JP6258420B1 - 可動コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタ組立時に端子の可動片の過剰な伸びを抑えることができる可動コネクタの提供。【解決手段】可動コネクタ1の固定ハウジング2には補強側壁8が形成されており、補強側壁8には可動ハウジング3を押さえる可動ハウジング押さえ治具T1を挿入するための治具挿入孔8eが形成されている。コネクタ組立時には、固定ハウジング2の外部から治具挿入孔8eに可動ハウジング押さえ治具T2を挿入した状態とする。すると、可動ハウジング押さえ治具T2は固定ハウジング2の天面壁10の裏面10dと可動ハウジング3とに当接しているため、端子4を圧入固定する際に可動ハウジング3が変位しない。したがって可動片4cの伸びを抑えてコネクタを組み立てることができる。【選択図】図21

Description

本発明は可動コネクタに関する。
接続対象物(例えばコネクタ)と他の接続対象物(例えば基板)とを導通接続するコネクタとして可動コネクタが知られている。可動コネクタは、固定ハウジングと、可動ハウジングと、一端側が固定ハウジングに固定され、他端側が可動ハウジングに固定されており、固定ハウジングに対して可動ハウジングを変位可能に弾性支持する可動片を有する複数の端子とを備えている。こうした可動コネクタの一例として、固定ハウジングが筒状の周壁と、その周壁の上端から内方に突出する庇状の天面壁とを有するものが知られている(特許文献1参照)。
実公平7−33408号公報、図1
上記可動コネクタでは、コネクタの組立時に、固定ハウジングの内部に可動ハウジングを収容した状態とし、この状態で端子の一端側を固定ハウジングの端子固定部に圧入し、端子の他端側を可動ハウジングの端子固定部に圧入することで、二つのハウジングと複数本の端子とを一体化する。しかしながら固定ハウジングの内部に形成された収容部には、可動ハウジングの変位を許容するための可動間隙が、固定ハウジングの幅方向(X方向)、前後方向(Y方向)、高さ方向(Z方向)で設けられている。このため可動ハウジングの端子固定部への端子の圧入時には、可動ハウジングが端子の圧入方向に沿うZ方向に沿って固定ハウジングの庇状の天面壁の裏面に当接するまで移動し、可動ハウジングが天面壁の裏面に当接した状態で端子が圧入され、圧入が完了した状態では端子の可動片がZ方向に引っ張られて大きく伸びてしまう。そしてその伸びは可動片が塑性変形を起こさない程度に抑える必要があることから、可動間隙は可動片の弾性限界を超えない範囲で設定しなければならないという制約がある。
以上のような従来の可動コネクタを背景になされたのが本発明である。その目的はコネクタ組立時に可動片の過剰な伸びを抑えることができる可動コネクタを提供することにある。
上記目的を達成すべく本発明は以下の特徴を有する可動コネクタとして構成される。
本発明は、収容部を有する固定ハウジングと、前記収容部に収容する可動ハウジングと、前記収容部の内部で前記可動ハウジングを変位可能に弾性支持する可動片を有する複数の端子とを備える可動コネクタについて、前記固定ハウジングは、前記端子の配列方向における両端に設けた一対の短手側壁と、前記一対の短手側壁の上端部の間を繋ぐ天面壁と、前記可動ハウジングの変位を規制する治具を外部から挿入する治具挿入孔と、前記端子の配列方向に沿う長手側面に設けられ、前記固定ハウジングの底面側から前記天面壁に至る補強側壁とを有することを特徴とする。
本発明によれば、固定ハウジングに可動ハウジングの変位を規制する治具を外部から挿入する治具挿入孔が形成されているため、治具挿入孔から治具を挿入することで可動ハウジングの変位を規制することができる。このため可動ハウジングへの端子の圧入時に、端子の圧入方向に沿って可動ハウジングが固定ハウジングの収容部の内部で変位することがなく、端子の可動片が過剰に伸びてしまうことを防ぐことができる。したがって従来技術の可動コネクタと異なり組立上の制約により収容部を小さくして可動間隙を小さく設定する必要がないので、本発明であればそうした制約なく可動ハウジングの変位量を設定することができる。
ところで、従来の可動コネクタでは、可動ハウジングがコネクタ組立時に端子を圧入する挿入力を受け、可動ハウジングに作用する挿入力は可動ハウジングと当接する固定ハウジングの天面壁が受け止めることとなる。したがって固定ハウジングには、天面壁がZ方向で歪まないように、その全周に亘って挿入力を受ける耐力壁となる周壁、即ち一対の短手側壁と、一対の長手側壁を設けることが好ましい。しかしながら、固定ハウジングの全周に亘って周壁を設けてしまうと、固定ハウジングが大型化してしまう。即ち、短手側壁や長手側壁の壁厚を設ける分、固定ハウジングが外方に膨出してしまい、電子機器の小型化の要請に反して基板上の占有面積やその上の占有空間が大きくなってしまうという課題がある。したがって、こうした可動コネクタの小型化等の観点からは、固定ハウジングの周壁を部分的に省略して開口を設けつつ、耐力壁となる周壁部分を設けることとを両立できることが好ましい。前記本発明はこうした要請にも応えることが可能である。
即ち、前記本発明は、前記端子の配列方向(X方向)に沿う長手側面に設けられ、前記固定ハウジングの底面側から前記天面壁に至る補強側壁を有する。こうした底面側から天面壁に至る補強側壁を設けることで、固定ハウジングの周壁の一部を省略することも可能となる。具体的には、前述のとおり固定ハウジングには治具挿入孔が形成されるが、補強側壁が耐力壁としての機能を発揮することから、そのような治具挿入孔を設けることで起こりうる不具合、例えば固定ハウジングに端子を圧入固定する際に、端子の挿入側に位置する治具挿入孔の下側孔縁の中央付近が挿入方向へ突出するように反ってしまうような変形を防止することができる。こうして前記本発明については、固定ハウジングの治具挿入孔を補強側壁に設けることができる。
そして、本発明は、補強側壁を前記固定ハウジングの一方の長手側面に設ける一方で、他方の長手側面には側壁を欠如して一対の前記短手側壁どうしの間に開口する側面開口部を設けることもできる。これによれば、固定ハウジングの他方の長手側面には側壁の壁厚が無いため、固定ハウジングを小型化し、軽量化することもできる。また、側面開口部の態様に応じて、可動コネクタ全体の重心バランスを最適化することや、可動コネクタ内部の効果的な放熱をも可能となる。
前記側面開口部については、変位した可動ハウジングが入り込むことのできる形状とすることができる。これによれば、固定ハウジングの側面開口部を可動ハウジングの変位空間として利用することができるので、固定ハウジングの小型化に貢献することができる。
前記本発明の前記補強側壁は、前記端子の配列方向に沿って配置され、板面が前記固定ハウジングの短手方向に沿う複数の板状縦壁を有する。
これによれば、補強側壁が前記端子の配列方向に沿って配置され、板面が前記固定ハウジングの短手方向に沿う複数の板状縦壁を有するので、それらの板状縦壁が固定ハウジングのX方向で離散的に配置した耐力壁として機能する。したがって固定ハウジングに端子を圧入固定する際に、端子の挿入側に位置する治具挿入孔の下側孔縁の中央付近が挿入方向へ突出するように反ってしまうような変形を防止することができる。
前記本発明の前記補強側壁は、前記板状縦壁どうしの間に設けた板状横壁を有する。
板状横壁を設けることで補強側壁の重量を増加させることができる。これにより可動コネクタの重心をY方向における中心よりも補強側壁の側に偏らせることが可能となり、実装前に基板に配置した可動コネクタを倒れにくくすることができる。
前記本発明の前記収容部に面する前記補強側壁の内面には、前記補強側壁の壁厚内に入り込み前記端子の前記可動片を配置する壁内収容部を有する。
これによれば、補強側壁の内面に補強側壁の壁厚内に入り込む壁内収容部を有するので、端子の可動片を固定ハウジングの収容部の内部だけに配置する場合と比べて収容部を小さくすることができ、コネクタ全体を小型化することができる。なお可動片は、収容部と壁内収容部の双方に跨がって配置する形態としてもよいし、壁内収容部のみに配置する形態としてもよく、後者であればさらに収容部が小さくなりコネクタ全体の小型化に貢献できる。
前記本発明の前記壁内収容部には、前記端子の前記固定ハウジング側の端部を固定する端子固定部を有する。
これによれば、可動片を配置する壁内収容部に端子固定部を有するので配置に無駄が無く、壁内収容部のほかに端子固定部を設ける場合と比較してコネクタ全体の小型化を図ることができる。
前記本発明の前記補強側壁は、前記板状縦壁どうしの間に設けた板状横壁を有する。
板状横壁を設けることで補強側壁の重量を増加させることができる。これにより可動コネクタの重心をY方向における中心よりも補強側壁の側に偏らせることが可能となり、実装前に基板に配置した可動コネクタを倒れにくくすることができる。
本発明の可動コネクタによれば、固定ハウジングの治具挿入孔を通じて可動ハウジングの変位を押さえる治具を挿入して端子を圧入することができ、この際に補強側壁によって、固定ハウジングへの端子の圧入力を受ける治具挿入孔の孔縁が端子の挿入方向へ突出するように反ってしまうような変形を防止することができる。これによりコネクタ組立時に端子の可動片が端子の圧入方向に沿うZ方向に過度に伸びることがないため、そうした制約を考慮することなく、固定ハウジングの内部に適切な可動間隙を設定することが可能である。
一実施形態による可動コネクタの正面、右側面、平面を含む斜視図。 図1の可動コネクタの背面、右側面、平面を含む斜視図。 図1の可動コネクタの正面図。 図1の可動コネクタの背面図。 図1の可動コネクタの右側面図。 図1の可動コネクタの平面図。 図1の可動コネクタの底面図。 図3のA−A線拡大断面図。 図6のB−B線拡大断面図。 図1の固定ハウジングの正面、右側面、平面を含む斜視図。 図1の固定ハウジングの正面図。 図1の固定ハウジングの背面図。 図1の可動ハウジングの正面、右側面、平面を含む斜視図。 図1の可動ハウジングの正面図。 図1の可動ハウジングの背面、右側面、平面を含む斜視図。 図1の可動ハウジングの平面図。 図1の可動ハウジングの底面図。 図1の端子の正面、右側面、平面を含む斜視図。 図1の端子の正面図。 図1の端子の動作説明図。 図1の可動コネクタの組立方法を示す説明図。 図1の可動コネクタの嵌合状態を示す正面図。 図22のC−C線拡大断面図。 図23に示す可動コネクタの動作説明図。 図23に示す可動コネクタの他の動作説明図。
以下、本発明のコネクタの一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本明細書、特許請求の範囲、図面では、図1で示す可動コネクタ1の幅方向ないし左右方向をX方向、前後方向をY方向、高さ方向をZ方向とする。また、X方向における右側面の側を「右」、左側面の側を「左」とし、Y方向における正面を「前」、背面を「後」とし、Z方向における平面を「上」、底面を「下」として説明する。しかし、こうした左右、前後、上下の特定は本発明の可動コネクタ1の実装方向、使用方向を限定するものではない。
可動コネクタ1の概要
可動コネクタ1は、固定ハウジング2、可動ハウジング3、一列に配置される複数の端子4、固定金具5により構成されており、固定ハウジング2が端子4と固定金具5により基板P1に実装され、その固定ハウジング2の内部では可動ハウジング3が複数の端子4によって変位可能に弾性支持されている。固定ハウジング2、可動ハウジング3は樹脂成形体で形成されており、端子4、固定金具5は金属材のプレス成形体で形成されており、必要に応じてめっき処理を含む表面加工がされている。
本実施形態における可動コネクタ1の「接続対象物」はピンヘッダーP2であり(図22〜図24参照)、端子4はピン状端子P3と導通接触して、基板P1の回路をピンヘッダーP2に導通接続する。
固定ハウジング2
固定ハウジング2は、内部が中空でZ方向で縦長の箱状に形成されており、その周壁6のX方向に沿う一方の長手側面には正面壁7を有し、他方の長手側面には補強側壁8を有している。周壁6のY方向に沿う短手側面には一対の短手側壁9が形成されている。10は天面壁であり、周壁6の上端に位置して形成されている。周壁6の下端には底面壁11が形成されている。また、周壁6の下端側におけるX方向の両端部には、X方向及びY方向に突出するフランジ部12が形成されている。
正面壁7は、固定ハウジング2の一方の長手側面として形成されており、大きな四角枠状の側面開口部7aが形成されている。側面開口部7aは、固定ハウジング2を全周に亘って閉断面形状としたならば存在する正面側の樹脂壁を欠くことにより形成されるものである。したがって固定ハウジング2は、正面側に突出する樹脂壁の壁厚が無い分、小型化されており、基板P1の占有面積が小さくなっている。さらに正面壁7はZ方向、X方向で突出部分が無い平坦面として形成されていることから、基板P1上の占有空間も小さくなっている。また大きな側面開口部7aは、固定ハウジング2と可動コネクタ1全体の軽量化と、固定ハウジング2の内部の放熱機能をも有するものである。
補強側壁8は、固定ハウジング2の他方の長手側面として形成されており、端子4の配列方向で離間して配置される「板状縦壁」としての縦壁8aと、隣接する縦壁8aどうしを繋ぐ「板状横壁」としての横壁8bとを有しており、縦壁8aと横壁8bとは外枠壁8cの内側に配置されている。これにより補強側壁8は格子状壁としての外観を呈している。縦壁8aと横壁8bは板面がY方向に伸長する薄板状に形成されており、その組み合わせによって3行5列で合計15箇所の開口が形成されている。
その15箇所の開口のうち、上部開口8dの内部は中空となっている。この上部開口8dの内部を中実にしてしまうと、固定ハウジング2が縦長であることから、天面壁10側の高い位置が重くなってしまい、複数の端子4が一列配置であることも相俟って、実装前の基板P1に載置したときの自立姿勢が不安定になりやすい。そのため上部開口8dの内部を中空にして軽量化することで、自立姿勢の安定化を図っている。上部開口8dの内部の奥には隔壁8d1が形成されており(図8参照)、隔壁8d1の正面側は「接続対象物」であるピンヘッダーP2のピン状端子P3の挿入孔10aが形成されている。
上部開口8dの下には、可動コネクタ1の組立時に使用する可動ハウジング押さえ治具T1を挿入するための治具挿入孔8eが形成されている(図21参照)。
治具挿入孔8eの下の最下段には、固定ハウジング2の重心バランスを調整するための下部開口8fが形成されている。下部開口8fの下側には下端壁8gが形成されている。この下端壁8gは、後述するように端子固定壁としての機能を有する。下端壁8gの外面側は格子状の形状を呈するが、内面側(固定ハウジング2の内部側)には、図9、図10等で示すように、壁内収容部8g1が形成されている。具体的には壁内収容部8g1は、後述する端子4の固定片4bを圧入して固定する端子固定溝8g2と、端子4の可動片4cの収容溝8g3が形成されている。壁内収容部8g1は、図8で示すように、補強側壁8をなす縦壁8aと横壁8bのY方向での長さ範囲内に収めるように形成されている。このように縦壁8aと横壁8bのY方向での壁厚内に壁内収容部8g1を収めることで、固定ハウジング2をY方向で小型化することができる。
短手側壁9は、固定ハウジング2の短手側面として形成されており、正面壁7と補強側壁8の両端部をY方向に沿って伸長する壁として形成されており、固定ハウジング2の短手側面を閉塞している。
天面壁10は、固定ハウジング2の上面として形成されており、ピンヘッダーP2のピン状端子P3の挿入孔10aが一列に形成されている。挿入孔10aは、図8で示すようにZ方向で深さのある長孔として形成されている。ピン状端子P3が斜めに挿入孔10aに差し込まれた際に、挿入孔10aのZ方向の深さが浅いと挿入孔10aの内部でピン状端子P3が大きく傾くことができてしまう。しかしながら、挿入孔10aを長孔として形成することで、挿入孔10aの挿入側端部と奥側端部とにピン状端子P3が当接して大きく傾くのを規制することができる。よってピンヘッダーP2の嵌合時と嵌合後の変位時の傾きを矯正することができる。
両端の挿入孔10aの隣には肉抜き部10bが形成されており、天面壁10が全体として軽量化されている。
挿入孔10aの背面側には平面部10cが形成されており、ここは自動実装する際に可動コネクタ1を真空吸着する際の吸着スペースとして機能する。平面部10cは、X方向では挿入孔10aの配列長さに亘って形成され、Y方向では補強側壁8(縦壁8a、横壁8b)のY方向に沿う壁厚と略同程度の広さの矩形状平面として形成されており、吸着箇所を選びやすく厳密な吸着位置の制御を不要としている。
底面壁11は、固定ハウジング2の底面として形成されており、可動ハウジング3の挿入口11aが形成されている。可動コネクタ1を組み立てる際、挿入口11aから可動ハウジング3を挿入して固定ハウジング2の内部の収容部2aに配置される。
フランジ部12には、固定金具5の取付溝12aと、背面側に向かう突出部12bが形成されている。
取付溝12aは短手側壁9のY方向における中央部分に配置されている。固定ハウジング2を収容部2aの形成部分と補強側壁8の形成部分とに構造的に分けて考えると、取付溝12aは、Y方向で、収容部2aに配置した可動ハウジング3に挿入されるピン状端子P3の挿入方向の延長線上の位置に配置されている。ここで例えば、取付溝12aが当該延長線上の位置に対してY方向でずれていると、ピン状端子P3の挿入方向に対して固定金具5の基板P1に対する半田付け部が一直線状に位置しないことから、半田付け部にピン状端子P3による斜め方向からの挿入力が作用してクラック等を生じるおそれがある。こうした不具合は、特に本実施形態の可動コネクタ1のように端子4が一列配置である場合に生じやすくなる。しかしながら、本実施形態であれば、Y方向で、ピン状端子P3の挿入方向の延長線上の位置に固定金具5の半田付け部が位置することから、そうした不具合の発生を抑制することができる。
突出部12bは、補強側壁8よりも背面側の外方に突出しており、その裏面には基板P1に対する位置決め突起12cが形成されている。そして、一対の突出部12bの間には補強側壁8の下端から端子4の基板接続部4aが突出している。しかしながら、基板接続部4aは突出部12bを超えて外方に突出しておらず、一対の突出部12bと補強側壁8の下端との連続する壁で形成される凹部13の内側に配置され、基板P1の占有面積を少なくするとともに、端子4の基板接続部4aを外力から保護している。
可動ハウジング3
可動ハウジング3には、本体部14とガイド部15とが形成されている。
本体部14の内部には、端子4の接触部4dが収容されて、接触部4dが「接続対象物」となるピン状端子P3と導通接触する嵌合室14aが形成されている。本実施形態では先述の固定ハウジング2の挿入孔10aと同様に5つの嵌合室14aが形成されている(図8参照)。各嵌合室14aのピン状端子P3の挿入側には、挿入方向で狭窄形状の傾斜面でなる誘い込み部14bが形成されている。ここで誘い込み部14bの上端開口縁14b1の開口面積と、固定ハウジング2の挿入孔10aの下端開孔縁10a1の開口面積とを比べると、前者の誘い込み部14bの方が大きく形成されている。これによって挿入孔10aに挿入されたピン状端子P3を確実に誘い込み部14bの内側にガイドできるようにしている。誘い込み部14bの下端開口縁14b2は、ピン状端子P3の外形よりも少し大きい程度の大きさとされており、X方向及びY方向でピン状端子P3の外周を保持できるようになっている。嵌合室14aの内部には、端子4の固定基部4eの端子固定溝14cが形成されている(図17参照)。
ガイド部15は、本体部14の両端部に柱状に形成したものである。ガイド部15には本体部14よりもZ方向における上方に突出する突起15aが形成されている。突起15aの上端面は、可動ハウジング3がZ方向における上方に変位した際に固定ハウジング2の天面壁10の裏面10dに当接することで、可動ハウジング3の上方への変位を停止するストッパーとして機能する。また、ガイド部15には本体部14よりもZ方向における下方に突出する脚部15bが形成されている。脚部15bの下端面は、可動ハウジング3がZ方向における下方に変位した際に基板P1に当接することで、可動ハウジング3の下方への変位を停止するストッパーとして機能する。Z方向に沿うガイド部15の側面15cは、可動ハウジング3がX方向に変位した際に固定ハウジング2の短手側壁9の内面9aに当接することで、可動ハウジング3のX方向への変位を停止するストッパーとして機能する(図9参照)。そして可動ハウジング3がY方向に変位した際には、前述の本体部14の長手側壁14dが固定ハウジング2の正面壁7の内面7b、補強側壁8の内面8hに当接することで、可動ハウジング3のY方向への変位を停止するストッパーとして機能する。
端子4
端子4は、基板接続部4a、固定片4b、可動片4c、接触部4d、固定基部4eが形成されている。
基板接続部4aは、平板状に形成されており、基板P1の回路接点に対して半田付けされて導通接続される。各基板接続部4aは、前述のように固定ハウジング2の凹部13の内側に配置できる長さで形成されている。そのためフランジ部12の外側に突出しないので基板P1の占有面積を小さくできるようになっている。
固定片4bは、圧入突起4b1を固定ハウジング2の端子固定溝8g2に圧入することで固定ハウジング2に固定される。したがって、固定片4bは、端子4の一端側における固定ハウジング2に対する固定部位となる。
可動片4cは、Z方向における上方に伸長する第1の縦伸長部4c1と、折返し部4c2と、Z方向における下方に伸長する第2の縦伸長部4c3と、Y方向に伸長する横伸長部4c4と、横伸長部4c4の端部から固定基部4eに伸長する第3の縦伸長部4c5とによって形成される。第1の縦伸長部4c1、折返し部4c2、第2の縦伸長部4c3によって逆U字状のばね片が形成され、横伸長部4c4と第3の縦伸長部4c5によってL字状のばね片が形成されることになり、それらの組み合わせによって可動ハウジング3の三次元方向への弾性変位に必要なばねの柔らかさと疲労耐久性が実現されている。特に、折返し部4c2と、横伸長部4c4は、3つの縦伸長部4c1、4c3、4c5よりも板幅を広く形成することで、形状的に応力集中を抑制して疲労耐久性が高められている。
また、可動片4cは、第1の縦伸長部4c1の全体と折返し部4c2の半分が補強側壁8の収容溝8g3に位置しており(図8参照)、折返し部4c2の頂部から第2の縦伸長部4c3の側が固定ハウジング2の収容部2aに位置している。前述した逆U字状のばね片を全体として固定ハウジング2の収容部2aに配置されていると、固定ハウジング2がY方向で全体として大型化するが、その一部を補強側壁8の壁厚内に位置させることで(収容溝8g3を設けることで)、固定ハウジング2をY方向で小型化することができる。このように、逆U字状のばね片をコンパクトに配置しながらも、前述したL字状のばね片については横伸長部4c4が正面壁7の裏面側まで伸長しており、そこから第3の縦伸長部4c5を介して固定基部4eに繋げるようにしている。即ち、端子4の固定基部4eの下側にある収容部2aの下側空間を有効活用することで、Y方向とZ方向への長いばね長を確保して柔軟性と疲労耐久性を実現している。そしてこれにより収容部2a自体もコンパクトに形成することができる。
固定基部4eは、端子4の他端側における可動ハウジング3に対する固定部位となる。固定基部4eは向かい合う一対の固定片4e1、4e2と固定片4e1、4e2どうしを繋ぐ連結片4e3とが形成されている。固定片4e1、4e2には圧入突起4e4が形成されており、それが可動ハウジング3の端子固定溝14cに圧入されることで、固定基部4eが可動ハウジング3に固定される。
接触部4dは、固定基部4eの正面側の固定片4e1から伸長する接触片4d1と、背面側の固定片4e2から伸長する接触片4d2とにより形成されている。各接触片4d1、4d2には、固定片4e1、4e2から伸長するばね片4d3、括れ屈曲部4d4、「接続対象物」となるピン状端子P3と導通接触するロール面でなる接点部4d5、ピン状端子P3の挿入を誘い込む先端部4d6が形成されている。
括れ屈曲部4d4は、接点部4d5の屈曲形状と連続して接点部4d5によるピン状端子P3との接触方向と逆方向に括れる形状となっている。接点部4d5と括れ屈曲部4d4とを合わせると全体として緩慢なS字形状を呈する。括れ屈曲部4d4は、ピン状端子P3の挿入姿勢が斜めになっても、接触片4d1、4d2との面接触を回避し、接点部4d5での板幅方向に沿う線接触を維持するために機能する。この機能は、本実施形態のような端子4が一列に配置された可動コネクタ1にとって重要な機能である。
図20(a)で示すのは、括れ屈曲部4d4が無い点でのみ異なる比較例の接触片Aである。端子4が一列配置の可動コネクタ1では、可動ハウジング3が変位した際に接触片Aとピン状端子P3が相対的に回転して斜めの姿勢になる。このときピン状端子P3が接触片Aと面接触してしまい接圧が減少してピン状端子P3の保持力が低下して安定した導通接触が得られない不都合がある。
これに対して、図20(b)で示すように、括れ屈曲部4d4を有する本実施形態の接触片4d1、4d2では、比較例と同様に相対的に回転しても、ピン状端子P3とばね片4d3との間には括れ屈曲部4d4により隙間d1ができるため、ピン状端子P3がばね片4d3と面接触することはなく、接点部4d5による線接触を維持し続けることができる。したがって、端子4が一列配置の可動コネクタ1であっても、可動ハウジング3が変位した際の接点部4d5での接圧の減少を抑えることができ、ピン状端子P3に対する信頼性のある導通接触を維持することができる。
組立方法の説明〔図21〕
図21で示すように固定ハウジング2の治具挿入孔8eから可動ハウジング押さえ治具T1を挿入し、その先端側を側面開口部7aから突出させる。固定ハウジング2の天面壁10の上には固定ハウジング押さえ治具T2を配置する。この状態で固定ハウジング2の底面壁11の挿入口11aから可動ハウジング3を挿入して収容部2aに位置させる。
次に5つの端子4を図外の端子保持用治具を使って固定ハウジング2と可動ハウジング3に圧入し固定する。即ち、固定ハウジング2の底面壁11の挿入口11aから端子4を挿入し、固定片4bの圧入突起4b1を固定ハウジング2の端子固定溝8g2に圧入するとともに、固定基部4eの固定片4e1、4e2の圧入突起4e4を可動ハウジング3の端子固定溝14cに圧入する。これによって端子4が固定ハウジング2と可動ハウジング3に対して固定される。
前述のように端子4の固定片4bを固定ハウジング2の端子固定溝8g2に圧入する際、固定ハウジング2には端子4の圧入方向に沿う挿入力が加わる。この挿入力は、固定ハウジング2の短手側壁9のみならず、底面壁11の側から天面壁10に至るまで形成されている補強側壁8の複数の縦壁8aを耐力壁として天面壁10に伝達される。ここでもし縦壁8aが無い場合、端子4の挿入力は、下部開口8fの下縁となる下端壁8gの上面を形成する横壁8bが受け止めるが、その際、横壁8bは中央部分が前記圧入方向に突出して反るように変形するおそれがある。しかしながらこの可動コネクタ1では、縦壁8aが当該横壁8bと天面壁10との間で「支柱」として機能することで、固定ハウジング2が反るように変形したり、また破損することもなく、確実に複数の端子4の固定片4bを固定ハウジング2の端子固定溝8g2に同時に圧入して固定することができる。また、固定ハウジング2にはそうした耐力壁があるため、小型化等のため正面壁7に樹脂壁を欠如する側面開口部7aを形成することができる。
また、端子4の固定片4e1、4e2を可動ハウジング3の端子固定溝14cに圧入する際には、可動ハウジング3にも前述の挿入力が作用する。しかしながら、その挿入力は、可動ハウジング3が固定ハウジング2に挿入した可動ハウジング押さえ治具T1に当接しており、さらに可動ハウジング押さえ治具T1が固定ハウジング2の天面壁10の裏面10dに対して当接していることで、可動ハウジング3から天面壁10へと受け止められる。このように可動ハウジング3の変位は可動ハウジング押さえ治具T1により規制されるので、可動片4cを過剰に弾性変形させることなく、端子4の固定片4e1、4e2を端子固定溝14cに圧入して固定することができる。したがって従来の可動コネクタとは異なり、組立上の制約により収容部2aの可動間隙d2を小さく設定する必要がないため、組立上の制約を考慮することなく可動ハウジング3の変位量を設定することが可能である。
以上のほか、固定金具5をフランジ部12の取付溝12aに圧入することで、可動コネクタ1を組み立てることができる。
使用方法の説明〔図22〜図24〕
可動コネクタ1は、基板P1に対して実装される。即ち、可動コネクタ1は、固定ハウジング2の天面壁10の平面部10cが自動実装機の真空吸着ノズルにより吸着保持されて、基板P1の所定位置に搬送される。そして、フランジ部12の位置決め突起12cが基板P1の位置決め孔に挿入されて位置決めされ、端子4の基板接続部4aと固定金具5が半田付けされる。
ところで、可動コネクタ1は端子4が一列配置であり、Z方向において背の高いハウジング形状であるため倒れやすい。特に正面壁7の側にはフランジ部12の突出部12bのような姿勢を安定化させる構造要素を欠如すること、端子4の基板接続部4aが正面壁7の側に存在しないことから、正面壁7の側への倒れが懸念される。しかしながら、前述のように自動実装機により基板P1に載置されたときでも、本実施形態の可動コネクタ1は安定した起立姿勢を維持することができる。即ち、補強側壁8には横壁8bが形成されており、その横壁8bの重量によって補強側壁8が全体として重くなっている。これにより可動コネクタ1のY方向での重心は、位置決め突起12cと固定金具5の間に位置することになる。このように横壁8bを重心調整壁として利用し、可動コネクタ1の重心位置をY方向での中央位置よりも補強側壁8の側にずらして偏らせることで、正面壁7の側への可動コネクタ1の倒れを防止している。
以上のようにして基板P1に実装した可動コネクタ1には、図22、図23で示すように、「接続対象物」であるピンヘッダーP2が嵌合接続する。即ち、ピン状端子P3は固定ハウジング2の天面壁10の挿入孔10aから挿入されて、さらにその下の可動ハウジング3の開口面積の大きな誘い込み部14bに挿入される。ピン状端子P3は誘い込み部14bの傾斜面にガイドされて嵌合室14aに挿入され、先端部4d6のガイドを受けつつ接触片4d1、4d2を押し拡げて接点部4d5に対して導通接触する。こうして可動コネクタ1にピンヘッダーP2が嵌合接続される。
可動コネクタ1は、例えば図24で示すように、可動ハウジング3が収容部2aの内部で可動間隙d2の範囲内で端子4の可動片4cにより弾性変位する。また図25で示すように可動ハウジング3は側面開口部7aに入り込むように弾性変位することができる。このようにして嵌合時に斜めに挿入されるピン状端子P3の嵌合位置のずれを吸収し、嵌合初期におけるピンヘッダーP2と可動コネクタ1との嵌合位置のずれを吸収し、嵌合後の使用状態における振動等を可動ハウジング3の弾性変位により吸収することができる。また、固定ハウジング2の側面開口部7aを可動ハウジング3の変位空間として利用することができるので、固定ハウジング2の小型化に貢献することができる。
変形例の説明
前記実施形態では、端子4が5本の例を示したが、それより少なくても、多くしてもよい。前記実施形態では、重心バランスを調整するため、補強側壁8に横壁8bを設ける例を示したが、補強という観点からは縦壁8aがあればよく、したがって横壁8bを省略してもよい。前記実施形態では、端子4の可動片4cの第1の縦伸長部4c1と折返し部4c2の半分を壁内収容部8g1に収める構造を例示したが、第1の縦伸長部4c1、折返し部4c2、第2の縦伸長部4c3をすべて壁内収容部8g1に収める構造としてもよい。
1 可動コネクタ
2 固定ハウジング
2a 収容部
3 可動ハウジング
4 端子
4a 基板接続部
4b 固定片
4b1 圧入突起
4c 可動片
4c1 第1の縦伸長部
4c2 折返し部
4c3 第2の縦伸長部
4c4 横伸長部
4c5 第3の縦伸長部
4d 接触部
4d1 接触片
4d2 接触片
4d3 ばね片
4d4 括れ屈曲部
4d5 接点部
4d6 先端部
4e 固定基部
4e1、4e2 固定片
4e3 連結片
4e4 圧入突起
5 固定金具
6 周壁
7 正面壁
7a 側面開口部
7b 内面
8 補強側壁
8a 縦壁(板状縦壁)
8b 横壁(板状横壁)
8c 外枠壁
8d 上部開口
8d1 隔壁
8e 治具挿入孔
8f 下部開口
8g 下端壁
8g1 壁内収容部
8g2 端子固定溝(端子固定部)
8g3 収容溝
8h 内面
9 短手側壁
9a 内面
10 天面壁
10a 挿入孔
10a1 下端開孔縁
10b 肉抜き部
10c 平面部
10d 裏面
11 底面壁
11a 挿入口
12 フランジ部
12a 取付溝
12b 突出部
12c 位置決め突起
13 凹部
14 本体部
14a 嵌合室
14b 誘い込み部
14b1 上端開口縁
14b2 下端開口縁
14c 端子固定溝
14d 長手側壁
15 ガイド部
15a 突起
15b 脚部
15c 側面
P1 基板
P2 ピンヘッダー(接続対象物)
P3 ピン状端子(接続対象物)
T1 可動ハウジング押さえ治具
T2 固定ハウジング押さえ治具
d1 隙間
d2 可動間隙

Claims (5)

  1. 収容部を有する固定ハウジングと、
    前記収容部に収容する可動ハウジングと、
    前記収容部の内部で前記可動ハウジングを変位可能に弾性支持する可動片を有する複数の端子とを備える可動コネクタにおいて、
    前記固定ハウジングは、
    前記端子の配列方向における両端に設けた一対の短手側壁と、
    前記一対の短手側壁の上端部の間を繋ぐ天面壁と、
    前記可動ハウジングの変位を規制する治具を外部から挿入する治具挿入孔と、
    前記端子の配列方向に沿う長手側面に設けられ、前記固定ハウジングの底面側から前記天面壁に至る補強側壁とを有し、
    前記治具挿入孔は、前記補強側壁に設けられており、
    前記可動ハウジングの上面は、前記治具挿入孔の高さ範囲内に位置して、前記治具挿入孔に挿入された前記治具に当接可能であることを特徴とする可動コネクタ。
  2. 前記補強側壁は、前記端子の配列方向に沿って配置され、板面が前記固定ハウジングの短手方向に沿って伸長する薄板状の複数の板状縦壁と、前記板状縦壁どうしの間に設けた板状横壁とを有する格子状である請求項1記載の可動コネクタ。
  3. 前記補強側壁は、前記端子の配列方向に沿う前記固定ハウジングの一方の長手側面に設けられており、
    前記固定ハウジングの他方の長手側面には、側壁を欠如して前記一対の短手側壁の間に開口する側面開口部を有する請求項1又は請求項2記載の可動コネクタ。
  4. 前記側面開口部は、変位した前記可動ハウジングが入り込む形状で形成されている請求項3記載の可動コネクタ。
  5. 前記天面壁は、前記可動ハウジングに挿入する接続対象物の挿入孔を有し、
    前記挿入孔は、前記接続対象物を挿入した前記可動ハウジングが傾斜した際に前記接続対象物が当接して前記可動ハウジングの傾斜する変位を規制する
    請求項1〜請求項4何れか1項記載の可動コネクタ。
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