JP6288385B2 - ステアリングホイールの位置調節装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転者の体格や運転姿勢に応じてステアリングホイールの位置を調節する為のステアリングホイールの位置調節装置の改良に関する。
自動車用のステアリング装置として、例えば図12に示す様な構造が広く知られている。該ステアリング装置では、車体1に支持された円筒状のステアリングコラム2の内径側にステアリングシャフト3が、回転可能に支持されている。そして、ステアリングコラム2の後端開口から後方に突出した、ステアリングシャフト3の後端部分に、ステアリングホイール4が固定されている。該ステアリングホイール4を回転させると、その回転が、ステアリングシャフト3、自在継手5a、中間シャフト6、自在継手5bを介して、ステアリングギヤユニット7の入力軸8に伝達される。該入力軸8が回転すると、ステアリングギヤユニット7の両側に配置された1対のタイロッド9、9が押し引きされて左右1対の操舵輪に、ステアリングホイール4の操作量に応じた舵角が付与される。尚、図示の例は、電動モータ10を補助動力源としてステアリングホイール4を操作する為に要する力の低減を図る、電動式パワーステアリング装置としている。又、本明細書及び特許請求の範囲で、前後方向、幅方向(左右方向)、及び上下方向は、特に断らない限り、車両の前後方向、幅方向(左右方向)、及び上下方向を言う。
又、該ステアリング装置は、図示の構造の場合、運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイール4の上下位置(チルト位置)を調節する為のチルト機構と、前後位置(テレスコピック位置)を調節する為のテレスコピック機構とを備えている。このうちのチルト機構を構成する為に、ステアリングコラム2は車体1に対して、幅方向に設置した枢軸11を中心とする揺動変位を可能に支持されている。又、テレスコピック機構を構成する為に、ステアリングコラム2は、後側のアウタコラム12と前側のインナコラム13とをテレスコープ状に伸縮可能に組み合わせた構造とし、ステアリングシャフト3は、後側のアウタシャフト14と前側のインナシャフト15とを、スプライン係合等により、トルク伝達可能に、且つ、伸縮可能に組み合わせた構造としている。
又、アウタコラム12の後端寄り部分に固設された変位ブラケット16は、車体1に支持された支持ブラケット17に対して、上下方向及び前後方向の変位を可能に支持されている。変位ブラケット16には、テレスコピック位置調節方向である前後方向(アウタコラム12の軸方向)に長い、変位側通孔18が形成されている。支持ブラケット17は、変位ブラケット16を幅方向両側から挟む、1対の支持板部19を備えている。そして、両支持板部19の互いに整合する部分にはそれぞれ、チルト位置調節方向である上下方向に長い、固定側通孔20が形成されている。固定側通孔20は、一般的には、枢軸11を中心とする部分円弧状を有する。そして、固定側通孔20と変位側通孔18とには、調節ロッド21が挿通される。該調節ロッド21には、両支持板部19を幅方向両側から挟む状態で1対の押圧部材が設けられており、調節レバー(例えば、後述する図2参照)の操作に基づいて作動するカム装置により、両押圧部材間の間隔を拡縮可能としている。
ステアリングホイール4の上下位置又は前後位置を調節する際には、調節レバーを所定方向に揺動させる事により、押圧部材間の間隔を拡げ、アンクランプ状態とする。これにより、支持板部19の内側面と変位ブラケット16の外側面との間に作用している摩擦力を小さくする。そして、この状態で、調節ロッド21が、固定側通孔20及び変位側通孔18内で変位できる範囲で、ステアリングホイール4の位置を調節する。調節後は、調節レバーを所定方向とは逆方向に揺動させる事により、押圧部材間の間隔を縮め、クランプ状態とする。これにより、摩擦力を大きくして、ステアリングホイール4を調節後の位置に保持する。
従来、ステアリングホイールの位置調節装置を備えたステアリング装置にあっては、支持ブラケットに対する変位ブラケットの支持剛性を高める為に、例えば特許文献1に記載される様に、平坦面状の変位ブラケットの外側面に対して平坦面状の支持板部の内側面を当接させて、両側面同士の接触面積を大きく確保する構造が考えられている。ところが、この様な構造を採用した場合には、図13に示した様に、カム装置22の軸方向寸法を拡げた際に、押圧部材として機能する被駆動側カム23による押圧力に基づき、支持ブラケット17を構成する支持板部19に変形が生じる可能性がある。具体的には、該支持板部19のうち、被駆動側カム23により押圧される部分以外の部分(周囲部分)が、同図に矢印で示した様に、変位ブラケット16の外側面から離れる方向に反り変形する(力が抜ける様に変形する)可能性がある。この為、支持板部19の内側面のうち、被駆動側カム23により外側面を押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面24のみが、変位ブラケット16の外側面に対して強く押し付けられる事になる。従って、該変位ブラケット16の外側面と支持板部19の内側面との接触面積を大きく確保する事が難しくなり、支持ブラケット17に対する変位ブラケット16の支持剛性を十分に高める事が困難になる。
日本国特開2005−1546号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、支持ブラケットに対する変位ブラケットの支持剛性を高める事ができる、ステアリングホイールの位置調節装置を実現すべく発明したものである。
本発明のステアリングホイールの位置調節装置は、ステアリングコラムと、変位ブラケット、支持ブラケットと、1対の押圧部材とを備える。
ステアリングコラムは、筒状(例えば円筒状)で、後端部にステアリングホイールを支持固定したステアリングシャフトを内側に回転自在に支持する。
前記変位ブラケットは、前記ステアリングコラムに設けられる(例えば固設される)。
前記支持ブラケットは、車体に支持され、前記変位ブラケットを幅方向両側から挟む1対の支持板部を有する。
前記両押圧部材は、前記両支持板部の幅方向両側に配置され、幅方向に関する間隔を拡縮可能とされている。
そして、本発明のステアリングホイールの位置調節装置は、前記押圧部材間の間隔を縮めたクランプ状態で、前記両支持板部の内側面により前記変位ブラケットの両外側面を幅方向両側から挟持し、前記ステアリングホイールの位置調節が不能になる。
特に本発明の場合には、前記両支持板部のうちの少なくとも一方の支持板部の内側面は、前記押圧部材(1対の押圧部材のうち、該支持板部の幅方向外側に配置された押圧部材)により該支持板部の外側面が押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面を備え、前記少なくとも一方の支持板部の内側面のうち、前記被押圧部裏面に隣接する部分(例えば固定側通孔が、上下方向に長い通孔の場合には前後方向両側部分、単なる円孔の場合には周囲)を、前記押圧部材間の間隔を拡げたアンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する(切り替える)際に前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付け(圧接させ)る。そして、この状態(前記隣接する部分を押し付けた状態)で、前記被押圧部裏面を前記変位ブラケットの外側面から離隔させている。
別な言い方をすれば、前記両支持板部のうちの少なくとも一方の支持板部の内側面のうち、前記押圧部材により該支持板部の外側面が押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面を、前記押圧部材間の間隔を拡げたアンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に(アンクランプ状態からクランプ状態に移行する過程の少なくとも初期段階で)前記変位ブラケットの外側面から離隔させており、少なくとも前記被押圧部裏面に隣接する部分を、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付ける。
更に別な言い方をすれば、前記各支持板部のうち少なくとも一方の支持板部の内側面に関して、前記被押圧部裏面と、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付ける部分とを異ならせている。
又、本発明を実施する場合には、例えば、前記両支持板部のそれぞれの内側面に関して、前記被押圧部裏面に隣接する部分を、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付ける。そして、この状態で、前記被押圧部裏面を前記変位ブラケットの外側面から離隔させている。
この場合に好ましくは、前記被押圧部裏面を該変位ブラケットの外側面に、前記クランプ状態に完全に移行するよりも少し前から押し付け始め、該クランプ状態に完全に移行した段階で、前記被押圧部裏面と前記変位ブラケットの外側面との当接圧を、前記支持板部の内側面のうち該被押圧部裏面に隣接する部分と前記変位ブラケットの外側面との当接圧とほぼ同じにする。
又、本発明を実施する場合には、例えば、前記支持板部の内側面のうちの前記被押圧部裏面を、前記クランプ状態で、前記変位ブラケットの外側面に対して押し付ける。
或いは、前記支持板部の内側面のうちの前記被押圧部裏面を、前記クランプ状態で、前記変位ブラケットの外側面に対して当接させない様にする(被押圧部裏面と変位ブラケットの外側面との間に隙間を設けたままにする)事もできる。
又、本発明を実施する場合には、例えば、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に、前記支持板部の内側面のうち、前記被押圧部裏面を挟んで両側に位置する部分を、前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付ける事ができる。
又、本発明を実施する場合には、例えば、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に、前記支持板部の内側面のうち、前記被押圧部裏面の前後方向両側部分を、前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付ける事ができる。
又、上述の様な発明を実施する場合には、例えば、前記変位ブラケットに形成された前後方向に長い長孔である変位側通孔と、前記両支持板部に形成された固定側通孔とに、調節ロッドを幅方向に挿通する。
又、該調節ロッドのうち、前記両支持板部の外側面から突出した部分に前記両押圧部材を設ける。
そして、前記調節ロッドを前記変位側通孔の内側で前端縁から後端縁まで変位させた場合の全範囲に於いて(該調節ロッドの該変位側通孔の内側での前後方向位置に拘らず)、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に、前記支持板部の内側面のうち、前記被押圧部裏面の前後方向両側部分を、前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付ける。
更に、上述の様な発明を実施する場合には、例えば、前記変位ブラケットに形成された変位側通孔と、前記両支持板部に形成された上下方向に長い長孔である固定側通孔とに、前記調節ロッドを幅方向に挿通する。
又、該調節ロッドのうち、前記両支持板部の外側面から突出した部分に前記両押圧部材を設ける。
そして、前記調節ロッドを前記固定側通孔の内側で上端縁から下端縁まで変位させた場合の全範囲に於いて(該調節ロッドの該固定側通孔の内側での上下位置に拘らず)、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に、前記支持板部の内側面のうち、前記被押圧部裏面の前後方向両側部分を、前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付ける。
又、上述の様な発明を実施する場合には、例えば、前記支持板部のうち、前記押圧部材により外側面が押圧される部分の上方に、該押圧される部分よりも前後方向に長いスリットを形成する事ができる。
この様なスリットを形成する事で、前記調節ロッドを前記固定側通孔の上端部に変位させた状態でクランプした場合にも、前記両支持板部を変形させ易くできる。この為、前記調節ロッドの上下位置(チルト位置)に拘らず、クランプ時に、前記被押圧部裏面を前記変位ブラケットの外側面に確実に当接させる事ができ、調節レバーの操作力を一定にする事ができる。
又、この様な発明を実施する場合には、例えば、前記スリットの前後方向端部に、該スリットの前後方向中間部よりも下端縁が下方に位置する幅広部を設ける。そして、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に、前記支持板部の内側面のうち、前後方向に関して前記幅広部よりも前記固定側通孔寄り部分を、前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付ける事ができる。
又、本発明を実施する場合には、例えば、前記支持板部の内側面のうち、前記被押圧部裏面を挟んで両側(例えば前後方向両側)に位置する部分に、自由状態で、該被押圧部裏面よりも幅方向内方に突出した1対の突条部を設ける事ができる。
或いは、前記変位ブラケットに形成する変位側通孔が単なる円孔である場合には、該変位側ブラケットの外側面のうち、該変位側通孔を挟んで前後方向両側部分に、幅方向外方に突出した1対の突条部を設ける事もできる。
尚、何れの場合にも、前記各突条部の先端面(幅方向内端面)の形状に関しては、平坦面状(斜面を含む)としても良いし、断面凸円弧形状としても良い。
更に、本発明を実施する場合には、例えば、前記支持板部の内側面と前記変位ブラケットの外側面とを、例えばゴム板又は合成樹脂板等の弾性材製の被挟持部材を介して当接させる事ができる。
上述の様に構成する、本発明のステアリングホイールの位置調節装置によれば、クランプ状態にて、支持ブラケットを構成する支持板部の内側面と変位ブラケットの外側面との接触面積を大きく確保でき、前記支持ブラケットに対する前記変位ブラケットの支持剛性を高める事ができる。
即ち、本発明の場合には、前記支持板部の内側面のうち、押圧部材により該支持板部の外側面が押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面に隣接する部分を、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付ける。そして、この状態で、前記被押圧部裏面を、前記変位ブラケットの外側面から離隔させている。
この為、本発明の場合には、前記クランプ状態で、前記支持板部の内側面のうち、少なくとも前記被押圧部裏面に隣接する部分を、前記変位側ブラケットの外側面に対して押し付ける事ができる。
従って、前述した従来構造の場合の様に、支持板部の内側面のうちの被押圧部裏面のみが変位ブラケットの外側面に対して押し付けられ、その他の部分が反り変形する場合に比べて、前記支持板部の内側面と前記変位ブラケットの外側面との接触面積を大きく確保する事が可能になり、前記支持ブラケットに対する前記変位ブラケットの支持剛性を高める事が可能になる。
本発明の第1実施形態に関して、ステアリングホイールを前後方向及び上下方向の中間部に位置させた状態で示す、ステアリング装置の部分側面図。 図1のA−A断面図。 図2のB−B断面図であり、(A)はアンクランプ状態を示しており、(B)はクランプ状態を示している。 図2のC−C断面図であり、(A)はアンクランプ状態を示しており、(B)はクランプ状態を示している。 (A)〜(C)は、ステアリングホイールを、前後方向中間部にて、上端縁、上下方向中間部、及び、下端縁にそれぞれ変位させた3例を示す、図1に相当する図。 (A)〜(C)は、ステアリングホイールを、上下方向中間部にて、後端縁、前後方向中間部、及び、前端縁にそれぞれ変位させた3例を示す、図1に相当する図。 (A−a)〜(C−c)は、ステアリングホイールを前後方向及び上下方向にそれぞれ変位させた9例を示す、図1のD部に相当する図。 (A)及び(B)は、本発明の第2実施形態を示す、図3(A)及び図3(B)に相当する図。 (A)及び(B)は、本発明の第3実施形態を示す、図3(A)及び図3(B)に相当する図。 本発明の第4実施形態を示す、図9(B)に相当する図。 (A)及び(B)は、本発明の第5実施形態を示す、図3(A)及び図3(B)に相当する図。 本発明の対象となるステアリングホイールの位置調節装置を備えた自動車用操舵装置の1例を示す図。 従来構造の問題点を説明する為に示す、図3(B)に相当する図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に就いて、図1〜7を参照しつつ説明する。本実施形態のステアリング装置では、後端部にステアリングホイール4(図12参照)を固定したステアリングシャフト3aが、筒状のステアリングコラム2aの内側に回転自在に支持されている。該ステアリングコラム2aは、その中間部を、支持ブラケット17aに対し支持されている。該支持ブラケット17aは、車体1(図12参照)に対し、衝突事故に伴う二次衝突により、前方に離脱可能に支持されている。ステアリングコラム2aの前端部には、電動式パワーステアリング装置用のギヤハウジング25(図12参照)が結合固定されている。該ギヤハウジング25は、車体1に対し、該ギヤハウジング25を幅方向に挿通した枢軸11(図12参照)を中心とする揺動変位を可能に支持されており、ステアリングホイール4の上下位置を調節可能なチルト機構を構成している。更に、本実施形態の場合には、チルト機構に加えて、ステアリングホイール4の前後位置を調節する為のテレスコピック機構も組み込んでいる。
テレスコピック機構を構成する為に、ステアリングコラム2aは、インナコラム13aの後部にアウタコラム12aの前部を軸方向の相対変位を可能に外嵌する事により構成されている。又、該アウタコラム12aの前端寄り部分の上部には、鋼板等の十分な剛性を有する金属板を曲げ形成して成る、断面略U字形の変位ブラケット16aが、溶接等により固定されている。又、該変位ブラケット16aの幅方向両端部を構成する互いに平行な1対の平板状の側板部26、26において、幅方向に互いに重なる部分には、それぞれ前後方向(アウタコラム12aの軸方向)に長い、変位側通孔18a、18aが形成されている。更に、ステアリングシャフト3aは、インナシャフト15(図12参照)の後部にアウタシャフト14aの前部を、スプライン係合等により、トルク伝達を可能に、且つ、軸方向の相対変位を可能に外嵌する事により構成されている。
支持ブラケット17aは、それぞれが鋼板等の十分な剛性を有する金属板製の複数の部品同士を溶接等により結合して成るもので、車体1に支持する為の取付板部27と、該取付板部27の下面に対して溶接により固定された、幅方向に互いに平行に離隔した1対の支持板部19a、19aとを備える。そして、両支持板部19a、19aにより、変位ブラケット16aを構成する両側板部26、26の外側面を幅方向両側から挟持している。又、両支持板部19a、19aにおいて、幅方向に互いに重なる部分には、枢軸11を中心とする部分円弧状の、固定側通孔20a、20aが形成されている。
特に本実施形態の場合、固定側通孔20a、20aよりも上方に位置する支持板部19a、19aの上端縁部には、前後方向に長い略U字形のスリット28、28が形成されている。スリット28、28は、前後方向中間部に設けられた直線状の幅狭部29と、前後方向両端部に設けられた略半円形状の1対の幅広部30、30とから構成されている。幅広部30、30の下端縁は、幅狭部29の下端縁よりも下方に位置している。又、本実施形態の場合、支持板部19a、19aの上端縁のうち、スリット28、28が形成された部分から前後方向に外れた部分を、取付板部27の下面に対し溶接固定している。
支持板部19a、19aには、固定側通孔20a、20aを挟んで前後方向両側部分に、自由状態で、固定側通孔20a、20aが形成された部分よりも、幅方向内方に突出(オフセット)した帯状の突条部31a、31bが設けられている。又、各突条部31a、31bは、固定側通孔20a、20aと同様に、枢軸11を中心とする部分円弧状に形成されており、各支持板部19a、19aの上端縁から下端縁に亙る全範囲にプレス加工等により形成されている。これにより、各突条部31a、31bの上端部は、各幅広部30、30をそれぞれ囲む状態で設けられている。又、各突条部31a、31bの先端面(内側面)は、それぞれ平坦面状に形成されており、同一平面上に位置している。図3、4に示した様に、支持板部19a、19aにおいて、固定側通孔20a、20aが形成された部分と各突条部31a、31bとの間には、幅方向外側に凸になった断面略V字形の1対の屈曲部32a、32bが設けられている。又、支持板部19a、19aにおいて、固定側通孔20a、20aが形成された、各屈曲部32a、32b同士の間部分は、平坦面状に構成されており、その前後方向幅寸法は、後述する被駆動側カム35及び鍔部36の前後方向幅寸法よりも僅かに大きく設定されている。
そして、固定側通孔20a、20aの一部と変位側通孔18a、18aの一部とを幅方向に重ね合わせた状態で、これら各通孔18a、20aに調節ロッド21aが挿通されている。そして、該調節ロッド21aを含んで構成される拡縮機構により、支持板部19a、19a同士の間隔を拡縮可能としている。この様な拡縮機構を構成する為に、調節ロッド21aの先端部(図2の左端部、図3の下端部)で、支持板部19a、19aのうちの一方(図2の左方)の支持板部19aの外側面から突出した部分に、調節レバー33の基端部を結合固定し、一方の支持板部19aの外側面と調節レバー33との間に、カム装置22aを設けている。該カム装置22aは、駆動側カム34と被駆動側カム35との相対変位に基づいて軸方向寸法を拡縮するもので、被駆動側カム35を、一方の支持板部19aに形成した固定側通孔20aに、該固定側通孔20aに沿った変位のみを可能に(回転を阻止した状態で)係合させている。一方、駆動側カム34は、調節レバー33により、調節ロッド21aの周囲で回動可能としている。又、調節ロッド21aの先端部にはナット39を螺合し、カム装置22a等の抜け止めを図っている。これに対し、調節ロッド21aの基端部(図2の右端部、図4の上端部)で、両支持板部19a、19aのうちの他方(図2の右方)の支持板部19aの外側面から突出した部分に、外向フランジ状の鍔部36を固設している。そして、該鍔部36を他方の支持板部19aに形成した固定側通孔20aに、この固定側通孔20aに沿った変位のみを可能に係合させている。この様な構成を有する本実施形態の場合、被駆動側カム35及び鍔部36が、本発明の1対の押圧部材に相当する。
上述の様なチルト機構及びテレスコピック機構を備えた本実施形態の構造では、図5に示す様に、調節ロッド21aが固定側通孔20a、20a内で変位できる範囲で、ステアリングホイール4の上下位置を調節できる。又、図6に示す様に、調節ロッド21aが変位側通孔18a、18a内で変位できる範囲で、ステアリングホイール4の前後位置を調節できる。この調節作業時には、調節レバー33を下方(又は上方)に揺動変位させて、カム装置22aの軸方向寸法を縮める。これにより、1対の押圧部材である被駆動側カム35と鍔部36との間隔を拡げ、アンクランプ状態とする。この状態では、両支持板部19a、19aの内側面と両側板部26、26の外側面との当接部の面圧が低下乃至は喪失し、調節作業を軽い力で行える。これに対し、ステアリングホイール4を調節後の位置に保持するには、該ステアリングホイール4を所望位置に移動させた後、調節レバー33を上方(又は下方)に揺動変位させて、カム装置22aの軸方向寸法を拡げる。これにより、被駆動側カム35と鍔部36との間隔を縮めて、クランプ状態とする。この状態では、各当接部の面圧が高くなり、ステアリングホイール4を、調節後の位置に保持できる。
特に本実施形態の場合には、上述の様なアンクランプ状態からクランプ状態に変更する(切り替える)際に、図3(A)に示した様に、一方の支持板部19aの内側面のうち、被駆動側カム35により該支持板部19aの外側面が押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面24aを挟んで前後方向両側に位置する両突条部31a、31bの先端面を、変位ブラケット16aの側板部26の外側面に対して最初に押し付ける。そして、この状態(突条部31a、31bの先端面を側板部26の外側面に押し付けた状態)で、被押圧部裏面24aを、側板部26の外側面から離隔させている。つまり、アンクランプ状態からクランプ状態に移行する過程の途中段階までは、被押圧部裏面24aを側板部26の外側面に押し付けない様にしている。尚、図5〜7には、アンクランプ状態からクランプ状態に変更した際に互いに対向する、一方の支持板部19aの内側面と側板部26の外側面とのうち、最初に当接する部分である、突条部31a、31aの先端面と側板部26の外側面との当接部を斜格子模様により表している。そして、カム装置22aの軸方向寸法を拡げ、被駆動側カム35と鍔部36との間隔を縮めたクランプ状態では、図3(B)に示した様に、突条部31a、31bの先端面を側板部26の外側面に対して当接させたまま、被駆動側カム35による押圧力により両屈曲部32a、32bを弾性変形させる事で、被押圧部裏面24aを側板部26の外側面に対して押し付ける。本実施形態の場合、該被押圧部裏面24aを該側板部26の外側面に、クランプ状態に完全に移行するよりも少し前から押し付け始め、該クランプ状態に完全に移行した段階で、被押圧部裏面24aと変位ブラケット16aの外側面との当接圧を、突条部31a、31aの先端面と該変位ブラケット16aの外側面との当接圧とほぼ同じだけ確保している。
又、他方の支持板部19aに関しても、一方の支持板部19aと同様に、該他方の支持板部19aの内側面と側板部26の外側面との当接状態を規制している。具体的には、図4(A)に示した様に、アンクランプ状態からクランプ状態に変更する際に、他方の支持板部19aの内側面のうち、鍔部36により該支持板部19aの外側面が押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面24aを挟んで前後方向両側に位置する突条部31a、31bの先端面を、側板部26の外側面に対して最初に押し付ける。そして、この状態(突条部31a、31bの先端面を側板部26の外側面に押し付けた状態)で、被押圧部裏面24aを、側板部26の外側面から離隔させている。つまり、アンクランプ状態からクランプ状態に移行する過程の途中段階までは、被押圧部裏面24aを側板部26の外側面に押し付けない様にしている。又、他方の支持板部19aに関しても、クランプ状態に完全に移行するよりも少し前から、該被押圧部裏面24aを該側板部26の外側面に押し付け始め、クランプ状態に完全に移行した段階で、被押圧部裏面24aと変位ブラケット16aの外側面との当接圧を、突条部31a、31aの先端面と該変位ブラケット16aの外側面との当接圧とほぼ同じにしている。
しかも、本実施形態の場合には、調節ロッド21aを両固定側通孔20a、20aの内側で上端縁から下端縁まで変位させた場合の全範囲に於いて、アンクランプ状態からクランプ状態へと変更する際に、支持板部19a、19aの内側面のうち、各突条部31a、31bの先端面を、側板部26、26の外側面に対して最初に押し付ける様にしている。又、本実施形態の場合には、各支持板部19a、19aの上端縁に両スリット28、28を形成し、当該部分に溶接を施さない様にする事で、調節ロッド21aを両固定側通孔20a、20aの上端縁に位置させた状態(ステアリングホイール4を上方に移動させた状態)であっても、各突条部31a、31bの先端面を各側板部26、26の外側面に対し確実に当接させられる様にしている。又、各突条部31a、31bの形成位置及び前後方向幅寸法を適正に規制する事で、調節ロッド21aを変位側通孔18a、18aの内側で前端縁から後端縁まで変位させた場合の全範囲に於いて、アンクランプ状態からクランプ状態へと変更する際に、支持板部19a、19aの内側面のうち、各突条部31a、31bの先端面を、側板部26、26の外側面に対し最初に押し付けられる様にしている。特に本実施形態の場合には、各突条部31a、31bの上端部を、各幅広部30、30を囲む状態で設けている。この為、アンクランプ状態からクランプ状態へと変更する際に、両支持板部19a、19aの弾性変形に伴って、各突条部31a、31bの先端面のうち、前後方向に関して各幅広部30、30よりも固定側通孔20a、20a寄り部分(前側の突条部31aの後端寄り部分及び後側の突条部31bの前端寄り部分)を、側板部26、26の外側面に、最初且つ確実に押し付けられる。
したがって、本実施形態では、図3(A)に示すように、支持板部19a、19aの内側面には、固定側通孔20a、20aの周囲で、被駆動側カム35及び鍔部36により該支持板部19a、19aの外側面が押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面24a、24aと、該被押圧部裏面24a、24aを挟んで前後方向両側に位置する両突条部31a、31bの先端面と、が設けられる。そして、自由状態、即ち、被駆動側カム35と鍔部36の間隔を拡げたアンクランプ状態において、両突条部31a、31bの先端面は、被押圧部裏面24a、24aよりも幅方向内方、即ち、変位ブラケット16a、16aの外側面寄りに位置している。
以上の様な構成を有する本実施形態のステアリング装置の場合、クランプ状態にて、支持ブラケット17aを構成する両支持板部19b、19bの内側面と変位ブラケット16aを構成する両側板部26、26の外側面との接触面積を大きく確保でき、支持ブラケット17aに対する変位ブラケット16aの支持剛性を高める事ができる。又、該接触面積は、チルト機構及びテレスコピック機構によるステアリングホイール4の調整位置に関わらず、略一定となり、安定した保持力を得ることができる。
即ち、本実施形態の場合には、両支持板部19a、19aのそれぞれの内側面に関して、押圧部材である被駆動側カム35及び鍔部36により該支持板部19a、19aの外側面が押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面24a、24aを挟んで前後両側に位置する各突条部31a、31bの先端面を、アンクランプ状態からクランプ状態へと変更する際に両側板部26、26の外側面に対して最初に押し付ける。そして、この状態で、被押圧部裏面24a、24aを、側板部26、26の外側面から離隔させている。別な言い方をすれば、アンクランプ状態からクランプ状態へと変更する際に(アンクランプ状態からクランプ状態に移行する過程の途中段階まで)、被押圧部裏面24a、24aを両側板部26、26の外側面から離隔させており、各突条部31a、31bの先端面を、アンクランプ状態からクランプ状態へと変更する際に側板部26、26の外側面に対して最初に押し付ける様にしている。具体的には、両側板部26、26の外側面が各突条部31a、31bの先端面のみと当接している状態から、調節レバー33を操作し(カム装置22aの軸方向寸法を拡げ)クランプ状態に移行するのに伴って、各屈曲部32a、32bを弾性変形させる事により、被押圧部裏面24a、24aを側板部26、26の外側面に対して押し付ける。この様に、本実施形態の場合には、クランプ状態で、各支持板部19a、19aの内側面のうち、各突条部31a、31bの先端面及び各被押圧部裏面24a、24aを、各側板部26、26の外側面に対して押し付ける事ができる。従って、前述した従来構造の場合の様に、被押圧部裏面のみが変位ブラケットの外側面に対して押し付けられ、その他の部分が反り変形する場合に比べて、支持板部19a、19aの内側面と側板部26、26の外側面との接触面積を大きく確保する事が可能になり、支持ブラケット17aに対する変位ブラケット16aの支持剛性を高める事が可能になる。
又、本実施形態の場合には、両支持板部19a、19aのうち、被駆動側カム35及び鍔部36により外側面が押圧される部分の上端縁部に、該押圧される部分よりも前後方向に長い両スリット28、28を形成している。この為、調節ロッド21aを各固定側通孔20a、20aの上方に移動させた場合であっても、クランプ時に、支持板部19a、19aを弾性変形させ易くする事が可能になり、被押圧部裏面24a、24aを、側板部26、26の外側面に確実に当接させる事ができる。この為、本実施形態の場合には、調節ロッド21aの上下位置(チルト位置)に拘らず、クランプ時に、被押圧部裏面24a、24aを側板部26、26の外側面に確実に当接させる事ができ、調節レバー33の操作力を一定にする事ができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に就いて、図8を参照しつつ説明する。本実施形態の場合にも、支持板部19bには、固定側通孔20aを挟んで前後方向両側部分に、自由状態で、該固定側通孔20aが形成された部分よりも、幅方向内方に突出(オフセット)した帯状の突条部31c、31dが形成されている。特に本実施形態の場合には、両突条部31c、31dの先端面は、幅方向内方に突出した断面凸形状とされている。
この様な構成を有する本実施形態の場合にも、図8(A)に示す様に、アンクランプ状態からクランプ状態に変更する際に、支持板部19bの内側面のうち、被駆動側カム35により該支持板部19bの外側面が押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面24aを挟んで前後方向両側に位置する突条部31c、31dの先端面を、変位ブラケット16aの側板部26の外側面に対して最初に押し付ける。そして、この状態で、被押圧部裏面24aは、側板部26の外側面から離隔している。そして、カム装置22aの軸方向寸法を拡げ、被駆動側カム35と鍔部36(図2参照)との間隔を縮めたクランプ状態では、図8(B)に示した様に、突条部31c、31dの先端面を側板部26の外側面に対して当接させたまま、これら突条部31c、31d同士の間部分を弾性変形させる事で、被押圧部裏面24aを側板部26の外側面に対して押し付ける。
この様な構成を有する本実施形態の場合、前述した第1実施形態の場合に比べて、支持板部19bに施す曲げ加工を少なくできる。この為、ステアリング装置の製造コストの低減を図る上で有利になる。
その他の構成及び作用効果に就いては、第1実施形態の場合と同様である。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に就いて、図9を参照しつつ説明する。本実施形態の場合には、前述した第1及び第2実施形態の様に、支持板部19cに対して1対の突条部は形成せず、該支持板部19cを、自由状態で、前後方向中間部(固定側通孔20aが形成された部分)が前後方向両側部分よりも幅方向外側に突出する様に湾曲させると共に、前後方向両端部に、幅方向外側に向けて折れ曲がった折れ曲がり部37、37を設けている。
この様な構成を有する本実施形態の場合にも、図9(A)に示す様に、アンクランプ状態からクランプ状態に変更する際に、支持板部19cの内側面のうち、被駆動側カム35により該支持板部19cの外側面が押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面24aを挟んで前後方向両側に位置する折れ曲がり部37、37の基端部内側面を、変位ブラケット16aの側板部26の外側面に対して最初に押し付ける。そして、この状態で、被押圧部裏面24aは、側板部26の外側面から離隔している。そして、カム装置22aの軸方向寸法を拡げ、被駆動側カム35と鍔部36(図2参照)との間隔を縮めたクランプ状態では、図9(B)に示した様に、折れ曲がり部37、37の基端部内側面を側板部26の外側面に対して当接させたまま、支持板部19cのうち、前後方向に関して折れ曲がり部37、37同士の間部分を平坦面状に弾性変形させる事で、被押圧部裏面24aを含む前記間部分全体を側板部26の外側面に対して押し付ける。
この様な構成を有する本実施形態の場合にも、前述した第1実施形態の場合に比べて、支持板部19cに施す曲げ加工を少なくできる。この為、製造コストの低減を図る上で有利になる。
その他の構成及び作用効果に就いては、第1実施形態の場合と同様である。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態に就いて、図10を参照しつつ説明する。本実施形態の場合、支持板部19dの形状に関しては、前述した第3実施形態の支持板部19cと同様の形状を有している。但し、本実施形態の場合には、カム装置22aの軸方向寸法を拡げ、被駆動側カム35と鍔部36(図2参照)との間隔を縮めたクランプ状態であっても、折れ曲がり部37、37の基端部内側面を側板部26の外側面に対して押し付けるだけで、支持板部19dの内側面のうち、被駆動側カム35により該支持板部19dの外側面が押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面24aに関しては、側板部26の外側面に対して押し付けない様にしている。つまり、クランプ状態であっても、被押圧部裏面24aと側板部26の外側面との間に隙間を設けている。
以上の様な構成を有する本実施形態の場合には、支持板部19dの内側面と側板部26の外側面との接触面積を増やす面からは不利になるが、該支持板部19dを構成する金属板として、剛性の高いものを選択する事が可能になる為、支持ブラケット17aに対する変位ブラケット16aの支持剛性を高くする事が可能になる。
その他の構成及び作用効果に就いては、第1及び第3実施形態の場合と同様である。
[第5実施形態]
本発明の第5実施形態に就いて、図11を参照しつつ説明する。本実施形態の場合には、支持板部19eの内側面および変位ブラケット16aを構成する側板部26の外側面を、何れも平坦面状に構成している。そして、本実施形態の場合には、支持板部19eの内側面と側板部26の外側面との間に、それぞれが枢軸11(図12参照)を中心とする部分円弧状である1対の樹脂板38a、38bを挟持している。より具体的には、支持板部19eの内側面のうち、被押圧部裏面24aを挟んで前後方向両側部分と、側板部26の外側面との間に、樹脂板38a、38bを挟持している。尚、本実施形態の場合には、これら樹脂板38a、38bとして、合成樹脂製のものを使用しており、支持板部19eの内側面に固定(例えば貼着)している。
以上の様な構成を有する本実施形態の場合には、図11(A)に示す様に、アンクランプ状態からクランプ状態に変更する際に、支持板部19eの内側面のうち、被駆動側カム35により該支持板部19eの外側面が押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面24aに関しては、側板部26の外側面から離隔させたまま、該被押圧部裏面24aを挟んで前後方向両側に位置する樹脂板38a、38bの内側面を、側板部26の外側面に対して最初に押し付ける。そして、カム装置22aの軸方向寸法を拡げ、被駆動側カム35と鍔部36(図2参照)との間隔を縮めたクランプ状態では、図11(B)に示した様に、両樹脂板38a、38bの内側面を側板部26の外側面に対して当接させたまま、支持板部19eのうち、前後方向に関して樹脂板38a、38bが固定された部分の間部分を、幅方向内側に弾性変形させる事で、被押圧部裏面24aを側板部26の外側面に対して押し付ける。
この様な構成を有する本実施形態の場合にも、樹脂板38a、38bが別途必要になるものの、支持板部19eに施す曲げ加工を施さずに済む為、製造コストの低減を図る上で有利になる。
その他の構成及び作用効果に就いては、第1実施形態の場合と同様である。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜、変形、改良などが可能である。
本発明を実施する場合には、アンクランプ状態からクランプ状態に変更した際に、変位ブラケット16aの外側面を押し付ける部分は、上記実施形態で説明した場合の様に、被押圧部裏面24aを挟んで両側に位置する部分に限定されず、被押圧部裏面24aに隣接する部分であればよい。
又、例えば、上記実施形態の突条部は、被押圧部裏面24aを挟んで両側に位置する部分のうち、片側にのみ配置されてもよい。
又、本発明を実施する場合には、支持ブラケットを構成する1対の支持板部のうち、一方の支持板部に関して、アンクランプ状態からクランプ状態に変更した際に、被押圧部裏面に隣接する部分が、変位ブラケットの外側面を押し付ける構成を採用できる。
又、上記実施形態では、固定側通孔20a、20aは、枢軸11を中心とする部分円弧状としているが、チルト機構を構成するものであれば、例えば、固定側通孔20a、20aは、上下方向に直線状に延びる矩形形状であってもよい。この場合、帯状の突条部31a、31bも、上下方向に直線状に形成される。
又、本発明を実施する場合には、上記実施形態で説明した場合の様に、チルト機構及びテレスコピック機構の両方の機構を備えている必要はなく、何れかの機構を備えていればよい。
又、本発明を実施する場合には、変位ブラケットを有するアウタコラムを前側に、インナコラムを後側としてもよい。
又、上記実施形態では、カム装置22aによって拡縮機構を構成しているが、本発明の拡縮機構はこれに限らず、例えば、ねじによって構成されてもよい。
又、本発明を実施する場合には、変位ブラケットの位置を下方に変更しても良いし、前述した各実施形態の構造を適宜組み合わせて実施する事もできる 。
本出願は、2015年9月29日出願の日本特許出願2015−191604に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
1 車体
2、2a ステアリングコラム
3、3a ステアリングシャフト
4 ステアリングホイール
5a、5b 自在継手
6 中間シャフト
7 ステアリングギヤユニット
8 入力軸
9 タイロッド
10 電動モータ
11 枢軸
12、12a アウタコラム
13、13a インナコラム
14、14a アウタシャフト
15 インナシャフト
16、16a 変位ブラケット
17、17a 支持ブラケット
18、18a 変位側通孔
19、19a〜19e 支持板部
20、20a 固定側通孔
21、21a 調節ロッド
22、22a カム装置
23 被駆動側カム
24、24a 被押圧部裏面
25 ギヤハウジング
26 側板部
27 取付板部
28 スリット
29 幅狭部
30 幅広部
31a〜31d 突条部
32a、32b 屈曲部
33 調節レバー
34 駆動側カム
35 被駆動側カム
36 鍔部
37 折れ曲がり部
38a、38b 樹脂板
39 ナット

Claims (11)

  1. 後端部にステアリングホイールを支持固定したステアリングシャフトを内側に回転自在に支持した筒状のステアリングコラムと、
    該ステアリングコラムに設けられた変位ブラケットと、
    該変位ブラケットを幅方向両側から挟む1対の支持板部を有し、車体に支持される支持ブラケットと、
    前記両支持板部の幅方向両側に配置され、幅方向に関する間隔を拡縮可能とされた1対の押圧部材とを備え、
    前記押圧部材間の間隔を縮めたクランプ状態で、前記両支持板部の内側面により前記変位ブラケットの両外側面を幅方向両側から挟持するステアリングホイールの位置調節装置であって、
    前記両支持板部のうちの少なくとも一方の支持板部の内側面は、前記押圧部材により該支持板部の外側面が押圧される部分の裏側に位置する被押圧部裏面を備え 、
    前記少なくとも一方の支持板部の内側面のうち、前記被押圧部裏面に隣接する部分が、前記押圧部材間の間隔を拡げたアンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付けられ、この状態で、前記被押圧部裏面が前記変位ブラケットの外側面から離隔している事を特徴とするステアリングホイールの位置調節装置。
  2. 前記両支持板部のそれぞれの内側面に関して、前記被押圧部裏面に隣接する部分が、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付けられ、この状態で、前記被押圧部裏面が前記変位ブラケットの外側面から離隔している、請求項1に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  3. 前記支持板部の内側面のうちの前記被押圧部裏面が、前記クランプ状態で、前記変位ブラケットの外側面に対して押し付けられる、請求項1又は2に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  4. 前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に、前記支持板部の内側面のうち、前記被押圧部裏面を挟んで両側に位置する部分が、前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付けられる、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  5. 前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に、前記支持板部の内側面のうち、前記被押圧部裏面の前後方向両側部分が、前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付けられる、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  6. 前記変位ブラケットに形成された前後方向に長い長孔である変位側通孔と、前記両支持板部に形成された固定側通孔とに、調節ロッドが幅方向に挿通されており、
    該調節ロッドのうち、前記両支持板部の外側面から突出した部分に前記両押圧部材が設けられており、
    前記調節ロッドを前記変位側通孔の内側で前端縁から後端縁まで変位させた場合の全範囲に於いて、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に、前記支持板部の内側面のうち、前記被押圧部裏面の前後方向両側部分が、前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付けられる、請求項5に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  7. 前記変位ブラケットに形成された変位側通孔と、前記両支持板部に形成された上下方向に長い長孔である固定側通孔とに、調節ロッドが幅方向に挿通されており、
    該調節ロッドのうち、前記両支持板部の外側面から突出した部分に前記両押圧部材が設けられており、
    前記調節ロッドを前記固定側通孔の内側で上端縁から下端縁まで変位させた場合の全範囲に於いて、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に、前記支持板部の内側面のうち、前記被押圧部裏面の前後方向両側部分が、前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付けられる、請求項5又は6に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  8. 前記支持板部のうち、前記押圧部材により外側面が押圧される部分の上方に、該押圧される部分よりも前後方向に長いスリットが形成されている、請求項7に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  9. 前記スリットの前後方向端部に前後方向中間部よりも下端縁が下方に位置する幅広部が設けられており、前記アンクランプ状態から前記クランプ状態へと変更する際に、前記支持板部の内側面のうち、前後方向に関して前記幅広部よりも前記固定側通孔寄り部分が、前記変位ブラケットの外側面に対して最初に押し付けられる、請求項8に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  10. 前記支持板部のうち、前記被押圧部裏面に隣接する部分に、自由状態で、該被押圧部裏面が形成された部分よりも幅方向内方に突出した1対の突条部が設けられている、請求項1〜9のうちの何れか1項に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
  11. 前記支持板部の内側面と前記変位ブラケットの外側面とが被挟持部材を介して当接する、請求項1〜10のうちの何れか1項に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
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