JP6277794B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は電磁継電器、特に、アークを効果的に消失させる電磁継電器に関する。
従来、アークを効果的に消失させる電磁継電器としては、例えば、第一空隙を介して相互に対向する第一固定接点及び第二固定接点と、当該第一固定接点及び第二固定接点の間に位置する第一可動接点と、を含み、第二空隙を介して相互に対向する第三固定接点及び第四固定接点と、当該第三固定接点及び第四固定接点の間に位置する第二可動接点と、を含み、前記第一空隙と前記第二空隙の双方において同一方向の磁束を付与する永久磁石を含み、前記第一可動接点を励磁時に前記第一固定接点に接触させ、前記第二可動接点を励磁時に前記第三固定接点に接触させる励磁駆動部を含み、当該励磁駆動部の非励磁時には、前記第一可動接点は前記第二固定接点に接触され、前記第二可動接点は前記第四固定接点に接触されることを特徴とする電磁継電器が開示されている(特許文献1参照)。
そして、前記電磁継電器では、アークを消失させるため、例えば、その図1に示すように、一対の永久磁石8,9が並設されている。このため、前記電磁継電器では、前記永久磁石8,9の磁力線と電流の流れる方向とに基づくフレミングの左手の法則により、可動接点4aと固定接点2a,3aとの間に生じたアークを、図示しないケースの内側面側に引き伸ばし、消失させることが考えられている。
特開2012−142195号公報
しかしながら、前記電磁継電器では、可動接点4aおよび固定接点2a,3aと、前記ケースの内側面との距離が短いので、前記アークを十分に引き伸ばすことができず、前記アークを効率的に消失できないという問題点がある。
本発明は、前記問題点に鑑み、アークを効率的に消失させることができる電磁継電器を提供することを課題とする。
本発明に係る電磁継電器は、前記課題を解決すべく、ベースに立設した固定接点端子の上端部に設けた固定接点に、前記ベースに設けた電磁石ユニットの励磁,消磁に基づいて回動する可動接触片に設けた可動接点を、接離する電磁継電器であって、前記固定接点と前記可動接点との間に生じたアークを前記ベースの上面側に引き伸ばすように、前記ベースに永久磁石を配置した構成としてある。
本発明によれば、発生したアークがベースの上面側に長く引き伸ばされるので、従来例よりも消失しやすくなり、アークを効率的に消失させることができる。
特に、前記ベースは、通常、ケースよりも肉厚であり、熱容量が大きいので、耐久性に優れた電磁継電器が得られる。
本発明の実施形態としては、前記ベースの上面のうち、前記アークが引き伸ばされる位置に溝部を形成しておいてもよい。
本実施形態によれば、発生したアークが溝部の底面まで長く引き伸ばされるので、アークを効率的に消失させることができる。
本発明の他の実施形態としては、前記溝部の底面を、前記溝部の開口部よりも巾広としてもよい。
本実施形態によれば、溝部内に引き込まれたアークがより長く引き伸ばされるので、より効率的にアークを消失させることができる。
本発明の別の実施形態としては、前記溝部の底面が貫通していてもよい。
本実施形態によれば、底面が貫通する孔形状であれば、アークがより長く引き伸ばされて消失しやすくなる。
本発明の異なる実施形態としては、前記可動接点が、対向する常開固定接点端子の常開固定接点と常閉固定接点端子の常閉固定接点とに交互に接離するようにしてもよい。
本実施形態によれば、可動接点が交互に接離する際に生じるアークを効率的に消失させることができる。
本発明の他の実施形態としては、前記常開固定接点端子と前記常閉固定接点端子との間に、少なくとも1本の横溝部を形成しておいてもよい。
本実施形態によれば、発生したアークが前記横溝部内に引き伸ばされるので、効率的に消失させることができる。
本発明の別の実施形態としては、対向する常開固定接点端子および常閉固定接点端子を複数列、平行に並設してもよい。
本実施形態によれば、平行に並設した常開固定接点端子および常閉固定接点端子と、可動接点との間に生じたアークを効率的に消失させることができる。
本発明の異なる実施形態としては、対向する前記常開固定接点端子および常閉固定接点端子と、対向する他の前記常開固定接点端子および他の前記常閉固定接点端子との間に、少なくとも1本の縦溝部を設けておいてもよい。
本実施形態によれば、前記縦溝部で、対向する前記常開固定接点端子および常閉固定接点端子の間に生じたアークを消失させることができる。
本発明の他の実施形態としては、前記ベースの上面のうち、前記固定接点端子と前記永久磁石との間に縦溝部を設けておいてもよい。
本実施形態によれば、前記永久磁石が前記固定接点端子に生じたアークを、ベースの上面に引き伸ばし、消失させることができる。
本発明の別の実施形態としては、前記永久磁石に、その少なくとも一面を被覆する絶縁カバーを設けておいてもよい。
本実施形態によれば、前記アークの高熱から永久磁石を保護し、寿命を延ばすことができる。
本発明の異なる実施形態としては、前記絶縁カバーの側面のうち、前記固定接点端子に対向する側面の下端縁部にテーパ面を形成しておいてもよい。
本実施形態によれば、固定接点端子から生じたアークが前記テーパ面に沿ってベースの上面に引き伸ばされる。特に、前記テーパ面の下方側に縦溝部が形成されている場合には、アークが縦溝部内に引き伸ばされるので、アークをより一層効率的に消失させることができるという効果がある。
図A,Bは本願発明に係る電磁継電器の第1実施形態を示す異なる角度から視た斜視図である。 図1Aで図示した電磁継電器の分解斜視図である。 図1Bで図示した電磁継電器の分解斜視図である。 図A,Bは図1で示した電磁継電器の側面図,側面断面図である。 図A,Bは図1で示した電磁継電器の正面図,正面断面図である。 図A,Bは本願発明に係る電磁継電器のアーク消失方法を説明するための部分正面図および部分拡大斜視図である。 図A,Bは本願発明に係る電磁継電器の第2実施形態を示す異なる角度から視た斜視図である。 図A,Bは図7で示した電磁継電器の側面図,側面断面図である。 図A,Bは図7で示した電磁継電器の正面図,正面断面図である。
本発明に係る電磁継電器の実施形態を、図1ないし図9に従って説明する。
第1実施形態に係る電磁継電器は、図2,3に示すように、ベース10と、電磁石ユニット30と、可動接点ユニット40と、永久磁石ユニット50と、で構成されている。
前記ベース10は、図2に示すように、平面方形の樹脂成形品であり、その上面の隣り合う隅部に、2本一組の常閉固定接点端子21および常開固定接点端子22をそれぞれ立設してある。前記常閉固定接点端子21および常開固定接点端子22には常閉固定接点23および常開固定接点24をそれぞれカシメ固定してある。また、前記ベース10は、その上面のうち、前記常閉固定接点端子21および常開固定接点端子22の間に横溝部13を設けてあるとともに、前記横溝部13に交差して連通し、かつ、前記常閉固定接点端子21および常開固定接点端子22の内側基部を通過する2本の縦溝部11,12を設けてある。そして、前記ベース10は、前記縦溝部11,12の奥側に位置し、かつ、連通する挿入孔14を設けてある(前記縦溝部11の挿入孔14は図示せず。)。さらに、前記ベース10は、その上面の残る隣り合う隅部にコイル端子26をそれぞれ立設してあるとともに、前記コイル端子26の内側基部に一対の位置決め突部15,15を突設してある。前記位置決め突部15,15の間にはネジ孔16を設けてある。また、前記ベース10は、対向する側端面に係止突起17をそれぞれ突設してある。
前記電磁石ユニット30は、図2に示すように、断面方形の鉄芯31を圧入したスプール32にコイル33を巻回するとともに、突出する一端部を磁極部31aとする一方、突出する他端部31b(図4B)に断面略L字形状のヨーク34をカシメ固定したものである。また、前記ヨーク34は、その下端部から延在した取付舌片35にネジ孔35aを設ける一方、その水平部から切り起こした係止爪36に復帰バネ37の一端部を取り付けてある。
そして、前記電磁石ユニット30は、その取付舌片35を前記ベース10の位置決め突部15,15の間に位置決めし、ネジ孔16を介して図示しないネジでネジ止めするとともに、前記コイル33の引出線をコイル端子26に絡げて半田付けされる。
可動接点ユニット40は、前記ヨーク34の水平部の先端に回動可能に支持された可動鉄片41に、一対の可動接触片42,42をインサート成形した絶縁台43を、カシメ板44を介してカシメ固定してある。そして、前記可動鉄片41は、前記鉄芯31の磁極部31aに吸着する位置に遮磁部材41bをカシメ固定してある。また、前記可動鉄片41は、その上端縁部から延在した係止爪41aに、前記復帰バネ37の他端部を係止してある。さらに、前記可動接触片42,42は、その上端部に接続したリード線46,46を介して可動接点端子25,25にそれぞれ電気接続されている。なお、47はダミー可動接触片である。
前記永久磁石ユニット50は、前記ベース10に圧入固定した位置決め板51に永久磁石53を載置するとともに、前記位置決め板51に圧入,固定し、かつ、前記永久磁石53を被覆する絶縁カバー54で構成されている。
前記位置決め板51は、その挿入部52(図3)を、前記ベース10の縦溝部11,12に交差する横溝部13に挿入して固定される。なお、前記ベース10の形状は必要に応じて変更できるが、必ずしも必要ではない。
前記絶縁カバー54は、前記永久磁石53を保護し、かつ、所定の位置に位置決めするためのものである。そして、前記絶縁カバー54は、その上面縁部に一対の嵌合凹部55,55を設けるとともに、その両側側面の下端縁部にテーパ面56,56を形成してある。前記嵌合凹部55は、図示しないケースの内側面に設けた嵌合突起に嵌合して位置決めするためのものである。また、前記絶縁カバー54は、その内向端面の下端縁部から一対の脚部57,57を側方に突設してある。
そして、前記永久磁石53を組み付けた前記絶縁カバー54の脚部57,57を、前記ベース10に設けた一対の縦溝部11,12に沿って組み付けるとともに、挿入孔14に挿入することにより、前記永久磁石53は前記位置決め板51の所定の位置に位置決めされる。このとき、前記絶縁カバー54のテーパ面56,56が縦溝部11,12の上方に位置している。
次に、前記電磁継電器の動作について説明する。
まず、電磁石ユニット30のコイル33に電圧が印加されていない場合には、復帰バネ37のバネ力で可動鉄片41は付勢され、可動接触片42の可動接点45が常閉固定接点23に圧接している。
なお、永久磁石53は図6Aに示すように、紙面の左側にN極、右側にS極を配置してあるので、永久磁石53の磁力線60は、図6Bに示す点線で示すように流れている。また、電流は常開固定接点24から可動接点45、または、可動接点45から常閉固定接点23側に向けて(紙面の奥側から手前に向けて)流れるように配置してある。
そして、前記電磁石ユニット30のコイル33に電圧を印加することにより、鉄芯31の磁極部31aに可動鉄片41が吸引されるので、復帰バネ37のバネ力に抗し、前記可動鉄片41が回動する。このため、前記可動接点45が常閉固定接点23から開離し、常開固定接点24に接触した後、前記可動鉄片41の遮磁部材41bが磁極部31aに吸着する。
ついで、前記コイル33に対する電圧の印加を停止すると、復帰バネ37のバネ力で可動鉄片41が前述とは逆方向に回動し、可動接点45が常開固定接点24から開離して常閉固定接点23に当接する。そして、常開固定接点24と可動接点45との間に生じたアーク61は、図6A,6Bに示すように、永久磁石53の磁力により、フレミングの左手の法則に従ってベース10の上面に向けて引き伸ばされる。このとき、前記ベース10の上面に設けた横溝部13および縦溝部11,12は、前記アーク61が引き込まれる位置に形成されているので、前記アーク61を十分に長く引き伸ばすことができ、効率的に消失させることができる。
また、縦溝部11,12の底面を開口部よりも巾広としておけば、巾広の底面まで前記アーク61を引き伸ばすことにより、アークをより一層確実に消失させることができる。
そして、前記絶縁カバー54は、その両側側面の下端縁部に前記縦溝部11,12に沿って前記アーク61を前記縦溝部11,12に誘導するテーパ面56を設けてある。このため、前記縦溝部11,12の底面の巾寸法は、前記テーパ面56が位置する前記縦溝部11,12の開口部の巾寸法よりも大きい。この結果、前記アーク61が前記縦溝部11,12の底面に引き伸ばされた場合には、より確実に消失させることができる。特に、前記テーパ面56に沿って縦溝部11,12の底面側に引き伸ばされるので、前記絶縁カバー54がアーク61の消失を妨げることはない。
本実施形態では、永久磁石53の配置を紙面の左側にN極、右側にS極とし、電流が常開固定接点24から可動接点45、または、可動接点45から常閉固定接点23に向けて(紙面の奥側から手前に向けて)流れる場合について説明した。しかし、永久磁石53の配置と電流の流れる方向を反対にしても同様の効果を得ることができる。
すなわち、永久磁石53の配置を紙面の左側にS極、右側にN極とし、電流を常閉固定接点23から可動接点45、または、可動接点45から常開固定接点24に向けて(紙面の手前側から奥側に向けて)流してもよい。
第2実施形態は、図7ないし図9に示すように、前記第1実施形態とほぼ同様であり、異なる点は可動接点片42,42の上端部をリード線46で相互に電気接続した点である。このため、2つの常閉,常開固定接点23,24は直列に接続され、電流が常開固定接点24から常閉固定接点23の方向に流れるようにすることにより、フレミングの左手の法則に基づいて電磁作用が働く。他は前述の第1実施形態とほぼ同様であるので、同一部分に同一番号を付して説明を省略する。
本実施形態によれば、設計の自由度が広がるとともに、選択の範囲が広がるという利点がある。
なお、前述の実施形態では、常閉固定接点23と常開固定接点24とを備える場合について説明したが、常閉固定接点23または常開固定接点24のいずれか一方だけを設けてもよい。
また、前記横溝部13および縦溝部11,12は単なる有底の溝形状であるが、前記アークを長く引き伸ばすために、例えば、貫通する孔形状であってもよいことは勿論である。
本発明は前述の電磁継電器に限らず、他の電磁継電器に適用してもよいことは勿論である。
10 ベース
11 縦溝部
12 縦溝部
13 横溝部
14 挿入孔
15 位置決め突部
16 ネジ孔
21 常閉固定接点端子
22 常開固定接点端子
23 常閉固定接点
24 常開固定接点
25 可動接点端子
30 電磁石ユニット
31 鉄芯
32 スプール
33 コイル
36 復帰バネ
40 可動接点ユニット
41 可動鉄片
42 可動接触片
45 可動接点
46 リード線
50 永久磁石ユニット
51 位置決め板
52 挿入部
53 永久磁石
54 絶縁カバー
56 テーパ面
57 脚部
60 磁力線
61 アーク

Claims (9)

  1. ベースに立設した固定接点端子の上端部に設けた固定接点に、前記ベースに設けた電磁石ユニットの励磁,消磁に基づいて回動する可動接触片に設けた可動接点を、接離する電磁継電器であって、
    前記固定接点と前記可動接点との間に生じたアークを前記ベースの上面側に引き伸ばすように、前記ベースに永久磁石を配置していると共に、
    前記ベースの上面のうち、前記アークが引き伸ばされる位置に溝部を形成したことを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記溝部の底面を、前記溝部の開口部よりも巾広としたことを特徴とする請求項に記載の電磁継電器。
  3. 前記溝部の底面が貫通していることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁継電器。
  4. ベースに立設した固定接点端子の上端部に設けた固定接点に、前記ベースに設けた電磁石ユニットの励磁,消磁に基づいて回動する可動接触片に設けた可動接点を、接離する電磁継電器であって、
    前記固定接点と前記可動接点との間に生じたアークを前記ベースの上面側に引き伸ばすように、前記ベースに永久磁石を配置していると共に、
    前記ベースの上面のうち、前記固定接点端子と前記永久磁石との間に縦溝部を設けたことを特徴とする電磁継電器。
  5. ベースに立設した固定接点端子の上端部に設けた固定接点に、前記ベースに設けた電磁石ユニットの励磁,消磁に基づいて回動する可動接触片に設けた可動接点を、接離する電磁継電器であって、
    前記固定接点と前記可動接点との間に生じたアークを前記ベースの上面側に引き伸ばすように、前記ベースに永久磁石を配置し、
    前記永久磁石に、その少なくとも一面を被覆する絶縁カバーを設けていると共に、
    前記絶縁カバーの側面のうち、前記固定接点端子に対向する側面の下端縁部にテーパ面を形成したことを特徴する電磁継電器。
  6. 前記可動接点が、対向する常開固定接点端子の常開固定接点と常閉固定接点端子の常閉固定接点とに交互に接離することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の電磁継電器。
  7. 前記常開固定接点端子と前記常閉固定接点端子との間に、少なくとも1本の横溝部を形成したことを特徴とする請求項に記載の電磁継電器。
  8. 対向する常開固定接点端子および常閉固定接点端子を複数列、平行に並設したことを特徴とする請求項6または7に記載の電磁継電器。
  9. 対向する前記常開固定接点端子および常閉固定接点端子と、対向する他の前記常開固定接点端子および他の前記常閉固定接点端子との間に、少なくとも1本の縦溝部を設けたことを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載の電磁継電器。
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