JP6218862B2 - 軸流送風機 - Google Patents

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Description

本発明は換気扇、エアコン、冷却用ファン等に用いる軸流送風機に関するものである。
軸流送風機用の回転翼(回転羽根と称する場合もある)は、主に低騒音化のため、翼の形状に回転方向への前進および吸込み側への前傾化が適用され、更にベルマウスの形状には、回転翼の後縁のみがベルマウスとオーバーラップする形式(以降、半開放ベルマウスと言う)が採用されてきた。このように、ベルマウスの形状や、翼−ベルマウスの位置関係によって、軸流送風機の低騒音化を図ることが行われてきた。
近年ではさらなる低騒音化のため、回転翼においては翼端渦による干渉を低減させられる形状、すなわち翼外周部を気流の上流側に屈曲させる形状が提案されている。これは翼が回転すると、回転翼の圧力面と負圧面の圧力差により、翼外周部において圧力面側から負圧面側へ翼外周部を回り込む漏れ流れが生じ、翼負圧面ではこの漏れ流れに起因する翼端渦が生成され、羽根表面や隣接翼、ベルマウスとの干渉により、騒音を悪化させる原因となっているためである。
また、換気扇、エアコン、冷却ファン等に用いられる軸流送風機では、回転翼単体にて用いられる事例は少なく、回転翼の周囲には流れの整流化および圧力上昇を目的としたベルマウスが存在する。よって、回転翼のみならず、ベルマウスの形状、回転翼とベルマウスの位置関係等も、送風および騒音特性に大きく影響を与える。
従来、ハブの外周に複数の翼を周設したプロペラファンと、ファンガイドとから成る軸流送風機であって、前記翼の平均流面における迎え角を略60°とし、前記ファンガイドを筒状に形成すると共に、前記ファンガイドの軸方向長さを、前記翼の高さHに対し0.8H以上とし、かつ、前記ファンガイドの吸込側端部を前記翼の吸込み側端部に対し吹出し側に変位させて、その変位量Uを0.3H≦U≦0.5Hとしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、駆動源により回転されるプロペラファンを備え、そのプロペラファンの後方に所定量のスペースを確保しつつ当該プロペラファンを内包する管状の空気導通部と、前記プロペラファン前方の広範囲の空気を前記空気導通部へ導くために前記空気導通部に連続してプロペラファンの前方へ開放されるシュラウドを備えた軸流送風機において、前記シュラウドの開放部を前記空気導通部へ収束させるように斜状に形成し、前記プロペラファンの各翼を、その回転方向へ前進させるように傾けて設ける一方、プロペラファンの回転軸線に対しては当該軸線方向において各翼の前縁部が略垂直になるようにし、そのプロペラファンの回転軸方向の前端側を前記空気導通部と開放部との境目から前記開放部へ所定量だけ前進させて配置したものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、回転中心となるハブの外周面に、エアフォイル翼で代表される厚肉翼形状の複数の翼を形成してなるプロペラファンと、該プロペラファンの半径方向外側に位置して吸込み領域と吹出し領域とを仕切るベルマウスと、前記プロペラファンの吹き出側に位置するファンガードとを備えた送風装置であって、前記ベルマウスが、吸込み側に位置する吸込み側円弧部と、吹出し側に位置する吹出し側円弧部と、該吹出し側円弧部と前記吸込み側円弧部との間に位置する円筒部とを有して構成されていて、前記ベルマウスにおける軸方向高さのうち前記各翼の外周部とオーバーラップしている部分の高さをH1とし、前記翼の外周部における高さをH0としたとき、H1/H0=0.40〜0.65の範囲と成るように設定されているものがある(例えば、特許文献3参照)。
文献1〜3に示すように、従来の回転翼については、回転翼の翼弦中心から翼後縁にかけてベルマウスとオーバーラップする半開放ベルマウスを有する軸流送風機や、回転翼のほとんどがベルマウス風洞内に収まる形態の軸流送風機が検討されている。
また、翼外周部を気流の上流方向に屈曲させた形状のプロペラファンについても、ベルマウスの形状とともに、回転翼とベルマウスとの位置関係について最適位置が提案されている。
例えば、回転中心となるハブと、該ハブの外周面に設けられた、前縁および後縁の外周端が回転方向前方に位置する複数枚の羽根と、空気吸込み口側第1のアール面部、該アール面部の下流側の所定の幅の円筒部、該円筒部の下流側の空気吹出し口側第2のアール面部よりなり、上記複数枚の羽根の外周に設けられたベルマウスとを備え、上記各羽根の外周端部を吸込み側に傾斜させてなる軸流送風機であって、上記各羽根の上記傾斜した後縁部の外周端が、それぞれ上記ベルマウスの上記円筒部の空気吹出し側端部に位置するとともに、前記傾斜した部分を除く上記各羽根の後縁部が、それぞれ上記ベルマウスの上記第2アール面部の空気吹出し側端部に位置するように構成されているものがある(例えば、特許文献4参照)。
さらに、翼外周部が気流の上流方向に屈曲し、翼の大部分がベルマウス風洞内に収容された軸流送風機であって、翼端渦に起因する騒音が低く、かつ、送風性能の低下度合いが小さい軸流送風機を得るため、翼の大部分がベルマウス風洞内に収容され、大径の吸込口側から吹出口側に向かって漸次縮径するベルマウス風洞を備える軸流送風機も提案されている(例えば、特許文献5参照)。
また、軸心まわりに回転するボスと、前記ボスの外周部に配設される複数枚の翼と、を有し、前記翼は、前記翼の内周端から外周端までの翼弦中心点を結んだ翼弦中心線が前記翼の半径方向における全領域で気流の下流側に凸状の曲線となるように形成されている回転翼を有する軸流送風機も提案されている(例えば、特許文献6参照)。
実開昭62−169295号公報 特許第2560793号公報 特開2002−257096号公報 特許第3744489号公報 特許第4818310号公報 国際公開第2011/141964号
換気用途や空気調和機の室外機等に用いられる軸流送風機は、主に低騒音化の達成のため、回転翼を前進形状や前傾形状にし、翼外周部を気流の上流側に屈曲させる形状とし、さらに半開放ベルマウス形式を用いたものがある(例えば、特許文献1〜4)。
また、回転翼を前進形状や前傾形状にし、翼外周部を気流の上流部に屈曲する形状にして、回転翼がベルマウス内にほとんど収容される形式のものにおいて、低騒音化のためベルマウス形状についても最適化がされてきている(例えば、特許文献5)。
一方で、機器内に組み込まれる冷却ファン等に用いられる軸流送風機では、組み込まれる機器の大きさ抑制や他部品との干渉を避けるため、製品高さや製品設置面積を抑えつつ、必要な風量、静圧、騒音特性を得ることが重要となってくる。しかし、軸流送風機の低騒音化に必要とされるベルマウス形状について、上記文献のような最適形状をとることが出来ない場合が多く、送風および騒音特性の悪化が問題となる。
本発明は上記問題に対処するものであって、回転翼がベルマウスに収容される軸流送風機において、送風および騒音特性の悪化を低減する軸流送風機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は次の構成を採用する。
モータにより回転駆動されるボス部と、前記ボス部の周囲から放射状に延び回転軸方向に送風する複数の回転翼と、前記回転翼が収められたベルマウスとを備える軸流送風機において、前記ベルマウスは、吸込み側に該ベルマウスの径方向に拡張する曲面を持つ吸込みR部が形成され、吐出し側に該ベルマウスの径方向に拡張する曲面を持つ吐出しR部が形成され、前記吸込みR部と前記吐出しR部とは略同一の半径を有するものであり、前記回転翼は該回転翼の外周部に向かうにつれて全体的に送風流の下流方向に傾斜し、かつ前記外周部の全体が前記吸込みR部より前記送風流の下流側に位置しており、前記回転翼の外周側後縁部が前記吐出しR部に突出するように構成されている。
この発明によれば、回転翼の外周部全体がベルマウス部に収容される形態の軸流送風機において、翼の外周部に向かうにつれて全体的に送風流の下流方向に傾斜する、すなわち後傾する回転翼を採用し、かつ回転翼の外周側先端部とベルマウス吸込み部との位置関係を適正化したことにより、ベルマウス吸込み部にて発生する乱れに起因する騒音が低減し、送風性能の低下も小さい送風機が得られる、という効果を奏する。
また、モータの軸方向において薄型化を実現することができる。
本発明の実施の形態に係る軸流送風機の回転翼を示す斜視図である。 図1に示した回転翼を回転軸に直交する平面に投影した平面投影図である。 図2に示した回転翼を回転軸とOX軸とを含む垂直平面に回転投影した、回転翼が後傾している状態を示す模式図である。 回転翼が前傾している従来の軸流送風機における図3に対応した模式図である。 本発明の実施の形態による回転翼とベルマウスの位置関係を示す図である。 回転翼が前傾している従来の軸流送風機の図5に対応した参考図である。 前傾している回転翼を最適位置から移動させて、製品の厚さを薄形化した従来の軸流送風機を示す参考図である。 図5に示した回転翼の外周部とベルマウス吸込みR部との位置関係を示す拡大図である。 図5および図8に示した状態において、回転翼の外周側先端部を軸方向に移動させた場合の騒音の変化を示す図である。 図5および図8に示した状態において、回転翼の外周側先端部を軸方向に移動させた場合の風量の変化を示す図である。 図3に示した回転翼における翼弦中心線を示す図である。 翼外周部が流れ方向上流側に屈曲した回転翼を有する本実施の形態の第2実施例を示す図である。 図12に示す回転翼における翼弦中心線を示した図である。 図12に示す回転翼における翼外周部が流れ方向の上流側に屈曲した回転翼の定義方法を説明する図である。 製品高さを更に薄形化するための例であり、ベルマウスストレート部を短縮化し、さらに回転翼とベルマウスとの位置関係を修正した図である。
以下に、本発明に係る軸流送風機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1は本発明の実施の形態の軸流送風機の回転翼1を示す斜視図である。図1に示すように、実施の形態の回転翼1は5枚設けられているが、回転翼1の枚数は他の枚数であってもよい。以下の説明は、本実施の形態の回転翼1について主に1枚の回転翼の形状について述べるが、他の回転翼の形状も同一の形状である。
図1に示す3次元立体形状を有する回転翼1が、ここでは図示していないモータに回転駆動されて、回転軸3の回りに矢印4方向に回転する円柱状のボス部2の外周に、放射状に延ばされて取付けられている。回転翼1の回転によって矢印A方向の気流(送風流)が発生する。回転翼1の上流側が負圧面となり、下流側が正圧面となる。
図2は図1に示した回転翼1を回転軸3に直交する平面に投影した平面投影図である。図1に示す回転翼1を回転軸3に直交する平面Sc(図3参照)に投影すると、図2に示す回転翼1´の形状となる。図2に示す点Pb´は、ボス部2の外周における翼前縁部1b´から翼後縁部1c´までの翼弦中心点(中点)を示す。また、図1、図2中の符号“O”は回転翼の中心を表している。
図3には、図2に示した回転翼1´を回転軸3とOX軸とを含む垂直平面に回転投影した回転翼5の模式図を示す。したがって、符号1,1´,5は同じ回転翼を指している。図3に示すように、回転翼5はボス部2から遠い外周部ほど、気流の方向Aの方向に向かってが傾斜している。すなわち回転翼5が、気流の上流側から下流側に向かって後傾している状態となっている。
本実施の形態の回転翼5と比較するために、図4に従来の前傾した回転翼5aの模式図を示す。図4に示すように、従来の回転翼5aは、ボス部2から遠い外周部ほど気流の方向Aの方向と逆の方向に向かって傾斜している。すなわち回転翼5aが、気流の下流側から上流側に向かって前傾している状態となっている。
次に、図3に示す本実施の形態の後傾した回転翼5をベルマウス6に収容した軸流送風機について説明する。以下では、上記のような方法で定義された回転翼(1,1´,5)の翼外周部がベルマウス6に収まる軸流送風機の例を説明する。
図5において、後傾した回転翼5が回転することにより矢印Aの方向に気流が生じる。その際、回転翼5の外周側先端部13には、ベルマウス吸込みR部8に沿って気流Bが流入する事となる。なお、ベルマウス吸込みR部8とは、ベルマウス6の吸込み側に形成された該ベルマウスの径方向に拡張する曲面形状部分のことである。この気流Bはベルマウス吸込みR部8が小さい場合や流入する気流Bの流速が早い場合、符号14に示すような乱れが生じる。この乱れ14を回転翼5が吸い込むと、送風および騒音特性の悪化につながる。
また、製品の小型化に伴い、製品外郭寸法を小さくする場合や、製品高さを低くする場合は、ベルマウス吸込みR部8やベルマウスストレート部7、ベルマウス吐出しR部9の縮小が図られることになる。このため、回転翼5は符号14に示すような乱れを吸込みやすくなるため、送風および騒音特性の悪化につながる。
なお、ベルマウス吐出しR部9とは、ベルマウス6の吐出し側に形成された該ベルマウスの径方向に拡張する曲面形状部分のことであり、ベルマウスストレート部7とは、ベルマウス吸込みR部8とベルマウス吐出しR部9との間にあって、それらを繋いでいる平坦形状部分のことである。
そこで、図5に示すように、後傾した回転翼5の外周側先端部13を、ベルマウス吸込みR部8よりも下流側に位置するように配置する。これにより、ベルマウス吸込みR部8が小さい場合や流入する気流Bの流速が早い場合においても、符号14に示すような乱れが減衰した後に空気が回転翼5に吸い込まれるため、送風および騒音特性の悪化を低減することが可能となる。
また、モータ15は回転翼5と比較して気流の下流側に配置され、回転翼5は下流側へ向かって後傾している。そのため、モータ15の軸方向(気流の流れ方向)において、回転翼5の下流側の端面よりモータ15の上流側端面を上流側へ位置させることができる。これにより、回転翼5とモータ15とを部分的にオーバーラップさせることができるので、製品高さLを小さくして、軸流送風機を薄型化することができる。
図6は翼を前傾させた回転翼5aを備えた従来の軸流送風機の参考図である。この場合、符号14に示すような乱れが減衰した後に空気が回転翼5aに吸い込まれるようにするには、モータ軸方向の厚さ寸法が増大する。すなわち、回転翼5aの外周側先端部13を、図5に示した場合と同様に、ベルマウス吸込みR部8よりも下流側に位置させると、モータ15やモータ15を保持する脚などの付属品(図示せず)が下流側に移動することになり、製品吐出し側端面11が下流側に移動する。このため、結果として製品高さLの寸法(モータ軸方向の厚さ寸法)が増大し、軸流送風機が厚くなってしまう。
図7は前傾している回転翼5aを最適位置から吸込み側へ移動させて、製品厚さを薄形化した従来の軸流送風機を示す参考図である。回転翼5aの変更無しに製品高さLを低くするには、ベルマウス吸込みR部8‘を小さくするか、又はこの例のようにベルマウスストレート部7’を短くするか、または両者を併用する等の方法が考えられる。しかし、いずれも、回転翼5aの外周側先端部13がベルマウス吸込みR部8‘を通過する乱れ14に一致または近接することになり、送風および騒音特性の悪化は避けられない。
図8は、図5に示した回転翼5の外周部とベルマウス吸込みR部との位置関係を示す拡大図である。
図9は図5および図8に示した状態において、回転翼5の外周側先端部13とベルマウス吸込みR部8との位置関係と騒音との関係を示した図である。図10は図5および図8)に示した状態において、回転翼5の外周側先端部13とベルマウス吸込みR部8との位置関係と風量との関係を示した図である。なお、風量は静圧=0のポイントで測定したものである。
図9、図10での測定データは、直径φ220(mm)、翼外周部の高さ約50(mm)の後傾した回転翼5を用い、ベルマウス吸込みR部8の曲率半径15.5(mm)、ベルマウスストレート部7の長さ56(mm)、ベルマウス吐出しR部の半径15.5(mm)における送風および騒音特性の結果を、Z1=0の位置の特性を基準として算出している。なお、図8における位置Z1=0の位置より上流側が図9、図10におけるZ1の+側、位置Z1=0の位置より下流側が図9、図10におけるZ1の−側に対応している。
図9は、Z1=0の騒音値を基準に取った場合の騒音差を示してある。図より回転翼5が、ベルマウス吸込みR部8より上流側へ行くに従って騒音は大きく悪化する事が分かる。またZ1=−6(mm)付近が最も低騒音となり、それ以上下流側となると騒音は若干悪化するが騒音差はほぼ一定となることが確認できる。
図10は、Z1=0の風量値を基準に取った場合の風量比を示してある。図より回転翼5が、ベルマウス吸込みR部8より上流側へ行くに従って風量は若干ながら減少する事が分かる。また、図9にて示した最も低騒音化となる位置とほぼ同じ位置で、風量は最大値をとることが分かる。ただし、それ以上下流側となると風量は減少する事が確認できる。
図9、図10より、翼外周部がベルマウス吸込みR部8より下流側、かつベルマウスストレート部7に位置する配置が送風・騒音特性的に最適である事が確認された。
また、図15に示すように、製品高さLの更なる薄形化が要求され、製品高さをL‘とする場合においては、ベルマウスストレート部7を短くしたベルマウスストレート部7‘とし、回転翼の外周側後縁部17がベルマウスストレート部7’よりベルマウス吐出しR部9側に突出させる配置とすることで、送風・騒音特性の悪化影響を小さく出来ることが確認できた。
図11は、図2におけるボス部2の翼弦中心点Pb´から翼外周部の翼弦中心点Pt´までの各翼弦中心点Pr´の軌跡、すなわち翼弦中心点Pb´−Pr´−Pt´について、任意の半径Rにおける各翼弦中心点Pr´を、回転軸3とOX軸とを含む垂直平面に半径Rで回転投影した各翼弦中心点Prの軌跡(翼弦中心線)を示す図である。後傾した回転翼5は、該回転翼5の外周部に向かうにつれて全体的に送風流の下流方向に傾斜しているため、翼弦中心線Prも翼外周側ほど流れ方向に傾斜(後傾)することになる。
図11に示すように、回転軸3とOX軸とを含む垂直平面に回転投影された翼弦中心線Pr(各翼弦中心点Prの軌跡)は、ボス部2の翼弦中心点Pbから外周側先端部13の翼弦中心点Ptまで、空気流れの下流側に傾斜する後傾角δz1が回転軸3に直交する平面Scと一定角度を成す線として表すことができる。
次に、本実施の形態の第2実施例を図12に基づいて説明する。図12は図5の状態における回転翼5に代えて、翼外周部が流れ方向上流側に屈曲した回転翼5bを適用したものである。
図13は図12に示す回転翼5bにおける翼弦中心線を示した図である。翼外周部が空気流れ方向上流側に屈曲した回転翼5bにおける翼弦中心線Pr1は、ボス部2の翼弦中心点Pbから翼外周部の翼弦中心点Ptまでの領域で後傾角一定の場合の翼弦中心線Prよりも下流側に位置させる。
なお、図13の中に示されたPbからPtまでの破線が、図11に示す後傾角δz1が一定角度の回転翼5の翼弦中心点Prの軌跡である。
翼弦中心線Prと翼弦中心線Pr1とは、ボス部2の翼弦中心点Pbと翼外周部の翼弦中心点Ptとが同一位置にあり、翼外周部の翼弦中心点PtのOX軸からの距離は、ともにHとなっている。
図14は、図12に示した回転翼5bの翼弦中心点Pr2の軌跡Pr1の定義方法を説明する図である。回転軸3から任意の半径Rでの翼弦中心点をPr2とし、翼弦中心線Pr1上に位置する翼弦中心点Pr2の回転軸3に直交するOX軸からの距離をLsとする。
回転翼5bは、ボス部2(半径Rb)から径方向中間部の屈曲点Pwまでの第1領域は、一定の第1後傾角δzwで下流側に傾斜させ、屈曲点Pwから翼外周部までの第2領域は、前記第1領域よりも上流側に傾斜させている。
翼弦中心線Pr1上の屈曲点Pwの半径をRw、翼外周部における翼弦中心点Ptとボス部2の外周における翼弦中心点Pbとを結ぶ線Prの下流側への傾斜角である第2後傾角をδztとすると、第1後傾角δzwは、次の式で表される。
δzw=tan−1(Ls/(R−Rb))
(Rb<R≦Rw)
屈曲点Pwから翼外周部(半径Rt)までの間の第2領域における任意の半径Rでの翼弦中心点Pr2に対応する傾斜角δzdは、下記に示すように、半径Rのn次関数(1≦n)になるように形成する。
δzd=α(R−Rw)+δzw
α=(δzt−δzw)/(Rt−Rw)
(Rw<R≦Rt)
なお、上記の傾斜角δzdを半径Rのn次関数(1≦n)とせずに、第2領域における翼弦中心線Pr1を、一定の前傾角で直線状に上流側に傾斜させるようにしてもよい。
回転翼5bの外周部がベルマウス6に覆われた状態において、上記のように定義された回転翼5bにて、本実施例での回転翼5bの各パラメータを以下のように決めた回転翼5bにおいては、すなわち、δzt−δzw=+7.5°、Rw=0.7Rt、n=2とした回転翼5bは、一定角度で後傾した回転翼5に比べると、実験的に約−1dBの低騒音化が確認できた。
以上のように、本発明に係る軸流送風機は、換気扇、エアコンの室外機、その他の機器に組み込まれることができ、特に、機器本体のサイズ等に制約がある場合の軸流送風機に適している。
1 回転翼、1´ 回転軸に直交する面に投影した回転翼、1b´ 翼前縁部、1c´ 翼後縁部、1d´ 翼外周部、2 ボス部、3 回転軸、4 回転方向、5,5a,5b 回転翼、6 ベルマウス、A 気流の方向、Pb,Pb´ ボス部の翼弦中心点、Pt,Pt´ 翼外周部の翼弦中心点、Pr,Pr´ 翼弦中心点の軌跡(翼弦中心線)、Pr1 翼弦中心点の軌跡(翼弦中心線)、Pr2 翼弦中心点、Pw 一定の前傾角を変化させる起点となる屈曲点、Sc ボス部の翼弦中心点を通り回転軸に直交する平面、H 翼外周部の翼弦中心点PtのOX軸からの距離、δz1 回転翼の後傾角、δz2 回転翼の前傾角、δzw 屈曲点Pwより内側の第1領域の一定の後傾角(第1後傾角)、δzt ボス部の翼弦中心点Pbと翼外周部の翼弦中心点Ptとを結ぶ線の傾斜角(第2後傾角)、δzd 屈曲点Pwより外側の第2領域における任意の半径Rでの翼弦中心点Pr2とボス部の翼弦中心点Pbとを結ぶ線の上流側への傾斜角、6 ベルマウス、7 ベルマウスストレート部、7’ 短縮化したベルマウスストレート部、8 ベルマウス吸込みR部、9 ベルマウス吐出しR部、10 製品吸込み側端面、11 製品吐出し側端面、12 製品外郭部、13 回転翼の外周側先端部、B ベルマウスに沿って流入する空気流れ、14 気流Bの乱れ、15 モータ、Z1 回転翼先端部とベルマウス吸込みR部との距離、H 回転翼外周部の高さ、L 製品高さ、17 回転翼の外周側後縁部、L’短縮化した製品高さ。

Claims (7)

  1. モータにより回転駆動されるボス部と、前記ボス部の周囲から放射状に延び回転軸方向に送風する複数の回転翼と、前記回転翼が収められたベルマウスとを備える軸流送風機において、
    前記ベルマウスは、吸込み側に該ベルマウスの径方向に拡張する曲面を持つ吸込みR部が形成され、吐出し側に該ベルマウスの径方向に拡張する曲面を持つ吐出しR部が形成され、前記吸込みR部と前記吐出しR部とは略同一の半径を有するものであり、
    前記回転翼は該回転翼の外周部に向かうにつれて全体的に送風流の下流方向に傾斜し、かつ前記外周部の全体が前記吸込みR部より前記送風流の下流側に位置しており、前記回転翼の外周側後縁部が前記吐出しR部に突出している、ことを特徴とする軸流送風機。
  2. 前記ベルマウスの前記吸込みR部と前記吐出しR部との間は、平坦形状のストレート部でつながっており、前記ストレート部はモータ回転軸と平行であることを特徴とする請求項1に記載の軸流送風機。
  3. 前記回転翼の前記外周部の全体が前記吐出し部R部より前記送風流の上流側に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の軸流送風機。
  4. 前記モータは前記回転翼と比較して前記送風流の下流側に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の軸流送風機。
  5. 前記モータの回転軸方向において、前記回転翼と前記モータとを部分的にオーバーラップさせていることを特徴とする請求項4に記載の軸流送風機。
  6. 前記回転翼の前記外周部が前記吸込み側に屈曲していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の軸流送風機。
  7. 前記回転翼の全体および前記モータが前記ベルマウスの中に収納されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の軸流送風機。
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