JP6250602B2 - 電気接続箱、ワイヤハーネスシステム、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

電気接続箱、ワイヤハーネスシステム、及び、ワイヤハーネス Download PDF

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Description

本発明は、電気接続箱、電気接続箱とワイヤハーネスとを備えたワイヤハーネスシステム、及び、ワイヤハーネスに関する。
従来から、電気接続箱(例えば、ヒューズカセット、リレーカセット及びフュージブルリンクカセット等を内蔵した電源ボックス)は、ワイヤハーネスを介して各種の電装品に電力および制御信号などを送信するために用いられている。ワイヤハーネスは、一般に、電気接続箱と、複数の電装品と、を接続するための複数のサブハーネスを有している。ワイヤハーネスは、複数のサブハーネスを組み合わせる(束ねる)ことによって製造される。一方、サブハーネスは、一般に、一又は複数の電線と、電線の端部に取り付けられた端子(又は端子を挿入するためのコネクタ)と、を有している。サブハーネスは、一又は複数の電線を組み合わせ(束ね)、必要に応じて電線の端子をコネクタに挿入することによって製造される。
従来の電気接続箱の一つは、複数のリレー及びヒューズ等を内蔵しており、この電気接続箱に対して複数のサブハーネスが接続されるようになっている。この従来の電気接続箱は、電気接続箱の特定の箇所にリレーを集中的に配置してリレー部を形成し、他の特定の箇所にヒューズを集中的に配置してヒューズ部を形成している。そして、個々のサブハーネスが有する複数の電線の一部がリレー部に接続され、他部がヒューズ部に接続されるようになっている。別の言い方をすると、この電気接続箱においては、サブハーネスが有する複数の電線を、電気接続箱の複数の箇所に分散させるようになっている(例えば、特許文献1を参照。)。
以下、便宜上、上述したように製造されたワイヤハーネスと、電気接続箱と、を含む一連のシステムを、以下「ワイヤハーネスシステム」と称呼する。
特開2005−212726号公報
上述した従来の電気接続箱においては、サブハーネスが有する複数の電線を電気接続箱の複数の箇所に分散させるため、サブハーネスを製造した時点では、個々の電線(端子)は独立した状態(特定の対象に取り付けられていない状態)となっている。そして、サブハーネスが電気接続箱に取り付けられる時点にて、個々の電線が電気接続箱のリレー部又はヒューズ部に取り付けられることになる。即ち、従来の電気接続箱においては、いわゆる「後嵌め」が必要となる。
後嵌めは、一般に機械による自動化が困難であるため、通常は作業者の手作業によって行われる。しかし、電気接続箱にサブハーネスを取り付ける際の作業効率を高める観点からも、ワイヤハーネスシステムを構成する際の作業効率を高める観点からも、後嵌めの数を出来る限り低減することが望ましい。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、後嵌めの数を出来る限り低減できる電気接続箱、並びに、後嵌めの数を出来る限り低減できるワイヤハーネスシステム及びワイヤハーネス、を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は下記(1),(2)の特徴を有する。
(1)
回路接続部品を取り付け可能な取付部を備えた電気接続箱であって、
前記取付部は、
該電気接続箱の内部の電気回路に繋がる端子が取り付けられた第1部分と、前記第1部分と分離又は結合が可能な第2部分であって該電気接続箱の外部の電線に繋がる端子を取り付け可能な第2部分と、を含むと共に、前記第1部分と前記第2部分とが結合して該取付部が形成されている、
電気接続箱であること。
(2)
上記(1)に記載の電気接続箱において、
前記回路接続部品が、
ヒューズ、リレー及びヒュージブルリンクの少なくとも一つである、
電気接続箱であること。
更に、本発明に係るワイヤハーネスシステムは下記(3)〜(6)の特徴を有する。
(3)
ワイヤハーネスと、電気接続箱と、を備えたワイヤハーネスシステムであって、
前記ワイヤハーネスは、
前記電気接続箱と複数の電装品とを接続するための複数のサブハーネスであって、該複数のサブハーネスの各々が接続対象の電装品に対応して定まる仕様を有する複数のサブハーネス、を有し、
前記電気接続箱は、
前記複数のサブハーネスと一対一に対応する複数の接続部であって、前記複数の接続部の少なくとも一つが接続対象のサブハーネスの仕様を単体で満たす単体接続部である複数の接続部、を有し、
前記単体接続部は、
前記電気接続箱の内部の電気回路に繋がる端子が取り付けられた第1部分を有し、
前記接続対象のサブハーネスは、
前記第1部分と分離又は結合が可能な第2部分であって、該接続対象のサブハーネス内の電線に繋がる端子が取り付けられた第2部分を有し、
前記第1部分及び前記第2部分は、
前記第1部分及び前記第2部分が結合されたとき、回路接続部品を取り付け可能な取付部を形成する、
ワイヤハーネスシステムであること。
(4)
上記(3)に記載のワイヤハーネスシステムにおいて、
前記複数のサブハーネスの各々が、
前記電気接続箱と、前記ワイヤハーネスシステムが適用される自動車の特定のエリアに設置されている一又は複数の電装品と、を接続する、
ワイヤハーネスシステムであること。
(5)
上記(3)又は(4)に記載のワイヤハーネスシステムにおいて、
前記複数のサブハーネスの各々が、
前記電気接続箱と、前記ワイヤハーネスシステムが適用される自動車の特定のシステムを実現する一又は複数の電装品と、を接続する、
ワイヤハーネスシステムであること。
(6)
上記(3)〜(5)の何れか一つに記載のワイヤハーネスシステムにおいて、
前記回路接続部品が、
ヒューズ、リレー及びヒュージブルリンクの少なくとも一つである、
ワイヤハーネスシステムであること。
更に、本発明に係るワイヤハーネスは下記(7)〜(10)の特徴を有する。
(7)
電気接続箱と複数の電装品とを接続するための複数のサブハーネスを備えたワイヤハーネスであって、
前記複数のサブハーネスの各々は、
接続対象の電装品に対応して定まる仕様を有し、
前記複数のサブハーネスの少なくとも一つは、
前記電気接続箱が前記複数のサブハーネスと一対一に対応するように有する複数の接続部のうち、接続対象のサブハーネスの仕様を単体で満たす単体接続部、に対応したコネクタ部を有し、
前記コネクタ部は、
前記単体接続部に設けられた第1部分であって前記電気接続箱の内部の電気回路に繋がる端子が取り付けられた第1部分と分離又は結合が可能な第2部分であって、前記接続対象のサブハーネス内の電線に繋がる端子が取り付けられた第2部分を有すると共に、前記第1部分と前記第2部分とが結合されたときに回路接続部品を取り付け可能な取付部を形成する、
ワイヤハーネス。
(8)
上記(7)に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記複数のサブハーネスの各々が、
前記電気接続箱と、前記ワイヤハーネスが適用される自動車の特定のエリアに設置されている一又は複数の電装品と、を接続するように構成された、
ワイヤハーネス。
(9)
上記(7)に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記複数のサブハーネスの各々が、
前記電気接続箱と、前記ワイヤハーネスが適用される自動車の特定のシステムを実現する一又は複数の電装品と、を接続する、
と、を接続するように構成された、
ワイヤハーネス。
(10)
上記(7)〜(9)の何れか一つに記載のワイヤハーネスにおいて、
前記回路接続部品が、
ヒューズ、リレー及びヒュージブルリンクの少なくとも一つである、
ワイヤハーネス。
上記(1)の構成によれば、電気接続箱に回路接続部品を取り付ける取付部(例えば、ヒューズを挿入するキャビティ)が第1部分と第2部分とに分割されている。そこで、この電気接続箱に接続されるサブハーネス等を製造する時点において、必要に応じ、第1部分から分離した第2部分に対応する電線(端子)を取り付けることができる。このような第2部分への取り付けは、一般に、機械による自動化が可能である。即ち、いわゆる「先嵌め」が可能となる。よって、本発明の電気接続箱は、従来の電気接続箱のように複数の電線を電気接続箱の複数の箇所に分散させる場合であっても、それら複数の箇所の各々における取付部を第1部分と第2部分とに分割し、第2部分を予め電線に取り付ければ、後嵌めを避けられる。したがって、本構成の電気接続箱は、後嵌めの数を出来る限り低減することが可能である。
上記(2)の構成によれば、自動車に一般に用いられる回路接続部品(ヒューズ、リレー及びヒュージブルリンク)を取り付け可能な電気接続箱として、本発明の電気接続箱を構成できる。
上記(3)の構成によれば、接続対象のサブハーネスの仕様を単体で満たす接続部(単体接続部)に接続されるサブハーネスについては、電線を他の接続部に向けて配索する必要がない。そのため、サブハーネスを製造する時点にて、サブハーネスが有する全ての電線を単体接続部の第1部分に対応した第2部分(コネクタ等)に一纏めに取り付けられる。このようなコネクタ等への取り付けは、一般に、機械による自動化が可能である。即ち、いわゆる「先嵌め」が可能となる。よって、本構成のワイヤハーネスシステムは、単体接続部を有する分だけ、従来システムに比べて後嵌めの数を低減できる。更に、単体接続部の数が増えるほど後嵌めの数を低減でき、理想的には全ての接続部を単体接続部とすることによって後嵌めの数をゼロにできる。したがって、本構成のワイヤハーネスシステムは、後嵌めの数を出来る限り低減することが可能である。
ところで、上記「仕様」とは、接続対象の電装品に対応してサブハーネスに求められる機能(例えば、サブハーネス内の特定の電線を特定の許容電流を有するヒューズに取り付けること、サブハーネス内の他の特定の電線を特定の特性のリレーに取り付けること等)などを表す。更に、上記「仕様を単体で満たす」とは、一の接続部が他の接続部に頼ることなく接続対象のサブハーネスの仕様を満たすことを表す。なお、「仕様を単体で満たす」接続部は、必ずしも単一のコネクタ形状に構成される必要はなく、複数のコネクタを一箇所に纏めた集合体形状に構成されてもよい。
上記(4)の構成によれば、ワイヤハーネスシステムを自動車に適用する際、自動車の特定のエリアごとにサブハーネスを独立させられる。これにより、特定のエリアに対応するサブハーネスに不具合が生じた場合にはそのサブハーネスのみを修理・交換等すればよいため、ワイヤハーネスシステムのメンテナンス性を高められる。また、特定のエリアに設置される電装品が同じであれば、自動車の車種が異なっても同じサブハーネスを利用できるため、ワイヤハーネスシステムの汎用性を高められる。
上記(5)の構成によれば、ワイヤハーネスシステムを自動車に適用する際、自動車の特定のシステムごとにサブハーネスを独立させられる。これにより、上記(4)と同様、ワイヤハーネスシステムのメンテナンス性及び汎用性を高められる。更に、本構成によれば、ワイヤハーネスシステムの拡張性も高められる。具体的には、例えば、自動車に標準装備される機器に関連する電装品(以下「スタンダード電装品」という。)に対応するスタンダード用サブハーネスと、自動車に選択的に装備される機器に関連する電装品(以下「オプション電装品」という。)に対応するオプション用サブハーネスと、を別々に構成すれば、選択されるオプション電装品に応じ、対応するオプション用サブハーネスをワイヤハーネスシステムに加えればよいことになる。これにより、オプション電装品の有無にかからわずワイヤハーネスシステムに予備的に設置される電線等(いわゆる「付け捨て回路」)が不要となる。
上記(6)の構成によれば、自動車に一般に用いられる回路接続部品(ヒューズ、リレー及びヒュージブルリンク)を取り付け可能なワイヤハーネスシステムとして、本発明のワイヤハーネスシステムを構成できる。
上記(7)の構成によれば、上記(3)と同様、単体接続部に接続されるサブハーネスについては、電線を他の接続部に向けて配索する必要がなく、コネクタ部への「先嵌め」が可能となる。よって、本構成のワイヤハーネスを用いれば、後嵌めの数を出来る限り低減することが可能である。
上記(8)の構成によれば、上記(4)と同様、ワイヤハーネスを自動車に適用する際、自動車の特定のエリアごとにサブハーネスを独立させられる。これにより、ワイヤハーネスシステムのメンテナンス性及び汎用性を高められる。
上記(9)の構成によれば、上記(5)と同様、ワイヤハーネスを自動車に適用する際、ワイヤハーネスのメンテナンス性、汎用性及び拡張性を高められる。
上記(10)の構成によれば、上記(6)と同様、自動車に一般に用いられる回路接続部品(ヒューズ、リレー及びヒュージブルリンク)を取り付け可能なワイヤハーネスとして、本発明のワイヤハーネスを構成できる。
ところで、上記(4)及び(5)の構成を組み合わせ、自動車のエリアごとにサブハーネスを区分けし、個々のエリア内にてシステムごとにサブハーネスを区分けしてもよい。同様に、上記(8)及び(9)の構成を組み合わせ、自動車のエリアごとにサブハーネスを区分けし、個々のエリア内にてシステムごとにサブハーネスを区分けしてもよい。
本発明によれば、必要に応じ、電気接続箱の取付部を構成する第2部分に電線を「先嵌め」できる。その結果、従来の電気接続箱に比べ、後嵌めの数を出来る限り低減できる。
換言すると、本発明によれば、電気接続箱の単体接続部に接続されるサブハーネスについて「先嵌め」が可能となる。その結果、本発明のワイヤハーネスシステム及びワイヤハーネスは、従来システム及び従来システムのワイヤハーネスに比べ、後嵌めの数を出来る限り低減できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態1−1に係る電気接続箱を示す概略図である。 図2は、図1に示した電気接続箱に回路接続部品を取り付けるための取付部の構造を示す概略図である。 図3は、図2に示した取付部に回路接続部品が取り付けられる様子を示す概略図である。 図4は、本発明の実施形態1−2に係る電気接続箱を示す概略図である。 図5は、図4に示した電気接続箱に回路接続部品を取り付けるための取付部の構造を示す概略図である。 図6は、図5に示した取付部に回路接続部品が取り付けられる様子を示す概略図である。 図7は、本発明の実施形態1−3に係る電気接続箱を示す概略図である。 図8は、図7に示した電気接続箱に回路接続部品を取り付けるための取付部の構造を示す概略図である。 図9は、図8に示した取付部に回路接続部品が取り付けられる様子を示す概略図である。 図10は、本発明の実施形態2−1に係るワイヤハーネスシステム及びワイヤハーネスが適用された自動車を示す概略図である。 図11は、図10に示したワイヤハーネスシステム及びワイヤハーネスをより詳細に説明するための概略図である。 図12は、本発明の実施形態2−2に係るワイヤハーネスシステム及びワイヤハーネスをより詳細に説明するための概略図である。 図13は、本発明の実施形態2−3に係るワイヤハーネスシステム及びワイヤハーネスが適用された自動車を示す概略図である。 図14は、図13に示したワイヤハーネスシステム及びワイヤハーネスをより詳細に説明するための概略図である。
<電気接続箱の実施形態>
(実施形態1−1)
以下、図1〜3を参照しながら、本発明に係る電気接続箱の第1の実施形態(以下「第1電気接続箱1」という。)について説明する。第1電気接続箱1では、本発明における電気接続箱の考え方がヒューズカセット10に適用されている。
図1に示すように、第1電気接続箱1は、ヒューズカセット10、及び、ヒューズカセット10が格納されるカバー71を有している。ヒューズカセット10は、回路接続部品を取付可能な取付部(詳細は後述される。)を構成する第1部分11及び第2部分12を有している。
より詳細には、図2に示すように、第1部分11には、第1電気接続箱1の内部の電気回路に繋がる端子11a,11b(本例においては、バスバーに繋がる音叉端子)が取り付けられている。一方、第2部分12は、第1部分11と分離又は結合が可能であり、第1電気接続箱1の外部の電線91,92に繋がる端子(第1部分11の音叉端子11a,11bに対応する音叉端子。図示省略)が取り付けられている。
そして、図3に示すように、第1部分11と第2部分12とを結合すると、取付部13,14(本例においては、キャビティ)が形成される。この取付部13,14には、回路接続部品としてのヒューズ81,82がそれぞれ取り付けられる。
このように、ヒューズカセット10を有する第1電気接続箱1においては、第1部分11から分離させた第2部分12に、必要に応じて対応する電線(端子)91,92を取り付けることができる。よって、従来の電気接続箱のように独立した状態(特定の対象に取り付けられていない状態)の電線が生じうる場合であっても、その電線を第2部分12に事前に取り付ければ(先嵌めすれば)、後嵌めを避けられる。したがって、第1電気接続箱1は、後嵌めの数を出来る限り低減することが可能である。
(実施形態1−2)
次いで、図4〜6を参照しながら、本発明に係る電気接続箱の第2の実施形態(以下「第2電気接続箱2」という。)について説明する。第2電気接続箱2では、本発明における電気接続箱の考え方がリレーカセット20に適用されている。
図4に示すように、第2電気接続箱2は、リレーカセット20、及び、リレーカセット20が格納されるカバー72を有している。リレーカセット20は、回路接続部品を取付可能な取付部(詳細は後述される。)を構成する第1部分21及び第2部分22を有している。
より詳細には、図5に示すように、第1部分21には、第2電気接続箱2の内部の電気回路に繋がる端子(図示省略)が格納されたキャビティ21aが設けられている。一方、第2部分22は、第1部分21と分離又は結合が可能であり、第2電気接続箱2の外部の電線93〜95に繋がる端子が格納されたキャビティ22a,22b,22cが設けられている。
そして、図6に示すように、第1部分21と第2部分22とを結合すると、キャビティ21a及びキャビティ22a,22b,22cによって取付部が構成される。この取付部は、回路接続部品としての4極リレー(図示省略)が取り付けられる。
このように、リレーカセット20を有する第2電気接続箱2においても、第2部分22に電線93〜95を事前に取り付ければ(先嵌めすれば)、後嵌めを避けられる。したがって、第2電気接続箱2は、後嵌めの数を出来る限り低減することが可能である。
(実施形態1−3)
次いで、図7〜9を参照しながら、本発明に係る電気接続箱の第3の実施形態(以下「第3電気接続箱3」という。)について説明する。第3電気接続箱3では、本発明における電気接続箱の考え方がヒュージブルリンクカセット30に適用されている。
図7に示すように、第3電気接続箱3は、ヒュージブルリンクカセット30、及び、ヒュージブルリンクカセット30が格納されるカバー73を有している。ヒュージブルリンクカセット30は、回路接続部品を取付可能な取付部(詳細は後述される。)を構成する第1部分31及び第2部分32を有している。
より詳細には、図8に示すように、第1部分31には、第3電気接続箱3の内部の電気回路に繋がる端子31a,31bが取り付けられている。一方、第2部分32は、第1部分31と分離又は結合が可能であり、第3電気接続箱3の外部の電線96〜98に繋がる端子が取り付けられている。
そして、図9に示すように、第1部分31と第2部分32とを結合すると、取付部33(本例においては、キャビティ)が形成される。この取付部33には、回路接続部品としてのヒュージブルリンク(図示省略)が取り付けられる。
このように、ヒュージブルリンクカセット30を有する第3電気接続箱3においても、第2部分32に電線96〜98を事前に取り付ければ(先嵌めすれば)、後嵌めを避けられる。したがって、第3電気接続箱3は、後嵌めの数を出来る限り低減することが可能である。
<ワイヤハーネスシステム及びワイヤハーネスの実施形態>
(実施形態2−1)
次いで、本発明に係る電気接続箱がワイヤハーネスシステム及びワイヤハーネスに適用された実施形態について説明する。具体的には、以下、図10,11を参照しながら、本発明に係るワイヤハーネスシステムの第1の実施形態(以下「第1システム100」という。)、及び、第1システム100が備えるワイヤハーネス(複数のサブハーネスの集合体)について説明する。
図10に示すように、第1システム100は、自動車900に適用され、電気接続箱(電源ボックス)110、及び、複数のサブハーネス120,130,140,150,160を有している。複数のサブハーネス120〜160は図示しないテープ等によって束ねられ、ワイヤハーネスを形成している。複数のサブハーネス120〜160の各々は、自動車900の特定のエリア(詳細は後述される。)に設置されている一又は複数の電装品と、電源ボックス110と、を接続している。なお、電源ボックス110は、自動車900のバッテリ905と接続されている。
具体的には、サブハーネス120は、自動車900のエンジンルームの左側エリアに設置されたホーン910、前照灯915及び方向指示器920と、電源ボックス110と、を接続している。サブハーネス130は、自動車900のエンジンエリアに設置された燃焼関連機器925,930,935,940(具体的には、フューエルインジェクタ及びイグナイタ等)と、電源ボックス110と、を接続している。サブハーネス140は、自動車900のエンジンルームの右側エリアに設置された前照灯945及び方向指示器950と、電源ボックス110と、を接続している。
一方、サブハーネス150は、自動車900の室内の右側エリアに設置されたインストルメントパネル955(具体的には、インストルメントパネル955に取り付けられたメータ等の各種電装品)、ドア960(具体的には、ドア960内のパワーウインドアクチュエータ等の各種電装品)及びABS用アクチュエータ965と、電源ボックス110と、を接続している。更に、サブハーネス160は、自動車900の室内の左側エリアに設置されたABS用アクチュエータ970及びドア975(具体的には、ドア970内の各種電装品)と、電源ボックス110と、を接続している。
より詳細には、図11に示すように、電源ボックス110は、電源用ケーブル980を介してバッテリ905と接続されており、複数の接続部111,112,113,114,115を有している。接続部111〜115は、サブハーネス120〜160と一対一に対応している。接続部111〜115の各々は、サブハーネス120〜160の各々の仕様(接続対象の電装品に対応して定まる仕様)を単体で満たすように構成されている。この構成から、接続部111〜115の各々は、単体接続部とも称呼される。
例えば、接続部111は、サブハーネス120の接続対象であるホーン910、前照灯915及び方向指示器920を作動させるために必要な機能(例えば、リレー及びヒューズ等)を一箇所に纏めて配置するように形成されている。一方、この接続部111に対応するサブハーネス120は、それら電装品(ホーン910、前照灯915及び方向指示器920)の各々に対応した電線の端子が挿入された(先嵌めされた)コネクタ部121と、それら電装品の各々に接続される端子122,123,124と、を有するように形成されている。
より詳細には、接続部(単体接続部)111は、電源ボックス110の内部の電気回路に繋がる端子が取り付けられた第1部分(例えば、図3における第1部分11)を有している。一方、接続部111に接続されるサブハーネス120のコネクタ部121は、第1部分と分離又は結合が可能な第2部分であって、サブハーネス120内の電線に繋がる端子が取り付けられた第2部分(例えば、図3における第2部分12)を有している。第1部分及び第2部分は、互いに結合されたとき、回路接続部品(例えば、図3におけるヒューズ81,82)を取り付け可能な取付部(例えば、図3におけるキャビティ13,14)を形成するようになっている。
このように、上述した第1〜第3電気接続箱1〜3(図1〜9を参照。)を、第1システム100における電気接続箱(電源ボックス)110として用いることができる。
なお、接続部111の第1部分とサブハーネス120の第2部分とが形成する取付部は、図3に示すヒューズ81,82の取付部に限られず、図5に示す4極リレーの取付部、及び、図9に示すヒュージブルリンクの取付部などであってもよい。
これにより、サブハーネス120は、コネクタ部121を接続部111に接続するのみで電装品910〜920に必要な電力および制御信号などを伝達できる。よって、サブハーネス120は、他の接続部112〜115に接続するための電線を有する必要がない。その結果、サブハーネス120について、後嵌めを不要にできる。なお、サブハーネス120に対応するエリア1は、エンジンルームの左側エリアを表す。
同様に、接続部112は、サブハーネス130の接続対象である燃焼関連機器925,930,935,940を作動させるために必要な機能(例えば、リレー及びヒューズ等)を一箇所に纏めて配置するように形成されている。これにより、サブハーネス130は、それら電装品の各々に対応した電線の端子が挿入された(先嵌めされた)コネクタ部131と、それら電装品の各々に接続される端子132〜135と、を有するように形成されている。接続部113〜115についても同様であり、サブハーネス140はコネクタ部141と端子142,143を有するように形成され、サブハーネス150はコネクタ部151と端子152〜156を有するように形成され、サブハーネス160はコネクタ部161と端子162,163を有するように形成される。なお、サブハーネス130に対応するエリア2はエンジンルームの右側エリアを表し、サブハーネス140に対応するエリア3はエンジンエリアを表し、サブハーネス150に対応するエリア4は室内の右側エリアを表し、サブハーネス160に対応するエリア5は室内の左側エリアを表す。
なお、第1システム100において、サブハーネス150の端子156と、サブハーネス160の端子162と、はABS用アクチュエータ965,970の相互通信のため、電線170によって接続されている。この電線170は、電源ボックス110にサブハーネス160,170が接続された後、端子156,162に手作業によって挿入される(後嵌めされる)ことになる。このような電源ボックス110を経由しない電線等が存在する場合、ワイヤハーネスシステムにおける後嵌めの数をゼロにすることはできない。しかし、第1システム100においては、電線170の後嵌めを除いて後嵌めを不要にできる。
以上に説明したように、第1システム100におけるワイヤハーネス(及び、サブハーネス120〜160の集合体)は、サブハーネス120〜160の製造時点にて接続部111〜115(換言すると、第1部分)に対応したコネクタ部121,131,141,151,161(換言すると、第2部分)に全ての電線を一纏めに取り付けされる。したがって、第1システム100は、後嵌めの数を出来る限り低減できる。
(実施形態2−2)
次いで、図12を参照しながら、本発明に係るワイヤハーネスシステムの第2の実施形態(以下「第2システム200」という。)について説明する。
図12に示すように、第2システム200は、電気接続箱(電源ボックス)210、及び、複数のサブハーネス220,230,240,250,260を有する。複数のサブハーネス220〜260は図示しないテープ等によって束ねられ、ワイヤハーネスを形成している。第2システム200においては、第1システム100と異なり、複数のサブハーネス220〜260の各々は、自動車900の特定のシステムを実現する一又は複数の電装品と、電源ボックス210と、を接続している。なお、電源ボックス210は、電源用ケーブル980を介してバッテリ905と接続されている。
図中のシステム1〜5の具体例として、例えば、エアコンシステム、カーナビシステム、エンジンの燃焼制御システム、ABSシステム、及び、バックモニタシステム等が挙げられる。
このように、サブハーネス220〜260を自動車900のシステムごとに区分けする場合であっても、第1システム100と同様、サブハーネス220〜260について、後嵌めを不要にできる。したがって、第2システム200は、後嵌めの数を出来る限り低減できる。
(実施形態2−3)
次いで、図13,14を参照しながら、本発明に係るワイヤハーネスシステムの第3の実施形態(以下「第3システム300」という。)について説明する。なお、図13,14においては、図10,11に示した各部材と同一の部材には図10,11の各部材に付された符号と同一の符号が付されている。これら部材についての詳細な説明は、適宜省略する。
図13に示すように、第3システム300は、第1システム100(自動車900のエリアごとにサブハーネス120〜160を設けたワイヤハーネスシステム)に加え、電気接続箱(電源ボックス)310及びサブハーネス320を有している。サブハーネス320はそれ自体によってワイヤハーネスを形成している。サブハーネス320は、自動車900の特定のシステム(具体的には、バックモニタシステム)を実現するための電装品(オプション電装品としてのバックモニタ用カメラ985)及びインストルメントパネル955と、電源ボックス310と、を接続している。なお、電源ボックス310は、自動車900のバッテリ905と接続されている。
より詳細には、図14に示すように、電源ボックス310は、電源用ケーブル990を介してバッテリ905と接続されており、接続部311を有している。接続部311は、サブハーネス320と一対一に対応している。接続部311は、サブハーネス320の仕様(接続対象の電装品に対応して定まる仕様)を単体で満たすように構成されている。
例えば、接続部311は、サブハーネス320の接続対象であるバックモニタ用カメラ985及びインストルメントパネル955を作動させるために必要な機能(例えば、リレー及びヒューズ等)を一箇所に纏めて配置するように形成されている。一方、この接続部311に対応するサブハーネス320は、それら電装品(バックモニタ用カメラ985及びインストルメントパネル955)の各々に対応した電線の端子が挿入された(先嵌めされた)コネクタ部321と、それら電装品の各々に接続される端子322,323と、を有するように形成されている。なお、図14におけるシステム6は、バックモニタシステムを表す。
これにより、サブハーネス320は、コネクタ部321を接続部311に接続するのみで電装品955,985に必要な電力および制御信号などを伝達できる。よって、サブハーネス320は、他の接続部(例えば、電源ボックス110の接続部112〜115)に接続するための電線を有する必要がない。その結果、サブハーネス320について、後嵌めを不要にできる。
以上に説明したように、第3システム300のように、サブハーネス120〜160を自動車900のエリアごとに区分けし、更に特定のシステム(オプション装備品)に対応したサブハーネス320を追加する場合であっても(即ち、エリアごとの区分けとシステムごとの区分けとを組み合わせても)、後嵌めの数を出来る限り低減できる。
<他の実施形態>
本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。
例えば、上述した第3システム300は、第1システム100の電源ボックス110とは別の電源ボックス310を備えるように構成されている。しかし、第3システム300は、必ずしも電源ボックス110と異なる電源ボックス310を備える必要はなく、電源ボックス110のみを備える(例えば、電源ボックス110にサブハーネス320を接続する接続部371を追加する)ように構成されてもよい。
ここで、上述した本発明に係る電気接続箱の実施形態の特徴を下記(1),(2)に簡潔に纏めて列記する。
(1)
回路接続部品(81,82,不図示のリレー及びヒュージブルリンク)を取り付け可能な取付部(13,14,21a,22a〜22c,33)を備えた電気接続箱(1)であって、
前記取付部は、
該電気接続箱の内部の電気回路に繋がる端子(11a,11b,不図示の音叉端子,31a,31b)が取り付けられた第1部分(11,21,31)と、前記第1部分と分離又は結合が可能な第2部分であって該電気接続箱の外部の電線(91〜98)に繋がる端子を取り付け可能な第2部分(12,22,32)と、を含むと共に、前記第1部分と前記第2部分とが結合して該取付部が形成されている、
電気接続箱。
(2)
上記(1)に記載の電気接続箱において、
前記回路接続部品が、
ヒューズ(81,82)、リレー(図示省略)及びヒュージブルリンク(図示省略)の少なくとも一つである、
電気接続箱。
更に、上述した本発明に係るワイヤハーネスシステムの実施形態の特徴を下記(3)〜(6)に簡潔に纏めて列記する。
(3)
ワイヤハーネス(120,130,140,150,160の集合体)と、電気接続箱(110)と、を備えたワイヤハーネスシステム(100)であって、
前記ワイヤハーネスは、
前記電気接続箱と複数の電装品(910〜975)とを接続するための複数のサブハーネス(120,130,140,150,160)であって、該複数のサブハーネスの各々が接続対象の電装品に対応して定まる仕様を有する複数のサブハーネス、を有し、
前記電気接続箱は、
前記複数のサブハーネスと一対一に対応する複数の接続部(111〜115)であって、前記複数の接続部の少なくとも一つが接続対象のサブハーネスの仕様を単体で満たす単体接続部である複数の接続部、を有し、
前記単体接続部(111〜115)は、
前記電気接続箱の内部の電気回路に繋がる端子が取り付けられた第1部分(11,21,31)を有し、
前記接続対象のサブハーネスは、
前記第1部分と分離又は結合が可能な第2部分(12,22,32)であって、該接続対象のサブハーネス内の電線に繋がる端子が取り付けられた第2部分を有し、
前記第1部分及び前記第2部分は、
前記第1部分及び前記第2部分が結合されたとき、回路接続部品(81,82,不図示のリレー・ヒュージブルリンク)を取り付け可能な取付部(13,14,21a,22a〜22c,33)を形成する、
ワイヤハーネスシステム。
(4)
上記(3)に記載のワイヤハーネスシステムにおいて、
前記複数のサブハーネス(120〜160)の各々が、
前記電気接続箱(110)と、前記ワイヤハーネスシステムが適用される自動車の特定のエリア(エリア1〜5)に設置されている一又は複数の電装品(910〜975)と、を接続する、
ワイヤハーネスシステム。
(5)
上記(3)に記載のワイヤハーネスシステムにおいて、
前記複数のサブハーネス(220〜260,320)の各々が、
前記電気接続箱(210,310)と、前記ワイヤハーネスシステムが適用される自動車の特定のシステム(システム1〜5,6)を実現する一又は複数の電装品(985)と、を接続する、
ワイヤハーネスシステム。
(6)
上記(3)〜(5)の何れか一つに記載のワイヤハーネスシステムにおいて、
前記回路接続部品が、
ヒューズ(81,82)、リレー(図示省略)及びヒュージブルリンク(図示省略)の少なくとも一つである、
ワイヤハーネスシステム。
更に、上述した本発明に係るワイヤハーネスの実施形態の特徴を下記(7)〜(10)に簡潔に纏めて列記する。
(7)
電気接続箱(110)と複数の電装品(910〜975)とを接続するための複数のサブハーネス(120〜160)を備えたワイヤハーネスであって、
前記複数のサブハーネスの各々は、
接続対象の電装品に対応して定まる仕様を有し、
前記複数のサブハーネスの少なくとも一つは、
前記電気接続箱が前記複数のサブハーネスと一対一に対応するように有する複数の接続部(111〜115)のうち、接続対象のサブハーネスの仕様を単体で満たす単体接続部、に対応したコネクタ部(121〜161)を有し、
前記コネクタ部は、
前記単体接続部(111〜115)に設けられた第1部分(11,21,31)であって前記電気接続箱の内部の電気回路に繋がる端子が取り付けられた第1部分と分離又は結合が可能な第2部分(12,22,32)であって、前記接続対象のサブハーネス内の電線に繋がる端子が取り付けられた第2部分を有すると共に、前記第1部分と前記第2部分とが結合されたときに回路接続部品(81,82,不図示のリレー・ヒュージブルリンク)を取り付け可能な取付部(13,14,21a,22a〜22c,33)を形成する、
ワイヤハーネス。
(8)
上記(7)に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記複数のサブハーネス(120〜160)の各々が、
前記電気接続箱(110)と、前記ワイヤハーネスが適用される自動車の特定のエリア(エリア1〜5)に設置されている一又は複数の電装品(910〜975)と、を接続するように構成された、
ワイヤハーネス。
(9)
上記(7)に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記複数のサブハーネス(220〜260,320)の各々が、
前記電気接続箱(210,310)と、前記ワイヤハーネスが適用される自動車の特定のシステム(システム1〜5,6)を実現する一又は複数の電装品(985)と、を接続する、
と、を接続するように構成された、
ワイヤハーネス。
(10)
上記(7)〜(9)の何れか一つに記載のワイヤハーネスにおいて、
前記回路接続部品が、
ヒューズ(81,82)、リレー(図示省略)及びヒュージブルリンク(図示省略)の少なくとも一つである、
ワイヤハーネス。
1,2,3 電気接続箱
10 ヒューズカセット
20 リレーカセット
30 ヒュージブルリンクカセット
11,21,31 第1部分
11a,11b,31a,31b 端子
12,22,32 第2部分
13,14,21a,22a〜22c,33 取付部
81,82 ヒューズ
91〜98 電線
100,200,300 ワイヤハーネスシステム
110,210,310 電源ボックス(電気接続箱)
111,112,113,114,115 接続部
211,212,213,214,215 接続部
311 接続部
120,130,140,150,160 サブハーネス
220,230,240,250,260 サブハーネス
320 サブハーネス
121,131,141,151,161 コネクタ部
321 コネクタ部

Claims (10)

  1. 回路接続部品を取り付け可能な取付部を備えた電気接続箱であって、
    前記取付部は、
    該電気接続箱の内部の電気回路に繋がる端子が取り付けられた第1部分と、前記第1部分と分離又は結合が可能な第2部分であって該電気接続箱の外部の電線に繋がる端子を取り付け可能な第2部分と、を含むと共に、前記第1部分と前記第2部分とが結合して該取付部が形成されている、
    電気接続箱。
  2. 請求項1に記載の電気接続箱において、
    前記回路接続部品が、
    ヒューズ、リレー及びヒュージブルリンクの少なくとも一つである、
    電気接続箱。
  3. ワイヤハーネスと、電気接続箱と、を備えたワイヤハーネスシステムであって、
    前記ワイヤハーネスは、
    前記電気接続箱と複数の電装品とを接続するための複数のサブハーネスであって、該複数のサブハーネスの各々が接続対象の電装品に対応して定まる仕様を有する複数のサブハーネス、を有し、
    前記電気接続箱は、
    前記複数のサブハーネスと一対一に対応する複数の接続部であって、前記複数の接続部の少なくとも一つが接続対象のサブハーネスの仕様を単体で満たす単体接続部である複数の接続部、を有し、
    前記単体接続部は、
    前記電気接続箱の内部の電気回路に繋がる端子が取り付けられた第1部分を有し、
    前記接続対象のサブハーネスは、
    前記第1部分と分離又は結合が可能な第2部分であって、該接続対象のサブハーネス内の電線に繋がる端子が取り付けられた第2部分を有し、
    前記第1部分及び前記第2部分は、
    前記第1部分及び前記第2部分が結合されたとき、回路接続部品を取り付け可能な取付部を形成する、
    ワイヤハーネスシステム。
  4. 請求項3に記載のワイヤハーネスシステムにおいて、
    前記複数のサブハーネスの各々が、
    前記電気接続箱と、前記ワイヤハーネスシステムが適用される自動車の特定のエリアに設置されている一又は複数の電装品と、を接続する、
    ワイヤハーネスシステム。
  5. 請求項3に記載のワイヤハーネスシステムにおいて、
    前記複数のサブハーネスの各々が、
    前記電気接続箱と、前記ワイヤハーネスシステムが適用される自動車の特定のシステムを実現する一又は複数の電装品と、を接続する、
    ワイヤハーネスシステム。
  6. 請求項3〜5の何れか一項に記載のワイヤハーネスシステムにおいて、
    前記回路接続部品が、
    ヒューズ、リレー及びヒュージブルリンクの少なくとも一つである、
    ワイヤハーネスシステム。
  7. 電気接続箱と複数の電装品とを接続するための複数のサブハーネスを備えたワイヤハーネスであって、
    前記複数のサブハーネスの各々は、
    接続対象の電装品に対応して定まる仕様を有し、
    前記複数のサブハーネスの少なくとも一つは、
    前記電気接続箱が前記複数のサブハーネスと一対一に対応するように有する複数の接続部のうち、接続対象のサブハーネスの仕様を単体で満たす単体接続部、に対応したコネクタ部を有し、
    前記コネクタ部は、
    前記単体接続部に設けられた第1部分であって前記電気接続箱の内部の電気回路に繋がる端子が取り付けられた第1部分と分離又は結合が可能な第2部分であって、前記接続対象のサブハーネス内の電線に繋がる端子が取り付けられた第2部分を有すると共に、前記第1部分と前記第2部分とが結合されたときに回路接続部品を取り付け可能な取付部を形成する、
    ワイヤハーネス。
  8. 請求項7に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記複数のサブハーネスの各々が、
    前記電気接続箱と、前記ワイヤハーネスが適用される自動車の特定のエリアに設置されている一又は複数の電装品と、を接続するように構成された、
    ワイヤハーネス。
  9. 請求項7に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記複数のサブハーネスの各々が、
    前記電気接続箱と、前記ワイヤハーネスが適用される自動車の特定のシステムを実現する一又は複数の電装品と、を接続する、
    と、を接続するように構成された、
    ワイヤハーネス。
  10. 請求項7〜9の何れか一項に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記回路接続部品が、
    ヒューズ、リレー及びヒュージブルリンクの少なくとも一つである、
    ワイヤハーネス。
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