JP6266564B2 - 決済装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、決済装置及びプログラムに関する。
従来から、店舗等の物品販売の現場では、決済装置が用いられている。
決済装置として、連動モード及び非連動モードの2つの動作モードを持つ装置がある。この種の決済装置は、連動モードでは、売上登録の結果として生成された決済情報をPOS(point of sales)端末などの登録装置から受けて、この決済情報に基づく決済処理を行う。また決済装置は、非連動モードでは、決済装置に備えられた操作デバイスでの操作により入力された決済情報に基づく決済処理を行う。
このような決済装置は、待機状態において、登録装置から所定の情報を受信すると、連動モードでの動作を開始する。また決済装置は、待機状態において、操作デバイスで所定の操作が入力されると、非連動モードでの動作を開始する。
この種の決済装置は、連動モードにおいて典型的には、登録装置を操作するのと同一の操作者により操作される。操作者が連動モードでの決済を行おうとしていても、操作者の操作ミスにより非連動モードでの動作が開始されてしまうことがあった。当該操作ミスは例えば、登録装置において決済情報を送信するための正しい操作が行われるよりも前に、決済装置における操作を操作者が開始してしまった場合である。あるいは上記の操作ミスは例えば、操作者が、登録装置における操作は正しく行ったものの、決済装置が連動モードで起動するよりも前に決済装置における操作を開始してしまった場合である。
このような場合、操作者は連動モードで決済処理が行われていると勘違いし、正しい決済が行われない恐れがある。
一方で、非連動モードとなってしまったことを認識した操作者が、そのまま非連動モードでの決済を進めるとともに、登録装置での登録処理をキャンセルすることも考えられる。登録装置が売上データを集計するための処理を行う場合、上記のようにキャンセルされた取引の情報は売上データには反映されず、売上データと実際の取引の内容とに不整合が生じることになる。
このような事情から、決済装置が連動モードでの動作を開始したことを操作者に意識させることが望まれていた。
特開2012−215981号公報
本発明は、決済装置が連動モードでの動作を開始したことを操作者に意識させることが可能な決済装置及びプログラムを提供することを目的とする。
実施形態の決済装置は、入力手段、連動決済手段、非連動決済手段、表示手段及び決済制御手段を備える。入力手段は、操作者による操作を入力する。連動決済手段は、決済対象の取引についての登録処理を行う登録装置から送信された決済情報に基づく決済処理を行う。非連動決済手段は、入力手段により入力された操作で指定された決済情報に基づく決済処理を行う。表示手段は、連動決済手段による決済処理の開始のために前記登録装置から予め定められた情報が送信されたことに応じて、前記連動決済手段による決済処理が開始されることを操作者に意識させるための文字、図形、記号又はこれらの組み合わせを含む注意喚起アイコンを表示する。決済制御手段は、表示手段により注意喚起アイコンが表示されているときに、予め定められた確認操作が入力手段により入力されたことに応じて前記連動決済手段による決済を開始するように、また前記連動決済手段および前記非連動決済手段のいずれもが決済処理を行っていない待機状態において、予め定められた操作が前記入力手段で入力されたことに応じて前記非連動決済手段による決済を開始するように、前記連動決済手段及び前記非連動決済手段を制御する。
実施形態に係る決済装置の外観及び利用状況を示す斜視図。 図1に示される決済装置及び登録装置のブロック図。 図2中の登録装置に設けられたCPUによる制御処理のフローチャート。 図2中の決済装置に設けられたCPUによる制御処理のフローチャート。 実施形態に係る注意喚起画像の一例を示す図。 変形例としての注意喚起画像の一例を示す図。 変形例としての注意喚起画像の一例を示す図。
以下、実施形態に係る決済装置について図面を用いて説明する。
図1は、実施形態に係る決済装置10の外観及び利用状況を示す斜視図である。
決済装置10には、読取端末20及びピンパッド端末30が接続されることがある。決済装置10は、登録装置40に接続される。
決済装置10は、登録装置40と連動せずに非連動モードで決済を行うこともできるし、接続された登録装置40と連動して連動モードで決済を行うこともできるものである。連動モードでは、登録装置40から決済装置10へと送られる決済情報に基づく決済処理を決済装置10が実行する。
決済装置10による決済には、既存の他の決済装置で利用されているのと同様な公知の決済方法を用いることができる。決済方法は例えば、クレジット決済、デビット決済、プリペイド決済、電子マネー決済、あるいはポイント決済などである。上記の各種決済のためには、カード媒体が広く利用される。カード媒体としては、磁気カード(磁気ストライプカード)、接触型IC(Integrated Circuit)カード、または非接触型ICカードなどが適用される。これらの各カードは、磁気ストライプ、接触型ICチップまたは非接触型ICチップによりデータを記録する。また、上記の各種決済のために、非接触型ICチップを搭載した電子機器(例えば携帯電話、スマートフォン、タブレットPC等)などが利用される場合もある。
決済装置10は、本体11、タッチパネル12、カード読取装置13及びレシート排出口14を備える。本体11は、決済装置10を構成するための後述する各種の要素の多くを含む。タッチパネル12は、本体11の上部に設けられている。カード読取装置13は、タッチパネル12の側面部に設けられている。レシート排出口14は、タッチパネル12の操作者(店員など)に近い側に形成されている。レシート排出口14は、本体11の内部に配置された印刷機で印刷された決済伝票等を本体11の外部へと排出するために利用される。
読取端末20は、非接触型ICチップに記憶された情報を読み取るために設けられるものである。読取端末20は、読取部21及び表示デバイス22を備える。
読取部21は、非接触型ICチップに記憶された情報を無線通信により非接触で読み取る。読取部21は、非接触型ICチップに記憶された情報を書き換える。
表示デバイス22は、各種情報を表示する。表示デバイス22で表示する各種情報は、例えば決済金額、非接触型ICチップを搭載した媒体を読取部21に近付けるよう促す文章、あるいは決済が完了したことを通知するための文章などである。
ピンパッド端末30は、接触型ICカードから情報を読み取る。ピンパッド端末30は、カード差込口31、ピンパッド32及び表示デバイス33を備える。
カード差込口31から接触型ICカードを差し込むことで、ピンパッド端末30の内部に設けられた電極と、接触型ICカードに搭載された接触型ICチップの電極とを接触させることができる。ピンパッド端末30は、この電極どうしの接触を介して、接触型ICチップに記録された情報を読み取る。
ピンパッド32は、テンキー、確定ボタン、訂正ボタン及び各種機能が割り当てられたボタンなどからなる。ピンパッド32は、買物客による操作により暗証番号の入力などを行う。
表示デバイス33は、決済金額、接触型ICカードをカード差込口31に差し込むように促す文章又は決済が完了したことの通知のための文章などを表示する。
登録装置40は、商取引の対象となる商品の登録処理を行う。登録装置40は、登録した商品についての代金の決済のための決済処理を行う機能を持つ。登録装置40はまた、決済処理を決済装置10に行わせるために、決済情報を決済装置10へと送る機能を持つ。
図2は決済装置10及び登録装置40のブロック図である。なお、図2においては、図1に示される要素と同一の要素については、図1に示されるのと同一の符号を付している。
本体11は、CPU(central processing unit)111、主記憶デバイス112、補助記憶デバイス113、通信デバイス114、印刷機115、グラフィックコントローラー116、スピーカー117及び通信コネクタ1141〜1144を有している。
CPU111は、決済装置10の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。CPU111は、BIOS(basic input/output system)、オペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに従って、決済装置10としての各種の機能を実現するべく決済装置10の各部を制御する。さらにCPU111は、通信デバイス114を介して読取端末20及びピンパッド端末30の制御を行う場合もある。
主記憶デバイス112は、上記コンピューターの主記憶部分に相当する。主記憶デバイス112は、ROM(read only memory)及びRAM(random access memory)を備える。主記憶デバイス112は例えば以下のように動作する。
ROMは、上記のBIOS、オペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する。またROMは、CPU111が決済装置10の各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを記憶する場合もある。RAMは、CPU111が処理を実行する上で必要なデータを記憶する。またRAMは、CPU111によって情報が適宜書き換えられるワークエリアとしても利用される。
補助記憶デバイス113は、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス113は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)又はSSD(solid state drive)などである。補助記憶デバイス113は、CPU111が各種の処理を行う上で使用するデータ又はCPU111での処理によって生成されたデータなどを保存する。補助記憶デバイス113は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションなどのプログラムを記憶する場合もある。売上データなども、補助記憶デバイス113に記憶される場合がある。
主記憶デバイス112または補助記憶デバイス113に記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例として決済装置10は、制御プログラムが主記憶デバイス112または補助記憶デバイス113に記憶された状態で、利用者へと譲渡される。しかしながら決済装置10は、制御プログラムが主記憶デバイス112または補助記憶デバイス113に記憶されない状態で利用者に譲渡されても良い。そして、別途に利用者へと譲渡された制御プログラムが、利用者またはサービスマンなどによる操作の下に主記憶デバイス112または補助記憶デバイス113へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
通信デバイス114には、通信コネクタ1141〜1144が接続されている。通信デバイス114は、通信コネクタ1141〜1144に接続された機器との通信を行う。通信コネクタ1141〜1143には、登録装置40、読取端末20及びピンパッド端末30が接続されている。通信コネクタ1144には、ネットワーク50が接続されている。
ネットワーク50は例えば、インターネット、電話回線網、3G若しくはLTE(long term evolution)等の携帯電話回線網、専用回線、その他のネットワーク又はこれらの組合せなどである。決済装置10は、認証などのためにネットワーク50を介してサーバー60と通信する。
通信コネクタ1141〜1143は例えば、RS−232C、USB(universal serial bus)、SCSI(small computer system interface)、IEEE 1394、Ethernet(登録商標)又はその他のインターフェース規格に準拠したケーブルを接続するための端子である。
通信コネクタ1141〜1143を使用せずに、決済装置10が登録装置40、読取端末20又はピンパッド端末30と無線通信しても良い。当該無線通信には例えば、無線LAN(local area network)又はBluetooth(登録商標)などを用いることができる。
通信コネクタ1144は例えば、Ethernetケーブルまたは電話線などを接続する端子である。
通信コネクタ1144を使用せずに、決済装置10がネットワーク50と無線通信しても良い。当該無線通信には例えば、無線LANまたは携帯電話回線などを用いることができる。
通信コネクタの数は4に限らない。例えば、様々な種類のケーブルを接続できるようにするため、あるいはその他の装置を接続するために5以上の通信コネクタを備えていても良い。決済装置10と、読取端末20、ピンパッド端末30、登録装置40及びネットワーク50のうちの一部との接続に無線通信を用いるのであれば、通信コネクタ1141〜1144の一部を省略しても良い。
印刷機115は、決済伝票などを印刷する。印刷機115としては、サーマルプリンター、インクジェットプリンター又はレーザープリンターなど種々の方式のプリンターを用いることができる。
グラフィックコントローラー116は、CPU111からの命令の下に表示装置122で表示させる画像の処理及び表示装置122の制御を行う。
スピーカー117は、CPU111から送られた音信号に応じた音を発する。
タッチパネル12は、タッチ検出部材121と表示装置122とを含む。タッチ検出部材121は、表示装置122の表示面に積層する状態で配置されている。タッチパネル12は、操作者が表示装置122の表示面に指などにより触れようとするタッチ操作に際し、そのタッチ操作の対象となる位置をタッチ検出部材121が検出して、座標位置情報として出力する。かくしてタッチ検出部材121は、操作者による操作を入力する入力手段の一例である。
タッチ検出部材121の位置検出方式としては、膜抵抗方式、静電容量方式、電磁誘導方式、光学方式又は弾性波方式など種々の方式を用いることができる。
表示装置122としては、典型的には液晶ディスプレイが用いられる。なお表示装置122は、バックライトを備える。
カード読取装置13は、磁気カードを読み取る。図1においては、カード読取装置13に磁気ストライプカードをスライドさせるように通すことで磁気ストライプに記録された情報を読み取るタイプのカード読取装置13を示している。
登録装置40は、既存のPOS端末と同様のもので良い。
すなわち登録装置40は、本体41、表示デバイス42,43及び入力デバイス44を備える。本体41はさらに、CPU401、主記憶デバイス402、補助記憶デバイス403、通信デバイス404、通信コネクタ4041及び印刷機405を含む。
表示デバイス42は、登録装置40の操作者に確認させるための各種情報を表示する。
表示デバイス43は、買物客に確認させるための各種情報を表示する。当該各種情報は、例えば商品名、商品の金額、取引の小計金額及び取引の合計金額などである。
入力デバイス44は、操作者による操作に応じて各種の情報を入力する。入力デバイス44としては、キーボード、キーパッド又はボタンなどを用いることができる。また入力デバイス44としては、表示デバイス42の表示面に重ねて配置されたタッチ検出部材を用いることもできる。つまり、タッチパネルの表示装置及びタッチ検出部材を表示デバイス42及び入力デバイス44として用いても良い。
CPU401は、登録装置40の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。CPU401は、BIOS、オペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに従って、登録装置40としての各種の機能を実現するべく登録装置40の各部を制御する。
主記憶デバイス402は、上記コンピューターの主記憶部分に相当する。主記憶デバイス402は、ROM及びRAMを備える。主記憶デバイス402は例えば以下のように動作する。
ROMは、上記のBIOS、オペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する。またROMは、CPU401が登録装置40の各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを記憶する場合もある。RAMは、CPU401が処理を実行する上で必要なデータを記憶する。またRAMは、CPU401によって情報が適宜書き換えられるワークエリアとしても利用される。
補助記憶デバイス403は、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス403は、例えばEEPROM、HDD又はSSDなどである。補助記憶デバイス403は、CPU401が各種の処理を行う上で使用するデータ又はCPU401での処理によって生成されたデータなどを保存する。補助記憶デバイス403は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションなどのプログラムを記憶する場合もある。売上データなども、補助記憶デバイス403に記憶される場合がある。
主記憶デバイス402または補助記憶デバイス403に記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例として登録装置40は、制御プログラムが主記憶デバイス402または補助記憶デバイス403に記憶された状態で、利用者へと譲渡される。しかしながら登録装置40は、制御プログラムが主記憶デバイス402または補助記憶デバイス403に記憶されない状態で利用者に譲渡されても良い。そして、別途に利用者へと譲渡された制御プログラムが、利用者またはサービスマンなどによる操作の下に主記憶デバイス402または補助記憶デバイス403へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
通信デバイス404には、通信コネクタ4041が接続されている。通信デバイス404は、通信コネクタ4041に接続された機器との通信を行う。通信コネクタ4041には、決済装置10などが接続される。
通信コネクタ4041は例えば、RS−232C、USB、SCSI、IEEE 1394、Ethernet又はその他のインターフェース規格に準拠したケーブルを接続するための端子である。
印刷機405は、レシート、領収書、売上票、利用明細、各種控え又は集計リストなどをレシート用紙に印刷する。
登録装置としては、POS端末に限らず電子キャッシュレジスター(ECR:electronic cash register)などを用いても良い。
以下、決済装置10の動作を説明する。またここでは、決済装置10の動作の説明のために、登録装置40の動作についても説明する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
図3は、CPU401による制御処理のフローチャートである。図4は、CPU111による制御処理のフローチャートである。
登録装置40が、商取引の対象となる商品の登録処理を行うモードで起動されると、CPU401は、主記憶デバイス402または補助記憶デバイス403に記憶された制御プログラムに従って図3に示す制御処理を開始する。
CPU401はまず、商取引の対象となる商品の登録のための操作が開始されたか否かを確認する(Act1)。そしてCPU401は、該当する操作が行われていないならば(Act1のNo)、Act1を繰り返す。かくしてCPU401はAct1においては、商品登録のための操作が開始されるのを待ち受ける。そしてCPU401は、例えば入力デバイスに設けられて商品が割り付けられたボタンがタッチされるなどのような商品登録のための操作が開始されたならば(Act1のYes)、登録処理(Act2)を開始する。登録処理は、操作者による操作に応じて、商取引の対象となる商品のリストを作成するなどの周知の処理である。CPU401は、入力デバイス44に設けられた小計ボタンがタッチされるなどの予め定められた操作がなされたならば、登録処理を終了する。
そしてCPU401は、決済操作が行われたか否かを確認する(Act3)。決済操作とは、登録装置40で決済処理を行うことを操作者が指示するためのものとして予め定められた操作である。例えば、買物客が現金又は紙製の商品券若しくはギフトカードなど(以下「現金等」という)を用いた決済を希望する場合は、操作者は決済操作を行う。CPU401は、この決済操作が行われないならば(Act3のNo)、送信操作が行われたか否かを確認する(Act4)。送信操作とは、決済装置10を利用しての決済を行うべく決済情報を決済装置10へと送信すべきであることを操作者が指示するためのものとして予め定められた操作である。CPU401は、この送信操作が行われないならば(Act4のNo)、Act3へと戻る。かくしてAct3,Act4においてCPU401は、決済操作または送信操作がなされるのを待ち受ける。
操作者は、買物客の希望に応じて、決済操作または送信操作を行う。CPU401は、決済操作が行われたならば(Act3のYes)、決済処理を実行する(Act5)。ここでの決済処理は、決済装置10を利用せずに、登録装置40のみで決済のための各種の処理を行うための処理である。CPU401は、この決済処理において、印刷機405によるレシートの発行までの周知の処理を行う。CPU401は、決済処理を終えたならば、Act1の待ち受け状態に戻る。
CPU401は、送信操作が行われたならば(Act4のYes)、決済処理を受け入れ可能であるかどうかを決済装置10に対して問い合わせる(Act6)。具体的には、CPU401は、この問い合わせのために予め定められた問い合わせコマンドを決済装置10に対して送信するように通信デバイス404に命令を発する。この命令を受けて通信デバイス404は、決済装置10に対して当該問い合わせコマンドを送信する。
ところで決済装置10が起動されると、CPU111は、主記憶デバイス112または補助記憶デバイス113に記憶された制御プログラムに従って図4に示す制御処理を開始する。
CPU111はまず、表示装置122の表示画面を待受画面とする(Act21)。具体的にはCPU111は、その旨をグラフィックコントローラー116に命令する。この命令を受けてグラフィックコントローラー116は、待受画面に対応した画像を生成し、この画像を表示するように表示装置122を駆動する。待受画面は決済方法を操作者が指定するための複数のボタンを含む。
そしてCPU111はこの状態で、無操作状態となったか否かの確認(Act22)、上記の問合わせがなされたか否かの確認(Act23)、ならびに決済操作がなされたか否かの確認(Act24)を、それぞれがNoと判定されるうちは繰り返す。
タッチパネル12での操作が既定の時間に渡り行われない状態を無操作状態とする。そこでCPU111は、タッチ検出部材121によりタッチ操作が検出されない状態が既定の時間に渡り継続したならば、無操作状態と判定する(Act22のYes)。そしてこの場合にCPU111は、表示装置122のバックライトを消灯させる(Act25)。
そしてCPU111は、タッチパネル12でのタッチ操作が行われたか否かの確認(Act26)及び上記の問合わせがなされたか否かの確認(Act27)を、それぞれがNoと判定されるうちは繰り返す。
CPU111は、タッチ検出部材121によりタッチ操作が検出されると(Act26のYes)、Act21に戻り、それ以降の処理を前述と同様に行う。なお、Act21で表示装置122の画面を待受画面とする際にCPU111は、表示装置122のバックライトを点灯させる。
さて、前述のように通信デバイス404から送信された問い合わせコマンドは、通信デバイス114によって受信され、CPU111へと通知される。CPU111は、Act26,Act27の待ち受け状態にあるときに問い合わせがなされた場合(Act27のYes)、表示装置122のバックライトを点灯させる(Act28)。こののちにCPU111は、Act29へと進む。CPU111は、Act22〜Act24の待ち受け状態にあるときに問い合わせがなされた場合(Act23のYes)、そのままAct29へと進む。
CPU111がAct22〜Act24の待ち受け状態またはAct26,Act27の待ち受け状態にあるとき、決済装置10においては決済のための処理が行われておらず、登録装置40からの要求に応じての決済処理を開始できる。そこでCPU111は、問い合わせに対して許可応答を行う(Act29)。具体的にはCPU111は、許可応答のために予め定められた許可応答コマンドを登録装置40に対して送信するように通信デバイス114に命令を発する。この命令を受けて通信デバイス114は、登録装置40に対して当該許可応答コマンドを送信する。
続いてCPU111は、表示装置122の画面を注意喚起画面とする(Act30)。具体的にはCPU111は、その旨をグラフィックコントローラー116に命令する。この命令を受けてグラフィックコントローラー116は、注意喚起画面に対応した画像を生成し、この画像を表示するように表示装置122を駆動する。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU111が実行することによって、CPU111を中枢部分とするコンピューターは表示制御手段として機能する。そしてこの機能と、グラフィックコントローラー116および表示装置122の機能との協働によって表示手段としての機能が実現される。
このときにCPU111は、注意喚起画面に対応した画像が表示装置122で表示されるのと同時か、その直前または直後に、予め定められた注意喚起音を発するようにスピーカー117を制御する。具体的にはCPU111は、注意喚起音を表した音信号をスピーカー117へと供給する。注意喚起音はビープ音、ブザー音、メロディ、楽曲、録音した音声又は合成音声などを用いることができる。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU111が実行することによって、CPU111を中枢部分とするコンピューターによる制御と、スピーカー117の機能との協働によって発音手段としての機能が実現される。
図5は、注意喚起画面200の一例を示す図である。
注意喚起画面200は、注意喚起画像210を含む。注意喚起画像210はさらに、注意喚起アイコン211aと注意喚起文212とを含んでいる。注意喚起アイコン211aは、連動モードでの決済処理が開始されることを操作者に意識させるための記号である。図5に示す注意喚起アイコン211aは、登録装置40がPOS端末である場合を示しており、POS端末の外観を抽象化して示す図形と「POS」という文字とを組み合わせて形成されている。注意喚起文212は、連動モードでの決済処理が開始されることを操作者に意識させるための文又は文章である。注意喚起文212は、例えば、「YY/MM/DD HH:MM:SS POS連動取引があります。POSアイコンを押し取引を開始してください。」のように表示される。ここで、YY、MM、DD、HH、MM及びSSには、問い合わせがなされた日時についての年、月、日、時、分、秒を表す数値を表す。また、「POSアイコン」とは、注意喚起アイコン211aのことを分かりやすいように言い換えた語である。
注意喚起画面200にはさらに、現在の表示画面の内容を示すタイトル220並びに決済装置10等の現在の状態を表す各種情報及び各種機能が割り当てられたボタンなどが表示されるツールバー230が含まれる。
グラフィックコントローラー116は、注意喚起画面200に対応した画像を生成する毎に、当該画像内での注意喚起アイコン211aの配置位置を変化させる。一例としてグラフィックコントローラー116は、予め定められたいくつかの配置位置の1つを予め定められた順序で、あるいはランダムに選択して注意喚起アイコン211aの配置位置とする。あるいはグラフィックコントローラー116は、画像内の任意の座標をランダムに選択して、その座標に注意喚起アイコン211a内に定めた基準点を位置させるようにしても良い。ただし、グラフィックコントローラー116は、常に一定の位置に注意喚起アイコン211aを配置しても良い。ただし、注意喚起アイコン211の配置位置は、注意喚起文212に重ならない位置であることが好ましい。注意喚起アイコン211と注意喚起文212とが重なると注意喚起文212が読み難くなるためである。
注意喚起アイコン211aが表示されている状態でCPU111は、確認操作が行われたか否かを確認する(Act31)。そしてCPU111は、確認操作が行われていない場合には(Act31のNo)、Act31を繰り返す。
操作者は、連動モードでの決済を行う場合には、登録装置40の入力デバイス44にて送信操作を行ったのちに、表示装置122の画面が注意喚起画面200となったことを確認する。そして操作者は、確認操作を行う。ここでは、確認操作は、注意喚起アイコン211aに対するタッチ操作とする。従ってCPU111は、注意喚起アイコン211aを配置している位置に対するタッチ操作がタッチ検出部材121により検出された場合(Act31のYes)、表示装置122の表示画面を待受画面に戻す(Act32)。そしてCPU111は、連動モードによる決済処理を開始する(Act33)。
さて、登録装置40にてCPU401は、決済処理を受け入れ可能であるかどうかの問い合わせ(Act6)を行ったのちには、この問い合わせに対する応答が許可応答であるか否かを確認する(Act7)。そしてCPU401は、前述のように通信デバイス114から送信された許可応答コマンドを通信デバイス404が受信した場合(Act7のYes)、決済情報を決済装置10に対して送信する(Act8)。具体的にはCPU401は、Act2における登録処理により作成したリストに示された全商品の代金の合計金額などの決済処理に必要となる情報を含んだ決済情報を生成する。そしてCPU401は、この決済情報を決済装置10に対して送信するように通信デバイス404に命令を発する。この命令を受けて通信デバイス404は、決済装置10に対して当該決済情報を送信する。
決済情報は、通信デバイス114により受信されて、主記憶デバイス112に記憶される。CPU111は、Act33における決済処理においては、上記のようにして主記憶デバイス112に記憶された決済情報に示された決済金額を決済の対象とする。またCPU111は、Act33における決済処理において適用する決済方法は、例えば待受画面中に決済方法を操作者が指定するために設けられた複数のボタンのいずれかへのタッチ操作に応じて決定する。なお、決済処理におけるCPU111の具体的な処理手順は、既存の同種の決済装置におけるものと同様であって良いので、その説明は省略する。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU111が実行することによって、CPU1111を中枢部分とするコンピューターは連動決済手段として機能する。
CPU111は、決済を正常に完了したならば、登録装置40に対する完了通知を行ってAct33における決済処理を終了する。具体的にはCPU111は、決済が完了したことを示すコマンド及び使用した決済方法を示す情報などを含んだ完了通知情報を生成する。そしてCPU111は、この完了通知情報を登録装置40に対して送信するように通信デバイス114に命令を発する。この命令を受けて通信デバイス114は、登録装置40に対して当該完了通知情報を送信する。
こののちにCPU111は、Act21に戻ってそれ以降の処理を前述と同様に実行する。
登録装置40においてCPU401は、図3中のAct8にて決済情報を送信したのちには、決済装置10から完了通知がなされたか否かを確認する(Act9)。そしてCPU401は、完了通知がなされていない場合(Act9のNo)は、Act9を繰り返す。かくしてCPU401はAct9においては、完了通知がなされるのを待ち受ける。
前述のように決済装置10から送信された決済情報は、通信デバイス404により受信されて、主記憶デバイス402に記憶される。CPU401は、これに応じて完了通知がなされたと判定し(Act9のYes)、今回の商取引に関するレシートを発行するように印刷機405に命令を発する。この命令を受けて印刷機405は、商取引の明細、決済金額、ならびに使用した決済方法などを表したレシートを発行する(Act10)。そしてCPU401はこののち、Act1の待受状態に戻る。
ところで、決済装置10における決済操作は、例えば待受画面内の決済方法を指定するためのボタンのいずれかへのタッチ操作である。このような操作が、CPU111が図4中のAct22〜Act24の待ち受け状態にあるときにタッチ検出部材121により検出された場合(Act24のYes)、CPU111は、非連動モードによる決済処理を開始する(Act34)。CPU111は、ここでの決済処理においては、タッチパネル12へのタッチ操作により入力された決済金額を決済の対象とする。またCPU111は、ここでの決済処理において適用する決済方法は、例えば待受画面中に決済方法を操作者が指定するために設けられた複数のボタンのいずれかへのタッチ操作に応じて決定する。なお、決済処理におけるCPU111の具体的な処理手順は、既存の同種の決済装置におけるものと同様であって良いので、その説明は省略する。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU111が実行することによって、CPU111を中枢部分とするコンピューターは非連動決済手段として機能する。
ところで、CPU111がAct22〜Act24の待ち受け状態にあるとき、決済装置10は何らの決済処理も行っていない状態、すなわち待機状態にある。そしてCPU111は、上記の非連動決済処理は、当該待機状態において、予め定められた操作が入力されたことに応じて開始する。またCPU111は、前述した連動決済処理は、当該待機状態において、予め定められた情報が登録装置40から送信されたことに応じて開始する。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU111が実行することによって、CPU111を中枢部分とするコンピューターは決済制御手段として機能する。
CPU111は、図示は省略しているが、Act34にて非連動モードによる決済処理を行っている最中に問い合わせコマンドが受信された場合には、拒否応答を行う。具体的にはCPU111は、拒否応答のために予め定められた許可応答コマンドを登録装置40に対して送信するように通信デバイス114に命令を発する。この命令を受けて通信デバイス114は、登録装置40に対して当該拒否応答コマンドを送信する。
登録装置40においてCPU401は、前述のように通信デバイス114から送信された拒否応答コマンドを通信デバイス404が受信した場合(Act7のNo)、エラー処理(Act11)を行う。エラー処理は、決済装置が非同期モードでの決済処理を実行中であるために、登録装置40からの要求に応じた同期モードでの決済処理を開始することができないことを操作者に報知するための処理などである。そしてCPU401は、エラー処理を終えたならば、Act3及びAct4の待受状態に戻る。
かくして決済装置10によれば、登録装置40からの決済処理の要求がなされる場合には、まずタッチパネル12にて注意喚起アイコン211aを表示する。このため、連動モードでの決済を行おうとしている操作者は、注意喚起アイコン211aの表示を確認することにより、送信操作が正しく行えたことにより連動モードでの決済処理が開始されることを確認できる。逆に言えば、登録装置40で送信操作を正しく行わなかった場合には、注意喚起アイコン211aが表示されないことにより、そのことを認識できる。このように、連動モードでの決済処理が開始されるか否かを操作者に確認させることができるため、連動モードでの決済処理が開始されたと誤認してのタッチパネル12の操作により非連動モードでの決済処理が開始されてしまうことを防止できる。
そして注意喚起アイコン211aの表示は、確認操作が行われるまでの間は継続されるので、操作者が表示された注意喚起アイコン211aを見逃すことを防止できる。
しかも決済装置10によれば、確認操作を注意喚起アイコン211aに対するタッチ操作としているので、注意喚起アイコン211aが表示されていることを操作者に的確に認識させることができる。
また決済装置10によれば、注意喚起アイコン211aとともに注意喚起文212も表示しているため、決済装置10の操作に不慣れな操作者であっても、連動モードでの決済処理が開始されることを確認できる。
また決済装置10によれば、注意喚起画面200内での注意喚起アイコン211aの配置位置は、注意喚起画面を新たに表示する毎に変化する。従って、操作者の気を引くことができ、操作者の慣れによる注意喚起アイコン211aの見逃しを防止できる。
また決済装置10によれば、注意喚起アイコン211aの表示と同時、前記注意喚起アイコンが表示される直前又は前記注意喚起アイコン211aが表示された直後に、注意喚起音を発する。これにより、注意喚起アイコン211aが表示されたことを、より確実に操作者に認識させることができる。
この実施形態は、以下のような変形実施が可能である。
図6は変形例としての注意喚起画面300を示す図である。なお、図6において、図5に示す要素と同一の要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
注意喚起画面300は、注意喚起画像210に代えて注意喚起画像310を表す。注意喚起画像310は、注意喚起画像210における注意喚起アイコン211aに代えて注意喚起アイコン211bを含む。
注意喚起アイコン211bでは、「連動モード」という文字により連動決済処理が開始されたことを直接的に操作者に意識させるものとしている。
図7は変形例としての注意喚起画面400を示す図である。なお、図7において、図5に示す要素と同一の要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
注意喚起画面400は、注意喚起画像310に代えて注意喚起画像410を表す。注意喚起画像410は、注意喚起画像410における注意喚起アイコン211aに代えて注意喚起アイコン211cを含む。
注意喚起アイコン211cには連動している機器及び連動中であることを連想させるような文字又は画像は含まない。しかし、注意喚起アイコンは連動決済処理が開始されたときにしか表示されないので、連動決済処理が開始されたことを操作者に意識させることができる。
注意喚起画面200内での注意喚起アイコン211aの配置位置は固定であっても良い。
登録装置40においてCPU401は、問い合わせなしに決済情報を決済装置10へと送信しても良い。あるいは、登録装置40においてCPU401は、決済情報の送信開始を宣言する送信開始コマンドを送信したのち、決済装置10からの応答を待たずに決済情報を送信しても良い。そしてこれらの場合に決済装置10においてCPU111は、決済情報が送信されたことに応じて、あるいは送信開始コマンドが送信されたことに応じて、注意喚起アイコンの表示を開始しても良い。つまりCPU111は、連動決済モードによる決済処理の開始のために登録装置40から送信される予め定められた情報が送信されたことに応じて注意喚起アイコンの表示を開始すれば良い。
決済装置を、決済装置10の機能に加えて、読取端末20及びピンパッド端末30の少なくとも一方の機能を備えるものとして実現することも可能である。
読取端末20及びピンパッド端末30の少なくとも一方は、決済装置10に接続されなくても良い。
タッチパネル12に代えて、液晶ディスプレイ等の表示装置及びキーパッド等の入力装置を設けても良い。この場合にCPU111は、タッチ操作の代わりに当該入力装置での操作を入力する。
表示装置122は、有機EL(electric-luminescence)ディスプレイ、ブラウン管ディスプレイ又は電子ペーパーなど液晶ディスプレイ以外の表示デバイスを用いることもできる。
決済装置10は、無操作状態において表示装置122のバックライトを消灯する機能を有していなくても良い。決済装置10は、バックライトを消灯する機能に代えて、あるいは加えて、無操作状態において表示装置122の電源を切る、又は決済装置10をスリープ状態にするなどの機能を有するものであっても良い。
決済装置10は、現金等による決済の機能を備えていても良い。
注意喚起画像210に代えて、注意喚起文212を含まない注意喚起画像を用いても良い。すなわち、注意喚起画像は注意喚起アイコンを含んでいれば良い。
注意喚起アイコン211a〜211cに代えて、連動決済処理が開始されることを操作者に意識させるための任意の文字、図形、記号又はこれらの組合せなどを含んだ別の注意喚起アイコンを用いることもできる。
CPU111は、図4のAct31で確認操作を待ち受けている期間において、注意喚起画像の表示形態を変化させても良い。例えばCPU111は、注意喚起アイコンの表示形態を、移動、回転若しくは点滅又はそれらの組み合わせにより変化させても良い。またCPU111は、注意喚起アイコンの一部又は全部、拡大、縮小若しくはその他の変形又はそれらの組合せにより変化させることによって、注意喚起アイコンの表示形態を変化させても良い。またCPU111は注意喚起アイコンの一部又は全部の色相、彩度、明度若しくは透明度又はそれらのうち複数を変化させることによって、注意喚起アイコンの表示形態を変化させても良い。
またCPU111は、注意喚起文も、例えば上記のような注意喚起アイコンの表示形態の変化と同様な手法によって表示形態を変化させても良い。
バイブレーターによる振動又はLED等の発光部材による発光若しくは明滅などを注意喚起画像の表示と同時、注意喚起画像が表示される直前又は注意喚起画像が表示された直後に行っても良い。CPU111は、予め定められた複数の注意喚起画像のいずれを表示するかを、操作者による操作に応じた設定に基づいて決定しても良い。
CPU111は、予め定められた複数の操作のうちの操作者による操作に応じた設定に基づいて選択し、それを確認操作としても良い。
CPU111は、注意喚起画像210を表示するかどうかを、操作者による操作に応じた設定に基づいて決定しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…決済装置、11…本体、12…タッチパネル、13…カード読取装置、20…読取端末、30…ピンパッド端末、40…登録装置、111…CPU、112…主記憶デバイス、113…補助記憶デバイス、114…通信デバイス、116…グラフィックコントローラー、121…タッチ検出部材、122…表示装置、200…注意喚起画面、210…注意喚起画像、211a,211b,211c…注意喚起アイコン。

Claims (6)

  1. 操作者による操作を入力する入力手段と、
    決済対象の取引についての登録処理を行う登録装置から送信された決済情報に基づく決済処理を行う連動決済手段と、
    前記入力手段により入力された操作で指定された決済情報に基づく決済処理を行う非連動決済手段と、
    前記連動決済手段による決済処理の開始のために前記登録装置から予め定められた情報が送信されたことに応じて、前記連動決済手段による決済処理が開始されることを前記操作者に意識させるための文字、図形、記号又はこれらの組み合わせを含む注意喚起アイコンを表示する表示手段と、
    前記表示手段により前記注意喚起アイコンが表示されているときに、予め定められた確認操作が前記入力手段により入力されたことに応じて前記連動決済手段による決済を開始するように、また前記連動決済手段および前記非連動決済手段のいずれもが決済処理を行っていない待機状態において、予め定められた操作が前記入力手段で入力されたことに応じて前記非連動決済手段による決済を開始するように、前記連動決済手段及び前記非連動決済手段を制御する決済制御手段と、
    を具備することを特徴とする決済装置。
  2. 前記表示手段は表示装置を含み、
    前記入力手段は前記表示装置の画面上へのタッチ操作を検出するタッチ検出部材を含み、
    前記決済制御手段は、前記注意喚起アイコンへのタッチ操作が前記タッチ検出部材により検出された場合に前記確認操作が入力されたと判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の決済装置。
  3. 前記表示手段は、前記確認操作が前記入力手段により入力されたことに応じて前記注意喚起アイコンの表示を解除する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の決済装置。
  4. 前記表示手段は、前記注意喚起アイコンを表示領域内のランダムな位置に表示することを特徴とする請求項1−3のいずれか1記載の決済装置。
  5. 前記注意喚起アイコンの表示と同時、前記注意喚起アイコンが表示される直前又は前記注意喚起アイコンが表示された直後に、注意喚起音を発する発音手段をさらに備えることを特徴とする請求項1−4のいずれか1記載の決済装置。
  6. 表示装置及び操作者による操作を入力する入力装置を具備した決済装置を制御するコンピューターを、
    決済対象の取引についての登録処理を行う登録装置から送信された決済情報に基づく決済処理を行う連動決済手段と、
    前記入力装置により入力された操作で指定された決済情報に基づく決済処理を行う非連動決済手段と、
    前記連動決済手段による決済処理の開始のために前記登録装置から予め定められた情報が送信されたことに応じて、前記連動決済手段による決済処理が開始されることを前記操作者に意識させるための文字、図形、記号又はこれらの組み合わせを含む注意喚起アイコンを表示するように前記表示装置を制御する表示制御手段と、
    前記表示装置により前記注意喚起アイコンが表示されているときに、予め定められた確認操作が前記入力装置により入力されたことに応じて前記連動決済手段による決済を開始するように、また前記連動決済手段および前記非連動決済手段のいずれもが決済処理を行っていない待機状態において、予め定められた操作が前記入力手段で入力されたことに応じて前記非連動決済手段による決済を開始するように、前記連動決済手段及び前記非連動決済手段を制御する決済制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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