JP6250967B2 - 自動分析装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、被検体から採取された試料に含まれる成分を、試薬に含まれる成分との反応により分析する自動分析装置に関する。
自動分析装置は生化学検査項目や免疫検査項目等を対象とし、被検体から採取された試料に含まれる検査項目成分とその検査項目の試薬に含まれる成分との反応によって生ずる色調や濁りの変化を光学的に測定することにより、濃度や酵素の活性等で表される分析データを生成する。
各検査項目の試薬は、製造されてから長期間経過すると、劣化して正しい分析データが得られなくなるため、その試薬を収容する試薬容器を未開封で保存したときの使用期限が記されている。そして、未開封の試薬容器は、開封されてから自動分析装置に載置されて分析に使用される。
特開2010−281845号公報
しかしながら、試薬容器を開封した後、試薬容器内の残量が少なくなると、劣化が早まる試薬がある。劣化した試薬を用いて分析が行われると、分析データが悪化する問題があるため、試薬の管理に細心の注意が必要である。
実施形態は、上記問題点を解決するためになされたもので、試薬の管理が容易な自動分析装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、実施形態の自動分析装置は、試料及び試薬容器に収容された試薬を反応容器に分注し、前記反応容器内の試料及び試薬の混合液を測定する自動分析装置において、開封前の前記試薬容器に収容された試薬の開封前の第1の使用期限日、及び開封後の前記試薬容器に収容された試薬の量に応じた複数の使用可能な日数を記憶する試薬情報記憶部と、前記試薬容器の開封日、及び、前記複数の使用可能な日数のうちのいずれかの日数に基づいて第2の使用期限日を算出し、前記第2の使用期限日と前記第1の使用期限日とのうち、早く到達する方を前記開封後の第3の使用期限日に設定する期限管理部を備えたことを特徴とする。
実施形態に係る自動分析装置の構成を示すブロック図。 実施形態に係る分析部の構成を示す斜視図。 実施形態に係る表示部に試薬情報が表示された試薬情報設定画面を示す図。 実施形態に係る自動分析装置の動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、実施形態に係る自動分析装置の構成を示したブロック図である。この自動分析装置100は、各検査項目の標準試料や被検試料等の試料と各検査項目の試薬との混合液を測定して標準データや被検データを生成する分析部24と、分析部24の測定に関る各分析ユニットを駆動する駆動部26と、駆動部26を制御して分析部24の各分析ユニットを作動させる分析制御部30とを備えている。
また、自動分析装置100は、分析部24で使用される試薬を使用期限日の設定等により管理する試薬管理部40と、分析部24で生成された標準データや被検データから検量データや分析データを生成するデータ処理部50と、データ処理部50で生成された検量データや分析データを出力する出力部60とを備えている。
また、自動分析装置100は、分析部24で測定に使用する各検査項目の試料の量、試薬の量等の分析パラメータの入力、分析部24で使用する試薬の試薬情報の入力、被検試料の情報や検査項目の入力等を行う操作部70と、操作部70から入力された入力情報に基づいて分析制御部30、試薬管理部40、データ処理部50及び出力部60を制御するシステム制御部80とを備えている。
図2は、分析部24の構成を示した斜視図である。この分析部24は、各検査項目の標準試料や被検試料等の試料を収容する試料容器17と、試料容器17を移動可能に保持するサンプルディスク5と、試料に含まれる検査項目の成分と反応する成分を含有する1試薬系又は2試薬系の第1試薬が収容された試薬容器6とを備えている。そして、試薬容器6には、試薬容器6及びこの試薬容器6に収容された第1試薬を識別する試薬IDが例えばバーコードで記されている。
また、試薬容器6を移動可能に保持する試薬ラック1aと、試薬ラック1aに保持された試薬容器6の試薬IDを読み取るリーダ18と、試薬ラック1aに保持された試薬容器6を保冷する試薬庫1と、2試薬系の第1試薬と対をなす第2試薬を収容する試薬容器7とを備えている。そして、試薬容器7には、試薬容器7及びこの試薬容器7に収容された第2試薬を識別する試薬IDがバーコードで記されている。
また、試薬容器7を移動可能に保持する試薬ラック2aと、試薬ラック2aに保持された試薬容器7の試薬IDを読み取るリーダ19と、試薬ラック2aに保持された試薬容器7を保冷する試薬庫2とを備えている。また、円周上に配置された複数の反応容器3と、この反応容器3を移動可能に保持する反応ディスク4とを備えている。
また、サンプルディスク5に保持された試料容器17内の試料を吸引して反応容器3内へ吐出する分注を行うサンプル分注プローブ16と、サンプル分注プローブ16を移動可能に保持するサンプル分注アーム10とを備えている。また、リーダ18により試薬IDが読み取られた試薬容器6内の第1試薬を吸引して試料が分注された反応容器3内に吐出する分注を行う第1試薬分注プローブ14と、試薬容器6内の第1試薬の液面をこの第1試薬と第1試薬分注プローブ14との接触により検出する液面検出器14aと、第1試薬分注プローブ14を移動可能に保持する第1試薬分注アーム8とを備えている。
また、リーダ19により試薬IDが読み取られた試薬容器7内の第2試薬を吸引して対をなす第1試薬が分注された反応容器3内に吐出する分注を行う第2試薬分注プローブ15と、試薬容器7内の第2試薬液面をこの第2試薬と第2試薬分注プローブ15との接触により検出する液面検出器15aと、第2試薬分注プローブ15を移動可能に保持する第2試薬分注アーム9とを備えている。また、反応容器3に光を照射して混合液を測定する測定部13と、測定部13で測定を終了した反応容器3内を洗浄する洗浄ノズル12とを備えている。
そして、測定部13は、回転移動して測定位置を通過するタイミングで反応容器3に光を照射し、反応容器3内の試料及び第1試薬の混合液や、試料、第1試薬及び第2試薬の混合液を透過した光を検出する。そして、標準試料を含む混合液や被検試料を含む混合液の透過光を検出した信号を処理して例えば吸光度で表される標準データや被検データを生成する。
図1の駆動部26は、分析部24のサンプルディスク5、試薬ラック1a及び試薬ラック2aをそれぞれ回動駆動して、試料容器17、試薬容器6及び試薬容器7を移動する。また、反応ディスク4を回転駆動して反応容器3を移動する。また、サンプル分注アーム10、第1試薬分注アーム8及び第2試薬分注アーム9をそれぞれ回動及び上下駆動して、サンプル分注プローブ16、第1試薬分注プローブ14及び第2試薬分注プローブ15を水平方向及び上下方向に移動する。
分析制御部30は、駆動部26を制御する駆動制御部31と、分析部24のリーダ18,19に試薬IDが読み取られた試薬容器6,7内の第1及び第2試薬の量を検出する残量検出部32とを備えている。
駆動制御部31は、操作部70から入力された各検査項目の分析パラメータ、分析部24のリーダ18,19に読み取られた試薬ID、液面検出器14a,15aにより検出された第1及び第2試薬液面の検出信号等に基づいて、駆動部26を制御する。そして、第1及び第2試薬分注プローブ14、15をリーダ18,19に試薬IDが読み取られた試薬容器6,7内の第1及び第2試薬の吸引が可能な第1及び第2試薬吸引位置上方の上停止位置まで移動させた後、上停止位置から下方に移動させる。次いで、液面検出器14a,15aにより試薬容器6,7内の第1及び第2試薬液面が検出される検出信号に基づいて第1及び第2試薬吸引位置で停止させる。
また、駆動制御部31は、試薬ラック1aに保持された開封後の試薬容器6に収容される第1試薬のうち、試薬管理部40により設定される開封後の使用期限日を過ぎた第1試薬の分注を停止させる。また、試薬ラック2aに保持された開封後の試薬容器7に収容される第2試薬のうち、試薬管理部40により設定される開封後の使用期限日を過ぎた第2試薬の分注を停止させる。
残量検出部32は、液面検出器14aにより試薬容器6内の第1試薬液面が検出される検出信号及び第1試薬分注プローブ14の移動のために供給された例えば駆動パルスの情報に基づいて、第1試薬分注プローブ14が上停止位置から試薬容器6内の第1試薬液面の検出位置まで移動した距離を算出する。そして、算出した距離、試薬容器6のサイズ及び高さ、並びに分析パラメータとして設定された第1試薬の量の情報に基づいて、試薬容器6内の第1試薬の量を、反応容器3へ分注可能な回数に換算して検出する。
また、液面検出器15aにより試薬容器7内の第2試薬液面が検出される検出信号及び第2試薬分注プローブ15の移動のために供給された駆動パルスの情報に基づいて、第2試薬分注プローブ15が上停止位置から試薬容器7内の第2試薬液面の検出位置まで移動した距離を算出する。そして、算出した距離、試薬容器7のサイズ及び高さ、並びに分析パラメータとして設定された第2試薬の量に基づいて、試薬容器7内の第2試薬の量を反応容器3へ分注可能な回数に換算して検出する。
試薬管理部40は、操作部70から入力された各検査項目の第1及び第2試薬の試薬情報を保存する試薬情報記憶部41と、開封された試薬容器6に収容される第1試薬の開封後の使用期限日及び開封された試薬容器7に収容される第2試薬の開封後の使用期限日を管理する期限管理部42とを備えている。
試薬情報記憶部41は、操作部70から入力される管理対象の試薬IDと、この試薬IDで識別される開封前の試薬容器6に収容された第1試薬の開封前の使用期限日と、前記試薬IDで識別される開封後の試薬容器6に収容された第1試薬の量とこの量での使用可能な日数の関係とを示す第1試薬の試薬情報を保存する。また、前記試薬IDと同じ試薬IDが分析部24のリーダ18により初めて読み取られた日をその試薬IDで識別される試薬容器6の開封日とし、開封日を前記試薬IDに関連付けて第1試薬の試薬情報として保存する。
また、試薬情報記憶部41は、操作部70から入力される管理対象の試薬IDと、この試薬IDで識別される開封前の試薬容器7に収容された第2試薬の開封前の使用期限日と、前記試薬IDで識別される開封後の試薬容器7に収容された第2試薬の量とこの量での使用可能な日数の関係とを示す第2試薬の試薬情報を保存する。また、前記試薬IDと同じ試薬IDが分析部24のリーダ19により初めて読み取られた日をその試薬IDで識別される試薬容器7の開封日とし、開封日を前記試薬IDに関連付けて第2試薬の試薬情報として保存する。
期限管理部42は、リーダ18に読み取られた試薬IDと同じ試薬IDが試薬情報記憶部41に保存されている場合、試薬情報記憶部41に保存された第1試薬の試薬情報に基づいて、管理対象の試薬IDが記される開封後の試薬容器6に収容された第1試薬の開封後の使用期限日を管理する。また、リーダ18に読み取られた試薬IDと同じ試薬IDが試薬情報記憶部41に保存されていない場合、その試薬IDで識別される試薬容器6内の第1試薬を分析部24で使用不可能な第1試薬と判断し、管理対象外の試薬容器6が分析部24の試薬ラック1aに保持されていることを知らせる警告情報を出力部60から出力させる。
また、リーダ19により読み取られた試薬IDと同じ試薬IDが試薬情報記憶部41に保存されている場合、試薬情報記憶部41に保存された第2試薬の試薬情報に基づいて、管理対象の試薬IDが記される開封後の試薬容器7に収容された第2試薬の開封後の使用期限日を管理する。また、リーダ19に読み取られた試薬IDと同じ試薬IDが試薬情報記憶部41に保存されていない場合、その試薬IDで識別される試薬容器7内の第2試薬を分析部24で使用不可能な第2試薬と判断し、管理対象外の試薬容器7が分析部24の試薬ラック2aに保持されていることを知らせる警告情報を出力部60から出力させる。
なお、未開封の試薬容器6,7は、第1及び第2試薬分注プローブ14,15が吸引するために進入する開口部が封止され、分析部24の試薬ラック1a,2a上に設置されるときに開封される日を開封日として入力して試薬情報記憶部41に保存するように実施してもよい。また、未開封の試薬容器6,7の封止された開口部を押圧等により開封可能な開栓ユニットを設け、開栓ユニットにより開封された日を開封日として試薬情報記憶部41に保存するように実施してもよい。
また、期限管理部42は、試薬情報記憶部41に保存された第1及び第2試薬の試薬情報及び分析制御部30の残量検出部32により検出された第1及び第2試薬の量に基づいて、試薬容器6,7に収容された第1及び第2試薬の開封後の使用期限日を設定する。そして、設定した開封後の使用期限日を第1及び第2試薬の試薬情報として試薬情報記憶部41に保存する。
また、期限管理部42は、開封後の使用期限日を過ぎた第1試薬や第2試薬の試薬ID及び期限切れの情報を分析制御部30に出力する。分析制御部30では、開封後の使用期限日が過ぎた第1試薬や第2試薬の分注を停止させる。
このように、試薬容器6,7に収容された第1及び第2試薬の開封後の使用期限日を設定することにより、開封後の使用期限日が過ぎた第1及び第2試薬の分注を停止させることができるため、使用期限日を過ぎた第1及び第2試薬を用いて得られる分析データの悪化を未然に防ぐことができる。
データ処理部50は、分析部24の測定部13で生成された標準データや被検データから、検量データや分析データを生成する演算部51及び演算部51で生成された標準データや分析データを保存するデータ記憶部52を備えている。
演算部51は、測定部13で生成された各検査項目の標準データ及び標準試料に予め設定された標準値の関係を示す検量データを生成してデータ記憶部52及び出力部60に出力する。また、測定部13で生成された被検データ及びこの被検データに対応する検査項目の検量データに基づいて、濃度値や酵素の活性値として表される分析データを生成する。そして、生成した分析データをデータ記憶部52及び出力部60に出力する。
なお、試薬管理部40により設定される開封後の使用期限日を過ぎた第1試薬や第2試薬を分注させて、その第1試薬や第2試薬を含む混合液の測定により得られる被検データに基づいて分析データを生成するように実施してもよい。この場合、分析データにエラーフラグを付加して出力部60に出力する。
データ記憶部52は、ハードディスク等のメモリデバイスを備え、演算部51から出力された検量データを検査項目毎に保存する。また、演算部51から出力された分析データを被検試料毎に保存する。
出力部60は、データ処理部50の演算部51で生成された検量データや分析データを印刷出力する印刷部61及び表示出力する表示部62を備えている。そして、印刷部61は、プリンタなどを備え、演算部51からの検量データや分析データを予め設定されたフォーマットに従って、プリンタ用紙などに印刷する。
表示部62は、CRTや液晶パネルなどのモニタを備え、演算部51で生成された検量データや分析データを表示する。また、検査項目毎に反応容器3に分注させる試料の量、第1試薬の量、第2試薬の量等の分析パラメータを設定するための分析パラメータ設定画面を表示する。また、管理対象の試薬IDで識別される第1及び第2試薬の試薬情報を設定するための試薬情報設定画面を表示する。また、分析部24のリーダ18,19に読み取られた試薬IDに基づいて、試薬管理部40の期限管理部42により設定される開封後の使用期限日を過ぎた第1試薬を収容する試薬容器6が試薬ラック1aに保持されている場合や、開封後の使用期限日を過ぎた第2試薬を収容する試薬容器7が試薬ラック2aに保持されている場合に、使用期限日を過ぎた第1試薬や第2試薬の使用期限切れを知らせるための警告情報を表示する。
操作部70は、キーボード、マウス、ボタン、タッチキーパネルなどの入力デバイスを備え、各検査項目の分析パラメータを設定するための入力を行う。また、表示部62に表示された試薬情報設定画面で管理対象の第1及び第2試薬の試薬情報を設定するための入力を行う。
システム制御部80は、CPU及び記憶回路を備え、操作部70から入力された各検査項目の分析パラメータ、第1及び第2試薬の試薬情報、被検試料のID及び検査項目等の入力情報に基づいて、分析制御部30、試薬管理部40、データ処理部50及び出力部60を統括してシステム全体を制御する。
次に、図1乃至図3を参照して、開封後の試薬容器6に収容された第1試薬や開封後の試薬容器7に収容された第2試薬の量が少なくなると、試薬の劣化が早まる例えば検査項目Aの試薬情報が表示された表示部62の試薬情報設定画面の一例と、検査項目Aの試薬情報に基づいて試薬容器6,7内の量に応じて第1及び第2試薬の開封後の使用期限日を設定する試薬管理部40の期限管理部42について説明する。
図3は、表示部62に試薬情報が表示された試薬情報設定画面を示した図である。この試薬情報設定画面63は、検査項目Aの略称名である「A」が表示された「項目名」の欄と、検査項目Aの第1及び第2試薬の試薬情報を設定するための「R1」及び「R2」の欄とにより構成される。そして、操作部70からの入力により、試薬管理部40の試薬情報記憶部41に保存された検査項目Aの第1及び第2試薬の試薬情報が各欄に表示されている。
「R1」の欄は、「項目名」の欄に設定された検査項目Aの第1試薬の試薬IDを設定するための「ID」の欄と、「ID」の欄に設定された試薬IDで識別される試薬容器6の開封前及び開封後における第1試薬の使用期限日を設定するための「開封前」及び「開封後」の欄とにより構成される。
「ID」の欄には、試薬ラック1aに設置される検査項目Aの試薬容器6に記された管理対象の試薬IDである「113589703」が表示されている。また、「開封前」の欄には、「ID」の欄に表示された試薬IDで識別される試薬容器6に収容された第1試薬の開封前の使用期限日が2013年9月14日であることを示す「2013−09−14」が表示されている。
「開封後」の欄は、「ID」の欄に設定された試薬IDで識別される試薬容器6に収容された第1試薬の開封後の量を設定するための「量」の欄と、「量」の欄に設定された量に対応する使用可能な日数を設定するための「日数」の欄とにより構成される。
「量」の欄には「未使用量」が表示され、「日数」の欄には「未使用量」に対応する「30」が表示されている。そして、「未使用量」は、「ID」の欄に表示された試薬IDの試薬容器6に収容された第1試薬の量が一度も分注されていない未使用の量(第1の量)であることを示している。また、「30」は、第1の量で使用可能な日数が第1の日数である、例えば開封日を含めて30日であることを示している。
従って、期限管理部42は、開封前の使用期限日、第1の量に対応する第1の日数に基づいて、開封後の使用期限日を設定する。ここでは、開封日及び第1の日数に基づいて、開封日から29日経過した日を使用期限日として算出する。次いで、算出した使用期限日と開封前の使用期限日のうち、早く到達する方を開封後の使用期限日である第1の期限日に設定する。
このように、予め求めることにより設定された、開封後の試薬容器6に収容される第1試薬が未使用な状態における使用可能な日数を試薬情報記憶部41に保存することにより、開封後の使用期限日を設定することができる。
また、「量」の欄には「50」が表示され、「日数」の欄には「50」に対応する「20」が表示されている。そして、「50」は、「ID」の欄に表示された試薬IDの試薬容器6に収容された第1試薬が分注され、第1の量よりも少ない第2の量である、例えば分注可能な回数に換算して50回分注可能な量であることを示している。また、「20」は、第2の量で使用可能な日数が第1の日数よりも短い第2の日数である、第2の量まで減少した日を含めて20日であることを示している。
従って、期限管理部42は、第1の量から第2の量よりも多い例えば51回分注可能な量に減少するまでの間、第1の期限日を開封後の使用期限日とする。そして、第2の量まで減少したとき、第1の期限日及び第2の量に対応する第2の日数に基づいて開封後の使用期限日を設定する。ここでは、第2の量まで減少した日及び第2の日数に基づいて、第2の量まで減少した日から19日経過した日を使用期限日として算出する。次いで、算出した使用期限日と第1の期限日のうち、早く到達する方を開封後の使用期限日である第2の期限日に設定する。
このように、予め求めることにより設定された、開封後の試薬容器6に収容される第1試薬の量が第2の量まで減少したときの使用可能な日数を試薬情報記憶部41に保存することにより、第2の量まで減少したときに第1試薬の開封後の使用期限日を見直して更新することができる。
また、「量」の欄には「20」が表示され、「日数」の欄には「20」に対応する「5」が表示されている。そして、「20」は、「ID」の欄に表示された試薬IDの試薬容器6に収容された第1試薬が分注され、第2の量よりも少ない第3の量である、分注可能な回数に換算して20回分注可能な量であることを示している。また、「5」は、第3の量で使用可能な日数が第2の日数よりも短い第3の日数である、第3の量まで減少した日を含めて5日であることを示している。
従って、期限管理部42は、第2の量から第3の量よりも多い21回分注可能な量に減少するまでの間、第2の期限日を開封後の使用期限日とする。そして、第3の量まで減少したとき、第2の期限日及び第3の量に対応する第3の日数に基づいて開封後の使用期限日を設定する。ここでは、第3の量まで減少した日及び第3の日数に基づいて、第3の量まで減少した日から4日経過した日を使用期限日として算出する。次いで、算出した使用期限日と第2の期限日のうち、早く到達する方を開封後の使用期限日である第3の期限日に設定する。
このように、予め求めることにより設定された、開封後の試薬容器6に収容される第1試薬の量が第3の量まで減少したときの使用可能な日数を試薬情報記憶部41に保存することにより、第3の量まで減少したときに第1試薬の開封後の使用期限日を見直して更新することができる。
また、「量」の欄には「10」が表示され、「日数」の欄には「10」に対応する「2」が表示されている。そして、「10」は、「ID」の欄に表示された試薬IDの試薬容器6に収容された第1試薬が分注され、第3の量よりも少ない第4の量である、分注可能な回数に換算して10回分注可能な量であることを示している。また、「2」は、第4の量で使用可能な日数が第3の日数よりも短い第4の日数である、第4の量まで減少した日を含めて2日であることを示している。
従って、期限管理部42は、第3の量から第4の量よりも多い11回分注可能な量に減少するまでの間、第3の期限日を開封後の使用期限日とする。そして、第4の量まで減少したとき、第3の期限日及び第4の量に対応する第4の日数に基づいて開封後の使用期限日を設定する。ここでは、第4の量まで減少した日及び第4の日数に基づいて、第4の量まで減少した日から1日経過した日を使用期限日として算出する。次いで、算出した使用期限日と第3の期限日のうち、早く到達する方を開封後の使用期限日である第4の期限日に設定する。
このように、予め求めることにより設定された、開封後の試薬容器6に収容される第1試薬の量が第4の量まで減少したときの使用可能な日数を試薬情報記憶部41に保存することにより、第4の量まで減少したときに第1試薬の開封後の使用期限日を見直して更新することができる。
なお、開封前の使用期限日、第1の量及びこの量に対応する第1の日数、第2の量及びこの量に対応する第2の日数、第3の量及びこの量に対応する第3の日数、並びに第4の量及びこの量に対応する第4の日数を試薬IDに加えた第1識別情報を試薬容器6に記してリーダ18に読み取らせ、リーダ18が読み取った第1識別情報に含まれる試薬IDと同じ試薬IDが試薬情報記憶部41に保存されている場合、その試薬IDに関連付けて第1識別情報を第1試薬の試薬情報として試薬情報記憶部41に保存するように実施してもよい。
このように、開封された試薬容器6内の第1試薬の量の減少に応じて使用可能な日数が短くなるように設定された第1試薬の試薬情報を試薬情報記憶部41に保存することができる。そして、試薬情報記憶部41に保存された第1試薬の試薬情報及び残量検出部32により検出される試薬容器6内の第1試薬の量に基づいて、試薬容器6に収容された第1試薬の量の減少に応じて開封後の使用期限日を更新することができる。これにより、試薬容器6内の第1試薬の量が少なくなると、劣化が早まる第1試薬を用いて得られる分析データの悪化を防ぐことが可能となり、第1試薬を容易に管理することができる。
「R2」の欄は、「項目名」の欄に設定された検査項目Aの第2試薬の試薬IDを設定するための「ID」の欄と、「ID」の欄に設定された試薬IDで識別される試薬容器7の開封前及び開封後における第2試薬の使用期限日を設定するための「開封前」及び「開封後」の欄とにより構成される。
「ID」の欄には、試薬ラック2aに設置される検査項目Aの試薬容器7に記された管理対象の試薬IDである「123589704」が表示されている。また、「開封前」の欄には、「ID」の欄に表示された試薬IDで識別される試薬容器7に収容された第2試薬の開封前の使用期限日が2013年10月9日であることを示す「2013−10−09」が表示されている。
「開封後」の欄は、「ID」の欄に設定された試薬IDで識別される試薬容器7に収容された第2試薬の開封後の量を設定するための「量」の欄と、「量」の欄に設定された量で使用可能な日数を設定するための「日数」の欄とにより構成される。そして、期限管理部42は、第1試薬の場合と同様にして、第2試薬の開封後の使用期限日を設定する。
「量」の欄には「未使用量」が表示され、「日数」の欄には「未使用量」に対応する「30」が表示されている。従って、期限管理部42は、開封日から29日経過した日を使用期限日として算出する。次いで、算出した使用期限日と開封前の使用期限日のうち、早く到達する方を開封後の使用期限日である第1の期限日に設定する。
このように、予め求めることにより設定された、開封後の試薬容器7に収容される第2試薬が未使用な状態における使用可能な日数を試薬情報記憶部41に保存することにより、第2試薬の開封後の使用期限日を設定することができる。
また、「量」の欄には「50」が表示され、「日数」の欄には「50」に対応する「20」が表示されている。従って、期限管理部42は、第1の量から第2の量よりも多い51回分注可能な量に減少するまでの間、第1の期限日を開封後の使用期限日とする。そして、第2の量まで減少したとき、第1の期限日及び第2の量に対応する第2の日数に基づいて第2の量まで減少した日から19日経過した日を使用期限日として算出する。次いで、算出した使用期限日と第1の期限日のうち、早く到達する方を開封後の使用期限日である第2の期限日に設定する。
このように、予め求めることにより設定された、開封後の試薬容器7に収容される第2試薬の量が第2の量まで減少したときの使用可能な日数を試薬情報記憶部41に保存することにより、第2の量まで減少したときに第2試薬の開封後の使用期限日を見直して更新することができる。
また、「量」の欄には「20」が表示され、「日数」の欄には「20」に対応する「5」が表示されている。従って、期限管理部42は、第2の量から第3の量よりも多い21回分注可能な量に減少するまでの間、第2の期限日を開封後の使用期限日とする。そして、第3の量まで減少したとき、第2の期限日及び第3の量に対応する第3の日数に基づいて第3の量まで減少した日から4日経過した日を使用期限日として算出する。次いで、算出した使用期限日と第2の期限日のうち、早く到達する方を開封後の使用期限日である第3の期限日に設定する。
このように、予め求めることにより設定された、開封後の試薬容器7に収容される第2試薬の量が第3の量まで減少したときの使用可能な日数を試薬情報記憶部41に保存することにより、第3の量まで減少したときに第2試薬の開封後の使用期限日を見直して更新することができる。
また、「量」の欄には「10」が表示され、「日数」の欄には「10」に対応する「2」が表示されている。従って、期限管理部42は、第3の量から第4の量よりも多い11回分注可能な量に減少するまでの間、第3の期限日を開封後の使用期限日とする。そして、第4の量まで減少したとき、第3の期限日及び第4の量に対応する第4の日数に基づいて第4の量まで減少した日から1日経過した日を使用期限日として算出する。次いで、算出した使用期限日と第3の期限日のうち、早く到達する方を開封後の使用期限日である第4の期限日に設定する。
このように、予め求めることにより設定された、開封後の試薬容器7に収容される第2試薬の量が第4の量まで減少したときの使用可能な日数を試薬情報記憶部41に保存することにより、第4の量まで減少したときに第2試薬の開封後の使用期限日を見直して更新することができる。
なお、開封前の使用期限日、第1の量及びこの量に対応する第1の日数、第2の量及びこの量に対応する第2の日数、第3の量及びこの量に対応する第3の日数、並びに第4の量及びこの量に対応する第4の日数を試薬IDに加えた第2識別情報を試薬容器7に記してリーダ19に読み取らせ、リーダ19が読み取った第2識別情報に含まれる試薬IDと同じ試薬IDが試薬情報記憶部41に保存されている場合、その試薬IDに関連付けて第2識別情報を第2試薬の試薬情報として試薬情報記憶部41に保存するように実施してもよい。
このように、開封された試薬容器7内の第2試薬の量の減少に応じて使用可能な日数が短くなるように設定された第2試薬の試薬情報を試薬情報記憶部41に保存することができる。そして、試薬情報記憶部41に保存された第2試薬の試薬情報及び残量検出部32により検出される試薬容器7内の第2試薬の量に基づいて、試薬容器7内の第2試薬の量の減少に応じて開封後の使用期限日を更新することができる。これにより、試薬容器7内の第2試薬の量が少なくなると、劣化が早まる第2試薬を用いて得られる分析データの悪化を防ぐことが可能となり、第2試薬を容易に管理することができる。
以下、図1乃至図4を参照して、自動分析装置100の動作の一例について説明する。
図4は、自動分析装置100の動作を示したフローチャートである。
試薬管理部40の試薬情報記憶部41には、図3の試薬情報設定画面63に表示された検査項目Aの第1及び第2試薬の試薬情報等が保存されている。そして、試薬情報設定画面63に表示された検査項目Aの第1試薬の開封前の使用期限日よりも以前の日に試薬情報設定画面63に表示された試薬IDが記される試薬容器6,7が開封され、開封された日に分析部24の試薬ラック1a,2a上に載置された後、操作部70から測定開始の入力が行われると、自動分析装置100は動作を開始する(ステップS1)。
システム制御部80は、分析制御部30、試薬管理部40、データ処理部50及び出力部60に測定を指示する。分析制御部30の駆動制御部31は駆動部26を制御して分析部24の各分析ユニットを作動させる。以下では、検査項目Aの第1試薬に関る動作について説明し、第2試薬に関る動作は第1試薬の場合と同様に動作するので説明を省略する。
駆動部26は、試薬ラック1aを駆動して試薬ラック1aに保持された試薬容器6を移動する。分析部24のリーダ18は、試薬ラック1aに保持された検査項目Aの試薬容器6に記される試薬IDを読み取る(ステップS2)。
試薬管理部40の期限管理部42は、リーダ18に読み取られた試薬IDと同じ試薬IDが試薬情報記憶部41に保存されている場合、その試薬IDで識別される試薬容器6内の第1試薬を分析部24で使用可能な第1試薬として開封後の使用期限日を管理する。そして、初めてリーダ18に読み取られた日を開封日とし、開封日を試薬IDに関連付けて検査項目Aの第1試薬の試薬情報として試薬情報記憶部41に保存する。
また、期限管理部42は、試薬情報記憶部41に保存された検査項目Aの第1試薬の試薬情報に含まれる開封前の使用期限日、第1の量に対応する第1の日数及び開封日に基づいて使用期限日を算出し、算出した使用期限日と開封前の使用期限日のうち、早く到達する方を第nの期限日(n=1)に設定する(ステップS3)。その後、第nの期限日を検査項目Aの第1試薬の試薬情報として試薬情報記憶部41に保存する。
第1試薬分注プローブ14は、検査項目Aの試薬容器6内の第1試薬を反応容器3に分注する。残量検出部32は、第1試薬分注プローブ14が分注した試薬容器6内の第1試薬の量を検出する(ステップS4)。
そして、試薬容器6内の第1試薬の量が第(n+1)の量まで減少している場合(ステップS5のはい)、ステップS6へ移行する。また、試薬容器6内の第1試薬の量が第(n+1)の量よりも多い場合(ステップS5のいいえ)、ステップS4へ戻る。
期限管理部42は、試薬容器6内の第1試薬の量が第(n+1)の量まで減少したとき、試薬情報記憶部41に保存された検査項目Aの第1試薬の試薬情報に含まれる第2の量に対応する第2の日数及び第(n+1)の量まで減少した日の情報に基づいて、使用期限日を算出する。次いで、算出した使用期限日と第nの期限日のうち、早く到達する方を開封後の使用期限日である第(n+1)の期限日に設定する(ステップS6)。その後、第(n+1)の期限日を検査項目Aの第1試薬の試薬情報として試薬情報記憶部41に保存する。
ステップS6の後、nが3である場合(ステップS7のはい)、ステップS8へ移行する。また、nが2以下である場合(ステップS7のいいえ)、nに1を加算してステップS4へ戻る。
ステップS7の「はい」の後、第1試薬分注プローブ14が検査項目Aの試薬容器6内の第1試薬の分注を終了し、検査項目Aの全ての分析データが出力部60から出力されたとき、自動分析装置は動作を終了する(ステップS8)。
なお、ステップS7の「はい」の後、第1試薬分注プローブ14により、検査項目Aの試薬容器6内の第1試薬が反応容器3に分注され、試薬容器6内の第1試薬が不足する場合、第1試薬分注プローブ14の分注動作を停止させる。
以上述べた実施形態によれば、開封された試薬容器6,7内の未使用状態における第1及び第2試薬の使用可能な日数、並びに試薬容器6,7内の第1及び第2試薬の量の減少に応じて短くなる使用可能な日数が設定された第1及び第2試薬の試薬情報を試薬情報記憶部41に保存することができる。そして、試薬情報記憶部41に保存された第1及び第2試薬の試薬情報及び残量検出部32により検出される試薬容器6,7内の第1及び第2試薬の量に基づいて、試薬容器6,7内の第1及び第2試薬の量に応じて開封後の使用期限日を設定し、更には第1及び第2試薬の量の減少に応じて開封後の使用期限日を更新することができる。これにより、試薬容器6,7内の第1及び第2試薬の量が少なくなると、劣化が早まる第1及び第2試薬を用いて得られる分析データの悪化を防ぐことが可能となり、第1及び第2試薬を容易に管理することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
3 反応容器
6,7 試薬容器
14 第1試薬分注プローブ
15 第2試薬分注プローブ
24 分析部
32 残量検出部
40 試薬管理部
41 試薬情報記憶部
42 期限管理部

Claims (8)

  1. 試料及び試薬容器に収容された試薬を反応容器に分注し、前記反応容器内の試料及び試薬の混合液を測定する自動分析装置において、
    開封前の前記試薬容器に収容された試薬の開封前の第1の使用期限日、及び開封後の前記試薬容器に収容された試薬の量に応じた複数の使用可能な日数を記憶している試薬情報記憶部と、
    前記試薬容器の開封日、及び、前記複数の使用可能な日数のうちのいずれかの日数に基づいて第2の使用期限日を算出し、算出した前記第2の使用期限日と前記第1の使用期限日とのうち、早く到達する方を前記開封後の第3の使用期限日に設定する期限管理部を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  2. 前記期限管理部は、開封後の前記試薬容器に収容された試薬の量が一度も分注されていない第1の量である場合、前記開封日及び前記複数の使用可能な日数のうち前記第1の量に対応する使用可能な日数である第1の日数に基づいて前記第2の使用期限日を算出し、算出した前記第2の使用期限日と前記第1の使用期限日のうち、早く到達する方を前記開封後の使用期限日である第3の使用期限日に設定することを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  3. 開封後の前記試薬容器に収容された試薬の量を検出する残量検出部を有し、
    前記期限管理部は、前記残量検出部により検出された量が前記第1の量よりも少ない第2の量であるとき、前記複数の使用可能な日数のうち前記第2の量に対応する使用可能な日数である前記第1の日数よりも短い第2の日数に基づいて前記第2の使用期限日を算出し、算出した前記第2の使用期限日と前記第3の使用期限日のうち、早く到達する方を前記開封後の使用期限日である第4の使用期限日に設定することを特徴とする請求項2に記載の自動分析装置。
  4. 前記期限管理部は、前記試薬容器に収容された試薬の量が前記第1の量から前記第2の量よりも多い所定の量に減少するまでの間、前記第3の使用期限日を前記開封後の使用期限日とすることを特徴とする請求項3に記載の自動分析装置。
  5. 前記期限管理部により設定される開封後の使用期限日を過ぎた試薬が前記試薬容器に収容されている場合、その試薬の使用期限切れを知らせるための警告情報を出力する出力部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自動分析装置。
  6. 開封後の前記試薬容器に収容された試薬を吸引して前記反応容器に吐出する分注を行う試薬分注プローブを有し、
    前記試薬分注プローブは、前記期限管理部に設定される開封後の使用期限日を過ぎた試薬の分注を停止することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の自動分析装置。
  7. 前記混合液の測定により得られるデータに基づいて分析データを生成する演算部を有し、
    前記演算部は、前記期限管理部に設定される開封後の使用期限日を過ぎた試薬を含む前記混合液である場合、生成した分析データにエラーフラグを付加することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の自動分析装置。
  8. 前記試薬容器に記された前記開封前の使用期限日、及び前記複数の使用可能な日数を読み取るリーダを有し、
    前記試薬情報記憶部は、前記リーダにより読み取られた前記複数の使用可能な日数を保存することを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれかに記載の自動分析装置。
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