JP6235677B2 - 偏光フィルムの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、偏光フィルムの製造方法に関する。
従来、偏光フィルムの製造方法としては、特開2006-267153(特許文献1)に記載されたものがある。この偏光フィルムの製造方法は、ポリビニルアルコール系フィルムに膨潤処理と染色処理と固定化処理とを順に行って、偏光フィルムを製造する。そして、ポリビニルアルコール系フィルムを複数の膨潤処理槽内に順次浸漬する手順を含み、下流側の膨潤槽内の溶液が上流側の膨潤槽内の溶液より液温が7℃を超えて大きくなる様に設定することにより均一な光学特性を有する偏光フィルムを得ている。
特開2006-267153公報
ところで、前記従来の偏光フィルムの製造方法により偏光フィルムを製造しようとすると、次の問題があることを見出した。つまり、偏光フィルムに折れ込みやシワが発生しており、これにより、偏光フィルムに染色ムラが発生している。本願発明者は、鋭意検討の結果、膨潤処理にて、ポリビニルアルコール系フィルムに折れ込みやシワが発生することを見出した。
そこで、本発明の課題は、ポリビニルアルコール系フィルムの折れ込みやシワの発生を低減した偏光フィルムの製造方法を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の偏光フィルムの製造方法は、
ポリビニルアルコール系フィルムに膨潤処理と染色処理とを順に行って偏光フィルムを製造する方法であって、
前記膨潤処理は、前記ポリビニルアルコール系フィルムを延伸しながらn個(nは自然数)の膨潤槽に順に通過させることにより行われ、
前記膨潤処理において、前記ポリビニルアルコール系フィルムの初期幅をW、n番目の膨潤槽を出る際の前記ポリビニルアルコール系フィルムの最終幅をX、全ての前記膨潤槽での積算延伸倍率をAとしたとき、
−0.14≦(W−X)/W/A≦0.05を満たす。
本発明の偏光フィルムの製造方法によれば、−0.14≦(W−X)/W/A≦0.05を満たすので、膨潤処理後のポリビニルアルコール系フィルムにおいて、端部の折れ込みの発生と中央部のシワの発生とを低減できる。この結果、染色処理でのポリビニルアルコール系フィルムの染色ムラを低減できる。
また、偏光フィルムの製造方法の一実施形態では、
−0.12≦(W−X)/W/A≦0.02を満たす。
前記実施形態によれば、−0.12≦(W−X)/W/A≦0.02を満たすので、膨潤処理後のポリビニルアルコール系フィルムにおいて、端部の折れ込みの発生と中央部のシワの発生とを一層低減できる。
また、偏光フィルムの製造方法の一実施形態では、前記膨潤槽は2個である。
前記実施形態によれば、膨潤槽は2個であるので、ポリビニルアルコール系フィルムの膨潤と延伸とを円滑に行うことができる。
また、偏光フィルムの製造方法の一実施形態では、
nは2以上であり、
前記ポリビニルアルコール系フィルムの搬送方向のn番目の膨潤槽の温度は、k番目(1≦k≦(n−1))の膨潤槽の温度以下である。
前記実施形態によれば、n番目の膨潤槽の温度は、k番目の膨潤槽の温度以下であるので、温度の低いn番目の膨潤槽では、延伸倍率をかけずにネックインを進めることができて、張力や光学特性の面で好ましい。
また、偏光フィルムの製造方法の一実施形態では、前記ポリビニルアルコール系フィルムの初期幅Wは、400mm以上である。
前記実施形態によれば、ポリビニルアルコール系フィルムの初期幅Wは、400mm以上であるので、幅の広いポリビニルアルコール系フィルムにおいて、有効に、折れ込みやシワの発生を低減できる。
本発明の偏光フィルムの製造方法によれば、−0.14≦(W−X)/W/A≦0.05を満たすので、ポリビニルアルコール系フィルムの折れ込みやシワの発生を低減できる。
本発明の偏光フィルム製造装置の一実施形態を示す簡略構成図である。 本発明の偏光フィルム製造方法の一実施形態を説明する説明図である。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の偏光フィルムの製造装置の一実施形態を示す簡略構成図である。図1に示すように、偏光フィルム製造装置5は、ポリビニルアルコール系フィルム2(以下、PVA系フィルム2という)に膨潤処理を行う2個の膨潤槽11,12と、2個の膨潤槽11,12を通過したPVA系フィルム2に染色処理を行う染色槽20と、膨潤槽11,12を通過するPVA系フィルム2を延伸する延伸ローラ61,62とを有する。なお、膨潤槽の数量は、2個でなく、1個または3個以上であってもよい。
偏光フィルム製造方法は、PVA系フィルム2に膨潤処理と染色処理とを順に行って偏光フィルム3を製造する。膨潤処理は、PVA系フィルム2を延伸しながら2個の膨潤槽11,12に順に通過させることにより行われる。図2に示すように、膨潤処理において、PVA系フィルム2の初期幅をW、2番目の膨潤槽12を出る際のPVA系フィルム2の最終幅をX、全ての膨潤槽11,12での積算延伸倍率をAとしたとき、−0.14≦(W−X)/W/A≦0.05を満たす。なお、偏光フィルム製造方法は、図1に示す偏光フィルム製造装置5の構成に限定されず、実施することができる。
膨潤処理にてPVA系フィルム2を延伸する方法は、例えば、延伸ローラ61,62を用いて、PVA系フィルム2に搬送方向の張力を加えることにより行われる。
偏光フィルム製造方法によれば、−0.14≦(W−X)/W/A≦0.05を満たすので、膨潤処理後のPVA系フィルム2において、端部の折れ込みの発生と中央部のシワの発生とを低減できる。この結果、染色処理でのPVA系フィルム2の染色ムラを低減できる。
これに対して、上記関係式(W−X)/W/Aが下限値である−0.14を下回る場合は、PVA系フィルム2が柔らかくなり、膨潤槽11,12を出る際に、PVA系フィルム2の端部に折れ込みが発生する頻度が高くなる。一方、上記関係式(W−X)/W/Aが上限値である0.05を上回る場合は、PVA系フィルム2が固くなりすぎて、膨潤槽11,12中で上手く広がらず、PVA系フィルム2の中央にシワが発生する頻度が高くなる。そして、膨潤槽11,12で折れ込みやシワが発生すると、折れ込みやシワの発生部分に染色ムラが生じ、歩留まりが悪くなる。また、折れ込みが酷い場合は、搬送中のPVA系フィルム2の破断の要因になり得る。
要するに、本願発明者は、PVA系フィルム2を膨潤処理させるとき、温度や滞留時間や延伸倍率によりネックイン挙動が異なるが、積算延伸倍率の単位あたりのネックイン率を規定することで、PVA系フィルム2の折れ込み頻度を減らし、歩留まりの向上や、搬送中のPVA系フィルム2の破断の抑制に効果があることを見出した。
好ましくは、−0.12≦(W−X)/W/A≦0.02を満たす。これにより、膨潤処理後のPVA系フィルム2において、端部の折れ込みの発生と中央部のシワの発生とを一層低減できる。
好ましくは、膨潤槽は2個である。これにより、PVA系フィルム2の膨潤と延伸とを円滑に行うことができる。
好ましくは、膨潤槽は、n個(nは2以上の自然数)であり、PVA系フィルム2の搬送方向のn番目の膨潤槽の温度は、k番目(1≦k≦(n−1))の膨潤槽の温度以下である。つまり、搬送方向の最下流の膨潤槽の温度は、その他の膨潤槽の温度以下である。
このように、n番目の膨潤槽の温度は、k番目の膨潤槽の温度以下であるので、温度の低いn番目の膨潤槽では、延伸倍率をかけずにネックインを進めることができて、張力や光学特性の面で好ましい。
好ましくは、PVA系フィルム2の初期幅Wは、400mm以上である。これにより、幅の広いPVA系フィルム2において、有効に、折れ込みやシワの発生を低減できる。
以下、偏光フィルム製造装置および偏光フィルム製造方法をより詳細に説明する。
(偏光フィルム製造装置)
図1に示すように、偏光フィルム製造装置5は、PVA系フィルム2の搬送路に沿って、膨潤処理を行う第1、第2膨潤槽11,12と、染色処理を行う染色槽20と、架橋処理を行う架橋槽30と、水洗処理を行う水洗槽40と、乾燥処理を行う乾燥炉50とを有する。PVA系フィルム2は、原反ロール1から繰り出され、第1、第2膨潤槽11,12と、染色槽20と、架橋槽30と、水洗槽40と、乾燥炉50とを順に通過して、偏光フィルム3が得られる。なお、図1には、染色槽20、架橋槽30および水洗槽40をそれぞれ1槽ずつ設けているが、必要に応じて複数の槽を設けてもよい。膨潤槽11,12を2槽設けているが、1槽または3槽以上設けてもよい。
図1と図2に示すように、偏光フィルム製造装置5は、第1膨潤槽11の上流に配置される送り出しローラ60と、第1膨潤槽11と第2膨潤槽12との間に配置される第1延伸ローラ61と、第2膨潤槽12の下流に配置される第2延伸ローラ62とを有する。送り出しローラ60は、第1膨潤槽11にPVA系フィルム2を送り出す。第1延伸ローラ61は、第1膨潤槽11を通過するPVA系フィルム2を延伸する。例えば、第1延伸ローラ61の回転数を送り出しローラ60の回転数よりも大きくして、PVA系フィルム2を搬送方向に引っ張って延伸する。第2延伸ローラ62は、第2膨潤槽12を通過するPVA系フィルム2を延伸する。例えば、第2延伸ローラ62の回転数を第1延伸ローラ61の回転数よりも大きくして、PVA系フィルム2を搬送方向に引っ張って延伸する。
第1、第2延伸ローラ61,62によるPVA系フィルム2の延伸は、送り出しローラ60を通過する際のPVA系フィルム2の初期幅をW、第2膨潤槽12を出る際のPVA系フィルム2の最終幅をX、第1、第2延伸ローラ61,62による第1、第2膨潤槽11,12での積算延伸倍率をAとしたとき、−0.14≦(W−X)/W/A≦0.05を満たすように、制御される。好ましくは、第1、第2延伸ローラ61,62によるPVA系フィルム2の延伸は、−0.12≦(W−X)/W/A≦0.02を満たすように、制御される。したがって、膨潤処理後のPVA系フィルム2において、端部の折れ込みの発生と中央部のシワの発生とを低減できる。第1膨潤槽12の温度は、第1膨潤槽11の温度以下であることが好ましく、これにより、温度の低い第2膨潤槽12では、延伸倍率をかけずにネックインを進めることができて、張力や光学特性の面で良好となる。膨潤槽11,12は2個であるので、PVA系フィルム2の膨潤と延伸とを円滑に行うことができる。
(PVA系フィルム)
PVA系フィルムを形成するポリビニルアルコール系樹脂は、通常、ポリ酢酸ビニル系樹脂をケン化することにより得られる。ポリビニルアルコール系樹脂のケン化度は、通常85モル%以上、好ましくは90モル%以上、より好ましくは99〜100モル%である。ポリ酢酸ビニル系樹脂としては、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルのほか、酢酸ビニルとこれに共重合可能な他の単量体との共重合体、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられる。共重合可能な他の単量体としては上記エチレンのほか、例えば、不飽和カルボン酸類、エチレン以外のオレフィン類、ビニルエーテル類、不飽和スルホン酸類などが挙げられる。ポリビニルアルコール系樹脂の重合度は、通常1000〜10000、好ましくは1500〜5000程度である。
これらのポリビニルアルコール系樹脂は変性されていてもよく、例えば、アルデヒド類で変性されたポリビニルホルマール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラールなども使用しうる。通常、偏光フィルム製造の開始材料としては、厚さが20〜100μm、好ましくは30〜80μmの未延伸のPVA系フィルムを用いる。なお、予め延伸処理が施されている延伸PVA系フィルムを用いてもよい。通常75μm以下のPVA系フィルムを用いると折れ込みやシワが発生しやすく、特に65μm以下となると折れ込み、シワの発生が顕著になる。本実施形態では、このように厚さ差の薄いPVA系フィルムを用いても、折れ込みやシワの発生を低減できる。PVA系フィルムの初期幅Wは、400mm以上であり、工業的には、1500mm〜6000mmが実用的である。本実施形態では、このように幅の広いPVA系フィルムを用いても、折れ込みやシワの発生を低減できる。
(膨潤処理)
膨潤処理は、PVA系フィルム表面の異物除去、PVA系フィルム中の可塑剤除去、後工程での易染色性の付与、PVA系フィルムの可塑化などの目的で行われる。膨潤処理の条件は、これらの目的が達成できる範囲で、かつPVA系フィルムの極端な溶解、失透などの不具合が生じない範囲で決定される。未延伸のPVA系フィルムを、例えば、温度10〜50℃、好ましくは15〜45℃の処理浴に浸漬することにより、膨潤処理が行われる。膨潤槽が複数個ある場合、搬送方向の最下流の膨潤槽の温度は、その他膨潤槽の温度以下であることが好ましく、搬送方向最下流の膨潤槽とその他膨潤槽の温度差は、好ましくは、0〜20℃であり、より好ましくは5〜10℃である。膨潤処理の時間は、5〜300秒程度であり、好ましくは20〜240秒程度で行われる。
膨潤処理では、PVA系フィルムが幅方向に膨潤してPVA系フィルムにシワが入るなどの問題が生じやすいので、エキスパンダーロール、スパイラルロール、クラウンロール、クロスガイダー、ベンドバーなど、公知の拡幅装置でPVA系フィルムのシワを除きつつ、PVA系フィルムを搬送することが好ましい。浴中のPVA系フィルム搬送を安定化させる目的で、膨潤浴中での水流を水中シャワーで制御したり、EPC装置(Edge Position Control 装置:PVA系フィルムの端部を検出し、PVA系フィルムの蛇行を防止する装置)などを併用したりすることも有用である。この工程では、PVA系フィルムの搬送方向にもPVA系フィルムが膨潤拡大するので、搬送方向のPVA系フィルムのたるみをなくすために、例えば、膨潤槽11,12の前後にあるローラ60,61,62の速度をコントロールするなどの手段を講ずることが好ましい。具体的には、PVA系フィルム2の初期幅をW、第2膨潤槽12を出る際のPVA系フィルム2の最終幅をX、第1、第2膨潤槽11,12での積算延伸倍率をAとしたとき、−0.14≦(W−X)/W/A≦0.05(好ましくは、−0.12≦(W−X)/W/A≦0.02)を満たすように、ローラ60,61,62の速度をコントロールする。これにより、膨潤処理後のPVA系フィルム2において、端部の折れ込みの発生と中央部のシワの発生とを低減できる。なお、第2膨潤槽12の温度を第1膨潤槽11の温度以下とすることが好ましく、これにより、温度の低い第2膨潤槽12では、延伸倍率をかけずにネックインを進めることができて、張力や光学特性の面で良好となる。膨潤槽11,12は2個であるので、PVA系フィルム2の膨潤と延伸とを円滑に行うことができる。
膨潤槽11,12で使用する処理浴は、純水の他、ホウ酸、塩化物、また、その他の無機酸、その他の無機塩などを0.01〜10重量%の範囲で添加した水溶液であることができる。ただし、この膨潤槽11,12では、実質的に溶解成分のない純水が好ましく用いられる。
(染色処理)
染色処理は、PVA系フィルムに二色性色素を吸着させるなどの目的で行われる。処理条件はこのような目的が達成できる範囲で、かつPVA系フィルムの極端な溶解、失透などの不具合が生じない範囲で決定される。
二色性色素としてヨウ素を用いる場合は、例えば10〜50℃、好ましくは20〜40℃の温度で、かつ、水100重量部に対して、ヨウ素を0.003〜0.2重量部及びヨウ化カリウムを0.1〜10重量部含む水溶液中に、10〜600秒間、好ましくは30〜200秒間浸漬することにより、染色処理が行われる。ヨウ化カリウムに代えて他のヨウ化物、例えば、ヨウ化亜鉛などを用いてもよい。また、他のヨウ化物をヨウ化カリウムと併用してもよい。さらに、ヨウ化物以外の化合物、例えば、ホウ酸、塩化亜鉛、塩化コバルトなどを共存させてもよい。ホウ酸を添加する場合でも、ヨウ素を含む点で、この後のホウ酸処理と区別される。水100重量部に対し、ヨウ素を0.003重量部以上含んでいる浴であれば、染色浴とみなすことができる。
一方、二色性色素として水溶性二色性染料を用いる場合は、例えば20〜80℃、好ましくは30〜60℃の温度で、かつ、水100重量部に対して二色性染料を0.001〜0.1重量部含む水溶液中に、10〜600秒間、好ましくは20〜300秒間浸漬することにより、染色処理が行われる。使用する二色性染料の水溶液は、染色助剤などを含有していてもよく、例えば、硫酸ナトリウムの如き無機塩、界面活性剤などを含有していてもよい。二色性染料は1種類だけ用いてもよいし、所望される色相に応じて2種類以上の二色性染料を併用することもできる。
また、染色処理においても膨潤処理と同様に、エキスパンダーロール、スパイラルロール、クラウンロール、クロスガイダー、ベンドバーなどを、染色浴中及び/又は浴出入り口に適宜設置してもよい。この染色処理においては、同時に機械方向に一軸延伸を施すことができる。
(架橋処理)
架橋処理は、二色性色素で染色したPVA系フィルムを、ホウ酸を含有する水溶液に浸漬することにより、行われる。この水溶液におけるホウ酸の含有量は、水100重量部に対して通常1〜10重量部程度である。二色性色素がヨウ素の場合は、水100重量部に対してヨウ化物を1〜30重量部含有させることが好ましい。ヨウ化物としては、ヨウ化カリウム、ヨウ化亜鉛などが挙げられる。また、ヨウ化物以外の化合物、例えば塩化亜鉛、塩化コバルト、塩化ジルコニウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、硫酸ナトリウムなどを共存させてもよい。
架橋処理は、架橋による耐水化や色相調整(青味がかるのを防止する等)等のために実施される。架橋による耐水化のための場合には、必要に応じて、ホウ酸以外に、またはホウ酸と共に、グリオキザール、グルタルアルデヒドなどの架橋剤も使用することができる。なお、耐水化のための架橋処理を、耐水化処理、固定化処理などの名称で呼称する場合もある。また、色相調整のための架橋処理を、補色処理、再染色処理などの名称で呼称する場合もある。
架橋処理は、その目的によって、ホウ酸およびヨウ化物の濃度、処理浴の温度を適宜変更して行なわれる。耐水化のための架橋処理、色相調整のための架橋処理は特に区別されるものではないが、下記の条件で実施される。未延伸のPVA系フィルムを用いて膨潤処理を行ない、その後染色処理、架橋処理を行なう場合であって、架橋処理が耐水化を目的としている場合は、水100重量部に対してホウ酸を3〜10重量部、ヨウ化物を1〜20重量部含有するホウ酸処理浴を使用し、通常、50〜70℃、好ましくは53〜65℃の温度で行われる。浸漬時間は、通常10〜600秒程度、好ましくは20〜300秒、より好ましくは20〜200秒である。なお、予め延伸したPVA系フィルムを用いて膨潤処理を行ない、その後染色処理、架橋処理を行なう場合は、ホウ酸処理浴の温度は、通常50〜85℃、好ましくは55〜80℃である。
耐水化のための架橋処理後、色相調整のための架橋処理を行なってもよい。たとえば二色性染料がヨウ素の場合、色相調整の目的のためには、水100重量部に対してホウ酸を1〜5重量部、ヨウ化物を3〜30重量部含有するホウ酸処理浴を使用し、通常、10℃〜45℃の温度で行われる。浸漬時間は、通常、1〜300秒、好ましくは2〜100秒である。
これらの架橋処理は複数回行ってもよく、通常、2〜5回行われることが多い。この場合、使用する各ホウ酸処理槽の水溶液組成および温度は、上記の範囲内で同じであっても異なっていてもよい。上記耐水化のためのホウ酸処理、色相調整のためのホウ酸処理をそれぞれ複数の工程で行なってもよい。
本実施形態における偏光フィルムの延伸の最終的な積算延伸倍率は、通常4.5〜7倍、好ましくは5〜6.5倍である。
(水洗処理)
架橋処理の後、通常は水洗処理に供される。水洗処理は、たとえば、耐水化および/または色相調整のためにホウ酸処理したPVA系フィルムを、水に浸漬、水をシャワーとして噴霧、あるいは浸漬と噴霧を併用することによって行われる。水洗処理における水の温度は、通常、2〜40℃程度であり、浸漬時間は2〜120秒であるのがよい。
(乾燥処理)
水洗処理後のPVA系フィルムは、通常、乾燥炉に導かれ、乾燥処理が施される。この乾燥処理は40〜100℃の温度、好ましくは50〜100℃の温度に保たれた乾燥炉に、30〜600秒程度かけて通すことにより行われる。乾燥炉は複数あってもよく、乾燥炉を複数設ける場合は、それぞれの乾燥炉の温度が同一でも異なっていてもよい。複数の乾燥炉を順次通して乾燥を行う場合は、急激な乾燥によってPVA系フィルムにシワが入らないように、乾燥炉の前段から乾燥炉の後段に向かって、温度が順次高くなるように温度勾配をつけるのが好ましい。
以上の工程を経て、偏光フィルムを製造する。詳細な説明を省略するが、その後、偏光フィルムの少なくとも片面に透明保護フィルムを貼合して、偏光板を製造する。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明はこの実施例によって限定されるものではない。表1に、第1から第7実施例と第1、第2比較例において、未延伸のPVA系フィルム(厚さ60μm)に対して条件を変えて処理した際の、その効果を示す。
Figure 0006235677
条件としては、ネックイン(W−X)/Wと、積算延伸倍率Aと、第1、第2膨潤槽の温度[℃]と、関係式(W−X)/W/Aとがある。効果としては、PVA系フィルムの端部の折れ込みと、PVA系フィルムの中央部のシワと、PVA系フィルムの破断の頻度[回/h]とがある。
関係式が−0.14〜0.05の範囲内にあるときを「〇」で示し、関係式が−0.14〜0.05の範囲外にあるときを「×」で示す。第1から第7実施例は「〇」であり、第1、第2比較例は「×」である。
具体的に述べると、第1実施例では、関係式が−0.139である。このとき、端部折れ込みは、両端各1mmに低減することが出来た。中央部のシワは、発生していない。破断頻度は、1時間当たり0回である。
第2実施例では、関係式が−0.118である。このとき、端部折れ込みは、発生していない。中央部のシワは、発生していない。破断頻度は、1時間当たり0回である。
第3実施例では、関係式が−0.099である。このとき、端部折れ込みは、発生していない。中央部のシワは、発生していない。破断頻度は、1時間当たり0回である。
第4実施例では、関係式が−0.062である。このとき、端部折れ込みは、発生していない。中央部のシワは、発生していない。破断頻度は、1時間当たり0回である。
第5実施例では、関係式が−0.005である。このとき、端部折れ込みは、発生していない。中央部のシワは、発生していない。破断頻度は、1時間当たり0回である。
第6実施例では、関係式が0.016である。このとき、端部折れ込みは、発生していない。中央部のシワは、発生していない。破断頻度は、1時間当たり0回である。
第7実施例では、関係式が0.048である。このとき、端部折れ込みは、発生していない。中央部のシワは、1列に低減することが出来た。破断頻度は、1時間当たり0回である。
第1比較例では、関係式が−0.150である。このとき、端部折れ込みは、両端各2mmで発生しており、許容範囲外である。中央部のシワは、発生していない。破断頻度は、1時間当たり0.33回である。
第2比較例では、関係式が0.059である。このとき、端部折れ込みは、発生していない。中央部のシワは、3列発生しており、許容範囲外である。破断頻度は、1時間当たり0.17回である。
したがって、第1から第7実施例では、関係式が−0.14〜0.05の範囲内にあり、端部折れ込みや中央部シワの問題はなく、破断頻度の問題もない。一方、第1、第2比較例では、関係式が−0.14〜0.05の範囲外にあり、端部折れ込みや中央部シワの問題があり、破断頻度の問題もある。特に、第2〜6実施例では、関係式が−0.12〜0.02の範囲内にあり、端部折れ込みと中央部シワは、全く発生していない。
1 原反ロール
2 PVA系フィルム
3 偏光フィルム
5 偏光フィルム製造装置
11 第1膨潤槽
12 第2膨潤槽
20 染色槽
30 架橋槽
40 水洗槽
50 乾燥炉
60 送り出しローラ
61 第1延伸ローラ
62 第2延伸ローラ

Claims (4)

  1. ポリビニルアルコール系フィルムに膨潤処理と染色処理とを順に行って偏光フィルムを製造する方法であって、
    前記膨潤処理は、原反ロールから前記ポリビニルアルコール系フィルムを繰り出し、搬送方向に延伸しながらn個(nは2以下の自然数)の膨潤槽に順に通過させることにより行われ、
    前記膨潤処理において、前記ポリビニルアルコール系フィルムの初期幅をW、n番目の膨潤槽を出る際の前記ポリビニルアルコール系フィルムの最終幅をX、全ての前記膨潤槽での積算延伸倍率をAとしたとき、
    −0.14≦(W−X)/W/A≦0.05を満たす、偏光フィルムの製造方法。
  2. −0.12≦(W−X)/W/A≦0.02を満たす、請求項1に記載の偏光フィルムの製造方法。
  3. nは2であり、
    前記ポリビニルアルコール系フィルムの搬送方向のn番目の膨潤槽の温度は、k番目(1≦k≦(n−1))の膨潤槽の温度以下である、請求項1または2に記載の偏光フィルムの製造方法。
  4. 前記ポリビニルアルコール系フィルムの初期幅Wは、400mm以上である、請求項1から3の何れか一つに記載の偏光フィルムの製造方法。
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