JP6280815B2 - ドアガラス昇降用スイッチ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアガラスを昇降させるためのスイッチに係るドアガラス昇降用スイッチ構造に関する。
従来、車両用ドアガラス昇降用のスイッチとして、下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載されたタッチセンサー式のドアガラス昇降用スイッチは、スイッチパネルの表面に複数並置されており、作動させたいドアガラス別に適宜スイッチを選択し該当スイッチに触れることで、ドアガラスの昇降操作を行うことができるものである。このため、該当スイッチを選択する際に、隣り合うスイッチや付近のスイッチに誤って触れることがあり、特に、運転中は手探りでスイッチに触れるため、意図しない誤操作を招くおそれがある。
特表2009−517282公報
そこで、このような誤操作を防止すべく、ドアガラスを昇降させるためのスイッチ、特に、上昇させるためのスイッチとは別にもう1つ、異なる箇所にスイッチを設け、これら2箇所に設けた2つのスイッチを同時に操作することによりドアガラスを上昇させる方法とすることも考えられる。しかしながら、これら2箇所に同時に接触した状態でしかドアガラスが上昇しないため、操作が煩わしく、特に運転中にドアガラスを上昇させようとする際の利便性に優れない。また、2箇所の同時操作にある程度習熟しないと、スムーズにドアガラスの昇降ができず、この点においても利便性に優れない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、操作の利便性に優れ、誤操作を低減させることがきるドアガラス昇降用スイッチ構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のドアガラス昇降用スイッチ構造は、車両用ドアガラスを昇降させるためのスイッチに係るドアガラス昇降用スイッチ構造であって、前記スイッチはタッチセンサーからなり、前記スイッチが取り付けられるスイッチ取付部材には、上部を開口するようにスイッチ操作用凹部が設けられており、前記スイッチのうちドアガラス上昇用スイッチは、前記スイッチ操作用凹部内の側面に設けられていることを特徴とする。
このようなドアガラス昇降用スイッチ構造によると、乗員が自らの指をスイッチ操作用凹部内に挿入した状態で、自然に当該スイッチ操作用凹部内の側面に設けられたドアガラス上昇用スイッチに触れることが可能となる。これにより、従来から存在する機械式のドアガラス昇降用スイッチに近い操作性を実現し、利便性に優れたものとなる。
なお、従来から存在する機械式のドアガラス昇降用スイッチとは、車両内装材等のスイッチ取付部材の上面に設けられたスイッチ操作用凹部の一部を蓋するような形状、かつ上下操作が可能なスイッチであって、ドアガラスを上昇させるためには、当該スイッチ操作用凹部に指の先端を挿入し、指の腹部分でスイッチを持ち上げるように上方に引っ張る。一方、ドアガラスを下降させるためには、スイッチの上面に指を置き、スイッチをスイッチ操作用凹部に沈み込ませるように下方に押す構成のものである。
つまり、上記本発明に係る構成において、ドアガラス上昇用スイッチが、スイッチ操作用凹部内の側面に設けられており、スイッチ操作用凹部内に挿入させた指先でタッチセンサー式のドアガラス上昇用スイッチに触れるため、上述したように機械式のスイッチ操作用凹部に指の先端を挿入し、指の腹部分でスイッチを持ち上げるのに近い感覚で、ドアガラスの上昇操作を行うことが可能となり、利便性に優れる。また、乗員が、スイッチ取付部材の上に腕や手を置いても、自らの指をスイッチ操作用凹部内に挿入しない限り、誤ってドアガラス上昇用スイッチに触れることはなく、意図せずドアガラスを上昇させるような誤操作を低減させることができる。
上記ドアガラス昇降用スイッチ構造において、前記ドアガラス上昇用スイッチは、前記スイッチ操作用凹部内の側面のうち、車両後方の後壁面に設けられているものとすることができる。
このようなドアガラス昇降用スイッチ構造によると、従来から存在する機械式のドアガラス昇降用スイッチの操作に近い操作性を実現することができ、利便性に優れている。具体的には、ドアガラス上昇用スイッチが、スイッチ操作用凹部内の側面のうち、車両後方の後壁面に設けられており、スイッチ操作用凹部内に挿入させた指の腹部分でタッチセンサー式のドアガラス上昇用スイッチに触れるため、上述したように機械式のスイッチ操作用凹部に指の先端を挿入し、指の腹部分でスイッチを持ち上げるのとほぼ同感覚で、ドアガラスの上昇操作を行うことが可能となる。また、指関節の自然な曲げ動作に伴ってドアガラス上昇用スイッチに触れることができるため、特別操作に習熟する必要もなく、利便性に優れている。
上記ドアガラス昇降用スイッチ構造において、前記後壁面は、少なくとも前記スイッチ操作用凹部の車両後方側の開口縁部から前記ドアガラス上昇用スイッチに至る後壁面が車両後方側に傾斜しているものとすることができる。
このようなドアガラス昇降用スイッチ構造によると、乗員が意識して自らの指をスイッチ操作用凹部に差し込み、スイッチ取付部材の表面からスイッチ操作用凹部内の後壁面に跨がるように指関節を曲げて、傾斜する後壁面に設けられたドアガラス上昇用スイッチに触れない限りドアガラスの上昇操作が行えないため、誤操作をより低減させることができる。言い換えると、乗員がスイッチ取付部材の上に腕や手を置いたときの自然な手先の形で、指先が偶然スイッチ操作用凹部内に入り込んでも、すぐさまドアガラス上昇用スイッチに触れることはなく、意図せずドアガラスを上昇させてしまうような誤操作を低減させることができる。
上記ドアガラス昇降用スイッチ構造において、前記スイッチ操作用凹部の開口縁部のうち、車両後方側の開口縁部が***状になっているものとすることができる。
このようなドアガラス昇降用スイッチ構造によると、乗員が意識して自らの指を***状になっている開口縁部を越えて、その車両前方に位置するスイッチ操作用凹部内に差し込み、指関節を曲げてドアガラス上昇用スイッチに触れない限りドアガラスの上昇操作が行えないため、誤操作をより低減させることができる。言い換えると、乗員がスイッチ取付部材の上に腕や手を置いたときの自然な手先の形で、指先が偶然スイッチ操作用凹部内に入り込みにくく、ドアガラス上昇用スイッチにも触れにくく、当該***状になっている開口縁部がストッパーのような役割を果たす。
上記ドアガラス昇降用スイッチ構造において、前記スイッチのうちドアガラス下降用スイッチは、前記スイッチ取付部材の表面に露出して設けられており、当該ドアガラス下降用スイッチのスイッチ表面が、前記スイッチ取付部材の表面よりも窪んだ位置に設けられているものとすることができる。
このようなドアガラス昇降用スイッチ構造によると、乗員がドアガラス下降用スイッチの周辺上に置いた指を意識して窪んだ部分に沈ませるように押しつけ、ドアガラス下降用スイッチのスイッチ表面に触れない限りドアガラスの下降操作が行えないため、下降操作に関しても誤操作を低減させることができる。言い換えると、乗員がスイッチ取付部材の上に腕や手を置いたときに、指や手の平等がすぐさまドアガラス下降用スイッチに触れることがなく、意図せずドアガラスを下降させてしまうような誤操作を低減させることができる。
また、このようなドアガラス昇降用スイッチ構造によると、乗員がドアガラス下降用スイッチの周辺上に置いた指を意識して窪んだ部分に沈ませるように押しつけ、ドアガラス下降用スイッチのスイッチ表面に触れるため、上述したように従来から存在する機械式のスイッチの上面に指を置き、スイッチをスイッチ操作用凹部に沈み込ませるように下方に押すのに近い感覚で、ドアガラスの下降操作を行うことが可能となり、利便性に優れる。
本発明によれば、操作の利便性に優れ、誤操作を低減させることがきるドアガラス昇降用スイッチ構造を提供することができる。
車両ドアの斜視図 スイッチ取付部材の斜視図 図2のA−A線断面図 図2のスイッチ取付部材の裏面図 ドアガラスの昇降に係る制御回路を示す略図 実施形態2に係るドアガラス昇降用スイッチ構造を示す断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1から図5を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係るドアガラス昇降用スイッチ構造を備えた車両ドア100の斜視図である。図1,図2,図4に共通して、図面上、左上方が車両前方Fであり、右下方が車両後方Rである。車両ドア100は、車両ドアパネル10の車室内側に車両内装材1を備えた構成を有し、車両内装材1は、その車室内側面に各種部材を備えている。具体的には、上端部分には車両前後方向に延びる帯状のアッパーボード12、その下方にはオーナメント13を備えている。更にその下方には、乗員が車室内側から車両ドアを開閉する際に手を挿入できるよう上部を開口するようなプルハンドルボックス14を備えたアームレスト15が取り付けられている。アームレスト15の車両前方側にはドアガラス50の昇降を操作するためのスイッチ取付部材16が配され、スイッチ取付部材16の上方かつ車両前方側には乗員が車室内側から車両ドア100を開く際にドアロックを解除するインナハンドル17が取り付けられており、アームレスト15とスイッチ取付部材16との下方に位置するロアボード18の略中央部にはドアポケット19が形成されている。
図2及び図3に示すように、スイッチ取付部材16の表面(上面)161の略中央部には、上部を開口するように略正方形状のスイッチ操作用凹部60が形成されている。このスイッチ操作用凹部60は乗員が指を挿入できるのに十分な幅ないし深さに形成されており、車両進行方向に対して前壁面64、左側壁面63、右側壁面62、後壁面61の側面60Aと、底面60Bとからなる。
なお、スイッチ操作用凹部60は、図2では、スイッチ取付部材16の表面(上面)161の略中央部に形成されているが、他の部材との関係上、車両前方寄りや車両後方寄り、車幅方向の左右寄りなど、どの位置に形成されていても良い。また、スイッチ操作用凹部60が、図2では略正方形状となっているが、乗員が指を挿入できるのに十分な幅ないし深さが確保されていれば、略長方形や略半月型としても良い。更に、長い爪や付け爪等、指先が長い乗員の指を挿入できるのに十分な深さを確保する形状としても良い。なお、従来の機械式スイッチのように、スイッチ操作用凹部60の底面60Bの下方にスイッチ機構が存在しないため、スイッチ操作用凹部60の底面60Bを貫通させることもできる。これにより、指先が長い乗員でも制約を受けることなく、操作することができる。また、スイッチ操作用凹部60の下方の空間が規制されにくくなり、意匠の自由度も上がる。
ドアガラス50を上昇させるためのドアガラス上昇用スイッチ70Aは、導電性樹脂等からなるタッチセンサーにて構成され、側面60Aのうち後壁面61の略中央部に車幅方向に延びる略長方形の形状で設けられている。このようにドアガラス上昇用スイッチ70Aをスイッチ操作用凹部60内の側面60Aに設けることで、乗員が、スイッチ取付部材16の表面(上面)161に腕や手を置いても、自らの指をスイッチ操作用凹部60内に挿入しない限り、誤ってドアガラス上昇用スイッチ70Aに触れることはなく、意図せずドアガラス50を上昇させてしまうような誤操作を低減させることができる。また、特にドアガラス上昇用スイッチ70Aを後壁面61に設けて、指先でスイッチ表面701Aに触れるようにすることで、従来から存在する機械式のドアガラス昇降用スイッチに近い操作性を実現し、利便性に優れる。
なお、従来から存在する機械式のドアガラス昇降用スイッチとは、車両内装材等のスイッチ取付部材の上面に設けられたスイッチ操作用凹部の一部を蓋するような形状、かつ上下操作が可能なスイッチであって、ドアガラスを上昇させるためには、当該スイッチ操作用凹部に指の先端を挿入し、指の腹部分でスイッチを持ち上げるように上方に引っ張る。一方、ドアガラスを下降させるためには、スイッチの上面に指を置き、スイッチをスイッチ操作用凹部に沈み込ませるように下方に押す構成のものである。
つまり、本実施形態1のように、ドアガラス上昇用スイッチ70Aが、スイッチ操作用凹部60内の後壁面61に設けられており、スイッチ操作用凹部60内に挿入させた指先でタッチセンサー式のドアガラス上昇用スイッチ70Aに触れるため、上述したように機械式のスイッチ操作用凹部に指の先端を挿入し、指の腹部分でスイッチを持ち上げるのに近い感覚で、ドアガラス50の上昇操作を行うことが可能となり、利便性に優れる。
さらに、このドアガラス上昇用スイッチ70Aは、図3に示すように、後壁面61よりも窪んだ位置に設けられている。このように後壁面61よりも窪んだ位置に設けることで、指がスイッチ操作用凹部60内に入った状態でも、乗員が意識して指先(指の先端部分や指の腹部分)を窪んだ部分に沈ませるように押しつけ、ドアガラス上昇用スイッチ70Aのスイッチ表面701Aに触れない限りドアガラス50の下降操作が行えないため、意図せずドアガラス50を上昇させてしまうような誤操作を低減させることができる。
なお、このドアガラス上昇用スイッチ70Aは、乗員が指をスイッチ操作用凹部60内に挿入した際に、そのスイッチ箇所を指先で探さずとも自然に触れられるのであれば、図2で示した略長方形よりも小さな面積としても良いし、逆に、図2で示した略長方形よりも大きな面積としても良い。また、このドアガラス上昇用スイッチ70Aは、略長方形に限らず、略円形状、略正方形状、上下方向に延びる略長方形等としても良い。
一方、ドアガラス50を下降させるためのドアガラス下降用スイッチ70Bは、上昇用スイッチ70Aと同様に導電性樹脂等からなるタッチセンサーにて構成され、スイッチ取付部材16の表面(上面)161に露出するように、スイッチ操作用凹部60における開口縁部65のうち、車両後方側の開口縁部65Eの車両後方に設けられている。このドアガラス下降用スイッチ70Bは、車幅方向に延びる略長方形の形状をしており、その長辺が開口縁部65Eと略並行となるように設けられている。なお、このドアガラス下降用スイッチ70Bも、車幅方向に延びる略長方形に限らず、略円形状、略正方形状、車両前後方向に延びる略長方形等としても良い。
さらに、このドアガラス下降用スイッチ70Bは、図3に示すように、スイッチ取付部材16の表面(上面)161よりも窪んだ位置に設けられている。このようにスイッチ取付部材16の表面(上面)161よりも窪んだ位置に設けることで、乗員がドアガラス下降用スイッチ70Bの周辺上に置いた指を意識して窪んだ部分に沈ませるように押しつけて、ドアガラス下降用スイッチ70Bのスイッチ表面701Bに触れない限りドアガラス50の下降操作が行えないため、意図せずドアガラス50を下降させてしまうような誤操作を低減させることができる。
また、このようにスイッチ取付部材16の表面(上面)161よりも窪んだ位置に設けることで、乗員がドアガラス下降用スイッチ70Bの周辺上に置いた指を意識して窪んだ部分に沈ませるように押しつけ、ドアガラス下降用スイッチ70Bのスイッチ表面701Bに触れるため、従来から存在する機械式のスイッチの上面に指を置き、スイッチをスイッチ操作用凹部に沈み込ませるように下方に押すのに近い感覚で、ドアガラス50の下降操作を行うことが可能となり、利便性に優れる。
続いて、スイッチ操作用凹部60内の側面60Aのうち、車両後方側に位置する後壁面61は、底面60Bに向かうほど車両後方側に傾斜している。ここで、後壁面61のうち、少なくとも車両後方側の開口縁部65Eからドアガラス上昇用スイッチ70Aに至る箇所が車両後方側に傾斜していれば良い。このような形状とすると、乗員は、スイッチ操作用凹部60内に指を挿入した際、スイッチ取付部材16の表面(上面)161からスイッチ操作用凹部60内の後壁面61に跨がるように指関節を曲げて(言い換えると、開口縁部65Eを握るように指関節を曲げて)、指先を傾斜する後壁面に設けられたドアガラス上昇用スイッチ70Aに触れることで、ドアガラス50の上昇操作を行うことができる。これにより、乗員がスイッチ取付部材16の上に腕や手を置いたときの自然な手先の形で、指先が偶然スイッチ操作用凹部60内に入り込んでも、すぐさまドアガラス上昇用スイッチ70Aに触れることはなく、意図せずドアガラス50を上昇させてしまうような誤操作を低減させることができる。
なお、本実施形態1におけるドアガラス50の昇降に係る制御は以下の通りである。図4は、図2のスイッチ取付部材の裏面図であり、図5は、ドアガラスの昇降に係る制御回路を示す略図である。乗員が指でドアガラス上昇用スイッチ70Aに触れると、人間の指がドアガラス上昇用スイッチ70Aに触れたことを示す入力信号が、制御部200の端子20Aを介してタッチマイコン22に入力される。タッチマイコン22では、その入力信号をドアガラス上昇信号(UP信号)に書き換え、該ドアガラス上昇信号(UP信号)がコネクタ23、ハーネス24を介してパワーウィンドモータ25へと送られる。パワーウィンドモータ25では、ドアガラス上昇信号(UP信号)を受けたことに基づいて、モータを作動させ、ドアガラス50が上昇する仕組みとなっている。なお、静電気保護素子21は、静電気からタッチマイコン22を保護するために備えられている。
同様に、乗員が指でドアガラス下降用スイッチ70Bに触れると、人間の指がドアガラス下降用スイッチ70Bに触れたことを示す入力信号が、制御部200の端子20Bを介してタッチマイコン22に入力される。タッチマイコン22では、その入力信号をドアガラス下降信号(DOWN信号)に書き換え、該ドアガラス下降信号(DOWN信号)がコネクタ23、ハーネス24を介してパワーウィンドモータ25へと送られる。パワーウィンドモータ25では、ドアガラス下降信号(DOWN信号)を受けたことに基づいて、モータを作動させ、ドアガラス50が下降する仕組みとなっている。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図6によって説明する。
図6は、図3と同様の断面図であって、実施形態2に係るドアガラス昇降用スイッチ構造を示す断面図である。なお、実施形態1と同様の部材については同一符号を付して重複する説明を省略する。つまり、同一符号を付した部材については実施形態1と同様の構成を有している。
実施形態1においては、図3に示す開口縁部65Eは、スイッチ取付部材16の表面(上面)161からスイッチ操作用凹部60内の後壁面61にかけてなだらかな曲線を描くように形成されているが、実施形態2においては、図6に示すように、開口縁部65Eは***状に構成されている。この***部65Rは、例えばスイッチ取付部材16の表面(上面)161を構成する部材と後壁面61を構成する部材との間に、これらの部材より厚みのある部分を形成することで実現されている。具体的には、当該***部65Rの肉厚を大きくして成形する他、例えばゴム製部材やエンボス加工等が施された厚みのある部材等を介在させるように形成することもできる。あるいは、図3に示すような曲線状の開口縁部65Eの表面を、ゴム製部材やエンボス加工等が施された別部材で覆うことにより***状を形成することもできる。
このように、開口縁部65Eを***状とすることで、乗員が意識して自らの指を***状になっている開口縁部65Eを越えて、その車両前方に位置するスイッチ操作用凹部60内に差し込み、指関節を曲げてドアガラス上昇用スイッチ70Aに触れない限りドアガラスの上昇操作が行えないため、誤操作を低減させることができる。言い換えると、乗員がスイッチ取付部材16の上に腕や手を置いたときの自然な手先の形で、指先が偶然スイッチ操作用凹部60内に入り込みにくく、ドアガラス上昇用スイッチ70Aにも触れにくく、当該***部65Rがストッパーのような役割を果たす。
<その他の実施形態>
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、スイッチ取付部材に、ドアガラス昇降用スイッチ構造が1つのみ設けられているが、例えば運転席側の車両内装材など、複数のドアガラスの昇降操作ができるよう、複数の、あるいはドアガラスの数に応じたドアガラス昇降用スイッチ構造を設ける構成としても良い。
(2)上記実施形態では、ドアガラス上昇用スイッチが、スイッチ操作用凹部内の側面のうち、後壁面に設けられているが、左側壁面や右側壁面等、その他の側面に設ける構成としても良い。
(3)上記実施形態では、スイッチ取付部材は、その表面が水平状に(車両内装材に対して略垂直に)設けられているが、車両内装材のデザイン上、車両前方が上方に傾斜するような形状や、車室内側辺が下方に傾斜するような形状としても良い。
16…スイッチ取付部材、ドアガラス…50、60…スイッチ操作用凹部、60A…スイッチ操作用凹部60内の側面、61…後壁面、65…開口縁部、65E…車両後方側の開口縁部、70A…ドアガラス上昇用スイッチ、70B…ドアガラス下降用スイッチ

Claims (2)

  1. 車両用ドアガラスを昇降させるためのスイッチに係るドアガラス昇降用スイッチ構造であって、
    前記スイッチはタッチセンサーからなり、
    前記スイッチが取り付けられるスイッチ取付部材には、上部を開口するようにスイッチ操作用凹部が設けられており、
    前記スイッチのうちドアガラス上昇用スイッチは、前記スイッチ操作用凹部内の側面のうち車両後方側の後壁面に設けられた開口内に、そのスイッチ表面が露出して設けられ、
    前記スイッチ取付部材の表面は略水平面とされ、前記スイッチ操作用凹部の前方と後方とが、前記スイッチ操作用凹部を介して面一とされ、
    前記スイッチのうちドアガラス下降用スイッチは、前記スイッチ取付部材の前記表面に設けられた開口内に、そのスイッチ表面が露出して設けられていることを特徴とするドアガラス昇降用スイッチ構造。
  2. 前記スイッチ操作用凹部の開口縁部のうち、車両後方側の開口縁部が***状になっていることを特徴とする請求項1に記載のドアガラス昇降用スイッチ構造。
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