JP4334057B2 - 電磁継電器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電磁継電器に係わり、特に、高電圧を遮断することが可能な小型電磁継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車に搭載される部品(例えばサイドミラー、座席)の電動化が進んでおり、電動アクチュエータである電動機あるいはソレノイドへの電力の供給を制御するために電磁継電器が使用される場合が多が、車載用電磁継電器は小型であることが要求されることがいうまでもない。
【0003】
また、電動化部品の増大に対して従来のように低電圧で電力を供給する場合には電力伝送用のワイヤーハーネスの線径が大となりワイヤーハーネスの重量の増加、高価格化を招くため、現在使用されている端子電圧が12〜16Vの蓄電池に代えて40〜60Vの端子電圧を有する蓄電池を使用することが検討されている。
【0004】
従って、電動アクチュエータへの電力の供給を制御するために、現在は低電圧を遮断することの可能な電磁継電器が使用されているが、今後は高電圧を遮断することの可能な電磁継電器を使用することが要求される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、低電圧遮断用電磁継電器で高電圧を遮断した場合には、遮断時のアーク継続時間が長くなって、接点の溶着、スティッキングが発生し易くなるため、電磁継電器接点の寿命が短くなる。
電磁継電器接点の寿命を長くするために、接点間隔を広げる方法が公知である。しかし、接点間隔を広げた場合には、単に接点を大型化する必要があるだけでなく、接点操作用の磁力を増加するために電磁コイルをも大型化することが必要であるため、電磁継電器全体が大型となることは避けることができない。
【0006】
本発明は上記課題に鑑み成されたものであって、高電圧遮断用に使用した場合にも接点寿命が短くならないだけでなく、小型化が可能な電磁継電器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る電磁継電器は、鉄芯に巻回されたコイルと、
前記コイルに電力を供給したときに前記鉄芯に吸引され、可動バネに取り付けられた接極子と、前記可動バネの端部に電気的に接続されて設けられた第1及び第2共通接点と、前記鉄芯に前記接極子が吸引されたときに、前記第1及び第2共通接点の各々と接触する第1及び第2メイク接点と、前記コイルへの電力の供給が停止されたときに、前記第1及び第2共通接点の各々と接触する第1及び第2ブレーク接点と、を備え、前記第1メイク接点及び第1ブレーク接点と第2ブレーク接点との間に負荷が接続され、前記第2メイク接点と第2ブレーク接点との間に電源が接続され、前記接極子が前記鉄心に吸引されたとき、前記第1及び第2共通接点の各々が前記第1及び第2メイク接点に接触して、前記電源から前記負荷に電力が供給され、前記コイルへの電力の供給が停止されたとき、前記負荷が短絡されることとした。
【0008】
また、本発明に係る電磁継電器は、鉄芯に巻回されたコイルと、前記コイルに電力を供給したときに前記鉄芯に吸引され、2本の可動バネに電気的に絶縁されて取り付けられた接極子と、前記可動バネの端部の各々に設けられた第1及び第2共通接点と、前記鉄芯に前記接極子が吸引されたときに、前記第1及び第2共通接点の各々と接触され、互いに接続された第1及び第2メイク接点と、前記コイルへの電力の供給が停止されたときに、前記第1共通接点と接触する第1ブレーク接点と、を備え、前記第1共通接点と前記第1ブレーク接点との間に負荷が接続され、前記第2共通接点と前記第1ブレーク接点との間に電源が接続され、前記接極子が前記鉄心に吸引されたとき、前記第1及び第2共通接点の各々が前記第1及び第2メイク接点に接触して、前記電源から前記負荷に電力が供給され、前記コイルへの電力の供給が停止されたとき、前記第1共通接点が前記第1ブレーク接点に接触して前記負荷が短絡されることとした。
【0009】
本発明に係る電磁継電器は、鉄芯に巻回されたコイルと、前記コイルに電力を供給したときに前記鉄芯に吸引され、2本の可動バネに電気的に絶縁されて取り付けられた接極子と、前記可動バネの端部の各々に設けられた第1及び第2共通接点と、前記鉄芯に前記接極子が吸引されたときに、前記第1及び第2共通接点の各々と接触する第1及び第2メイク接点と、前記コイルへの電力の供給が停止されたときに、前記第1及び第2共通接点の各々と接触し、互いに接続された第1及び第2ブレーク接点と、を有する電磁継電器であって、前記第1メイク接点と前記第2共通接点とが接続され、前記第1共通接点と前記第1ブレーク接点との間に負荷が接続され、前記第1ブレーク接点と前記第2メイク接点との間に電源が接続され、前記接極子が前記鉄心に吸引されたとき、前記第1及び第2共通接点の各々が前記第1及び第2メイク接点に接触して、前記電源から前記負荷に電力が供給され、前記コイルへの電力の供給が停止されたとき、前記第1共通接点が前記第1ブレーク接点に接触して前記負荷が短絡されることとした。
【0010】
本発明にあっては、開閉回路を開とする際に発生する逆起電力により生成される磁界とアーク中を流れる電流によって、アークは共通接点とメイク接点の間から移動させられ、接点の磨耗が減少する。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る電磁継電器の第1の実施形態の電気回路図、図2はその斜視図であって、電動機、ソレノイド等の負荷11と電源である蓄電池12とは、直列接続された2つの接点を有する電磁継電器1を介して接続される。
電磁継電器1は2個の共通接点(1C,2C)、2個の励磁閉(メイク)接点(1M,2M)および2個の励磁開(ブレーク)接点(1B,2B)を有する。2個の共通接点1Cおよび2Cは電磁継電器内で共通に接続されており、外部接続端子は有しない。
【0012】
そして、第1のメイク接点1Mは負荷11の一方の端子に接続され、第2のメイク接点2Mは蓄電池12の正極に接続される。そして負荷11の他方の端子と蓄電池12の負極は直接接続される。
従って、電磁継電器のコイルが励磁されると、メイク接点1Mおよび2Mと2個の共通接点1Cおよび2Cは接触状態となり、負荷11は蓄電池12から電力の供給を受けて動作を開始する。そして、電磁継電器のコイルが無励磁となると、メイク接点1Mおよび2Mと2個の共通接点1Cおよび2Cは開離状態となり負荷は動作を停止する。
【0013】
このとき、第1のメイク接点1Mの第1の共通接点1Cからの開離と、第2のメイク接点2Mの第2の共通接点2Cからの開離とが同時に行われ、電力の遮断が2つの直列接続された接点により行われ、1個の接点で電力を遮断した場合と比較して、接点が開離の際に発生するアークの持続時間は短縮され、接点寿命を延ばすことができる。
【0014】
なお、負荷11が電動機またはソレノイド等の誘導性負荷である場合には、電力が供給されていない状態での回転を防止するとともに、逆起電力が負荷の直流抵抗で消費されるように、負荷11を短絡状態とすることが望ましい。
このため、第1の実施形態においては、第1のブレーク端子1Bを負荷の一方の端子に、第2のブレーク端子2Bを負荷の他方の端子に接続している。
【0015】
上記のように動作する第1の実施形態の電磁継電器1は、U字型の継鉄103の一方の腕は基板101を貫通して上方に延び、その周囲にコイル102が巻回される。U字型の継鉄103の他方の腕は、基板101の側面を通って上方に延びる。
U字型の継鉄103の他方の腕の上部には可動バネ105が取り付けられているが、可動バネ105はU字型の継鉄103の一方の腕の方向に直角に折り曲げられ、U字型の継鉄103の一方の腕を越えて水平に延びる。
【0016】
可動バネ105にはカシメ部材106によって、接極子107が取り付けられている。なお、接極子107の一端はU字型の継鉄103の他方の腕と接触し、U字型の継鉄103の一方の腕を覆う大きさを有する。即ち、接極子107はコイル102が励磁されたときにはU字型の継鉄103の開口部を閉じ、閉磁路を構成する。
【0017】
可動バネ105の、U字型の継鉄103の一方の腕を越えて延びた部分には、2つの共通接点1Cおよび2Cが形成される。可動バネ105は導電材であるので2つの共通接点1Cおよび2Cは電気的に結合されている状態である。
共通接点の上方対向位置には、2つの分離したブレーク接点1Bおよび2Bが配置される。また、共通接点の下方対向位置には、2つの分離したメイク接点1Mおよび2Mが配置される。
【0018】
2つのブレーク接点1Bおよび2Bは、基板101に垂直に建てられた2本の逆L字型ブレーク接点支持部材108および109の腕部下面に配置される。このブレーク接点支持部材108および109は導電性であり、2つのブレーク接点1Bおよび2Bと、基板101の下方に突出する2本のブレーク端子110および111とを接続する。
【0019】
2つのメイク端子1Mおよび2Mは、基板101に垂直に建てられた2本の逆L字型メイク接点支持部材112および113の腕部上面に配置される。このメイク接点支持部材112および113は導電性であり、2つのメイク接点1Mおよび2Mと、基板101の下方に突出する2本のメイク端子114および115とを接続する。
【0020】
図3は本発明に係る電磁継電器の第2の実施形態の電気回路図、図4はその斜視図であって、負荷11と電源である蓄電池12とは、直列接続された2つの接点を有する電磁継電器1を介して接続される。
電磁継電器1は2個の共通接点(1C,2C)、2個のメイク接点(1M,2M)および2個のブレーク接点(1B,2B)を有する。第1のメイク接点1Mと第2のメイク接点2Mとは電磁継電器の内部で接続されており、第1のメイク接点1Mと第2のメイク接点2Mは外部接続端子を有しない。第1の共通接点1Cは負荷11の一方の端子に、第2の共通接点2Cは蓄電池12の負極に接続される。そして第1のブレーク接点1B、負荷11の他方の端子および蓄電池12の正極は共通に接続される。
【0021】
従って、電磁継電器のコイルが励磁されると、メイク接点1Mおよび2Mと2個の共通接点1Cおよび2Cは接触状態となり、負荷11は蓄電池12から電力の供給を受けて動作を開始する。そして、電磁継電器のコイルが無励磁となると、メイク接点1Mおよび2Mと2個の共通接点1Cおよび2Cは開離状態となり負荷は動作を停止する。
【0022】
なお、本実施形態においても負荷11を短絡状態とすることが望ましい。このため、第2の実施形態においては、第1のブレーク端子1Bは負荷の他方の端子に接続している。
上記のように動作する第2の実施形態の電磁継電器1は、U字型の継鉄103の一方の腕は基板101を貫通して上方に延び、その周囲にコイル102が巻回される。U字型の継鉄103の他方の腕は基板101の側面を通って上方に延びる。
【0023】
U字型の継鉄103の他方の腕の上部には2本の可動バネ401および402が継鉄103と電気的に絶縁されて取り付けられているが、可動バネ401および402の他端はU字型の継鉄103の一方の腕方向に直角に折り曲げられて、U字型の継鉄103の一方の腕を越えて水平に延びる。なお、可動バネ401および402の他方端はU字型の継鉄103の底部を越えて下方に延び、第1の共通端子(図示せず)および第2の共通端子404に接続される。
【0024】
可動バネ401および402には、絶縁材403を介してカシメ部材106によって接極子107が取り付けられている。なお、接極子107の一端はU字型の継鉄103の他方の腕と接触し、U字型の継鉄103の一方の腕を覆う大きさを有する。即ち、接極子107はコイル102が励磁されたときにはU字型の継鉄103の開口部を閉じ、閉磁路を構成する。
【0025】
可動バネ401および402の、U字型の継鉄103の一方の腕を越えて延びた部分には、2つの共通接点1Cおよび2Cが形成される。
共通接点の上方対向位置には、2つの分離したブレーク接点1Bおよび2Bが配置される。また、共通接点の下方対向位置には、導電性のメイク基板405上に形成された2つのメイク接点1Mおよび2Mが配置される。
【0026】
2つのブレーク接点1Bおよび2Bは、基板101に垂直に建てられた2本の逆L字型ブレーク接点支持部材108および109の腕部下面に配置される。このブレーク接点支持部材108および109は導電性であり、2つのブレーク接点1Bおよび2Bと基板101の下方に突出する2本のブレーク端子110および111とを接続する。
【0027】
メイク基板405は、例えば2本の逆L字型ブレーク接点支持部材108および109に電気的に絶縁されてネジ止めされる等の適宜の方法で固定される。
図5は本発明に係る電磁継電器の第3の実施形態の電気回路図、図6はその斜視図であって、負荷11と電源である蓄電池12とは、直列接続された2つの接点を有する電磁継電器1を介して接続される。
【0028】
電磁継電器1は2個の共通接点(1C,2C)、2個のメイク接点(1M,2M)および2個のブレーク接点(1B,2B)を有する。第1のメイク接点1Mと第2の共通接点1Cとは電磁継電器の内部で接続されており、第1のメイク接点1Mと第2の共通接点1Cは外部接続端子を有しない。第1の共通接点1Cは負荷11の一方の端子に、第2のメイク接点2Mは蓄電池12の正極に接続される。そして負荷11の他方の端子と蓄電池12の負極は直接接続される。
【0029】
従って、電磁継電器のコイルが励磁されると、メイク接点1Mおよび2Mと2個の共通接点1Cおよび2Cは接触状態となり、負荷11は蓄電池12から電力の供給を受けて動作を開始する。そして、電磁継電器のコイルが無励磁となると、メイク接点1Mおよび2Mと2個の共通接点1Cおよび2Cは開離状態となり負荷は動作を停止する。
【0030】
なお、負荷11が電動機である場合には、本実施形態においても負荷11を短絡状態とすることが望ましい。このため、第3の実施形態においては、第1のブレーク端子1Bを負荷の一方の端子に接続している。
上記のように動作する第3の実施形態の電磁継電器1は、U字型の継鉄103の一方の腕は基板101を貫通して上方に延び、その周囲にコイル102が巻回される。U字型の継鉄103の他方の腕は基板101の側面を通って上方に延びる。
【0031】
U字型の継鉄103の他方の腕の上部には2本の可動バネ401および402が取り付けられているが、可動バネ401および402はU字型の継鉄103の一方の腕の方向に直角に折り曲げられて、U字型の継鉄103の一方の腕を越えて水平に延びる。なお、第1の可動バネ401は絶縁材601を介して、第2の可動バネ402は直接に、U字型の継鉄103の他方の腕に固定される。
【0032】
2本の可動バネ401および402の水平部の他方の腕の直上部には、2本の可動バネ401および402が相互に接触しないように絶縁材602が配置される。そして、絶縁材602の中央のカシメ部材106によって、接極子107が取り付けられている。なお、接極子107はU字型の継鉄103の他方の腕と接触し、U字型の継鉄103の一方の腕を覆う大きさを有する。即ち、接極子107はコイルが励磁されたときにはU字型の継鉄103の開口部を閉じ、閉磁路を構成する。
【0033】
可動バネ401および402の継鉄103の一方の腕を越えて延びた部分には、2つの共通接点1Cおよび2Cが形成される。
共通接点の上方対向位置には、1枚のブレーク接点基板603の下面に2つのブレーク接点1Bおよび2Bが配置される。即ち、2つのブレーク接点1Bおよび2Bは導電性のブレーク接点基板603によって電気的に接続される。また、共通接点の下方対向位置には、2つの分離したメイク接点1Mおよび2Mが配置される。
【0034】
ブレーク接点基板603は、基板101に垂直に建てられた逆L字型ブレーク接点支持部材604に配置される。このブレーク接点支持部材604の内側に設置された導電材は、ブレーク接点基板603と基板101の下方に突出するブレーク端子(図示せず)とを接続する。
2つのメイク端子1Mおよび2Mは、基板101に垂直に建てられた2本の逆L字型メイク接点支持部材112および113(図示せず)の腕部上面に配置される。このメイク接点支持部材112および113は導電性であり、2つのメイク接点1Mおよび2Mと基板101の下方に突出する2本のメーク端子114および115(図示せず)とを接続する。なお、第1のメイク端子は、U字型の継鉄103に直接に取り付けられているため、第1のメイク端子と第2の共通端子2Cとは電気的に接続された状態である。
【0035】
図7は第1ないし第3の実施例の効果を説明するグラフ(1)であって、(A)は1接点によって回路を遮断した場合、(B)は直列接続された2接点によって回路を遮断した場合のメイク接点の電圧の遷移を示す。2つのグラフにおいて、縦軸はメイク接点の電圧を、横軸は時間を表す。
このグラフから明らかなように、メイク接点が完全に遮断されるまでに(A)の場合には65.8μ秒を要するのに対し、(B)の場合には36.5μ秒しかかからず、アーク継続時間は半減する。
【0036】
図8は本発明の効果を説明するグラフ(2)であって、1接点または2接点で回路を遮断したときの遮断電圧(V)とアーク継続時間(μ秒)の関係を示す。このグラフにおいて、縦軸はアーク継続時間を、横軸は遮断電圧を表す。
このグラフから明らかなように、遮断電圧が増加すると2接点で回路を遮断した場合のアーク継続時間は1接点で回路を遮断した場合の半分となる。
【0037】
即ち、第1ないし第3の実施例にあっては、回路を2つ以上直列接続された開閉回路によって遮断することにより、アーク継続時間が半減され、接点の寿命を延ばすことが可能となる。
以上第1から第3の実施例においては、直列接続された2つ以上の開閉回路を使用して回路を遮断することによって遮断時に発生するアーク継続時間を短縮して接点寿命を確保していたが、接点近傍に磁石を配置し磁力によりアークを消す磁気アーク消弧を採用することにより接点寿命を延ばすことも可能である。
【0038】
図9は磁気アーク消弧型電磁継電器の原理図であって、U字型の継鉄91の一方の腕には主コイル92が巻回される。
継鉄91の他方の腕の上部には可動バネ93が取り付けられるが、可動バネ93はほぼ直角に折り曲げられて継鉄91の一方の腕を越えて延びるが、この部分には一端が継鉄91の一方の腕に接する接極子94が取り付けられる。なお、接極子94は、継鉄91の一方の腕を覆う大きさを有し、主コイル92を励磁したときにU字型の継鉄91の開口部を短絡し閉磁路を構成する機能を有する。
【0039】
可動バネ93の延長端には共通接点Cが形成され、共通接点Cの上方対向位置にはブレーク接点Bが、下方対向位置にはメイク接点Mが配置される。さらに、共通接点Cとメイク接点Mの近傍には、共通接点Cとメイク接点Mの間の空隙に磁界が形成されるように磁石95が配置される。
即ち、主コイル92が励磁されると共通接点Cとメイク接点Mとが接触し、主コイル92が無励磁とされると共通接点Cとメイク接点Mとが開離するが、共通接点Cとメイク接点Mを開離して回路を遮断する際に共通接点Cとメイク接点Mとの間にアークが発生する。アーク中を流れる電流と共通接点Cとメイク接点Mの間の空隙に存在する磁界の双方に直角方向にアークにフレミングの左手の法則に基づく力が作用し、アークは接点の外部に押し出されるため、アークによる接点の磨耗が抑制される。
【0040】
磁気アーク消弧型電磁継電器では磁石として永久磁石を使用することも可能であるが、永久磁石は高価であり、かつ、アーク消弧のためには回路遮断時に磁界が存在すれば充分であることに鑑み、本発明においては主コイル92を無励磁とする際に発生する逆起電力を使用してアーク消弧用の磁界を発生させる。
図10は第4の実施形態の電磁継電器の概略構造図であって、図7と同一の要素には同一の参照番号を使用する。
【0041】
第4の実施形態では、図9の原理図に対してU字型の継鉄71の一方の腕の上部にメイク接点Mの方向に向かって延びる延長継鉄41と、この延長継鉄41に巻回された消弧コイル42が追加される。
主コイル92は励磁電源43およびスイッチング素子44の直列接続に接続される。また、消弧コイル42はスイッチング素子44をオン状態として主コイル92の励磁を開始したときに消弧コイル42に励磁電流が流れることを防止する逆流防止用ダイオード45を介して主コイル72に並列接続される。
【0042】
即ち、図10に示す実施形態においては、主コイル92の巻き始め端921と消弧コイル42の巻き始め端とは共通であり、主コイル92の巻き終わり端922と消弧コイル42の巻き終わり端422の間には、主コイル92の巻き終わり端922にカソードが、消弧コイル42の巻き終わり端422にアノードが接続される逆流防止用ダイオード45が接続される。また、主コイル92の巻き始め端921は励磁電源43の正極に、巻き終わり端922はスイッチング素子44を介して励磁電源43の負極に接続される。
【0043】
図11はスイッチング素子44をオフとしたときの磁束の発生状況の説明図(その1)、図12はメイク接点の状態、閉磁路に発生する磁束Φ1 、延長継鉄41に発生する磁束Φ2 、および励磁電流の時間的変化を示すグラフ(その1)である。
本実施例において、スイッチング素子44をオンとすると、主コイル92には励磁電流IE が流れるが、励磁電流は逆流防止用ダイオード45に阻止されるため消弧コイル42には流れ込まない。従って、主コイル92が励磁されると、U字型の継鉄91の開口部が接極子94で覆われて形成された閉磁路内を磁束Φ1 が発生するが、延長継鉄41中には磁束は発生しない。
【0044】
スイッチング素子44をオフとすると主コイル92によりU字型の継鉄91と接極子94で構成される閉磁路内の磁束Φ1 は消滅するが、この際閉磁路内に逆起電力が発生し主コイルに励磁時とは逆向きの電流IR が流れる。この逆向きの電流は逆流防止用ダイオード45を順方向に流れて、消弧コイル42中を流れる。従って、延長継鉄41内および共通接点Cとメイク接点Mの間の空隙に磁束Φ2 が発生して磁界が形成され、この磁界と共通接点Cとメイク接点Mの間に発生するアーク中を流れる電流との相互作用による力F1 がアークに加わりアークが消弧される。
【0045】
図13は第5の実施形態の電磁継電器の概略構造図であって、図9および図10と同一の要素には同一の参照番号を使用する。
第5の実施形態では、図9に示す原理図に対して、U字型の継鉄91の一方の腕の上部にメイク接点Mの方向に向かって延びる延長継鉄41と、この延長継鉄41に巻回された消弧コイル42の外に、U字型の継鉄91の一方の腕に巻回される副コイル51が追加されるが、逆流防止用ダイオード45は不要である。
【0046】
主コイル92の巻き始め端921と副コイル51および消弧コイル42の巻き終わり端とは共通に接続され、副コイル51および消弧コイル42の巻き終わり端も共通に接続される。
そして、励磁電源43とスイッチング素子44の直列接続で構成される励磁回路が主コイル92の巻き始め端921と巻き終わり端922との間に接続される。
【0047】
図14はスイッチング素子44をオフとしたときの磁束の発生状況の説明図(その2)、図15はメイク接点の状態、閉磁路に発生する磁束Φ1 、副コイルを流れる電流、延長継鉄41に発生する磁束Φ2 、および励磁電流の時間的変化を示すグラフである。
スイッチング素子44をオンとすると、U字型の継鉄71内に磁束Φ1 が発生しメイク接点が閉となる。磁束Φ1 が発生するとき副コイル51に電流IE が発生し、延長継鉄41に磁束Φ2 が発生するが、これは特段の作用を奏するものではない。
【0048】
スイッチング素子44をオフとすると、U字型の継鉄71内の磁束Φ1 は消滅するが、この際発生する逆起電力により副コイル51および消弧コイル52に逆起電力電流IR が流れる。すると、延長継鉄41内および共通接点Cとメイク接点Mの間の空隙に磁束が発生して磁界Φ2 が形成され、この磁界と共通接点Cとメイク接点Mの間に発生するアーク中を流れる電流との相互作用による力がアークに加わりアークが消弧される。
【0049】
【発明の効果】
本発明に係る電磁継電器によれば、共通接点とメイク接点とが開離する際に共通接点とメイク接点の間におけるアークの発生が抑制されるため、接点の磨耗が減少し電磁継電器の寿命を延長することが可能となるだけでなく、接点間隔を小さくすることもできるため電磁継電器を小型化することも可能となる。
【0050】
本発明に係る電磁継電器によれば、共通接点とメイク接点とで構成される開閉回路を2つ以上直列接続することにより、回路遮断時のアークの発生を抑制することが可能となる。
また、他の電磁継電器によれば、回路を遮断する際に発生する逆起電力により生成される磁界とアーク中を流れる電流によって、接点間に発生するアークを消すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態の電気回路図である。
【図2】 第1の実施形態の電磁継電器の斜視図である。
【図3】 第2の実施形態の電気回路図である。
【図4】 第2の実施形態の電磁継電器の斜視図である。
【図5】 第3の実施形態の電気回路図である。
【図6】 第3の実施形態の電磁継電器の斜視図である。
【図7】 本発明の効果を説明するグラフ(その1)である。
【図8】 本発明の効果を説明するグラフ(その2)である。
【図9】 磁気アーク消弧型電磁継電器の原理図である。
【図10】 第4の実施形態の電磁継電器の概略構成図である。
【図11】 磁束の発生状況の説明図(その1)である。
【図12】 メイク接点等の時間的変化を示すグラフ(その1)である。
【図13】 第5の実施形態の電磁継電器の概略構造図である。
【図14】 磁束の発生状況の説明図(その2)である。
【図15】 メイク接点等の時間的変化を示すグラフ(その2)である。
【符号の説明】
1…電磁継電器
1C、2C…共通接点
1M、2M…メイク接点
1B、2B…ブレーク接点
11…負荷
12…電源
101…基板
102…コイル
103…継鉄
105、401、402…可動バネ
106…カシメ部材
107…接極子
108、109…ブレーク接点支持部材
110、111…ブレーク端子
112、113…メイク接点支持部材
114、115…メイク端子
403…絶縁材
404…共通端子
405…共通メイク基板
601、602、604…絶縁材
603…共通ブレーク基板
Claims (3)
- 鉄芯に巻回されたコイルと、
前記コイルに電力を供給したときに前記鉄芯に吸引され、可動バネに取り付けられた接極子と、
前記可動バネの端部に電気的に接続されて設けられた第1及び第2共通接点と、
前記鉄芯に前記接極子が吸引されたときに、前記第1及び第2共通接点の各々と接触する第1及び第2メイク接点と、
前記コイルへの電力の供給が停止されたときに、前記第1及び第2共通接点の各々と接触する第1及び第2ブレーク接点と、を備え、
前記第1メイク接点及び第1ブレーク接点と第2ブレーク接点との間に負荷が接続され、
前記第2メイク接点と第2ブレーク接点との間に電源が接続され、
前記接極子が前記鉄心に吸引されたとき、前記第1及び第2共通接点の各々が前記第1及び第2メイク接点に接触して、前記電源から前記負荷に電力が供給され、
前記コイルへの電力の供給が停止されたとき、前記負荷が短絡されることを特徴とする電磁継電器。 - 鉄芯に巻回されたコイルと、
前記コイルに電力を供給したときに前記鉄芯に吸引され、2本の可動バネに電気的に絶縁されて取り付けられた接極子と、
前記可動バネの端部の各々に設けられた第1及び第2共通接点と、
前記鉄芯に前記接極子が吸引されたときに、前記第1及び第2共通接点の各々と接触され、互いに接続された第1及び第2メイク接点と、
前記コイルへの電力の供給が停止されたときに、前記第1共通接点と接触する第1ブレーク接点と、を備え、
前記第1共通接点と前記第1ブレーク接点との間に負荷が接続され、
前記第2共通接点と前記第1ブレーク接点との間に電源が接続され、
前記接極子が前記鉄心に吸引されたとき、前記第1及び第2共通接点の各々が前記第1及び第2メイク接点に接触して、前記電源から前記負荷に電力が供給され、
前記コイルへの電力の供給が停止されたとき、前記第1共通接点が前記第1ブレーク接点に接触して前記負荷が短絡されることを特徴とする電磁継電器。 - 鉄芯に巻回されたコイルと、
前記コイルに電力を供給したときに前記鉄芯に吸引され、2本の可動バネに電気的に絶縁されて取り付けられた接極子と、
前記可動バネの端部の各々に設けられた第1及び第2共通接点と、
前記鉄芯に前記接極子が吸引されたときに、前記第1及び第2共通接点の各々と接触する第1及び第2メイク接点と、
前記コイルへの電力の供給が停止されたときに、前記第1及び第2共通接点の各々と接触し、互いに接続された第1及び第2ブレーク接点と、を有する電磁継電器であって、
前記第1メイク接点と前記第2共通接点とが接続され、
前記第1共通接点と前記第1ブレーク接点との間に負荷が接続され、
前記第1ブレーク接点と前記第2メイク接点との間に電源が接続され、
前記接極子が前記鉄心に吸引されたとき、前記第1及び第2共通接点の各々が前記第1及び第2メイク接点に接触して、前記電源から前記負荷に電力が供給され、
前記コイルへの電力の供給が停止されたとき、前記第1共通接点が前記第1ブレーク接点に接触して前記負荷が短絡されることを特徴とする電磁継電器。
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