JP2015148456A - 測色器、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の小型化を実現しつつ、測色精度を維持する。【解決手段】記録材Pに画像形成を行う画像形成装置の装置内に設けられ、記録材P上に測色対象として形成されたパッチ画像Tの測色を行う分光測色器10であって、測色対象に対して光15を照射する白色光源12と、測色対象からの反射光16を受光するラインセンサ11と、ラインセンサ11からの出力に基づいて測色対象の測色を行う分光測色器10において、乱反射光16を反射して、測色対象に対して再照射するミラー25を有することを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、測色器、及び測色器を備える画像形成装置に関する。
近年、カラープリンタ、カラー複写機等のカラー画像形成装置(以下、単に画像形成装置という)には、出力画像の高画質化が求められている。特に、画像階調や画像色の安定性は、画像の品位に大きな影響を与える。
温度や湿度のような環境変化、消耗品の残量や交換等によるロット差、使用されるメディア(紙等)及び長期間の装置使用により、得られる画像の色味が変化してしまうことがある。従って、出力された画像の安定した色味を実現するためには、測色器を用いて出力した画像の色味を検出し、画像形成装置のプロセス条件にフィードバックをかける事が有効である。測色器は、測色対象としての印刷物や物体色の色味(色度)を測定する装置である。一般的な測色器としては,測色対象に白色の光を照射し、反射光をRGBのカラーフィルタを通して受光センサで受光することにより、色成分毎の強度を測定する三刺激値直読タイプの測色器がある。
また、測色器として、測色対象の分光反射率を求める分光測色器が知られている。分光測色器は、反射光を回析格子、プリズム等を用いて波長分散した後に、波長毎の強度をラインセンサで検出し、検出された分散光の波長分布、光源の光の波長分布、センサの分光感度等を考慮して演算を行い、測色対象の分光反射率を求める。
ここで、特許文献1には、一光源多方向照射一方向受光式の分光測色器が開示されている。特許文献1に開示される分光測色器は、一光源ながらも多方向から測色対象の被照射面への照射が可能であるので、画像形成装置内に配置し搬送中の測色対象を測色する際でも、測色対象の被照射面に対する角度ずれ(以下、ばたつきという)について強い。これは多方向からの照射により測色対象の被照射面に対する光量をほぼ均一に照射できるので、乱反射成分が同等となるからである。
しかしながら、多方向照射の測色器構成は複雑な光路長を満たすための光学系の構成が必要で、光路長を確保するため一般的に大型となり、搭載する画像形成装置も測色器を配置するスペースもその外形に合わせて確保する必要がある。
ここで、図16に一方向照射一方向受光式の分光測色器の模式図を示す。図16(a)は後述する保護ガラス111を有しない構成を示し、図16(b)は保護ガラス111を有する構成を示す。図16に示す一方向照射一方向受光式の分光測色器100においては、光路長を短くできるため、画像形成装置の小型化に適している。
図16に示す分光測色器100は、分光された光を検出するラインセンサ101、測色対象104に白色光105を発する光源102を有する。光源102は、白色LEDやハロゲンランプ、もしくはRGBの3色LED等からなり、可視光全体にわたる発光波長分布をもつ。
光源102から発せられた白色光105は、約45度の照射角で測定用開口110を通過し、紙等の記録材上に形成される測色対象104に入射し、測色対象104の光吸収特性に応じた散乱光106となる。散乱光106のうち集光レンズ107の結像領域である入射角約2度範囲以内の光は取り込まれ平行光となる。その後、反射型回折格子108に
入射角0度で入射し、分光される。分光された光は、ラインセンサ101に入射する。
入射角0度で入射し、分光される。分光された光は、ラインセンサ101に入射する。
ラインセンサ101の各画素には、反射型回折格子108により分光されたそれぞれ波長範囲の異なる光が入射する。そして、各画素の出力を得ることにより測色対象104で反射された分散光の波長ごとの強度が得られる。このような分光測色器100を用いて測色対象104の色度や分光反射率を求めるために、色度や分光反射率が既知の基準試料を予め測定して、既知の色度や分光反射率を出力するように装置自体を校正した後、測色対象104を測定することが行われている。
しかしながら、前述のように記録材は画像形成装置内を搬送する際にばたつきは発生する。そして、図16に示す一方向照射一方向受光方式の分光測色器においては、特に光の照射角度の増減に応じて被照射面への乱反射成分が増減し、測色精度への影響(特に明度)が大きくなるという問題がある。
上記課題に鑑みて、本発明は、装置の小型化を実現しつつ、測色精度を維持することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る測色装置は、
記録材に画像形成を行う画像形成装置の装置内に設けられ、記録材上に測色対象として形成された画像の測色を行う測色器であって、
前記測色対象に対して光を照射する光源と、
前記測色対象からの反射光を分光する分光手段と、
前記分光手段により分光された光を受光する受光部と、
を有し、
前記受光部からの出力に基づいて前記測色対象の測色を行う測色器において、
前記測定対象からの反射光を反射して、前記測色対象に対して再照射する反射部を有することを特徴とすることを特徴とする。
記録材に画像形成を行う画像形成装置の装置内に設けられ、記録材上に測色対象として形成された画像の測色を行う測色器であって、
前記測色対象に対して光を照射する光源と、
前記測色対象からの反射光を分光する分光手段と、
前記分光手段により分光された光を受光する受光部と、
を有し、
前記受光部からの出力に基づいて前記測色対象の測色を行う測色器において、
前記測定対象からの反射光を反射して、前記測色対象に対して再照射する反射部を有することを特徴とすることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、記録材の搬送路中に上記測色器を備えることを特徴とする。
本発明によれば、装置の小型化を実現しつつ、測色精度を維持することができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
まず、図1〜図3を参照して、実施例1に係る分光測色器について説明する。図1は、実施例1に係る分光測色器の模式図である。図2は、実施例1に係る分光測色器のミラー近傍の拡大模式図である。図3は、実施例1に係るラインセンサについて説明するための図である。
まず、図1〜図3を参照して、実施例1に係る分光測色器について説明する。図1は、実施例1に係る分光測色器の模式図である。図2は、実施例1に係る分光測色器のミラー近傍の拡大模式図である。図3は、実施例1に係るラインセンサについて説明するための図である。
実施例1の分光測色器10は、測色対象14の分光反射率を求めることにより測色を行う構成である。具体的には、分光測色器10は、測色対象14から反射した反射光(分散光)を反射型回折格子により波長毎に分光させ、その分光された光30の波長毎の強度(光量)をラインセンサ11で検出(受光)する。そして、ラインセンサ11からの出力に基づいて演算部22で演算を行い、測色対象14の分光反射率(反射光の波長毎の光量)を求める構成である。分光測色器10のより詳細については以下説明をする。
図1に示すように、実施例1に係る分光測色器10は、光源としての白色光源12、集光レンズ17、分光手段としての反射型回折格子18、受光部としての電荷蓄積型ラインセンサ11、塵埃や紙粉等の保護を目的とした保護部材としての保護ガラス19を有する。白色光源12は、紙等の記録材上に形成される測色対象14に対して光15を照射する。白色光源12は、可視光全体にわたる発光波長分布を有する。また、これら各部材は、白色光源12からの光15を測色対象14へ導くための開口13を有するハウジング内に収容される。
さらに、図1、図2に示すように、実施例1に係る分光測色器10は、再照射手段としてのミラー(反射部)25を有している。実施例1において、ミラー25は、反射光を反射する反射面が、測色対象14の被照射面に対して44度〜51度の角度を持つように配置される。また、ミラー25は、測色対象14からの正反射光の光路上に設けられている。また、ミラー25は、開口13近傍(開口近傍)であってハウジングの外部に設けられている。
白色光源12から発せられた光15は、開口13及び保護ガラス19を通過する。そして、開口13及び保護ガラス19を通過した光15は、紙等の記録材P上の測色対象14に対して約45度の角度で入射し、測色対象14の光吸収特性に応じた乱反射光16となる。
図2に示すように、乱反射光16のうち正反射した正反射光の一部は、ミラー25によ
り、測色対象14へ約45度の角度で再び照射される。
り、測色対象14へ約45度の角度で再び照射される。
集光レンズ17の集光領域範囲内にある乱反射光(分散光)16の一部(照射面に対し約±2度全範囲の光)は、集光レンズ17に取り込まれてスリット24へ再び集光される。そして、スリット24により拡散された光は、反射型回折格子18に入射し、その光路長の違いから分光される。分光された光30は、ラインセンサ11に入射する。なお、スリット24のスリットサイズと配置は、反射型回折格子18の格子ピッチサイズ及びラインセンサ11の画素ピッチサイズと分光された光30の波長に応じた角度及び距離特性とした。
図3に示すように、本実施例では、波長が約350nmから約750nmの可視光を約3nm単位で検出するために必要な134画素でラインセンサ11を構成している。ラインセンサ11は入射した光30の強度に応じて、各画素で光電荷を蓄積する。そして図1に示す演算部22の制御により、ラインセンサ11の蓄積電荷は電圧に変換され、順次電圧信号として出力される。そして、出力された電圧信号を図1に示すAD変換器21によってAD変換する。そして、演算部22は測色対象14からの乱反射光16を波長分解した形で画素毎のデジタル信号として得ることができる。
本実施例に用いたラインセンサ11は、電荷蓄積型ラインセンサであり、光30の波長毎の強度(光量)を検出する。そして、ラインセンサ11は、所定の蓄積時間に入射した光の強度に応じて、画素ごとに電圧信号を出力する。また、ラインセンサ11の蓄積時間は、演算部22によって適宜調整することが可能である。また、分光測色器10の対向には分光測色器10の補正用として対向部(白色基準板)20を配置している。対向部20は、後述するように保護ガラス19と共に記録材Pを挟持する挟持部材としての役割を有する。
これら各画素のデジタル信号は演算部22にて以下の演算がなされる。ラインセンサ11の各画素は、そのアドレス番号n(n=1〜134)と対応する光波長λとが予め相対的に対応付けられ(以下、値付けとする)、メモリ部23に保持されている。この値付けの作業は、例えば、分光測色器10の出荷時にラインセンサ11の各画素に対し、波長が既知の基準単一波長スペクトルを用いるなどして従来公知の方法にて行うことができる。
このように各画素と光波長λが値付けされることで、先に述べたラインセンサ11の画素ごとの電圧信号出力によって、測色対象14からの乱反射光16の波長−信号強度スペクトルOi(λ)が得られる。そして、測色対象14の分光反射率Or(λ)は、別途測定される分光反射率が既知の基準試料に白色光源12の光を照射したときの乱反射光16の波長−信号強度スペクトルWi(λ)と基準試料自身が有する分光反射率Wr(λ)から、次式により求められる。
さらに、(式1)により得られた分光反射率Or(λ)を基に、演算部22は、380nmから730nmの範囲の分光反射率を10nm毎に補間演算して外部へ出力する。
本実施例の分光測色器10にて測色対象14を測色するにあたっては、まず演算部22が(式1)に示された波長λを画素アドレスnに置き換える。そして、予め測定しておいた白基準の出力信号Wi(n)と、測色対象14を測定した際の出力信号Oi(n)から、各画素についてOi(n)/Wi(n)を演算する。
その後、本補正方法にて値付けしたラインセンサ11の各画素と波長の関係をメモリ部23から読み出し、画素アドレスnを波長λに置き換えてOi(λ)/Wi(λ)を得る。そして、メモリ部23に記憶されているWr(λ)の値を読み出し、式(1)に従って測色対象14の分光反射率Or(λ)を求めることができる。
次に、図4を参照して、本実施例に係る画像形成装置の概略構成について説明する。本実施例の分光測色器10は、例えば、電子写真方式のカラー画像形成装置の装置内に設けられる。図4は、その一例である中間転写ベルトを採用したタンデム方式のカラー画像形成装置(以下、単に画像形成装置という)を示す概略断面図である。画像形成装置は、複数の画像形成部として、それぞれイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの各色の画像を形成するための画像形成部を有する。実施例1において、各画像形成部の構成及び動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。したがって、以下、特に区別を要しない場合は、符号Y、M、C、Kは省略して、総括的に説明する。
本実施例に係る画像形成装置は、紙等の記録材に画像形成をするための画像形成部を備えている。画像形成部は、主な構成として、給紙カセット44、感光ドラム31、帯電ローラ32、露光用スキャナ部33、一次転写ローラ34、現像器38を有している。また、本実施例に係る画像形成装置は、中間転写ベルト37、中間転写ベルト37を駆動する駆動ローラ41、張架ローラ40、補助ローラ42、二次転写ローラ43、クリーニング手段48、定着部51を有している。
感光ドラム31Y、31M、31C、31Kは、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成される。感光ドラム31Y、31M、31C、31Kは、不図示の駆動モータの駆動力が伝達されて、画像形成動作に応じて図4中の時計回り方向に回転する。
ここで、図4を参照して、本実施例に係る画像形成装置の動作の概略を説明する。画像形成装置の本体に備えられる制御部55が画像信号を受け取ると、紙等の記録材Pは、給紙カセット44から給紙ローラ45、46によって画像形成装置内に送り出される。搬送された記録材Pは、画像形成動作と記録材Pの搬送との同期をとるためのローラ状同期回転体、即ち、搬送(レジスト)ローラ対47に一旦挟持され、停止して待機する。
一方、コントローラ部56は、受け取った画像信号に応じて、露光用スキャナ部33によって帯電ローラ32の作用により一定電位に帯電した感光ドラム31の表面に静電潜像を形成する。現像器38は、静電潜像を可視化する手段であり、ステーション毎にイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの現像を行う。各現像器38には、スリーブ35が設けられており、静電潜像を可視化するための現像バイアスが印加されている。このように、感光ドラム31Y、31M、31C、31Kの表面に形成された静電潜像は、現像器38Y、38M、38C、38Kの作用により単色トナー像として現像される。
各色に対応する感光ドラム31、帯電ローラ32、現像器38はそれぞれ一体構成となっており、画像形成装置本体から脱着可能なトナーカートリッジ39の形態で取り付けられている。
中間転写ベルト37は、感光ドラム31Y、31M、31C、31Kに接触しており、カラー画像形成時に図4中反時計周り方向に感光ドラム31Y、31M、31C、31Kの回転と同期して回転する。現像された単色トナー像は一次転写ローラ34に印加された一次転写バイアスの作用により順次転写され、中間転写ベルト37上で多色トナー像となる。
その後、中間転写ベルト37上に形成された多色トナー像は駆動ローラ41と二次転写ローラ43とで形成される二次転写ニップ部に搬送される。これと同時に、搬送ローラ対47に挟持された状態で待機していた記録材Pが搬送ローラ対47の作用により中間転写ベルト37上の多色トナー像と同期を取りながら二次転写ニップ部に搬送される。そして、中間転写ベルト37上の多色トナー像が二次転写ローラ43に印加された二次転写バイアスの作用により一括転写(二次転写)される。
定着部51は、記録材Pを搬送させながら、転写された多色トナー像を溶融定着させるものであり、記録材Pを加熱する定着ローラ51aと記録材Pを定着ローラ51aに圧接させるための加圧ローラ51bを備えている。定着ローラ51aは中空状に形成され、内部にヒータ51ahが内蔵されている。多色トナー像を保持した記録材Pは定着ローラ51aと加圧ローラ51bにより搬送されるとともに、熱および圧力を加えられ、トナーが表面に定着される。
トナー像定着後の記録材Pは、排紙ローラ50によって排紙トレイ52に排出され画像形成動作を終了する。または、2面目への画像形成が行われる場合には、スイッチバック動作によって両面搬送路Dを経由して再び搬送ローラ対47に一旦挟持されて停止して待機する。その後、上述した一連の画像形成動作が行われて記録材Pの2面目への画像形成が行われる。
クリーニング手段48は、中間転写ベルト37上に転写残として残ったトナーをクリーニングするものであり、ここで回収された転写残トナーは廃トナーとしてクリーナ容器49に蓄えられる。
本実施例において、分光測色器10は、記録材Pに指定間隔及び形状で形成された測定対象のトナー画像(以下、パッチ画像と記す)Tを測色する目的で、図4に示すように、両面搬送路D中の長手中央位置に配置されている。分光測色器10によるパッチ画像測色の動作が開始されると、まず初めに前述した一連の動作により記録材Pに図5に示す測色用のパッチ画像Tが形成される。図5は、測色用のパッチ画像Tを示す図である。
定着部51を通過した記録材Pは排紙部でのスイッチバック動作によって両面搬送路Dへと引き込まれ、搬送路中に配置された分光測色器10にて形成されたパッチ画像TはTriggerパッチを基準に記録材Pの搬送と同期しながら順次測色される。その後、ローラ対47を通過した記録材Pは、2次転写部、定着部51を通過して排紙ローラ50によって排紙トレイ52に排出される。このような一連の画像形成動作は画像形成装置内に設けられた制御部55によって制御動作される。
次に、本実施例の画像形成装置における画像処理動作の一例を、図6に示すブロック図を用いて説明する。図6は、実施例1における画像処理動作を説明するためのブロック図である。
画像形成装置のコントローラ部56と制御部55は、不図示のビデオインターフェースを介して接続されている。また、コントローラ部56は、外部端末のホストコンピュータ57や不図示のネットワークに接続されている。コントローラ部56の記憶手段には、色変換に用いるカラーマッチングテーブルCM、色分解テーブルC1、カラー補正テーブルC2が記憶されている。また、制御部55には、画像形成処理や分光測色器10からの測色結果を処理するCPU202と、計測結果を一時保管するメモリ203が搭載されている。
画像形成動作が開始されると、コントローラ部56は予め用意されているカラーマッチ
ングテーブルCMにより、ホストコンピュータ57等から送られてくるRGB信号を画像形成装置の色再現域に合わせたデバイスRGB(DevRGB)信号に変換する。続いて色分解テーブルC1及びカラー補正テーブルC2により、DevRGB信号を画像形成装置のトナー色材色であるCMYK信号に変換する。
ングテーブルCMにより、ホストコンピュータ57等から送られてくるRGB信号を画像形成装置の色再現域に合わせたデバイスRGB(DevRGB)信号に変換する。続いて色分解テーブルC1及びカラー補正テーブルC2により、DevRGB信号を画像形成装置のトナー色材色であるCMYK信号に変換する。
そして、固有の階調−濃度特性を補正する濃度補正テーブルDにより、CMYK信号を階調−濃度特性の補正を加えたC’M’Y’K’信号へ変換する。その後、ハーフトーン処理を行いC’’M’’Y’’K’’信号へ変換する。その後、PWM(Pulse Width Modulation)テーブルPWにより、C’’M’’Y’’K’’信号に対応する露光用スキャナ部33C、33M、33Y、33Kの露光時間Tc、Tm、Ty、Tkへ変換する。コントローラ部56は、これら露光時間Tc、Tm、Ty、Tkに従って露光用スキャナ部33を制御することで、感光ドラム31C、31M、31Y、31Kの表面に静電潜像を形成する。このように先に述べた一連の画像形成動作が行われる。
また、分光測色器10による測色動作においては、前述したように、予めカラーパッチデータとしてコントローラ部56に格納されている複数個のCMYK形式のカラーパッチデータ(CPD)に従って、記録材Pに図5で示す測色用パッチ画像Tが形成される。記録材P上に形成された測色用パッチ画像Tは、前述したように分光測色器10で測色され、それぞれのパッチ毎に分光反射率Or(λ)が読み取られる。
読み取られた分光反射率データは制御部55の作用によって色度値(例えば、CIE L*a*b*など)に変換されてコントローラ部56の色変換部へ送られる。そして、不図示のCMS(Color Management System)を利用して、色度値が画像形成装置に依存するCMYK形式のCMYKデータ(CSD)に変換される。その後、変換されたCMYKデータ(CSD)と、デフォルトのカラーパッチデータ(CPD)を比較することによって、その差を補正するようなカラー補正テーブルC2が生成される。
これらの処理は測色された全ての測色用パッチに対して行われるが、測色されるパッチは画像形成装置で再現可能な全ての色を必ずしも揃えている必要はない。測色用パッチとして記録材Pに形成されていないCMYKデータに関しては、測色されたパッチを基に補間処理を行うことでカラー補正テーブルC2を作成すればよい。このようにして作成されたカラー補正テーブルC2は色分解テーブルC1と共にコントローラ部56に更新、保持される。
次に、本実施例に用いる白色光源12の詳細を説明する。一般に測色器により印刷物、物体色を測色するにあたっては、例えばJIS Z8722に記載されているように、厳密な測色においては380nmから780nmの波長域に対してその強度を測定することが望まれる。また、簡易的な測色の場合でも400nmから700nmの波長域に対して、その強度を測定することが望まれる。
そこで、実施例1では白色光源12として、豊田合成社製の白色LEDパッケージ(E1S40−1W0c6−01)を用いた。図7は、実施例1で用いた本パッケージ光源の発光スペクトルの形状を示す図である。本パッケージ光源の発光スペクトルは、390nmに極大値を持つ発光ダイオードのスペクトル、450nmに極大値を持つ青色スペクトル、570nmに極大値を持つ黄色スペクトル、630nmに極大値を持つ赤色スペクトルを組み合わせた形状となっている。
このような発光スペクトルを持つLEDパッケージは、本実施例に用いた上記白色LE
Dパッケージに限定されるものではない。従来公知のパッケージと同様に、発光チップと蛍光体を組み合わせることで、表面実装型、砲弾型、チップオンボード型など任意の形状タイプで得ることが可能である。一例として図8に表面実装型LEDパッケージの模式構造図を示す。表面実装型のLEDパッケージは、セラミックや樹脂などで成型したキャビティ71の中に発光ダイオード72を実装し、キャビティ71に蛍光体を分散させたエポキシやシリコーンなどの樹脂73を封入して得られる。
Dパッケージに限定されるものではない。従来公知のパッケージと同様に、発光チップと蛍光体を組み合わせることで、表面実装型、砲弾型、チップオンボード型など任意の形状タイプで得ることが可能である。一例として図8に表面実装型LEDパッケージの模式構造図を示す。表面実装型のLEDパッケージは、セラミックや樹脂などで成型したキャビティ71の中に発光ダイオード72を実装し、キャビティ71に蛍光体を分散させたエポキシやシリコーンなどの樹脂73を封入して得られる。
電極74を通じて発光ダイオード72に給電されると、発光ダイオード72が自身の持つ固有波長スペクトルが放射される。放射されたスペクトルの一部はキャビティ71内の蛍光体を励起し、蛍光体の持つ固有波長スペクトルが放射される。蛍光体として先に述べた青色、黄色、赤色の各光を放射するものを使用することで、本実施例に用いられる図7に示されるような発光スペクトルが放射される。
このように、白色光源12として近紫外領域に発光強度の極大値を持つ発光ダイオードを使用したLEDパッケージを用いることで、測色に必要で、かつ一般的な白色LEDでは十分な出力を得ることのできない400nm付近の分光反射出力を得ることが出来る。具体的には、380nmもしくは400nm以上の波長域の出力を得るために、発光強度の極大値が380nmから420nmの範囲にある発光ダイオードを励起光源として用いれば良い。このような発光ダイオードとしては、InGaN系のものが広く知られている。
また、本実施例にて例示したように、420nmから730nmの領域に蛍光強度の極大値を持つ複数の蛍光体を使用したLEDパッケージを用いることで、簡易測色に必要とされる400nmから700nmの領域における分光反射出力を得ることができる。この場合、使用される蛍光体の組成には特に制限はないが、酸化物蛍光体又は窒化物蛍光体が化学的に安定であるため、半導体発光素子および照明装置の寿命が長くなるので好ましい。特に、金属酸化物、金属窒化物、リン酸塩、硫化物に、金属イオンを付活元素又は共付活元素として組み合わせたものが好ましい。金属酸化物としては、例えば、Y2O3、Zn2SiO4等が挙げられる。金属窒化物としては、例えば、Sr2Si5N8等が挙げられる。リン酸塩としては、Ca5(PO4)3Cl等が挙げられる。硫化物としては、ZnS、SrS、CaS等が挙げられる。金属イオンとしては、希土類金属のCe、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb等、又は、Ag、Cu、Au、Al、Mn、Sb等が挙げられる。これらは青色蛍光体、緑色蛍光体、黄色蛍光体、橙色蛍光体、赤色蛍光体など、従来公知の蛍光体として用いられている組成物である。
次に、定着後の両面搬送路Dにおける分光測色器10の設置状況の詳細図を図9に示す。図9(a)は、分光測色器10が両面搬送路D内に突出し記録材Pを狭持搬送する状態を示し、図9(b)は両面搬送路Dに対して分光測色器10が退避している状態を示している。図9に示すように分光測色器10はホルダ112によって保持されている。そして、図9(a)に示すように、分光測色器10は、ホルダ112ごと付勢ばね113によって付勢されて、両面搬送路D内に突出する。記録材Pは、分光測色器10の表面の保護ガラス19と挟持部材としての対向部(白色基準板)20によって狭持されつつ図示していない搬送ローラによって搬送力を付与され両面搬送路Dを図9(a)に示す下向きの矢印方向に通過する。
このような状態で記録紙P上に形成された測色対象の測色が行われる。また、測色以外では同両面搬送路D内に記録材Pが搬送される場合、画像形成面を保護する目的で、カム部115が回転駆動されホルダ112のリフトアーム部114を押上げ、分光測色器10を両面搬送路Dから退避させる。この状態を図9(b)に示す。図9(b)中左向きの矢
印方向に分光測色器10が退避していく方向を示す。この状態では、両面搬送路D内面に対して分光測色器10と記録材P間が接触していない状態となっている。
印方向に分光測色器10が退避していく方向を示す。この状態では、両面搬送路D内面に対して分光測色器10と記録材P間が接触していない状態となっている。
図9(b)の状態においては、分光測色器10の保護ガラス19表面は記録材Pとの接触はないが、画像形成装置内を舞う塵埃にさらされることになる。また、図9(a)中の状態で記録材Pは分光測色器10の保護ガラス19の表面に接触し、保護ガラス19表面に付着した紙粉や塵埃等の清掃効果を期待できる。しかしながら、記録材Pを円滑に搬送する必要があるところ、保護ガラス19と対向部(白色基準板)20を密着させその間に、記録材Pを搬送させ、表面全体に記録材Pを押し当て挟持搬送することは、円滑な搬送性の点において非常に困難を伴う。よって、図10に示すように、接触面積を軽減するため、対向部20は、対向部20が備える対向部ホルダ20aでのみ保護ガラス19表面に接触するギャップ構成にすると良い。すなわち、対向部20は、記録材Pの搬送方向の両端側のみにおいて、保護ガラス19と共に記録材Pを挟持すると良い。図10は、記録材が挟持された状態を示す図である。図10に示すギャップ構成により、保護ガラス19と記録材Pとは対向部ホルダ20aの部分は接触するが、他の領域では軽接触を期待するギャップを持った構成となる。そのため、搬送中の記録材Pの被照射面は若干ながらギャップ分のばたつきが発生する可能性がある。
本実施例において、ギャップ内で生じるばたつきの想定角度は最大±1度であるため、ミラー25の保護ガラス19面に対する配置角度は約48度とした。よって、照射方向の水平側に対し0〜1.0度範囲のばたつきに対してはミラー25により、上記角度範囲内の正反射光を記録材P上に形成された測色対象14の被照射面に再照射することができる。
次に、図11、図12を参照して、実施例1における記録材Pのばたつき方向の定義とばたつきに対する乱反射光量(明度)の変動について説明する。図11は、光源の照射方向、ミラー25の配置、及び記録材Pに対する回転方向を示す模式図である。図12(a)は、ミラー25を配置しない場合の、RotXとRotYの2方向に記録材Pを±1度の範囲で回転させ、その際の明度の変化量(ΔL)を示したものである。図12(b)は、実施例1のミラー25を図11で示す位置に配置した時の、RotXとRotYの2方向に記録材Pを±1度の範囲で回転させ、その際の明度の変化量(ΔL)を示したものである。なお、RotXとRotYとは、記録材Pの回転方向を示す。なお、明度の変化量の基準としては回転角度0度時の明度を基準としている。
図12(a)より、光15の照射方向に対して略垂直方向であるRotYについては±1度の回転範囲での明度変動は0.2%程度と非常に小さいことが分かる。しかしながら、光15の照射方向に対して略水平方向であるRotXについては±1度の回転範囲で明度変動が約0.8%とRotYに比べ非常に大きいことがわかる。
図12(b)より、ミラー25の配置により、約−0.8度〜0.2度の範囲では、RotYと同程度の明度変動となっている。よって、実施例1においては、ミラー25を採用することにより、記録材Pの搬送に生じるばたつきの水平方向成分においても、明度を安定させる範囲をもたせることができた。
以上説明したように、ミラー25を備える実施例1の構成においては、記録材Pにばたつきが生じた場合であっても明度を安定させることができるため、測色の精度を維持することが可能となる。また、実施例1においては、ミラー25の追加構成のみで、複雑な光学経路を持つことがないため、小型である分光測色器10の基本サイズも変える必要がなく、装置全体としての小型化も実現できる。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2について説明する。図13は、ミラー25と同サイズ形状の光反射用白色板27の構造を示す図である。また、光反射用白色板27は、図1で説明したミラー25と同様の配置とするため、配置に関する説明は割愛する。
次に、本発明の実施例2について説明する。図13は、ミラー25と同サイズ形状の光反射用白色板27の構造を示す図である。また、光反射用白色板27は、図1で説明したミラー25と同様の配置とするため、配置に関する説明は割愛する。
白色の反射板としての光反射用白色板27は、ベース白色板28の表面をガラスコート29で覆う構成となっている。実施例1で説明したミラー25の構造ではその鏡面構造から入射光に対しすべて正反射のみの反射しか行うことができない。そのため、記録材P上に形成される測色対象14の被照射面への再照射はミラー25の角度が入射光と正対している位置では再照射光量が強いが、少し角度がずれると同様に正対角度からずれるため、若干再照射光量が落ちる。実施例2においては、光反射用白色板27を配置し、ガラスコート29を光沢面とし、大きく角度のずれている入射光については他方向へ反射させる構成とした。
また、光反射用白色板27に対し正対角度及び近傍角度の入射光については光反射用白色板27の正反射光及び正反射光の光軸外の若干の乱反射成分を含んだ光を再反射させることで、光量変動量を鏡面反射よりも小さくすることができる。図15は、実施例2で用いたベース白色板28の分光反射率特性を示す図である。
また、一般的な基準試料として例えば、British Ceramic Research Association(BCRA)が認証したBCRAタイルを代表とした、セラミックタイルの表層に白色の釉薬が塗布されたタイルがある。また、色度のみを出力する簡易的な測色器では、図15に示されるような分光反射率をもつ、酸化チタンを含む白色樹脂シートが用いられている。
図14に実施例2の分光測色器10におけるばたつきに対する乱反射光量(明度)の変動を示す。図14の明度の変化量の基準としては、回転角度0度時の明度を基準としている。図14でわかるように、光反射用白色板27の配置により、約−0.8度〜0.4度の範囲で、RotYと同程度の明度変動となっている。よって、記録材Pの搬送に生じるばたつきの水平方向成分においても、実施例1同様に明度を安定させる範囲をもたせることができた。また光反射用白色板27を用いることで、より安価な材料にて実現することも可能となった。
なお、実施例2ではガラスコートされた光反射用白色板27を用いたが、微細研磨加工を施したセラミックの白色板や、グロスコートや研磨等の処理を施した光沢のある白色板、さらにはガラス内面に白色塗装を施した白色板用いても良い。また、実施例2では白色をベース板としているが、特定の波長領域に対してフィルター特性もしくは励起特性をもつ色相材料を用いて、可視光領域の一部の波長領域に対する正反射特性を利用し、光量特性を補間させてもよい。
なお、実施例1、2において、ミラー25及び光反射用白色板27は、長方形体としたが、ミラーの形状及びサイズについては、これに限定されるものではない。特に記録材Pのばたつきについては一定の角度を保つわけではなく常に変動する。そのため、ばたつき範囲内の角度と、照射角度(約45度)を考慮した凹面に鏡面蒸着させたミラーや複数角度のミラー面を用いることも良く、より広い範囲の明度安定領域を持たせることができることはいうまでもない。
10…分光測色器、11…ラインセンサ(受光部)、12…白色光源、22…演算部、25…ミラー(再照射手段)
Claims (12)
- 記録材に画像形成を行う画像形成装置の装置内に設けられ、記録材上に測色対象として形成された画像の測色を行う測色器であって、
前記測色対象に対して光を照射する光源と、
前記測色対象からの反射光を分光する分光手段と、
前記分光手段により分光された光を受光する受光部と、
を有し、
前記受光部からの出力に基づいて前記測色対象の測色を行う測色器において、
前記測定対象からの反射光を反射して、前記測色対象に対して再照射する反射部を有することを特徴とする測色器。 - 前記反射部は、前記測色対象からの正反射光の光路上に設けられることを特徴とする請求項1に記載の測色器。
- 前記反射部は、光沢面を有する白色の反射板であることを特徴とする請求項1又は2に記載の測色器。
- 前記反射部は、可視光領域の一部の波長領域のみの正反射特性を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の測色器。
- 前記反射部の反射面は、前記測色対象の被照射面に対して44度〜51度の角度をもって配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の測色器。
- 前記光源と前記受光部を収容し、前記光源からの光を前記測色対象へ導く開口を有するハウジングと、
前記開口を覆う保護部材と、
を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の測色器。 - 前記反射部は、前記開口近傍であって前記ハウジングの外部に設けられることを特徴とする請求項6に記載の測色器。
- 前記保護部材と共に記録材を挟持する挟持部材を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の測色器。
- 前記挟持部材は、記録材の搬送方向における両端側のみで記録材を挟持することを特徴とする請求項8に記載の測色器。
- 前記受光部が受光した分光された光に基づいて出力を求める演算部を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の測色器。
- 前記演算部は、前記出力として分光反射率を求めることを特徴とする請求項10に記載の測色器。
- 記録材の搬送路中に請求項1乃至11のいずれか1項に記載の測色器を備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2017215460A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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- 2014-02-05 JP JP2014020106A patent/JP2015148456A/ja active Pending
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