JP6219081B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
カソード 4H+ + 4e− + O2 → 2H2O・・・(b)
つまり、アノード側では水が分解して酸素と水素イオンが発生する。この水素イオンが高分子電解質膜を通ってカソード側へ浸透し、カソード側の酸素と結合して水となる。結果として、カソード側の酸素をアノード側へ移動させることになる。これにより、減酸素室内の酸素濃度を低減させる。
本実施形態の冷蔵庫10は、図1に示すように、外郭を形成する外箱と貯蔵空間を形成する内箱との間に断熱材を配設した前面に開口する冷蔵庫本体12を備える。冷蔵庫本体12内部は、断熱仕切壁14によって上方の冷蔵空間20と下方の冷凍空間40とに区画されている。
図4、5、11に示すように、冷蔵用蒸発器52の下方に樋30が配置されている。
減酸素容器62の背面には、収納室60内の酸素を減少させる減酸素装置70が設けられている。
減酸素装置70の下方には給水装置100が設けられている。
以上の構成の冷蔵庫において、減酸素装置70が長時間稼働すると、貯水部103内の水が減少し、水面が下がる。そして、フロート108のマグネット109が要給水高さまで下がると、水位低下検知用磁気センサ111がそのことを検知し、制御部へ電気信号を送る。
以上の実施形態によれば、フロート108のマグネット109が要給水高さまで下がった場合に、樋30から貯水部103への水の供給が行われるため、アノード層84に供給される水が不足することを防ぎ、高分子電解質膜83の劣化を防ぐことができる。しかも減酸素装置70を稼働し続けることができる。
(7−1)減酸素装置60の稼働の停止
貯水部103内の水が減った場合、樋30や製氷用タンク28からの給水がなされず、貯水部103の水面が渇水高さまで下がったこと、すなわち貯水部103の水の量が予め定められた一定量以下となったことを、渇水検知用磁気センサ110が検知した時に、減酸素装置70の稼働が停止されるように制御されても良い。特に、樋30や製氷用タンク28に給水ポンプが設けられていない冷蔵庫においては、このように制御される。これにより、アノード層84に供給される水が不足した場合に、アノード層84とカソード層85との間に高い電圧がかかって、高分子電解質膜83が劣化することを防ぐことができる。
上記の実施形態では、貯水部103の水が不足すると、予め定められた量の水が供給されるが、供給される水の量が予め定められていなくても良い。
上記の実施形態では、水位検知手段として、フロート装置112と渇水検知用磁気センサ110を用いているが、水位検知手段はこれに限られない。
上記の実施形態では、樋30や製氷用タンク28から貯水部103へ水が供給されるが、水の供給源はこれらに限られない。例えば、貯水部103へ供給する水を溜めるタンクが冷蔵空間20の一角に設けられ、このタンクに使用者が水を供給しても良い。
貯水部103の要給水高さは、渇水高さと同じであっても良い。その場合、フロート108のマグネット109が要給水高さまで下がった場合は、原則として樋30から貯水部103への水の供給が行われる。しかし、給水ポンプ36が駆動しない場合や、貯水部103への実際の水の供給が行われないことや樋30に水が無くなったことをセンサ等により検知した場合は、減酸素装置70の稼働が停止される。
冷蔵庫のタッチパネル等に発信手段を備え、フロート72のマグネット109が渇水高さまで下がったことが検知された場合、発信手段がそのことを発信するように構成されていても良い。例えば、タッチパネル等に発信手段としての表示機器を備え、マグネット109が渇水高さまで下がったことが検知された場合に、そのことが表示されるように構成されていても良い。これにより、貯水部103の水位が渇水高さになったことを、使用者が視覚により知ることができる。また、冷蔵庫の上部等に発信手段としての音響機器を備え、マグネット109が渇水高さまで下がったことが検知された場合に、そのことを意味する音声が鳴るように構成されていても良い。これにより、貯水部103の水位が渇水高さになったことを、使用者が聴覚により知ることができる。
樋30や製氷用タンク28等から貯水部103への水の供給手段は、給水ポンプに限定されない。
Claims (9)
- 減酸素室と、前記減酸素室外の空気に接するアノードと、前記減酸素室内の空気に接するカソードと、前記アノードと前記カソードとの間に挟持される高分子電解質膜と、前記アノードに供給する水を溜める貯水部と、前記貯水部の水が一定量以下となったことを検知する水位検知手段とを備え、
前記アノードと前記カソードとの間に電圧が印加されることにより、前記アノードにおいて水が分解されて水素イオンが発生するとともに、前記高分子電解質膜内を移動した前記水素イオンが前記カソードにおいて酸素と結合して、前記減酸素室内の酸素濃度が低減される冷蔵庫であって、
前記水位検知手段により前記貯水部の水が一定量以下となったことが検知された場合に電圧の印加が止まることを特徴とする冷蔵庫。 - 前記貯水部に水を供給する供給手段を備え、前記貯水部の水が一定量以下となると、前記供給手段により前記貯水部に水が供給されることを特徴とする、請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記貯水部の水が一定量以下となると、前記供給手段により、前記貯水部に予め定められた量の水が供給されることを特徴とする、請求項2に記載の冷蔵庫。
- 前記貯水部が満水になると、前記供給手段による前記貯水部への水の供給が止まることを特徴とする、請求項2に記載の冷蔵庫。
- 冷気を発生させる蒸発器と、前記蒸発器で生じる除霜水を溜める樋と、前記樋の水を前記貯水部に供給する第1の供給手段とを備え、
前記貯水部の水が一定量以下となると、前記第1の供給手段により前記樋の水が前記貯水部に供給されることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。 - 氷を製造する製氷装置と、前記製氷装置へ送られる水が溜まる製氷用タンクと、前記製氷用タンクの水を前記貯水部に供給する第2の供給手段とを備え、
前記樋の水が一定量以下となった場合であって、前記貯水部の水が一定量以下となると、前記第2の供給手段により前記製氷用タンクの水が前記貯水部に供給されることを特徴とする、請求項5に記載の冷蔵庫。 - 前記水位検知手段により前記貯水部の水が一定量以下となったことが検知された場合に、そのことを外部に発信する発信手段を備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記発信手段は、前記貯水部の水が一定量以下となったことを表示する表示機器であることを特徴とする、請求項7に記載の冷蔵庫。
- 前記発信手段は、前記貯水部の水が一定量以下となったことを音声で知らせる音響機器であることを特徴とする、請求項7に記載の冷蔵庫。
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