JP6252162B2 - 画像読取装置、画像形成装置およびプログラム - Google Patents
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Description
前記シェーディング補正部により得られる前記基準板データに基づいて、前記光電変換部を構成するブロックに対応する光電変換ブロックの平均値データをそれぞれ求め、他の光電変換ブロックの平均値データに対して特異値を持つ1つの前記光電変換部のブロックを異常であると判定し、前記光源は、複数の点光源をブロック分割して当該ブロックごとに光量制御部により照明するように構成されており、前記異常判定処理部は、前記基準板データに基づいて、前記光電変換ブロックのデータ採取範囲とは異なりかつ前記光量制御部に対応したブロックに対応する点光源のブロックの平均値データをそれぞれ求め、他の点光源のブロックの平均値データに対して特異値を持つ1つの前記光源のいずれのブロックに異常があるかを判定し、前記異常判定処理部は、前記光電変換ブロックの各ブロックに対応する平均値のうちデータ特異値を示すブロックについて、前記光源の複数のブロックに跨る前記光電変換部の1つのブロックの画素データの全てが異常である場合に、当該光源のブロックには異常はなく当該光電変換部の1つのブロックが異常であると判定し、前記光源の複数のブロックに跨る前記光電変換部の1つのブロックの画素データのうち、当該光源のブロックの一方の位置に対応する平均値データのみが特異性を呈するものである場合に、当該光源のブロックが異常であると判定することを特徴とする画像読取装置が開示されている。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための実施の形態の一例について詳細に説明する。
本実施の形態に係る画像形成装置10は、フルカラー画像および白黒画像を選択的に形成するものであり、図1に示すように、第1筐体10Aと、第1筐体10Aに接続された第2筐体10Bと、を備えている。第2筐体10Bの上部には、コンピュータ等の外部装置から供給される画像データに対して画像処理を施す画像信号処理部13が設けられている。一方、第1筐体10Aの上部には、第1特別色(V)、第2特別色(W)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各トナーを収容するトナーカートリッジ14V、14W、14Y、14M、14C、14Kが設けられている。
像保持体18の表面と対向して、像保持体18の回転方向上流側から下流側へ向けてこの順番で配置されている。
底板50が、制御手段の指示によって上昇するようになっている。底板50が上昇することで、底板50に載せられた最上位の記録媒体Pと送出ロール52とが当るようになっている。
従動ロール90は、駆動ロール89よりも上側に配置されている。
画像欠陥、画像位置欠陥等を検出する内蔵イメージセンサ200が設けられている。なお、内蔵イメージセンサ200については、詳細を後述する。
各露光装置40では、画像データに応じて各光ビームLを出射して、スコロトロン帯電器によって帯電した各像保持体18に露光し、静電潜像が形成される。
図2に示されるように、画像読取装置の一例である内蔵イメージセンサ200は、画像が記録された記録媒体Pに向けて光を照射する照明部202と、照明部202から照射されて記録媒体Pで反射された光を読取部の一例としてのCCDセンサ204に結像する結像光学系206を備えた結像部208と、内蔵イメージセンサ200の使用時やキャリブレーション時の各種基準等が設けられた設定部210とを備えている。なお、本実施の形態におけるCCDセンサ204は、各々主走査方向に対応する方向に沿って配置された複数の受光素子(たとえばフォトダイオード)を含んで構成された、赤用イメージセンサ、
緑用イメージセンサおよび青用イメージセンサとを備える。各色用イメージセンサは、受光素子の受光面に各色成分の光を透過させるフィルタを設けている。各色用イメージセンサは、受光素子が受光した光の各色成分の光量に応じて蓄積した電荷を信号として外部に出力する。
そして、第1ランプ212Aおよび第2ランプ212Bから照射される光が、第1ランプ212Aと第2ランプ212Bとの間の搬送経路60上の透明なウィンドウガラス286(図4も参照)の照射位置Dに照射されるように構成されている。
照明部202(ウィンドウガラス286)との間隔が広い搬送経路が形成されるようになっている。
白色光を生成する。そのため、たとえば、白色LEDの製造時において、青色LEDチップの青色のばらつき、あるいは黄色蛍光物質の特性や添加量や分散状態等のばらつきが生じると、白色LEDにより生成される光の色温度が、黄色方向や青色方向に変動することがあるからである。
図4に示すように、照明部202は、ランプ212(第1ランプ212Aおよび第2ランプ212B)の光を記録媒体Pに向けて透過させるウィンドウガラス286を備えている。ウィンドウガラス286は、基準ロール226とは別に設けられた白色基準である第2白色基準面(サイドリファレンス)286Aを有している。第2白色基準面286Aは、
複数枚の記録媒体Pを連続して読み取る場合の、記録媒体Pごとの明度ばらつきを補正するための基準面であり、たとえば、白色フィルムが貼着されて構成されている。なお、以下では、第1白色基準面232、第2白色基準面286A、および黄色基準面234を区別しない場合には、単に「色基準面」という場合がある。
ランプ212(第1ランプ212Aおよび第2ランプ212B)は、各々複数の白色LED304が1列または複数列並べて配置されたLED基板302を複数個並べて構成されている。ランプ212の主走査方向の長さは、第1白色基準面232および黄色基準面234の主走査方向の長さよりも長く(第1白色基準面232と黄色基準面234とはほぼ同じ長さである。)、第2白色基準面286Aに対向する領域まで延びている。そして、本実施の形態に係る内蔵イメージセンサ200では、第1白色基準面232および黄色基準面234には、図5に示すように、主として、第1白色基準面232および黄色基準面234に対向する第1光源部306からの照射光が照射される。また、第2白色基準面286Aには、図5に示すように、主として、第2白色基準面286Aに対向する第2光源部308からの照射光が照射される。なお、以下では、第1光源部306および第2光源部308を区別しない場合には、単に「光源部」という場合がある。
図6は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10における電気系の要部構成を示すブロック図である。
画像形成ユニット16において形成される画像を補正する機能を備えている。また、制御装置20は、内蔵イメージセンサ200のキャリブレーション(たとえば、上述のCCDセンサ204のキャリブレーション等)を制御する機能も備えている。
一例として、ディスプレイ上に透過型のタッチパネルが重ねられたタッチパネルディスプレイ等から構成され、各種情報がディスプレイの表示面に表示されると共に、ユーザがタッチパネルに触れることにより情報や指示が受け付けられる。なお、本実施の形態では、
UIパネル30を適用した形態例を挙げて説明しているが、これに限らず、液晶ディスプレイなどの表示部とテンキーや操作ボタンなどが設けられた操作部とが別々に設けられた形態としてもよい。
SBを増幅する。S&H部352と増幅部354との間には、サンプリングホールドされた読取信号SR、SG、SBについて、読み取られた画像(以下、「読取画像」という場合がある)の黒の出力レベルが予め定められた黒レベル(ゼロレベル)になるように補正処理を行う黒レベル調整回路が設けられる場合もある。
そして、第2白色基準面286Aからの反射光をCCDセンサ204が読み取り、(R,G,B)の各成分で表された読取値(Rw2,Gw2,Bw2)を取得する。
なお、本実施の形態に係る内蔵イメージセンサ200では、上記各読取値は、図7に示す読取信号処理部350におけるA/D変換部356の出力を用いている。
図8に、ランプ212の主として第1光源部306からの照射光が照射されて取得された、主走査方向の位置に対する第1白色基準面232の(R,G,B)の各成分の読取値のプロファイルを示す。図8の横軸は主走査方向の位置を示し、図8の例では、画像読取領域の一方の端PSを基準とし、画像読取領域の他方の端PEまでの、+Z方向(図4参照)へ向けた画素数で表されている。また、縦軸は、一例として16ビットの階調で表された読取値を示している。したがって、図8に示す縦軸の最大値Nmaxは、Nmax=65535である。なお、図8に示す読取値のプロファイルはレンズ220の収差等の特性含んだプロファイルであり、図8にR、G、Bで示す各曲線が左右の肩部で減少しているのは当該レンズ220の特性に起因している。
また、横軸の幅は図8より狭くなるが、ランプ212の主として第2光源部308からの照射光が照射されて第2白色基準面286Aについても同様の読取値のプロファイルが取得される。
まず、下記の式(1)により、上記各色基準面の読取値から、各々の色基準面について(R,G,B)の各成分を合計した読取値(以下、「合計読取値」という場合がある)Pw1、Pw2、Pyを算出する。
つぎに、ランプ212および各色基準面の変色に関する故障診断について説明する。
まず、下記の式(5)により、第1白色基準面232の読取値(Rw1,Gw1,Bw1)を正規化し、RGB色空間内の座標(以下、「RGB色度座標」という場合がある)w1(rw1,gw1,bw1)、第2白色基準面286Aの読取値(Rw2,Gw2,Bw2)のRGB色度座標w2(rw2,gw2,bw2)、および黄色基準面234の読取値(Ry,Gy,By)のRGB色度座標y(ry,gy,by)を算出する。
各dkは、キャリブレーション時の距離比kが初期値からどの程度変動しているかを示している。
つぎに、演算に基づく上記故障診断手法について、数値を用いてより具体的に説明する。以下の数値例は、第2光源部308に点灯不良が発生した場合、および第1白色基準面232に変色が発生した場合の例である。
まず、正常時の第1白色基準面232の読取値、第2白色基準面286Aの読取値、および黄色基準面234の読取値を各々以下のように仮定する。
(Rw1,Gw1,Bw1)=(53429,55509,55864)
(Rw2,Gw2,Bw2)=(39912,44120,44585)
(Ry,Gy,By)=(44424,37838,6783)
Th1=0.73
Th2=0.83
Th3=1.34
Th4=1.54
Th5=0.49
Th6=0.59
Pw1=164802
Pw2=128617
Py=89045
0.73=Th1<Pw2/Pw1≒0.78<Th2=0.83
1.34=Th3<Pw2/Py≒1.44<Th4=1.54
0.49=Th5<Py/Pw1≒0.54<Th6=0.59
Pw1=164802>Pw2=128617>Py=89045>0
(Rw1’,Gw1’,Bw1’)=(53429,55509,55864)
(Rw2’,Gw2’,Bw2’)=(33296,35296,35222)
(Ry’,Gy’,By’)=(44424,37838,6783)
Pw1’=164802
Pw2’=103814
Py’=89045
0.62≒Pw2’/Pw1’<Th1=0.73
1.17≒Pw2’/Py’<Th3=1.34
0.49=Th5<Py’/Pw1’≒0.54<Th6=0.59
したがって、第2光源部308に点灯不良が発生していると判定される。
まず、正常時の第1白色基準面232の読取値、第2白色基準面286Aの読取値、および黄色基準面234の読取値を各々以下のように仮定する。
(Rw1,Gw1,Bw1)=(53429,55509,55864)
(Rw2,Gw2,Bw2)=(39912,44120,44585)
(Ry,Gy,By)=(44424,37838,6783)
w1(rw1,gw1,bw1)=(0.3242,0.3368,0.3390)
w2(rw2,gw2,bw2)=(0.3103,0.3430,0.3466)
y(ry,gy,by)=(0.4989,0.4249,0.0762)
lw1_w2=0.01701
lw1_y=0.3276
ly_w2=0.3397
k0,w1_w2=0.02486
k0,w1_y=0.4786
k0,w2_y=0.4964
ν0=(νr0,νg0,νb0)=(0.3778,0.3682,0.2539)
(Rw1’,Gw1’,Bw1’)=(53429,55509,49160)
(Rw2’,Gw2’,Bw2’)=(39912,44120,44585)
(Ry’,Gy’,By’)=(44424,37838,6783)
Thw1_w2=0.5
Thw1_y=0.05
Thw2_y=0.01
Thν=0.01
w1’(rw1’,gw1’,bw1’)=(0.3379,0.3511,0.3109)
w2’(rw2’,gw2’,bw2’)=(0.3103,0.3430,0.3466)
y’(ry’,gy’,by’)=(0.4989,0.4249,0.0762)
l’w1_w2=0.04585
l’w1_y=0.2940
l’y_w2=0.3397
kt,w1_w2=0.06746
kt,w1_y=0.4327
kt,w2_y=0.4999
νt(νrt,νgt,νbt)=(0.3824,0.3730,0.2446)
図9(b)は、上記w1’、w2’、y’、νtをRGB色空間内にプロットした状態を示している。
0.01146≒dν>Thν=0.01
1.714≒dkw1_w2>Thw1_w2=0.5
0.09628≒dkw1_y>Thw1_y=0.05
0.007028≒dkw2_y<Thw2_y=0.01
したがって、式(13)が成立しているので、第1白色基準面232に色特性異常が発生していると判定される。
つぎのステップS110では、ステップS104で読み込んだ閾値th1ないしth6と、ステップS108で算出した合計読取値Pw1、Pw2、Pyに基づき式(2)が成立するか否かを判定する。
肯定判定となった場合にはステップS112に移行して、各光源部(ランプ212)が正常に点灯していることを報知する。当該報知は、たとえばUIパネル30のディスプレイ等に表示してもよいし、図示しないスピーカ等から音声で報知してもよいし、また、画像形成装置10で記録媒体Pに画像形成(印刷)して報知してもよい。本実施の形態では、
UIパネル30のディスプレイに表示する形態を適用しており、図12に当該表示の一例を示す。図12の表示例では、OKボタンとともに、「ランプは正常に点灯しています。
」のメッセージが表示されている。
つぎのステップS114では、フラグF1に1を代入し、ステップS126に移行する。
ステップS116で否定判定となった場合にはステップS120に移行する一方、肯定判定となった場合にはステップS118に移行し、第1光源部306に点灯不良が発生している旨報知する。当該報知は図12に準じてUIパネル30のディスプレイに表示してもよい。
当該報知は図12に準じてUIパネル30のディスプレイに表示してもよい。なお、ステップS122でエラー表示するのは、ステップS110でいずれかの光源部に異常があると判定されたにもかかわらず、以降の処理でいずれの光源部の不良判定にも該当しなかったためである。ステップS122におけるエラー表示は、図12に準じて、たとえば、「サービスエンジニアに光源の点灯状態を確認させてください。」とのメッセージをUIパネル30のディスプレイに表示してもよい。ステップS120で否定判定となる原因としては、たとえば、ランプの点灯を制御する点灯回路に異常が生じ、第1光源部306および第2光源部308の双方で同時に点灯異常が発生した場合等が挙げられる。本実施の形態に係る画像形成装置10では、このような場合には、ユーザに保守担当者(サービスエンジニア)への保守の依頼を促すようにしている。
つぎのステップS132では、フラグF2に1を代入した後、本故障診断処理プログラムを終了する。
当該報知は図12に準じてUIパネル30のディスプレイに表示してもよい。
図11に示すランプおよび各色基準面の変色に関する故障診断処理の両方を実行する形態を例示して説明したが、これに限られず、いずれか一方のみを実行してもよい。
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る故障診断処理において、内蔵イメージセンサ200が正常(ランプの点灯不良、あるいはランプおよび各色基準に色特性不良が発生していない)と判定された場合に、引き続き画像形成装置10(主として画像形成ユニット16)の故障診断を実施する形態である。
つぎのステップS206では、印刷した検査用画像を読み取るように内蔵イメージセンサ200を制御する。
画像形成装置が提供される。本実施の形態に係る画像形成装置によれば、特に、画像読取装置および画像形成ユニットの双方の故障診断処理が実行される。
10A 第1筐体
10B 第2筐体
13 画像信号処理部
14 トナーカートリッジ
16 画像形成ユニット
18 像保持体
20 制御装置
20A CPU
20B ROM
20C RAM
20D 入出力ポート
20E バス
22 基準ロール回転モータ
30 UIパネル
32 転写部
34 中間転写ベルト
36 一次転写ロール
38 駆動ロール
40 露光装置
41 張力付与ロール
42 対向ロール
44 巻掛ロール
46 除去装置
48 記録媒体収容部
50 底板
52 送出ロール
54 搬送ロール
56 分離ロール
60 搬送経路
60A 第1折返部
60B 第2折返部
62 二次転写ロール
66 予備経路
70、80 搬送ベルト
72 巻掛ロール
82 定着ユニット
84 定着ベルト
88 加圧ロール
89 駆動ロール
90 従動ロール
100 制御回路
108 搬送ベルト
110 冷却ユニット
112 吸収装置
114 押付装置
116 吸収ベルト
118 巻掛ロール
120 駆動ロール
122 ヒートシンク
128 ファン
130 押付ベルト
132 巻掛ロール
140 矯正装置
194 反転経路
194A 分岐パス
194B 用紙搬送パス
194C 反転パス
196 排出部
198 排出ロール
200 内蔵イメージセンサ
202 照明部
204 CCDセンサ
206 結像光学系
208 結像部
210 設定部
212 ランプ
212A 第1ランプ
212B 第2ランプ
214 第1ミラー
216 第2ミラー
218 第3ミラー
220 レンズ
224 光量絞り部
226 基準ロール
226A 回転軸
228 検出基準面
230 退避面
232 第1白色基準面
234 黄色基準面
236 複合検査面
238 案内面
262 回路基板
286 ウィンドウガラス
286A 第2白色基準面(サイドリファレンス)
302 LED基板
304 白色LED
306 第1光源部
308 第2光源部
350 読取信号処理部
352 S&H部
354 増幅部
356 A/D変換部
358 シェーディング補正部
360 色変換部
362 故障判定部
L 光ビーム
N 定着部
OA 光軸
P 記録媒体
T 転写位置
Claims (5)
- 校正に用いる複数の基準色が彩色された色基準部と、
前記色基準部を照明する照明光を照射する照明手段と、
前記照明手段で照明された色基準部を予め定められた色空間を形成する複数の色の各々に分光して読み取り、複数の基準色の各々について前記複数の色毎の分光強度からなる分光強度の組を出力する読取手段と、
複数の基準色の各々の分光強度の組に基づいて、前記照明手段の点灯不良の有無の検知を行う第1検知、並びに、前記分光強度の組によって表される前記色空間内の前記複数の基準色の各々の色度に基づいて算出された基準色の色度差に基づいて、前記照明手段の特性変化の有無、及び少なくとも1つの基準色の特性変化の有無の少なくとも1つを検知する第2検知の少なくとも一方の検知を行うとともに、前記複数の基準色毎の分光強度の組毎に求めた合計分光強度から2つずつ選択して得た合計分光強度の比の各々と閾値とを比較して前記照明手段の点灯不良の有無を検知する検知手段と、
を含む画像読取装置。 - 前記検知手段は、前記色度差の各々を表す前記色空間内の点を連結して形成される図形の重心、及び前記図形の各辺の長さの合計値に対する各辺の長さの比を各辺毎に求め、前記重心の予め定められた位置からの乖離量が予め定められた量を越え、かつ、予め定められた基準値からの変化量が予め定められた量を越える前記比が2つ存在する場合に、該2つの前記比に対応する辺に共通する基準色の特性変化有りと検知する
請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記検知手段は、前記色度差の各々を表す前記色空間内の点を連結して形成される図形の重心、及び前記図形の各辺の長さの合計値に対する各辺の長さの比を各辺毎に求め、前記重心の予め定められた位置からの乖離量が予め定められた量を越え、かつ、予め定められた基準値からの変化量が予め定められた量を越える前記比が存在しない場合に、前記照明手段の特性変化有りと検知する
請求項1に記載の画像読取装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
画像情報に基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記検知手段による検知の結果前記点灯不良及び前記特性変化が検知されなかった場合に、予め定められた検査用の画像情報に基づいて記録媒体に検査用画像を形成し、該検査用画像を前記画像読取装置で読み取って得た画像情報と前記検査用の画像情報との差分に基づいて前記画像形成手段の故障の有無を判定する判定手段と、
を含む画像形成装置。 - 校正に用いる複数の基準色が彩色された色基準部と、
前記色基準部を照明する照明光を照射する照明手段と、
前記照明手段で照明された色基準部を予め定められた色空間を形成する複数の色の各々に分光して読み取り、複数の基準色の各々について前記複数の色毎の分光強度からなる分光強度の組を出力する読取手段と、
を含む画像読取装置を制御するためのプログラムであって、
コンピュータを、
複数の基準色の各々の分光強度の組に基づいて、前記照明手段の点灯不良の有無の検知を行う第1検知、並びに、前記分光強度の組によって表される前記色空間内の前記複数の基準色の各々の色度に基づいて算出された基準色の色度差に基づいて、前記照明手段の特性変化の有無、及び少なくとも1つの基準色の特性変化の有無の少なくとも1つを検知する第2検知の少なくとも一方の検知を行うとともに、前記複数の基準色毎の分光強度の組毎に求めた合計分光強度から2つずつ選択して得た合計分光強度の比の各々と閾値とを比較して前記照明手段の点灯不良の有無を検知する検知手段
として機能させるためのプログラム。
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