JP6245168B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙のような記録媒体にインクを吐出することによって記録を行うインクジェット記録装置に関するものである。
ファクシミリ、複写機、プリンターのような記録装置として、紙、OHP用シートのような記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置が、高精細な画像を形成できることから広く用いられている。
このようなインクジェット記録装置では、通常、記録ヘッドのインク吐出ノズルの乾燥や目詰まりを防止するために、長期間印字を行わない場合に記録ヘッドにキャップをしておく。また、インク吐出ノズル内で増粘したインクを記録ヘッドの吐出口から定期的に強制吐出させる回復処理を行うことも一般的である。
例えば、特許文献1には、記録ヘッドをキャッピングするとともに、インクの不吐出や吐出不良を防止するために記録ヘッドの吐出口から強制吐出させたインクを受ける回復キャップユニットを、待避位置と回復位置とに移動可能に設けたインクジェット記録装置が開示されている。
ここで、記録ヘッドの回復処理を行うタイミングと、記録ヘッドにキャップをするタイミングとは異なる。そのため、記録ヘッドにキャップをするキャップユニットと、ノズルからインクを強制吐出した後、ワイパーによりインク吐出面に付着したインクの拭き取りを行って記録ヘッドの回復処理を行うワイプユニットとを個別に備え、各ユニットが待避位置と記録ヘッドに対向する位置とを独立して移動可能であることが好ましい。
そこで、特許文献2には、記録ヘッドのノズル面を払拭するワイプブレードを有するブレードユニット(ワイプユニット)と、記録ヘッドのノズル面をキャッピングするヘッドキャップを有するキャップユニットとを個別に備え、ノズル面を払拭する際、キャップユニットをヘッド保持部と対向して配置し、ブレードユニットが記録ヘッドとキャップユニットの間を走査するようにしたインクジェット記録装置が開示されている。
特開平4−284257号公報 特開2008−284719号公報
特許文献2のようにワイプユニットとキャップユニットとを個別に備えたインクジェット記録装置では、印字中はワイプユニットとキャップユニットが記録ヘッドのノズル面の直下から左右いずれかの退避位置に退避して待機するように構成されている。そのため、インクジェット記録装置の背面側と正面側に、ワイプユニットおよびキャップユニットを左右方向に移動させるための一対のガイドレールが配置されている。
ここで、キャップユニットの交換やメンテナンスを行うために、キャップユニットをインクジェット記録装置の正面側から引き出し、或いは挿入可能とする場合、インクジェット記録装置の背面側から正面側に向けて延在する一対の着脱用レールを配置する必要がある。しかし、記録ヘッドに近い側(キャップユニットの退避方向上流側)の着脱用レールの配置位置は、記録ヘッドにキャップユニットを装着する際の移動経路に重なるため配置が困難である。そのため、キャップユニットをインクジェット記録装置の正面側から引き出し、或いは挿入する場合はキャップユニットの記録ヘッドに近い側を手で支えながら作業を行う必要があり、着脱操作が煩雑になるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、キャップユニットをインクジェット記録装置の正面側から容易に着脱可能なインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、記録部と、ワイプユニットと、キャップユニットと、キャリッジと、一対のガイドレールと、第1着脱用レールと、第2着脱用レールと、を備えたインクジェット記録装置である。記録部は、記録媒体上にインクを吐出する吐出ノズルが開口するノズル領域が設けられた記録ヘッドを有する。ワイプユニットは、吐出ノズルから強制的に押し出されたパージインクを拭き取るワイプブレードを有する。キャップユニットは、ワイプユニットに対して上方から係合可能に配置され、非印字動作時に記録ヘッドにキャップをする。キャリッジは、ワイプユニットを支持する。一対のガイドレールは、キャリッジを記録部の直下の第1の位置と第1の位置から水平方向に退避した第2の位置との間を往復移動可能に支持する。第1着脱用レールは、第2の位置に設けられ、キャップユニットの第1の位置から遠い側の端縁を往復移動方向に対し垂直なインクジェット記録装置の前後方向に移動可能に支持する。第2着脱用レールは、第2の位置に設けられ、キャップユニットの第1の位置に近い側の端縁を前後方向に移動可能に支持する支持位置と、キャリッジの往復移動経路に重ならない退避位置とを移動可能である。
本発明の第1の構成によれば、キャップユニットが第1着脱用レール、第2着脱用レールによってインクジェット記録装置の前後方向に移動可能に支持されることにより、インクジェット記録装置の正面側からキャップユニットを着脱可能となる。その結果、キャップユニットへのアクセスが容易となり、キャップユニットの部品の交換やメンテナンス作業を簡単に行うことができる。また、キャップユニットの着脱を行わない場合、第2着脱用レールはキャリッジの往復移動経路に重ならない退避位置に配置されるため、第2着脱用レールがワイプユニットによる記録ヘッドの回復動作や記録ヘッドへのキャップユニットの装着動作の妨げとなるおそれもない。
本発明の一実施形態のプリンターの構造を示す図 本発明の一実施形態のプリンターの第1ベルト搬送部および記録部を上方から見た状態を示す図 本発明の一実施形態のプリンターの記録部の構造を示す図 本発明の一実施形態のプリンターの記録部のラインヘッドを構成する記録ヘッドの構造を示す図 本発明の一実施形態のプリンターの記録ヘッドをインク吐出面側から見た図 本発明の一実施形態のプリンターの記録部、キャップユニットおよびワイプユニット等の構造を示す図 本発明の一実施形態のプリンターのキャップユニットの構造を示す図 本発明の一実施形態のプリンターのキャップユニットおよびクリーニング機構の構造を下方から示す図 本発明の一実施形態のプリンターのキャリッジの構造を示す図 本発明の一実施形態のプリンターのキャリッジの構造を示す図 本発明の一実施形態のプリンターのワイプユニットの構造を示す図 本発明の一実施形態のプリンターのワイプユニットの構造を示す図 本発明の一実施形態のプリンターのキャップユニットおよびワイプユニットが第2の位置にあるときの係合状態を示す図 本発明の一実施形態のプリンターの第1ベルト搬送部が降下した状態を示す図 図13の状態からワイプユニットを降下させてキャップユニットおよびワイプユニットの係合が解除された状態を示す図 本発明の一実施形態のプリンターのワイプユニットが第1の位置に移動した状態を示す図 本発明の一実施形態のプリンターのワイパーを記録ヘッドのインク吐出面の拭き取り開始位置に圧接した状態を示す図 本発明の一実施形態のプリンターのワイパーにより記録ヘッドのインク吐出面に押し出されたパージインクを拭き取っている状態を示す図 図13の状態からワイプユニットを上昇させてキャップユニットとガイド板との係合が解除された状態を示す図 本発明の一実施形態のプリンターのキャップユニットおよびワイプユニットが第1の位置に移動した状態を示す図 本発明の一実施形態のプリンターのワイプユニットおよびキャップユニットが第2の位置にある状態を示す図 図21の状態からキャリッジを第1の位置方向に移動させた状態を示す図 図22の状態からキャリッジをさらに第1の位置方向に移動させた状態を示す図 キャリッジが第1の位置に配置された状態を示す図 キャリッジが第1の位置に配置された状態をプリンターの正面側フレーム側から見た図 キャップユニットを第1着脱用レール、第2着脱用レールに沿って引き出した状態をプリンターの正面側フレーム側から見た図 ガイド板の下部を取り外した後、キャップユニットを第2着脱用レールに沿って引き出す途中の状態を引き出し方向と垂直な方向から見た図 ガイド板の下部を折り返した後、キャップユニットを第2着脱用レールに沿って引き出した状態を引き出し方向と垂直な方向から見た図
以下、図1〜図28を参照して、本発明の一実施形態のインクジェットプリンター100(インクジェット記録装置)について説明する。図1に示すように、プリンター100は、プリンター本体1の内部下方に給紙カセット2aが配置されている。給紙カセット2aの内部には、記録媒体の一例である用紙Pが収容されている。給紙カセット2aの用紙搬送方向下流側、すなわち図1における給紙カセット2aの左側の上方には給紙装置3aが配置されている。この給紙装置3aにより、用紙Pは図1において給紙カセット2aの左上方に向け、1枚ずつ分離されて送り出される。
また、プリンター100はその内部に第1用紙搬送路4aを備えている。第1用紙搬送路4aは、給紙カセット2aに関して言えばその給紙方向である左上方に位置する。給紙カセット2aから送り出された用紙Pは第1用紙搬送路4aによりプリンター本体1の側面に沿って垂直上方に搬送される。
用紙搬送方向に対し第1用紙搬送路4aの下流端にはレジストローラー対13が備えられている。さらにレジストローラー対13の用紙搬送方向下流側直近には第1ベルト搬送部5および記録部9が配置されている。給紙カセット2aから送り出された用紙Pは第1用紙搬送路4aを通ってレジストローラー対13に到達する。レジストローラー対13は用紙Pの斜め送りを矯正しつつ記録部9が実行するインク吐出動作とのタイミングを計り、第1ベルト搬送部5に向かって用紙Pを送り出す。
用紙搬送方向に対し第1ベルト搬送部5の下流側(図1の右側)には第2ベルト搬送部12が配置されている。記録部9にてインク画像が記録された用紙Pは第2ベルト搬送部12へと送られ、第2ベルト搬送部12を通過する間に用紙Pの表面に吐出されたインクが乾燥される。
用紙搬送方向に対し第2ベルト搬送部12の下流側であってプリンター本体1の右側面近傍にはデカーラー部14が備えられている。第2ベルト搬送部12にてインクが乾燥された用紙Pはデカーラー部14へと送られ、用紙幅方向に並んだ複数のローラーを用いて用紙Pに生じたカールが矯正される。
用紙搬送方向に対しデカーラー部14の下流側(図1の上方)には第2用紙搬送路4bが備えられている。デカーラー部14を通過した用紙Pは第2用紙搬送路4bから排出ローラー対を介してプリンター100の右側面外部に設けられた用紙排出トレイ15に排出される。
また、第2ベルト搬送部12の下方にはワイプユニット19およびキャップユニット30が配置されている。ワイプユニット19は、上述したパージを実行する際に記録部9の下方に水平移動し、後述する記録ヘッド17a〜17cの吐出ノズル18(図2参照)から押し出されたインクを拭き取り、拭き取られたインクを回収する。キャップユニット30は、記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面F(図4参照)をキャッピングする際に記録部9の下方に水平移動し、さらに上方に移動して記録ヘッド17a〜17cの下面に装着される。
記録部9は、図2および図3に示すように、ヘッドハウジング10と、ヘッドハウジング10に保持されたラインヘッド11C、11M、11Y、および11Kを備えている。これらのラインヘッド11C〜11Kは、駆動ローラー6および従動ローラー7を含む複数のローラーに張架された第1搬送ベルト8の搬送面に対して所定の間隔(例えば1mm)が形成されるような高さに支持され、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向(図2の上下方向)に沿って複数(ここでは3個)の記録ヘッド17a〜17cが千鳥状に配列されている。ラインヘッド11C〜11Kは、搬送される用紙Pの幅以上の記録領域を有しており、第1搬送ベルト8上を搬送される用紙Pに対して、印字位置に対応した吐出ノズル18からインクを吐出できるようになっている。
図5に示すように、記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面F(図4参照)には吐出ノズル18が多数配列されたノズル領域Rが設けられている。なお、記録ヘッド17a〜17cは同一の形状および構成であるため、図4および図5では記録ヘッド17a〜17cを一つの図で示している。
各ラインヘッド11C〜11Kを構成する記録ヘッド17a〜17cには、それぞれインクタンク(図示せず)に貯留されている4色(シアン、マゼンタ、イエローおよびブラック)のインクがラインヘッド11C〜11Kの色毎に供給される。
各記録ヘッド17a〜17cは、外部コンピューターから受信した画像データに応じて、第1搬送ベルト8の搬送面に吸着保持されて搬送される用紙Pに向かって吐出ノズル18からインクを吐出する。これにより、第1搬送ベルト8上の用紙Pにはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインクが重ね合わされたカラー画像が形成される。
また、記録ヘッド17a〜17cの乾燥や目詰まりによるインクの吐出不良を防止するために、長期間停止後の印字開始時は全ての記録ヘッド17a〜17cの吐出ノズル18から、また印字動作の合間にはインク吐出量が規定値以下の記録ヘッド17a〜17cの吐出ノズル18から、ノズル内の粘度が高くなったインクを強制的に押し出すパージを実行して、次の印字動作に備える。
図6に示すように、記録部9の下方には、用紙搬送方向(矢印A方向)と平行な両端部に沿って2本のガイドレール60a、60bが固定されている。ガイドレール60a、60bには一対のガイド板61a、61bが固定されており、ガイド板61a、61bの下端部にはキャップユニット30の側端縁が支持されている。また、ガイドレール60a、60bにはキャリッジ71が摺動可能に支持されており、キャリッジ71上にワイプユニット19が載置されている。
キャップユニット30は、ワイプユニット19と共に記録部9の真下の第1の位置と第1の位置から水平方向(矢印A方向)に退避した第2の位置(図6の位置)との間を往復移動可能であり、第1の位置において上方に移動して記録ヘッド17a〜17cにキャップをするように構成されている。
具体的には図7に示すように、キャップユニット30は、板金製のキャップトレイ30aと、キャップトレイ30aの上面に配置される凹状の12個のキャップ部30bと、4個のスペーサー30cと、を含んでいる。ガイド板61a、61bに支持されるキャップトレイ30aの側端部には、ワイプユニット19の支持フレーム41に形成された第1位置決め突起46(図11参照)が係合する4箇所の第1位置決め穴30fと、ガイド板61a、61bに形成された第2位置決め突起63(図15参照)が係合する2箇所の第2位置決め穴30gとが形成されている。なお、図7ではキャップトレイ30aの右奥側の側端部に形成された第2位置決め穴30g、第1位置決め穴30fのみを図示している。
キャップ部30bは、記録ヘッド17a〜17cに対応する位置に配置されている。これにより、第1の位置においてキャップユニット30が上方に移動することによって、各キャップ部30bが各記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fのキャップを行う。スペーサー30cは、記録ヘッド17a〜17cのキャップを行うためにキャップユニット30を記録部9側に上昇させたとき、記録部9のハウジング10に当接することでキャップ部30bとインク吐出面Fとの接触状態を一定に保持する。
また、図8に示すように、キャップユニット30の下面にはクリーニング機構80がネジ止めされている。クリーニング機構80は、ワイパー35a〜35c(図11参照)が対向する部分にクリーニング部材80aが取り付けられている。クリーニング部材80aは、保湿剤を染み込ませたスポンジから成り、ワイパー35a〜35cの先端に接触してワイパー35a〜35cを保湿された状態に維持する。
図6に示すように、ワイプユニット19は、記録部9の真下の第1の位置と、第1の位置から水平方向(矢印A方向)に退避した第2の位置との間を往復移動可能であり、第1の位置において上方に移動して後述するワイピング動作を行うように構成されている。
具体的には、ガイドレール60bの外側には、キャリッジ71を矢印AA′方向に移動させるための駆動モーター72と、駆動モーター72およびキャリッジ71のラック歯71aに係合するギア列(図示せず)と、これらを覆うカバー部材73と、が取り付けられている。駆動モーター72が正回転することにより、ギア列が回転し、キャリッジ71およびワイプユニット19が第2の位置から第1の位置に移動する。なお、駆動モーター72およびギア列等によって、ワイプユニット19を水平方向に移動させるワイプユニット移動機構が構成されている。
また、キャリッジ71の四隅には図9および図10に示すように、ワイプユニット19を下面側から支持するとともに回動(起立または倒伏)可能な支持アーム74が設けられている。矢印AA′方向に隣り合う支持アーム74同士は、回転軸75により連結されている。また、キャリッジ71の外側には、支持アーム74を揺動させるためのワイプ昇降モーター76と、ワイプ昇降モーター76および回転軸75のギアに係合するギア列等(図示せず)と、が取り付けられている。ワイプ昇降モーター76が正回転することにより、ギア列等が回転し、回転軸75が回転することによって、支持アーム74が回動(起立)する。これにより、ワイプユニット19が上昇する。なお、ワイプ昇降モーター76、ギア列、回転軸75および支持アーム74等によって、ワイプユニット19を上下方向(矢印BB′方向)に移動させるワイプ昇降機構が構成されている。また、キャリッジ71の内面には上下方向に延びるガイド溝71bが形成されており、ワイプユニット19はガイド溝71bに沿って昇降する。
ワイプユニット19は図11および図12に示すように、複数のワイパー(ワイプブレード)35a〜35cが固定された略矩形状のワイパーキャリッジ31と、ワイパーキャリッジ31を支持する支持フレーム40とで構成されている。
支持フレーム40の上面の対向する端縁にはレール部41a、41bが形成されており、ワイパーキャリッジ31の四隅に設けられたコロ36がレール部41a、41bに当接することで、ワイパーキャリッジ31は支持フレーム40に対し矢印CC′方向に摺動可能に支持される。
支持フレーム40の外側には、ワイパーキャリッジ31を水平方向(矢印CC′方向)に移動させるためのワイパーキャリッジ移動モーター45と、ワイパーキャリッジ移動モーター45およびワイパーキャリッジ31のラック歯(図示せず)に係合するギア列(図示せず)と、が取り付けられている。ワイパーキャリッジ移動モーター45が正逆回転することにより、ギア列が正逆回転し、ワイパーキャリッジ31が水平方向(矢印CC′方向)に往復移動する。なお、ワイパーキャリッジ移動モーター45およびギア列等によって、ワイパー35a〜35cを記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fに沿って移動させるワイプ移動機構が構成されている。
ワイパー35a〜35cは、各記録ヘッド17a〜17cの吐出ノズル18から吐出されたインクを拭き取るための例えばEPDMからなるゴム製の部材である。ワイパー35a〜35cは、吐出ノズル18が露出するノズル領域R(図5参照)の外側の拭き取り開始位置に略垂直方向から圧接され、ワイパーキャリッジ31の移動によりノズル領域Rを含むインク吐出面Fを所定方向(図11の矢印C方向)に拭き取る。
4枚のワイパー35aは略等間隔で配置されており、同様に、4枚のワイパー35bおよび4枚のワイパー35cもそれぞれ略等間隔で配置されている。ワイパー35a、35cは、それぞれ各ラインヘッド11C〜11Kを構成する左右の記録ヘッド17a、17c(図3参照)に対応する位置に配置されている。また、ワイパー35bは、各ラインヘッド11C〜11Kを構成する中央の記録ヘッド17b(図3参照)に対応する位置に配置されており、ワイパー35a、35cに対しワイパーキャリッジ31の移動方向(矢印CC′方向)と直交する方向に所定距離だけずらして固定されている。
支持フレーム40の上面の4箇所には第1位置決め突起46が設けられている。第1位置決め突起46は、ワイパー35a〜35cによる記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fの拭き取り動作を行うために支持フレーム40を記録部9側に上昇させたとき、記録部9のヘッドハウジング10に当接することでワイパー35a〜35cとインク吐出面Fとの接触状態を一定に保持する。また、第1位置決め突起46は、キャップトレイ30aの第1位置決め穴30fに係合することで、第2の位置におけるワイプユニット19とキャップユニット30の位置決めを行う。
支持フレーム40の上面には、ワイパー35a〜35cによってインク吐出面Fから拭き取られた廃インクを回収するためのインク回収トレイ44が配置されている。インク回収トレイ44の略中央部には、インク排出孔(図示せず)が形成されており、インク排出孔を挟んで両側のトレイ面44a、44bは、インク排出孔に向かって下り勾配となっている。ワイパー35a〜35cによってインク吐出面Fから拭き取られ、トレイ面44a、44bに落下した廃インクはインク排出孔に向かって流れる。その後、インク排出孔に連結されたインク回収路(図示せず)を通って廃インク回収タンク(図示せず)に回収される。
<ワイプユニット19およびキャップユニット30の待機状態>
記録ヘッド17a〜17cにより印字動作が行われているとき、ワイプユニット19およびキャップユニット30は図6に示した第2の位置に退避している。この待機状態では、キャリッジ71に設けられた支持アーム74(図10参照)が所定角度だけ起立し、ワイプユニット19の底面を押し上げている。一方、図13に示すように、ガイド板61a、61bには、上下方向に移動可能なキャップユニット押さえ部材65と、キャップユニット押さえ部材65を下向きに付勢するコイルバネ67とが設けられている。なお、図13ではガイド板61a側の構成のみを図示している。
これにより、ワイプユニット19の押し上げによってキャップユニット30が浮き上がらず、キャップトレイ30aの第1位置決め穴30fと支持フレーム40の第1位置決め突起46との係合状態が維持される。その結果、ワイプユニット19のワイパー35a〜35c(図12参照)とキャップユニット30のクリーニング部材80a(図8参照)とが対向する位置にワイプユニット19とキャップユニット30が精度よく位置決めされる。また、ワイパー35a〜35cの先端がクリーニング部材80aに食い込み、ワイパー35a〜35cの先端は保湿された状態に維持される。
なお、支持アーム74によるワイプユニット19の押し上げ量は、キャップトレイ30aの第2位置決め穴30gとガイド板61a、61bの第2位置決め突起63との係合が外れない範囲に設定される。
<記録ヘッド17a〜17cの回復動作>
次に、本実施形態のプリンター100における、記録ヘッド17a〜17cの回復動作について説明する。
ワイプユニット19により記録ヘッド17a〜17cの回復処理を行う場合、図14に示すように記録部9の下面に対向配置されている第1ベルト搬送部5を降下させる。そして、支持アーム74(図10参照)を待機状態から倒伏させることにより、第2の位置において支持アーム74によって押し上げられていたワイプユニット19を下方(矢印B′方向)へ移動させる。これにより、図15に示すように、キャップトレイ30aの第1位置決め穴30fと支持フレーム40の第1位置決め突起46との係合状態が解除される。
次に、駆動モーター72(図6参照)を駆動させることにより、図16に示すように、キャップユニット30を第2の位置に残した状態でワイプユニット19を第2の位置から第1の位置(矢印A′方向)に移動させる。そして、ワイピング動作に先立ってインクが記録ヘッド17a〜17cに供給される。供給されたインクは吐出ノズル18から強制的に押し出(パージ)される。このパージ動作により、吐出ノズル18内の増粘インク、異物や気泡が排出され、記録ヘッド17a〜17cを回復することができる。
次いで、インク吐出面Fに排出されたインク22を拭き取るワイピング動作を行う。具体的には、図17に示すように、ワイプ昇降機構によりワイプユニット19を上昇させることによって、ワイパー35a〜35cを、記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fの拭き取り開始位置に圧接する。
そして、ワイパーキャリッジ移動モーター45(図11参照)によってワイパーキャリッジ31を矢印C方向に水平移動させることにより、図18に示すようにワイパー35a〜35cが記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fに押し出されたインク22を拭き取る。
<記録ヘッド17a〜17cへのキャップユニット30の装着動作>
次に、本実施形態のプリンター100における、記録ヘッド17a〜17cにキャップユニット30を装着する動作について説明する。
キャップユニット30により記録ヘッド17a〜17cにキャップを行う場合、図14に示すように、記録部9の下面に対向配置されている第1ベルト搬送部5を降下させる。そして、支持アーム74(図10参照)を待機状態から起立させることにより、第2の位置においてワイプユニット19をさらに上方へ移動させる。これにより、キャップユニット30およびキャップユニット押さえ部材65もコイルバネ67の付勢力に抗して上方へ移動し、図19に示すように、キャップトレイ30aの第2位置決め穴30gとガイド板61a、61bの第2位置決め突起63との係合状態が解除される。このとき、キャップトレイ30aの第1位置決め穴30fと支持フレーム40の第1位置決め突起46との係合状態は維持されている。
そして、図20に示すように、ワイプユニット19上にキャップユニット30を配置した状態で、ワイプユニット移動機構によりワイプユニット19およびキャップユニット30を第2の位置から第1の位置に移動させる。その後、支持アーム74を起立させることによりワイプユニット19を押し上げ、ワイプユニット19と共にキャップユニット30を上昇させることによって、キャップユニット30を記録ヘッド17a〜17cに装着する。また、ワイプユニット19を押し上げることによりワイパー35a〜35cの先端がキャップユニット30の裏面側に装着されたクリーニング部材80aに食い込み、ワイパー35a〜35cの先端は保湿された状態に維持される。
<プリンター100に対するキャップユニット30の着脱動作>
次に、本実施形態のプリンター100に対するキャップユニット30の着脱動作について説明する。
させる。
図21は、ワイプユニット19およびキャップユニット30が第2の位置にある状態を示す側面図である。この状態では、ガイドレール60a、60bに固定された一対のガイド板61a、61b(図示せず)に、キャップユニット30の前後方向(図21の紙面と垂直な方向)の側端縁が支持されている。また、キャップユニット30の記録ヘッド17a〜17bから遠い側(図21の右側)の側端縁を支持する第1着脱用レール81がプリンター100の本体フレーム100b(図25参照)と一体形成されている。
また、プリンター100の底面100aには、第2着脱用レール82が設けられている。第2着脱用ガイドレール82は、支点82aにおいて底面100aに対し回動可能に支持されており、その支点82aに設けられたねじりバネ83(付勢部材)によって底面100aから起立する方向に付勢されている。第2着脱用レール82にはコロ85(従動回転体)が突設されており、コロ85はキャリッジ71の下面に設けられたガイド面87に接触している。ワイプユニット19が図21に示す第2の位置にあるとき、第2着脱用レール82はキャリッジ71の下面によって倒伏姿勢に保持され、キャリッジ71の往復移動経路に重ならない位置(退避位置)に配置されている。
プリンター100からのキャップユニット30の引き出しを行う場合、記録ヘッド17a〜17cの回復処理時と同様に、記録部9の下面に対向配置されている第1ベルト搬送部5を降下させる(図14参照)。そして、支持アーム74(図10参照)を待機状態から倒伏させることにより、図15に示すように、キャップトレイ30aの第1位置決め穴30fと支持フレーム40の第1位置決め突起46との係合状態を解除する。
次に、駆動モーター72(図6参照)を駆動させることにより、図16に示すように、キャップユニット30を第2の位置に残した状態でワイプユニット19と共にキャリッジ71を第2の位置から第1の位置方向に移動させる。このとき、図22に示すように、第2着脱用レール82のコロ85がキャリッジ71の下面に設けられたガイド面87との摩擦により回転し、キャリッジ71は第2の位置から第1の位置方向へ円滑に移動する。また、コロ85の当接位置は、キャリッジ71の移動方向に対しガイド面87の上流側の端部まで移動する。
図22の状態からキャリッジ71をさらに第1の位置方向に移動させ、図23に示すように、コロ85がガイド面87の端縁を乗り越えたとき、ねじりバネ83の付勢力によって第2着脱用レール82が反時計回り方向に回動する。ガイド面87は、キャリッジ71の下面から、第2の位置への移動方向(図23の矢印方向)に対し上流側の側面に沿って側面視L字状に立ち上がり、その屈曲部が曲面状となっている。これにより、コロ85をガイド面87に沿って円滑に移動させることができる。
キャリッジ71が第1の位置に配置されたとき、図24に示すように、第2着脱用レール82は底面100aに対し垂直に起立し、キャップユニット30の記録ヘッド17a〜17bに近い側(図24の左側)の側端縁を支持する位置(支持位置)に配置される。
図25は、キャリッジ71が第1の位置に配置された状態をプリンター100の正面側フレーム100c側から見た斜視図である。キャリッジ71が第1の位置に配置された状態で、プリンター100の正面側フレーム100cに形成された開口90から、キャップユニット30の引き出し方向下流側に位置するガイド板61bの下部61ba(ガイドレール60bよりも下方に突出する部分)を取り外す。この状態では、キャップユニット30は左右方向の側端縁が第1着脱用レール81、第2着脱用レール82に支持されているため、ガイドレール60aの一部を取り外してもキャップユニット30の正面側(引き出し方向下流側)が落下してしまうおそれはない。
そして、図26に示すように、キャップユニット30を第1着脱用レール81、第2着脱用レール82に沿って引き出すことで、キャップ部30bやクリーニング機構80の交換、或いはメンテナンス作業を行うことができる。
図27は、ガイド板61bの下部61baを取り外した後、キャップユニット30を第2着脱用レール82に沿って引き出す途中の状態を引き出し方向と垂直な方向(図24の右方向)から見た図である。図27に示すように、第2着脱用レール82は、キャップユニット30を支持する支持面82bがプリンター100の背面側から正面側に向かって(図27の矢印方向)下り勾配となっている。また、ここでは図示しないが、第1着脱用レール81の支持面も支持面82bと同一の角度でプリンター100の背面側から正面側に向かって下り勾配となっている。
これにより、キャップユニット30の正面側(図27の左側)がガイドレール60bよりも下方に下がるため、ガイド板61bの下部61baを取り外すだけでキャップユニット30を引き出すことができる。従って、ガイドレール60bやガイド板61b全体を取り外す必要がないため、キャップユニット30のメンテナンス作業性が向上する。
その後、キャップユニット30を第1着脱用レール81、第2着脱用レール82に沿って挿入し、ガイド板61bの下部61baを装着する。最後に、ワイプユニット19と共にキャリッジ71を第2の位置方向に移動させる。このとき、キャリッジ71のガイド面87と第2着脱用レール82のコロ85とが干渉し、図24〜図21の順にキャリッジ71は着脱用レール82を時計回り方向に倒伏させながら第2の位置まで移動する。以上のようにしてキャップユニット30の引き出し/挿入動作を完了する。
本実施形態によれば、キャップユニット30が第1着脱用レール81、第2着脱用レール82によって支持されることにより、プリンター100の正面側からキャップユニット30を着脱可能となる。その結果、キャップユニット30へのアクセスが容易となり、キャップ部30b、クリーニング機構80の交換やメンテナンス作業を簡単に行うことができる。
また、キャップユニット30の着脱を行わない場合、第2着脱用レール82はキャリッジ71の往復移動経路に重ならない退避位置に配置されるため、第2着脱用レール82がワイプユニット19による記録ヘッド17a〜17cの回復動作や、記録ヘッド17a〜17cへのキャップユニット30の装着動作の妨げとなるおそれもない。
また、キャリッジ71の第2の位置から第1の位置への移動に伴い、第2着脱用レール82がねじりバネ83の付勢力によって支持位置に配置され、キャリッジ71の第1の位置から第2の位置への移動に伴い、第2着脱用レール82がねじりバネ83の付勢力に抗して退避位置に配置されるため、第2着脱用レール82を駆動するためのモーターのような部品や配線の引き回しも不要となる。従って、部品点数や組み立て工数を削減することができ、プリンター100の低コスト化にも貢献する。
その他、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、図27では、ガイド板61bの下部61baを取り外すことでキャップユニット30の引き出し/挿入時にキャップユニット30とガイド板61bと干渉しないようにしたが、この構成に代えて、図28に示すように、ガイド板61bの下部61baを折り返し可能な構成としておき、下部61baを上方に折り返した状態でキャップユニット30の引き出し/挿入動作を行うこともできる。
本発明は、記録ヘッドからインクを吐出することによって記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置に利用可能である。本発明の利用により、キャップユニットをインクジェット記録装置の正面側から容易に着脱可能なインクジェット記録装置を提供することができる。
9 記録部
17a〜17c 記録ヘッド
18 吐出ノズル
19 ワイプユニット
30 キャップユニット
35a〜35c ワイパー(ワイプブレード)
60a、60b ガイドレール
61a、61b ガイド板
61ba 下部
71 キャリッジ
74 支持アーム(ワイプ昇降機構)
75 回転軸(ワイプ昇降機構)
76 ワイプ昇降モーター(ワイプ昇降機構)
80 クリーニング機構
81 第1着脱用レール
82 第2着脱用レール
82a 支点
82b 支持面
83 ねじりバネ(付勢部材)
85 コロ(従動回転体)
87 ガイド面
100 プリンター(インクジェット記録装置)

Claims (7)

  1. 記録媒体上にインクを吐出する吐出ノズルが開口するノズル領域が設けられた記録ヘッドを有する記録部と、
    前記吐出ノズルから強制的に押し出されたパージインクを拭き取るワイプブレードを有するワイプユニットと、
    該ワイプユニットに対して上方から係合可能に配置され、非印字動作時に前記記録ヘッドにキャップをするキャップユニットと、
    前記ワイプユニットを支持するキャリッジと、
    該キャリッジを前記記録部の直下の第1の位置と前記第1の位置から水平方向に退避した第2の位置との間を往復移動可能に支持する一対のガイドレールと、
    を備えたインクジェット記録装置において、
    前記第2の位置には、前記キャップユニットの前記第1の位置から遠い側の端縁を前記往復移動方向に対し垂直な前記インクジェット記録装置の前後方向に移動可能に支持する第1着脱用レールと、
    前記キャップユニットの前記第1の位置に近い側の端縁を前記前後方向に移動可能に支持する支持位置と、前記キャリッジの往復移動経路に重ならない退避位置とを移動可能な第2着脱用レールと、が設けられることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記第2着脱用レールは、前記キャリッジの前記第2の位置から前記第1の位置への移動に伴い前記支持位置に配置され、前記キャリッジの前記第1の位置から前記第2の位置への移動に伴い前記退避位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記第2着脱用レールを、前記支持位置と前記退避位置との間を前記キャリッジの往復移動方向と平行に回動可能に支持するとともに、前記第2着脱用レールを前記支持位置に向かって回動する方向に付勢する付勢部材が設けられており、
    前記第2着脱用レールは、前記キャリッジの前記第2の位置から前記第1の位置への移動に伴い、前記付勢部材の付勢力により前記支持位置に配置され、前記キャリッジの前記第1の位置から前記第2の位置への移動に伴い、前記付勢部材の付勢力に抗して前記退避位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記第2着脱用レールには、前記キャリッジに接触する従動回転体が設けられ、前記キャリッジの下面には、前記キャリッジの前記第1の位置から前記第2の位置への移動時に前記従動回転体が接触する位置にガイド面が形成されることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記ガイド面は、前記キャリッジの前記第2の位置への移動方向に対し上流側の側面に沿って立ち上がる側面視L字状であり、前記ガイド面の屈曲部が曲面状であることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記ガイドレールは、前記インクジェット記録装置の正面側と背面側とに平行に配置されており、前記キャップユニットは、前記第2の位置において前記各ガイドレールに固定された一対のガイド板に支持されており、
    正面側の前記ガイドレールに固定された前記ガイド板は、前記キャップユニットの前記前後方向への移動経路に重なる部分が取り外し可能、又は前記移動経路に重ならない位置に折り返し可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記第1着脱用レールおよび前記第2着脱用レールは、前記キャップユニットを支持する支持面が前記インクジェット記録装置の背面側から正面側に向かう下り勾配であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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