現在の状態を受信する。受信されたセンサの状態が非感知状態であった場合には、状態問合せ部161は、対象のセンサ20について、センサ情報テーブルに記憶されているセンサの状態を更新する。後述するように、各センサ20は、自己の状態をコントローラに通知するが、非感知状態から感知状態に変化すると、その状態変化を通知した後は、警備装置10への新たな状態変化の通知を所定期間抑止する。したがって、センサ情報テーブルに感知状態が記憶されているセンサ20については、その感知状態が現在も継続している場合と、その後そのセンサ20は非感知状態に変化したがその状態変化の通知が抑止されている場合との2通りの可能性がある。このため、状態問合せ部161は、センサ情報テーブルに感知状態が記憶されているセンサ20に対して状態問合せを行う。
一方、センサ情報テーブルに非感知状態が記憶されているセンサ20については、そのセンサは現在も非感知状態であることがわかるため、状態問合せ部161は、それらのセンサ20に対して状態問合せを行わない。このように、状態を問い合わせるセンサ数を制限することにより、状態問合せ部161は、状態問合せに要する時間を短縮させる。
モード設定部162は、操作部13が操作されて警備装置10のモード変更が指示されたときに、警備装置10のモードを監視モード又は解除モードに切替え設定し、新たなモードを記憶部15に記憶する。これにより、警備装置10は、設定された新たなモードに従って動作する。
ただし、モード設定部162は、監視モードへのモード変更時に、記憶部15のセンサ情報テーブルに感知状態が記憶されているセンサ20がある場合には、状態問合せ部161が状態問合せを行った結果、センサ情報テーブルに記憶されている全てのセンサの状態が非感知状態であったときに限り、そのモード変更を許容する。このとき、モード設定部162は、報知部14を制御して、モード変更が可能である旨を利用者に報知する。一方、センサ情報テーブルに記憶されているセンサ20のうち、状態が感知状態であるセンサがあったならば、モード設定部162は、そのモード変更を許容せず、報知部14を制御して、対象のセンサの設置場所と併せて、モード変更が不可である旨を利用者に報知する。なお、モード設定部162は、解除モードなど、監視モード以外のモードへの変更時には、各センサ20の状態にかかわらず、そのモード変更を許容する。
異常判定部163は、センサ20から感知信号を受信すると、センサ情報テーブルを参照して、受信された感知信号に含まれるセンサIDと対応付けられたセンサの種類を特定する。また、異常判定部163は、記憶部15に保持されている警備装置10の現在のモードを参照する。そして、異常判定部163は、警備装置10が監視モードに設定されているときに、防犯センサ、防災センサ又は非常ボタンの何れかから感知信号を受信すると、異常であると判定する。また、異常判定部163は、警備装置10が解除モードに設定されているときに、防災センサ又は非常ボタンから感知信号を受信すると、異常であると判定する。また、異常判定部163は、警備装置10が解除モードに設定されているときに、防犯センサから感知信号を受信すると、異常でないと判定する(即ち、その感知信号を無視する)。
通報部164は、異常判定部163が異常であると判定したときに、センタ通信部11を介して異常信号をセンタ装置41に送信する。異常信号には、例えば、記憶部15に記憶された警備装置10のID、異常を感知したセンサのセンサID、並びにセンサ情報テーブルから特定されるそのセンサの種類及び設置場所などの情報が含まれる。
図4は、センサ20の概略構成図である。センサ20は、センシング部21と、無線通信部22と、記憶部23と、制御部24とを有する。
センシング部21は、センサ20の監視方向から入力される物理量に基づき、そのセンサが対象とする事象を感知する。センサ20が防犯センサであれば、センシング部21は、例えば、赤外線により人の存在を感知する熱線センサ、超音波により人の存在を感知するセンサ、入力画像から人の存在を感知する画像センサ、及び磁界の変化を感知して扉の開放を感知する近接センサなど、人の存在や建物の破壊を感知する公知の感知手段で構成される。また、センサ20が防災センサであれば、センシング部21は、例えば煙又は熱を感知する公知の感知手段で構成される。また、センサ20が非常ボタンであれば、センシング部21はスイッチで構成される。
無線通信部22は、警備装置10と無線信号を送受信するためのアンテナと、そのアンテナに接続される通信制御部とを備える。無線通信部22は、特定小電力無線などの通信規格に従って、警備装置10との間で通信を行う。無線通信部22から警備装置10に送信される無線信号には、少なくとも記憶部23に記憶された自己のセンサID及び通信アドレスが含まれる。無線通信部22は、コントローラとの間で通信を行うセンサ通信部として機能する。
無線通信部22は、センサ20の消費電力量を抑えるために、警備装置10から送信される信号を間欠受信によって受信する。例えば、無線通信部22は、通信レートに応じて決まる数十ミリ秒程度の受信状態と、数秒程度の切断状態とを交互に繰り返し、受信状態にあるときに、警備装置10からの信号を受信する。
記憶部23は、ROM、RAM又はHDDにて構成され、センサ20を動作させるための各種データ及び各種プログラムなどを記憶する。例えば、記憶部23は、センサ20の状態、センサID、通信アドレス、間欠受信間隔などを記憶する。また、記憶部23は、警備装置10への新たな状態変化の通知を抑止する期間(後述する非感知継続期間T’)の長さを記憶する。
制御部24は、CPU、ROM及びRAMなどを含むマイクロコンピュータ並びにその周辺回路で構成され、上述した各部を制御してセンサ20を動作させる。
図5は、センサ20の制御部24の機能ブロック図である。制御部24は、上記のマイクロコンピュータ及びマイクロコンピュータ上で実行されるコンピュータプログラムによって実現される機能モジュールとして、状態通知部241と、送信抑止部242と、状態回答部243と、タイマ244とを有する。
状態通知部241は、センシング部21が対象の事象を感知して非感知状態から感知状態に変化したときに、無線通信部22を介してその状態変化を警備装置10に通知する。即ち、状態通知部241は、センサ20が感知状態になったことを示す感知信号を警備装置10に送信させる。また、状態通知部241は、センシング部21が対象の事象を感知しなくなって感知状態から非感知状態に変化したときに、無線通信部22を介して警備装置10にその状態変化を通知する。即ち、状態通知部241は、センサ20が非感知状態になったことを示す非感知信号を警備装置10に送信させる。
送信抑止部242は、センサ20が非感知状態から感知状態に状態変化したことに応じて、状態通知部241による新たな状態変化の通知を所定期間抑止する。例えば、送信抑止部242は、センサ20が感知状態に変化した後、センサ20が非感知状態に変化してその非感知状態が予め定められた期間だけ継続するまで、状態通知部241による新たな状態変化の通知を抑止する。これを受けて、状態通知部241は、送信抑止部242による抑止が終了したときに、感知状態から非感知状態への状態変化を通知する。
以下では、送信抑止部242が状態変化の通知を抑止する期間のことを、「抑止期間T」という。また、送信抑止部242による状態変化の通知の抑止が解除される非感知状態の継続期間(上記の予め定められた期間)のことを、「非感知継続期間T’」という。例えば、抑止期間Tは長さが不定の期間であり、非感知継続期間T’は長さが固定された期間である。
状態回答部243は、警備装置10からの状態問合せに応じて、無線通信部22を介してセンサ20の現在の状態を警備装置10に通知する。センサ20が感知状態に変化した後、抑止期間Tの間は送信抑止部242が状態通知部241による状態変化の通知を所定期間抑止するため、警備装置10がセンサ20の現在の状態を知るために、センサ20は警備装置10から状態問合せを受信することがある。状態回答部243は、抑止期間T中であっても、この状態問合せに対して、センサ20の現在の状態を警備装置10に通知する。
タイマ244は、送信抑止部242により制御されて、経過時間をカウントする。
図6は、センサ20の状態と抑止期間Tの関係を説明するための図である。図6に示す例では、センサ20は、時刻t0以前において非感知状態にあり、時刻t0、t2、t4及びt6で非感知状態から感知状態に状態変化し、時刻t1、t3、t5及びt7で感知状態から非感知状態に状態変化し、時刻t7以降は非感知状態にある(t0<t1<・・・<t7の関係がある)。時刻t0でセンサ20が感知状態になると、状態通知部241が警備装置10に状態変化を通知するとともに抑止期間Tが開始し、送信抑止部242は、状態通知部241による以後の状態変化の通知を抑止する。
その後、時刻t1でセンサ20が非感知状態になると、タイマ244がカウントを開始する。この非感知状態が非感知継続期間T’だけ継続すれば、抑止期間Tは終了する。しかしながら、図6に示す例では、時刻t1から非感知継続期間T’だけ時間が経過する前に、時刻t2でセンサ20が再び感知状態になる。このように、非感知状態が非感知継続期間T’だけ継続しないうちにセンサ20が再び感知状態になると、タイマ244はリセットされる。
その後、時刻t3でセンサ20が非感知状態になると、タイマ244は再びカウントを開始する。しかしながら、図6に示す例では、時刻t3から非感知継続期間T’だけ時間が経過する前に、時刻t4でセンサ20が再び感知状態になるため、タイマ244は再びリセットされる。その後も同様に、タイマ244は、時刻t5でセンサ20が非感知状態になるとカウントを開始し、時刻t6でセンサ20が感知状態になるとリセットされる。
そして、図6に示す例では、時刻t7でセンサ20が非感知状態になった後は、非感知継続期間T’より長い期間、その非感知状態が継続する。この場合、時刻t7でセンサ20が非感知状態になった後、非感知継続期間T’だけ時間が経過した時刻t8において、抑止期間Tは終了する。即ち、抑止期間Tは、センサ20の非感知状態が非感知継続期間T’だけ継続するまで続く。
時刻t8で抑止期間Tが終了すると、送信抑止部242は、状態通知部241による状態変化の通知の抑止を解除する。これを受けて、状態通知部241は、時刻t8において、感知状態から非感知状態への状態変化を警備装置10に通知する。
警備装置10から見ると、時刻t0でセンサ20が感知状態になったことが通知された後は、時刻t8になるまで、このセンサ20の状態変化は通知されない。このため、警備装置10は、感知状態と認識しているセンサ20については、非感知状態になったことの通知を受信するまでは、そのセンサ20の本当の状態を把握できないことになる。このため、警備装置10の状態問合せ部161は、監視モードへのモード移行時などに、記憶部15に感知状態が記憶されているセンサ20に対して状態問合せを行う。
なお、センサ20が非感知状態に変化したときに抑止期間Tが開始することはないため、警備装置10が非感知状態と認識しているセンサ20については、抑止期間T中であることはなく、非感知状態にある。即ち、警備装置10は、記憶部15に記憶されているセンサの状態のみから、各センサ20が抑止期間Tにあるか否かを判定することができる。このため、警備装置10の状態問合せ部161は、記憶部15に非感知状態が記憶されているセンサ20に対しては、状態問合せを行う必要がない。したがって、警備装置10が状態を問い合わせる対象のセンサ数を減らすことができるため、監視モードへのモード移行時などに状態問合せ部161が状態問合せに要する時間を短縮することができる。
図6では、抑止期間Tを設けない場合にセンサが通知する感知信号及び非感知信号も示している。抑止期間Tを設けないセンサの場合は、時刻t0、t2、t4及びt6で感知信号が送信され、時刻t1、t3、t5及びt7で非感知信号が送信される。これに対し、センサ20では、上記の通り、時刻t0で感知信号が送信され、時刻t8で非感知信号が送信されるだけである。センサ20は、抑止期間Tにおいて状態変化を警備装置10に通知しないことにより、頻繁に状態変化するセンサであるほど、センサ20の消費電力量が抑えられる。
また、上記の通り、抑止期間Tは、センサ20の非感知状態が非感知継続期間T’だけ継続しない限り終了しない。したがって、状態変化の頻度が高いセンサであるほど抑止期間Tが長くなるため、状態通知が多発し得るセンサであるほど、電力消費がより一層抑制されることになる。
なお、送信抑止部242は、センサ20について単位時間当たりの状態変化の頻度を計数し、その頻度が高いほど、非感知継続期間T’を長い期間に設定してもよい。例えば、送信抑止部242は、センサ20が抑止期間Tにあるときに状態変化回数を計数し、その回数が多いほど、その抑止期間Tにおける非感知継続期間T’をより長い期間に変化させてもよい。あるいは、送信抑止部242は、例えば1日におけるセンサ20の状態変化回数に応じて、非感知継続期間T’の長さを設定してもよい。例えば、送信抑止部242は、状態変化回数がほとんどないときの非感知継続期間T’が10分程度であり、状態変化回数が想定される最大程度であるときの非感知継続期間T’が20〜30分程度であるように、その期間の長さを状態変化回数に応じて変化させてもよい。
なお、上記では抑止期間Tは長さが不定の期間であると説明したが、抑止期間Tも長さを固定してもよい。例えば、送信抑止部242は、センサが感知状態に変化した後、予め定められた長さの抑止期間だけ状態通知部241による新たな状態変化の通知を抑止し、状態通知部241は、送信抑止部242による抑止が終了したときに、感知状態から非感知状態への状態変化を通知してもよい。また、この場合、送信抑止部242は、センサ20について単位時間当たりの状態変化の頻度を計数し、その頻度が高いほど、上記の予め定められた長さの抑止期間を長い期間に設定してもよい。
また、送信抑止部242は、抑止期間Tにおける間欠受信間隔を、それ以外の期間の間欠受信間隔と比べて短くしてもよい。抑止期間Tにおいては、警備装置10から状態問合せを受信することがあるため、間欠受信間隔を短くすると、状態回答部243が警備装置10からの状態問合せに即応できるようになる。したがって、抑止期間Tにおける間欠受信間隔を短くすれば、警備装置10の状態問合せ部161が各センサ20の状態問合せに要する時間をより短縮化できる。例えば、抑止期間T以外の期間の間欠受信間隔が2〜3秒程度である場合は、抑止期間Tにおける間欠受信間隔を1秒程度とし、これらの間欠受信間隔を記憶部23に記憶しておく。そして、送信抑止部242は、間欠受信間隔をこの2段階で切り替えてもよい。また、抑止期間T以外の期間においては、警備装置10から状態問合せを受信することはないため、抑止期間Tのときと比べて間欠受信間隔を長くしておくことにより、センサ20の消費電力量を抑えることができる。
図7は、警備装置10の動作例を示したフローチャートである。図7に示すフローは、警備装置10の操作部13が操作されて監視モードへのモード変更が指示されたときに、警備装置10の記憶部15に予め記憶されたプログラムに従って、警備装置10の制御部16により実行される。
監視モードへのモード変更が指示されると、まず、モード設定部162は、記憶部15のセンサ情報テーブルに記憶されているセンサ20のうちの1つについて、その状態を確認する(ステップS11)。ステップS11で確認されたセンサ20の状態が感知状態であれば(ステップS12でYes)、状態問合せ部161は、センサI/F12を介してそのセンサ20に状態問合せを行う(ステップS13)。これにより、状態問合せ部161は、そのセンサ20の現在の状態を受信して、受信された状態を記憶部15のセンサ情報テーブルに記憶する。一方、ステップS11で確認されたセンサ20の状態が非感知状態であれば(ステップS12でNo)、状態問合せ部161が状態問合せを行わずに、動作フローはステップS14に進む。
そして、モード設定部162は、まだ状態を確認していないセンサ20があるか否かを判定する(ステップS14)。まだ状態を確認していないセンサ20がある場合には(ステップS14でYes)、動作フローはステップS11に戻り、モード設定部162は他のセンサについて上記の各ステップの動作を実行する。一方、記憶部15に記憶されている全てのセンサ20について状態を確認した場合には(ステップS14でNo)、モード設定部162は、再び記憶部15のセンサ情報テーブルを参照し、感知状態が記憶されているセンサ20があるか否かを確認する(ステップS15)。
感知状態が記憶されているセンサ20がある場合には(ステップS15でYes)、モード設定部162は、監視モードへのモード変更を許容せず、モード変更が不可である旨を利用者に報知する(ステップS16)。このとき、モード設定部162は、感知状態が記憶されているセンサ20と、センサ情報テーブルから特定されるその設置場所も、併せて利用者に報知する。一方、感知状態が記憶されているセンサ20がない場合には(ステップS15でNo)、モード設定部162は、監視モードへのモード変更を許容して、モード変更が可能である旨を利用者に報知する(ステップS17)。これにより、モード設定部162は、動作を終了する。
図8(A)及び図8(B)は、センサ20の動作例を示したフローチャートである。図8(A)及び図8(B)に示すフローは、センサ20の記憶部23に予め記憶されたプログラムに従って、センサ20の制御部24により実行される。
図8(A)は、センサ20の起動時に、制御部24にて実行される処理の動作フローである。センサ20が起動すると、まず、状態通知部241は、無線通信部22を介して警備装置10に、センサ20が起動したことを通知する(ステップS21)。このとき、状態通知部241は、センサ20が非感知状態であることを示す非感知信号を送信する。また、このとき、制御部24は、警備装置10が定期的に送信している同期信号を受信して、警備装置10と同期をとっておく。
次に、制御部24は、センサ20の間欠受信間隔を、記憶部23に記憶されている2段階の値のうちで長い方に設定する(ステップS22)。そして、制御部24は、センシング部21が対象の事象を感知してセンサ20が非感知状態から感知状態に変化するのを待つ(ステップS23)。センサ20が感知状態に状態変化すると(ステップS23でYes)、状態通知部241は、無線通信部22を介して警備装置10にその状態変化を通知する(ステップS24)。すると、送信抑止部242は、この状態変化に応じて、図8(B)に示す送信抑制処理を実行し、状態通知部241による新たな状態変化の通知を所定期間抑止する(ステップS25)。この送信抑制処理が終了すると、動作フローはステップS22に戻り、上記の処理が繰り返される。
図8(B)は、送信抑止部242にて実行される送信抑制処理の動作フローである。まず、送信抑止部242は、センサ20の間欠受信間隔を、記憶部23に記憶されている2段階の値のうちで短い方に設定する(ステップS31)。また、送信抑止部242は、非感知継続期間T’の長さを設定する(ステップS32)。この値は、記憶部23に予め記憶されている値でもよいし、例えば、単位時間当たりの状態変化の頻度に応じて、送信抑制処理が実行されるたびに決定される値であってもよい。
ここで、送信抑止部242は、初期値をt=0としてタイマ244を始動させる(ステップS33)。そして、センシング部21が対象の事象を感知してセンサ20が非感知状態から感知状態に変化した場合(ステップS34でYes)には、タイマ244のカウントを進めずに、動作フローはステップS32に戻る。一方、センサ20が感知状態に変化していない場合(ステップS34でNo)には、送信抑止部242は、タイマ244をカウントさせる(ステップS35)。
次に、送信抑止部242は、タイマ244のカウントを始めてから非感知継続期間T’だけ時間が経過したか否かを判定する(ステップS36)。まだ、非感知継続期間T’だけ時間が経過していなければ(ステップS36でNo)、動作フローはステップS34に戻る。一方、非感知継続期間T’だけ時間が経過していれば(ステップS36でYes)、送信抑止部242は、タイマ244を停止させる(ステップS37)。このとき、抑止期間Tが終了するので、送信抑止部242は、状態通知部241による状態通知の抑止を終了し、状態通知部241に感知状態から非感知状態への状態変化を通知させる(ステップS38)。以上で、送信抑止部242は、送信抑制処理を終了する。
なお、警備装置10からの状態問合せに対して非感知状態を通知したセンサ20については、できるだけ早く送信抑制処理の中のループから抜けるようにした方が、間欠受信間隔を長くでき、電池寿命を延ばすことができるため好ましい。このため、ステップS13における警備装置10からの状態問合せに対して現在の状態として非感知状態を通知したセンサ20は、非感知継続時間T’の値にかかわらず、ステップS33にて始動させたタイマ244を停止させ、ステップS25の送信抑制処理を終了してステップS22へ処理を移行させてもよい。
以上説明したように、警備システム1では、センサ20が非感知状態から感知状態に状態変化すると、その状態変化を警備装置10に通知した後は、新たな状態変化の通知が所定期間抑止される。また、警備装置10は、センサ20から通知された状態を記憶しておき、記憶部15に感知状態が記憶されているセンサに対してのみ状態問合せを行って、そのセンサの現在の状態を受信する。これにより、この通信システムでは、状態問合せに要する時間を短縮化させるとともに、センサの消費電力量を抑えることが可能になる。
なお、抑止期間Tは、センサ20が非感知状態から感知状態に状態変化したときに開始するのではなく、予め定められた時刻に開始してもよい。この場合は、例えば、センサ20ごとに、何時から何時までの時間帯を抑止期間Tとするかということを予め定めて、各センサ20の記憶部23と、警備装置10の記憶部15のセンサ情報テーブルにその予定を記憶しておく。そして、センサ20では、抑止期間Tにある時間帯に、送信抑止部242が状態通知部241による状態変化の通知を抑止する。警備装置10では、操作部13が操作されて監視モードへのモード変更又は各センサ20の状態確認が指示されたときに、状態問合せ部161がセンサ情報テーブルを参照して、現在抑止期間Tであるセンサ20についてのみ状態を問い合わせればよい。このように、抑止期間Tを時間帯に応じて設定すれば、例えばセンサの近くを通る人数が多く状態変化が多発する時間帯を抑止期間Tとすることにより、そのセンサの状態通知による電力消費を抑制することができる。
なお、上記では非感知状態が第1の状態の一例であり、感知状態が第2の状態の一例であるとして説明したが、感知状態を第1の状態とし、非感知状態を第2の状態としてもよい。すなわち、センサ20の送信抑止部242は、センサ20が感知状態から非感知状態に状態変化したことに応じて、状態通知部241による新たな状態変化の通知を所定期間抑止してもよい。この場合は、警備装置10の状態問合せ部161は、監視モードへのモード変更又は各センサ20の状態確認が指示されたときに、センサ20のうち、記憶部15のセンサ情報テーブルに非感知状態が記憶されているセンサに対して状態問合せを行って、そのセンサの現在の状態を受信すればよい。
また、上記では、通信システムの一例として警備システム1を説明したが、通信システムは、異常を感知して監視センタに通報する警備システムに限らず、例えば扉の開閉状態などを示す各センサの状態をコントローラで確認するものであってもよい。
1 警備システム
10 警備装置
12 センサI/F
15 記憶部
16 制御部
161 状態問合せ部
162 モード設定部
163 異常判定部
164 通報部
20 センサ
21 センシング部
22 無線通信部
23 記憶部
24 制御部
241 状態通知部
242 送信抑止部
243 状態回答部
244 タイマ

Claims (5)

  1. 互いに通信可能な少なくとも一つのセンサ及びコントローラを含む通信システムであって、
    前記センサは、
    前記コントローラとの間で通信を行うセンサ通信部と、
    当該センサが第1の状態から第2の状態又は第2の状態から第1の状態に状態変化したときに、前記センサ通信部を介して当該状態変化を前記コントローラに通知する状態通知部と、
    当該センサが第1の状態から第2の状態に状態変化したことに応じて、前記状態通知部による新たな状態変化の通知を所定期間抑止する送信抑止部と、
    前記コントローラからの状態問合せに応じて、前記センサ通信部を介して当該センサの現在の状態を前記コントローラに通知する状態回答部と、
    を有し、
    前記コントローラは、
    前記センサとの間で通信を行う通信部と、
    前記センサから受信された当該センサの状態を記憶する記憶部と、
    前記センサのうち、前記記憶部に第1の状態が記憶されているセンサに対して状態問合せを行わず、前記記憶部に第2の状態が記憶されているセンサに対して前記通信部を介して状態問合せを行って、当該センサの現在の状態を受信する状態問合せ部と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1の状態は前記センサの非感知状態であり、前記第2の状態は前記センサの感知状態であって、
    前記コントローラは、
    前記センサにより監視領域を監視する監視モードを含む複数のモードの何れかに設定可能であり、
    前記監視モードへのモード変更時に、前記記憶部に第2の状態が記憶されているセンサがある場合には前記状態問合せ部が状態問合せを行った結果、当該記憶部に記憶されている全てのセンサの状態が第1の状態であったならば当該モード変更を許容するモード設定部を更に有する、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記送信抑止部は、前記センサが第2の状態に変化した後、当該センサが第1の状態に変化して当該第1の状態が予め定められた期間だけ継続するまで、前記状態通知部による新たな状態変化の通知を抑止し、
    前記状態通知部は、前記送信抑止部による抑止が終了したときに、第2の状態から第1の状態への状態変化を通知する、請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記送信抑止部は、前記センサが第2の状態に変化した後、予め定められた期間だけ、前記状態通知部による新たな状態変化の通知を抑止し、
    前記状態通知部は、前記送信抑止部による抑止が終了したときに、第2の状態から第1の状態への状態変化を通知する、請求項1又は2に記載の通信システム。
  5. 前記送信抑止部は、単位時間当たりの状態変化の頻度を計数し、前記予め定められた期間を当該頻度が高いほど長い期間に設定する、請求項3又は4に記載の通信システム。
JP2013224545A 2013-10-29 2013-10-29 通信システム Active JP6289031B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013224545A JP6289031B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013224545A JP6289031B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015087864A JP2015087864A (ja) 2015-05-07
JP6289031B2 true JP6289031B2 (ja) 2018-03-07

Family

ID=53050615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013224545A Active JP6289031B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6289031B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6866090B2 (ja) * 2016-09-02 2021-04-28 新コスモス電機株式会社 警報器
WO2020003775A1 (ja) * 2018-06-29 2020-01-02 ソニー株式会社 センシングデバイス、センシングデバイスのデバイス管理装置、デバイス選択方法、および、デバイス管理方法
JP7348731B2 (ja) * 2019-02-26 2023-09-21 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 作業車両

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3751424B2 (ja) * 1997-09-30 2006-03-01 セコム株式会社 侵入送信装置
JP3633375B2 (ja) * 1999-06-18 2005-03-30 松下電工株式会社 ワイヤレス伝送システム
JP4428122B2 (ja) * 2004-04-16 2010-03-10 パナソニック株式会社 セキュリティ装置及びプログラム
JP2006126995A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Taiko Device Techno & Co Ltd 監視センサ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015087864A (ja) 2015-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2014093524A1 (en) Security panel communication system
JP2010049455A (ja) 住宅用コントローラ装置及び住宅用警報器
JP6289031B2 (ja) 通信システム
JP6292820B2 (ja) 通信システム
JP2009070118A (ja) セキュリティ装置および監視モード切替制御方法
JP2014041519A (ja) 連携報知システム
US20200312121A1 (en) Alarm system supervisory by zone
US20190073895A1 (en) Alarm system
JP6184267B2 (ja) 無線通信システム及び無線コントローラ
JP4665349B2 (ja) ワイヤレスセンサシステム
JP5030497B2 (ja) 警備システム
JP5170749B2 (ja) 住宅監視システム
JP2009294833A (ja) 警備装置
JP2013257812A (ja) 携帯端末装置及びプログラム
JP2011227641A (ja) セキュリティシステム及びセキュリティシステムの制御方法
JP4726122B2 (ja) 伝送システムにおける端末
JP5634809B2 (ja) 警備システム
JP5634810B2 (ja) 警備システム
JP5723645B2 (ja) 移報出力器
JP5979544B2 (ja) 無線通信システム
JP5642634B2 (ja) 警報器
JP4810223B2 (ja) 住宅の監視制御システム
JP2009176109A (ja) 警備システム
JP3739176B2 (ja) 警備用セット操作装置
JP2005275896A (ja) 警備システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6289031

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250