JP6287579B2 - クロスフローファン、電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、クロスフローファン及び前記クロスフローファンを備える電子機器に関する。
電子機器では、内部温度の上昇抑制などの目的でクロスフローファンを用いて冷却が行われることがある。この種のクロスフローファンは、シャフトの両端が軸受けによって回転可能に支持され、そのシャフトの一端に連結されたモーターによって回転駆動される(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−274486号公報
ところで、この種のクロスフローファンの組み立て時には、クロスフローファンのシャフトの両端を軸受けに固定する工程に加えて、モーターの駆動軸とクロスフローファンのシャフトとを連結部材で連結する工程が必要である。また、クロスフローファンの振動を抑制する防振機能を実現するためには、例えば軸受けと筐体との間に防振ゴムなどを配置する工程も必要である。
本発明の目的は、防振機能を実現しつつ組み立て工数を減らすことのできるクロスフローファン及び前記クロスフローファンを備える電子機器を提供することにある。
本発明の一の局面に係るクロスフローファンは、シャフトと、複数の羽根車と、第1連結部と、第2連結部とを備える。前記羽根車は、前記シャフトが挿通される開口部、前記シャフトの軸方向における第1端部及び第2端部に設けられ相互に嵌合可能な第1嵌合部、及び前記第1端部及び前記第2端部の間に設けられた羽根部を有する。前記第1連結部には、駆動力が伝達される駆動軸が嵌挿される第1嵌挿部及び前記シャフトが嵌挿される第2嵌挿部が表裏面に同軸上に設けられている。また、前記第1連結部は弾性を有する。前記第2連結部は、複数の前記羽根車のうち前記シャフトの軸方向の一端に位置する前記羽根車の前記第2端部の前記第1嵌合部に嵌合可能な第2嵌合部、及び前記第1連結部が結合される結合部を含む。
本発明の他の局面に係る電子機器は、前記クロスフローファンと、前記駆動軸を回転させる駆動部とを備える。
本発明によれば、防振機能を実現しつつ組み立て工数を減らすことのできるクロスフローファン及び電子機器が実現される。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子機器の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る電子機器のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るクロスフローファンの構成を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るクロスフローファンの羽根車の斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るクロスフローファンの羽根車の斜視図である。 図6は、本発明の実施の形態に係るクロスフローファンの羽根車の側面図である。 図7は、本発明の実施の形態に係るクロスフローファンの連結部の表面を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係るクロスフローファンの連結部の裏面を示す図である。 図9は、図8におけるIX−IX矢視断面図である。 図10は、本発明の実施の形態に係るクロスフローファンの軸受部を説明するための断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[電子機器10の概略構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る電子機器10の概略構成について説明する。なお、図1は前記電子機器10の内部構成を示す模式図である。
図1及び図2に示すように、前記電子機器10は、ADF1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、操作表示部6、及び冷却部7などを備える複合機である。なお、本発明は、スキャナー、プリンター、ファクシミリー装置、及びコピー機のような画像読取装置又は画像形成装置などの電子機器にも適用可能である。また、本発明は、空気調和器、冷蔵庫、電子レンジなどの各種の電子機器にも適用可能である。
前記ADF1は、原稿セット部11、複数の搬送ローラー12、原稿押さえ13、及び排紙部14を備える自動原稿搬送装置である。前記画像読取部2は、原稿台21、読取ユニット22、ミラー23、ミラー24、光学レンズ25、及びCCD(Charge Coupled Device)26を備える。前記画像形成部3は、前記画像読取部2で読み取られた画像データに基づいて画像を形成する画像形成処理(印刷処理)を実行することが可能な電子写真方式の画像形成部である。具体的に、前記画像形成部3は、感光体ドラム31、帯電装置32、光走査装置(LSU)33、現像装置34、トナーコンテナ34A、転写ローラー35、クリーニング装置36、定着ローラー37、加圧ローラー38、及び排紙トレイ39を備える。
前記制御部5は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を備える。前記操作表示部6は、前記制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶パネルなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて前記制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
前記冷却部7は、図1に示すように、前記画像形成部3のシート搬送経路における前記定着ローラー37の下流側に設けられており、前記電子機器10の内部において送風による冷却機能を実現する。具体的に、図1及び図2に示すように、前記冷却部7は、駆動部71及びクロスフローファン72を備える。前記駆動部71は、前記クロスフローファン72の回転に必要な駆動力を生じさせるモーターなどの駆動源を含む。前記クロスフローファン72は、軸方向に垂直な方向から吸気して、前記軸方向に垂直な方向に送風するファンである。具体的に、前記電子機器10において、前記クロスフローファン72は、前記駆動部71から伝達される駆動力によって回転駆動し、前記画像形成部3のシート搬送経路に向けて送風を行うことにより、前記定着ローラー37を通過した後のシートを冷却する。なお、前記電子機器10が、例えば空気調和器である場合には、前記冷却部7の前記クロスフローファン72は、前記空気調和器の送風口から外部への送風を行う。
ところで、前記クロスフローファン72のようなクロスフローファンは、シャフトの両端が軸受けによって回転可能に支持され、そのシャフトの一端に連結されたモーターによって回転駆動されることがある。この種のクロスフローファンの組み立て時には、クロスフローファンのシャフトの両端を軸受けに固定する工程に加えて、モーターの駆動軸とクロスフローファンのシャフトとを連結部材で連結する工程が必要である。また、クロスフローファンの振動を抑制する防振機能を実現するためには、例えば軸受けと筐体との間に防振ゴムなどを配置する工程も必要である。これに対し、前記電子機器10に設けられた前記クロスフローファン72では、後述するように防振機能を実現しつつ組み立て工数が省減される。
以下、図3〜図10を参照しつつ、前記クロスフローファン71について説明する。なお、以下では説明の便宜上、各図で定義されている上下方向及び左右方向を用いて説明することがある。
図3に示すように、前記クロスフローファン72は、シャフト73と、複数の羽根車74と、連結部75と、係止部76とを備える。前記シャフト73には、複数の前記羽根車74が嵌挿されており、複数の前記羽根車74は、軸方向に沿って連結されている。前記羽根車74各々は、前記軸方向に垂直な方向から吸引した空気を前記軸方向に垂直な方向に送風するファンである。なお、前記クロスフローファン72が有する前記羽根車74の数は、必要な送風範囲を考慮して適宜変更が可能である。
前記連結部75及び前記係止部76は、連結された複数の前記羽根車74の両端部に設けられ、前記シャフト73における前記羽根車74の軸方向の移動を規制する。また、図3に示すように、前記連結部75には、前記駆動部71からの駆動力を伝達する駆動軸71Aが連結されている。前記シャフト73の前記駆動軸71A側の端部は、前記連結部775を介して前記駆動軸71Aで回転可能に支持されている。前記シャフト73の前記駆動軸71Aと反対側の端部は、後述の軸受部77(図10参照)で回転可能に支持されている。そして、前記クロスフローファン72は、前記駆動部71から前記駆動軸71Aを介して伝達される動力により回転し、前記軸方向に垂直な方向に送風する。
より具体的に、前記羽根車74は、図4及び図5に示すように、右方向の第1端部742を底部として有すると共に、左方向の第2端部744を開放端部として有する有底円筒状に形成されている。なお、前記羽根車74は、樹脂などにより一体成型される。
前記第1端部742は、図4に示すように、開口部741及び複数の凸部743を有し、円盤状に形成されている。また、前記第2端部744は、図5に示すように、複数の凹部745を有し、環状に形成されている。そして、図4及び図5に示すように、前記第1端部742及び前記第2端部744の間には、羽根部746が設けられている。
前記開口部741は、図4に示すように、前記第1端部742において前記羽根車74の軸心に当たる位置に形成され、前記シャフト73が挿通可能な開口である。そして、前記シャフト73は、前記羽根車74各々の前記開口部741に挿通されることにより、前記クロスフローファン72の回転時における前記羽根車74各々の前記軸方向に垂直な方向への移動を規制する。
ここで、前記羽根車74において、前記第1端部742の外周面及び前記第2端部744の内周面は、互いに前記軸方向に嵌合可能に形成されている。これにより、前記クロスフローファン72の回転時における前記羽根車74各々の前記軸方向に垂直な方向への移動が、隣接する前記羽根車74によっても規制される。即ち、前記クロスフローファン72では、前記シャフト73の前記開口部741への挿通、並びに前記第1端部742の外周面及び前記第2端部744の内周面の嵌合により、前記クロスフローファン72の回転時における前記羽根車74各々の前記軸方向に垂直な方向への移動が規制される。なお、前記第1端部742の外周面が前記第2端部744の内周面に嵌合しない構成も他の実施形態として考えられる。
前記凸部743は、前記第1端部742の外周面に形成されており、前記軸方向に垂直な方向に突出している。具体的に、前記凸部743は、図4及び図6に示すように、前記第1端部742の外周面において、前記羽根車74の回転方向に沿って等間隔に形成されている。
一方、前記凹部745は、前記第2端部744の内周面に形成されており、前記凸部743に嵌合可能である。具体的に、前記凹部745は、図5に示すように、前記第2端部744の内周面において、前記羽根車74の回転方向に沿って等間隔に形成されている。そして、前記クロスフローファン72では、前記凸部743及び前記凹部745の嵌合により、複数の前記羽根車74が一体に回転可能に前記軸方向に連結される。ここに、前記凸部743及び前記凹部745が、本発明における第1嵌合部の一例であり、特に、前記凹部745が、前記連結部75に連結される第1嵌合部の一例である。
前記羽根部746は、図4及び図5に示すように、前記軸方向に長尺状であって、前記羽根車74の回転方向に沿って環状に配置された複数の羽根を有する。前記羽根車74では、前記羽根部746の複数の前記羽根が前記第2端部744から前記軸方向に平行に延出して前記第1端部742の外周面に接続されている。
ところで、図6に示すように、前記凸部743は、前記第1端部742の外周面において隣接する前記羽根の間に設けられている。更に、前記凸部743及び前記凹部745は、前記軸方向に対向する位置に設けられている。即ち、前記羽根車74の形状は、前記羽根車74を成形する際に用いられる金型の抜き方向が一方向のみとなるように構成されている。これにより、金型を用いた前記羽根車74の成型時においてスライドコアによる処理が不要となり、前記羽根車74の製造コストを抑制可能である。
前記連結部75は、前述したように前記シャフト73及び前記駆動軸71Aを連結すると共に、前記羽根車74の前記第2端部744に形成された前記凹部745に嵌合して前記羽根車74を前記駆動軸71A及び前記シャフト73に連結する。具体的に、前記連結部75は、図7〜図9に示すように、第1連結部751及び第2連結部752を有する。
前記第1連結部751は、図7〜図9に示すように、前記駆動軸71Aが嵌挿される第1嵌挿部755及び前記シャフト73が嵌挿される第2嵌挿部756が表裏面に同軸上に設けられている。ここで、前記第1連結部751は、弾性を有する合成樹脂(ゴム)などの弾性材料によって形成されている。そのため、前記第1連結部751は、前記クロスフローファン72の回転時における前記羽根車74の振動の前記駆動軸71Aへの伝達を抑制する防振機能を実現することができる。
前記第1嵌挿部755は、図7及び図9に示すように、凹部755A及び傾斜面755Bを有する断面台形状の部位である。前記凹部755Aは、前記駆動軸71Aの嵌挿方向R1に沿って形成された円柱状の挿入空間であり、内径が前記駆動軸71Aの外径より小さい。そして、前記駆動軸71Aは、前記凹部755Aに圧入されることにより前記凹部755Aに嵌挿される。なお、前記駆動軸71Aが、前記凹部755Aに嵌合されることも考えられる。
また、前記傾斜面755Bは、前記第1嵌挿部755の外周面であって、前記駆動軸71Aの嵌挿方向R1に向けて徐々に外径が大きくなる方向に傾斜している。即ち、前記第1嵌挿部755では、前記凹部755Aを形成する部位の厚みが、前記駆動軸71Aの嵌挿方向R1に沿って徐々に大きくなる。
これにより、前記クロスフローファン72では、前記駆動軸71Aの前記嵌挿方向R1の先端において前記凹部755Aから前記駆動軸71Aに作用する圧力が高くなる。従って、前記羽根車74が前記駆動軸71Aの前記嵌挿方向R1の先端を中心に回転することになり、前記駆動軸71Aの振れを抑制することが可能である。また、前記凹部755Aの入口部における前記第1嵌挿部755の厚みが、前記凹部755Aの底部に比べて薄くなっているため、前記凹部755Aに前記駆動軸71Aを圧入させる作業を容易に行うことができる。
同じく、前記第2嵌挿部756は、図8及び図9に示すように、凹部756A及び傾斜面756Bを有する断面台形状の部位である。前記凹部756Aは、前記シャフト73の嵌挿方向R2に沿って形成された円柱状の挿入空間であり、内径が前記シャフト73の外径より小さい。そして、前記シャフト73は、前記凹部756Aに圧入されることにより前記凹部756Aに嵌挿される。なお、前記シャフト73が、前記凹部756Aに嵌合されることも考えられる。
また、前記傾斜面756Bは、前記第2嵌挿部756の外周面であって、前記シャフト73の嵌挿方向R2に向けて徐々に外径が大きくなる方向に傾斜している。即ち、前記第2嵌挿部756では、前記凹部756Aを形成する部位の厚みが、前記シャフト73の嵌挿方向R2に沿って徐々に大きくなる。
これにより、前記クロスフローファン72では、前記シャフト63の前記嵌挿方向R2の先端において前記凹部756Aから前記シャフト73に作用する圧力が高くなる。従って、前記羽根車74が回転する際の前記シャフト73の振れを抑制することが可能である。また、前記凹部756Aの入口部における前記第2嵌挿部756の厚みが、前記凹部756Aの底部に比べて薄くなっているため、前記凹部756Aに前記シャフト73を圧入させる作業を容易に行うことができる。
一方、前記第2連結部752は、図8及び図9に示すように、凸部754(第2嵌合部の一例)及び結合部753を有する。前記凸部754は、複数の前記羽根車74のうち前記シャフト3の軸方向の左側の端部に位置する前記羽根車74の前記第2端部744の前記凹部745に嵌合可能である。これにより、前記羽根車74の前記第2端部744の形状を利用して前記羽根車74を前記シャフト73に固定することが可能となり、前記クロスフローファン72の前記軸方向の端部に位置する前記羽根車74の形状を、前記シャフト73への固定に適した形状に変更する必要がない。即ち、前記クロスフローファン72を構成する全ての前記羽根車74に同一部材を用いることができる。なお、前記第2連結部752及び前記羽根車74が相互に嵌合可能な構成であれば、前記第2連結部752が前記凸部754に代えて凹部を有し、前記羽根車74の前記第2端部744が前記凹部745に代えて凸部を有することも考えられる。
また、前記結合部753は、前記駆動軸71Aの嵌挿方向R1に向けて凹む凹部を有する。そして、前記結合部753に前記第2嵌挿部756が圧入又は嵌合されることにより、前記第1連結部751及び前記第2連結部752が結合されて一体化される。ここで、前記結合部753では、図9に示すように、前記結合部753の凹部が、前記シャフト73の嵌挿方向R2に向けて外径が徐々に大きくなる傾斜面753Aを有している。また、前述したように、前記第2嵌挿部756の外周には、前記シャフト73の嵌挿方向R2に向けて外径が徐々に大きくなる前記傾斜面756Bが設けられている。これにより、前記第2嵌挿部756を前記結合部753に圧入する作業を容易に行うことができると共に、前記第2嵌挿部756及び前記結合部753の圧接面積を広く確保することができる。
なお、前記係止部76は、前記シャフト73に装着可能であり、前記羽根車74の前記軸方向の移動を係止する。例えば、前記係止部76は、前記シャフト73に装着可能なCリングである。前記係止部76は、図3及び図10に示すように、前記クロスフローファン72の右方向の端部に設けられ、前記羽根車74各々の右方向への移動を係止する。これにより、前記連結部75及び前記係止部76の間で、前記軸方向に連結される複数の前記羽根車74各々の前記軸方向の移動が規制される。このように、前記クロスフローファン72では、前記羽根車74各々を前記シャフト73に固定する必要がなく、組立工程に費やされる時間を抑制することが可能である。
また、前記軸受部77は、前記シャフト73の前記第2端部732を回転可能に支持する。具体的に、前記軸受部77は、図10に示すように、前記電子機器10の筐体のフレームで支持された軸受け771と、前記軸受け771に回転可能に支持される軸支持部材772と、前記軸支持部材772に圧入される弾性部材773を有する。そして、前記シャフト73の前記第2端部732は、前記弾性部材773に圧入されることにより、前記軸受け771に回転可能に支持される。
以上説明したように、前記電子機器10が備える前記クロスフローファン72では、弾性を有する前記第1連結部751及び前記第2連結部752により、前記駆動軸71A及び前記シャフト73が相互に連結されると共に、前記駆動軸71A及び前記シャフト73が前記羽根車74に連結される。そのため、前記クロスフローファン72によれば、防振機能を実現しつつ組み立て工数を減らすことができる。また、前記クロスフローファン72では、前記連結部75により、前記羽根車74が前記シャフト73に固定されると共に、前記駆動軸71A及び前記シャフト73が連結される。そのため、例えば前記シャフト73及び前記駆動軸71Aを接続する機構を前記軸方向上に別途設ける必要がなく、前記冷却部7の構成部材の簡素化及び前記軸方向における省スペース化が可能である。
71A:駆動軸
72:クロスフローファン
73:シャフト
74:羽根車
741:開口部
742:第1端部
743:凸部
744:第2端部
745:凹部
746:羽根部
75:連結部
751:第1連結部
755:第1嵌挿部
755A:凹部
755B:傾斜面
756:第2嵌挿部
756A:凹部
756B:傾斜面
752:第2連結部
76:係止部
77:軸受部
10:画像形成装置

Claims (5)

  1. シャフトと、
    前記シャフトが挿通される開口部、前記シャフトの軸方向における第1端部及び第2端部に設けられ相互に嵌合可能な第1嵌合部、及び前記第1端部及び前記第2端部の間に設けられた羽根部を有する複数の羽根車と、
    駆動力が伝達される駆動軸が嵌挿される第1嵌挿部及び前記シャフトが嵌挿される第2嵌挿部が表裏面に同軸上に設けられ、弾性を有する第1連結部と、
    複数の前記羽根車のうち前記シャフトの軸方向の一端に位置する前記羽根車の前記第2端部の前記第1嵌合部に嵌合可能な第2嵌合部、及び前記第1連結部が結合される結合部を含む第2連結部と、
    を備え
    前記第1嵌挿部の外周面が、前記駆動軸の嵌挿方向に向けて外径が大きくなる傾斜面を有するクロスフローファン。
  2. 前記第2端部の前記第1嵌合部及び前記第2連結部の前記第2嵌合部の一方が凸部であり他方が凹部である請求項1に記載のクロスフローファン。
  3. 前記結合部が、前記駆動軸の嵌挿方向に向けて凹む凹部を有し、
    前記第1連結部の前記第2嵌挿部が、前記凹部に圧入又は嵌合される請求項1又は2に記載のクロスフローファン。
  4. シャフトと、
    前記シャフトが挿通される開口部、前記シャフトの軸方向における第1端部及び第2端部に設けられ相互に嵌合可能な第1嵌合部、及び前記第1端部及び前記第2端部の間に設けられた羽根部を有する複数の羽根車と、
    駆動力が伝達される駆動軸が嵌挿される第1嵌挿部及び前記シャフトが嵌挿される第2嵌挿部が表裏面に同軸上に設けられ、弾性を有する第1連結部と、
    複数の前記羽根車のうち前記シャフトの軸方向の一端に位置する前記羽根車の前記第2端部の前記第1嵌合部に嵌合可能な第2嵌合部、及び前記第1連結部が結合される結合部を含む第2連結部と、
    を備え、
    前記結合部が、前記駆動軸の嵌挿方向に向けて凹む凹部を有し、
    前記第1連結部の前記第2嵌挿部が、前記凹部に圧入又は嵌合され、
    前記結合部の凹部は、内部に前記シャフトの嵌挿方向に向けて外径が大きくなる傾斜面を有し、
    前記第1連結部の前記第2嵌挿部が、前記シャフトの嵌挿方向に向けて外径が大きくなる傾斜面を有するクロスフローファン。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載のクロスフローファンと、前記駆動軸を回転させる駆動部とを備える電子機器。
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